重たい掲示板

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一柳 洋 投稿日:2019/07/24 16:44

【2047】[2427]連携相手はれいわ新撰組でしょう

 今回の参院選について、重たい掲示板の田中進次郎氏と副島さんの投稿を興味深く読ませて貰いました。
『アメリカべったりで、アメリカに屈従して、属国奴隷(ぞっこくどれい)をやらされ続けて、すっかり、その習性が身について、アメリカの言いなりになって、アメリカに資金を奪い取られて、貢がされている。それで、国民がこんなに貧乏になってしまった。世界(外国)から、見たら、日本の、この惨(みじ)めな、惨状は、丸見えだ。
 政権に、見苦しく、しがみつく、自民党のゴロツキ政治家たちが、悪いのだ。
 棄てられた、日本人の一番、下のド貧乏人層の、怒り、怨嗟、憎しみが、これからの日本国を動かす。ここには、まともな就職も出来ない若者たちが、含まれる。この最下層の日本人、一千万人が、これから、暴れ出す。彼らには、何も、持っているものがない。棄てるものがない。
 この受け皿となる、まったく新しい、政治家たちが、出てきたのだ。まだまだ、これから出てくる。私は、彼らの動きを、日本国民のために、凝視して、鋭く、警告を発する。私の眼力から、逃れられると思わない方がいい。
 私、副島隆彦こそは、いざとなったら、NHKの前どころか、自民党本部や、財務省や国税庁、の金融庁 のまん前で、「日本のゴロツキ政治体制 を、ぶっ壊す!」をやれる、これまでの、人生でやって来た、その実績のある、先駆者なのだ。ということを、みんな、忘れないで欲しい。 
 私だって、いざという時は、動くさ。学問道場の 弟子たちを、引き連れて、やりますから、その時は、会員たちも、集まって下さい』。7/22副島さんの投稿より。

 引用した最期のところの呼びかけがあれば、喜んで私も参加します。
 もちろん抗議行動も良いですが、今回、報道管制をはね返して4、5%の得票と2議席を獲得した「れいわ新撰組」を伸ばすための、草の根民衆勢力の結集をはかることにしたらどうでしょう。
 N国はその体質、こぼれ出る思想から、副島さんの懸念が十分あるので、連携相手は、国民の為に政権を狙うと、目標を高く掲げる「れいわ新撰組」しかないと思います。

 そして 副島さんが指摘続ける『属国奴隷をやらされ続けて、アメリカに資金を奪い取られて、貢がされている。それで、国民がこんなに貧乏になってしまった。』をより多くの国民に知らせて、覚醒させ、独立の回復と新自由主義からの解放をはかる。
 
 山本太郎が7月20日新宿で「小泉・竹中トンデモナイ」のコールに万の聴衆が呼応した。東京選挙区でのれいわ候補、野原善正が、公明党を下野させる事が安倍政権を終わらせる。今の原田体制は創価学会のハイジャック。権力にすり寄るようになったら公明党を壊せと言ったのは池田会長。その教えに従った行動だと獅子吼した。
 何という見事さ。よくぞ言ったです。
 メディアはこの真実の叫びを選挙後でも報じる事は出来ません。
 メデイアにコントロールされない真の主権者を一人でも多くして、この国を乗っ取るアメリカと外資の手先、ゴロツキ共に草の根市民が結集して対抗する。  
 そのためには日本の支配層がメディアから排除して国民の耳目に触れさせないようにした学者、評論家、文化人らも糾合してれいわ新撰組の支援組織を作る。
 今の政治状況をかえるために、れいわを中心とした草の根民衆の結集をはかるべく、具体論を、どうか検討して下さい。
 試みに秋の学問道場の会に山本太郎さんを呼ぶ。というのはどうでしょうか? 

いち会員 投稿日:2019/07/23 14:41

【2046】[2426]選挙結果を改竄する人々

私はこの国では、かつての民主党党首選挙で、小沢一郎が党首にならぬよう、
当時の民主党員の投票ハガキを改竄した時から、公然と不正選挙が行われる
ようになったと思っている。

あの時は、
「アメリカも、国政選挙ではなく、いち政党の党首選挙にまで手をつっこんで
来るなんて、相当焦ってるんだな。日本国民の民衆の力が自民党政権を
ぶっ飛ばし、(当時の健全な)民主党を選んで、いよいよ本当に国民のことを
考える愛国者・小沢一郎が党首になり、首相になってしまったら、
アメリカの世界一忠実な家来で、
底なしの打ち出の小槌(おどせばいくらでも金を脅し取れる)である日本が、
真の独立を果たして離れてしまうではないか!と危惧してるんだ。」
と思った。
こんなところにまで国内の子飼いの家来を使って、かき回してきて、
嫌だな、と心底思ったものだ。

以後(菅直人が首相になって以降)、まかりまちがっても小沢一郎やその他の
真の愛国者が政権につかぬよう、日本国の大きな選挙には、必ず
票数改竄マシーン「ムサシ」を使って、
アメリカ(またはそれと繋がった日本の腹黒い奴ら)が、選挙結果を
操作・改竄していると思っている。

「大きな選挙」と書いたのは、たまに悪魔に魂を売った悪い奴らが、
さほど影響がないだろうと軽んじた地方の小さな選挙では、
正しく開票がされて、正しい民意が反映されることがあるからだ。
(それは国政選挙の結果と驚くほど違う。)

ムサシのことが巷でもさかんに言われるようになった頃、
民間の頭のいい人達が、誰かの命令で選挙結果を改竄させられている奴らの
低い思考回路とずさんな作業を見破って、全国一律でいろいろな数値が、
不思議に並んでいる法則に気づいた。

「バカヤロー!これじゃ、結果をいじったとバレちまうじゃないか!」
と改竄されられている奴隷たちは、雇い主に叱られたのだろう。
以後は、全国一律で同じようにいじることをやめ、
「投票率自体が低い」と偽るようになった。
つまり、投票に行った何百万、もしかしたら何千万人分の、
権力者にとって都合の悪い候補者に入れた私たちの票が、
なかったことにされている。

東日本大震災と原発事故があったあとは、全国の各投票所に行列ができる程、
人々は投票に行った。でも「投票率は、過去何番か目に低い」と報道された。
そんな筈ないじゃん!
普通、投票するために並んだり、待ったりすることはない。なのに、あの時
だけは大行列だった。それを「低投票率」でごまかした。
そのこと自体、いかにも「不正選挙だよ。改竄されてるよ。」と証明している
ようなものなのだが・・・。

今回も、大変おもしろい台風の目が生まれ、多くの人々は選挙に行った。
「消費税が止められないなら、せめてNHKの受信料だけでも払いたくない!」
と決意した庶民は、すごく多い筈だ。最終的に私もその一人になった。

実のところ、私の周囲で選挙後に「どこに投票した?」という話をした人達
からは、今のところ「れいわ」か「N国党」しか聞いていない。
全然「諸派」じゃないのである。

私も立花党首の演説をユーチューブで見て、爆笑した。横で見ていた子供も
大笑いしていた。
息子の中学では、多くの子供達が「NHKをぶっ壊す!」と教室でやって
いるそうだ。そして子供達の親は、「N国党に入れた」と話している。

だから私は、今回の選挙でも、本当は「れいわ」と「N国党」に入れた人は
発表された数字より、もっとずっと多かった筈だと確信している。
投票率はわざと10%以上低くされたのではないか?
そして消された10%ぐらいは、「れいわ」と「N国党」への票だったのでは
ないか・・・?といぶかしがっている。

どこかの芸人みたいに、
そのうち、選挙結果を改竄させられた人達の中から、
良心の呵責に耐えられくなったり、
あるいは少ない報酬に嫌気がさして、でもいいから、
「実は、私が皆さんの投票の結果を、機械を使って改竄していました」
と正直に名乗り出てくればいいのに、とずっと願っている。
あのへんちくりんな民主党党首選挙以降、ずっと、ずっと祈り続けている。

副島隆彦 投稿日:2019/07/22 03:46

【2045】[2425]参議院選挙の 結果を知って、書きます。

副島隆彦です。今日は、2019年7月22日です。

2つ下 ↓ の私の文、 「✕ リポート ではない。レポートと書きなさい」論 を 、私は、一所(いっしょ)懸命に、5時間もかけて書いていたら、いつの間にか、日を越えて、もう22日(月)になっていた。

気づいたら、田中進二郎くんが、参議院選挙のことで、昨日の投票日に、ここに書いている。 私は、大方(おおかた)彼と、考えが同じだ。その上で、私の考えをこれから書く。

私は、もの書き、言論人だから、やはり字(その集合体である文)を書いているのが、一番、自分に向いている。私は、これまでの30年に、いくつも、裏切られた、あるいは、敗北した、選挙運動に 加わった。そのあとの幻滅が大きいから、私は、60歳を越したら、国民政治である、国会議員選挙に関わらないようになった。

私は、今回の 参議院選挙に 初めは全く、関心を持たなかった。
ところが、後半になって、山本太郎が、 とんでもない戦略を組んで、安倍晋三たち、愚劣な権力しがみつき人間たち体制派に 奇策で挑んだことを、知った。

それで、政党「れいわ新撰組」から、 船後(ふなご)靖彦と、木村英子の2人の 重度身体障害者の 2人ともが、当選したらしい。らしいとしか、書けない。 テレビは、比例区 の結果を、今の午前2時でも、まだまったく報道しない。だから私には、正確な結果が、分からない。
それでも、山本太郎が、狙ったとおりの奇策の、戦術が勝利した。

山本太郎の党 は、比例区(全国区)の、得票数で、300万票に届かなかったから、彼は落選したようだ。 それでも、「2%の得票数」の力で、政党要件(せいとうようけん)を満たしたので、前述した、重度障害者の2人が当選した。これで、山本太郎は、これからも、この党の党首として、堂々と、国会の中で、ガンガン、発言するだろう。 彼は、もう、参議院と言う枠組みが飽(あ)きたのだ。

安倍首相と、国会で、ガチンコの 男の対面を張った、質問・答弁の勝負をして、どれぐらい、、山本太郎が、安倍晋三を やり込めて、何回、圧勝したことか。 安部は、怒り狂いながらも、「この男には、自分は、(一対一の男の勝負では)勝てない」と、自分の能力の無さを、重々、知ったはずだ。

山本太郎は、次の衆議院選挙を、狙っている。そこで東京のどこかからか、小選挙区で出て、当選する気だ。どうせ、安倍晋三は、今年の暮れには、総選挙をしなければ済まない。

その時、山本太郎は、また、「れいわ新選組」の名で、「れいわ」を、見事に、今回、安倍晋三と菅義偉(すがよしひで)から奪い取った、さらに、その上に、全国区(比例区)でも、たくさん立候補者を立てて、暴れる気だ。この、奇策きわなりない、作戦、戦法の見事さに、一週間前まで、私も気づかなかった。

山本太郎の、このやり方を、一番、嫌ったのは、まさしく安倍晋三、本人だろう。ここまで、安倍晋三のイヤなことを、平気で、ガッツン、ガッツンやられたら、あんぐりするしかない。公職選挙法の微罪の違反で、落選した山本太郎を、捕まえて、痛めつけてやろうとしている 安倍の子分の警察官僚たち(服部半蔵だ) や、山本太郎の、女性スキャンダルとかで、追い詰めようと画策する 週刊誌や、テレビ局 も、ここまで、山本に、先回りされると、もう、簡単には追いつかない。手が出ない。

もう、人格破壊(キャラクター・アサシネイション)の、スキャンダル攻撃など、通用する時代ではなくなった。このことが、私は、もの凄く嬉(うれ)しい。

田中進二郎くんが、書いたとおり、これまでとは違う、まったく新しい日本国民が、大きな、政治関心の層として、出現している。 新しい国民たちは、もう、既成政党の、野党の連中の、言うことなども、相手にしない。彼らの野党党首の演説なんか、まったく、面白くない。 聴き厭(あ)きたを、通り越して、あくびが出そうだ。「 野党も、体制の補完物(ほかんぶつ)だ」と、国民が、見破ってしまった。

ネット(ウエブ SNS )を見ていたら、立花孝志(たちばなたかし)氏 が、当選したらしい、と知った。 彼は、選挙戦の 最後の数日、体を壊して、寝ていたようだ。あんなきつい人生、生活をずっとやっていたら、本当に疲れるだろうと、同情する。

私は、立花孝志の ユーチューブから、ものすごくたくさんの 政治知識 や、見識、法律の実際に役に立つ知識を学んだ。この人は、本当に頭のいい人だ。 「100万票で、議員が、一人、受かるんです。200万票で、2人です」
「200万票、全得票数の 2% を集めて、1人、国会議員が、いれば、それで、政党要件を 満たす。それで、年間に、6億円の、政党助成金が、入るんです」 と。すばらしい。

それから、立花孝志は、終盤戦の投票日の4日前、7月16日ごろ、渋谷の NHKの 放送センターの前に行って、宣伝カーの上から、「 この本部ビルでない、こっち側の、たくさんあるオフィス・ビルの 方で、NHKの職員は、セックスをしているんです。本当に、NHKの職員は、(女性の職員も)セックスが大好きなんです。(私は、昔、ここで、働いていたから、よく、知っているんです) 」と、 やっていた。すごいなあ、と私は、感動した。

NHKの、実際にここで働いていて、あるいは、出入りしいる 特権階級の メディア人間たちは、
「本当だ。立花の言うとおりだ、私たちは、こういうことを、本当にしているよ」と、現場は、妙に感動しているのではないか。女性のNHKの、”良家の子女” の正規入社の職員たちでも、である。

NHKは、上品な、お金持ち階級の 子供たちしか、正社員(正規の職員)に採用しない。本当だ。就職試験でも、公然と差別がある。公然と、こういうことをやっているのは、外務省と、ここぐらいだ。

なぜ、お金持ちの家の、大学卒業予定者しか、採用しないか、というと、それは、「NHKは、給料が安いんですよ。公務員と、まったく同じなんです」(立花の告発に拠れば、ウソだ)。

