日本政界●情報メモ
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Loginはこちら【119】「「われわれの敵は3つの権力である」(EJ第2850号)」
「エレクトロニック ジャーナル」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年07月07日
「「われわれの敵は3つの権力である」(EJ第2850号)」
EJ第2832号において私は次のような書き出しではじめて
います。これは前から何度もそう書いていたはずです。
―――――――――――――――――――――――――――――
EJでは、現在の政治情勢を「民主党」対「官僚組織+記者ク
ラブメディア+大企業(経団連)+自民党による連合軍」と位置
づけて分析しています。 ──EJ第2832号/6・11
―――――――――――――――――――――――――――――
そうしたところある読者から「あり得ない前提である」という
お叱りをいただきました。「メディアに対して失礼でないか」と
も「小沢一郎を擁護し過ぎる」とも批判されています。
そうお考えになるのであれば、それはそれでよろしいと思いま
す。しかし、これは72回にわたる「小沢一郎論」と既に50回
を超えている「ジャーナリズム論」を書くに当たって私が読破し
た数多くの本とネットをはじめとするさまざまな情報、それにテ
レビなどのメディアから得られた情報などを総合的に分析して立
てた仮設なのです。それが正しいといっているのではなく、あく
までひとつの仮説なのです。しかし、この仮説に立ってものごと
を見るといろいろ納得できるものがあるのです。常識的な見方ば
かりではなく、こういう見方があってもよいと思うのです。
現在の世の中をテレビや新聞・雑誌などから得られる情報だけ
で判断していると、大事な事実を見落としてしまいますし、真相
が見えなくなってしまうものです。
既にご紹介している副島隆彦氏と佐藤優氏の最新刊の対談本に
おいて、私の「敵たち」として次の記述があります。これがこの
本の前提になっているのです。
―――――――――――――――――――――――――――――
①各省庁の官僚トップたち。とりわけ2010年2月の「小沢
対検察」で国民に丸見えになった検察・警察の幹部と法務省と
裁判官。それから②公共電波であるテレビと新聞(マスコミ)
を握る者たち、③そして戦後65年間、アメリカの下僕となっ
て、甘い汁を吸ってきた財界人たち。この3つの権力との正面
からの闘いです。 ──副島高彦×佐藤優著/日本文芸社刊
『小沢革命政権で日本を救え/国家の主人は官僚ではない』
―――――――――――――――――――――――――――――
まったく同じ考え方であると思います。この本は、2009年
12月14日から2010年3月17日まで、4回にわたって行
われた(佐藤優氏と副島隆彦氏との)対談に拠っている──本書
のトビラにはそう書かれています。
本書のまえがきは佐藤優氏が書いており、日付は2010年6
月6日になっています。そこにはこうあります。
―――――――――――――――――――――――――――――
当初、私たちはこの本を2010年の秋に出版する予定にして
いた。7月に予定されている参議院選挙で、民主党が大敗し、
検察官僚が小沢一郎氏を政界から放逐し、外務官僚が鳩山由紀
夫氏を統制下に置くクーデターを今年末(特には11月~12
月に予定される沖縄県知事選をにらんで)に行なうと見ていた
からだ。目に見えない権力闘争の姿を、普通の国民に伝え、日
本がファッショ化することを何としてでも阻止したいと思い、
本書を準備していた。しかし、事態は予定よりも早く進捗して
いる。そこで、本書を緊急出版することにした。菅直人氏が第
94代目の内閣総理大臣に就任し、闘争はますます深刻化して
いる。 ──前掲書「はじめに」より
―――――――――――――――――――――――――――――
副島氏の本や副島氏と佐藤氏の対談本はほとんど全部読んでい
ますが、今回の本は凄い内容が書かれています。すべてが真実で
あるとは思いませんが、われわれの知らない驚くべき事実が詳細
に実名で明かされています。このあとEJでもエッセンスは取り
上げていきますが、ぜひ一読をお勧めしたいと思います。
本書の対談において、メディアと官僚の関係が話し合われてい
る部分があります。ご紹介しましょう。
―――――――――――――――――――――――――――――
副島:官僚と新聞記者たちは本当にベタベタしていますね。根
が同族なのですね。特ダネ貰いという「恩義・互恵の関係」が
ありますからね。
佐藤:恩義や互恵など実際には関係ないことです。官僚にすれ
ば自分たちの利益になるから特ダネを流しているだけで、逆に
新聞記者のほうが使われているのです。ところが記者たちはこ
の辺を冷徹に理解していないのです。
副島:これは本当は腐敗ということです。官僚も腐敗していま
すが、新聞記者である自分たちも腐敗しているという自覚がな
いのです。新聞記者というのは、正義の味方であるフリをして
「冷蔵庫の中で腐ったままの状態で、いつまでも冷凍状態でい
るような存在」です(笑)。
佐藤:いっそ冷蔵庫ごと捨てたほうがよいと思います(笑)。
副島:普通の官僚は、裏金や汚いお金は貰ってこそいませんが
ク表に出ている汚い金"で動くのです。やはりそれは天下りで
す。天下ることで高い給料が付随している地位を貰うというこ
とも腐敗なのです。 ──前掲書より
―――――――――――――――――――――――――――――
副島、佐藤両氏ともメディアが問題であるという点で一致して
います。彼らはメディアを「マスゴミ」といっています。佐藤氏
は、官僚の知人たちに、夏目漱石の『それから』という小説を読
むように勧めているといっています。『それから』は、新聞記者
の嫌らしい側面を描いた小説であり、新聞記者の正体がよくわか
るというのです。
副島氏によると、産経新聞は論説委員のクラスに、小沢潰しの
突撃隊、決死隊を抱えているといいます。私は産経新聞は、アイ
フォーンで読んでいますが、確かにそういうところはあると思っ
ております。しかし、この新聞の政治記事以外は実に素晴らしい
