重たい掲示板

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中川ヒロシ 投稿日:2020/03/27 12:30

【2127】[2508]オリンピック延期について

会員の中川ヒロシと申します。輸入雑貨業、心理カウンセラー、詩人、腹話術師、元ミュージシャンです。初めて投稿します。

ウイルスを誰が作ったかは小声で話し、オリンピックは無難に延期する。人が走るのを応援する事がそれほど大切で楽しいのか?

副島先生も仰るように、スポーツ観戦なんて尊くない。やってる人だけが尊いのだ。それは国民も、うっすら知っているのではないか?別に国で競う必要も全くない。遠くから来なくても良いし、それで仲良くもならない。

オランダのように、世界大麻大会を地道に開催している国もある。大麻は確かに、なんらかの害はあると思う。しかし、あれで逮捕なら、酒もタバコも逮捕したらどうか?大麻を経験しないなんて「死ぬのが怖くて、生まれないようなもの」。

人は誰でも、生きていることの当事者であって欲しい。そして税金をつかうなら、そのことにこそ使って欲しいと願う。オリンピックが発展したのは、それが社会的に応援しやすく、金が儲かるからだ。大麻は尊いけど、それは社会的に応援し難い。

でもせっかく、今、政治家のあなた、そして社会的に失うもののない僕、そしてみんな!ボブマーリーのLIVE動画を見て欲しい。
https://m.youtube.com/watch?v=jGqrvn3q1oo

ステージでの彼の解放のされ方は、明らかに大麻をやってらっしゃるのが伝わってくる。動作の一つ一つや、言葉が、祈りになって深く到達していくのが分かる。

幸せって、「オリンピックを、生きてる間に二回見れた」とか、そういう事ではないですよね。

匿名希望長寿太王 投稿日:2020/03/25 17:12

【2126】[2506]新型コロナウィルス陰謀論

何に~い。米国で新型コロナウィルスが蔓延中? そもそも 米軍がばらまいたとうわさされているのに、自国にも。誰が対象だあ。考えられるかな、支配層以外の人間を整理することは。支配層以外は、生きる資格がないか。あれ、これだれか言いていたな。

相模原障害者施設殺傷事件(さがみはら しょうがいしゃしせつ さっしょうじけん)は、 2016年(平成28年)7月26日未明に神奈川県相模原市緑区千木良476番地にあった神奈川県立の知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」にて発生した大量殺人事件。

この神経逆撫でするような事件だけれども、これも人々の感覚を麻痺させるための演出的事件(犯人が田原俊彦に似てないか?)で新型コロナウィルスの蔓延にくらべれば、かわいいものか。なんだかよくわからなくなってきた。     ただ、怒りがわいてくる。

命の危険を感じているため匿名で、長寿太王

庄司 豊明 投稿日:2020/03/25 15:27

【2125】[2505]変動が激しいです

3/13から金小売単価が6000円未満の5924円で3/23まで下がり続け5883円まで下がりました。
3/24から6000円以上で6179円で本日3/25は 264円で6443円と変動が激しいです。
やはり、これもアメリカがもがき苦しんでいる状況でしょうか?

藤川健二 投稿日:2020/03/22 18:42

【2124】[2504]現代における「比叡山の僧兵たち」

コロナウィルス対策で、大阪-兵庫間の往来自粛要請を発表した、吉村大阪府知事。
厚労省からはオモテに出さないとされた、厚労省から府への”大阪府・兵庫県における緊急対策の提案(案)”という文書を、ツイッターで公開している。

奇妙なのは、その文書内容。”必要な対策の方向性”で、”段階1”と”段階2”がおかしい。
タイトルは(案)として、文言を微妙な表現にしているが、こういう事は政治判断に属する。事務方が、政治判断につき、府の長に口出しするとは、どういう事か?

<引用開始>

-感染拡大リスクの高い(3要素を満たす)施設の使用自粛、集会の自粛の呼びかける
大阪府・兵庫県内外の不要不急な往来の自粛を呼びかける。

<引用終了>

憲法で国民が国家に対し、「お前らが守れ」と命令した、”集会の自由”と”移動の自由”。
国の官僚機構が府に対し、国民の自由の制限に関し、口出しするとはどういうことか?

”積極的介入”は、今、海外で起こっているように、自衛隊や警察を取り締まりに使うのか?

事務員たちがドサクサに紛れ、府の政治に(案)として文書を通達し、「こうやれ」と命令を出すとは、何様のつもりか?

一事が万事。霞ヶ関は地方に対し、こういう事はずっとやって来たのではないか?

原因は、憲法第15条で保障した公務員に対する選挙権。これに反し国家公務員法が、選挙で選ばれていない、受験とコネでなった”官吏”に、公務員の肩書を与えたから。
法律が、官吏の組織に対し、自分らが本来の公務員(代議士)と同等権限があると、勘違いさせてしまっている。
どうせ御用学者の、ご都合解釈があるだろうが、そんなものはどうでもいい。文言ママ、抵触しているのは事実である。

官僚機構の権限が強いのは「米国様がそう決めたから」か?そういう論調は聞き飽きた。それだけが真実ではないだろう。かつてオランダが大英帝国の政治権力を実質的に乗っ取ったように、米国や国際機関にカネの力を使わなかっただろうか?コッソリ自分らのためにカネの力を利用し、実際は、国民が思いもよらない場所で、影響力を持っているのではないか?