私、副島隆彦は、昔、NHKのプロデユーサーを名乗る男と、すこしだけ付き合ったことがある。高級外車を乗り回していて、私も乗せてもらった。彼が、こういうことを、全部、話してくれた。 彼は、平日も、ぶらぶらして、NHKに出勤しなくていい。
年に、1,2本、作品を作れば、あとは、自由にやっていればいいんだ。 ヒマラヤの山とか、アンデスの山とか、撮影に行けば、それでいいんだよ。

「給料が安いからねー」と、この、大虚業の経営者一族を、父に持つ、金持ちボンボン息子は、嘯(うそぶい)いていた。 NHKとは、そういう、会社なのだ。
高卒で、ノンキャリの、立花孝志でも、45歳ぐらいで、辞めるときに(週刊誌に、内部告発したことが、バレて、クビ)、年収の給与で、1100万円あったと、確か、ユーチューブで話していた.彼は、ウソをつかない。

これが、国営放送局( ”公共放送”、だと)の、特殊法人(とくしゅほうじん)であることを、当然のこととしている、 特権階級の 集団である、NHK の、実態だ。 それが、スマホの ワンセグ とか、持っているだけで、一台ずつ、受信料を取ります、と言い出している。 それに対して、貧困層の日本国民が、本気で怒りだしている。 NHKの集金人も、そういう貧困層を、狙い撃ちにして、文句を言わない、人たちに、襲いかかっている。

野党が、だらしないから、「消費税、絶対反対」を選挙の大目標に掲げて、戦線統一して、党を合体させてでも、本気で、自民党と闘わないから、いけないのだ。消費税値上げ反対で、野党が、団結できないのなら、その次は、 「NHKの受信料なんか、払わない」の、国民運動で、結集するしかない。だから、
立花孝志の、「NHKから国民を守る党」の立花孝志の 闘いが、際(きわ)だって、すばらしいのだ。

私が、政治活動家をやっていた、昔は、心底、疲れた。議員(政治家)、すなわち、みんなの代表、になろうという人間は、普通の体力や、普通の神経をしている人では無理だ。異常なまでに強い体力と、精神力と、目立ちたがり(アウトスタンディング)屋の 異常な欲求、のある人でないと続かない。このことは、自民党でもそうだ。政治家(議員)は、皆、生来の政治活動家である。

立花孝志は、田中進二郎くんが、書いているとおり、これまでとは違う、全く新しい人間だ。かつ、自分で言うとおり、きわめて「能力の高い人間」だ。これからの日本にとって、大事な政治家だ。彼の、脳の作りと、行動の仕方は、他の人間たちとは、全くちがう。

私は、昨日、立花氏の、ユーチューブを、いくつか、見たら、あの 驚くべき行動力で、「NHKをぶっ壊す」を、その後も、ずっとやっていたのだ。この1年間の 彼の行動を 自撮(じど)りで、撮して(ストリーミング配信 と言うのか) 、自分でユーチューブへのアップロードも、操作して、自分で何でもやって。さらには、スマホの動画の、SNSへの 配信や受け答えも実に念入りな、活動のことを、私は、知らなかった。

一昨日、7月20日の、選挙の最終日の 彼のユーチューブを見たら、なんと 250万回のビューアーと出ていた。凄いものだ。 250万人の日本人が、彼の政見放送を見たのだ。 田中進二郎の、書き方では、400万人だ。山本太郎の 「れいわ新撰組」の、全国の主要都市での街頭演説でも、200万人ぐらいのネット視聴者がいるようだ。

私が、分かったことは、ネット(ウエブサイト、SNS )の力が、ここまで、日本でも、大きな力を持つようになった、ということだ。 これでは、従来の、自民党と、電通(でんつう)と、既成のテレビ局、新聞が、管理する選挙報道では、もう、管理、統制(とうせい)しきれないほどの、多くの 日本国民が、ネット(ウエブサイト、SNS、スマホ )で、新しい政治家、自分たちの代表 の台頭を 支えていることが分かった。

私が、一番、気に入ったのは、山本太郎たちが、「電通 ムサシの 真ん前の 新橋で、街頭演説をやる」ということを言い出したことだ。期日前(きじつまえ)投票が、1700万人いた。それを合わせて、5000万票のはずだ。

ムサシ という インチキ選挙、謀略、得票数を、コンピュータの違法操作をして、得票数を改竄(かいざん)する マシーンが、使われる危険が、本当に有る。 いざとなったら、自民党と官僚の 一番、悪質な連中は、自分たちこそは、本物の暴力団、組織犯罪者である本性(ほんしょう)を露(あら)わにして、この違法選挙、得票操作マシーンを、使って、選挙の結果を弄(いじ)くる。

私は、そのことを一番、心配している。あいつらは、やると決めたら、やる。そして、ムサシを動かしている富士ソフト株式会社、のマシーンは、本当に動いている。そこへ、山本太郎たちは押し掛けようとした。

ところが、新橋の SL広場は、わざとらしい、商店街の 盆踊り大会の会場に、計画的に、占拠されて、選挙演説が出来ないように、させられていた。自民党の右派と 電通ムサシの、犯罪者集団を、日本国民は、叩き潰さなければいけない。

それから、沖縄の 創価学会の幹部の、野原ヨシマサ氏 を、れいわ党は、東京区(定員6人)の中に立てて、徹底的に、公明党=創価学会に、揺さぶりをかけた。この野原氏の 演説は、公明党全体を、震え上がらせただろう。おそらく、創価学会の中の、インテリ層の、相当の人々が、魂(たましい)を揺さぶられただろう。

「 池田(大作)先生の、平和(憲法を守れ)と 福祉 の 思想を、乗っ取り、奪い取ったのが、今の、創価学会の会長の原田(はらだ)体制の執行部だ。そして、山口那津男 公明党代表たちだ 」 と、 野原ヨシマサは、ネット(ウエブ)上で流された、立ち会い演説で、じっくりと、重低音の迫力で、絶叫していた。長い人生の年輪を感じさせる、いい演説だ。それと、創価学会の婦人部の女性の絶叫が、すばらしかった。「牧口常三郎( 初代会長、創設者)は、戦争に反対し続けて、絶対に、神札(かみふだ)を受け取らなかったよ。そして、捕まって、獄死したんだ」 と。 これには、本当に、創価学会と、公明党は、全体が、深刻な、反省に陥ったはずだ。

何があっても、政権与党(よとう)にいて、土建屋(国土交通省)の利権と、各省の 各種の福祉予算にしがみついて、その分配(分け前)を、おこぼれを貰い、自民党の、経営者たちと分け合うのだ。それが、自分たちの、本当の日々の活動の根本だ、という、この、深く染みついた、自分たちの、情けない、真実の傷口に、野原演説から、塩を塗り込まれる思いだろう。

創価学会と公明党は、これぐらいのちょっとの内部叛乱ごときでは、動揺しない、と、いくら自分たちで、強がっても、徐々に、この、すでに上がった火の手の、影響は出てくる。「そうだ、自分たちが、崇拝する池田先生の教え、にこそ、戻ろう」という、声が湧き起こる。創価学会の中に、深く潜り込んで、安倍晋三と堅く、繋がっている、特殊な狂った宗教の連中が、この事態に、一番、顔をゆがめているだろう。

私は、テレビのお笑い芸人たちのことは、よく知らない。が、宮迫博之と、ロンブーの田村亮が、吉本興業の制止と、脅しを振り切って、記者会見をした(7月20日)。これで、吉本興業の、柔構造(じゅうこうぞう)の、裏側は、組織暴力団そのもので、電通や、自民党と深く関係して、テレビ局も汚れていて、それが、日本の芸能界を支配している。

お笑い芸能界の、この 暗い、危険な側面を、涙ながらに、宮迫と田村が、表に出した。ところが、その間(あいだ)に入って、両者の仲裁をしているように見せかけている、松本人志の顔が、だんだん、どんどん、暴力団の素顔そのもの、になってきた。この男が、実は、吉本興業を動かしていたのだ、と、いうことまで、バレてしまった。 この 彼らの、裏の真の顔の、表面への露出は、ビートたけしの 今の、素顔が、本物の暴力団の顔、そのものであることと、同じだ。

宮迫と 田村は、それらの、恐ろしい裏側の世界に、勘づいた。それで、自分を守るために、そこから、必死で逃げた。自分が生き延びることが、何よりも大事だ。どうせ、手打ちの、和解の、というヤラセ劇を、このあと、テレビ局そのものを使って、するのだろう。だが、顔を、引き攣(つ)らせてながら、自分たちも、同じ穴の狢(むじな)である、各局の、バラエティ番組の、司会者や、コメンテイター たちも上擦(うわず)った感じで、真実を、かき混ぜて、おちゃらかしにする。

自分たちが、これ以上、国民電波洗脳のための業界の、裏側の、本当の、魔の手の、どす黒い、策略に嵌(は)められないように、決意して、自らを白日の下に晒(さら)して、吉本興業の悪魔性を、暴き立てた。

この他に、ジャニー喜多川の死で、彼の 犯罪性の 少年愛と 強いホモ、オカマの習性(上品に言えば、LGBT、エル・ジー・ビー・ティ)で、多くの少年たちを威嚇して、奴隷にして働かせてきたことが、本当に持つ マッ暗の、暗い面の、恐怖のアイドル少年たちへの支配も、崩れつつある。

それから、京アニ(京阿尼、京都アニメーション)への放火攻撃の、34人ものアニメーターの焼死(18日)も、田中進二郎が書くとおり、選挙の終盤戦で、起きた、異常な事件だ。 恐ろしい宗教の力が、この国を、どんどん、蝕(むしば)みつつある。私たちは、身構えなければいけない。諸外国の方から、京アニ放火への、警告の信号が、来ている。デクエアル国連事務総長までが、追悼の声明を出していた。

私が、当選した、立花孝志氏に、一点、どうしても、言いたいのは、「どうか、右傾化、しないでください。テレビなどに出て、どんどん、その生来の右翼体質が、どんどん、表面に出て、それで、橋下徹( まさしく、アベマ abema テレビだ。ここも、その正体は、統一教会 Moonie だ )の 維新の党 の、ような、どす黒い、裏のある政党と、どんどん、話が合うようになって、あそこに、引き込まれて、立花氏の、その、生来の右翼体質が、どんどん、表明化することがないように、注意して下さい」と、私、副島隆彦からお願いする。

本当に、日本の民衆のために、国民のために、闘う政治家であって欲しい。
日本の 最下層の、今や、一千万人いる、年収2百万円 の、 最下層(一番下の下流=かりゅう=)の国民が、出現している。 この 一千万人の日本人の 希望を、すくい上げるために、山本太郎と、 立花孝志 が、出現したのだ。

今から50年前に、それまで、日本共産党が持っていた、日本の最下層の、一番の貧乏な層の国民を、公明党が出てきて、奪い取った。このことも十分に深く仕組まれていた。

日本共産党は、もう、その、 共産党の、名前を変えて、棄てて、「日本民衆党」か「日本人民党」に看板を変えるべきだ。 ロシア革命(レーニン、とスターリン)と、中国革命(毛沢東)が、やってしまった、血塗られた、赤旗の、共産主義革命の、悪の部分を、今こそ、表に出して、公然と払拭するべきだ。

よくて、あの ロシア革命、と 中国革命は、「平等社会を作ろうとした、人類の大実験だった」。この大実験をやってみたが、大失敗した、のだ、とはっきりと自覚すべきだ。 それで、どれぐらいの ロシア人、中国人、それから、東欧や、その他の民族、国家にまで、被害が及んだか。多くの理想主義の、まじめな人間が、大量死させられたことか。

このことを、そろそろ、日本共産党は、自分たちも、実は、ヒドい目に遭ったのだ、と、正直に告白するべきだ。日本人の共産党員は、ロシアや中国からの命令を受けて、「武装蜂起せよ、暴動を起こせ」と言われて、それで、大間違いを犯した。

ソビエト・ロシア(コミンテル)の為に、どれだけの日本人共産主義者が、その後、犯罪者扱いされて、悲惨な人生になったか。ほとんどの日本の左翼は、「戦争反対、天皇制反対」を言ってビラを撒いた程度だ。それで、政治警察(特高、内務省刑保局)に捕まって、簡単に転向しない者たちは、拷問にあって、戦前、殺された者が、作家の小林多喜二(こばやしたきじ)を筆頭にして、数百人いた。

それが、日本共産党の歴史だ。1955年から (6全協、第6回全国協議会)からは、暴力路線を全て棄てて、貧しい層の日本国民を味方に取り込むことに専念している。

だから、今の日本共産党は、何も悪いことはしていないのだから、自分たちの過去を正直に語って、日本の 民衆、大衆と、大きく和解して、労働者階級(レイヴァラー・クラス)を率いる政党になるべきだ。あるいは、他の野党の、大同団結で、大きな政党になるべきだ。いつまでも意地なんか張っていてはいけない。そうしないと、安倍晋三たちの、「燃えるような反共(はんきょう)の精神で、実際に、いつも、信念が燃え上がっている」 反共だけ、 を根本教理とする、奇っ怪な集団が、布教して、経営者や資産家たちを、折伏(しゃくぶく)し続けてる、本当は、空無であるのだが、この悪魔集団に、勝てない。

この50年間で、共産党に替わって、上手に、公明党が、日本の最下層の 選挙の票(支持)を握ってきた。ところが、どうも、創価学会、公明党の信者、支持層の生活水準が、この20年間の、政府与党(自民党べったり)振り で、たっぷり貰(もら)える、土建屋利権と、福祉利権 (公明党の市会議員と、市役所の中の学会職員たちの、ネットワークが機能して、福祉住宅や福祉施設に全員を入れる、とかも、そうだ ) の分配が効いて、生活水準が、かなり上に上がってしまった、ようだ。

そうしたら、さらに、その下に、一千万人の、新しい、真の貧困層が、日本に出現した。これは、この20年間の、金融、経済の大不況のために、起きたことだ。

これは、日本の政治の失敗が、もたらしたものだ。アメリカべったり、で、アメリカに屈従して、属国奴隷(ぞっこくどれい)をやらされ続けて、すっかり、その習性が身について、アメリカの言いなりになって、どれだけでも、アメリカに資金を奪い取られて、貢がされている。それで、国民がこんなに貧乏になってしまった。 世界(外国)から、見たら、日本の、この惨(みじ)めな、惨状は、丸見えだ。