ものがありますが・・。 ──[ジャーナリズム論/54]
≪画像および関連情報≫
●『小沢革命政権で日本を救え』(日本文芸社)書評
―――――――――――――――――――――――――――
本日アマゾンより副島隆彦氏と佐藤優氏の共著&緊急出版で
ある「小沢革命政権で日本を救え」が届き、今1回読み終え
たところです。内容は、ただ単に小沢 VS 検察という形だ
けでなく、多種多様に渡って議論されており非常に内容の濃
い書となっています。もちろんお互いが全ての問題について
意見が合っているわけでもなく、副島氏と佐藤氏の考えが違
っている部分もありますが、またそこが良いところでもある
でしょう。
http://ameblo.jp/kriubist/entry-10566596152.html
(転載貼り付け終了)
【118】「消費増税で暗躍した財務省とマスコミの構図は、まさに官房機密費マスコミ不正問題と全く同じだ!」
「日々坦々」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010/07/06(火) 08:52
「消費増税で暗躍した財務省とマスコミの構図は、まさに官房機密費マスコミ不正問題と全く同じだ!」
≪マスコミが消費増税に対して好意的なのは“財務省機密費”で記者に飲み食いさせたうえで財務省に都合のいい記事を書かせている≫
≪財務省では課長や主計官クラスから審議官、局長までが担当を決めてテレビの解説委員や新聞の論説委員、各社の経済部長などと会談、消費税引き上げの必要性を説くローラー作戦を展開。財務省とマスコミの構図は、まさに官房機密費マスコミ不正問題と全く同じだ。(週刊ポスト) ≫
と昨日ツイートした。
(週刊ポスト7/16号)
今週の週刊ポストは、またまたいい記事を提供してくれている。
菅さんが消費増税を打ち出した背景はいろいろ言われているが、深読みする文章が今週の週刊ポストにあった。
また、この号の中で驚くべき財務省の手口も消費税にからめて明らかになった。
まず消費税を菅内閣が言い出した背景をこの週刊ポストの記事から抜き出してみる。
≪菅首相と執行部が消費税増税を掲げたのは2つの狙いがあった。一つは参院選で民主党のネックになっていた普天間問題と政治とカネの問題から国民の目をそらす効果です。もう一つは自民党と同じ10%を公約することで、参院選後に自民党に”消費税大連立"を持ちかけて主導権を握ろうというもの。党内基盤が弱い菅首相は外部に自民党という補完勢力をつくり、小沢氏が代表選で”菅おろし”を仕掛けてきた場合に対抗するつもりなのでしょう」≫
もう一つのがサラっと書いてあったが、読んだ後にも、残る大きな問題だと思った。
この消費税に関連し、大蔵省時代からの財務省の悲願、消費税増税の久々にめぐってきた絶好のチャンスを逃さまいと、財務省があの手この手でマスコミを利用して世論をつくりあげようとしていたことがよくわかった。
財務省機密費でマスメディア記者に飲み食いさせたうえ、財務省の都合のいい記事を書かせている、というのだ。これは財務省の若手キャリアが仰天告白している。
続いて≪菅政権は消費税を上げる方針を決めた以上、あとは、民主党が参院選に勝てば法案は成立する。これ以上、消費税を選挙に争点にしても得することは何もない。菅総理をはじめ民主党首脳部と選挙中は増税の話はできるだけしないことを申し合わせた」(財務省若手キャリア)≫
時の政権に取り込み、メディアを子飼いにして世論を操作する、というこの構図は、西松事件をつくりあげた構図とクリソツだ。
時の麻生の意を受け、森英介法務大臣が指揮権を発動させ検察に小沢一郎をターゲットにした国策捜査をさせたのではないかという平野貞夫氏が暴露した疑惑。その時にも官房機密費からふんだんにマスコミ対策としてカネが流れていたことなどは容易に想像できることだ。
これが全省庁において、また地方自治体においても、この構図は多かれ少なかれあることは容易に想像できることだが、特に司法、警察との癒着ももっと問題視されてしかるべきだと思う。
この公務員とマスコミなどの癒着は中央に倣って構築されてきたのだろう。
既に財務省とのあいだで菅政権は、早ければ、2012年秋には消費税を引き上げたいとする”密約”が交わされているようだ。
週刊ポスト7/17その他も読み応え充分ある。
恒例のタイトルまわりから見ていく。
シリーズ?≪「空きカン内閣」の堕落≫
≪騙されるな!官首相は間違いなく2年後「消費税10%」強行するつもりだぞ≫
・「議論を始めるだけ」はやはり大嘘だった
・捏造データの大マスコミ「増税キャンペーン」を暴く
・枝野執行部と財務省の“公約破り”談合
・「増税に反対するなら小沢一郎は除名だ」
リード
≪菅政権が進める消費税率引き上げには、何重もの過ちが隠されている。前号では、「経済復活に逆行すること」「財源論の間違い」「他の税制とのミスマッチ」などを論じ、大きな反響を得た。しかし最大の過ちは、この政策と政権そのものが、国のため、国民のためという政治の常道を完全に無視し、自分たちの権力欲と、それを支える官僚、大マスコミのために働いていることである。≫
この記事の書き初めで目が留まる
********** ******
≪なんたる卑怯な政権か。
いざ参院選が始まると、あれだけ宣伝していた「消費税10%」をごまかそうと躍起だ。
「消費税を含む税制改革の議論を呼びかけるところまでが私の提案だ」(菅首相)
「10%に上げるという報道に傾斜している。」(仙谷由人・官房長官)
「参院選後すぐ消費税を上げるとの誤解がある」(枝野幸男)≫
このゴマカシに大マスコミも一役かっているという。
「消費税以外でも大きな争点はある」と朝日が報じている背景には、先日本ブログでも書いたが、官僚との癒着があった。読売も何かにつけて菅政権を応援しているような記事を書いている。
この消費税の争点隠しについては、やはり財務官僚の機密費バラマキが功を奏しているに違いない。
次の記事は特別会計にまだメスを入れず消費税増税を掲げる菅内閣を指弾している。
≪何度でも言う!「財政が厳しいから増税やむなし」は大嘘だ
「消費税5%分」12兆円の「特別会計予算」が毎年「役人の隠し金庫」に消えている≫
リード
