< アメリカ政治情報メモ >

ロシアチョコレート 投稿日:2010/06/22 19:28

【5】アメリカ資本の権益を守る暗殺者養成学校

「ゲンダイネット」から貼り付けます。

(貼り付け開始)

アメリカ資本の権益を守る暗殺者養成学校

【書籍・書評】
2010年6月18日 掲載

「アメリカの暗殺者学校」ジャック・ネルソン・ポールミヤー著、安倍陽子訳
(緑風出版 2600円)

 過去50年にわたって米国のラテンアメリカ政策の中心を担ってきたアメ
リカ陸軍米州学校(SOAのちにWHINSECと改称)の実態を告発した
衝撃の一冊。

 エルサルバドルやグアテマラなどで起きた内戦や惨殺は、米国の外交政
策立案者の指揮のもと、同校の卒業生によって引き起こされた。暗殺やク
ーデターの起こし方、市民への脅迫・拷問の方法、諜報・謀略組織のつくり
方など暗殺者学校と呼ばれるにふさわしい技術が訓練され、アメリカの利
害に関わる地域に輸出されていく。その実態を告発したSOAウオッチの活
動により閉鎖・改称に追い込まれたものの、今なお兵士を養成し続けてい
るという。企業主導のグローバル経済体制を支える戦略の一環として存在
する同校は、米国の外交政策そのものに合致する。格差を拡大し、環境
やコミュニティーを破壊し、各国の政治を骨抜きにしていく手法の恐ろしさ
には鳥肌が立つ。

http://gendai.net/articles/view/book/124655

(貼り付け終了)

ロシアチョコレート 投稿日:2010/06/15 06:43

【4】世界キリスト教情報 第1012信

「世界キリスト教情報」から貼り付けます。

(貼り付け開始)

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     (c)世界キリスト教情報  連絡先E-mail:cjcpress@gmail.com
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  2010年6月14日(月)   第1012信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼米聖公会総裁主教がカンタベリー大主教を植民地政策的と非難
   ▼世界聖公会の指導者がエキュメニカル対話で米聖公会を「停止」
   ▼教皇が『司祭年』終了のミサ、1万5000人参加
   ▼米改革派教会が『ベルハル告白』を採択
   ▼行方不明の米「ボーンアゲイン」一家の少女、無事を確認
   ▼エンパイアステートビルがマザーテレサのライトアップ拒否
     ▼《短信》
     ▼《メディア展望》

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◎米聖公会総裁主教がカンタベリー大主教を植民地政策的と非難

 【CJC=東京】米聖公会のキャサリン・ジェファート=ショリ総裁主教は、
同派の同性愛者(ゲイとレズビアン)受け入れの姿勢を強く擁護、『聖公会共同
体』(アングリカン・コミュニオン)の中に見られる権力集中的また強権的な均
一化への動きを6月2日非難した。
 英国国教会(聖公会)は、強力な聖職者ではなく各国の共同体の方針に沿うべ
きだ、と同主教が、米聖公会の会員200万人に宛てた書簡で主張したもの。5
0年に及ぶ議論の後、米聖公会は、同性愛者が『神の良い創造』であり、『洗礼
を受けた指導者、聖職に叙階された人のように、教会の中で、備えられたリーダ
ーシップの良い健全な手本』と確信するに至った、と述べている。
 この5月、米聖公会ロサンゼルス教区は公然同性愛者のメアリー・グラスプー
ル氏を補佐主教に選任した。2004年のジーン・ロビンソン氏のニューハンプ
シャー教区主教就任に続き、公然同性愛者の主教選任は2人目。同性愛を罪とみ
なしている構成者もいるアングリカン・コミュニオンの緊張を強めることになる、
との警告を無視した形だ。
 英国国教会の霊的最高指導者カンタベリー大主教ローワン・ウイリアムズ氏は
5月28日、アングリカン・コミュニオンに向けて厳しい姿勢の声明を発表、公
然同性愛者の主教容認について、米聖公会に属する人たちは、アングリカンの交
わりから外れており、エキュメニカルな対話や教義上の議論に参加しないように、
と批判した。
 ウィリアムズ氏は、アングリカン・コミュニオンの霊的指導者ではあるが、そ
の力は限られている。しかし同氏や他の英国国教会指導者は、近年、聖書が同性
愛について語っていることをどう解釈するかについての不一致を克服するために
権威の集中を図ってきた。
 RNS通信によると、米メリーランド州フレデリックのフッド大学で宗教史を
講じているデビッド・ハイン教授は、アングリカン・コミュニオンは、世界の様
々な地域で成長するに伴い、50年以上にわたり信仰と教義上の問題でより大き
な一致に向かって進んできた、と言う。
 しかし独立志向の米聖公会は、その流れに常に沿おうというよりは、自らが許
容出来る信仰と実践の「境界」の拡大に努めてきた。
 ジェファート=ショリ氏は、アングリカニズムが、さらには聖公会が、確立さ
れたヒエラルキー(教会組織)の強力な支配を逃れようとしたキリスト者によっ
て始められたのだとして、権力と規律の集中推進を拒否している。「一元的な管
理はアングリカニズムの特徴ではない。むしろ交わりとコミュニオンの多様性に
こそある」と言う。
 2日の書簡で同氏は、世界中の7700万人の聖公会信徒を一律に管理するこ
とは、大英帝国の支配の上に共同体を建設した植民地政策的な宣教の「精神的な
暴力」と「文化的行き過ぎ」を繰り返す危険性を冒すもの、と指摘している。
「私たちは、植民地政策的な態度が続いていることに重大な懸念を抱いている。
特に、多彩なコンテキストや文化に単一の見解を課そうとしていることが問題だ」
と言う。
 ジェファート=ショリ氏はまた、米聖公会に対する批判が、アングリカン・コ
ミュニオンの中でも、女性司祭や主教を禁じているところから発せられている、
として、他にも非公式な暗黙の同意の下に同性愛主教を認めている聖公会が存在
している、と指摘した。
 革新派はジェファート=ショリ氏の書簡を、米聖公会の方針を全面的に守るも
のであるとして歓迎している。「これは控えめではあるが独立宣言だ」と『エピ
スコパル・カフェ』というブログの編集者ジム・ノートン氏は言う。「総裁主教
は、もはや議論の枠組みの確定をカンタベリー大主教にゆだねてはいない」。
 ジェファート=ショリ主教の、聖公会の歴史再検証は、外部には当たり障りの
ないもののように見えるかもしれない、と、教会史専門家のダイアナ・バトラー
=ベース氏。しかしその民主主義的アングリカニズムを強力に守ろうとしている
ことは「戦争への召集」だと指摘する。「彼女は、『これが自分たちの伝統であ
り、あなたはそれを破っている』と言っているが、それはウイリアム氏を帝国主
義者と非難することだ」。
 ウィリアムズ氏とジェファート=ショリ氏は、各管区の自治と中央の権威の問
題をめぐる、非常に古くからの議論を行なっているとも見られる。バトラー=ベ
ース氏によると、両者はアングリカニズムの理解に関しては両極端で、一致の可
能性は極めて低い。
 「ウィリアムズ氏は、アングリカンの一貫したアイデンティティを模索し、そ
れをトップダウンで強制しようとする。ジェファート=ショリ氏は、自分たちは
常に民主主義的であり、地域に根ざしている、と言う」が、その論争も限界点に
近づいた、と見ている。□

