気になる記事の転載掲示板

◆巻頭言◆

新設されたこの掲示板(BBS)は、私、副島隆彦宛ての読者からの個人メールの転載サイトです。私の「今日のぼやき」ではとても対応できない状態になりましたので、このように拡張しました。

学問道場への入門許可の意味も含みます。別に自分は入門したい訳ではないという人もいるでしょうが。私宛てに挨拶を兼ねた簡略な自己紹介文を寄せてくれた人々と、ここの先進生たちとの情報共有の意味と更なる情報開示方針決定に従う趣旨もあります。以後は積極的に各掲示板の方へ書き込み投稿して下さい。(2001年4月1日記)
会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2011/02/17 07:37

【155】阿修羅掲示板から転載「1年生議員の北辰会に負ける執行部」

 会員番号4655の佐藤裕一です。

 阿修羅掲示板から転載貼り付け致します。

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

1年生議員の北辰会に負ける執行部
http://www.asyura2.com/11/senkyo107/msg/523.html
投稿者 西野朗 日時 2011 年 2 月 15 日 18:14:51: XbWiHmorLeAYo

民主党執行部が、小沢一郎元代表に対する処分・措置について近々決定するとの報道等がなされているが、現時点においてこのような動きをすることは、下記の理由をもって断じてなされるべきことではないと、ここに強く進言するものである。

 一昨年の総選挙以降、「国民の生活が第一。」を実現したいとの信念で活動している、我々一期生議員の「思い」を是非(ぜひ)執行部は受け止めていただくことを求める。

1、現在、民主党政権としての初の本格的な来年度予算案を審議中であり、国民生活のための予算成立に向けて党一丸となって懸命に取り組むべき重大な時期である。

 このような時に、予算成立に向けての足並みを乱しかねない民主党内の紛糾を晒すことはあってはならないことであり、菅代表が先日の党大会で述べられた「412人内閣」を揺るがせ、挙党一致体制を崩すものであること。

2、また、愛知県知事選挙及び名古屋市長選挙の結果を執行部が真摯(しんし)に受け止め、その総括と責任の所在を明確にした上で速やかに党内結束を図ることが何よりも優先されること。

3、司法の場で結論が出る前に小沢元代表の処分・措置を決定するような動きは、ひいては我が国に対する野党の撹乱(かくらん)戦術に乗った自滅的行為であり、専ら野党を利することにしかならないこと。

4、「検察審査会の議決に基づく起訴」はあくまでも司法の場において検察の捜査手法について真実を明らかにする性質のものであり、「検察審査会の議決に基づく起訴」を受けて党規違反で処分・措置を受けた前例はない。

 従って、司法の場での結論を十分に踏まえた処分・措置を検討するのが妥当であること。

5、国民の信頼を回復するためにも、執行部は我が党の先頭に立って党内を結束し、政権与党として「国民の生活が第一。」の政策実現という政権交代の原点に立ち戻って粛々と行動することが、真の挙党体制であること。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110214-00000564-san-pol

>一昨年の総選挙以降、「国民の生活が第一。」を実現したいとの信念で活動している、我々一期生議員の「思い」を是非(ぜひ)執行部は受け止めていただくことを求める。
>政権与党として「国民の生活が第一。」の政策実現という政権交代の原点に立ち戻って粛々と行動することが、真の挙党体制であること。

さすがは小沢氏に指導を受けてる方達だ。
寺田や山尾とは違う。  

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2011/02/16 15:01

【154】阿修羅掲示板から転載「毎日新聞岸井記者の暴言(blog:法螺と戯言)」

 会員番号4655の佐藤裕一です。

 阿修羅掲示板から転載貼り付け致します。

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

毎日新聞岸井記者の暴言(blog:法螺と戯言)
http://www.asyura2.com/11/senkyo107/msg/458.html
投稿者 ひょうたん島の虻 日時 2011 年 2 月 14 日 20:42:21: T0THhg/RF1boM

http://blog.livedoor.jp/oibore_oobora/archives/51669731.html
+++++毎日新聞岸井記者の暴言
日曜朝、TBSのニュース番組を視ていました。エジプト問題、日ロ会談、菅首相の話題がひとしきり終えた後、恒例のごとく小沢問題が取り上げられました。司会者側(関口宏氏)から提示されたパネルには(ブログ作成者の記憶力減退のため、正確ではなく、その概要)三点ほど書かれています:、
(1)小沢氏は離党も辞職しないのは、影響力を保持するため;、
(2)無罪判決が出たときには民主党執行部に責任問題が跳ね返ってくるので、執行部は強気に出られない;
(3)小沢氏は「政治と金」については、すべて公開していると言っている(ソースは「自由報道協会」、
(仮)fpaj.exblog.jp による小沢氏のインタビュであるが、TBSはそのニュース源をTV視聴者に明示せず)。
と、書かれています。発言を求められた毎日新聞の岸井氏が、三点目に言及した際、突然ボルテージが上がりました。「小沢氏は、すべてを公開していると主張するが、絶対に隠している」、「そのことは、殆どの国会議員が知っていることだ」などと、口を極めて罵倒したのには驚きました。隣に座っていた佐高信氏は、数年前、同じ番組で隣席の岸井氏を指して「あなたは小泉信奉者だから」と皮肉まじりに指摘した人です。その佐高氏、昨日は、この小沢罵倒を無視して、「民主党のマニフェスト放棄」についてやんわりと批判し、岸井氏の罵倒を受け流していました。すると、浅井信雄氏(かってカイロ駐在新聞記者)が「政党の公約違反は驚くことではない」と、佐高氏に反論していました。
 かって、岸井氏は「検察リーク」を否定して、「記者クラブで検察庁見解を語る担当者の顔の表情から裏を読んで記事にするのである」との「迷言」を吐いたことで一躍有名になりました。その御仁の証拠・論拠も無いこの暴言。岸井氏に下記を尋ねたいと思っています:
「(1)あなたはご自分の暴言の責任が取れるのですか(真実であるとの証拠を提示できるのか)?
(2)そこまで確かなら、何故それを記事にしないのですか?
(3)脛に傷持つ国会議員が他にもいると漏れ聞こえてきます。何故、その議員にもこうした批判の矢を射ないのですか?
(4)検察が二度にわたって不起訴としたことの意味をどう考えているのですか?
(5)言論と金の問題で、あなた自身が疑惑されています。あなたにはそれについての説明責任があると思います。お答えください。」  

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2011/02/16 15:00

【153】阿修羅掲示板から転載「テレ朝と民主党へ電話抗議  (和順庭の四季おりおり)」

会員番号4655の佐藤裕一です。

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(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

テレ朝と民主党へ電話抗議 (和順庭の四季おりおり)
http://www.asyura2.com/11/senkyo107/msg/436.html
投稿者 七転八起 日時 2011 年 2 月 14 日 17:17:58: FjY83HydhgNT2

http://wajuntei.dtiblog.com/blog-entry-1166.html

昨日、2月13日のテレビ朝日の「サンデーフロントライン」について、あまりのひどさにツィッターでつぶやいたら、同じような考えの人がいて、急遽テレビ朝日に抗議の電話をすることにした。

「小沢氏の孤独・・・朋友離反のワケ」と新聞のテレビ欄には「Sフロントライン」の番組内容に書かれていて、歴代の政治家などが登場して、小沢一郎氏について語るという番組だった。

===================================
http://shirayuki007.blog52.fc2.com/blog-entry-340.html
2、マスコミの不当なコメントには抗議しよう!

小沢氏の検察審査会起訴は、通常の起訴ではなく、推定無罪の起訴であるに関わらず、まるで犯罪者であるかのような、コメントをするTV出演者、犯罪者扱いのような新聞の論説に抗議をしましょう。
以下、東京のTV局、新聞社をご紹介します。平日、日中しか受け付けないので電話を受け付けないので、お勤めの方は昼休みにでも抗議行動をお願いします。

朝日新聞ご意見係
03-5540-7615
毎日新聞東京本社代表
03-3212-0321

日本テレビ 視聴者センター部
03-6215-4444

テレビ朝日「はい、テレビ朝日です。視聴者窓口」
03-6406-5555

TBS
03-3746-6666

NHK視聴者コールセンター
0570-066066

フジテレビ視聴者総合センター
03-5531-1111

■森ゆうこ議員(小沢グループ)への「脅し」 第2弾 ?検察が怯えるもう一つの調査? 日刊ゲンダイ

2011年(平成23年)(4日発行)
森ゆうこ議員(小沢グループ)への「脅し」第2弾 ?検察が怯えるもう一つの調査?