政権に、見苦しく、しがみつく、自民党のゴロツキ政治家たちが、悪いのだ。
 私たちの日本国は、本当に、暴力団と、気色の悪い、凶悪な政治宗教団体によって、支配されている国だ。

棄てられた、日本人の一番、下のド貧乏人層の、怒り、怨嗟、憎しみが、これからの日本国を動かす。ここには、まともな就職も出来ない若者たちが、含まれる。この最下層の日本人、一千万人が、これから、暴れ出す。彼らには、何も、持っているものがない。棄てるものがない。

この受け皿となる、まったく新しい、政治家たちが、出てきたのだ。まだまだ、これから出てくる。私は、彼らの動きを、日本国民のために、凝視して、鋭く、警告を発する。私の眼力から、逃れられると思わない方がいい。

私、副島隆彦こそは、いざとなったら、NHKの本部の前どころか、自民党本部や、財務省や国税庁、金融庁 のまん前で、「日本のゴロツキ政治体制 を、ぶっ壊す!」をやれる、これまでの、人生で実際にやって来た、その実績のある、先駆者なのだ。ということを、みんな、忘れないで欲しい。 私だって、いざという時は、動くさ。学問道場の 弟子たちを、引き連れて、やりますから、その時は、会員たちも、集まって下さい。

副島隆彦 記

副島隆彦 投稿日:2019/07/22 01:48

【2044】[2424]report の カタカナ表記は、✕ リポート ではない。レポートが、正しい。

副島隆彦です。 今日は、2019年7月22日(月)です。

昨日の参議院選挙の投票の結果のついての、私の考えは、このあと、書きます。その前に、私は、自分が、拘(こだわ)っている、以下の 問題を 書いて載せます。

Report という 英語の単語がある。
このreport の 日本語のカタカナ 表記は、✕「 リポート 」でありません! そうではなくて、「レポート」が正しい。こういう、どうしようもない、 つまらないことに思われることを、私は、これから、詳しく書きます。

どうしてこういうことになったのか。その謎解きをする。report のカタカナ表記は、
 レポート でいい。 「リ」ポートは、間違いだ。だから、日本国民は、以後、
✕ リポートと 書くことを、止(や)めなさい。 「レ」ポート でいいです。
なぜ、こういうことになったのか、その謎解きをする。

私は、この20年、ずっと、このことが、気になっていいた。どうして、こういう、どうしよーもない事を、私が、今の、この参議院選挙が終わって、今夜、ずっと開票放送がある時に、書くのか。 私、副島隆彦 だけに、とって、こういうことは、真剣な、悩みとして、いつも有る。

直接のきっかけは、ここの重たい掲示板に、下 ↓ の方に載った文で、田中進二郎くん が、 「突撃リポートする」と書いた。それを私が、彼が、「表題(見出し)を変えて下さい」と 追加で書いたので、 その際に、「突撃レポート」に、私が、書き変えた。 私にとっては、この、「 リポートとレポートの違い」は、切実だ。

この問題を、これから徹底的に書く。

私、副島隆彦は、細心の注意も払って、こういう 言語(げんご。word の 全体集合のこと。日本語、のように、ひとつの 国民の 言語のこと。 ランゲッジ、language ) の研究も、ずっとしてきた人間だ。 神経質に、コトバ の ひとつひとつの使い方を、英語 English との関係で、注意深く考えてきた。だから、私は、コトバ の 問題の 専門家でもある。

NHK が、「 それでは、この問題について、現場から、リポート します 」 と ニューズ番組の中で、使い始めたのは、20年ぐらい前だろう。 その前は、正しく、〇 レポートと 言っていた。

それを、何の、決定で、NHKの 現場で、上の方からの指図(さしず)も、有ったのだろう。なぜ、 間違いの、 ✕ リポート にしたのか? その謎に迫る。
 
 こらー! 今、 気になったから、ついでに、今、言う。 news は、日本語カタカナ表記では、 ニューズ と濁るんだ。それを、どうして、もう 80年間ぐらい (戦前から)、news を、 ✕ ニュース と、日本国民全員で、話し、書き続けるのか。

news は、 n – e – w – s は、 uncountable noun アンカウンタブル・ナウン 「不可算名詞(ふかさんめいし)」であるのに、複数形(プルーラル plural )の 表記にして、- s を付けた。 その 読み方は、〇 「 ニューズ」だ。スに濁点の「点々」だ。英語辞書にも、そのように、きちんと、注意書き付きで、書いている。

✕ ニュース の表記 は、間違いだから、日本国民全員で、やめなさい。「 そんなの、無理だよ、いまさら、どうにもならないよ」 ということはない。 変えられる。私たちは、合理性であるべきだからだ。この問題は、これ以上書かない。

✕ リポート になぜなったのか。 
リポートは、間違い で、 〇 レポートと書かなければいけない。正しい、「レ」ポートで、良かったのに、それを20年ぐらい前に、NHK が、誰の指矩(さしがね)か知らないが、意識的に、リポートと書き、かつ、アナウンサーどもが、言うようになった。

NHK が率先してこれをやった。何でこんなことをしたのか――その原因まで含めて、私が、今から、説明します。

日本の学習用の、中学・高校で使う、英和(えいわ)辞典がある。そこに5万語ぐらい単語(ワード、word 言語学では、「語、ご」 という) が載っている。 搭載語(とうさいご)と言い、一つずつの単語を、 headings ヘッデイング という。

report の発声記号 を、 日本の 英和(えいわ)辞書では、 /rɪpɔːt/ と書いてある。これが問題なのだ。 ここから、大間違いが始まったのだ。
 /rɪpɔːt/ と 書いているものだから、 「私は、ちょっとインテリなのよ。高学歴なのよ」と、気取ったバカが、群れをなして、それで、✕「リポート」に、変更、改悪、してしまった。 元の、 〇 「レポート」でいいのに。

英米人(英語国民)は、「レポート」と 発声している。 自分が、知っている英米人(おカナダ人、オーストラリア人も含む )が、どう発声するか、自分で、聴いて、確かめてご覧なさい。 レポートと 発声している、と 分かるから。

だから、いくら、NHK 始め、バカ・メディア 6大テレビ放送局(ネットワーク)が、✕リポート と アナウンサーどもに、言わせても。それでも、〇「レ」ポート派 が、消えないのだ。 だって、どうしても、レポートと、英米人が、話しているのだから。

今の日本でも、「レポート用紙」と使う、日本人の方が、多数派だ。多数派の国民は、「レポート用紙」、「レポートを提出します」 と、使っている。

「リポート用紙」「リポートを提出します」と、 使う、馬鹿の、いいかっこしい、は、少数派だ。

一体、何が起きているのか、だ。どうして、こういう極めて単純な、カタカナ語のコトバの使い方での混乱を、引き起こしたのか。 こんな、馬鹿みたいな、ほんの僅(わず)かの、些細(ささい)な、細かい こと、に、どうして、副島隆彦は、こんなにシツコク、執拗(しつよう)に拘(こだわ)るのか。これから、が、謎解きだ。

日本の英語辞書が、report の音声記号を、 / repɔːt / と書けば、それで、済んだことだ。これで、なにも間違いではない。これを、長く引き伸ばして、表記すると、/ re pɔː t / 「 レ・ポー・ト」 と、書いてあれば、こんな、恥っさらしの、 おかしなカタカナ表記問題の、間違いは、起きなかったのだ。 誰が、こんな間違いを犯したのか。

発音(はつおん)記号、正しくは発声(はっせい)記号(フォネティック・サインズ)を扱う学問を、音声学(おんせいがく、phonetics フォネティックス )という。この分野の学者たちが極めて少数だが日本人にもいる。英語だけの音声学者が、東京外語大学とかに、いる。

このようにして、「この語をどのように発声するか」で、フォネティック・サイン( phonetic sign )が付いている。 この音声学 ( おんせいがく、phonetics フォネティクッス )という学問分野を、さらに細かくして、一つ一つの「音(おん)」の、 記号の音標(おんぴょう、音素。 フォウニーム phoneme )というのがあって、その語を、この音素にまで、分解して研究する、小さな学問を、音素学( phonemics 、フォーニミックス)という。これ以上、細かい話は、皆が、こんがらがるのでしない。やめる。

英語の音声学で使う、発声記号の 方式、体系 には、大きく、2種類が ある。インターナショナル・フォネティック・アルファベット( International Phonetic Alphabet, IPA )である、「国際音声アルファベット学会」 が 定める、アメリカが中心の学会と、いまだに、古くさい、イギリス式の音声学の、伝統を守ってる、 オックスフォード大学が作って今も握りしめている、「オックスフォード方式のフォネティック・サイン」の体系がある。

アメリカ合衆国の 国民が主体の、ウェブスター大辞典などに載っている、この国際音声記号 ( IPA )のことは、今日は話しません。

イギリスの、 一番、今も売れている、国民的な英語辞典であるOALD (オウ・エイ・エル・ディー・) という辞書がある。 OALD とは、 Oxford Advanced Learner’s Dictionary 「オックスフォード・アドヴァンスド・ラーナーズ・ディクショナリー」 の略称(アブリヴィエイション)だ。直訳すると、「オックスフォード大学が定めた上級学習者用の英語辞書」だ。

このOALDは、何と、今の、アメリカの大学でも大学生向けの英語辞書として使われている。だから権威がある。イギリスの辞書の方が、英語教育では今もアメリカよりは格が上ということだ。日本人が国語辞典を、岩波書店の「国語辞典」や「広辞苑」や、角川書店「大辞林」の辞書を、今も使っていることと同じだ。

このOALDに載っている発声記号が、今は、どんどん、変化している。30年前の昔は、OALD は、 report の表記を、/rˈpɔːt/ としていた。 これを長く引き延ばして書くと、 / r ˈ pɔː t / だ 。 これが問題なのだ。今は、変っている。

昔は、私たちの世代(今の60歳代から上)の日本人は、 発声記号は、[ ] の、カギ括弧の中に発声記号を入れて表記した。しかし、この30年間ぐらいで、世界標準に合わせて、 / / と、斜線と斜線の間に、発声記号を入れるようになった。

繰り返し書く。report の英和辞書の、発声記号 は、/ rɪpɔːt / と書いてある。これが問題なのだ。

/ rɪ / これを、素直に読めば、 「リ」となる。 このように書いてあるものだから、だから、日本人で、勝手に「自分は高学歴だよ」と、自惚(うぬぼ)れている馬鹿たちが、NHKの中の馬鹿や、日本語学者で、「外来語のカタカナの表記の専門家」を自称する馬鹿たちが、みんなで、

「 おお、 / r ɪ p ɔː t / と書いてあるじゃないか。だったら、リポートだ」で、20年ぐらい前に、 やらなくてもいい、余計なことにして、「リポート」を正しいと、してしまったのだ。

ヨーロッパ語の音声学の知識なんか、何もないのに、RI の表記は、 「リと読むものだ」と、英語学者たちから、中学・高校の英語教師を含めて、皆で、リポートが正しいと思い込んでいる。

ところが英語を実際に、英語国民すなわちイギリス人、アメリカ人、オーストラリア人、カナダ人などの言葉を、耳で聞いてごらんなさい。「レポート」と発声している。だから「り」ポートは、間違いなんだ。

レポート でいいのに、、リポートと言い変えたことが、その後、どんなに日本国民が、この些細な外来語(カタカナ表記)で、迷惑したことか。「 煩わしいなあ。私は、どうしても、レポートだと 思うんだけどね」 と、勘の鋭い、真面目な人たちは、とずっと思っている。だから、「レポート用紙、レポート提出」が、根強く、消えないのだ。

ここでは、余計なことをした者たちのせいで、皆が、被害が受けた。そんな、つまらないことに拘泥(こうでい)するのは、お前みたいな、ヘンな人間だけだよ、副島隆彦、お前は、過剰に神経質なんだよ、他の人は、みんな、そんなことは、どうでもいいことだと思っているよ、と、私に言う人は、もう一度、自分の脳(頭)に向かって、自分で自問しなさい。自分は、どう書くか、話すか、を。

どうして自分の耳では、どうしても report という英語 は、 〇「レポート」と聞こえるのに、リポートと、私たちは、無理やり書かされるようになったか。

ここに竹林滋(たけばやししげる)という男が出てくる。 竹林滋が、実はこの日本における、音声記号あるいは発声記号の権威だった。東京外語大学の英語学、就中(なかんずく)、英語音声学の権威だったようだ。 まだ、生きているだろうと、思ったら、彼は、私が、今、調べたら、2011年に亡くなっていた。

私は、この竹林滋教授 と、なんと、今から33年前に、電話で40分間ぐらい話している。1986年 だったと思う 。竹林・外語大学教授は、その時の、私への対応は、真面目で誠実だった、と思い出す。

私はその時、大手予備校の代ゼミで教え始めて3年目の頃だった。

「私は予備校の教です。あなたが、研究社の英和中(ちゅう)辞典と、ライトハウス辞書の、発声記号の責任者と聞きました。研究社の編集部からお聞きしましたので、失礼かとは、思いましたが、質問のお電話をいたしました。 電話番号は研究社の人から聞きました」

と、私は言った。すると、「そうですよ」と向こうは、こころよく受け答えをしてくれた。その時は、すでに竹林滋は、名誉教授だから、もう外語大学は辞めていたのではないかと思う。

この人が、後に、その3年後に、怒り狂って、研究社に大勢のの新聞記者、テレビ局を集めて、記者会見までして、私を、研究社と共同名義で、裁判に訴えた。営業妨害の、名誉毀損を訴えの内容にしていた。この事件のことを、今でも知っている人は知っている。

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『欠陥(けっかん)英和辞典の研究』

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『英語辞書大論争』

『欠陥(けっかん)英和辞典の研究』(宝島社、1989年刊)の裁判だ。これは1989年の本で、この年は、昭和天皇が1月に崩御(ほうぎょ)した年だ。だから、平成元年である。この年の、9月に、 出た本だ。 その直後から、ワーワーは大騒ぎになって、その年から次の年にかけて、ずっと騒がれた。私は、その時36歳だった。この『欠陥英和辞典の研究』の話は、今日は、これ以上しない。