≪消費税1%引き上げで得られる税収は年間2.4兆円。菅政権と財務官僚が推し進める5%増税は、「毎年12兆円」を国民の財布から奪い取ることを意味する。しかし、官僚たちは、これほどの痛みを国民に強いる一方で、毎年、同額のカネを隠し金庫にせっせと移し変えている。≫
この秋から特別会計に切り込む事業仕分を行うよだが、結局、上っ面のパフォーマンスで終わるだろう。
「特殊法人を全てメスをいれ潰していけば”350兆円”が浮くという。「官房機密費で母屋がおかゆ、別宅でスキ焼」と言っていた。
この特殊法人は「豪華別荘」で下々の庶民が暮らすドヤ街を一望に見渡せる丘の上にそびえ建っている。
庶民はヒエやアワを食べて凌いでいるというのに、この別荘では毎晩一流シェフが入れ替わりで腕をうるい、マスコミ人や評論家、御用学者などが招かれパーティーが開かれている。
勿論全て庶民の税金で賄われ、役人しか使えない。
こんな贅沢なものが全国にいくつもあり、それを維持するためにも、再び庶民からムシリ取るため消費税を上げようとしている。」
という空想とも言えぬ”情景”が、この記事を読んで浮かんできた。(TVタックルで元財務官僚の高橋洋一氏が言ったことを租借)
次は<怒りの告発キャンペーン第7弾>
≪「超大物政治評論家が送りつけてきた120万円請求書」
官房機密費マスコミ汚染問題で情報提供者・新証言が続々殺到中!≫
として今度は産経新聞元政治部長・花岡信昭氏が取材に応じている。
この中で受け取ったことを告白している。
≪某大臣の訪米に同行したときに、秘書官から「みなさんで使って」といって、幹事の新聞社が日本円で50万円相当を受け取ったことがある。僕はとにかく返せっていったんだけど、秘書官は「1回渡したものを受け取れない」っていうし。最後に記者みんなでロサンゼルスで豪華なものを食って、カラオケでどんちゃか歌いまくって全部使ってきた」≫(なんだ、機密費使ってるんだ)
また、そのほかに担当記者が移動になると派閥から餞別をもらうこともあったり、パーティーの案内文を書いてくれとか、アルバイト原稿をよく頼まれた。10万とか20万円とか封筒にいれてポンとくる。雑誌で書くよりいい額だった。政治家の本もゴーストライターとして書いた、ということだった。
派閥からのカネは受け取ったという花岡氏に上杉隆氏が噛み付いている。
田原氏と同様、実名で取材に応じ自らの体験を明かした点は評価に値するが、として
≪「機密費は一切受け取っていないとしながらも、原稿などの対価として派閥のカネは受け取っていたという花岡氏の「理屈」に、私は違和感を覚えざるを得ない≫と指弾している。
この「報道とカネ」の問題は、財務省の「官僚とカネ」の問題と合わせて、日本社会に”こびりついた汚れ”はかなりの頑強(元凶)なもので、擦っても、磨いても、なかなかとれないだろう。
雑巾や洗剤できれいになる次元の”汚れ”ではもはやない。
これには"拭く”のではなく”削り取る”という、金物で汚れだけではなく、下地にあるものを削ってでも、汚れは取り除かれなければならない。
それにより、汚れ以外のものが削れてしまったとしても、そのくらいの覚悟と犠牲が必要である。
こうした日本社会にこびり付いた汚れは、長い間、なんの対処もせずに放置されていて、その癒着度は、密着していて切っても切れないほど、ほとんど一体化している。
それを引き剥がすには相当な時間と労力を必要とすることになる。
もうその両者を引き剥がす、という発想ではもう間に合わない。
癒着部のまわりにいる両者の接点を、その両者の腐った部分も含めて全て根こそぎ削ってしまうしかないのである。
このグチャグチャに絡み合った政官業の絡み合いは、ショック療法で一機に根底から改革されなければならない。
旧自由党が打ち上げた日本一新11か条を読み返すと、それを解決でき得る突破口を開いてくれると、再認識させられた。
そのくらいの改革を推進していかないと日本はよくならない。
(転載貼り付け終了)
【117】「菅直人首相、枝野幸男幹事長らが選挙後の連携視野に第3極へ秋波を送るのは、敵前逃亡に等しい」
「板垣英憲の『マスコミに出ない政治経済の裏話』」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年07月06日 13時40分09秒
「菅直人首相、枝野幸男幹事長らが選挙後の連携視野に第3極へ秋波を送るのは、敵前逃亡に等しい」
◆「参院選2010 民主 第3極へ秋波-選挙後の連携視野」(読売新聞7月6日付け朝刊4面)、「菅がたくらむ一石二鳥「『11月総選挙』-次は『問答無用解散』だ」(サンデー毎日7月18日号)などと新聞、週刊誌は賑やかである。どれもこれも現在の民主党の分裂選挙を計算外においている。もちろん、一番勘違いしているのは、マスコミよりも菅直人首相、枝野幸男幹事長であることが、余計な混乱と憶測を招いている。
◆民主党の反主流派である小沢派とこれに同調する派閥が、参院選挙後、何も言わずに黙って菅直人首相、枝野幸男幹事長らに従っていくことが確実であるのならともかく、そんな生易しいものではない少なくとも小沢派が、ごっそり民主党から抜けたらどうなるか。民主党衆院議員は307人のうち小沢派は130人(42・3%)、参院議員は選挙後増減するが、改選前は116人のうち小沢派は37人(31・9%)という勢力を保有しているので、全員が小沢一郎前幹事長に従うとは限らないものの、民主党が分裂すれば、菅政権はたちまち瓦解してしまう。いきなり分列しないとしても、9月末の代表選挙で菅首相が再選されるという保証は何もない。
◆仮に菅首相が再選されたとして、「菅がたくらむ一石二鳥「『11月総選挙』-次は『問答無用解散』だ」というように、菅首相が決断し、伝家の宝刀を抜けるかといえば、空想にはあり得ても、現実は自殺行為になる。衆院議員142人が、一年生議員(100人近くは、小沢派)である。よほど頑張らなくては再選は難しい。それは「小泉チルドレン」の惨状を見れば明らかである。菅首相が小沢派を減らそうと意図して、現実に思い通りになったとしても、返り血を浴びて、民主党が過半数割れして、菅政権は、瞬く間に潰れてしまうだろう。