「鉄槌を下してやる」
検察幹部に名指しされ、こんな恫喝まがいの発言をされた民主党の森ゆうこ参院議員(54)。きのう(3日)報じたように、森議員は検察審査会の怪しい実態を調査していた。よほど気に食わなかったのか、この検察幹部は記者たちに「司法への政治介入だ」と吹聴しているともいう。検察は何をそんなに焦っているのか。

抽選で選ばれる一般11人で構成される検察審は、検察の不起訴処分をチェックする独立機関であり、言ってみれば検察とは対立関係にある。検察等を調べられて検察が困ることはないはずだが、この過剰反応は何なのか。 これでは両者の?関係?を疑いたくなる。実際、怪しい話だらけだ。小沢元代表に1回目の議決が下る以前の昨年2月、石川知裕議員は取り調べを担当していた特捜副部長から、「今回は小沢氏を起訴できないが、検察等査会で必ずやられるんだ!」と?予告?されたという。

次第に見えてきた「裁判所」「検察審査会」「検察庁」の一体化

検察審が「第2の検察」と言われても仕方がないのだが、その検察審を仕切っているのは事務局の裁判所職員だ。裁判所と検察は「判検交流」なる制度で互いに出向し合い、もともと関係が深い。そのせいか、森議員の検察審の調査には裁判所の抵抗もすさまじかったという。森議員が語る。

「私の調査には検察審の事務局ではなく、最高裁の判事たちが対応してきました。検察番は独立した組織で非公開だからというのが理由です。しかも、情報や資料を公開するように言っても、検察審が開かれた日時はおろか、審査員たちに支払った日当や旅費さえも明かさない。これらは個人情報というより、裁判所の予算の話ですよ。検察審の予算は年間3億5000万円。事務局の裁判所職員の人件費を含めると、その金額はさらに膨らみます。国民の税金が適正に執行されているのか、検察審が正しく行われているのか、私たちには知る権利と義務があるはずです。なぜ、最高裁が執拗に開示を拒むのか、理解ができません。

写真(説明) 生まれ変わった検察官適格審査会(左奥から2人日が森議員)

そもそも、検察審は三権分立のどこにも属さない組織です。それなのに裁判所が情報をヒタ隠しにし、検察が司法への政治介入だと怒るのは、おかしいでしょう。検察と裁判所と検案審が一体になってしまい、チェックが効いていないのではないかと疑いたくもなりますよ」

検察がイラ立つ理由はほかにもある。森議員は不適格な検察官を罷免できる「検察官適格審査会」の委員だが、今まさに、現職検事が狙上に載せられているのだ。「大阪地検による村木厚子元厚労局長の冤罪事件では、逮捕された前田恒彦主任検事ら3人のはかに、まだ重い処分を受けていない検事がいます。今後、その検事の適格性調査をすることになっています」(森議員)

ヤリ玉に挙がっているのは、前田検事の下で村木元局長を取り調べた国井弘樹検事(35)だ。コトと次第によっては罷免される可能性もある。「村木」冤罪事件を最小限に抑え込もうとする検察と、さらにメスを入れようとする適格審査会と森議員。小沢問題もからんで、危機感を強める検察組織がさらなる暴走に駆り立てられているともみられる。

こうなったら、徹底的にウミを出し尽くすしかない。「鉄槌を下される」べきは特高検察の方だ。

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2011/02/14 19:01

【152】阿修羅掲示板から転載「私の冤罪立証活動を妨害する腹黒い輩(やから) (植草一秀の『知られざる真実』)」

 会員番号4655の佐藤裕一です。

 痴漢とその冤罪の問題については、現行法自体をまるごと抜本改正する必要がある。身柄を拘束することを法で禁止すべきだろう。その場の状況整理をした上で、双方の身分証明だけして、犯行を立証出来るというのなら後で裁判をすればいい。

 誰かが「この人痴漢です」と大声で叫び出したところで、ただ単に人間が発声しているだけだ。そんなもんで現行犯にされたらたまったものじゃない。いかに人間が平気で嘘をつく生き物であるか、成人にもなったら自分自身や周囲の人間のことを考えてみるだけで分かるだろうに。もし名誉毀損目的かカネ目当てで騒ぎを起こした場合の応報刑や賠償のことも、もっと速やかになされるように真剣に検討せねばらなないだろう。

 それから、公共の乗り物を経営・管理・運営する人達が、いかに真実を隠しているか、それどころか痴漢冤罪発生にむしろ加担しているのか、満天下に明らかにすべきしょう。

 阿修羅掲示板から転載貼り付け致します。

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

私の冤罪立証活動を妨害する腹黒い輩(やから) (植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/11/senkyo107/msg/408.html
投稿者 七転八起 日時 2011 年 2 月 14 日 09:46:29: FjY83HydhgNT2

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-260d.html

今日は私が巻き込まれた冤罪事件について記述する。

 悲劇の発端は1998年1月30日に起きた。私はこの日の夕刻、東海道線上り電車内の4人掛けボックス席の通路側の座席に腰をかけた。向かいには女性が二人腰をかけていた。向かいの女性は眠っている様子だった。当時私は足の付け根に湿疹があり、暖房の温かさによってかゆみを感じ、ズボンの上から患部を掻いた。
 
 このことが誤解されたらしく、車掌が通り過ぎる時に、向かいに座っていた女性が車掌に声をかけた。
 
 当然、犯罪でも何でもない。ところが、警察に連行され、大声で恫喝され、認めなければ逮捕だと騒がれた。このときの私の対応が誤りであったことは、のちに判明するが、警察の恫喝と利益誘導に応じて、上申書を書いた。本来、直ちに弁護士を呼び、適正な対応を取るべきであったが、こうした問題への無知が災いした。
 
 当時は橋本政権の時代であった。私は消費税増税反対の先鋒として活動し、当時の新進党に重用された。97年2月に衆議院予算委員会では新進党推薦で公聴会での参考人意見陳述をした。何らの問題もないことが刑事事件とされた背景に、当時の橋本政権との激しい確執があったのだと推察される。
 
 2001年に小泉政権が発足し、私は小泉政権批判の先頭に立った。小泉政権が私を敵対視したのは当然のことであった。このなかで彼らは98年事件の存在を掴み、これを表面化させようと画策したものと思われる。テレビ番組への出演のなかで、何度もその感触を経験した。
 
 2004年品川事件はこのなかで発生した。横浜から神奈川県警の警察官が品川まで私を尾行し、品川駅改札で私を見失った後も執拗に私を探し出そうとしたことは異常としか考えられない。
 
 私が完全無罪である動かぬ証拠は品川駅高輪口エスカレーター上下4台の防犯カメラが完全に捉えていたはずである。私は一貫してこの防犯カメラ映像の解析を求め続けたが、警察は10日以上も要請を拒絶し、あげくの果てに「映像が消えてなくなった」とした。警察による証拠隠滅であった。
 
 2006年9月事件では、私の無罪を完全に立証する目撃証人が名乗り出てくれて、法廷で私の無罪を完全に立証した。検察側も目撃証人を出廷させたが、この証人の証言は重大な矛盾に満ちたものであった。
 
 あげくの果てに、この証人が警察への出頭日について、完全な偽証を行ったことも明らかになった。この証人の証言はねつ造されたものであると思われる。
  
 私の無実は法廷で完全に証明されたが、不当に歪められた国策裁判が展開された。

基本的人権擁護の観点に立てば、刑事司法における最大の要請は冤罪の防止にある。
 
「10人の真犯人を逃しても一人の無辜を処罰してはならない」
 
 この「無辜の不処罰」こそ、基本的人権擁護の基本中の基本である。
 
 明治の時代に、この視点を誰よりも重視したのが初代司法卿江藤新平であった。これに対して、国権の強化のためには人権圧殺もありうべしのスタンスをとったのが大久保利通である。大久保は不正な方法で江藤新平を抹殺した。ここから、人権軽視・人権無視の日本警察・司法の歴史が定着していった。
 
 冤罪被害者がどのような理不尽、不条理、苦しみに直面するのかは、経験をした者にしか分からないと思う。
 
 それでも私は真実を述べ、真実を訴えて、今日まで闘ってきている。ありがたいことに、多くの同胞が私の言葉に信頼を寄せて、私の言葉を信じてくれている。そのことに深く感謝を表したい。
 
 真実を直接知る者は本人しかいない。天と地、そして汝と我。この四者だけが真実を知る。これを「四知」という。
 
 その場にいなかった人は、結局、誰の言葉を信じるかによって、判断が変わる。
 
 私は、事件の詳細を書物にも記述した。私が知る真実のすべてをありのままに示してきた。そのうえで、天地神明に誓い、無実であることを訴え、再審開始に向けて、いまなお名誉回復の闘いを続けている。

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2011/02/10 17:34

【151】リメンバー・えひめ丸

 会員番号4655の佐藤裕一です。

 阿修羅掲示板から転載貼り付け致します。

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

えひめ丸の遺族 ハワイへ出発(NHK)-衝突した潜水艦「グリーンビル」の乗組員は刑事処分を受けていない?
http://www.asyura2.com/11/senkyo106/msg/636.html
投稿者 JAXVN 日時 2011 年 2 月 06 日 18:36:03: fSuEJ1ZfVg3Og

「えひめ丸の遺族 ハワイへ出発
2月6日 16時42分
愛媛県の宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」が、アメリカの潜水艦に衝突されて沈没し、9人が死亡した事故から10年になるのを前に、生徒の遺族がハワイでの慰霊式に参列するため、6日、松山空港を出発しました。

えひめ丸は、平成13年2月9日(日本時間の10日)に、ハワイ沖でアメリカ海軍の潜水艦に衝突されて沈没し、宇和島水産高校の生徒と指導教官、乗組員のあわせて9人が犠牲になりました。ことしは事故から10年で、ハワイ・ホノルル市の事故の慰霊碑がある公園では、現地時間の今月9日、遺族や愛媛県の関係者らが参列して、慰霊式が開かれます。このうち、事故で亡くなった生徒の水口峻志さんの両親と坂嶋富士山さんの母親ら6人が、ほかの遺族より一足早くハワイに向けて松山空港を出発しました。水口峻志さんの父親の龍吉さんは「毎年同じ気持ちで行っているので、10年でも特別な気持ちはありません。年に1回の墓参りのつもりで行きたいと思います」と話していました。」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110206/t10013887711000.html