私は、 「竹林先生。この report の、rɪ の ɪ は、大文字のI(アイ)を小さくした形ですよね」 と、聞いた。 そしたら、「ええ、 そうです」と言った。 私は、続けて、 「しかし竹林先生、どう考えても、report の 英語の発声は、 レポートと、 イではなくてエですよね 」と言ったら。

なんと、 竹林滋(たけばやししげる)は、私に「 ですからね、実は、この I という 記号は、 エ と イ の中間の長さです。
エの半分の長さなんです 」 と、 私に教えてくれた。 「そうなんですか。エとイの半分の長さだから、だから、このイギリス式の発声記号(音声記号、フォネティック・サイン)は、大文字の Iをそのまま、小さくした、小文字扱いの、Iになるんですね。

小文字の、 i 「アイ」とは、違うんですね 」と、私は、聞いた 。 「そうです。 その通りです 」と、竹林は答えた。 私、「そうだとすると、日本国民のほとんどは、英語の勉強をしている人たちが、、この I を、この形のまま、小さくしても、小文字のiと一緒だと思っていますよ。だから、リポートだ、と 思い違いをしていますよ 」

と言った。そしたら、竹林は、「ええ、それが問題なんですよ」と、やや慌てた感じになって、答えた。「この表記が生む、誤解のことで、私も悩んでいるのです。研究社に変更するように、申し入れているのですが」と言ったのだ。 私は、これを聞いて、唖然(あぜん)とした。

私が、その頃、よく見かけた、学習用の英語の本などに載っている音声記号は、まさしく小文字の i を使った、 [ ripɔːt ] としてあるものがたくさんあった。 長く引きのばして表記すると、[ r i p ɔːt ] である。

大文字のI アイ の小文字である i ( 上に、マルポチ、クロマルがついている)、この i の 記号にしてある学習参考書が、今もたくさんある。この現状を、普通の英語教師たちでは、問題視する能力がない。だから、こういうことになってしまった。 つまり、「エ と イ の 中間の 長さ の音(おん)」 が、「音声記号 の I をそのままちいさくしたもの」だったのだ。

私は今から33年前の、あの時、数えたら、36歳だった。 私が、竹林教授に、「 レポートの音声記号の表記を、/ re pɔːr t / と e 「エ」と 書いたらどうですか。その方が、「レポート」である、原音に近いです 」と言ったら、竹林は、「そういう考え方もあります」と言った。恐るべき正直さと言うか。

「 この / rˈpɔːt / の 音声表記だと、普通の日本人は、「エ」じゃなくて「イ」と、呼んでしまいますよ。この系統の言葉を、すべて。それだと、困ったことになりますよ。現になっています 」と、私が、言ったら、「そうですね」と、竹林は、すんなりと、私に同意した。これにも私は驚いた。

私が、「日本の英語辞書の音声記号で、あなたが、Iの大文字をそのまま、小さくした字形を使ったので、それで、イになったのですよ。エのままでよかったのに 」と、 私が言ったら、「いや私は反対したいんです」と、竹林滋は、自己弁護して、言った。

「いや、私より、上の日本人の英語学者たちが、そういうふうにやってきたから、私はそれに従ったのです。本当はエでいいですよ」 とまで、彼は遂に、言った。私の追求に対して、学者としての、良心の呵責(かしゃく)があったのだろう。これが33年前に有った事実だ。

そして、その3年後、すなわち今から30年前に、私は、自分が書いた『欠陥英和辞典の研究』で、竹林指月たちから、ヒドい目に遭った。 向こうは、そうは思っていなくて、私から、ヒドい目に遭った、と思っただろう。事実、このあと、研究社は、日本国民に、見離されて、次第に、潰(つぶ)れたも同然になった。研究社はふたつの会社から成るのだが、そのうちのひとつの 社長は、その混乱のさなかに、脳卒中で、死んだ、そうだ。 私を嫌う 大学英文科 出(で) という 英語教育 の利権屋の集団から、私は、「あなたは、人殺しだ」と、悪口を言われた。 竹林たちは、宮内庁から、勲2等とかの勲章をもらえなくて(裁判で争ったりすると、貰えなくなるのだそうだ)失意の内に、死んでいったろう。

私、副島隆彦は、今からでも、『欠陥英和辞典の研究』と、その続編の、『英和辞書大論争(だいろんそう)』(同じく、宝島社、半年後に出版) を、元のまま、何も手を加えないで、復刊したい。そして、何が真実であったかを、今の世に問いたい。

何度でも、しつこく、書きますが、 英和辞書の 音声記号を、/ repɔːrt / と書けば、いいだいけのことだ。 。それを日本の専門家たちが、イギリス式か何か、偉そうなものにこだわって、英語国民(英米人)向けの、古い明治時代からの、音声記号をそのまま採用し続けているから、X「リポート」というおかしなカタカナ語になってしまって、私たちを困らせているのだ。

いいですか。例えば、 Amazon effect 「アマゾン・エフェクト」という言葉がある。アマゾン社 の ネットでの私たちの生活への影響力の大きさ、という意味だ。 日本人の多くは、この effect を、 「イフェクト」と、読み続けている。それで自分は、頭がいいと思い込んで、英語が出来る、と思っている。

こういう人たちが、イフェクトと読んでいる。バカなんです。 正しい読み方は、エフェクト だ。「エ」フェクトと、決まっている。これの音声記号も、英和辞書に、 / ɪfékt / と書いてあるからだ。 「エの半分の長さだ」とと、バカなことを言うから、こういうことになった。

エの半分の長さはイ、というバカなことを言うべきでない。 effect は、素直に、エフェクトと読めば(発声すれば)いいのです。

他にも、「経験」という英単語 の、experience / ekspí(ə)riəns / エクスペアリアンスがある。これも、多くの日本人は、✕「イクスペアリアンス」だと思っている。そのように発声しながら、不安に思って、どう発声しようかと、悩んでいる人が、実は、たくさんいる。一言で言うと、権力、体制側のバカ学者たちの言うことを、諾々と、聞いているから、こういうことになった。

この他にも、同じように、日本人に、間違えて発声されている英単語がたくさんある。数千語ある。 大事な英単語でも、2000語ぐらいある。私が、これらの訂正作業 を、コツコツと、やらなければいけない。 手間が掛かることだが、私は、この音声記号と カタカナ表記問題を、書いて行かなければいけない。

もう一つだけ、例を挙げる。 今もずっと、イギリス国内で、国論(こくろん)が真っ二つに割れて大騒ぎである、Brexit 「ブレグジット」という言葉がある。これは、「ブリトンBritain(英国、 ✕ ブリテイン ではない ブリトン だ) が、EU(イーユー)から、エグジットexit(離脱する)」の合体語だ。このような、省略、略記する(アブリビエーションabbreviation する)と、ブレグジットとなる。

ところが、多くの日本のインテリたちは、このブレグジットと、発声できない。この文字の、字体からBrexit を、✕ ブリグジットと読んで、それで、自分で、不安になって、困っている。私は、そういうインテリたちが、自分の目の前に、いることを知っている。 日本人のほとんどが、素直に、◯ ブレグジットと読めない。ブ「レ」グジットと、はっきり書く力がない。

どうしても、ブ「リ」グジットになってしまう。なぜなら、しつこく、前述したとおり、ブレグジットのエをイだと思い込んでいるからだ。バカなんだ。日本国民が、全員合わせて、きわめて悪質な、英語公(こう)教育を受けているからだ。

「 NHKよ、いい加減にしろよ」と、 私は、ずっとたったひとりで、この20年間、✕「リポート」表記、発声問題で、ずっと怒っている。このことを、私は、これまでに、このことを、書いた(言った)ことがない。初めて書くことだ。

日本人は、30年前には、正しく、◯「レポート」と書いて、発声していたのに。どうしてX「リポート」にしたのか。とんでもないことなんだ、ということだ。国民的な大被害だ。他にもまだ、たくさんある。

exit(エグジット)というコトバは、 例えば、映画館や劇場に行けば、正面の端の方に必ず書いてある。「非常出口」と共に英語で書いている。昔は、この電光掲示板が、もっと大きくて、映画を見るのを邪魔していた。

それを確か、細川護熙(ほそかわもりひろ)が、首相になったときに、「県知事時代に、あれは目障りだから、やめて下さい。と言っても、どうにもなかった」と言った。 劇場で大きく「EXIT」と書いて光っているから、それがイヤだ、と。この非常口の電光掲示板が。以前よりは小さくなった。

この、EXITを、 ✕ イグジットと読むバカが、今も たくさんいる。すなおに、サラリと ◯ エグジットと読めばいいのに。ほとんどの日本人がそれができない。ところが私がこういうことを主張すると、「いや僕は、分かっていましたよ」という人が出てくる。

私は、あらゆる種類の知ったかぶりがキライだ。不愉快だ。 この 間違いの 原因と、理由を、私は、竹林滋(たけばやししげる)という、日本の英語の音声学の権威だった男と話した。もう何をか言わんやだ。 e は、「イではない、 エだ、だから、エとはっきり読めばいい」のだと。それで、英語教育で十分なんだ。

ところが、細かく言うと、イと読む場合がある。それは短く読まざるを得な場合だ。
 例えば、「信じる」の believe は、◯「ビリーブ」だ。これを、✕ベレーブと読むわけにはいかない。エなのにイという場合が確かにある。そういう場合があるから、混乱が起きる。

しかし、私が、こういうことを書くと、横車(よこぐるま)が入って、「そもそも、英語の単語を、カタカナ表記できるはずがない。カタカナ表記自体をやめるべきだ」と、原音主義を唱える、バカが出てくる。私は、たくさんのカタカナ(外来語の表記)で生きて来た、私たちの現実を無視したことは、言わない。

私は、すべての英単語を音声記号で書く事が出来る。そういう訓練を自分でやった。アメリカ英語では、このように書くのだとか、辞書に小さく書いてある。

例えば、日本人はあまり自覚がないが、映画の、 メリー・ポピンズ、と、メアリー・ポピンズ の区別がつかない。ちょっと頭のいい人は知っている。アメリカ英語では、Mary は、メリーである。イギリス英語では、メアリーだ。だから、 Mary has a little lamb. は、 「メリー・ハズ・ア・リロル・ラム」と歌うと、アメリカ英語だ。

日本では「メリーさんの羊」という。昔は、子ヤギと言っていたが、間違いで、子羊だ。メリーには、かわいいという意味もあるが。イギリス英語では、メアリーだ。

スコットランド女王の メアリー・ステュアートMary Stuart。Maryの発声記号は, / mé(ə)ri  / です。ここの、エア に、音声記号のə(シュワー)の音が出てくる。イギリス英語では、エア、となって、シュワーなしの、はっきりした メエアリーでいい。アメリカ英語だと、これは ə(シュワー)になる。

ə(シュワー)は、e がひっくり返った、曖昧母音(あいまいぼいん)だ。だから「メリー」になる。こういう問題がいっぱいある。これ以上、今日は、細かいことを言わない。

音声記号(フォネティック・サイン)からの、外来語=カタカナ表記の問題が、日本にもたらした被害を私は本気で改善しようと思っている。私が、独自で、自力でやらなければ済まない。他の人たちでは、その自覚と、能力がない。

私は、サミュエル・ジョンソンという 辞書学者を、尊敬している。彼は、英語国民のために、自力で、貧窮の中で、英語国民向けの 国語辞典としての 英語辞典を、自力で苦労して、作った(編纂した)。 それが、今も、オックスフォード大学製 と 競争している、ロングマン Longman 社の英語辞書である。 優れた言語学者の サー(の称号を、のちに貰った)サミュエル・ジョンソンの魂が、私に乗り移っている。私が、死ぬまでの間に、私のこれまでの、200冊を越す出版物での、 言論と知識の業績に対して、日本国は、私に、文化勲章をくれるだろうか。

本当に、 「今からでもいいから、元のレポートに、して戻せ」と、このように、副島隆彦が書くと、本当にそうなっていく。

なぜなら「ハッ」と気づく人が、そうだよなあ、と自覚するからだ。私が、日本語の翻訳語 の表記で、これまでに、訂正して、それが、徐々に変更、改善されたものが、実際に、これまでに、数百語、かなりある。

✕ リポートと、これまでに書いて来て、なんだか、不愉快だなあ、と思っている人が、実はたくさんいる。 「どう考えてもレポートだよ」と。 それなのに周りが、「リポート」になってしまったから、文句が言えない。日本人は、知識人が知識人でない国だ。

だから私のような人間が頑張るしかない。こういう、コトバの表記の 訂正問題は、私が日本国民に与えることのできる、贈り物、プレゼントだ。こういう細かいことを、私は今からコツコツと、書いて、説明して、周りの人たちを、静かに説得する。

私が、30年前に書いた、『欠陥英和辞典の研究』(宝島社、1989年10月刊) と、その半年後の、追撃戦の続編 の「『英語辞書 大論争(だいろんそう)』(宝島社、1990年5月刊)の 2冊は、今からでも、そのまま復刊して、当時、私が、何を書いて、何を訴えたのかを、今からでも、日本国民に知ってもらいたい、と真剣に思っている。

(ここに、あとて、この2冊の本の表紙を貼る)

拠(よ)って 件(くだん)のごとし。以上、私が、証明したとおりである。 ✕ リポート は、間違いだ。以後、日本人は、素直に、◯ レポート と書くべきだ。

副島隆彦拝

田中進二郎 投稿日:2019/07/21 10:21

【2043】[2423]N国三国志 いよいよ決戦へ!