◆つまり、菅直人首相、枝野幸男幹事長ら主流派は、消費税アップなどの政策論議にかまけて、参院選挙後の政局にまったくと言っていいほど、ノー天気に見える。それは、連立与党の国民新党はもとより第3極勢力を目指している小政党に対して、実に「非礼」の限りを尽くしているからである。たとえ小なりと言えども、それぞれの党首は、いずれも一国一城の主である。枝野幹事長は、「大政党の懐の深さを示す」という姿勢で、「秋波」を送っている。しかし、これは傲慢というものである。しかし、それ以前に参院選の真っ最中であり、全国各地で候補者がドンパチ、死闘を繰り返している最中に、最高指揮官が負け戦に尻込みして、敵前逃亡するかのような発言をしたのでは、士気が粗相してしまう。とくに「みんなの党」などと戦っている候補者にとっては、最高指揮官の手で背後から鉄砲の弾を打ち込まれるようなものである。「連立」を前提とした発言は、まだ早いのである。
(転載貼り付け終了)
【116】小沢氏が熊本県唯一の離党に出現
重掲の「一般市民」さんと似た趣旨を小沢氏が述べているので、ついでに他のマスコミと比較をかねて、貼り付けております。
時事通信社のホームページから
(引用開始)
公約違反なら下野も=小沢氏が決意
民主党の小沢一郎前幹事長は6日午後、熊本県天草市の御所浦島で街頭演説し、「官僚支配をぶち壊して国民の生活第一という政治を実現したい」と強調、「民主党政権でしばらくやらせてもらうけど、『(言っていることと)違うじゃないか』ということなら、次の選挙で(政権を)代えてください。それが民主主義だ」と語った。
消費増税などをめぐり、菅直人首相らの対応に疑問を呈したことについては、「批判しているのではない。本来、政権与党はこうあらねばならない、と当たり前のことを言っているのだ」と述べた。(2010/07/06-19:12)
(引用おわり)
引用元
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010070600760
この演説については、MSN産経ニュースのホームページが素直に紹介していて、それによると、熊本県唯一の離島である御所浦島にチャーター船で行っての街頭演説だったようです。ここでは演説の間に勝手なコメントを挟み込む、というというよりも新聞社の解説の材料として事実を挟み込むという、独特なスタイルの朝日新聞のホームページから同じ演説を引用してみます。
(引用開始)
「地域主権で無駄削減できる」民主・小沢氏、改めて主張
2010年7月6日19時1分
民主党の小沢一郎前幹事長は6日、熊本県天草市の街頭演説で、政策財源の確保について「地方に配布されているものを合わせると結構なカネだ。ただ、その地域で必要のないものまで全部やらされており、非常に無駄が多い」と語った。消費増税論議よりも、国から地方への補助金改革などの無駄削減が先決だとの考えを示したものだ。
小沢氏は「全国の市町村が自由に使えるようになれば、今の補助金の7割で今以上の行政ができる」と指摘。「国の政治のあり方、統治機構を全面的に変えて、地域主権を実現するのが政治家としての最後の目標」と強調した。
一方で、菅直人首相への当てこすりと受け止められるのを気にしてか、小沢氏は「私は批判しているんじゃない。本来、政権党や政府与党は『こうあらねばならない』という当たり前のことを言っているだけだ」と語った。
(引用おわり)
引用元
http://www.asahi.com/politics/update/0706/TKY201007060471.html
(引用開始)
【参院選】小沢氏「約束実現を」 公約見直しで強調
2010.7.6 19:17
民主党の小沢一郎前幹事長は6日、熊本県天草市で街頭演説し、マニフェスト(政権公約)修正に絡む党執行部批判に関し「批判しているのではない。政権与党の政治家はこうあるべきだという心構えと責任論を言っている。言った以上は実行しなければならない。全力で約束を実現するのが当たり前だ」と強調した。小沢氏は熊本空港から約2時間かけて車とチャーター船を乗り継ぎ、天草市の御所浦島入り。「長い自民党政権下で日本は格差の大きい社会になった。その象徴の離島や農山村などの地方が政治の被害を一番受けた」とも述べた。
(引用おわり)
引用元
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100706/stt1007061918003-n1.htm
あとは、おまけで、アメリカと同類の人と同じように、旗幟を明らかにせよと言ってる人の記事も貼り付けておきます。
これも時事通信社のホームページから
(引用開始)
世論調査でメディア批判=仙谷官房長官
仙谷由人官房長官は5日午後の記者会見で、報道各社の世論調査で菅直人首相の消費税をめぐる説明などを評価しない意見が多いことに関し、「説明の仕方がいいとか悪いというところで評価するのは、ある種の(責任)回避的傾向だ」と述べ、設問が不適切だとの見解を示した。さらに「メディア自身が消費税、財政、社会保障問題のポジションをちゃんと持って言ってもらった方がいい」と批判した。
一方、菅内閣の支持率下落については「選挙になれば、与野党が全く平等に扱われるので、よくあることだ」と述べ、参院選公示前よりメディアへの露出が相対的に減ったことが要因との見方を示した。(2010/07/05-17:31)
(引用おわり)
引用元
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2010070500647
さすがに産経新聞は反応するところが違う。
(引用開始)
仙谷氏、統帥権干犯引き合いに野党と報道批判
2010年7月6日(火)08:00
仙谷由人官房長官は5日の記者会見で、「政友会は統帥権干犯を持ち出し、メディアも大衆的な追い込みをかけた。ある種のアンタッチャブルな領域を作る議論はとても危ない」と述べ、菅直人首相が掲げる消費税増税問題に対する野党各党の対応やメディアの報道姿勢を批判した。昭和5年のロンドン海軍軍縮条約に関し、野党が「統帥権干犯」を理由に政府を批判した歴史を引き合いに出した。仙谷氏は政府のスポークスマンであるだけに発言は波紋を広げそうだ。
(引用おわり)
引用元
URL:http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20100706062.html?fr=rk
以上