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◎世界聖公会の指導者がエキュメニカル対話で米聖公会を「停止」

 【CJC=東京】聖公会共同体(アングリカン・コミュニオン)の指導者が、
エキュメニカル対話に米聖公会が参加することを「停止」した。米聖公会ロサン
ゼルス教区が、カンタベリー大主教の要請を無視して、同性愛者を主教に任命し
たことを受けてのもの。
 アングリカン・コミュニオンのケネス・キアロン事務局長が、米聖公会指導者
に宛てた書簡で、今後エキュメニカルな対話に参加するよう招待することはしな
い、と通告した。同事務局長は、カナダ聖公会の首座主教にも書簡を送り、公然
同性愛者の主教叙階一時停止を求めた世界聖公会指導者の要請を受け入れるか否
か問いただした。
 この5月にカンタベリー大主教ローワン・ウィリアムズ氏は、一時停止に応じ
ない聖公会には対応措置を取る、と提示していた。□

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◎教皇が『司祭年』終了のミサ、1万5000人参加

 【CJC=東京】教皇ベネディクト16世は6月11日、カトリック教会が1
年間にわたり記念してきた『司祭年』を、全世界97カ国から訪れた司祭約1万
5000人と共にミサを捧げ、終了した。
 『司祭年』は、「司牧者の真の模範としてのアルスの聖なる主任司祭」ヨハネ
・マリア・ビアンネ神父の帰天150年を機に、司祭職の重要性を認識し、司祭
らの役務の実りと霊的向上を祈り励ますことを目的に、昨年6月19日から開催
されていた。
 ミサの説教で教皇は、司祭職の偉大さとは、それぞれの弱さにも関わらず、神
の力に助けられ、すべての時代のすべての人々に神の現存を知らせることにある
と強調した。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、この「喜びの年」に聖職者による未
成年虐待が明るみに出たことで、教皇はこの司祭らの罪に対し、神とこの事件に
苦しむ人々に改めて赦しを願うと共に、このようなことが二度と起きることのな
いよう最大の努力をすることを約束した。□

《関連速報》
▽「女性を叙階せよ」とバナーを掲げたグループが6月8日、バチカンのサンピ
エトロ広場に向けて行進した。折からバチカンは『司祭年』閉幕を記念する式典
を計画している所。広場への立ち入りは警察によって阻止された。

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◎米改革派教会が『ベルハル告白』を採択

 【CJC=東京】米改革派教会(RCA=信徒数16万6000人)は、19
82年に南アで改革派諸教会が制定した、一致、正義、和解に関する宣言『ベル
ハル告白』を受け入れることにした。創設以来約400年間、同派は使徒信条、
ニカヤ信条、アタナシウス信条とベルギー告白、ハイデルベルク信仰問答、ドル
ト信仰基準を受け入れていた。
 同派は6月10日、協力関係にあるアイオワ州オレンジシティーのノースウェ
スタン大学で開催した総会で『ベルハル告白』を受け入れたもの。
 同大学のミッチ・キンシンガー教授(宗教学)は「これは歴史的なことで、告
白に社会的側面を持つものを追加する必要があった。歴史的にオランダ系、白人
系であった教派にとって、教会とは何か、どうあるべきかについて窓を開けたの
だ」と語った。
 『ベルハル告白』は、アパルトヘイトという白人優位の人種隔離政策が行なわ
れていた時代の南アで1982年に起草され、86年に『南ア・オランダ改革派
ミッション教会』(DRMC)で採択された。原文はアフリカーンス語で書かれ
ている。「信仰の叫び」「誠実と悔い改めへの呼びかけ」として当時反対運動の
指導者アラン・ブーサク氏が主導していた。
 これまでRCAは、朝鮮語系、スペイン語系の教会の存立を認めるなど162
8年にオランダ語系の教会として結成された当時とは異なり、言語的・民族的差
別や男女間差別などを克服して来た。□