参議院選挙当日。N国党突撃 最新レポート 田中進二郎

副島隆彦先生、前回の投稿文の加筆ありがとうございました。
会員の方々、報告遅くなりました。副島先生が、立花孝志氏の選挙の応援演説をする、という話ですが、今回の選挙では実現できませんでした。その理由等については、後ほど触れたい、と思います。

選挙当日なので手短かに、学問道場会員の方にご報告いたします。マスコミが報じない裏で、『NHKから国民を守る党』『れいわ新選組』による選挙革命が起きています。

「N国党」と『れいわ』が、既成野党を破る躍進をする、と報じたのは、Business Journal
の以下の記事↓ぐらいでしょうか。

後は、マスメディアは「れいわ」と「N国党」をまとめて諸派として扱い、世論操作をして、
今まで通り、自公と立民、維新、共産などの既成政党しか、国民の選択肢はないかのように、有権者に思わせようと、躍起(やっき)になっています。電話による世論調査(支持率調査)は、『れいわ』と『N国党』ほかををまとめて『諸派』とだけしか言わない。

ただ、「れいわ」は党首・山本太郎氏が参議院議員である、ということもあり、報道は一応、されています。
都心での『れいわ祭り』や、山本太郎氏の街頭演説は、今回の選挙の「台風の眼」のように報じられている。地方の人たちも、都心で「ワーワー騒いでいる人たちがいる」ぐらいはテレビで知っている。(れいわ支持の方々、すみません。)

が、N国党はマスメディアに完全無視されている。
選挙公示後7/7-7/9の政見放送で、N国党は41人がそれぞれ「ハイジャック犯」のように、NHKの電波を使ってNHKを攻撃した。そして、それをYouTubeで流した。これはネット・ゲリラ戦術、と呼ばれる。

(立花孝志の政見放送は、↓「重たい掲示板」の の記事のところに、掲載されています。)

この攻撃で、すでにNHKはかなり大きなダメージを受けた。
NHKの受信料の集金代行をしている会社のNリンクスは、このN国党の政見放送直後、株価が暴落した。一時ストップ安となった。もう、ヨロヨロだ。今年4月に700円あった株価が340円にまで暴落している。

副島学問道場の会員の方は、「投資家の人たちの眼と耳は、さといからねえ。」という感想をもらされた。

NHKは「国営」なので、このダメージが数字には表れない。
しかし、信用はガタ落ちだ。それで、マスメディアは揃って、N国党を完全無視し、封殺しようとしている。「諸派の獲得議席は、ゼロか、あっても一議席程度」という大合唱に徹している。

1週間前、月曜日に、日経新聞の政党支持率調査の発表があり、選挙区選出の全47区の候補者の支持率が発表された。

それを見ると、N国党の選挙区での当選可能性は全く望みなし、軒並み支持率0.1%程度、という扱いだ。名前すら出されていない。毎日新聞の支持率調査も同日出たが、ほぼ同様だ。

れいわの候補者も同じだが、東京選挙区の野原ヨシマサ氏が一人、支持率1%と出ていた。

これを見たとき、私は一瞬「終わった」と思った。だが、後から落ち着いてみなおすと、この支持率調査は大ウソであり、大きく数値の改ざんがなされていることに気づいた。
これは、N国党のネットゲリラ攻撃に対する、マスメディアの大反攻であり、国民に「N国を支持する人は頭がおかしい」と必死に思いこませようとしているのだ。国民に対する洗脳工作の一環である。エセインテリたちも、これに同調している。

前回のアメリカ大統領選挙で、トランプ大統領の当選を副島隆彦先生と数名しか、予想・予言できなかったのも、これと同様な事態だったのだろう。

しかし、N国党はびくともしない。マスメディアの仕打ちなど、最初から分かっている。
そうなることを分かっていて、政見放送を利用した「ゲリラ攻撃」、「特攻攻撃」をかけているのだ。

立花孝志氏のN国党の認知の度合いは、この政見放送で劇的に増加した。
昨日(7/20)、立花孝志氏が明らかにしたところによると、彼一人だけで、YouTubeの政見放送の視聴回数は、別アカウントのものを合わせると、全部で650万回である、と発表した。信じられない回数だ。

大体500万人ぐらいは彼の政見放送「不倫!路上!カーセックス!」を見ていることになる。
党首立花氏に続く二位が、N国党の三重県の女性候補者・門田節代(かどた・せつよ)さんだ。この人の政見放送も視聴回数が100万回を突破したという。

その他、前回、取り上げた大阪府選挙区の尾崎全紀氏など、20万回近く見られている。
同じ選挙区のライバル候補、例えば志位書記長の秘蔵っ子・共産党の辰巳コータロー候補などは4000回ぐらいである。比較にならない。これまで、NHKの選挙の際の政見放送など、興味を持って見た人は少ないだろう。
見なくても、大体言うことが分かりきっている番組など、人は見ようとしない。

が、立花N国党は、政見放送を、国民がゲラゲラ笑いながら見るものに、突如変えてしまったのだ。そしてこの視聴回数が、話題になるようにした。ランキングまで作られている。

「政見放送のYouTube視聴回数の90%以上が、N国党である。他の政党全部合わせて、残りの10%だ。」とN国党・宮城県候補の三宅氏。(この三宅さんは、目立たないが、ものすごく誠実な方である。立花氏の信頼も厚い。)

これが、今回の選挙革命の一つ。

また、このN国党の候補者41人の政見放送が大量に視聴されることによって、YouTubeの広告収入がN国党に入る。その収入は一日で25万円に上る、と立花党首。これで、選挙費用の二億円の一部をまかなうことができる。選挙参謀・尾崎全紀氏は、「立花氏は政党を株式会社のように運営している。そういう政治家はこれまでいなかっただろう。」と私に教えてくれた。

ここが、三億円の寄付金を使って、お祭りをしている「れいわ」とは、決定的に違う。超合理主義なのが、立花孝志という政治家の一つの側面だ。ここは、小沢一郎氏とよく似ている。

れいわ新選組の党首の山本太郎氏は、長い間、小沢一郎氏とともに動いていたのに、小沢一郎の偉大な部分を、ほとんど受け継いでいないようだ。これは頭の良し悪し、というより資質の違いというのか、器(うつわ)の違い、というようなものだろう。だから、山本太郎氏は選挙の戦隊の組み方を大きく間違えたのだ。

(注・前回↓の投稿で、「戦隊」の組み方を、「選対」と書いてしまいました。「戦争の部隊の配置」のことだよ、と尾崎全紀氏に指摘されました。)

(れいわ支持の方々、たびたびすみません)

選挙革命のもう一つの側面は、選挙期間中、選挙カーが走り回って、「最後のお願いに参りました!○○党の○○でございます。」「ご声援ありがとうございます。」型の選挙活動を、時代おくれのものしてしまったことである。

今回の参議院では、各政党の選挙演説はほとんど、大都市の中心部に限られ、地方の中小都市は、ほとんど選挙カーが来ていないのではないか。あのうるさい名前の連呼をしなくなった。なんと静かな選挙戦だろう。「できもしない約束(公約)を、国民にするな。」「政権を取る意志もないくせに、政府の批判ばっかりするな!」、とN国党が本当のことを言ったら、既成政党はみんな、しゅんとなって、大人しくなってしまった。もう、選挙カーでいくら喚(わめ)いても、ただの騒音としか、国民は思わない。それどころか、逆効果になる恐れがある。このように、選挙の景色を変えた。これが、N国党の政治力だ。

だが、見かけの静けさとは裏腹に、N国党の支持者たちは、激しく情報拡散をしあっている。SNS特に、Twitterを使って、情報交換をしあう姿が多く見られる。Twitterで、次々情報を発信し、仲間同士でツイート数を競っている。

一例を挙げると、中学生が、候補者と一緒に「NHKをぶっ壊す!」とポーズを決めた動画を発信したら、一日で2800ツイート(いいね!)があった。中学生を夢中にさせてしまう、N国党とはなんなのだ、と大人が今度は気になる。

私の学習塾でバイトの大学生4人に、「立花孝志のN国党を知っているか?」とたずねると、
4人中4人とも知っていた。
大阪大学に通っている二人は、
「阪大生で知らない人はいないんじゃないか、なあ。」
「うん、うん」とうなずきあっていた。

このようにSNSを通じて、十代の若者の間に爆発的に浸透しているのが、N国党だ。
今の党勢を、「アメーバのように自己増殖している」と、尾崎全紀氏は言う。

こうした圧倒的勢いに対して、体制側は、候補者に脅迫電話をかけて、「殺すぞ!」と脅したりするような卑劣な行動をとる。
NHKも、自民党も、維新の会も、吉本興業も、裏はヤクザでした、ということが一気にばれてきた。

こうなると、いよいよ体制側はマズい。ショック・ドクトリン戦術で国民を恐怖のどん底に突き落とせ。株価を上げろー!「安倍やめろ!安倍やめろ!」という人間は、警察が排除しろー!
とやっているが、どんどん国民の怒りはピークに達して、今日を迎えた。

今日は天候もよく、選挙日和だ。投票率も高くなるだろう。
やっぱり、京アニメスタジオの放火という恐ろしいテロが引き起こされた。何か起こされる、と予感していたが、これだった。すでにNHKの関与が疑われている。
1985年の日航機墜落事故にも、NHKは関与している。大きな闇がある。
この事件で亡くなった方々の弔いの為にも、今日は投票に行きましょう。
れいわ新選組も頑張れ!

最後にひとこと。

選挙に勝って、NHKをぶっ壊す!!

田中進二郎拝 2019 7/21 朝 投稿

片岡裕晴(かたおか のぶはる) 投稿日:2019/07/18 11:47

【2042】[2422]「れいわ」のアバンギャルド、立花孝志と山本太郎。

今から10年前の2009年の8月下旬のある日、私は京都市内から国道一号線を東に向かって移動していた。山科を過ぎ、逢坂の関を越え大津市内に入る。あと10分も走行すると右手に巨大な東レ大津工場が見えてくる。その大きな正門前には選挙カーが止まり候補者が挨拶をしている。

この年の8月30日に行われる衆議院議員選挙に向けて東レ労組出身の民主党候補者川端達夫が選挙活動を行っているのが分かる。それはいつも見られる選挙の風景であったが、たった一ついつもと大きく違うことが起っていた。

この民主党の候補者の前を通る車はどの車もスピードを落とし、そして多くの車がわざわざ窓を開け、運転席や助手席から思い切り手を振り、笑顔で声援を送っていた。

この時、多くの国民は自民党の政治に辟易(へきえき)していた。失われた年金問題、余りにも質の悪い自民党の閣僚たち。ハッキリ言うと多くの人は自民党に憎悪の感情を抱いていたのだ。

そして、民主党の掲げる主張、「高速道路の無料化」「ガソリン暫定税率撤廃」「子供手当2万6千円の実現」への期待感、自民党に対する負の感情と民主党に対する正の感情が、民主党候補者に向かって手を振らせ笑顔を向けさせていた。

そして、8月30日の選挙では投票率が70%近くまで上がり、民主党政権が誕生した。

ここで注目することは、通常なら60%の投票率が70%になったという一点である。この10%とは普通なら選挙に行かない1000万人の有権者である。この有権者(無党派層であり浮動票と言われる人たち)がカギを握っている。

【二人ののアバンギャルドと橋下徹との本質的な違い】

2008年にブームを巻き起こし、政界に躍り出た橋下徹は大衆の不満をうまく掬い上げ、大阪府民の心を掴み政治の世界に登場した。

2019年の今年、新たに起こっている二つ政治の渦も熱狂的な支持者を集めながらその動きは大きくなりつつある。

今回の参議院選挙で山本太郎と立花孝志が目指す直近の目標を達成することが出来るかどうかまだ分からない。

2008年に成功した橋本の手法は、人間の持つ負の感情、嫉妬心や憎しみや怒り、優遇されている者を引きずり下ろすことにより得られる満足感、いわば人間の持つ劣情に火をつけることにより成功した。

山本太郎と立花孝志は反対に、人間の持つ正しい感情を目覚めさせることにより、人々を引き寄せている。一言でいえば彼ら二人は義人である。

人間の持つ正義感、弱い者を助けたいと思う優しい心、不正を行うものをあくまでも許さないという強い気持、彼らの政策の根底にはこのような人間性の持つ正しい感情が確実に存在している。

【アバンギャルドたちはブームを巻き起こすことが出来るか?】

既存の政党、与党(自由民主党、公明党)は勿論のこと、野党(立憲民主党、国民民主党、共産党、維新など)を含めて彼らは既得権益者なのだ。

権力の中枢とつながり、経済力(大資本)や報道(NHKをはじめとするマスコミ)や三権(司法、立法、行政)を支配するエリートと呼ばれる人たちであり、彼らは時には抗争するし、お互いに対立し抵抗するふりを見せて大衆の支持を得ようとする。しかし、実は裏で手を握り、お互いの分け前を手にしている、そういう人たちなのだ。

2011年にアメリカで起こった抗議運動、「ウォール街を占拠せよ」で掲げられたスローガン ”We are the 99%” 。

この時、アメリカ人は気付き始めた。 二大政党が交互に政権を担い、マスコミが政治を監視し、バランスよく運営されることで理想的な民主主義が実現できるという嘘に気付いた。

実は金のあるものがロビー活動で議員を買収し、議会の評決を左右することを、マスコミはフェイクニュースを流し、自分たちエリートに都合の良い世論を形成することに気づいた。

いま、日本で起こっている二つの政治的な動きがある。一つは山本太郎の れいわ新選組 の立ち上げであり、もう一つは立花孝志の「NHKをぶっ壊す!」「これは、令和の百姓一揆だ!」というという主張である。

山本太郎と立花孝志は今のところなんの連携も取らず、別々の動きをしている。しかし。彼らの政治主張には通底するものがあり、二つの動きが大衆を巻き込むほどの大きな流れになった時には合流する事がありうると私は考えている。

二人の政治手法を見てみると、既存の政治家では到底発想し得ないほどの鮮やかさで、奇抜な考えを打ちだしそれを実行できる人であることが分かる。

まずは山本太郎。彼は小沢一郎の自由党の共同代表として、小沢の目指す野党共闘を実現すべく「消費税率の5%への引き下げ」を共通の政策とするよう他の野党に提案した。そして、この条件が受け入れられないのであれば、自らは新党を立ち上げ消費税廃止を目指すと宣言し、他の野党に決断を突き付けた。