私は学生時代、受験勉強を「なんでこんな役に立たない暗記をしなければならないのか」と思っていたが(実際やらなかったが)、暗記野郎のどこが偉いのか?
肩書やコネがある事の何が偉いのか?要らぬおせっかいで国家の資産運用で派手に失敗したくせに、合理的、論理的根拠は何か?そんな物は自然界に存在しない。

戦前生まれの文豪、三島由紀夫は、戦後体制の中、”自衛隊の憲法第9条への抵触”、ホンネとタテマエで言行一致出来ぬ政治が国民のモラルを蝕んでゆくのを、「反吐が出る」程に嫌い、憲法改正を唱え、自決した。
が、時代は変わってしまった。ミシマが結論を出してしまった。方法が逆転した。憲法は変えれない。
そして戦後が昔となりつつある今、憲法ではなく、法律全般が問題である。特に国家公務員法。官吏は官吏としなければいけない。
法律が、本来純粋に事務員でしかない官吏に、予定外の権限があると空想させ、国家全体のモラルを蝕んだ。

国家が国民からの借金まみれになった今。財政が破綻すれば、自決しなければならないのは官僚機構と、これまであれこれ勝手に国家の意思決定に介入したOB達だろ。
適法手続の選挙で選べないのだから、1円たりとも国の最高権威、主権者である国民様に責任を負わせるなど、お門違いである。
マスコミ通じコンプライアンスを唱える連中が、根源的なところでコンプライアンスがなってないのである。マッチポンプで上っ面文言をなぞった、他人都合のコンプライアンスなど、あほらしい。

今の日本は、憲法による自由民主主義国家の中に、自分らの出世と稼ぎのために書く法律で官僚が統治する別の、共産主義国家が、パンパンに膨れ上がって存在するようなものである。

”国家の中の別の国家”といえば、平安時代の最高権力、白河法皇にすら、「意のままにならぬもの」と言わしめた、”比叡山の僧兵たち”を想起させる。
比叡山の僧兵といえば、信長による焼き討ち。小室直樹さんの「信長 近代日本の曙と資本主義の精神」(ビジネス社刊)再刊版で、次のようにある。

再刊行に臨んで-政治家・織田信長が生きた時代背景
比叡山の焼き討ちはなぜ行われたのか
<引用開始>

其れまでの世の中を改革し、全く新しい世の中を作ろうと、その為に先ず必要なことは、現在の世を支配している不都合で間違った考え方の全てを拒絶することであった。
彼の時代以前において、教義なき仏教や戒律なき仏教を支配していたのは、何と此の、比叡山の坊主どもが唱える説であったのだ。
是れに反対できる者などは、有り様がなかった。
最も極端な説として、煩悩をその儘、肯定する説すら認行するほどであった。
こんなことであったから、厳重な戒律を誇るはずの仏教すら限りなく堕落していく可能性が残されていた。是れでは何のための仏教なのか分からなくなってしまう。
是れを見て、信長は忽ち、解決法を思い立った。
解決方法と言っても、全く彼らしい方法であった。
「何でもいいから、何もかにも焼いてしまえ、焼き払ってしまえ」
果然、結果は信長の言うような通りになった。
中世の日本においては、ヨーロッパの中世期に於けるカトリックと同じように、仏教が国家の代用品であったと言って良い。
生まれると、寺院に行って届け、初めて生まれたことにして貰える。
元服(成人式)も同様である。結婚も、果ては死亡した際も全く同様である。
信長の目的が日本の統一にあるならば、日本の中に、もう一つの国が出来てしまっているのではどう仕様もない。
彼の志は「天下布武」、日本の統一にあったので、社会秩序回復のために先ず行ったことは、「戒律なき名ばかりの宗教」という、仮面を被って腐敗した、もう一つの国の根絶にあった。

<引用終了>

今、日本に必要なのは、アポローン、信長である。

六城雅敦 投稿日:2020/03/22 00:24

【2123】[2503]クルーグマンによって経済学は人類を不幸にする学問となった

副島隆彦先生の新刊「経済学という人類を不幸にした学問」(日本文芸社)を読了した。

『資本論』(ダス・カピタール,1867)のマルクス、と『雇用、利子、貨幣の一般理論』(The general theory of employement,interest and money, 1936) のケインズ・・・
この二人だけが、人類の経済活動の肝要を明らかにしたと、副島先生は述べる。

 その他の経済学者たちは、この2人の理論を、剽窃し改変し、マネタリズム(貨幣中心の経済学、ミルトン・フリードマン 1912-2006 )や、自由貿易主義(ネオ・リベラル派が標榜するグローバリズム)へと、我田引水の論理を展開したに過ぎない、と。 本書の一部を抜粋する。

(抜粋始め) (P94-95)
 この100年間のアメリカとヨーロッパの経済学者で、優れていたのはケインズだ。ケインズだけが天才だった。それ以外は・・・駄目だった。
 この考えは、最近、日本の経済学者たちの間でもブツブツと言われるようになった。ケインズだけが天才で、あとは要らない。余計だった。今のアメリカの経済学者、即ち新古典派(ネオ・クラシカル)なんか、消えてなくなっていい。
 マクロ経済学とは、「国家を経営する経済学」のことだ。大風呂敷と大ドンブリ理論を振りかざして、大きく大きく、国家の経営を考えることだ。これをケインズが始めた。ケインズだけがマクロ経済学だ。他にはいない。  (中略)

 しかし、ケインズ卿(英国王ジョージ5世が、男爵にしたのでケインズ卿〔サー〕だ)は、1946年に死んだ。このあとはケインズ・レベルの大天才の処方箋、方策、政策はなくなった。
 人類はこのあとどうしていいのか、わからなくなっている。ケインズの再来ほどの人物が現れて、私たちを導くしかない。
 もうマネタリスト(アーヴィング・フィッシャーが元祖で、ミルトン・フリードマンが継いだ。ワルの親分たち)も、新古典派「総合」(ジョン・ヒックスとポール・サムエルソン)も、この2種類ともに滅んでしまって、残党がうごめいているだけだ。

 新古典派「総合」(ネオ・クラシカル・シンセシス)の別名が、ニュー・ケイジアンである。彼らが大破産した。ポール・サムエルソンの愛弟子で、跡継ぎが、ポール・クルーグマンだ。この男による、自分たちの大失敗の白状(告白)の文が、本書の第4章である。

(p204)
 ケインズは「政府は労働者に(政府自身が大借金をしてでも)職を与えるべきである」という新思想を作った。これがケインズ革命である。
 だからケインズは「修正資本主義」とも呼ばれて、カール・マルクスの「貧困者と労働者を救済せよ」の 社会主義〔ソシアリズム〕の、「暴力に訴えてもブルジョア政府(資本家の利益団体)を、恐慌に乗じて、打倒する」という思想と、対決する思想として、現在も存在する。