この「えひめ丸事故」について、時事通信はこのように解説しています。
「えひめ丸事故

 2001年2月9日午後(日本時間10日午前)、米国ハワイ・オアフ島の南沖合で、実習中だった愛媛県立宇和島水産高校の「えひめ丸」が、米原潜「グリーンビル」に衝突され沈没。生徒と教員、船員の計9人が死亡した。原潜が民間人の体験搭乗中、デモンストレーションのため緊急浮上した際に起きた。ワドル艦長(当時)は戒告処分を受け、退役。米海軍などは、船体を浅瀬の海中まで引き揚げて8遺体を収容後、深海に沈めた。(2011/02/05-07:05)」
http://www.jiji.com/jc/c?g=tha_30&k=2011020500087

この記事を読んで「おや?」と思った事があります。現在イージス艦「あたご」と漁船の衝突事故で「あたご」の乗組員が刑事裁判を受けています。しかし、この「えひめ丸事故」は、洋上同士での衝突だった「あたご事故」と比べても「洋上からは見えなかった潜水艦が浮上時に洋上の漁船に衝突した」というはるかに悪質性の高い事故です。しかし、この時事通信の記事でみる限り「グリーンビル」の乗組員は全く刑事責任を問われていないようです。そしてこの遺族の方も、少なくとも表面的には米軍には怒りを示していないようです。
また当時のマスメディアもこんな悪質な事故を起こした米潜水艦より、「事故の報告を受けてもゴルフをやめなかった森首相(当時)」に批判を集中させていました。この件については森首相は「事故の報告を受けた後、『ゴルフ場にヘリを飛ばしますのでそこにいてください』と言われた。後ろの組が待っていたので取り合えずプレー中のホールを終わらせた。」と釈明しましたが、メディアはそのような釈明は無視しました。考えてみれば、仮に森首相がそこでゴルフをやめたらえひめ丸の乗組員は助かったのか?と聞くなら答えは明らかに「否」でしょう。そうなると、あの時なぜ森首相はあそこまで叩かれ、ついには内閣総辞職になってしまったのでしょうか?「グリーンビル」と「あたご」の扱いの違いと共に、なにか釈然としない物を感じます。  

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コメント
01. 2011年2月07日 15:58:07: w8JHx0wO3s

その後、米国側から賠償金が支払われていますが、裏で形を変えて実は日本政府が負担したのではないですか?
単なる私の妄想ですが、いろんな密約が言われているので…

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2011/02/09 22:27

【150】[155]の訂正2箇所

 会員番号4655の佐藤裕一です。

 投稿[155]の私の文章を読み返したら早速、間違いを見つけました。

 誤1)……ナセル大統領暗殺で副大統領から昇格したエジプトのムバラク大統領……

 正しくは、サダト大統領暗殺で、ムバラクが大統領に昇格でした。

 誤2)……だからイエメンやシリアのサダトどころか……

 シリアの現職大統領が「アサド」ですね。もう駄目、アラブ人の名前ってどうしても覚えるの苦手。こんがらがって申し訳ございませんでした。

 疎いものですから、まだ他にも事実誤認などありましたら、といっても書き込みは会員限定ですけど、ご指摘下さい。

会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2011/02/09 22:00

【149】第三の「エジプト革命」と日本「第五の開国」

 会員番号4655の佐藤裕一です。

 菊地研一郎さん(2555番)のツイッターから転載させて頂きます。

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

 ネットに満ちている就活アドバイスってのが、なぜああも空疎なのか、やっと分かった。「悪」の存在を無視しているからだ。それとも、最近の企業は人を殺さなくなったのか。

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

菊地研一郎 KIKUTI , Ken (kenitirokikuti) on Twitter
http://twitter.com/kenitirokikuti

 

 上記の呟き、至言というか至呟(しげん?)です。仕事や職業、労働といった話は「悪抜き」では語れません。

 仕事が出来れば出来るほどかえって「悪」を増進させる結果になることだってあります。それどころか私は全職種に多かれ少なかれ「悪」があると考えますし、後は自覚があるかないかの話ではないでしょうか。

 そして最後はやはり利益があるのかそうでないのかということでしょう。合「利」的であれば「悪」なんて出ないのだと思ったら大間違いで、これを「弊害」と言いますが、「利悪」とか「弊悪」などと表現することも可能かと存じます。
 
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 さて、有益な書き込みが続いている重掲ですが、菊池さん(4052番)投稿[183]「エジプト人の目から見たエジプト革命」によるFIFIさんのブログについて、初めて知りました。ご紹介ありがとうございます。

 FIFIさんという、普通の日本人にとっては「外国人タレント」という枠組みに入るかたは、テレビ番組で芸能活動しているところを見たことがありますので、芸名と大声・趣味のタロット占い等の芸風くらいは存じていましたが、先ほど本人によるブログ文章を読んでみました。

 彼女の母親が日本で国際政治学(国際関係論?)の博士号を取得しているらしく、ウィキペディアを見ると父親も工学博士号取得とのことで、彼女自身も大学を卒業しているようです。ただエジプトから日本に出稼ぎで流れ着いたような人とは異なることは分かります。でも学歴より家庭環境や周囲の影響の方が大きいと思わされました。

 なにしろ文章の内容がすばらしい以上に、彼女の勇気に感激すると同時にその知性の高さに驚きました。日本の芸能人やお笑い芸人と一緒になって、面白くふざけ合っていながらにして、この文章。愕然とします。日本の「インテリ芸能人」なんて恥ずかしいから止めてくれと言いたいですが、私が卑屈になり過ぎているせいですけれども、彼女のような人が現れるとさすがに衝撃を受けてしまいます。

 ブログ文章掲載にあたって日本語ネイティヴが手伝っているのかどうかは知らないですが、テレビではペラペラ話していたので、おおむねFIFIさん本人の文意であると考えていいのでしょう。

 彼女が書く「三十年も政権を握ってる大統領がいる事自体が不自然」という、この簡潔明快なたったの一言ですら、諸所の抵抗があってテレビで発言出来ないとしたら、テレビは余計な誤魔化しの解説などせず、現地の映像音声を流すことと、エジプト国民の生の声を通訳だけやったほうが、よほど誠実な報道であるといえましょう。

 エジプトと日本の共通点は歴史・気候・社会・文明・文化・人種・宗教・国民性どれをとっても非常に少ないですが、政治・外交においては「親米政権でなければ……」という問題が常に重く圧し掛かる部分が、それから経済においてはエジプトは観光立国、日本は輸出立国で外国に依存する度合いがどうしても多い、外国の動向に迎合する傾向が強いというところは共通していますので、今回少しだけ、自分が行ったこともないエジプトに親近感が湧きました。

 それからチュニジアと違ってエジプトはアフリカ大陸の一番端っこの国であり(日本も端っこだが島国)、ユーラシア大陸との接点でスエズ地峡と運河のこともあり、地政学的にも重要ということで、アメリカに「かわいがられる」(目をつけられる)のです。

 パキスタンで軍事クーデターで政権をとったムシャラフ大統領(当時)も何だかかわいそうな役回りの人でしたが、ナセル大統領暗殺で副大統領から昇格したエジプトのムバラク大統領には、かえって外国人としてもあまり同情出来ません。

 確かにジンバブエのムガベ大統領や北朝鮮の金正日総書記などの失敗国家の専制独裁者ではなく、経済発展と引き換えに強権的な専制政治を国民に受け入れさせる開発独裁的な大統領だから、私服を肥やしてはいるでしょうが、同時にエジプトの国益を全く度外視するような人ではないでしょう。それにしたって、どんなにうまくやっても三十年も同じ大統領政権なら腐敗も蔓延り綻びも噴出することは防げません。

 最近、同じく開発独裁型であるカザフスタン共和国のヌルスルタン・ナザルバエフ大統領がエジプト情勢の影響を配慮して、大統領選挙の前倒しを提案しているそうです。このまま愚かな「終身大統領」の座に収まるのかと思いきや、さすがに彼は百戦錬磨のやり手です。周囲に関心と緊張を持ち続けなければならない、内陸国の政治指導者だからこそ、国際情勢にも敏感なのでしょう。

 私がムバラク大統領に唯一同情出来るのは、バラクがムバラクを責め立てることぐらいです。ムバラクにとったら、

「お前ら、手のひらを返して、いい加減にしろよ……!!」

 ということですから、怒り心頭に発して当然です。バラクはバラクで「チェンジ」の人ですから、そう言うしかないでしょうけれども。歴史を振り返れば世界覇権を奪ったアメリカ合衆国は本当にそういう国です。

 良い人であろうが悪い人であろうが、外国の政治指導者に酷い仕打ちを平気でする。完全にご都合主義外交です。だからイエメンやシリアのサダトどころか、お向かいのサウジアラビアだって米軍が駐留しておりどうなるかわかったもんじゃない。

 サウジも属国状態継続と政治支配継続を国民に認めさせるが、石油によって国民に豊かさを提供出来る今はまだ政情安定していられるでしょうが、サウジこそ原理主義革命(本来、原理主義はキリスト教にしか合わない用語だが仕方ない)による転覆の潜在的可能性が大きい。

 かつて森田実氏が言ったところの、散々に荒っぽく使った後に、カラカラに干からびてしまって、もう絞っても水一滴出なくなった後に捨てられる、用済みになったボロ雑巾になるかも。このように日本もサウジもエジプトも現状は属国なのです。エジプト国民の方がよく分かっているのではないですか。