結果はご存じの通り、山本は れいわ新選組 を立ち上げ、支持者から1億円の寄付を募り、目標の1億円が集まると10人の候補者を立て、参議院選挙に挑んでいる。寄付金はすでに(7月16日現在)3億円を越えたようだ。

支持者は勿論のこと、他のすべての政治家が注目していた東京選挙区に山本は出るのか?山本は東京選挙区にはなんと沖縄創価学会員の野原ヨシマサ氏を擁立、当事者として沖縄問題を東京都民に訴えることがどの程度のインパクトを与えるか、そして公明党の切り崩しがどの程度ありうるかが注目される。

山本太郎は比例区に立候補することとなった。ここで支持者を困惑させる驚愕すべきことが起る。

今回の参議院選挙から導入された比例の「特定枠」制度から説明しなければならない。発端は一票の格差問題であり、人口の少ない鳥取県と島根県、徳島県と高知県が合区となった。その結果(本来当選していたはずの自民党議員)二人の議席が失われるという自民党のごり押しで(この二人の自民党議員を救済すべく)昨年7月公職選挙法を改正し「特定枠」が設けられた。特定枠に指定された候補者は(その候補者の獲得票数がたとえ最低でも)最優先で当選するという本来あり得ない制度である。

この非難轟轟だった制度を実に鮮やかに逆手に取ったのが山本太郎の発想の豊かさ大胆さである。
山本は「特定枠」の一番目にALS(筋萎縮性側索硬化症)の舩後靖彦氏(ふなご やすひこ 61歳)を二番手に脳性まひで重度障害者の木村英子氏(54歳)を擁立し、自らは3番手になるという奇策を用いた。

つまり比例区の得票数が100万票に達すると船後康彦氏がまず当選し、200万票に達すると木村英子氏が当選する。
そして、300万票に達しない場合は山本太郎は落選する。

山本は自らを犠牲にすることによって、退路を断ち、背水の陣を敷き、支持者に300万票に達しない場合、山本太郎は国会に議席を得られないと暗に示すことによって支持の拡大を有権者に迫っているのだ。

勿論300万票を遥かに超え、500万票に達し比例区で5人の当選者を出し、東京選挙区でも野原ヨシマサ候補が(定数6の内)6番目に滑り込む可能性も有りうるだろう。
しかし、一番高い可能性は、200万票は超えるが300万票に達しないというケースだろう。このケースの場合れいわ新選組は一体どうなるのだろう。

「特定枠」の候補者の2名が議員となった場合を具体的に見てみよう。

実に興味深くワクワクするような事態が待ち受けている。この難病を抱える二人の新しい議員を他の700人以上の国会議員はどのように迎え入れ接するのだろう。選挙期間中は弱者に寄り添うと言い、巧言令色を弄する多くの国会議員がどのような発言をし、どのような態度を見せるのか、ここは一見の価値があると言える。

難病のため常に介護者の付き添が必要な議員が発言をし、賛否の意思を示す、これは従来の議事運営のスピードで可能なのだろうか。
特に本会議場で投票する場合、今の議場では階段での上り下りが必要なのだが、一体どのように国会のシステムを二人の弱者に合わせて改善するのだろう。
パラリンピックを積極的に国家事業として推し進めている自民党の議員や(本心に反して)バリアフリーを積極的に推進しますと公言している議員たちが国会のバリアーをどのようにフリーにしていくのか楽しみである。

二人の参議院議員が誕生した場合、れいわ新選組は党首山本太郎が従来通り、街頭演説やテレビでの政治活動を行うだろう。そして、2年3か月のうちに必ず行われる衆議院議員総選挙に出馬して、議員に復活できるだろう。

もう一つの可能性としては、現行のおかしな選挙制度を更にもう一度逆手にとって、比例区の全候補者9人が交代して議員を務めるというアイデアはどうだろう。
スポーツの試合の様に選手交代を行えばよい。6年×2人÷9人=1.333年、平均して1年4か月づつ議員を務めることが可能であり、各議員はそれぞれの分野の当事者であり、重要な問題提起を行うことが可能である。

1年と4か月の時間では自らが抱える問題の法律を成立させるには短いかもしれないが、交代した議員がそれを継承していけばよい。最初に議員を務める二人が適当な期間議員を務めたのち辞職し、順次繰り上げで議員を勤めればよいのだ。
これは支持者から集めた貴重な資金に支えられて、立候補した各候補者にとっても、寄付をした支援者にとっても十分納得できる手段だと思う。

次に立花孝志。山本太郎と並ぶ「れいわ」のアバンギャルドである。彼は「令和の百姓一揆」というスローガンを掲げた。その昔、百姓がスキやクワを手に持ち、お代官様に立ち向かったように、スキやクワの代わりにスマホを片手に持ち、(選挙なんか行ったことのない人々に)選挙に投票に行こうと呼びかけている。「令和の大塩平八郎」と自ら呼んでいる。

4月の統一地方選挙で26名の地方議員を誕生させ一時は40名以上の議員を抱えるまで大きくなったN国党は、7月の参議院議員選挙に向け、当初は確認団体として認められるための最低数の候補者10名を擁立をし、比例区3名、東京選挙区7名を予定していた。その後さまざまないきさつがあり、方針を大きく変更。立花孝志がネットで呼びかけると10日のうちに1億5千万円の資金が集まり、候補者は比例区4名、選挙区37名の41名の候補者を立てる事となった。また、地方議会においてはN国党の公認が得られれば、当選する可能性が極めて高くなり、議員になる為だけに、N国党の公認をもらい、当選すると辞めて自民党に入党する議員が多数出るという事態に、立花はN国党自体も既得権益であると考えるようになった。
そのため、従来の方針を変更して、NHKがスクランブル放送を実施すれば、N国党を直ちに解党すること、立花孝志はスクランブル放送が実施されれば、政治家を辞めることを宣言した。

世の中の1%のエリートが作り上げた既得権益システム、自民党は勿論のこと既存の野党さえも1%のエリート階級であり、彼らの行う立法府での欺瞞に満ちたインチキ民主主義をぶっ壊そうとしている。その核心に存在する悪の既得権益組織こそNHKなのだ。だからこの一点に狙いを定めて「NHKをぶっ壊す!」なのだ。

立花孝志と山本太郎に共通するのは、投票を呼び掛けている対象が今まで選挙なんか行ったことのない人々を主な対象としていることである。この人々が1%のエリートが作り上げたインチキなシステムにの存在に気づき、どれだけの人が正義の感情に目覚めて立ち上がるか?すべてはこの一点にかかっている。

前回2016年の参議院選挙の投票率は約55%、有権者1億620万人の内5800万人である。実に45%、4800万人もの有権者が投票に行っていないのだ。立花も山本も投票に行く55%の有権者の切り崩しを狙うより、投票に行かない45%の有権者を掘り起こした方が、確実に得票に結び付くと考えている。投票に行かない層の内1000万人が投票所に足を運べば、その多くはN国党またはれいわ新選組に投票してくれる可能性が高いと私は考える。

新聞やテレビなどのオールドメディアとネット情報というニューメディアが存在する。人々はどの情報の影響を強く受けて選挙に臨むのだろうか。そこには幅広いグラデーションが存在する。
大雑把に乱暴に断言すれば、55%の人々は新聞やテレビの影響を強く受け、45%の人々はスマホなどのネットの影響を強く受ける人が多い。オールドメディアは立花孝志と山本太郎を意図して無視し、最小の報道しかしない。ニューメディアは好意的に量的にもはるかに多く報道している。立花孝志はオールドメディアを最初から相手にせず、ネット情報を自らも発信し、ネット情報に大きく影響を受けている45%の人々を主なターゲットとしている。

すべては今まで選挙に行かなかった人が立花孝志や山本太郎の呼びかけに気づき選挙に行こうと決断するかどうかにかかっている。この場合、N国党とれいわ新選組は政党要件を満たす条件の「得票率2%以上と一人以上の国会議員」を実現できる可能性が高い。そうなれば政党要件を満たし国政政党として認められ、政党交付金と次の衆議院議員選挙での有利な条件を獲得できる。

参議院議員選挙の三日前のいま言えることは、普段は選挙に行かない人々、政治を諦め政治をバカにしている人、政治なんか自分と関係がないと思っている人、これらの4800万人の内のうちの何100万人が投票所に足を運ぶかが、NHKから国民を守る党とれいわ新選組が次のステップへと飛躍するカギとなるだろう。

2019年7月18日投稿

古都弁蔵 投稿日:2019/07/17 15:03

【2041】[2421]小さく産んで大きく育てよう

 小さく産んで大きく育てよう

なんのこちゃである。

 消費税 労働者派遣法 そして今年4月1日に施行された労働基準法第41条の2 高度プロフェショナル制度の導入である。

 ごく簡単に言うと、現在では高度プロフェショナルな仕事で、1年間の給料の合計額が1075万円以上で一定の条件をクリアーしていれば、残業代、深夜手当、休日手当を支払はなくてよいという条文である。

 まさに安倍政権の肝いり、働き方改革の総決算ともいえる条文が投入された。
財界の悲願の条文である。

 くわしくは、ウィキペディア 高度プロフェショナル制度をご参照ください。
確かに、今年4月1日に施行されたばかりなので、この条文を適用している
企業はほんのわずかなようである。まだ現在は規制と縛りが多い。今はである。
しかし、この制度は、このままでいるはずがない。

 10年、20年とたった段階で、対象業務はどんどん拡大してゆく可能性が高い。
また収入要件も現在は、1年間1075万円以上であるが国会の決議を経ずにどんどん下にさげられてゆく可能性が高い。

 財界は、この制度の導入にあたって、今後すべての業種への拡大そして1年間の総収入400万円を想定しているようだ。

 現在の自民党政権は、なんでも規制を緩和しましょうである。

 規制緩和さえすれば、景気がよくなるという信奉者である。

 労働の規制緩和の結果、現在ではアルバイト・パート・派遣労働者が全労働者の4割に達するという。さらに現在では、勤労者に極めて近いのに業務請負者が増えている。

 したがってこのまま自民党政権が続けば、すべての業種で1年間に400万円以上の収入があれば、残業代、深夜手当、休日勤務手当を支払わなくてよい制度にこの条文は変化してゆくことを勤労者は覚悟する必要がある。

 今後当分の間、この制度を利用し給料を成果(成果とはなにかが不明確)に連動する会社と従来流の労働時間に計算する企業が併存することになりそうだ。
今後勤労者の側が働き方を見直す必要がでてくる。

 この制度が拡大して、例えば1年間給料が400万円で、残業代、休日手当、深夜手当を出さない企業への就労を勤労者は拒否すべきである。

 万一この制度が拡大しても勤労者に対して、労働時間にて給料を支払う企業は残ると私は見ている。そのような企業に勤労者は労働移動すべきである。

 まさにこの点で雇用の流動化を図るべきだ。

 この制度の導入することにより人出不足で倒産するのもやむなしである。

 これが市場原理である。

 今後勤労者は、労働基準法42条の2がどのように推移してゆくのか、まさに己の働き方を見直す時期がきた。

(終わり)

会員番号5533 投稿日:2019/07/14 23:47

【2040】[2420]第2次ヤルタ会談

先日行われた、大阪でのG20の会合では、公民館の会議室のような長テーブル机で、各国首脳がちょこんと座っていました。こういう会合にもお金はかかっていますので、どんどんシンプルになっていくといいと思います。マーライオンで有名なアジアの国では、外相の出張などは一人でふらっと来ます。
さて、大阪では、ロシアと米国とのバイ会談が実現しました。直前まではっきりしなかったので、ロシア側としては興奮して取材報道をしていました。会談では、プーチンは、トランプに対して、来年の5月9日、対独戦勝記念日の75周年に当たって、正式な招待をしました。米国側も検討する、とさりげなく説明していました。おそらく、習近平も来るでしょうから、これが、副島先生が言われる、第2次ヤルタ会談になるかな、と思いました。
ロシアでは、先月、恒例で大統領が一般人からの質問や不満に答えるテレビ番組をしていましたが、医者が去っていく、水道が井戸水だけで質が悪い、ゴミ収集がないなど、相変わらず問題山積みで、大統領はテキパキ答えています。が、批判的なユーチューブなどでは、何もしないだろうね、など冷ややかに批判しています。彼の愛人とうわさされるのは、新体操の選手だった、ウズベキスタン出身のアリーナ・カバエバですが、彼女の出産のために入院した隣の部屋には警護の者がいた、と言われます。今、議員もしていますので、彼女のバックには誰かいるはず、大統領はアジア系が好み、などと、うわさは定着しつつあります。大統領にはかつてほどのカリスマ性も失ってきたように感じますが、外政では、負けてなるものかと、ブレがなく底意地を発揮していると感じます。逆境になるほど粘りを見せるのは、さすが極寒のシベリアを開拓してきた民族です。
さて、ロシアと言えば、もう1つ、副島先生も触れていました、丸山議員の言動のニュースが5月にありました。私も、その言説は、1つの見解と感じます。私も、国後島に行く機会がありましたが、元島民の日本人の方は、住んでいたところへの郷愁と、理不尽さを感じています。では、どうするか、その手段はと考えた時に、議員は、思わず、言ってしまったと思います。若い世代には、彼の言説の当否は別にして、彼を理解する姿勢があると感じます。

田中進二郎 投稿日:2019/07/12 11:53

【2039】[2419]N国党旋風は、トランプ旋風と同じだ!