(P83)
 ケインズが死んで、アメリカでニュー・ケイジアン(というケインズの裏切り者たち)が栄えた。彼らは、新古典派「総合」を名乗り、何を統合(シンセシス)したかと言うと、ケインズを自分たちの愚劣なる(新)古典派の中に総合(取り込み)し、換骨奪胎した。さらには、マルクスまでも「総合」した、と豪語した。その頭目が、ポール・サムエルソン(1915-2009)だ。そして、その後継者で愛弟子のポール・クルーグマン(1953-)である。

(抜粋終り)

 六城です。ノーベル経済学賞が与えられた論文で多用される、多変数(連立)方程式や微分方程式による、”壮麗な”数式の経済理論は、空想のたわごとであった。

すべての基は、単純な

「 Y(Yield、もの、こと)= M( money おカネ) 」

の式である。 Yield(イールド)とは、人類(人間)全部の活動と生産、その為に費やされた(生み出された)こと。人間のうごめきの全て、だ。

 Money(マネー)とは、そこに費やされた地球上の、お金の総額であり、国家単位ではGDPのことあるいは、企業活動の売り上げのこと。あるいは、年収600万円の1人のサラリーマン(労働者の)の年収だ。

 この2つは、等号(=)関係であり、左辺右辺がピッタリ一致している、として、アルフレッド・マーシャルが、古典物理学の、公式を真似て、作った。このことが理論経済学の始まりであった、と副島先生は指摘している。

 こんな単純な基本理論は、あまりに当たり前すぎて、「それがどうした? 太陽が東から昇って西に沈む事のようなものだ」と、思うかもしれない。

 だがこの本を読み進めると、副島先生の解説によって、ケインズ理論は、その後、アメリカの経済学者たちによって、歪曲され、変造され、インチキ学問へと変貌して行ったのだ、と。

 彼ら、新古典派(アメリカの主流派の経済学者たち。その、今の筆頭が、ポール・クルーグマン)の論理の前提条件には、「失業は存在しない」、「失業者はただちに、他の職につく」である。 ここには、製鉄所の工員を教育すれば、IT技術者になれる、という その根底にはキリスト教の強固な宗教観(オプティミズム:optimism)がある。 

 そしてどんな貧乏国であっても、世界に対して、「比較優位(ひかくゆうい、コンパラティヴ・アドヴァンテッジ)の理論」で、その国に何らかの「売り物」がある、それを輸出すればいい。と、新古典派は、盲目的に考える。実際は、先進国から、最新式機械をすべて持ち込んでの、奴隷工場〔スウェット・ショップ〕だ。

 これで、アメリカ国内の競争企業を、打ち倒した。自由貿易主義〔フリー・トレイディズム〕を、万能であると信じ込んだために、アメリカ国内に、大きな失業が生まれた。アメリカ国内の工場がすべて閉じられて、失業者の群れが生まれた。アメリカの経済学者の主流派(新古典派)は、この事実に、1990年から、30年間、気づかなかった。なぜなら、彼らの頭には、古典派経済学の 原理(教条、盲信。狂信)である、「失業は存在しない」が、張り付いているからだ。

狂信者たちによるカルトが現代アメリカ経済学である

 私たちの学問道場は、20年前から、国際金融資本に、陵辱(まさにレイプ、強姦)されてきた日本と、その背後に有る、アメリカ政治思想 の研究・分析を行ってきた。アメリカ政治の背後にいる特定思想を、皆で、研究してきた。

 ゴールドマン・サックス(ガヴァメント・サックスだ)を筆頭とする、アメリカの民間の巨大金融資本と、それと連動するFRB(連邦準備制度理事会、アメリカの中央銀行)の動向に関心をもってきた。

 その手駒である、歴代米国大統領と、クルーグマンやスティグリッツら御用学者による経済政策(エコノミック・ポリシー)は、日本にも多大な影響を与えた。しかし、今は、トランプの登場によって、彼らは、嫌われ、遠ざけられている。

 本書によって、ケインズのマクロ経済学(政治と結びついた政策提言)は、クルーグマンによって、ハイパー(超)グローバリゼーションへと改ざんされた。日本も米国の圧力によって、屈服、追従させられている、という冷酷な事実を、私たちは知っている。

 アメリカの忠実な下僕である与党、自民党と 経団連(ただし、彼らは、アメリカがあまりに虐(いじ)めて 稼いだ利益を、全部アメリカに置いて行け」と言うので、儲けがなくなって、中国に擦り寄っている)である。

ハイパー・グローバリゼーションはドル覇権国の特恵制度である

 1990年から、30年間、日本のGDPは、ずっと5兆ドル(500兆円)のままだ。この25年以上、横ばいのままだ。この間に、米国の GDP は4倍になった。中国は 20倍になった。

 その内訳は、富裕層の資産が加速的に膨張したものであり、私たち大多数の国民は不幸のまま、さらに過酷な生涯を強要されることを知らねばならない。この、本はアメリカの薄汚い経済学理論を盲目的に信奉してきた、ビジネスマンに必読の書である。

森本達樹 投稿日:2020/03/19 21:52

【2122】[2502]冷静に考えましょう

Re:[2500]金融セミナーが、無事終わり、さらに株式の暴落が続いている。
です。

その中の、

>これまでの、冬のいつものインフルエンザ (普通の風邪cold と違って、命に危険である)と同じように、私たちは、今度の新型のコロナウイルスを、自然に 受け入れて、生きて行ける。過剰な心配をしてはいけない、と、私は、思う。
 ↑
と、私も考えます。

季節性インフルエンザでの死者数は、統計を取り始めてから、毎年、世界で250~300万人くらいです。
今回の、CONBID-19で、来年の12月頃までにWHOが公表する死者数は、今は分かりません。