【115】「「検審の2回目の議決は9月以降になる」(EJ第2849号)」
2010年07月06日
「「検審の2回目の議決は9月以降になる」(EJ第2849号)」
菅首相が消費税増税を巡ってブレまくっています。しかし、な
ぜかメディアはあまり痛烈に批判していないのです。鳩山─小沢
政権のときとは大違いです。これは官とメディアが一体であるこ
との証拠です。官僚組織にとって怖いのは小沢一郎氏であって、
小沢氏のいない民主党などは怖くないのです。菅政権は、官僚に
とって安全な政権であるとみなされているのです。
作家の佐藤優氏は、保釈になった翌日の2月4日に石川知裕議
員に会い、取り調べの状況を詳しく聞いています。あるとき検事
は石川氏に小沢氏の関与を認めるように勧める説得において、次
のような逆説論法を使ったとして次のように書いています。
―――――――――――――――――――――――――――――
「小沢一郎を助けることを考えろ。仮にここで不起訴になって
も今後検審(検察審査会)で2回「起訴相当」の方針が出る。
そうなれば、国民の力によって小沢さんはボロボロにされる。
今、君が本当の勇気を出して踏み越えることで小沢さんを助け
てあげられるのだ」。こんな奇妙な理屈で攻められたと石川議
員は言っていました。そして、この検察審査会に関する検事の
予言は成就するでしょう。しかし、それくらいのことで小沢幹
事長は潰れないと思います。検察官の勘違いも甚だしい。検察
官連中は本も読まず、国際スタンダードでの教養に欠ける。だ
から、自分がやっていることが政治行為だということをわかっ
ていない。これは、明らかに三権分立の原則を踏み越えていま
す。国民の意思によって動く政治に対して、介入している行為
なのです。 ──副島高彦×佐藤優著/日本文芸社刊
『小沢革命政権で日本を救え/国家の主人は官僚ではない』
―――――――――――――――――――――――――――――
これを読むと、2つのことがわかります。1つは、検察審査会
が検察とつながっていること。2つは、「国民の力によって小沢
さんはボロボロにされる」という表現です。これはメディアによ
る集中砲火を浴び、小沢氏はボロボロになるという意味であり、
明らかに官僚組織とメディアはつながっています。
しかし、ここにきて官僚組織側に異変が生じているのです。当
初小沢氏は、検察審査会の2回目の議決を待っていたのです。そ
れは7月末までに出ることが確実だからです。
なぜ、確実なのかというと、7月末で5人の審査員──起訴相
当を出した審査員──が交代するからです。実は、東京第5検察
審査会では、第2回目の審理はまったく行われていないのです。
なぜでしょうか。検察の補助弁護士が決まっていないのです。
補助弁護士は、一般有権者から選ばれた審査員に事実関係や法律
解釈を説明する弁護士です。補助弁護士は1回目はつけてもつけ
なくてもよいのですが、2回目は必ずつけなくてはいけないので
す。各検察審査会が地元弁護士会を通じて選任する仕組みですが
1回目に弁護士がついた場合は、その弁護士がそのまま2回目を
担当することになっているのです。
小沢氏の場合、「起訴相当」を出した1回目は米澤敏雄弁護士
が補助弁護士を務めたのですが、米澤氏は1回目が終わると、補
助弁護士を降りてしまったのです。
なぜ降りたのでしょうか。その理由の詳細は5月25日のEJ
第2819号を読んでいただきたいのです。
―――――――――――――――――――――――――――――
http://electronic-journal.seesaa.net/article/150967007.html
―――――――――――――――――――――――――――――
1回目の議決のとき、米澤弁護士は「あの独裁者の小沢氏が」
というような感情的な表現の議決文──新聞は報道せず──を書
いたことで、検察上層部の不快感を買い、それが原因で米澤弁護
士は降りたのです。
この時期に補助弁護士が決まっておらず、審理が一度も行われ
ていないとすると、7月末の議決は不可能です。2回目の議決が
出るのは早くても9月以降になることは確実なのです。つまり、
民主党の代表選以前には出ないということです。
そうなった場合、検察審査会の議決内容は一変する可能性があ
ります。どうしてでしょうか。
検察審査会は、11人の審査員によって審理されますが、1回
目の議決で「起訴相当」を出した審査員のうち6人が、4月末で
交代しています。それでもまだ5人は残っています。ところが、
この残りの5人は7月末に交代してしまうのです。そうすると、
「起訴相当」を出した審査員は7月末には一人もいなくなってし
まうことになります。それに補助弁護士も確実に変わるのです。
当然、議決結果に影響が出ることは必至です。
もともと検察による小沢不起訴の訴因は、5000万円とかの
ウラ金の収受などではなく、世田谷の不動産購入の登記に関する
「期ずれ処理」に小沢氏が関与したかしないかというつまらない
疑惑に過ぎないのです。この「期ずれ」も土地が農地であったこ
とから適法であることも既にEJで明らかにしています。これを
白紙から検討すれば、「起訴相当」が出る可能性はきわめて低く
結論は検察決定通り「不起訴相当」になる可能性が高いのです。
小沢前幹事長が活動を始めたのは、このことと無関係とは思え
ないのです。検察審査会の2回目の議決が9月以降になると、民
主党の9月の代表選に小沢氏が何かを仕掛けてくる可能性は十分
あります。小沢氏の考えている目標の達成が現状遠のいているか
らです。しかし、小沢氏の年齢を考えると、そんなに多くの時間
は残されていないのです。したがって、乾坤一擲の勝負に出る可
能性は高いと思います。
検察の高級官僚は、今でも小沢氏に恐怖感を持っています。小
沢氏が民主党に残り、一定の権力を維持し続ければ、「検事総長
の政治任命」という手を打ってくると考えているからです。また
検察から捜査機能が奪われ、特捜部が解体される恐れも十分にあ
るのです。そしてこのことと補助弁護士が決まらないことは無関
係ではないのです。 ──[ジャーナリズム論/53]
≪画像および関連情報≫
●副島隆彦氏のマスコミ(マスゴミ)批判
―――――――――――――――――――――――――――