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◎行方不明の米「ボーンアゲイン」一家の少女、無事を確認

 【CJC=東京】ヨットでの単独世界一周航海を目指している米カリフォルニ
ア州の「ボーンアゲイン」一家のアビー・サンダーランドさん(16)は、イン
ド洋上で6月10日行方不明となり、安否が気遣われていたが、同日深夜、無事
が確認された。
  サンダーランドさんは今年1月、無寄港単独世界一周の最年少記録を目指し
てカリフォルニア州を出航したが、ヨットの故障で南アフリカのケープタウンに
寄港し、記録更新を断念。その後も航行を続けることにしていた。5月21日、
ケープタウンを出て豪州に向かったが、大波と突風に見舞われ、6月10日早朝
にインド洋から衛星電話で家族と話した後に連絡が途絶え、行方不明となった。
最後に確認されたのは陸地から数百キロの地点。
 その後ヨットから2度の遭難信号が発信されたため、オーストラリアと米国、
フランスの当局が船や飛行機を使った大規模な捜索を行い、豪カンタス航空機の
乗員がサンダーランドさんと無線で通信し、無事を確認した。
 両親はサンダーランドさんのブログに「ヨットは立っているが索具が外れた。
ラジオ連絡でアビーは元気だと伝えてきた」と書き込んだ。□

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◎エンパイアステートビルがマザーテレサのライトアップ拒否

 【CJC=東京】ニューヨークのエンパイアステートビルは、祝日やさまざま
なイベントの際、それにちなんだライトアップを行っている。
  ところが米カトリック団体『カトリック連盟』が、8月26日のマザーテレ
サの誕生日にあわせ、マザーのベールの色である白と青のライトアップを行うこ
とを提案しところ、ビル側は拒否した。
 同ビルのオーナー『マルキン・ホールディングス』のアンソニー・マルキン氏
は、「世界中のさまざまな文化やテーマ、イースターやハヌカ、クリスマスなど
の宗教的記念日を祝して、ライトアップを行ってきた」と語ったものの、「いか
なる宗教的人物のためのライトアップ、または宗教および宗教団体からのライト
アップ要求については受け付けない方針だ」と述べた。
 『カトリック連盟』は、マルキン側に決定を覆すよう求めている。ニューヨー
ク市議会議員がオーナーに決定を取り消すよう求める決議を6月9日議会に提出
した、とAFP通信が報じている。□

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《短信》CJC通信Twitter速報『cjcpress』から。

※Twitter速報をフォローされておられる方が200人を超えました。

▽韓国政府は、バチカン大使に、信徒使徒職評議会のトーマス・ハン・ホンスン
氏(67、韓国外国語大学名誉教授)を任命した。
▽韓国のペンテコステ派大規模教会『ヨイド純福音教会』のリー・ヨンフン担任
牧師は、2013年に釜山で開かれる世界教会協議会(WCC)第10回大会へ
の支持を、同協議会のオラフ・フィクセ・トゥヴェイト総幹事と6月5日会見し
た際、再確認した。
▽中国・内モンゴル自治区オルドス市当局は6月7日、市内唯一のカトリック教
会を、道路拡張のために閉鎖した。当局は司祭と信徒1人に手錠を掛けて拘束し
た。同教会は登録されており、同自治区の司教は中国政府とバチカン双方から認
知されている。
▽中国のキリスト者の人権擁護のために活動し、2008年にノーベル平和賞の
受賞候補者にもなった高智晟弁護士を中国当局が拘束後、釈放していたが、4月
末に新疆ウイグル自治区に親戚を訪問、帰途に北京行き飛行機に搭乗して以来ま
た所在が分からなくなっている。
▽パキスタン治安当局は、ジャン、サルゴダ、ファイサラバード、ラホール、シ
ェイクプラア各市で、キリスト教など少数派の礼拝所、居住地などを対象とした
テロの可能性が強まっている、と警告を発した。
▽パキスタン・パンジャブ州カネワル地区の村長などが、キリスト者250世帯
に村から出て行くよう命じたことが分かった。現地ではイスラム教徒の地主の下
でキリスト者は労働しており、子女は召使いとして雇われているが、地主たちに
性的虐待を受ける事件が多発、キリスト者側が抗議していた。
▽イラクで7日、キリスト者のハニ・サリム・ワディ氏(34)が殺害されたの
を受けて、同国のキリスト者が脅えている、とアッシリア国際通信が報じた。
▽南アで開催されるサッカー・ワールドカップで優勝する、と教皇ベネディクト
16世が予想しているのは、出身国のドイツではなく、スペイン、ブラジル、ア
ルゼンチンとイギリスだ、とバチカン(ローマ教皇庁)機関紙『ロッセルバトレ
・ロマノ』が10日報じた。
▽エジプト・コプト教会の最高指導者シェヌーダ2世教皇は、離婚・再婚を認め
るように、とのエジプト高裁の決定に教会は拘束されない、との立場を再確認し
た。
▽キリスト教宣教も今では「南」から「北」に向かう時代だが、タンザニアのフ
ィドン・R・ムォムベキ牧師は世界宣教会議で、「南」の宣教活動家は「北」の
「閉鎖的な社会」に入るのが困難だ、と指摘した。
▽コンゴの人権擁護組織『ヴォア・デ・サン・ヴォア(声なき声)』のフロリベ
ール・シェベヤ・バヒジレ会長が首都キンシャサ郊外で6月2日早朝、車の中で
死体として発見された。国際アムネスティが「独自調査」を要求している。
▽南アの週刊紙『メール・アンド・ガーディアン』が預言者ムハンマドの似顔絵
を掲載、冒涜だと反発を買ったことで、謝罪した。