現在、判明しているのは、感染者で、重症化するのは20%。死に至るのは、感染者全体の2%です。

ですから、主要メディアの扇動で、無駄な消費をする人達に申します。

自分(達)だけ助かる手段はありません。

以上。

庄司 豊明 投稿日:2020/03/19 09:07

【2121】[2501]動画を見させていただいております

講演当日は欠席し臆病者と笑われかもしれません。
金取引は信頼関係と相性の良さですが、講演翌々日に取引先に行き、相談にのっていただきました。
昨日からは副島先生の動画を見させていただいております。

副島隆彦 投稿日:2020/03/18 20:06

【2120】[2500]金融セミナーが、無事終わり、さらに株式の暴落が続いている。

副島隆彦です。今日は、2020年3月18日(水)です。

私は、15日の 金融セミナーが、無事に終わり、ホッとした。ところが、そのあとも、まだ、株式の大暴落が、乱高下と共に、続いていることに、振り回されて、3日が過ぎた。

コロナウイルスの世界への広がり(主にヨーロッパへの感染の拡大)が、続いているように見えるが、これは、もうすぐ、収束する。 あんまり、心配して、慌てない方が良い。 私たちの体に、自然と、抗体(こうたい。anti-body アンチボディ)が出来て、抵抗力と、免疫力によって、感染と発病(発症)が、阻止される。だからあんまり、心配しなくていい。 発生地の中国では、もう、収束した。

 これまでの、冬のいつものインフルエンザ (普通の風邪cold と違って、命に危険である)と同じように、私たちは、今度の新型のコロナウイルスを、自然に 受け入れて、生きて行ける。過剰な心配をしてはいけない、と、私は、思う。

 NYダウ2997ドル安(2020年3月16日)

 NYダウ反発(2020年3月17日)

 NYの株式は、3月16日(月)の 大暴落の2,997ドル の下げが起きた (先週、金曜日の終値からの 最大時の下落幅は、3,068ドルが有った。終わり値は、20,188ドル。もうすぐ2万ドル割れだ)だった。歴史に残る大暴落だ。 そして、今朝の 日本時間で朝5時半(NYでは、午後の4時半が市場の終わり)で、1,058ドル の 上げ だった。このあと、さらに暴落しそうだ。

私は、昨晩、真夜中の2時、3時までNYの値動きを追いかけていたのだが、途中で、眠りこけて、ベッドにへたり込んでいた。初めは、さらに先週からの、暴落が続いて、600ドルぐらい下げていた。そして、朝の2時頃(NYでは、午後1時の、後場(ごば))で、500ドルぐらい、切り返して、上昇に転じていた。 このころ、私は、睡魔で意識を失った。

 以下は、16日(月)に、自分が書いた、去る出版社の編集長へのメールの文である。

 ・・・私は、弟子の**君から連絡があって、( 3月16日、夜の10時半過ぎ) NYの株式市場が、朝9時半に始まっていた。NY株の 大暴落を知らされてた。大変なことになりそうだ、と。
 私は、今から、ずっと世界の金融の動き調べます。おそらく、明日の朝の、NYの金融市場の終わりまで。

 私は、今日(16日、月曜日)は、朝から、ずっと妙な予感がして、胸騒ぎがして、頭が少しおかしくなった。予約してあった歯医者に歯のメンテナンスに行ってから、熱海の仕事用の家に帰った。 自分の 予言者脳(よげんしゃのう)が、ブルブル震えて、「何か、大変なことになりそうだ」、と感じながら東京の街中を移動していた。 

 昨日(3月15日)の金融セミナーに来てくれた客たちは、本当に深刻な顔をしていた。「 コロナウイルスは怖いけど、どうしても、(決死の覚悟で)副島のおカネの話を聴きに行かねば 」という感じでした。

私は、まだ、今は、大恐慌突入を言わない。

 おそらく、この株式市場の 大暴落を、アメリカのトランプ政権を始め、各国政府(権力者たち)は、、しばらくは、喰い止めるだろう。 どう考えても、このNYの大暴落は、新たな金融危機(ファイナンシャル・クライシス)そして、世界大恐慌(ワールド・デプレッション)への突入の合図なのだ。その始まりだ、しかし、まだ、そうは、言いたくない。

 だが、日本では、私、副島隆彦しか、この危険なコトバは使えない。今や、私の専用のブランドだ。他の人が使い始めると、副島隆彦の顔が、皆に、浮かぶ。そのように、私は、ずっと仕組んできた。
私が、いつ、この危険なコトバたちを使い始めるのか、を、皆が、注視している。そのことを、私は、全身でひしひしと感じている。

 まだ、何とか、各国政府が、必死で、自分たちの持てるツールで、株式を買い上げて、操作して、まさしく、官製=かんせい=相場だ(これも、私のブランドだ )。これで何とか、形だけ、しばらくは、小康状態を保(たも)つだろう。

 もう、こうなったら、先進国の政府の、“米、欧、日のダンゴ三兄弟”は、自分たちで、違法と知りながら、手を染めて、無理やり作る緩和マネー(QE、キュー・イー。ジャブジャブ・マネだ。これも私のブランド)で、株価の暴落を下支えして、食い止めるしかない。

 副島隆彦です。このように、編集長へのメールに書いた。
 3月15日に開催した金融セミナーは、無事終わった。実は、私でさえ、当日、会場(都心の大型ホール)に行ってみるまでは、不安だった。

 「大丈夫かな。安倍政権は、非常事態宣言が出来る特措法の改正(私権の制限もできる)とかいう、とんでもないことをやっているしなあ(14日に、改正特措法は通過、施行された)。トランプも、13日に、コロナウイルス対策で、国家非常事態宣言(national emergency declaration ナショナル・エマージェンシー・デクラレイション) というのを、やったしなあ」
と、私は、朝の9時半に、日比谷公園の隣の会場のビルの前に立った。「おう、会場は開いている」と、喜んだ。

 ホールの責任者に挨拶したら、「ほとんどの催し物は、主催者の自主的な判断で、中止、キャンセルになっています」 と、壁のホワイトボードの、スケジュール表が、ほとんど真っ白になっていた。「開催して下さるのは、副島先生の会ぐらいのものですよ。ありがたいことです」と、責任者から感謝された。 