副島:メディア(マスゴミ)は小沢憎しのヒドイ報道を続け
ました。私の言い方では、NHKを含めた6杜のテレビ局ネ
ットワークと5社の大新聞、計11社が襲いかかりました。
あの4ヵ月間にわたって、検察からのリーク情報を、どこの
新聞もほとんど同じ文面で書いていました。恐るべき談合で
す。TBSに至っては、「石川知裕が、4億円の賄賂を受け
取ったシーン」というのまで映して、控造番組を放送しまし
た。彼らはそこまで賎しい国民煽動、偏向報道を行なった。
それでも小沢の不起訴は崩れなかったのです。
──副島高彦×佐藤優著/日本文芸社刊
『小沢革命政権で日本を救え/国家の主人は官僚ではない』
(貼り付け終了)
【114】「自民党 参院選CMに進次郎起用が問題化
「ゲンダイ的考察日記」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010/07/05(月) 20:30:18
「自民党 参院選CMに進次郎起用が問題化
各局てんやわんや 自粛のテレ朝はエライ!」
最後の無党派票獲得には、テレビCMが何より大事と、自民党今月から小泉進次郎(29)の政党CMを流し始めた。落ちるとこまで落ちたものだ。「いちばん」「日本を守る責任」とか言いながら、いちばんの谷垣総裁の役者不足を認め、1年生議員にすがる不甲斐なさ。王道を捨てたのか。
この自民党の人材払拭というか、奇襲戦法は民放各局をも悩ませている。当選1回の進次郎の参院CMを放送するかどうか、各局で対応が分かれているのだ。
対応が分かれる理由は、政党CMに関する2つのルールだ。放送局を所管する総務省には「出演は党首が望ましい」との見解があり、民放連の基準には、現職議員の出演について「選挙事前運動の疑いがあるものは取り扱わない。ただし、党派を代表しての出演は例外」との規定がある。
テレビ朝日は「政党CMの出演者は政党の代表者またはこれに準じる者、が原則。小泉氏はそれに当たらない」との理由から、早々と“お蔵入り”を決断。英断だ。しかし、他の民放キー局は放送を検討中で、一部ローカル局は「CM後半で谷垣総裁も出演しており、小泉氏は“党首に準じる者”と判断した」として、問題のCMを流すなど、各局の見解は定まらない。
議員暦1年足らず。政治家としての実力は未知数の進次郎が「党首に準じる」とはチャンチャラおかしい。そもそも、こんな禁じ手が許されたら、各党タレント議員のCM競争になって、それはもう政治決戦ではなくなる。
しかし、そんな常識も自民党には通じない。選挙戦は、この“ヒヨッコ”議員に頼りきりだ。「参院選の顔」として、党首級の活動の場を与えているのだから、情けない。
「進次郎議員は秋田、山梨、四国4県など連日、党の重点区の応援遊説に引っ張りだこ。遊説告知の看板も、党首や幹部の名前そっちのけで、『進次郎氏来る』です。進次郎氏が表紙の政党ビラも新たに作製し、有権者にバラまいています」(自民党関係者)
田舎のじいさん、ばあさんが「自民党の一番偉い人は、小泉元首相の息子サンになったのかい?」と誤解しないか心配だが、勢いづく進次郎は3日の東京・原宿の街頭演説で、こんな若者批判をブッていた。
「今の若者の間には、ほどほどの努力で、ほどほどの幸せを手にしようという考え方が蔓延している。それでイイのか!」
曽祖父の代から続く政治一家の“21光”で議員となったアナタにだけは言われたくない。自民党の人材不足は、“努力知らず”の議員を増長させている。
(日刊ゲンダイ 2010/07/05 掲載)
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★小泉進次郎のCM出演は逆効果 (⇒2010/07/03 カナダde日本語)
進次郎氏と稲川会が交際していること自体が悪いとは言えないかもしれないが、進次郎氏が稲川会との交際を隠蔽するかの如き態度は、透明性の観点からして、いかがなものだろうか??はっきりと国民の目の前に提示した上で、国民の判断を仰ぐべきではないか??
(⇒記事全文)
◆疑惑も「世襲」 小泉進次郎事務所費「三重計上」
(⇒2010/06/11 ゲンダイネット)
いくら見た目がよくても,日本を格差社会にした男を忘れてはいけない。
その政治的なDNAを進次郎が継承しているとすれば、徹底的に批判すべき。
自民は昨夏の衆院選で多くの若き人材を失っている。
(転載貼り付け終了)
【113】「亀井静香、テレビ朝日は許さない!番組なんか出るものかっ!」
「世相を斬る あいば達也」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年07月06日 | 日記
「亀井静香、テレビ朝日は許さない!番組なんか出るものかっ!」
昨夜報道ステーションを観ていたら、古舘が軽薄な顔を精一杯神妙な表情をつくり、出演予定の国民新党・亀井代表が都合で出られなくなったと、放送の冒頭で陳謝したのだが、産経新聞さんがスッパ抜いてくれた。
真相は同局の4日の「サンデー・フロンティア」に出演中、CMの間にコメンテーター「発言が長い」と言われた事に激怒したのが理由のようだ。番組関係者が5日遊説先まで謝罪に向かったが、ついに亀井代表の怒りを収めることが出来なかったようだ。
7月4日放送のコメンテーターは藤原帰一と星浩。藤原が言ったのなら、流石の亀井もテレビ朝日に向かって怒らないだろう、勿論そんなこと言うとは思えない。犯人は朝日の星浩に違いない(笑)
今やマスメディアから泡まつ政党扱いを受け、菅民主党政権から、選挙前にも関わらず連立で「三行半」を突きつけられたような雲行き、苛立ちもピークに達していたのだろう。特定郵便局の組織票も連立の雲行きに結束は乱れがち、当選するものも当選しない情勢に、怒り心頭なのだと思う。我慢ですよ亀井さん、今小沢一郎が白馬を調達しています(笑)
菅直人は今や自民党に抱きつき、枝野はみんなの党に「一緒にお茶しない」と言葉を掛ける始末。そりゃ亀井静香じゃなくても怒るよ。まさか、選挙前から衆議院で308議席を有する政権与党民主党が何を血迷っているのだろうか?政治理念も哲学も持たない、学芸会政治をしてきた万年野党民主党の生え抜きたちだ、選挙結果が怖くて怖くて仕方がないのだ。