遅くなりました。貼り付けします。

『NHKから国民を守る党 』立花孝志党首の政見放送 ☆視聴回数 90万回(5日間で)
別のアカウントを入れると100万回か。国民の1%がyoutubeで見ている。
ーすべての候補者の政見放送を圧倒して、ダントツトップ!ー

「不倫ですよ!路上ですよ!カーセックスですよ!」↓

https://youtu.be/iRi4od_Thus

大阪府選挙区 N国党候補 尾崎全紀氏(おざき・まさのり)氏の政見放送
☆視聴回数16万7000回

『大阪維新をぶっ壊す!!』↓

https://youtu.be/DNszJhX1Fn0

すでに、もう手が付けられなくなっています。
国政政党とマスメディアは、これをいつまで隠せるのか、時間の問題ですね。前回のアメリカ大統領選挙のトランプ旋風みたいですね。
ただ、選挙ポスターが人手が足りなさすぎてます。大阪はまだ10%しか貼れていないそうです。(尾崎全紀氏談)
副島先生の応援演説の日程と場所が決まりましたら、ここにまた投稿します。
尾崎氏「なんか、政見放送だけで当選できそうな気するねんけどな、あかんか?」
私・田中「だめですって、ビラ貼らないと。」
尾崎氏「そうか。家の近くに10枚だけ貼ったんやけど、疲れてん。」
私・田中「・・・・」(ぶっ飛びすぎやって)

田中進二郎 投稿日:2019/07/10 02:10

【2038】[2417]立花孝志の N国党 を 緊急レポート する

 ( 副島隆彦です。2019年7月11日です。この田中進二郎君の、緊急の 突撃レポートの表題を、まず、田中君の 要望通り、私が、書き換えました。それから、後ろの方で、私が、割り込み、加筆します。私自身が田中君にした発言を、正確にするためにです。 )

 田中進二郎です。定例会参加された皆様、お疲れさまでした。今回の副島先生の講演会の冒頭でも、少し話に出ました「NHKから国民を守る党」(N国党)について、突撃リポートした報告を書かせて頂きます。

〇 N国党首・立花孝志は参議院で議席を獲得できるか?
 
 「N国党 の応援演説を、副島先生にお願いしたい」と、私、田中が、参院選の立候補者の一人(大阪府選挙区・尾崎全紀=おざき・まさのり=氏)から頼まれたので、「どうでしょうか」と、6/30の、学問道場の定例会(自力の講演会)の控え室で、私は副島隆彦先生に伺ってみた。

すると、副島先生いわく、「立花孝志は、右翼体質なんだ。森友問題で、安倍首相の昭恵夫人の肩を持っていた。あれは、いかんなあ。『日本会議の正体』の著者・菅野完(すがの・たもつ)くんと議論して、完全に論破されている動画があっただろ。でもなあ、立花は、ものすごく頭がいいんだ。彼は、演説で滞りなくしゃべる、そして話が最後に綺麗にまとまる。

 ( ここで、副島隆彦が割り込み、加筆します。 ユーチューブでの立花の 解説の話は、もの凄く はっきりと明瞭に 真実を 話していて、この動画を見ている人たちを、強く惹(ひ)き付け、感動させた。だから、60万回とか100万回の ビューアー(視聴者数)が付いている。

このことは、日本の 政治言論、政治活動において、画期的なことである。 私が、そのように、ここの重たい掲示板 に、 書いて、立花孝志氏を、褒めたら、彼が、そのことを喜んでくれて、ユーチューブで、私に エールを送ってくれた。1年ぐらい前のことだ。 

私は、立花の ユーチューブ を20本ぐらい見て、ずっと、メモを取った。もの凄い内容だ。
NHKの 芸能部長 や、スポーツ部長が、どれぐらい、芸能プロダクション や 野球の解説者になった有名な監督上がりの人たちに、実名で、いくら、いくら、払った、と、全部、話している。NHKの有名アナウンサーどうしの 不倫問題とか、NHKの 経営幹部たちの 行状 が、次々と、実名で暴き立てられている。

NHKのトップたち(そして、それを、上から管理する、自民党の放送統制の政治家たちも。総務省の電波、音波管理の官僚たちも )が、この立花孝志の 言論爆弾に、どれぐらい、肝を冷やして、真っ青になったか、想像できる。 彼らは、 秘密会議を開いて、「立花孝志 を何とかしないと、NHKは、本当に
危ないぞ」と、対応したはずだ。 それで、一時期、ユーチューブの立花番組 が、すべて、配信停止で、見れなくなった。 グーグルが親会社の、ユーチューブにまで、自民党と官僚たちが、圧力を掛けたのだ。 私、副島隆彦は、これらの動きを、すぐに察知できた。

立花孝志の NHKの裏側を 徹底的に、表に出した、立花孝志の 言論活動は、真に驚くべきことだ。そして、 私、副島隆彦が、それらを、全部、極めて貴重な知識、情報としてメモした。このことの、日本の国家体制上の 危機を、体制派、権力側の人間たちは、今のうちから、思い知るべきだ。

それでも、私、副島隆彦も、立花氏に較べたら、まだ、まだ、甘いところがあって、「NHK内部の、良心派で、安倍政権からのNHKへの 報道規制と 闘っている人たちが、いるだろうなあ。国谷裕子(くにやひろこ)さんたちの 「クローズアップ! 現代」のチームも、世耕広茂(せこうひろしげ)たち、言論弾圧係りのワルたちに、潰されたしなあ」 と、同情的になっていた。

やはり、立花孝志たちの不屈の闘いが、正しい。 私、副島隆彦は、立花氏からの要請があれば、
まず、東京での応援演説に、行きます。 そして、一緒に、「NHKをぶっ壊す!」を やります。

そのあと、大阪で、「維新の会をぶっ壊す!」と言って、果敢に立候補している、尾崎(崎は立つの崎)正紀(おざきまさのり)氏からの要請があれば、大阪にも行きます。彼の下↓の 政見放送は素晴らしい。 私は、さっき、反省しました。彼らの闘いは、日本の真の民衆思いであって、民衆と共に闘っている。 幕末の1837(天保8)年の、大坂の 大塩平八郎(おおしおへいはちろう)の 戦いに似ている。

 私は、日本を代表する、アメリカ発祥の偉大なる、ポピュリズム(民衆=みんしゅう=主義)思想 の研究家 である。 アメリカ・ポピュリズム populism 思想は、権力者、体制派によって、大きく間違って報道されている。 

 ポピュリズムの創始者で、アメリカ民衆に圧倒的に人気があって、大統領になることを阻止された、偉大なる ウイリアム・ジェニングズ・ブライアン ( William Jennings Bryan 1860-1925 ) と、アメリカ民衆のために命がけで闘った ヒューイ・ロング( Huey Long 1893-1935 暗殺)を、ずっと私たちは研究して、日本に紹介してきた。

 私、副島隆彦が、いじけて、くすぶって、「 また自民党の安倍たちの勝ちかよ。日本の政治は、どうにもならなんあ」と、鬱屈していては、いけない。田中君、このように、副島隆彦が、自分の考えを、ここに表明しました。どうなるか、分からないけど、あとを宜しく。副島隆彦の割り込み、加筆終わり )

 立花孝志の演説はすごい。下手に大学を出てると、ああいう風にはならない。大学に行って頭が悪くなる者は多い。これは言っちゃいけないことになっているけど、本当だよ。彼は高卒でNHKに就職して、1,億円とか3億円のお金のやりとり(自分で小切手を切って、相手に渡す下働き。NHKの 真の裏仕事 )をやらされてきて、鍛えられている。

彼が週刊文春とか、で、NHKの内情を告発しはじめたころの10年ぐらい前の文章も、私は読んでいる。
 NHKの受信料を払っていない人が国民の半分いる、それは真実だろうなあ。でも、参議院の議席を取れるというのは、本当なのか? 私にあの『NHKをぶっこわす』のポーズをやれ、というのか。別にいいんだけど。私もやりますよ。ただし、私が何を言い出すかわからんよ。演説は北朝鮮の愛国歌『白頭山の歌』を選挙カーの上から歌いだしてもいいのかなあ?(笑)」
とのことだった。

( N国党の選挙参謀で、大阪府選挙区に立候補した尾崎全紀氏によると、「北朝鮮の歌は、全然大丈夫である、『NHKをぶっ壊す』のポーズもいりません。」とのことなので、もしかしたら副島先生の選挙応援演説が実現するかもしれません。でも、貧乏政党なので、演台のついた選挙カーはない、と思います。山本太郎氏のれいわ新選組を、副島先生が応援演説する話は、今のところない、というのは、講演会で聞きました。)

SNSI研究員の中田安彦氏は、
 「N国党はNHKを壊す、というワン・イシューで攻めてるところが、画期的だけど、まわりの候補者とかは、立花のNHK失業時代のパチスロ仲間でしょう。本当に参議院の議席を獲得できるのか?」
と疑念を抱いておられた。

 立花孝志氏本人が、比例で、1議席(自分の当選)はまず確実、と、7月1日の記者会見の動画で話しています。比例で2議席目をとる可能性も、70%ぐらいある、とのこと。都道府県別の選挙区選出では、党ナンバー2の大橋昌信氏が、東京都の選挙区に立候補している。彼が、 7/1 に東京都庁で行われたN国党の記者会見で、現在の情勢を説明している。

 私、田中の私見では、立花孝志氏の異常な才能の一つは、「選挙の票読み力」にある。地方選挙で他党の勢力を分析し、N国党が勝てそうな選挙区に候補者を立てる。昨年秋 の統一地方選挙で、彼が、私の地元(関西)に候補者を立てた。彼 も乗り込んできて、市議会の当落予想を動画で配信したので、見ていたら、24人の当選者と5名の落選者を、1名を除いて ピタリと当てた 。自党の候補者も客観的に予想していた。そうやって、次々と39人の地方議会議員を誕生させている。

(と同時に、党員をどんどん除名して、今は地方議員は30名を切っている。N国党人気にかこつけて議員になったのに、真面目に働かない議員のクビ切りを立花氏は、している。おそらくN国党に、次々とNHKが、スパイを送り込んで、N国党議員になりすまし、党の名誉失墜、組織つぶしをさせているのだろう、と私田中は推測する。本当のポピュリズム政党が出てくると、国家権力は全力でつぶしにかかってくる。)

だから、今月の参院選で突然、2議席獲得、ということはあり得る、と思う。
 そうなると、既存のマスメディアが全く無視してきた政治勢力が、ネットの力だけで、無党派層(政治無関心層)の支持を集めて、突如、国会に登場ということになり、一気に注目される。先月ぐらいから、だんだんと急速に、マスコミの取材陣が集まりだしている。4月の統一地方選挙の時は、記者会見はガラガラだった。だが、6月の大阪府堺(さかい)市長選挙 (立花孝志が立候補したが、3位で落選、得票率は5%だった。)には、ついにNHKが取材にきた。

 立花党首は、「取材班と話していると、共通の知り合いなんかの話で盛り上がったりして、懐かしさで胸にこみ上げてくるものがあった。NHKの現場で働いている一人一人には、なんの恨みも感じてないし、彼らと話していると、この運動をやめようかな、と一瞬思いました 」と言っていた。聞いているまわりが、ホロリとさせられる一幕だった。

しかし、1週間後、NHKが流したニュースは、彼の演説姿を映してはいるものの、党名を出さなかった。選挙カーのポスターの『NHKから国民を守る党』の『NHK』だけが映った映像 を流すような、こすいことをNHKはする。立花孝志の支持者はNHKを冷笑、嘲笑している。その他のマスコミも、参院選は「諸派」で一括りにして、N国党の名前は出さない。しかし各社は、N国党に注目して、カメラマンと記者を送っている。カメラは回っている。

ところで、N国党については、学問道場の会員の片岡裕晴(かたおかひろはる)氏が、重たい掲示板に投稿(2019年3月31日)しておられるので、ここで一部引用します。

(引用開始)

 NHKの報道姿勢は、余りにも安倍政権寄りの報道姿勢である。政治的中立性を損なった偏った報道をし、国民にとって必要なニュースを意図的に報道しない。これについては、まともな思考の出来る人々からの批判が根強くある。
 さらに、NHK職員の不祥事、事件の多さに反発して、受信料の支払いを拒否する人たちが多く存在する。この人たちは、NHKの受信料には正義 ( justice ジャスティス) はない、と私は思っている。
「NHKから国民を守る党」の党員やその支持者が街頭やYouTube動画を通して、熱烈な伝道者となり、アンチNHKの活動を行っている。

 N国党が、国政政党に成長したあかつきには、放送法を改正する段階で「国民政党」に発展するだろうと私は予測している。更に、NHKがぶっ壊れた暁には、党名から「NHK」を削除して「国民を守る党」へ名称が変更されるであろう。

4月の統一地方選挙では、N国党は50名近くの公認候補者を立てている。更に、7月の参議院議員選挙では公職選挙法で政党要件を満たす10名の候補者を立て、有効投票数の2%以上の獲得を目指し、国政政党への飛躍を実現するであろう。

(引用おわり  注: 引用するにあたり、一部文を変えたところがある。ー田中進二郎)

〇『れいわ新選組』と対照的な『N国党』の選挙資金集め
   結局、7/4の参院選の公示日には、比例代表の候補者4名、選挙区選出の候補者37名、計41名の大所帯(だいじょたい)となった。これに対し、山本太郎氏率いるれいわ新選組は、候補者10名である。

 山本太郎氏は、立候補に必要な、一人3百万の供託金の他、選挙資金を寄付金で集めた。2億円近いのだそうだ。山本太郎氏は「寄付金が1億円なら1議席、2億円なら2議席。」と、小沢一郎氏の『国民の生活を守る党』から離党届けを出した直後から、そううたっていた。

 リベラル派からの寄付金が2億円近く集まっている。でも山本太郎自身のコトバに従うなら、れいわ新選組は最大2議席というところだろう。党首の山本太郎氏と北朝鮮・拉致被害者の蓮池薫(はすいけ・かおる)氏の、比例代表での2名当選 が本命だ。あとは、リベラル派のいい人たちだ。副島隆彦先生のコトバでいうと、「いい人、いい人というのは、どうでもいい人のこと」だ。今でも放射能コワイコワイ派だ。
(やっぱり副島先生の『れいわ』応援演説は、ないだろうなあ)

 私が、れいわ新選組の候補者の演説集会を見にいったところ、新大阪のホテルの大広間を貸し切りにして、400人くらいを集めていた。学問道場の定例会とちょうど同じ規模だった。式場を3時間以上貸し切りにしているので、7~80万円ぐらいかかっているのではないか?  