 イスラム圏の中でもアラブ・中東世界にはイスラエルという解決困難な問題もあります。
 
 副島先生によると世界の火薬庫は極東と中東ですから、炸裂するとすれば中東の可能性が最も高いということになりますか。といってもイスラエルはパレスチナ人に核攻撃を加えられないのですね。自分達が建国し入植して住んでいる所ですから、使えば自分達も被爆してしまいます。

 現時点でイスラム教国においてはパキスタンしか公式核保有国がありません。自国の存亡がかかっているイスラエルが非公式の公然たる核保有国で、これからイランやサウジ、シリア、トルコ、そしてエジプトなどアラブ・イスラム諸国が核武装するとなると(リビアのカダフィ大佐は既に路線転換したが)、いくらエルサレムが聖地でパレスチナ人が住んでいるとはいえ、イスラエルに向けて打ち込まないという保障はありません。

 当然イスラエルが黙っているはずもないので、恐ろしい事態になる可能性はあります。ただし既に何度か私の意見を述べているように、資格論という視点から見ることも必要だということは書いておきます。

 確かに今回のエジプト国民のデモや運動に、宗教国家と宗教政党という問題が大きい背景・前提としてあることは間違いありません。イスラム諸国にとっては抜き難いことで、政教分離がどうしても出来ないし、軍事力で抑えつけてしまうとトルコのように無理が出る。エジプトは宗教色を薄めて世俗色を出したが、そうすると国民が反発する。何故ならイスラム圏では「世俗」が「親米」に直結するという悩ましい事態に陥っているからです。宗教と世俗の分離のことはもっともっと深く考えて結論を出すべきことでしょう。

「エジプト革命」は1919年、それから1952年にも起こっているそうです。2011年になって真の国民運動による独裁政権打倒が達成され民主政権(エルバラダイ氏が有力候補か)が樹立されれば、3度目の正直で今度こそ正真正銘民主「エジプト革命」になるのでは。

 FIFIさんは、良質の知性の持ち主であり、知識の活用が出来るかたであり、単に場当たり的な情報・常識に流されている日本の茶坊主学者やら似非知識人・評論家・報道業界人間達とは全然違います。なにより祖国への愛情が率直にして自然であり、これが素直な愛国心の発露でしょう。親米ポチ保守やJ右翼諸君の薄汚れきった愛国心とは完全に異質。

 似非知識人、か。私はもはや彼等には、「知識人」という言葉すら表現として用いたくありません。彼等に最初から期待などしていない以上は失望することもありませんが、軽蔑だけはいつまでも残り続けています。彼等はただの情報人間であり、日本的国内基準の「常識人間」です。「常識人」だとまるで褒めているような印象だから「常識人間」と書きます。

 私は今後「常識」という日本語を悪い意味でしか使わないように決めました。この言葉を良い意味で多用すると、どんどん自分の頭が悪くなることに気付いたからです。氾濫するクイズ番組を見ていて、つくづくそう感じます。

 日本語の「常識」は、故・山本七兵の「空気」支配と実質同じことであり、その知識部分です。ちょっと古い感じの用語でいうと「同調圧力」です。これらの現象が他国に起きないわけではありません。日本独特の「空気支配」という形をとるということと、あまりにもひどい国内基準程度の言論が顕著だということです。

 それが植田信さん提唱理論である「律令理性論」に繋がるところでしょう。どうも近年、日本語という非関税障壁が従来の良い作用が薄れ、悪い作用による影響ばかりが目立つようになってきている。

 ところが菅直人政権で、TPP参加が「第三の開国」だという。そんじゃあ第一と第二は何なんだということになりますが、第一の開国はペリー黒船来航と幕末・文字通り鎖国終了・明治維新、第二の開国は敗戦・占領だとする見方が大多数のようです。

 この場合第一と第二は外交や国防、戦争(ハイポリティクス)といった話であり、しかも統治形態や憲法まで変わっていますから確かに開国といえば開国ですが、あくまで政治の話であり経済や産業・貿易に限った話(ローポリティクス)と繋げるのは違和感があります。

 経済だけでいうところの第一の開国は戦争へのレールを敷いた金解禁、第二の開国は失われた二十年をもたらした外為法大改正と金融敗戦(マネー敗戦)でしょうか。これで第一、第二、そして第三の開国なら話が通じますが、他にも大きい山があったか。あまり経済史や産業史に強くないものですから。

 とにかく全部合わせて第一の開国・明治維新、第二の開国・金解禁、第三の開国・敗戦と占領、第四の開国・金融敗戦、第五の開国・TPP。これでスッキリですね。「開国」を「国難」とか「敗北」、「失敗」、「降伏」もしくは「従属」に置き換えたほうが、もっと理解しやすいかも。

 だいぶ話が飛んだり逸れたりしましたが、私もFIFIさんブログ文章を未読のかたにお勧め致します。

 

フィフィ オフィシャルブログ「All about FIFI」by Ameba
http://ameblo.jp/fifi2121/

フィフィ – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/フィフィ

 

 それでは阿修羅掲示板から5本ほど転載貼り付け致します。多いので尻切れになるかも。

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

つば苦労さん、素晴らしい在日エジプト女性フィフィさん紹介に感謝!為せば成る、ナセルはアラブの大統領と
http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/259.html
投稿者 ヒゲ-戸田 日時 2011 年 2 月 03 日 21:05:24: Nk87MbMkz45iQ

(回答先: これほどのエジプト革命解説はない!FiFiのブログより エジプトの夜明け~新たな一頁へ 投稿者 つば苦労 日時 2011 年 2 月 03 日 01:28:00)

 つば苦労さん、素晴らしい在日エジプト女性フィフィさんのブログを紹介し
てくれてありがとうございます。
 読んで感動して涙が出ました。全くその通りです。
 かつてナセルの革命によって「アラブの盟主」として威風堂々だったエジプト。
 しかしそのエジプトがナセルの死後、サダトが米帝・シオニストイスラエルへ
の投稿路線を取ってアラブの大儀を裏切り、ムバラクになってさらに酷くなり、
とうとうガザの大虐殺を実質容認し、パレスチナ・ガザとの国境に鋼鉄の壁を地中
深く埋め込んでガザ牢獄を強化するまでにパレスチナ人弾圧に加担するほどになっ
てしまった事を悲しく思っていました。

 エジプトのムバラク打倒の民衆決起は、同時にパレスチナ人に大きな希望と激励を与えているだろうと思
います。
 フィフィさんは知らないかもしれませんが、日本の戯れ言葉に「為せば成る。為さねば成らぬ何事も。ナセルはアラブの大統領」というものがあります。
 それほどナセル大統領は日本で有名であり、「エジプトと言えばナセル」と日本人が記憶していた時代が
あります。

 日本においてアラブ世界への理解は、残念ながら非常に低く、また米帝やシオニズム勢力による情報操作
が跋扈し続けている状態にありますが、それでも近年はパレスチナ現地にも出向きつつ連帯運動をする若者
やガザ支援船に乗り込む若者も出てきています。
 フィフィさんからの情報発信もエジプト・アラブ世界の実状を知らせ、民衆連帯の動きを作る触媒として
大きな位置を持つものと思います。

 フィフィさんブログhttp://ameblo.jp/fifi2121/ へのコメント投稿の仕方が分からなかったので、ここに
書きました。
 もし「つば苦労」さんから、こういう投稿文があった事をフィフィさんに伝達する事が可能ならば、よろ
しくお伝え下さい。(無理ならば諦めます)

 フィフィさんブログを阿修羅に紹介してくれた事、改めてお礼を言います。ショクラン!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎戸田ひさよしHP http://www.hige-toda.com/
★「裏金不正・冤罪・証拠ねつ造・検察審査会の異様な小沢起訴など検察問題」特集
  http://www.hige-toda.com/mitui_yoobousyo/mitui_yoobousyo.html
  ・検察マスコミ批判でもなどの記事も載せている「自由論争掲示板」
           http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=tre;id=01
■他では見れない動画が満載!「戸田のYUチューブコーナー」
          http://www.youtube.com/user/todajimusho
■「中小企業の砦」=協同会館アソシエに関連する「アソシエ動画」
          http://www.youtube.com/user/ASSOCIE0911#p/u
■在特会や三井さんほか動画各種はこちらでも
   「絶対面白い動画コーナー」 http://www.hige-toda.com/_mado05/movie/  

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

タレント・フィフィと反米革命(ネットゲリラ)
http://www.asyura2.com/11/senkyo106/msg/642.html
投稿者 会員番号4153番 日時 2011 年 2 月 06 日 19:22:30: 8rnauVNerwl2s

(回答先: エジプトの夜明け~国民の想い(All About Fifi)~日本人は、日本の未来の為に今なにが出来ますか? 投稿者 会員番号4153番 日時 2011 年 2 月 06 日 19:18:32)

■タレント・フィフィと反米革命
 http://shadow-city.blogzine.jp/net/2011/02/post_552a.html#more

・・・タレントのフィフィというのが話題なんだが、外国人ばかり集めた番組で人一倍、大きな声でワーワー騒いでいるオバチャンという印象なんだが、

1976年2月22日、エジプト人の両親の間にエジプト・アラブ共和国の首都カイロで三姉妹の次女として生まれる。母親は日本で政治学博士号を取得、父親も日本で工学博士号を取得している。2歳の頃に日本に移住する。
高校卒業後、中京大学に学部生として推薦入試にて入学。在学中は名古屋市を生活の拠点とする。同学卒業後、引き続き勉学のため渡米。数年後再来日し日本の音楽制作関係企業に就職する。また業務関係や長期旅行での訪韓・訪中を経験している。
2001年5月30日、米国滞在時に知己となった日本人男性と結婚。

2歳で日本に移住してずっと日本で育っているんだが、両親はエジプト人ですね。ちなみに爺さんはエジプトでも有名な占い師らしい。家事・育児をしながらタレント活動をしている。で、もちろん話題はエジプトの反米革命について、なんだが、

読んでくださってるみなさんがわたしに勇気をくれました。私は命と引きかえに、そのリスクをかえりみず母国の為に、またアラブの為に、叫び続ける彼らの為にもあきらめないと決めました。彼らの起こす革命を世界中が注目しているんです。彼らのメッセージをわたしが日本で伝えていきたい。それがわたしのできること。今の時代、1人の人間が社会に影響を与える事だってできるんです。ほら、その証拠にこのブログを多くの人が読んでくれている。そして、みなさんは自国の為に何を想いますか?日本の未来の為に今なにが出来ますか?