 会場(ホール)側は、「公演やリサイタルをやめて下さい」とは、言っていない。すべては、自主規制の、自粛(じしゅく)というやつである。何と言うことだろう。

 私の「予言者 金融セミナー」は、 会場定員(客席数)が500人で、ほぼ予約で満席だった。ところが、当日、蓋を開けてみたら、300人ぐらいしか、来場しなかった。手伝いの女性たちに聞いたら、「コロナウイルスの感染がコワイ」と、口を揃(そろ)えて、言った。私は、こんなもの怖くないから、驚く。来場者は、必死の思いで、私の話を聞きに来たのだ。

 私が、講演の途中で、笑いを取る話をしても、引き攣(つ)ったような笑い声が会場から聞こえた。 私は普通の人の感覚が分からない人間だ。その自覚は、ずっとある。・・・・ここで、中断します。

・・・・記述を再開します。来客が続いて、なかなか書き進むことが出来ない。 それで、当日、お休み(欠席)した200名の人には、約束通り、翌日(16日)に、Youtube ユーチューブの限定公開で、ウエブで、講演内容を、主催者が、送信した。 それには、講演の資料の スクリーン上の60枚の画像と金融統計のグラフも付いている。

 このユーチューブでの、動画配信を希望します、という人が、100人ぐらい別個に出た。世界各国から、そういう人たちの申し込みがあった。 「一度、副島先生の話を聴いてみたい」という人たちからの申し込みだ。わざわざ会場まで、自分の体を運ぶのは、大変な手間がかかる。飛行機代も掛かる、という人たちが多い。 こういう動画配信の方式が、今後、恒例化すると、一体、どういうことになるのだろう。

 今の、トレンドになった、会場に観客は1人もいないで、選手と監督、審判たちだけの、ガラーンとしたスタジアムでの 試合と、おんなじ事になるのだろうか。技術(テクノロジー)の発達に、いちいち文句を、私は言わない。

 すでに、どんどんネット化(ウエブ化)してしまっている、私たちの生活で、技術の進歩に逆らうことを、私は、あまり言いたくない。憮然(ぶぜん)とした顔をして、イヤそうに受け入れればいいのだ。

 ユーチューブでの限定公開の動画配信の方式で、観た人たちからの反応は、概(おおむ)ね、良好だったようだ。私は、会場の大きさから、録画、収録は、私ばっかりを撮(うつ)すから、背後の大画面の金融資料が、はっきり見れなくて、あまりうまくゆかないのではないか、と危惧(きぐ)していた。

 今もこの危惧はある。 小さなホワイトボードを脇に置いて、しゃべり手が話す、という、1メートルぐらいの距離からの近接の接写でないと、ユーチューブの画面は、有効でないのではないか、と、今も、私は、思っている。

 それでも、苦肉の策で、やむにやまれず、実行する工夫は、時代の流れでもあって、試してみるしかない。この緊急のやり方が、なんとかなって、本当に良かった。私は、ほっとしている。 業者が、目下、私の金融セミナーの講演の中味を、DVDに製品化している。

 それに1ヵ月間ぐらい、掛かるようだ。お休み(欠席)した皆さんは、お待ち下さい。それ以外で、このDVDを購入したい人は、4月に出る、私の徳間書店から出る金融本に、申し込みハガキがついている(切手は不要)ので、そのハガキで申し込んでください。

 副島隆彦です。私は、3月9日の、NYの 株式の大暴落(2,000ドルの暴落。サーキットブレイカー=取引停止=が発動された)を知っている。それから、続いて、12日の暴落(2,200ドル。最安値 21,200ドル)。 

 それに続いて、東京市場(日経平均)での、3月13日(金)の、暴落で、最大下げ幅 1,879円 で、16,690円が有り。終値、17,431円 。 これが、大きかった。 

 私にとっては、この日経平均の、16,690円 が、脳に刻み込まれた金額だ。17,000円を割れた。 それから、この日、金(きん)が、1オウンス(31グラム)=1,702ドルの 高値を付けた。このあと、またしても、アメリカ政府による、必死の“金殺し”で、金の価格は、下落させられている。 

 いいですか。だからこそ、今こそ、金(きん)を、買う時期なのです。国内価格で、
1グラム=5,300円(卸し値)、これに税金とか500円を足すと、5,800円だ。安い、今こそ、金を買いなさい。として、最低、5年間、は、握りしめる覚悟でいなさい。 

 私は、セミナーの最中に、金の価格は、今の6倍の、1オ(ウ)ンス=10,000ドル(1万ドル、100万円)になる、と、言った。

 そして、翌日の3月15日の、セミナー当日を迎えて、私は、自分の思いの丈を、全面的に、ガンガン、話した。 きっと、私の考えと、これからの世界と日本の金融予測(予言)を、参加者(聴衆)は、しっかりと分かってくれたことだろう。

 こんな、ぐらぐらしている、不安定な時期に、300人もの人が、私の話を、どうしても聴く、と集まってくださったことで、私は、かなり、自分に自信を持った。 私が、自力で、30年掛けて築いてきた、言論人としての信用は、強固なものである。ちょっと、やそっとの妨害や、障害で壊されるようなものではない。

 私、副島隆彦は、ずっと書いて、言ってきた。「日本の危機の本質」(講談社刊)と、「悪の経済学」(祥伝社刊)の2冊、1997年刊 からだから、もう23年になる。

 「気をつけなさい。危ない投資はしないように。証券会社や銀行にダマされて、変な金融商品を買わないように。 それらは、騙(だま)しですよ。十分、気を付けてください。 やがて、株式の大暴落が来ますから、甘い考えで、株を買わないように。ヘンな投資信託(ファンド、仕組み債)を、うっかり買わされないように。

 やがて、大暴落、そして、大恐慌になります。それに、今のうちから、気を引き締めて、備えましょう。そして、それらの大洪水、大嵐(おおあらし)の日に、備えて、金(きん、ゴールド)を買いなさい。そして、しっかり、自分で握りしめてください。政府に、自分の、大切な資産を、奪われないようにして下さい」 と、私は、ずっと書いて来た。