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(6月13日)=http://www.cwjpn.com
★教皇、キプロス訪問=中東地域の紛争に=「公正な解決」訴える
★ガザ支援船団拿捕=「悲劇的」事件と教皇=現地の生活条件向上求める
★NPT再検討会議=最終文書採択し閉幕=被爆国の教会として─長崎・広島の
司教に聞く
★ブラジル人学校「ピンゴ・デ・ジェンチ」=元幼稚園で新たに開校=さいたま
教区が協力=つくば市
★外国籍住民が多い地で=聖堂の建て替え考える=横浜の教会 連続セミナー

  =キリスト新聞(6月12日)=http://www.kirishin.com
★“ひとりを大切にする教育を”=NCC教育部 キリスト教教育研修会=学校、
教会、教会学校の課題
★青山学院=院長に山北宣久氏
★世界巡礼から“帰国”=平和を祈る「被爆マリア像」
★バイブル・アンド・アートミニストリーズ15周年=日韓交流の美術展が実現
★東京・関東キリスト者平和の会発足=NPT再検討会議の活動を報告

  =クリスチャン新聞(6月13日)=http://jpnews.org
★軍政下政治犯の夫と獄中書簡=ソウル市長選で惜敗の韓国元首相 韓明淑氏
★聖書をテーマに=チアにっぽん=絵画コンクール
★W杯サッカー選手 信仰を語る=伝道用証しDVD発売
★平和と正義実現に行動=首都圏キリスト者ら新組織
★「主がお入り用」祈祷院で政界入り決断=牧師の息子、銀行員から転身=柴橋
正直衆院議員

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           ●世界キリスト教情報●ご案内
 ☆速報をTwitterで発信しています ………… http://twitter.com/cjcpress/
 ☆活動紹介・購読(無料)お申し込みは
        ……………………… http://homepage3.nifty.com/cjc-skj/
 ☆既刊号をご覧頂くには …………………………
             (閲覧用) http://blog.livedoor.jp/skjweekly/
             (転載用、非整形) http://cjcskj.exblog.jp/
 ☆記事検索は『教会と神学』(小原克博氏制作)をご利用ください
            ……………………… http://www.kohara.ac/church/ ────────────────────────────────────

(貼り付け終了)

ロシアチョコレート 投稿日:2010/06/08 01:09

【3】世界キリスト教情報 第1011信

「世界キリスト教情報」から貼り付けます。

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     (c)世界キリスト教情報  連絡先E-mail:cjcpress@gmail.com
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  2010年6月7日(月)    第1011信(週刊・総合版)☆☆
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             = 目 次 =
   ▼英エディンバラで100周年記念世界宣教会議
   ▼教皇、キプロスを司牧訪問、中東シノドス準備と対話へ
   ▽「和平」と「和解」願う教皇のキプロス「巡礼」
   ▼フィンランド福音ルーテル教会に初の女性監督
   ▼バチカンもガザ支援船団拿捕でイスラエルに懸念表明
   ▼トルコのカトリック司教会議会長殺害される
   ▼テッド・ハガード牧師が新教会設立
   ▼『神と人について』がカンヌ映画祭で「グランプリ」
     ▼《短信》
     ▼《メディア展望》

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◎英エディンバラで100周年記念世界宣教会議

 【CJC=東京】英エディンバラで1910年に『世界宣教会議』が開催され
て100年を記念する会議が6月2日から6日まで、「今日、キリストを証する」
を主題に開かれた。100年間の信仰の歴史を振り返り、世界規模でキリスト教
の将来を展望しようというもの。
 会議には、プロテスタント、正教会、カトリック、聖公会、福音派、ペンテコ
ステ派など多彩な伝統を持つ諸教派が参加した。現地のエディンバラ大学、スコ
ットランド教会、スコットランド・ACT(教会一致行動)、ローマ・カトリッ
ク教会、スコットランド福音同盟、エディンバラ2010評議会が共催した。
 世界中のキリスト教音楽や賛美歌がスコットランド特有のバグパイプと共に歓
迎会場に流された。開会までに登録したのは60国、297人。さらに来賓10
0人やスタッフが会場を埋めた。
 2日目の開会祈祷では、世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ・トゥ
ヴェイト総幹事、世界福音同盟(WEA)のジョフ・タニクリフ国際会長が総括
講演を行った。
 トゥヴェイト総幹事は、「宣教と一致は一つのものであり、キリストにあって
一つとなることは、キリストを共に証することである」と確認した。タニクリフ
会長は、この1世紀の進展にも関わらず、「教会の宣教が完全な所は世界のどこ
にもない。全教会への神の召しは、全世界に全福音を届けることであり、その召
しは私たちの全ての世代に新たにもたらされる」と語った。さらに、今なおキリ
ストの福音を聞いていない人がいる一方で、欧州などでは「再福音が本当に必要」
とされている、と指摘した。
 祈り、賛美、討議、交わりなど多彩なプログラムをこなし、会議は不義に対し
てキリスト者が行動するよう呼びかけて6日閉幕した。
 英国国教会ヨーク大主教のジョン・センタム氏は閉会式の礼拝で、キリスト教
の真価は、信徒の双肩にかかっている、と述べた。十字架にかかる前のキリスト
をペテロが知らないと言ったことに触れ、センタム氏は、「イエスは今日、私た
ちの発言と生き方のためにこの世界の法廷に立たされている。イエスと彼の福音
が裁判されている」のだ、と語った。
 閉会式は、教会の多様性を明らかに示すものとなった。各派聖職の服装や民族
衣装の参加者が式場にあふれた。祈りはいくつかの言語で行われ、賛美歌もアフ
リカ、アジア、南北アメリカ、オセアニア、またヨーロッパ各地の文化的背景を
もった曲が歌われた。
 さらに宣教の相互性が必要なこと、西洋は東方のキリスト者から学ぶことが多
くあり、「北」は、謙虚さと意欲を示すことに、「南」から学ぶ必要があること
が強調された。
 エジンバラ2010会議は、ネット時代とあってウェブサイトが開設された。