タレントが多く執筆しているアメブロで以前からブログをやっていたんだが、今回の騒動をネタに書いたところ、予想外の大反響で、「母親が政治学博士」という血筋が騒いだようですw で、

なぜ今後のエジプトの新政権樹立にアメリカが関わろうとするの?関わるどころか今まで通り主導していこうとしてますからね。エジプト国民が何に対して怒っているのかぐらいわかってるはずでしょ、変革を求めてるんですよ。チェンジですよ、チェンジ!オバマ大統領があれだけ選挙の際に繰り返した『CHANGE』なんです。エジプトが変わっちゃうと不都合ですか?表向きには国民を応援しているように見せていますが、もしそれが真意なら今までのようにエジプトの政治に口をはさむべきでは無いはずです。エジプト国民はエジプト人のためのエジプトをつくりたいのですから。

はっきりと、今回の騒動が「反米革命」そのものである、と断言しているわけだ。日本のマスコミも、そこんとこはボカしてしか報道しませんねw マスコミで流れる「識者のコメント」とか称するモノも、「あんた、誰の味方なの?」というようなアメリカ寄りの立場で、まぁ、アメリカの利益が必ずしもイコール日本の利益ではないわけで、特にアラブ世界では日本という国は独特の地位を占めているわけで、必ずしも「アメリカ様の言う通り」というのが国益だとは思わないんだが、さて、そこで、だ。

ムバラク支持派は外国人ジャーナリストを襲撃したり、無理な情報操作を試みたり、イメージを悪くするだけの動きをみせて、ムバラク自身最後のあがきのように大統領の座に粘り続けるのはなぜでしょう?これはあくまでわたし個人の見かたですが、自分の資産を整理するのに手こずっていてそれまでの時間稼ぎなのではと思うのです。ここは驚くところですよ!ムバラク一族の総資産は3~5兆円とも言われています。億じゃないですよ兆です。今政権が変われば腐敗政治でせっせとこしらえた資産は新政府によって差し押さえられかねませんよね?そりゃあイメージもへったくれもないですよ!何としてでもそれを整理したいんでしょうね。それだけの資産を整理するのにはやはり9月までかかるってことだったのかなぁ~と思うわけですよ。

ムバラクが貯めこんだ「資産」というのが、それこそエジプトの年間国家予算に匹敵するほどあるわけで、おいらも「資産の引越しで忙しいからすぐには退陣できない」と書いたわけだが、ところで日本に留学して政治学博士号を取得したというフィフィのお母さんはたまたまエジプトに里帰り中で、「この歴史的な瞬間の経緯をエジプトで見守りたい」と、当分戻らないそうです。・・・  

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

エジプト民衆の戦いを見よ
http://www.asyura2.com/11/senkyo106/msg/443.html
投稿者 月と星 日時 2011 年 2 月 04 日 06:05:47: vebXXayRfpINQ

昨日になってムバラク派が突然、反ムバラクデモの民衆に襲いかかり多大な犠牲者が出た。今後どのような展開になるにしろ、もはやチュニジアのような平和裏な民主主義の獲得という事にはならないだろう。このようにどの国々も民主主義の獲得には多大な犠牲を払っているのが歴史の事実であり教訓でもある。だからそれらの国民は一人一人がその問題を真剣に考える事になる。

我が国はどうなのか、何度も投稿しているように、戦後に与えられた制度に過ぎない事から国民はその有難さを本質的に理解していない。大多数の国民は、親兄弟や多数の人々の努力や犠牲によって獲得したものでないので、「民主主義」というものがどのようなものでなければならないかを真剣に考えた事が無い。その上に、長い間、官僚と一体化した自民党の一党独裁によって、あるべき本当の民主主義が大きく歪められている事にも気が付いていない。もし、今のエジプトのように国民の努力により民主主義が獲得できたとするならば、国民はそれが変質すればすぐに気が付くだろう。わが国ではそれがなかった事から、誰も「変だ」と感じないし声も上げない。知識人と言われる人々も評論家と言われる人々も何も言わない異常な状態がずっと続いている。過去の経済的成功によって、現在までそこそこの生活ができているので誰も不満を言ってこなかった事も大きな要因になっているのだろう。しかしながら世界でも有数なGDPがあるにも拘わらず、国民にはそれに見合う生活は保障されてきていない。逆に経済的な格差や社会保障費の切り捨てが大きな問題になり、解決の糸口さえ見えてこない。それに輪をかける意味で「生活が第一」という公約のもとで政権交代した民主党政権は、菅直人政権になった途端に、その公約を次々に裏切り元の官僚支配による国の形態に戻りつつある事で、国民の怒りは頂点に達しようとしている。

今エジプトで起きつつある事を国民はもっと注視するべきだ。どのような過程で民主主義というものが獲得されるかという見本のようなものが見れる。CNNなどは殆ど24時間ぶっとおしでこの問題を報道している。歴史の中の大きな出来事が見れるというのに、日本のマスコミの取り扱いは単なるエジプトという国の騒乱としか伝えていない。明らかに何らかの報道規制がなされている。大相撲の八百長なんぞにかまけている日本のマスコミは無視し、できるだけ海外のメディアからの情報をとり今後の推移をみるべきだ。民主主義獲得の大変さと大事な事が認識できるはずだ。国民の覚醒を望むばかりである。  

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

イスラム原理主義とは
http://www.asyura2.com/11/senkyo106/msg/513.html
投稿者 月と星 日時 2011 年 2 月 05 日 07:15:30: vebXXayRfpINQ

イスラム原理主義=テロリストと解釈するのは間違いであり「原理主義」という言葉も正しくない。英語では「Islamic Fundamentalism」であり、キリスト教の「Christian Fundamentalism」というキリスト教根本主義と同じ意味を持つ。その意味するところはイスラム教の理念に基づく社会の実現である。その始まりと言われるものはイラン革命に見られる、第二次世界大戦後の米国などの西欧各国の石油利権のための民主化という名前のもとの経済の自由化を求めた政権の腐敗に対して、イスラムの基本に帰れというイスラム法学者の言葉のもとに発生した民衆革命にある。イラン革命は決してテロリスト革命ではなく、民衆が行った改革であり、国民投票に基づいてイスラム共和国の樹立を宣言し、ホメイニーが提唱した「法学者の統治」に基づく国家体制の構築が行われたものである。

エジプトにおける今回の民主化を求める民衆の蜂起は、ムスリム同胞団というイスラム原理主義組織によるものが大きいと言われている。エジプトではムバラクの独裁により宗教政党が禁止されているので、ムスリム同胞団は選挙では無所属として活動を余儀なくされている。むしろムスリム同胞団などのイスラム原理主義の問題は、エジプトを主体に世界で5千万人以上もいると言われているキリスト教の一つであるコプト教徒との対立にある。イスラム原理主義国家になるとコプト教信者の迫害が起きるのではないかという心配が現実になる恐れがある。その意味ではイランと同じ革命になるとは考えづらいと言えるだろう。現在はムバラクという独裁者の追放で一つになっているが、今後どのように誰が国内をまとめるのかと言う事は、我々が考えている以上に複雑な動きになる事が予想される。

米国は、イスラエル問題を抱えてかなり慎重な対応をせざるを得ないし、エジプト以外にも民主化を求める周辺諸国の動きも活発化しているので、今後の動きは混沌としている。世界が大きく動いているのに、わが国ではこの事に対する議論はほとんど起きていない。民主党が外交、安全保障に疎いのではなく、他の政党も含めて国民が蚊帳の外に置かされているというのが、情報を独占する、いつもの官僚たちのやり方なのである。マスコミは依然として表面的な事しか報道しない、騙されてはならない。昨日のタハヒール広場の集会は「Day of Departure」と言われているが、新聞の翻訳は「追放の金曜日」などと変に意訳されている事からも別の意味にそらす意図が透けて見えて仕方がない。自分で考える事が大事なのだ。

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

エジプト革命について思うこと。そして日本も。 (Aobadai Life)
http://www.asyura2.com/11/senkyo106/msg/651.html
投稿者 亀ちゃんファン 日時 2011 年 2 月 06 日 21:37:58: GqNtjW4//076U

http://ameblo.jp/aobadai0301/entry-10790698972.html 
2011年02月05日(土) 07時02分36秒

エジプト革命について思うこと。そして日本も。

アラブ世界の民主革命の動きは止まらなくなってきた。

東欧革命の頃は、テレビ映像がもたらした革命の連鎖とされたが、今度の革命は、TwitterやFacebookといったソーシャルメディアによるもの。

チュニジアのジャスミン革命の成功が、このエリアの盟主を自認するエジプトに飛び火し、ついに30年もの専制に及んだムバラク政権が今、倒れようとしている。

また、私たち日本人にとっても、情報のとり方が大いに変わってきていることを実感する。

20年前の東欧革命や、天安門事件の頃は、ニュースステーションでその衝撃的な映像を目にして、世界が変わりゆくことを実感したが、今はテレビをつけても、これほど世界の流れが変わるかもしれないニュースに際しても、日本のテレビはろくに報道をしてくれない。