 「先生のお陰で、はっと気づいて、危ないことをしないで、ダマされないで、さっさと売って、逃げることが出来て、自己資産を守ることが出来て、本当に、感謝しています」という人々の感謝の声で、私の信用は、重厚に積み上げられている。

 私が、このように、ずっと、一貫して、ガツガツと、コツコツと、何ものにも屈することなく、大きな真実を、書き続けて、警告を発してきた。このことが、いまの私の信用を作っている。他の言論人や、金融業界の評論家たちが、逆立ちしても、適わないものだ。

 テレビで、チャラチャラ、業界と政府の手先になって、いい加減なことを、言っている者たち、全員を、私は、激しく、憎んでいる。お前たちが、ボロボロになって自滅する日まで、私は、しっかりと見届けてやる。

 私が、独力で築いて来たこの、信用は、もの凄く、強くて、分厚いものなのだ。私の読者、応援者、私の本の熱心な読者は、日本全国にいる。 おそく、50万人ぐらいいる。私は、この人たちからの声が、私に、聞こえる。私は、このまま突き進みます。

 そして、金融セミナーの翌日、16日の、NYの株式市場で、2,997ドルの大暴落が起きた。 最大下落幅(前日比)では、3,068ドルだ。 そして、安値が、20,387ドルだった。そして、続いて、17日には、政府の資金を突っ込んでの、暴落、食い止めで、終わり値は、21,237ドル だった。安値は、19,882ドルだ。 ついに2万ドルを割ったのだ。

 さあ、このあと、どうなるか、だ。 トランプ政権も、青ざめてきた。あの、いつもは大口叩き(ビッグ・マウス)のトランプが、「国家非常事態を宣言します」と言ったとき(3月13日)には、流石(さすが)に、しょんぼりしていた。 こいつでも、相当に、応(こた)えているのだなあ、と分かった。

 アメリカ政治研究で、優秀な、私の弟子の古村治彦くんが、言っていたが、「トランプは、このまま、不景気(リセッション)に突入すると、今年の11月の本選挙で、民主党のバイデン候補に負ける、可能性が出てきた。それは、テキサス州を、取れるかどうかに掛かっている」とのことだった。

 昨日、アメリカ政府(主に、米財務省、ムニューシン財務長官)は、「総額1兆ドル(107兆円)の、緊急の経済支援策を実施する」と発表した。 その中味のことは、ここには書かない。

 一番大事なのは、「レポ取引」と呼ばれる、NYの インター・バンク(銀行間)の資金の融通をし合う、短期資金(オーヴァー・ナイト)の、市場が、すでに壊れつつあることだ。日本では、銀行間の短期資金の融通の市場は、「コール市場」という。

 NYでは、経営の危ない中小の銀行に、大手の銀行が、資金を貸さない動きが、ずっと、昨年末から、続いている。 それで、NY連銀(FRBの実働部隊)が、1.4兆ドル(150兆円)もの、資金を、突っ込んで、すべての銀行の資金需要に答えている。 中小の銀行が、今にも、倒産、破綻しそうである。 それを、中央銀行が支えている。

 その前に、すでに、金(きん)の先物(フューチャー)市場は、壊れている。だから、“金殺し”をやって、金の、自然な高騰を、必死で押えている。「裸の空売り」、“ ネイキッド・ショート・セリング” を、 FRBと、ゴールドマン・サックスがグルになって、レバレッジ(投資倍率)500倍とかを、掛けて、仕掛けている。このことは、もう、これ以上は、書かない。

 それから、ジャンク債(ボンド)=ハイイールド債=低信用、低格付け、ハイリスク、高い危険率の 、オンボロ、ボロくず債券 市場が、まさしく、断末魔になっている。

 そこは、トランプのお仲間の、金融バクチ人間たちの巣窟であり、彼らが、シェール・ガス、シェール・オイルの、 山師(やまし)の、危険な資源開発の投資をやっている。 原油の値段が、1バーレル(158リットル)=27ドルにまで、下落した。これでが、原油とガスの生産コストを割るので、これらの、ベンチャー系が、発酵しているボロくず債(ジャンクボンド)が、一気に、破裂、しそうだ。 

 サウジ(MbS ムハンマド・ビン・サルマン王太子 )と ロシア(プーチン)が、組んで、仕組んで、仕掛けて、アメリカの金融市場を、混乱に落とし入れる動きになっている。

 今度の、緊急の経済支援策の1兆ドル(107兆円)というのは、その中心は、この、 ジャンク債の市場に、資金を突っ込んで、今にも、大失敗、大(だい)破綻しそうな、企業家と、資本家たち(トランプの友人たち)を、何とか、救援しようとするものだ。

 だから、その前に、3月15日に、ジェローム・パウエルFRB議長を、脅し上げて、それで、緊急で、政策金利(FFレート)を、1% 下げさせた。これで、アメリカも、目出度(めでた)く、日本と全く、ピタリと同じ、0.00-0.25%だ。 見るも無惨は、アメリカの姿だ。

 NYの株式は、18,000ドルまで、下げたら、トランプが、大統領に当選した直後(本当は、その1週間前から、動いていた)の値段だ。2016年11月だ。

 今から、3年4カ月前だ。NYダウが、18,000ドルまで、下げたら、トランプの「株のつり上げ作戦」は、終わりだ。元の木阿弥で、トランプの政策の失敗だ。バカなことをしたものだ、と自分で、思っているだろう。

 株の大暴落で、投げ売り (fire sale ファイア・セールという) あるいは、信用取引で、ロスカット(英語では、cutting loss  と言う)をさせられて、自分の資金のほとんどを、失ってしまって、泣いている、投資家たちが、アメリカで、1千万人ぐらい、日本でも、100万人ぐらい出ているだろう。 

だが、日本人で、株とかの投資をやっている人は、国民の5%ぐらいしかいない(金持ち層は、子供の資金を親が動かしている)。だから、日本社会には、応えない。ところが、アメリカ人は、銀行預金をほとどんしていない(ドルを信用していない)のに、国民の6割ぐらいが株を買っている。