何故こんなに結果を怖がる。小沢一郎の足音が聞こえるからに相違ない。小沢から組織も情報も権限もカネも奪い取った菅直人・仙谷・枝野、どうして怖いのだ?自分たちのマニュフェストが、本当の自分たちの主張じゃなく、参議院選用に急遽米国に脅かされて作り上げたマニュフェストだから、魂の抜けたマニュフェストを掲げて選挙戦に臨むから、このような事態になるのだ。
政権さえ握っていればこっちのものだと思っていたのだろう。 ところが選挙情勢は菅直人の消費税発言でどんでん返しに陥った。今更、高額所得者の累進税上げる、非課税を増やす等々何を言っても遅いんだよ。馬鹿ものが!何が第三の道だよ、笑わせるんじゃない。
自民党の谷垣が良い事を言った。≪民主党の政策は、普天間(飛行場の移設問題)にせよ成長政策にせよ、ぜんぶ自民党時代のものに回帰している。政策の幅はそんなに広くない。(民主党が) ようやく分かってきたということだ。だとすると、「元祖」と「急に悟った人」と、どちらがきちっと出来るか。経験の差は歴然としてある。≫
結構確信を射抜く発言だ。菅直人は罠に嵌ったね。人間欲が眼を濁らせると云うが、この男は心眼も肉眼も酷く濁らせた。
民主党支持者の中には、兎に角、民主党を勝たせなければ、小沢支持の候補者も落ちる。自民党に塩を送るような主張は隠れ自民だと言う人もいる。角をためして牛殺すじゃないかと主張する人もいる。
その通り、筆者は小沢支持であって民主党全体を支持はしていない!小沢一郎と一緒に政治をし、国民の為の政治をする政治家であれば自民党でも構わんのだよ。
今の菅直人政権は、内閣も党も支持していない。ボロボロに負ければ良いと思っている。ねじれを怖がること自体間違いだ。国会で野党と論戦を交わせ、その政策ごとのパーシャル連合も悪くない。すべてをスッキリくっきり平坦な道を歩めるなんて、オマエら千年早いんだよ。濡れ手で泡の如く手中におさめた一時の権力、早々に大人にお返しするもだ。 悔しかったら、自民党壊滅させるくらい票を取れ。60議席取って、ふんぞり返って見せてくれ。平伏してやるぞ!
亀井さん、もう暫くの辛抱を・・・。
(転載貼り付け終了)
【112】「100704緊急国民財政会議01.flv」
「ユーチューブ」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年07月04日 | 再生回数 0 回 From: iwakamiyasumi |
「100704緊急国民財政会議01.flv」
読み込んでいます…
●100704緊急国民会議01
2010年7月4日、フリージャーナリスト岩上安身と経済アナリスト菊池英博氏によるトークイベント『財源はいくらでもある!消費税増税反対!緊急国民財政会議』の動画です。
「日本の財政ほど、日本国民に対して歪曲されて伝えられているものはない」「欠けているのは、なぜ税収が上がらない経済になってしまったのか。この分析が全くれていないわけです」
この動画の再生リストはこちら
http://www.youtube.com/view_play_list?p=E5E371CA80C71DC1
… (詳細)
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(転載貼り付け終了)
【111】「従米植民地政権・菅直人続投こそ政治的混乱そのものだろう」
2010-07-05
「従米植民地政権・菅直人続投こそ政治的混乱そのものだろう」
菅直人は、今度の参院選における民主党惨敗を前提にしるかのように、いかにして敗戦責任を誤魔化し、敗戦の政治責任から、いかにして逃げるかという見苦しい悪足掻きを始めているが、自民党との連立工作や「みんなの党」との連立工作で笑いものにされたかと思うと、今度は、「総裁を頻繁に変えることは、政治的混乱をもたらす・・・」とか、「菅直人続投こそ安定をもたらす・・・」とか、つまり「混乱か安定か」が、今度の選挙の争点だと言い出しているらしいが、この言葉こそ、恥も外聞もなく「地位」に未練がましくしがみつこうとする菅直人という政治家の、さもしい根性を露呈した言葉であって、「語るに堕ちた」と言うべきだろう。言うまでもなく、総理就任との交換条件に米国に魂を売った菅直人の続投こそ、日本国民にとっては「混乱」そのものであって、選挙において国民から「no」という烙印を押されたても、まだ総理総裁の地位にしがみつこうとすれば、それこそ「世界の笑いもの」になるだろう。ところで、総理総裁が頻繁に変わることを悪いことのように言う人が少なくないが、しかし国民からの信頼をなくした総理総裁がいつまでもその地位にしがみつくことこそ、国民の不幸であり悲劇である。むしろ、国民の信頼を失った総理総裁は即刻、その地位から去るべきであって、「頻繁に変わること」が一概に悪いわけではない。たとえば、郵政選挙に圧勝した小泉政権は、警察権力まで行使して、政治的な乱暴狼藉を繰り返した挙句、選挙での国民の審判を恐れ、選挙を回避し続けているうちに長期政権となったが、その長期政権の間に日本は底なしの泥沼に落ち込むことになったのである。しかも小泉政権以後も、自民党政権は選挙を回避し続け、挙句に完全に国民から見放され、結局、任期切れ寸前の選挙で「政権交代」という結末を迎えてしまうことになったのである。「総理総裁が頻繁に変わること」を恐れてはならない。少しも恥ではない。むしろ、「ご主人様」に忠実な植民地支配の代理人と化した総理総裁の続投こそ、つまり菅直人のことだが、日本国民としては恥ずべきである。総理総裁の首を頻繁にすげかえることを恐れてはならない。
(転載貼り付け終了)
【110】「「菅首相の増税発言で揺れる民主党」(EJ第2848号)」
「エレクトロニック ジャーナル」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年07月05日
「「菅首相の増税発言で揺れる民主党」(EJ第2848号)」
菅政権になったとたんいわゆる記者クラブメディアと大手テレ
ビメディアは、今まで集中豪雨のようにやっていた民主党叩きを
なぜか中断させているようにみえます。
菅政権が反小沢を鮮明にし、財務省を中心とする官僚組織の意
向に沿った路線になりつつあることを受けて、官僚サイドが「し
ばらく打ち方ヤメ!」を指示したものと思われます。民主党の支
持率が一挙に急回復したのも、記者クラブメディアのそういう報