トップニュースはまだプロ野球で活躍した経験もない斉藤祐樹の生出演などをのんきにやって、市川海老蔵の謝罪会見は生中継したとしても、革命前夜であるエジプトの模様は生中継をするつもりもないのだ。

いかに視聴率があがらないとしても、テレビも報道の一端を、公共の電波を借りて行うのであれば、その義務があるはずだろうに。

それに、報道した場合にも、内容についても、くだらなすぎて話にならない。

ある民放のニュースでは、数十万人のデモに対して、おそらくムバラク政権が謀略で起こしていると言われる数千人のムバラク支持派との衝突を、「エジプト国内は、親ムバラク派と、反はムバラク派で『二分』されています」と報道をしていた。

いったいどこが「二分」なのか。

どこまでいいかげんなのかと思った。

圧倒的に、エジプト国内は、ムバラクの圧制を倒そうとするのが、国民の意思であろうに。言葉の使い方が軽すぎて、適当な報道を、またしても視聴者に撒き散らしている。

さらに、その報道スタンスについても、目を覆うばかりだ。

たとえば、大越健介のNHKの21時のニュースを見ていても、その伝え方としては、「アメリカはどう考えているか」

アメリカにとってどのような影響があるか」という話が中心で、驚くことに、当の日本政府の反応には触れないのだ。まったく、属国根性まるだしの、どこの国の国営放送(公共放送)か、と思う。

結局、日本のマスコミにとっては、エジプトやサウジアラビアなどアメリカにとって都合のいい独裁政権は、「アラブ穏健派国家」と報じて、それに歯向かう民衆は「暴徒」として報じる。

しかし、もしこれがミャンマーや、イランののように、アメリカに都合の悪い国であれば「軍事独裁政権」「イスラム原理主義の危険な国家」と報じて、民衆については「民主化革命を求める人たち」となるだろう。

そして、私たちは、アメリカや、マスコミの都合のいいように、視点を染められていくというわけである。

さて、話を戻すと、すごい時代になったなと思うのは、私たちはインターネットを通じて、世界各国の新聞社や、テレビ局が報じる内容に、簡単に触れることができるようになったということである。

なかでも、「中東のCNN」と呼ばれてきたアルジャジーラのエジプト革命における報道はすごい。ずっと生中継で、広場に集まった数十万人のデモの様子を中継している。

私はiPadで、「Aljazeera English Live 」の無料アプリをダウンロードしてみているが、リビングでソファーに腰掛けながら、アルジャジーラの生中継を見ると、つくづく、もうくだらない日本のテレビは要らないな、と実感する。

それにTwitter である。エジプトにいる邦人の方も、どんどんその模様を日本語でもtweet をしてくれるので、今、何が起こっているのか、ということがリアルタイムでわかってしまう。

なかでも感動をしたのが、

「エジプトの若者からのメッセージ 」と題した文章が、世界中を流れたことだ。

このメッセージの中では、エジプトの現実が今どうなっていて、そして民衆は何を求めているのか、ということがしっかりとまとめられている。そして、アメリカ、ヨーロッパ、そしてその他の世界の人たちに向けてのメッセージが書かれている。名文である。

皮肉なことだが、日本はやはり事実上、アメリカの属国なので、アメリカ国民に向けられたメッセージが私たちには、一番向けられているものかもしれない。

————-

親愛なるアメリカの仲間のみなさん

あなたがたの政府は30年にわたり、ムバーラク大統領に最大の支援を提供してきました。武器と催涙ガスで国家安全保障体制を支えています。米政府は、私たちの国に毎年 16億ドルに及ぶ資金を与えていて、それは腐敗したエジプト政府の中で主にさまざまな形の賄賂として使われています。あなたがたの「民主的な」祖国はイスラーム主義者を恐れるあまり、我々の政府を支援しています。いいですか、怖いものなどないんです。イスラーム主義者についてのあなたがたの見解は事実に反し、間違いだらけですが、その話はまた後日。私たちのリーダーを選ぶことは私たち自身の権利であるという一点において、あなたがたの支援を望みます。私たちを支援し、上院議員や下院議員にエジプト政府を支援するのをやめるように言ってください。私たちを支援し、自由はパンよりも重要である と世界に伝えてください。私たちを支援し、30年続いている政府を追放するのを手伝ってください。もしもあなたの孫たちが、いまと同じ支配者を目撃するとしたら、あなたがどのように感じるかをぜひ想像してください!
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そして、今、ネット上で話題になっているエジプト人タレントのフィフィのブログである。

彼女は、ロバ顔ということで、バラエティ番組でいじられて人気者になっているが、しかし、そんな人気者であればこそ、マスコミは彼女がブログで伝えている重要なメッセージをなぜ取り上げないのかが、不思議でしょうがない。インタビューをすればいいじゃないかと思う。彼女は今、エジプト国民のデモに呼応するように、必死になって、連日、日本の人たちに向けて、エジプトの人たちの思いをブログに書いてくれている。

・エジプトの夜明け ~新たな一頁へ

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野党であるムスリム同胞団の事が度々メディアで紹介される際に、この同胞団を過激派とイコールに誤解して解説する人がいますが、ちゃんと勉強した上で話をしていただきたい。それに足元すくわれて知識の無さが誇張されてしまいますよ。日本語でもアラブの政治の本を読めば書いてあるが、ムスリム同胞団は孤児院や病院などを設立し古くから民衆をサポートしてきた団体、組織であって、過激派とは全く異なる。むしろムスリム同胞団をアルカイダなどのように扱って世界にその誤解を広めたのはアメリカ。その方がアメリカに取って都合がよかったから。イスラムはテロだ、アルカイダなどとゆう単純かつ幼稚な思想をメディアを駆使して無知な人間に植え付けたことで、アラブの立場を窮地に追いやり、中東での立ち振る舞いを世界に納得させてきたんだから。 まぁ、でもそんなアメリカのパワーバランスももう崩れてきているわけで、その証拠にいまアラブの火薬庫から次々に噴煙が上がっているにもかかわらずそれを消火できずにいる。わたしはまさに世界地図が描き変えられる瞬間を目にしているようで身震いの連続なわけだが。

<中略>

最後にエジプトに旅行にきたにも関わらず観光もできる状態ではなく、さらにはホテルに缶詰、空港で足止めとなった方々には大変心を痛めています。帰国されたあるご婦人が、『またしばらくして落ち着いたらエジプトに行きたいです』と空港でインタビューに応えてらっしゃいました。その言葉はエジプトにとってどれだけの勇気と励ましであるでしょう。感謝の気持ちで涙がこぼれました。
エジプトを愛して下さる方々のためにもエジプトは生まれ変わって自らの力で立ち上がりもう一度みんなが訪れたい国にならなきゃなと思うわけです。エジプトを愛して下さる日本の皆さんほんとに有難うございます。

——-

私たちも情報をネットを駆使してとるのか、またはテレビや新聞が垂れ流す情報のみを受け取るのか、ということで、エジプト革命の話についても、理解度の差は雲泥の差がある。

もちろんエジプト革命は、ノーベル平和賞受賞者でもあり、欧米とのパイプもあるエルバラダイあたりが、暫定大統領となって成功すればかなり良いシナリオだと思うのだが、これがどういう方向に転ぶかで、アメリカやイスラエルとの問題もあるだろうし、これからの世界平和にとって、大きな影響がある。

なんといっても、中東戦争をイスラエルとずっと戦ってきたアラブ世界のリーダー格の国はエジプトである。

そのエジプトが今変わろうとしている。そのことだけでも、これは大変なニュースなのであるが、しかし日本では十分の伝えられてもおらず、また国民の関心も薄いことが歯がゆくもある。

さて、最後に、このソーシャルメディアを介した革命というのは、実は日本でも、昨年、尖閣問題や、検察・マスコミに抗議するデモが都内でも数千人規模でそれぞれ行われていて、マスコミが報道をしないだけなのだが、やはり日本でも変わりつつあるな、ということを感じている。

日本人はおとなしいから、デモや革命なんて起こらない、という人もいるが、私は必ずしもそうは思わない。

もともと、日本人は刀狩の前は、土一揆だの、倭寇だのと、民衆レベルの蜂起は起きていた国だ。

それが江戸自体は治安も安定していたので、大塩平八郎の乱など、散発的ではあったが、明治時代に変わるにあたっては、西南戦争のような士族蜂起はもちろんだが、自由民権運動が全国各地で盛んになって、中には騒乱にまでなったこともあって、結局、国会の開設を政府が約束する事態に及んでいる。

戦後も、60年安保の時は、主催者発表で33万人の人たちが、反対運動で国会を取り囲んでいる。

それが現在のようにおとなしくなっているのは、やはり国民が「食えている」からである。

世界的にも、歴史的にも、なぜ革命やデモが起きるかといえば、もちろん圧制に対する反発もあるが、やはり若者の失業問題や、国民生活の窮状がその要因として大きい。

今回のチュニジアや、エジプトの革命でも、アラブ世界での若者人口の増加と、失業問題というのが、その背景としてあげられている。そして、既得権益をむさぼる体制側を打倒しようということなわけだ。