 「401K」という、自分の年金の積み立ての残高を使って、自分で株の銘柄を、指定出来る。この暴落で受ける、打撃は大きい。 トランプが、むちゃくちゃな、株の、人工的な、つり上げを、ずっとやって来たからだ。それが、この3年半、続いてきた。

 日本の株価(日経平均)は、15,000円を割ると、各種の危険な、年率20%とかの高利回りを約束している、仕組み債、バランス債、ノックイン債が、どんどん、「ノックアウト」して、自然解約されて、投資資金の全額が、戻ってこなくなる。そういうバクチをやっている人たちが、今、血相を変えている。

 「まさか、いくらなんでも、日経平均の15,000円の割れはないだろう。なぜなら、ほんの、2月15日頃まで、日経平均は、24,000円を付けていたのだから」 と、言っても、このバクチの世界のコワさは、どうにもならない・・・・。

もう、これぐらいにしよう。 もっと、もっと書きたいが、もうお仕舞(しま)いにする。

2本だけ、新聞記事を張っておきます。

(転載貼り付け始め)

●「米FRBが異例のCP購入へ」
2020年3月18日 共同通信
https://www.sankei.com/economy/news/200318/ecn2003180002-n1.html

(副島隆彦注記。このPC,コマーシャル・ペーパーというのは、ただの、約束手形だ。
ある程度の信用のある企業が、資金繰りに困って、ガチャガチャ、自分で作っただけの、約束手形だ。これを、たとえば、5億ドルとか、500億円、を、中央銀行に、持ち込むと、すぐに、現金にしてくれる。もう、ここまで、きてしまった。)

 米連邦準備制度理事会(FRB)は17日、企業が短期資金調達のため発行するコマーシャルペーパー(CP)を購入すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大による先行き不安で企業の資金繰りが悪化しており、発行企業を支援し、短期金融市場の安定につなげる狙いだ。

 CPは企業にとって運転資金などを調達する手段の一つ。FRBはCPを買い取る特別な仕組みを設け、ここに資金を供給する。資金繰り支援に直接関与する異例の措置を講じる。CP買い取りは金融危機が深刻化した2008年にも実施した。(ワシントン 共同)

◯ NY連銀、資金供給を拡大 流動性不安を抑止

 2020/3/18 日経新聞 

 ニューヨーク連邦準備銀行は、3月17日、短期金融市場の資金供給を拡充すると発表した。新型コロナウイルスの流行による金融市場の動揺を受けた対応だ。金融機関に大量の短期資金を供給することで流動性への不安を防ぐねらいがある。

 ニューヨーク連銀は米連邦準備理事会(FRB)の金融調節を担当する。今回拡充するのは国債などを担保に資金供給するレポという金融調節だ。この日から午後に追加で5000億ドル(約53兆円)を供給する。従来の資金供給も続ける。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝 

下條竜夫 投稿日:2020/03/17 18:18

【2119】[2499]倭の女王、卑弥呼の本名は「張玉蘭」であり、倭では「玉姫」と呼ばれただろう論

世間はコロナウイルスで忙しい。こんな時にこそ、ビタミンでも取りながら、この学問道場で学問をするべきだと本当に思う。

そこで数回にわたって、以前出版した『物理学者が解き明かす思考の整理法』からいくつかを取り上げてみたい。

この『物理学者が解き明かす思考の整理法』という本の中で、倭の女王である卑弥呼の正体は、初期の道教である五斗米道の祭主である、と私は書いたことがある。以下、そこから引用する。

<引用開始>
日本の歴史で最大の謎は、邪馬台国(やまたいこく)と卑弥呼(ひみこ)だ。この卑弥呼は、「鬼道(きどう)」と呼ばれる怪しげな呪術(じゅじゅつ)を行いながら、倭国の女王として、祀(まつ)りあげられた。邪馬台国の位置はわかっていない。

この卑弥呼が使っていた呪術の「鬼道(きどう)」とは、実は前述した初期道教である五斗米道(ごとべいどう)の神のことだ。さきほどの歴史学者の岡田英弘東京大学名誉教授が『日本史の誕生』(弓立社)の中で、はっきりと述べた。魏志倭人伝(ぎしわじんでん)は、『魏志(中国の歴史書の『三国志』のうち、魏の国に関する史実を記した部分)』にある東夷(とうい)伝の倭人(わじん)(昔、中国人などが日本人を呼んだ称)に関する記事の通称だ。『三国志』を編集した、西晋の歴史家の陳寿(ちんじゅ)は、『魏志』の中で東夷伝以外でも「鬼道」という言葉を使っており、それがまさに五斗米道を意味している。

<中略>

さて、それでは、この卑弥呼とは誰なのか?

彼女は、五斗米道の祭主である。そこから考えると、五斗米道創始者の張陵(ちょうりょう)から三代後の張魯(ちょうろ)の姉か妹なのではないかというのが私の推測だ。卑弥呼の時代がちょうど、この三代目張魯の時代になるからだ。

この張魯は三国志演義でもでてくる。曹操の配下になる前、張魯は母や弟が劉璋という武将に殺されている。だから、張魯は一族をどこかに避難させたかった、それが倭であり、逃げてきた張魯の家族のひとりが卑弥呼だったのではないかとというのが私の考えだ。

「『物理学者が解き明かす思考の整理法』 歴史の謎を天文学から明らかにする  から引用
<引用終了>

あまり、自信はなかったのだが、この事実の証拠がでてきた。以下の引用文で、「金錯や銀錯が施される鏡は「王宮関係」に限られる」というところに注目してほしい。卑弥呼が、魏の皇帝の親戚であったひとつの証拠である。