《関連速報》
▽英エディンバラで『世界宣教会議』設立100周年記念会議開催の直前、同会
議のダリル・バリア国際会長(南ア出身)の職務執行を停止された。
▽福音と社会的正義は結びついている、と英エディンバラで開催された世界宣教
会議の席上、インドのギーヴァルゲーゼ・モル・クーリロス監督が語った。□

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◎教皇、キプロスを司牧訪問、中東シノドス準備と対話へ

 【CJC=東京】教皇ベネディクト16世は6月4日から6日まで、キプロス
共和国の司牧訪問、パフォス、ニコシア、ラルナカの3都市を訪れた。教皇がキ
プロスを訪問するのは史上初めて。今回の訪問はベネディクト教皇の16回目の
海外司牧訪問。
 4日午後、空路パフォスに到着した教皇は、ディミトリス・フリストフィアス
大統領と共に歓迎式に空港での歓迎式に臨んだ。
 バチカン放送(日本語電子版)によると、教皇は、栄光ある歴史を持ち、文化
と宗教の交差路としての役割を果たしてきたキプロスが、その精神遺産をヨーロ
ッパや世界に反映させることを期待する、と挨拶した。
 使徒パウロとバルナバの足跡をたどる巡礼者としてキプロスを訪れたと述べた
教皇は、この訪問で正教会をはじめ諸宗教との対話と友好を強めたいと語った。
 その後、教皇はパフォス市内の『アギア・キリアキ・クリソポリティッサ教会』
へ移動、キプロス正教会クリゾストモス2世大主教に迎えられて、聖堂内で祈っ
た後、教会前で正教会とカトリック教会関係者による集いに参加した。
 教皇は。キリストのすべての弟子の一致を恵みとして神に祈り求め、今日の世
界に福音の証しを強めなくてはならないと述べた。
 4世紀の初代バシリカ跡に中世以降建てられた同教会は、正教会に属するが、
カトリックと聖公会の典礼にも開かれている。
 教皇は5日午前、ニコシア市内の聖マロン小学校の校庭で行われた集いに出席
した。キプロスの各教会から聖職者、修道者、信者らが参加した。
 教皇は、キプロスの信者との温かい出会いに感謝を述べ、これからもキリスト
における信仰を固く保ち、使徒的伝統に忠実であるよう励ますと共に、皆への祈
りと支えを約束した。特に、教皇は、同国のカトリック教会が他のキリスト教教
会間との友好・協力を育てると同時に、キリスト教以外の宗教との対話をも進す
ることで、平和な社会の構築に貢献して欲しいと希望した。
 トルコが支配する北部から訪れたマロン派の信者たちに「キリスト者は希望の
民」と語った教皇は、分裂に苦しむキプロス島のために善意の人々の努力を励ま
し、すべての住民によりよい生活が一日も早く訪れるよう祈った。
 その後、大統領官邸でフリストフィアス大統領と会談、続いて同国の政治関係
者・外交団と会見し、キプロスが文明の共生の模範、民族・文化の交流の場とし
て発展することを願った。その後、キプロス大主教館にキプロス正教会クリゾス
トモス2世大主教を表敬訪問した。同大主教は2007年6月にバチカンを公式
訪問し、教皇と会見している。
 教皇はキプロス正教会が東西の教会間の対話に積極的な姿勢を打ち出している
ことを称賛、キプロスのすべての住民が神の助けのもと賢明さをもって諸問題の
正しい解決と、平和と和解、信教の自由を含む基本的権利がすべての人に保証さ
れる社会の構築に努力することを祈り、闘争状態の続く中東に平和がもたらされ
るよう共に働き、困難な状況にある聖地のキリスト者たちが平和と発展を享受す
ることができるよう支え祈りたいと語った。
 この後、教皇はキプロス北部から訪れたイスラム教スフィ派指導者シャイフ・
モハメド・ナジム・アビル・アルハカニ師と会見した。
 キプロス訪問の最終日の6日朝、教皇はエレフテリア・スポーツセンターでミ
サを行った。シリア、ヨルダン、レバノンからの巡礼、インド、スリランカ、フ
ィリピンからの移住労働者も含め約1万人が参加した。中東シノドス参加国の各
典礼派からの使節も一堂に会し、地域に息づくキリスト教の長い歴史とその豊か
な伝統を示すものとなった。式中、ギリシャ語、ラテン語、アラブ語、アルメニ
ア語、英語など多言語が使用された。
 多くの国の教会で『キリストの聖体』が祝われたこの日、教皇はミサの中でキ
リストの聖体をテーマに説教を行った。
 式の中で、教皇は代表の司教らに『中東のための特別シノドス』の討議要綱を
手渡され、この会議が中東のキリスト教共同体が置かれた状況に対する国際社会
の認識を高め、長い闘争によって苦しむこの地に正しい恒久的な解決を求める努
力を励ますものとなるようにとの希望を表明した。
 教皇はこの席で、緊張の続く中東地域、特に聖地に対するアピールを新たにさ
れ、流血の惨事をこれ以上広げないためにも、国際社会のいっそうの働きかけを
要望した。
 中東各地から集まった司教たちと昼食後、教皇は、マロン典礼教会大聖堂を訪
問した。
 教皇は同日夕、ラルナカ空港での送別式を経て、キプロス航空機で帰国した。