やはり日本でも、既得権益による搾取は続いていて、法人税は減税しても、内部留保を溜め込んでも、企業は若者の雇用を守らずに、史上最低レベルの内定率に今年もなっている。

さらに、公務員改革はいっこうに進められないままに、所得税も住民税も相続税もどんどんあがっていき、消費税を10%に増税するだの、15%に増税するだのという議論が続けられている。

結局、国民が食えなくなって、若者に仕事がまわらなくなって、官僚にしろ、企業経営者などの富裕層にしろ、一部の既得権益に富が集中する不公平な社会が進めば、いずれ日本人も立ち上がる日が来ることになると思う。

そのために、前回は、「政権交代」という平和的なプロセスでの権力の交代を国民は選んだ。

しかし、民主党が変節して、結局はコイズミ政権の劣化コピーとしての菅政権が、居座りつづけるのであれば、国民は今度は、政治に対して希望を失い、違う方法で、権力交代をするしかないと考え始めるわけだ。

もちろん、そうならないように、平和的なかたちで、日本は既得権益の打破が行われるべきではある。

しかし、長い目で、今起きているこの国の様子を、冷静に見つめていると、だんだんと、国民が実力行使で立ち上がらざるをえない方向に向かっているのだなと、思う。

今はまだ国民が「食えている」から、日本では革命や、数十万人単位でのデモが起きないだけで、これ以上、締め付けが進むと、どこがで国民が爆発する沸点に、いよいよやってくるのではないかと思っている。

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2011/02/08 18:59

【148】阿修羅掲示板から転載「ニュースの匠:私情が一番コワい=鳥越俊太郎」

 菊地研一郎さんへ

 会員番号4655の佐藤裕一です。

 菊地さん、ツイッターで「早起き朝食抜きは非効率」といったことを呟かれていますけれども、私は結構自然体で実践出来ています。

 私は「朝食抜き」というよりも「朝か昼どっちか抜きと夕食」、つまり「一日二食」にするか、もしくは「朝昼両方抜きで夕食のみ」の「一日一食」のどちらかがいいです。無理せずその日の体調・食欲に合わせますが、「一日三食」以上どうしても食べたくて仕方ない感じの日はほとんどありません。

 もちろん「朝抜き二食」が一番の理想なのですが、早起きといっても朝4時前とかの早過ぎる時間帯に起きてしまった場合、あまりにお腹が空き過ぎていれば朝食を食べて「昼抜き二食」にしています。なるべく夕食に大食する機会も少なくしています。

 菊地さんが考える「非効率」は、夕食に結局沢山食べてしまって、予想以上に取り戻してしまうということでしょうか。それとも効率ということで単に金銭面のことなのか、空腹が気になって集中出来ないということでしょうか。

 菊地さんは今までの食生活習慣に体がなじみ過ぎているのでは。私は大学入学から中退してずっと乱れましたから、「一日二食」で平気なのかも。

 私はコーヒー党なので常時飲んでいるせいか(まぁこれが副作用というかカフェイン依存症)、それ程腹具合などは気にならないのです。間食は、ただのチョコなどはいいですが、口でとけないような固形物を食べると眠気(睡魔こそ大敵!)が来てしまうので、あまり食べないようにしています。貧乏なので買えないということもありますが。力仕事はしないので、きっと私の体に合っているのでしょう。無理せず健康的だと思っています。

 ただ……。先程「集中出来ない」ことについて書きましたが。残念ながら集中力は上がらないようです。これも私個人に限った体験の話です。というのも私の場合は、集中力が低いとか持続しないとかの話ではなく、元々、集中力自体が欠如しているのでは……という疑惑が、日に日に大きくなっているからです。

 眠気・睡魔に作業を妨害されなくなればされなくなるほど、意識がハッキリと明瞭であればあるほど、私に集中力が欠如していることが、それはもうハッキリと判明してきます。予め欠如しているものに上がるも下がるもありません。

 だから私にとって「集中力」とは、食事に左右されるどころではない、効率云々以前の問であるわけです。それはもう考えたくもない、戦慄すべき人生の致命的に重大な事態であり、克服課題です。

 以前にも書いたことがありますが、思い返すと生まれてから一度も、何事かに集中出来たためし、記憶がありません。これまで打ち込めるものが見付からなかったからだ、と思い込みたいのですけれども。まだまだ、人生の追い込まれ具合が足りないのだと自覚反省する次第です。……なんだか菊地さんに愚痴ってしまってすみませんでした。

 

菊地研一郎 KIKUTI , Ken (kenitirokikuti) on Twitter
http://twitter.com/kenitirokikuti

 

 それでは阿修羅掲示板から転載貼り付け致します。

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

ニュースの匠:私情が一番コワい=鳥越俊太郎
http://www.asyura2.com/11/senkyo106/msg/696.html
投稿者 pochi 日時 2011 年 2 月 07 日 12:31:23: gS5.4Dk4S0rxA

鳥越俊太郎 ニュースの匠
2011年2月7日

ニュースの匠:私情が一番コワい=鳥越俊太郎

 私が小沢一郎氏を当コラムで取り上げると、いわゆるジャーナリストと称する方々が次々と私の実名をあげて批判を展開する。よほど痛いところを突いてしまったのかもしれない。朝日社説子しかり。今回は私の大先輩、岩見隆夫氏(「サンデー毎日」1月30日号「サンデー時評」)です。

 私もそのコラムの見出しにならって「岩見隆夫さんは間違っている」というタイトルで反論してみます。岩見さんの論点は「『不起訴=虚構』はとんでもない短絡」という批判です。その論拠として検察内部に処分を巡って対立があったことや起訴論が検察内部にあったことを挙げる。しかし、内部に何があろうと<不起訴>という現実が法と証拠に基づく司法の最終結論であり、結論までのプロセスでいろいろ議論があったらしいという推論で小沢氏を黒く見せようとする立論は、私の恐れるファシズムへの道であります。

 岩見氏は戦争の体験をどう総括されているのか。<アカ>という言葉ですべての戦争反対論者を葬り去り、国民を戦争賛美者に駆り立てていった苦い経験。私たちメディアで働く者は、分かりやすい言葉で国民を雪だるまが坂道を転がり落ちるような状態にしてしまわないように心すべきである。私はいま、「政治とカネ」の言葉が国民を思考停止状態に陥らせていると判断するのであえて「言葉のファシズム」という表現を取らせていただいたのです。

 岩見さんは、鳥越の主張は「検察不信」が小沢擁護に直結しているという。私はそんな感情論からスタートしているのではない。「検察の現実」からスタートしているのです。

 あえて言わせてもらうと、岩見さんは「長年、政治記者として小沢という人物を観察してきた確信である」といい、法と証拠で論ずべきところに自分の “長年の確信”という私情をはさんできた。<オレの見てきた小沢なら今度も有罪に違いない>。こうした思い込みがコワいのです。

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2011/02/07 17:46

【147】阿修羅掲示板から転載 小沢一郎完全復活へ。検察審査会起訴で攻撃陣は弾切れ。 〔政治の季節[稗史(はいし)倭人伝]〕

 会員番号4655の佐藤裕一です。

 阿修羅掲示板から転載貼り付け致します。

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

小沢一郎完全復活へ。検察審査会起訴で攻撃陣は弾切れ。 〔政治の季節[稗史(はいし)倭人伝]〕
http://www.asyura2.com/11/senkyo106/msg/567.html
投稿者 行雲流水 日時 2011 年 2 月 05 日 20:09:02: CcbUdNyBAG7Z2

http://yamame30.blog103.fc2.com/blog-entry-24.html 
2011/02/05(土) 08:11:35

小沢一郎完全復活へ。検察審査会起訴で攻撃陣は弾切れ。

指定弁護士三人が小沢一郎を起訴した。
弁護士というのは、市民の人権を守るのが第一の努めであり、出発点であると思っていたが、そうではないということを、彼ら自身が告白してしまった。
こんないかがわしい手続きと存在しない証拠とを、お粗末な論理でつなぎ合わせて、「有罪をかちとる」と言っている。
人権などという意識は皆無である。

西松建設献金事件が勃発してからもうすぐ2年になる。
この2年、検察・マスコミ・与野党議員たちの小沢叩きはすさまじいものだった。

内閣改造を受けての支持率調査。
ちょっとはご祝儀がついたか。
しかし、小沢攻撃は忘れない。

改造後、内閣支持32%に上昇 58%が小沢氏議員辞職要求 ( 47NEWS・共同ニュース 2011/01/15)
強制起訴される小沢民主党元代表に58・7%が議員辞職を要求し、22・4%が離党すべきだと答えた。

合わせると81%の人間が小沢一郎に対して否定的な見方をしていることになる。
しかしながらこれだけ長期にわたる小沢叩きにもかかわらず、彼らに与しない人間が19%もいる。
この人たちは、マスコミに煽動されて反・小沢などには走らない人たちである。
小沢一郎が起訴されたからと言って、小沢一郎の支持者・理解者はもうこれ以上減らないのである。

それから半月たって小沢の強制起訴があっても、菅内閣支持は回復する気配はない。
読売の”緊急”調査。

小沢元代表「辞職を」56%…読売緊急調査 (YOMIURI ONLINE 2011年2月2日 )
小沢元代表はどのように対応すべきだと思うかを聞いたところ、「衆院議員を辞職する」56%が最も多く、「議員は辞職しないで離党する」20%が続き、「辞職も離党もする必要はない」は17%だった。