 これは選挙資金の浪費ではないか? と感じた。N国党選挙参謀・尾崎全紀氏は、「そうだね、選挙での浪費があとあと、問題になるかもね。れいわは、選対の組み方も間違えたね。もはやN国党の敵ではない 」と、コメント。(ちなみに尾崎全紀氏は、京都大学法学部の大学院を修了の高学歴の人である。高卒の立花孝志といい取り合わせだ(ふたりとも大阪府堺市出身だ)。

山本太郎氏の寄付金集めについて、立花孝志はyoutubeの動画で、

「1億円で1議席が可能なんて、山本太郎氏の考え方は自民党の金権政治と変わらないではないか。」

 と揶揄(やゆ)した。一方、N国党は、参院選の立候補者の供託金が一人3百万に合わせて、一口最低額3百万円で、出資者をネットで募った。すると、たった2週間でなんと、1億5千万円を集めた。「六百万円を出した人も複数いる」、と、7/1の東京都庁で開かれた記者会見で、立花孝志氏が明らかにした。年利15%をつける、として、借用証も記者たちに見せている。
「すべてを明らかにする。隠し事はいらない。」が立花孝志の党のルールだ。

 参議院選挙で、N国党が比例代表で、2%の得票率をとれば、国政政党としての要件を満たし、政党助成金が政府から下りる。それと、立花孝志が当選し、参議院議員になること。それで、借金は返済可能となる。だから、これが、N国党の今回の選挙で、最大の眼目である。立花氏は総額2億円の借金を抱えて、選挙にのぞむ。

これまでのN国党の地方選挙は「すべて売名行為だった」(立花氏の言)。
「選挙に勝っても売名、負けても売名、さらに裁判でも売名、すべては N国党の売名のために」が、地方選の裏の裏まで知り尽くした、党首・立花孝志の悟りなのだそうだ。

 これまでの地方選挙は、今回の参院選に向けての地ならしであった。いよいよ満を持して、立花氏は決戦に臨む。「比例代表は、『 支持率1% = 100万票 = 比例1議席』と、おおざっぱに知っておいてください。」と、立花氏。支持率2パーセントという数字を達成することができるかを、支持者たちは注視している。

『琉球新報』の最新の記事で、参議院議員の期日前投票の出口調査(か?)で、支持政党の調査結果(沖縄県 7/5) が、出た。自民20.8% をトップに、立民、公明、共産、社民ときて、
維新の会2.1%につづいて、
N国党 2.0%
れいわ新選組0.8%
 と「れいわ」に2倍以上の差をつけ、維新の会に迫っている。沖縄県は全国で突出して、NHKの不払い件数が多い。その理由はわざわざ書かなくとも、皆さんお分かりだろう。だから、2%の支持率は、全国とはかなり状況が異なる、ずっと高いはずだ。幸先(さいさき)よい数字だ。立花氏は選挙戦の後半戦で、N国党の国民の認知が進んで、支持がぐっと伸びる、と予測している。

〇N国党を勝利に導く「東南の風」
 そして、選挙戦後半にN国党支持率がぐっと伸びる要因がもう一つある。
 既成の野党が、安倍内閣独走状態を阻止するための共闘が全然出来ていない。もう、消費増税を食い止めるなんて、夢のまた夢だ、ということが、だんだんはっきりする。リベラル派の「脳みそがお花畑」の人たちは、この現実を受け入れないだろうけれど、国民の大勢は、どんどん「あーあ」の気分になってくる。

 そうなると、消費税の増税を食い止められない 以上、『NHK受信料だけでもなくそう』が現実的かな? と有権者は 考えるようになる。既成野党の、この敵失、エラー というよりも、国民への背信だ。だから、N国党にとっては、追い風になる。その風は後半にわーっと強くなるだろう。

 これが「三国志」を読んだ人ならだれでも知っている、赤壁の戦い(映画も「レッドクリフ」 )での「東南の風」となる。蜀(しょく)の軍師・龐統(ほうとう)が、赤壁に集結した魏(ぎ)の曹操の軍の軍船を鎖でつなげさせる「連環(れんかん)の計」は成功した。が、東南の風が吹かなければ、曹操軍の船団を火攻めにすることはできない。呉の水軍の大都督・周瑜(しゅうゆ)も大弱り。

 そこで、蜀の天才軍師・諸葛孔明(しょかつこうめい)が登場する。祭壇を築かせて、その頂上で連日、加持祈祷をする。すると、あら不思議、東南の風がばたぱた、と吹き始める。その風は呉の水軍から魏の水軍へ向かう、強風となり、それに乗って先鋒隊ー決死隊だーの老将・黄蓋(こうがい)が、火を船に点じて、曹操軍に体当たりを敢行する。曹操の水軍は火に煽られて、大炎上した。ここに曹操の魏の統一の野望は潰(つい)えさった。

これと同じように、今度の参議院選挙がなるように、N国党は作戦をねっているだろう。
 「曹操軍」は、ここではこれまでの既成政党のすべてだ。これを「既成政党はすべてNHKの言いなり 分だ』という鉄の鎖でどんどんつないでいっている。
 事実そうだ。先月6月には、スマートフォンの利用者は、すべてワンセグでのNHK視聴者ということにして、受信料を取る、という法案を国会が全会一致で可決した。 一人も、この法案に反対した国会議員はいなかった。共産党すら、賛成票を投じているのだ。「腐った鉄の輪で国会議員はみんなつながっている。」 

「 NHK職員って、今流行りの『上級国民』なんだってね」とザワザワしてきた。「自民党から共産党まで既成政党なんかダメだ。」という機運が国民に生まれてくる。最後に既成政党を、全部まとめて焼き払ってしまう戦法だ。

 N国党は、41名の候補者がそれぞれ工夫を凝らした政見放送で、NHKを利用して、NHKを攻撃する、という作戦に出ている。大分県のN国党候補者は政見放送に与えられた時間を、ひたすら無言に徹した。政見放送はラジオでも流されるので、これを聞いているリスナーは、「NHKが壊れている!」と抗議の電話をするように仕向ける。など、あの手この手で、ゲリラ戦を展開している。

〇激戦区・大阪府選挙区の尾崎全紀(おざき・まさのり)氏は、「大阪維新をぶっこわす!!」

  N国党の候補者がそれぞれ『NHKをぶっこわす』を合い言葉に戦っている。先述したように、党ナンバー2は若手のホープ・大橋昌信氏(朝霞市議)だ。東京選挙区に立候補している。山本太郎氏が東京都選挙区から出ずに、比例にまわり、沖縄基地問題の候補者を代わりに立てた。これで、大橋氏にも改選定数6名の最後の1議席 を取れる可能性が生まれた。本気で勝ちに行く、と党首・立花氏。れいわの敵失(エラー)を見逃さない。ここぞと攻める。

(立花党首の報告によると、7/7の世論調査で、大橋昌信氏の支持率が10.8%で5位であるとか。ただし情報ソースは分からない。東南の風は東京から吹き始めたようだ。 )

 一方、N国党の選挙参謀・尾崎全紀氏は、4名の改選定数に12名の候補者がひしめく激戦区・大阪選挙区に殴り込みをかけた。大阪府は、今年4月の統一地方選挙で維新の会が圧勝した。大阪府知事も市長も、維新だ。自民党、公明党、立民、共産党が束になっても、維新に勝てなかった。

「立民の辻元清美とか、共産党の候補者が、自民党の選挙カーに乗って、応援演説してるのが大阪の選挙区だよ。他の県の人から見たら、信じられないだろうけどね」と、党首が、私・田中進二郎の質問に答えて、言った。6月の堺市長選挙でのおりだ。その飲み会の席でも、統一地方選挙に敗れたN国党員たちが、一様に、「大阪維新が強すぎる」と頭を抱えていた。だから、N国党は大阪府では閉め出されているのが現状だ。

 この参議院選挙でも、大阪選挙区(定数4)は維新の会が、2議席獲得を狙っている。自民党は戦々恐々で、候補者を一人(元・府知事の太田房江氏)にしぼっている。維新と立民がそれぞれ注目の女性候補者を立てている。共産党は、志位書記長の秘蔵っ子の、若手の辰巳コーターロー議員を全力で応援する。

 そこへ、N国党の尾崎全紀氏が、殴り込みをかけて、大阪選挙区は「死のブロック」と化している。尾崎氏は、候補者公開討論会で、『NHKをぶっこわす』という代わりに、『大阪維新をぶっこわす!!』と喝(かつ)を入れた。( 隣の席の太田房江氏=元府知事=が、心臓マヒを起こさなくてよかったなあ。)

 最後に このN国党の候補者たちを代表して、尾崎全紀氏の政見放送の文字起こししたもの を転載します。( 検索すると、映像も見れます。) 私田中進二郎にとって、大学時代の研究サークル以来の先輩で、いろいろ勉強させてもらった人である。尾崎氏が当選すれば、日本にフィリピンのドゥテルテ大統領のような政治家が登場することになるのではないか、と私田中は思っている。大阪で、政治ゴロたちを追い出す、と公然と言い始めた人は、これまでいないだろう。

(以下引用開始)

2019年7月8日 / 最終更新日 : 2019年7月9日 NHKから国民を守る党
参院選2019 尾崎全紀 政見放送 文字起こし 大阪選挙区 NHKから国民を守る党

NHKをぶっ壊す!堀 孝童(ほりこうどう)です。参議院議員選挙2019で大阪選挙区に立候補したNHKから国民を守る党の尾崎(崎は立つの崎)正紀(おざきまさのり)候補者の政見放送の全文、文字起こし(字幕)です。

尾(崎は立つの崎)全紀 政見放送 全文

経歴放送

大阪府選挙区 NHKから国民を守る党 尾(崎は立つの崎)全紀 48歳
早稲田大学 法学部卒業
京都大学大学院法学研究科博士後期課程研究指導認定退学
現在は出版プロデューサー

では、尾(崎は立つの崎)全紀さんの政見放送です。

政見放送
  きれいごとばっかり、できもせんウソばっかり言うて
その上、世の中の何の役にも立ってないのに、大金もらって恥ずかしくないんか?

 昔は公約って言うてました。公に約束するって意味ですよね。ちょっと前はマニフェスト今はまぁ政策とか言ってるけど、政策なんて言うのはね、政治のほんの一部なんですよ。一番大事なのは生身の人間なんです。信用できるかどうか。

 今回の大阪府の選挙区でも、昨日届出済ませた12人のうち9人ぐらい来てて、7月の1日に阿倍野区民センターでネットの公開討論会がありました。消費税がどうのこうのとか、憲法改正がどうのこうのって、僕もいろいろ言ったんですけども、与党の候補者は、これまでの公約全然ちゃんとやってないっていう意味で大嘘つきやし、主要の国政政党の候補者さんも選挙に勝って与党になる覚悟もないくせして、安倍政権の批判ばっかりしとったらええと思ってるんですよね。どっちもどっち、お互いよう言うわ、とか思いながら聞いてたんですけども。

 特にね、公示前に名前入りのたすきを着けて、演説やってる共産党とか。所属の国会議員が三権分立も理解できん。具体的に言ったら、立候補の自由と被選挙権の区別もつかへんくせして、公約に『憲法裁判所の設置』とか入れてる維新の公約とかね、もうほんと悪い冗談として思えないですね。この公開討論会は、生放送で8千人ぐらい見とって、むっちゃ盛り上がってたみたいなんですけども、話がまぁちょっと長くなるので、その辺は詳しくはまぁYouTubeとかで検索してみてください。

 要するに「誰に入れたらええねん」と、「入れるやつおらんやん」ていうのが、この10年くらいの普通の真面目な日本人の感覚ちゃうかな、と思ってます。そんなもっと前からやでと言うたら、そりゃそうなんですけども。実際私も10年前の政権交代ぐらいの選挙までは、投票も行ったり、選挙の裏方とかもやったりしとったんですけど、この10年は選挙の手伝いどころか、投票も行ってません。

 ここまでは大体今の政治とか政治家を私がどんな風に見ているかみたいな話ですね。その後、日本におらんかった時期もあったりして、その間にちょっとずつちょっとずつ力を蓄えてきたっていうのが、今回私が公認候補として出馬することになった『NHKから国民を守る党』です。

 10年前に堺で衆院選と市長選があって、今回比例区で出てほぼ100%の確率で参議院になるであろう代表の立花孝志とは、そこで知り合ったんですけども、私自身は6年前に創設された『NHKから国民を守る党』を本当にゼロからね、本当に地方選挙からあの作り上げるって一番大変な時期には、まぁ関わってなくて、今回の5月の足立区議選とか、まぁ6月の堺市長選からです。

 今回の私たちの目的はものすごくはっきりしてて、単なる政治団体である『NHKから国民を守る党』を、政党要件を満たして、政党助成金をもらえるようにするということです。もちろん、NHKから国民を守る党なので、スクランブル放送とか、集金人の実態とかそういう話は、他の40人おるんで、その候補者がやると思うので、私はしません。「NHKをぶっ壊す」(のポーズ)もしません。けれども、NHKに象徴されるような今の世の中の構造っていうのは、何とかしたいと思ってるんですね。

 要するに、現場を何もしらんくせして、エセインテリが大金もらってふんぞり返ってるとか、そいつらが知らんとこで、チンピラヤクザが普通のちゃんとした人らを脅して、金を集めているとか、そういう風な世の中の構造ですね。ほっといたら、もっともっとそうなると思ってます。N国の人らと一緒に、そう言う一人一人ね、やっぱりその期待してもらってる人らと、生身の人間と関わりつつ、その裁判やら選挙やりながらで、またそれをSNS使って実況したり、発信したりしながら、ちょっとずつでもええからやっていこうかなと。

 いきなり全部は無理ですよ。そんないきなりいっぺんに全部無理ですけども、私は嫁さんも子供もおらんし、そういう意味で言うと、なんにも失うものもないので、私が特攻隊長っていうか切り込み隊長として、まずは近畿ブロックのど真ん中の大阪に、杭を打ち込みたいと思ってます。

 ちょっとヘッドホンとヘッドホンやってる人は外してもらって、音量が大きい人は下げてもらってやります。いいですか。

 正直者が馬鹿を見ない世の中に、NHK大阪放送局から大阪維新をぶっ壊ーす!

終わり

大阪府選挙区 NHKから国民を守る党 尾崎全紀さんの放送でした。

(引用終わり)

田中進ニ郎記  2019 7/10