◎「和平」と「和解」願う教皇のキプロス「巡礼」

 使徒パウロとアンデレが宣教したことが聖書(使徒言行録)に記されているキ
プロス島は、地中海北東部に位置していることから、政治的、宗教的に複雑な歴
史と現状を抱えている。
 中東各国を席巻した原理主義に立つイスラム教過激派のテロ活動は、イスラエ
ル排除の動きと共に、欧米のキリスト教社会に反発を呼んだ。各国の政治も宗教
と部族が利権にからみ複雑な様相を見せている。
 キプロス島は現在、北部約3分の1はトルコ系住民による『北キプロス・トル
コ共和国』が存在し、実質的にトルコの支配下にある。中南部がギリシャ系住民
によるほぼ単一民族国家『キプロス共和国』を形成している。ギリシャとの関係
が深いものの、住民の大多数を占める正教徒は、コンスタンチノープルのエキュ
メニカル総主教やギリシャ正教会に属さず、キプロス正教会として自立している。
のもとに自治を行っている。さらにマロン典礼、ラテン典礼、アルメニア典礼な
ど典礼は正教会の方式を守りつつ、ローマ司教(教皇)の管轄下に入った『東方
帰一教会』が少数ながら混在する。
 教皇のキプロス訪問は、あくまで「巡礼」旅行であるとの姿勢を貫き、この9
月に開催する『中東特別シノドス』への準備を強調している。しかし特別シノド
ス開催自体が、パレスチナとイスラエルの抗争から、核疑惑を主題とした米国な
どのイランけん制など、緊張激化の中で、和平を指向するものなのは確か。一方
で、中東に影響を与えている正教会との「和解」も視野に入れたものとなった。
 教皇の「巡礼」旅行は経費も多額になる。緊縮を迫られているバチカン財政の
中で、マルタに続く今回の訪問の資金手当も関心を呼んでいる。(CJC)

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◎フィンランド福音ルーテル教会に初の女性監督

 【CJC=東京】フィンランド福音ルーテル教会はイーロ・フォヴィネン監督
の引退に伴い、6月3日、イリヤ・アスコラ牧師(57)を後任に選出した。同
派最初の女性監督。監督就任は9月1日。ルーテル世界連盟のイシュマエル・ノ
コ総幹事は「重大な1歩」と評価している。
 アスコラ氏は591票、対抗馬のマッティ・プウタイネン氏は567票だった。
5月の弟1回投票で5人の候補者がいずれも過半数を得られず、上位2人の決戦
に持ち込まれた結果。
 現地紙によると、候補者2人は結婚に関しての違いが際立った。アスコラ氏は
同性間の結合祝福に前向き、一方でプウタイネン氏は、結婚は1人の男と1人の
女の間だけという立場。
 アスコラ氏は、1975年神学修士、88年聖職に叙階、91年から99年ま
でジュネーブで欧州教会会議の活動に従事した。エスプーのミッコ・ヘイッカ監
督の神学関係特別補佐を務めていた。
 同教会は、フィンランド総人口の8割以上、約450万人を信徒としている。
86年以来、女性聖職を認めている。これまでにも監督候補として女性が挙げら
れたことがあったが、実現したのは今回が初めて。□

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◎バチカンもガザ支援船団拿捕でイスラエルに懸念表明

 【CJC=東京】イスラエル軍がパレスチナ自治区のガザに向かっていた支援
船団『自由艦隊』を拿捕、多数の死傷者が出た問題では、親イスラエル各国から
も非難の声が上がっている。
 バチカン(ローマ教皇庁)報道担当のフェデリコ・ロンバルディ神父は5月3
1日、「生命の不必要な損失」と強い懸念を表明した。教皇ベネディクト16世
もクレタ島司牧訪問を控え、中東の情勢を多大な関心を持って注視している、と
言う。

《関連速報》
▽バチカン(ローマ教皇庁)が、イスラエルのパレスチナ占領を「市民に政治的
不義を課した」とする文書が発表される、とイタリアのANSA通信が報じた。
▽教皇ベネディクト16世は、6月2日、水曜日恒例の一般接見の際、イスラエ
ル軍によるガザ支援船団拿捕事件について、この悲劇的な事件の犠牲者を悼み、
中東平和の進展に今回の出来事が与える影響に憂慮を示した。対話による正当な
解決を求める努力を呼びかけた。
▽国際カリタスのレスリー=アン・ナイト総幹事も、イスラエルのガザ救援船拿
捕について「暴力と生命損失に至った」ことを遺憾とし、これ以上の対立を回避
するための対話を呼び掛けた。□