1)卑弥呼は五斗米道の祭主である
2)卑弥呼は中国五斗米道の始祖、張陵の孫である
3)そのため、卑弥呼は魏の皇帝と縁戚関係にある

とすると、すべてがうまくつながるのがわかります。

<引用開始>佐賀新聞 2020年1月3日

卑弥呼の鏡「可能性高い」 大分・日田で出土の鉄鏡「金銀錯嵌珠龍文鉄鏡」 中国・曹操陵の発掘責任者が見解

 「三国志の英雄」として知られる曹操(155~220年)の墓「曹操高陵」を発掘した中国・河南省文物考古研究院の潘偉斌(ハン・イヒン)氏が、大分県日田市のダンワラ古墳出土と伝わる国重要文化財「金銀錯嵌珠龍文鉄鏡(きんぎんさくがんしゅりゅうもんてっきょう)」を、邪馬台国の女王・卑弥呼がもらった「銅鏡百枚」の一枚である可能性が高いとする見解を明らかにした。佐賀新聞社の取材に応じた。

 卑弥呼がもらった鏡は、邪馬台国の謎を解明する重要な鍵とされており、今回の指摘は邪馬台国論争に一石を投じそうだ。

 ダンワラ古墳の鉄鏡は直径21・1センチ。鉄の鏡体の背面に金や銀を埋め込む象眼「金銀錯」が施され、朱色のうるしで彩色した珠がはめ込まれている。手足の長い龍のような怪獣が多数描かれ、銘文は「長冝■孫」(欠落部分の■は「子」と推測される)の四文字が刻んである。九州国立博物館が管理している。

 潘氏は、九州国立博物館でダンワラ古墳出土鉄鏡を確認した上で「金錯や銀錯が施される鏡は王宮関係に限られる。この鏡は国宝級の貴重なものであり、公式なルートで日本に伝わったと考えられる」と述べた。

 「魏志倭人伝」は、景初3(239)年に卑弥呼の使いが魏の皇帝から「銅鏡百枚」を下賜されたと記している。ダンワラ古墳の鏡は鉄製だが、潘氏は「倭人伝が『銅鏡』と表現したのは、鏡の総称として用いたのだろう。そこに鉄鏡が含まれても不自然ではない」と解説した。「魏の側からすれば、最高の品質の鉄鏡を贈ることで、倭に工業技術の高さを示そうとしたのだろう」と推測する。

 潘氏は、九州国立博物館で開催中の特別展「三国志」のために来日し、九州大学、東京国立博物館、九州国立博物館の研究者らとともに、ダンワラ古墳出土鉄鏡と、曹操墓出土鉄鏡の共通点などを議論した。

 二つの鉄鏡も直径が21センチと同一で、曹操墓の鉄鏡もX線調査の結果、金錯が確認できた。研究者らは「いずれも2~3世紀の中国において『御物』など最高級に位置付けられる貴重な鏡である」という見方で一致した。

<引用終了>

「金錯や銀錯が施される鏡は王宮関係に限られる」と書いてある。外交関係に限られるとは書いていない。卑弥呼が魏の皇帝と縁戚関係にあるひとつの傍証である。

張魯(ちょうろ)の姉妹、つまり張衡の娘に「張玉蘭」という実在の人物がいる。この張玉蘭は伝承では、不義の子を身ごもって、自殺したとされている。私は、この張玉蘭が倭(日本)に来て、女王卑弥呼として祭り上げられたと考える。

張玉蘭の母は、卑弥呼の使った「鬼道」を始めたと三国志には書いてある。(張魯母始以鬼道) すると、張玉蘭が卑弥呼だとすると、親子二代で「鬼道使い」だったことになる。

さて、この張玉蘭の字(あざな)、すなわち呼び名は玉姫(たまひめ)だったと私は考えている。なぜなら、張家では字(あざな)に「姫」の字を入れるからだ。例えば、五斗米道の指導者である張魯のふたりの叔母は、字(あざな)が「文姫」と「賢姫」である。ここから考えると、張玉蘭も字(あざな)は「玉姫」だっただろう。ちなみに、ここから「姫」という漢字が、日本語では皇女を表すようになっていくようだ(中国語では公主)。

女王の名は卑弥呼(ひみこ)だと魏志倭人伝には書いてある。これで誰だったかわからなくなった。

私は、中国側で、「玉姫(たまひめ)」を「王(おう)である姫」と誤読したのだと思う。「玉」の右下の点を見落としたということだ。はっきり書くと、「玉姫という巫女(みこ)が国を治める」だったのを、「王である姫巫女(ひみこ)が国を治める」と間違った。前者は「王が不在の時は、祭主が国を治める」というブリタニカの五斗米道に関する説明と一致する。

もし、張玉蘭(=卑弥呼)が無事に身ごもった子供を産んでいたとしたら、その子の名前は「豊姫(とよひめ)」だったのではないか。魏志倭人伝に「台与(とよ)」という名が残っている。「玉のように」可愛い女の子だったろうと想像する。豊姫と玉姫、ふたり合わせると、「豊玉姫」で日本の伝承とうまくつながる。浦島太郎の乙姫様のことである。

私は天皇の三種の神器になぜ「玉」が含まれているのかが、ずっと疑問だった。他の2つ、つまり、剣と鏡は実は道教の魔除けである。玉はこの2つとうまく合わない。異種なのだ。

卑弥呼の名が「玉」であり、これを三種の神器に入れたのではないか? そう考えれば、ぴったしとすべてがつながっていく。台与(豊)あたりが、母の名前の入った品をそっと神器として加えたのではないだろうか。

さて、これで千八百年前の日本の歴史の謎が解けたと思うのですが、皆さん、いかがでしょうか?

下條竜夫拝

庄司 豊明 投稿日:2020/03/16 09:51

【2118】[2498]金市場混乱?

平素より田中貴金属直営店ギンザタナカをご愛顧いただき誠にありがとうございます。
貴金属相場の大きな値動きにより、現在ギンザタナカ各店舗が大変混雑しております。

新型コロナウイルス感染防止のため、店舗での地金およびコインのご購入、ご売却は整理券を発行し、時間ごとにご入場いただく人数を制限させていただきます。
混雑状況によっては営業時間内であっても止むを得ず整理券の発行を終了させていただく場合がございますことを予めご了承下さい。

お客様には大変ご迷惑、ご不便をおかけいたしますが、お客様の安全のため何卒ご理解ご容赦賜りますようお願い申し上げます。

以上が田中貴金属のサイトからの引用です。

私は今現在、直接店に行かなくてもネットか電話でやり取りをしています。