読売でさえ、「辞職も離党もする必要はない」は17%もある。

菅や岡田はバカだから、これ以上小沢叩きをやっても自分たちへの支持にはつながらない、ということが分からない。
今度の起訴で自分たちが有利になったと思っているだろう。

1月・小沢批判が81%。
2月・読売では76%。
5%も少なくなっている。
もともとあてになる数字ではないが……。
菅たちは小沢叩きをすれば、彼らの支持が戻るのではないかと期待しているのだろう。

読売の調査に戻る。

この問題で菅首相が指導力を発揮しているとは思わない人は79%を占めた。

小沢否定より多いではないか。
小沢悪人説を叫べば叫ぶほど、菅・岡田のだらしなさが浮き彫りになる。
小沢めがけて投げた石が自分に当たる構造になっている。

「小沢さんって民主党だったの?」
「イヤーね、民主党って」

菅・岡田は、政治に無知な人間、無関心な人間がどれほど多いか分からない。
彼らの知識がどの程度低いのか想像すらできない。
菅よ、岡田よ、仙谷よ。
おまえたちの顔も名前も知らない人間がごまんといるのだぞ。

馬鹿なおまえたちは、小沢叩きが民主党離れにつながることなど夢想だにしていないだろう。
小沢叩きによるふるい落としは終わっているのが分かっていないだろう。

菅や岡田が騒げば騒ぐほど、小沢一郎が話題になる。
その都度民主党離れが加速する。
今の支持率もすぐに0%になる。

「小沢は離党も辞職も必要ない」と考えるひとが20%近くもいるのだ。
マスコミの大攻勢の前にも動じない人々がこれほどいるのだ。

検察はおかしい。
検察審査会はおかしい。
マスコミはおかしい。
与野党議員どもはおかしい。

そんなことに気がついてしまった人がこれほどいるのだ。
彼らは自分の目でものを見、自分の頭でものを考えようとしている。

起訴行為こそが「不正」であると見極めている人が20%近くもいるのだ。

起訴要旨というものを読んでも、どこが法律に違反しているのかさっぱり分からないではないか。
いろいろ書いてあるが、水谷建設の名前があるわけではない。
贈賄も収賄もない。
金額的なずれがあるわけではない。

わずかな日付のズレがあるだけである。
郵便番号の書き間違い程度のことではないか。
もっとも、こいつらに掛かれば、郵便番号の間違いも「虚偽記載」という立派な犯罪に仕立て上げられそうである。
こんなものは収支報告書の受付窓口で訂正すれば済むことである。
裁判所に持ち込むような事件ではない。

取引の実態に即してみれば、そのズレさえ実は存在しないのだが。

起訴状の要旨

1 陸山会が、平成16年10月12日ころ、被告人から4億円の借入れをしたにもかかわらずこれを平成16年の収入として計上しないことにより、…………
(中略)
同収支報告書を同委員会を経て総務大臣に提出し、もって同収支報告書に虚偽の記入をしたものである。

罪名及び罰条

政治資金規正法違反
第1 同法25条1項2号・3号、12条1項、刑法60条
第2 同法25条1項3号、12条1項、刑法60条

結局、三ヶ月程度のズレを書き連ねているだけである。
ズレの目的や動機については全くふれていない。

三ヶ月程度記載をずらしたからといってなにか利益があるはずもない。
これ自体が犯罪になるとも思えないが、しかも、これだけでは小沢一郎を有罪にすることはできない。
奴らは虚偽記載に小沢一郎が関与・共謀していたことを証明しなければならないのだ。

これまでの経過からこれはまず無理であろう。

だからといって油断はできない。
前福島県知事・佐藤栄佐久を「無形の利益供与」などという驚くべき罪を考え出して有罪とした裁判所が相手陣営に加わるのである。

多分、敵は裁判引き延ばしを続けるだろう。
しかし、出口は見えているのだ。
小沢一郎の勝利は近い。

小沢一郎の勝利とはなにか?
小沢一郎という一議員の復権ではない。

この国の変革を意味しているのだ。

「国民の生活が第一」という政治の誕生である。
腐ったマスコミの死である。
ジャーナリズムに徹したメディアの誕生である。
国民の生活・人権を守る検察・警察の誕生である。
国民の生活に奉仕する公務員の誕生である。

本当の民主主義の誕生である。

小沢一郎は、菅による”破れかぶれ解散”を懸念しているという。
その前に菅一派を追い出せればいいのだが。

もし菅も小沢も民主党にいるまま選挙になったらどうすべきか。
党内勢力の圧倒的な逆転を起こさなければならない。

小選挙区では小沢支持議員にのみ投票する。
選挙区に小沢支持議員がいなければ白紙投票である。
比例区はもちろん白紙投票である。

どうせ執行部が比例名簿に載せるわけはない。

小沢支持者の2000万票が消える。
(09年総選挙時有権者数1億434万4170人×19%)
比例で民主党は公明党やみんなの党よりも少ない得票になる。
社民党あたりと争うことになるだろう。

いっそ新党でもいいか。
マスコミはヒステリー状態で騒ぐだろうが、小沢の2000万票がものをいう。
終わってみれば、小沢新党が第一党になってるかもしれない。

マニフェストはすでにできている。
「国民の生活が第一」!

───

昨年までの記事は下記にてご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/yamame1235

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2011/02/06 16:01

【146】阿修羅掲示板から転載「森ゆうこ議員(小沢グループ)への「脅し」 第2弾 "検察が怯えるもう一つの調査" 日刊ゲンダイ 2月5日」

 会員番号4655の佐藤裕一です。

 特高警察→特高検察。

 阿修羅掲示板から転載貼り付け致します。

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

森ゆうこ議員(小沢グループ)への「脅し」 第2弾 "検察が怯えるもう一つの調査" 日刊ゲンダイ 2月5日
http://www.asyura2.com/11/senkyo106/msg/526.html
投稿者 亀ちゃんファン 日時 2011 年 2 月 05 日 11:38:41: GqNtjW4//076U

2011年(平成23年)2月5日(4日発行)

 森ゆうこ議員(小沢グループ)への「脅し」第2弾 "検察が怯えるもう一つの調査"

「鉄槌を下してやる」
 検察幹部に名指しされ、こんな恫喝まがいの発言をされた民主党の森ゆうこ参院議員(54)。きのう(3日)報じたように、森議員は検察審査会の怪しい実態を調査していた。よほど気に食わなかったのか、この検察幹部は記者たちに「司法への政治介入だ」と吹聴しているともいう。検察は何をそんなに焦っているのか。
 抽選で選ばれる一般11人で構成される検察審は、検察の不起訴処分をチェックする独立機関であり、言ってみれば検察とは対立関係にある。検察等を調べられて検察が困ることはないはずだが、この過剰反応は何なのか。 これでは両者の"関係"を疑いたくなる。
 実際、怪しい話だらけだ。小沢元代表に1回目の議決が下る以前の昨年2月、石川知裕議員は取り調べを担当していた特捜副部長から、「今回は小沢氏を起訴できないが、検察等査会で必ずやられるんだ!」と"予告"されたという。

 次第に見えてきた「裁判所」「検察審査会」「検察庁」の一体化

 検察審が「第2の検察」と言われても仕方がないのだが、その検察審を仕切っているのは事務局の裁判所職員だ。裁判所と検察は「判検交流」なる制度で互いに出向し合い、もともと関係が深い。そのせいか、森議員の検察審の調査には裁判所の抵抗もすさまじかったという。森議員が語る。
「私の調査には検察審の事務局ではなく、最高裁の判事たちが対応してきました。検察番は独立した組織で非公開だからというのが理由です。しかも、情報や資料を公開するように言っても、検察審が開かれた日時はおろか、審査員たちに支払った日当や旅費さえも明かさない。これらは個人情報というより、裁判所の予算の話ですよ。検察審の予算は年間3億5000万円。事務局の裁判所職員の人件費を含めると、その金額はさらに膨らみます。国民の税金が適正に執行されているのか、検察審が正しく行われているのか、私たちには知る権利と義務があるはずです。なぜ、最高裁が執拗に開示を拒むのか、理解ができません。

写真(説明) 生まれ変わった検察官適格審査会(左奥から2人日が森議員)

 そもそも、検察審は三権分立のどこにも属さない組織です。それなのに裁判所が情報をヒタ隠しにし、検察が司法への政治介入だと怒るのは、おかしいでしょう。検察と裁判所と検案審が一体になってしまい、チェックが効いていないのではないかと疑いたくもなりますよ」
 検察がイラ立つ理由はほかにもある。森議員は不適格な検察官を罷免できる「検察官適格審査会」の委員だが、今まさに、現職検事が狙上に載せられているのだ。
「大阪地検による村木厚子元厚労局長の冤罪事件では、逮捕された前田恒彦主任検事ら3人のはかに、まだ重い処分を受けていない検事がいます。今後、その検事の適格性調査をすることになっています」(森議員)
 ヤリ玉に挙がっているのは、前田検事の下で村木元局長を取り調べた国井弘樹検事(35)だ。コトと次第によっては罷免される可能性もある。
「村木」冤罪事件を最小限に抑え込もうとする検察と、さらにメスを入れようとする適格審査会と森議員。小沢問題もからんで、危機感を強める検察組織がさらなる暴走に駆り立てられているともみられる。
 こうなったら、徹底的にウミを出し尽くすしかない。「鉄槌を下される」べきは特高検察の方だ。

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)