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◎トルコのカトリック司教会議会長殺害される

 【CJC=東京】カトリック教会トルコ司教会議会長のルイジ・パドヴェーゼ
司教(アナトリア代牧区代牧)が6月3日、運転手兼護衛のムラト・アルトゥン
(26)にイスケンデルンの自宅の庭で殺害された。
 教皇は、キプロス訪問の途上、同司教のシノドス準備における貢献、エキュメ
ニカル・諸宗教対話の推進、勇気ある信仰の証しを想起し、同司教のために祈っ
た。□

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◎テッド・ハガード牧師が新教会設立

 【CJC=東京】スキャンダルで、自ら創設した『ニューライフ・チャーチ』
を辞任した、テッド・ハガード牧師が6月2日、米コロラド州コロラドスプリン
グスの自宅で新たな教会の「出発会」を行うと発表。「もう一つメガチャーチを
作ろうというのではない。数人でも参加してくれれば幸せだ」と語った。
 新教会『セント・ジェームズ・チャーチ』はゲイル夫人と設立したもの。6日
の礼拝には100人以上が出席した。
 『ニューライフ・チャーチ』はハガード氏が辞任した時には信徒1万4000
人と言われていた。□

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◎『神と人について』がカンヌ映画祭で「グランプリ」

 【CJC=東京】アルジェリアでイスラム教過激派に誘拐、砂漠の中で殺害さ
れたシトー派修道会の修道士7人を取り上げた『神と人について』(仮題、グザ
ビエ・ボーボワ監督)が5月23日に閉幕した第63回カンヌ国際映画祭で第2
位の「グランプリ」を受賞した。1996年に実際に起こった事件を取材したも
の。また、カトリックとプロテスタントの選考者によって決定される『世界教会
審査員賞』も受賞した。
 最高賞の「パルムドール」にはタイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督
の『ブンミおじさん』が選ばれた。□

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《短信》CJC通信Twitter速報『cjcpress』から。

▽全世界に6900言語あるとされる中でなお2000言語には聖書が訳出され
ていない。『ウイクリフ聖書翻訳協会』は、今後15年で、全ての言語に聖書を
訳出する計画を打ち出した。
▽ベトナムで3月に殺害されたキリスト者の未亡人が5月3日、警察から遺児2
人の親権を放棄するよう迫られたことが分かった。夫妻はベトナム中央部高地に
住む少数民族。
▽パキスタンのラワルピンディ近郊のサニア・ジャメスさん(33)はキリスト
者。4月5日誘拐され、イスラム教徒の男性と結婚、改宗するよう脅迫されてい
たが脱出した。父親には身代金25万ルピー(約26万円)支払いを要求されて
いた。
▽パキスタン政府は、イスラム教の教祖ムハンマドの戯画につながるから、と5
月19日から接続を遮断していたSNSのフェイスブックへの接続を31日認め
た。
▽リトアニアのクライペダ市裁判所が、ナチス・ドイツのシンボルだった「かぎ
十字」について「バルト民族文化の価値あるシンボル」との判断を示した。リト
アニアでは集会での「かぎ十字」の掲示は禁止されている。
▽ドイツ司教会議会長のロベルト・ツォリッチ大司教が、1960年代に起きた
聖職者の性的虐待問題を知りつつ、適切な対応を取らなかったとして、検察の取
調べを受けている、と報じられた。
▽イタリアの考古学者エマニュエル・アナーティ教授は、聖書に記されているシ
ナイ山が、エジプトのシナイ半島ではなく、イスラエルのネゲブ砂漠にあるとい
う自説がバチカンにも近く認められる、と5月28日語った。
▽キプロス正教会の首長、クルソストモス2世大主教は、教皇ベネディクト16
世のキプロス訪問歓迎式典に欠席する主教を処罰する、と警告した。
▽アイルランド・カトリック教会の性的虐待問題を「恥ずかしく、責任を感じる」
としていた教皇ベネディクト16世が正式調査団を5月31日、任命した。ウエ
ストミンスター前大司教のコーマク・マーフィー=オコナー枢機卿やニューヨー
クのティモシー・ドーラン大司教らが調査にあたる。
▽教皇ベネディクト16世は5月31日、ナイジェリア・ベニン市のリチャード
・バーク司教(アイルランド出身)の辞任を認めた。20年間、女性との関係を
維持していたことが明らかになり、聖務執行が停止されていた。
▽英クエーカー派の年会が5月31日終わったが、今回初めて同派以外のジャー
ナリストの取材を認めた。
▽『ナルニア国物語』で有名な作家C・S・ルイスの死去50年を記念して、そ
の伝記の決定版を英神学者アリスター・E・マクグラスが執筆、2013年にテ
ィンダル・ハウス出版社から刊行の予定。
▽イスラエルの失われた12部族の末裔を捜していたテューダー・パーフィット
教授(ロンドン大学中東アフリカ研究学部)が、南アにたどりついた、と発表。
またジンバブエで『契約の箱』の複製を発見した、と語った。
▽米聖公会のキャサリン・ジェファート・ショリ総裁主教は6月2日、カンタベ
リー大主教ローワン・ウィリアムズ氏による提案は、バチカンの監督に反対して
生まれた組織に「中央集権という厄介な巻き返し」だと述べた。世界聖公会共同
体内の分裂回避を意図した大主教の書簡に反発したものと見られる。
▽米宗教専門RNS通信のダニエル・バーク記者が、米宗教学会の2010年度
「宗教に関する詳細報道」賞を受賞した。米国のシンクレティズム(混合宗教)、
聖公会初の女性総裁主教選出、大統領の教会出席傾向分析などの報道が評価され
たもの。
▽米コネチカット州ブリッジポートのジャネット・ホール連邦地裁判事が5月3
1日、公立高校2校の卒業式を、ブルームフィールドのメガチャーチで行うのは
違憲、と判示した。