道のサジ加減によるものと考えられます。
菅首相が消費税増税路線を打ち出しても、メディアは基本的に
容認の論陣を張り、菅政権をサポートしています。しかし、時間
が経つにつれて、菅首相の経済や財政や税制についての知識の浅
さが露呈するに及んで、かなり雰囲気が変わりつつあります。
そもそも菅首相がなぜ消費税増税を口にし、その税率まで踏み
込んで発言したかについて、政官財の事情通がそれぞれ意見を述
べ合う「日刊ゲンダイ」紙の「政官財ウオッチング」では、次の
ように解き明かしています。
―――――――――――――――――――――――――――――
永:たしかに、消費税増税など持ち出さず、マニフェストに書
いたように「税制改革の論議を野党に呼びかける」と言うだけ
にとどめておけば単独過半数はそう難しくはなかっただろう。
でも、菅氏の「勘」では、そこが違った。ここで小沢一郎前幹
事長が封印してきた消費税引き上げを掲げて参院選に勝てば、
小沢氏離れが完全に進む。そうひらめいて、周囲の制止も振り
切った。 ──「日刊ゲンダイ」紙の「政官財ウオッチング」
―――――――――――――――――――――――――――――
マニュフェストに「税制改革論議をする」ということを掲げる
ことは別に問題ではないし、国民も反対しないはずです。小沢前
幹事長も反対していないはずです。しかし、その論議をする前に
菅首相は、10%の税率まで踏み込んで発言したのです。
消費税を上げるとなった場合は、その使い道を明確にする必要
があります。一体何を増税分で賄うのかについてきちんと説明が
必要です。それこそ族議員の根絶のために廃止した政調会を復活
させたのですから、そこで論議すべきです。何に使うかを決めて
はじめて必要な金額と税率が出てくるのです。しかし、何も議論
しないまま、いきなり菅首相によって、税率10%が打ち出され
たのです。党内の意見もバラバラで未調整です。
ところが、消費税増税の評判が悪く、政権の支持率が下がり出
すと、菅首相は慌てて発言をトーンダウンさせて、複数税率の導
入や低所得者に対しては「かかる税金分は全額還付する」などと
いい出しています。
しかし、低所得者の定義が揺れ動いているのです。400万円
以下といったかと思うと、300万円や200万円までも口にす
る始末──これでは、ドロナワそのものです。
経済評論家の高橋乗宣氏は、菅首相がどれほど税制を理解して
発言しているのか疑問であるといっています。とくに低所得者ほ
ど負担感が増す逆進性の緩和の道筋や複数税率の導入については
基本的な知識が欠けているとして、複数税率の導入について次の
ように述べています。
―――――――――――――――――――――――――――――
複数税率の導入も簡単ではない。日本の消費税は欧米の付加価
値税と違って、消費税の支払いと受け取りを記録するインボイ
ス方式を採用していない。事務処理の負担増を最小限にするよ
うに自民党が企業に配慮したため、不完全な格好でスタートし
たのだ。その欠陥を改めるのは当然としても、すでに20年以
上も放置してきたツケは大きい。今さらの制度設計には相当な
時間が掛かりそうである。 ──高橋乗宣氏
「日刊ゲンダイ」7/2発行より
―――――――――――――――――――――――――――――
しかし、ここにきてそれまで静かにしていたはずの小沢前幹事
長が動き始めたのです。しかも、はっきりと「増税反対」を明言
して、幹事長時代に擁立した新人候補を中心に応援を開始してい
るのです。これは菅政権にとってはショックです。
しかも、その小沢氏には強力な助っ人がついています。河村た
かし名古屋市長です。河村市長は菅首相の増税に反対し、「消費
税5%を4%に下げよ」と主張しています。菅民主党の「増税民
主党」に対して、「減税民主党」を主導しようとしています。河
村市長は、北海道を皮切りに、宮城、千葉、京都、大阪、兵庫な
どの10選挙区を回っています。これは完全な分裂選挙です。
小沢氏は少なくとも現在は動けない状況にあります。選挙の結
果を見て動くといわれていますが、そうではないと思います。ど
うせ選挙は民主党が過半数を確保すれば、メディアは枝野執行部
の手柄を称えるでしょうし、過半数が取れなければ小沢の選挙対
策の失敗と書くに決まっています。
そうではなく、小沢氏は現在、検察審査会の議決を待っている
はずです。その検察審査会の議決は7月末にも出ると予想されて
います。その結果によって行動が大きく変わってくるからです。
もし、「起訴相当」が出ると、菅政権は小沢氏に議員辞職か離
党を迫ることは確実ですし、小沢氏も離党するはずです。選挙結
果によりますが、問題は何人を引き連れて離党するかです。それ
によっては、小沢氏は政界再編を仕掛ける可能性があります。
そのためにこそ小沢氏がいわゆる小沢候補者を応援する理由が
あるのです。一人でも小沢グループを増やしておく必要があるか
らです。民主党は衆議院の方は人数に余裕がありますが、参議院
の議員はぎりぎりなので、小沢氏と一緒に参議院議員が党を離れ
ると、菅政権は崩壊しかねないのです。
しかし、小沢氏は、はっきりと消費税増税に反対を明言して活
動を開始したのです。これは党からみると反党行為になります。
これには、ある状況変化があるのです。小沢グループはそれを読
み取って行動を起こしたと考えられます。
──[ジャーナリズム論/52]
≪画像および関連情報≫
●選挙の票読みの達人・小林吉弥氏の民主党分析
―――――――――――――――――――――――――――
選挙資金を平等に分配するのではなく、負けそうな重点地区
に集中して投入する"選択と集中″は、選挙の基本です。複
数区に2人の候補を立て、お互いに切磋琢磨して票の底上げ
を図るのは、かつて自民党もやっていたこと。小沢氏が幹事
長を辞任して単独過半数を取れる体制を整えたのに、首相の
増税発言や稚拙な選挙対策で台無しにしてしまった。挙げ句
に、仲間が選挙を戦っているさなかに、枝野幹事長がみんな
の党との連携に言及したりする。これでは士気が下がる一方
ですよ。オウンゴールで議席を減らしているのです。
──小林吉弥氏/「日刊ゲンダイ」7月1日発行
―――――――――――――――――――――――――――
(転載貼り付け終了)