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 《メディア展望》
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  =カトリック新聞(6月6日)=http://www.cwjpn.com
★アジアの女性に関する問題=教会の取り組みを研修=FABC信徒家庭局主催
=台湾
★カトリック召命チーム=青年と集い、声を聞く=東京
★2011年ワールドユースデー=日本事務局公式ホームページ公開
★日本カトリック女性団体連盟=広島で総会開催
★司教ら講師にシンポジウム=信教の自由と政教分離=「20条の会」主催=宮
城・北仙台教会で

  =キリスト新聞(6月5日)=http://www.kirishin.com
★《賛美歌工房》=日本人の作詞・作曲で創作開始=9月の学会発表に向け調整
★「正義と平和委員会」20周年で池住氏=“イラク戦争は終わっていない”
★NCC部落差別問題委=春の人権文化セミナー=「と場」見学で差別を身近に
★「東方落語」を海外に=今野家東氏=ニュージャージーで初公演
★青山学院=理事会は「建学の精神」堅持=“「声明」は危機感煽る”

  =クリスチャン新聞(6月6日)=http://jpnews.org
★日本も対策急げ=教会乗っ取る異端「新天地」=韓国異端相談所長が警告
★造園家・三井宣太郎さん国際ショウで3度目受賞
★半世紀経たクリスチャン学生寮「東京ティラナスホール」=卒業生会発足
★青海省大地震被災地で中国ボランティグループ活動=日本国際飢餓対策機構が
応援
★名曲と名画で聖書の真髄味わう=「名曲で描く聖書の世界」コンサート=東京

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 ☆記事検索は『教会と神学』(小原克博氏制作)をご利用ください
            ……………………… http://www.kohara.ac/church/ ────────────────────────────────────

(貼り付け終了)

ロシアチョコレート 投稿日:2010/06/06 15:09

【2】鳩山首相の辞任は「オバマ大統領の冷たい対応」

RC:親米メディアのアリバイ的記事と解釈しました。第一に、自分たちでは、できない米国批判を米国人を使って行っている。第二に、自分たちが、鳩山おろしに加担している事を読者に知られたくない、あくまでも不偏不党(フィクション)である、という意図を感じました。

「読売新聞」から貼り付けます。

(貼り付け開始)

鳩山首相の辞任は「オバマ大統領の冷たい対応」

 【ワシントン=小川聡】米国の日本問題専門家らの間で、沖縄の普天間飛行場移設問題を巡るオバマ政権の厳しすぎる対応が、鳩山首相を辞任に追い込んだとする論評が相次いでいる。

 スティーブ・クレモンス新アメリカ財団戦略問題部長は1日、自身のブログに「ハトヤマを引きずり降ろすオバマ」と題する論文を掲載し、「オバマ大統領は、会談に応じないといった氷のように冷たい対応を維持して、鳩山首相に強烈な圧力をかけた。首相はその圧力に耐えることができなかった」と分析した。

 外交問題評議会のシーラ・スミス上級研究員も2日、「(日本の)民主党は米軍基地の駐留に関して従来とは異なる対応をしたいと願っており、米側はこの問題の繊細さにより深い配慮が必要だ」と指摘した。

 米政府筋は、「オバマ政権は十分に辛抱強く対応したし、辞任は国内問題が原因だ」と反論している。

(2010年6月5日18時33分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100605-OYT1T00610.htm

(貼り付け終了)

ロシアチョコレート 投稿日:2010/06/04 22:50

【1】鳩山首相辞任の“黒幕”は親米メディアと米国―中国紙

「レコードチャイナ」から貼り付けます。

(貼り付け開始)

鳩山首相辞任の“黒幕”は親米メディアと米国―中国紙

モバイル版URL : http://rchina.jp/article/42623.html

 2010年6月2日、中国の英字紙チャイナデイリー(電子版)は、鳩山由紀夫首相が辞任に追い込まれた原因は日本の親米メディアと米国だとする、中国社会科学院日本研究所の馮昭奎(フォン・ジャオクイ)研究員の解説を掲載した。

 馮研究員の解説によれば、鳩山首相は就任前から沖縄の米軍普天間基地を宜野湾市から「県外」もしくは「国外」に移転させると約束していたが、今年4月あたりから日本のメディアが大々的に「中国の軍事力増強」に対する懸念を書きたてるようになった。これと同時に民主党内でも普天間移設問題に対する意見が分かれるようになり、鳩山首相は同問題に対する立場を変更せざるを得なかった。

 馮研究員は、鳩山政権が様々な新政策を打ち出したにも関わらず、日本の親米メディアはこうした努力のマイナスの影響ばかりを報じたと指摘。地元で大規模な普天間県内移設反対デモが開かれたり、社民党が連立政権から離脱したりするなどの混乱が生じたのも、こうしたメディアの助長があったからだとの見方を示した。

 また、今後の日本の政局への影響については、民主党の方針や政策に大きな変化はないとしながらも、鳩山首相が掲げていた「友愛外交」路線が引き継がれるかどうかは分からないとした。(翻訳・編集/NN)

2010-06-02 18:08:38 配信

この記事のURL : http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=42623

(貼り付け終了)