気になる記事の転載掲示板

◆巻頭言◆

新設されたこの掲示板(BBS)は、私、副島隆彦宛ての読者からの個人メールの転載サイトです。私の「今日のぼやき」ではとても対応できない状態になりましたので、このように拡張しました。

学問道場への入門許可の意味も含みます。別に自分は入門したい訳ではないという人もいるでしょうが。私宛てに挨拶を兼ねた簡略な自己紹介文を寄せてくれた人々と、ここの先進生たちとの情報共有の意味と更なる情報開示方針決定に従う趣旨もあります。以後は積極的に各掲示板の方へ書き込み投稿して下さい。(2001年4月1日記)
会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2011/02/26 17:50

【165】阿修羅掲示板から転載「誰が小沢一郎を殺すのか? 日本の読者へ(カレル・ヴァン・ウォルフレン緊急インタビュー)」

 会員番号4655の佐藤裕一です。

 なんだか当掲示板のレイアウトがおかしくなっている……私のPC閲覧だけの現象でしょうか。[170]で長過ぎるURLを貼り付けたせいかも。申し訳ございません。

 阿修羅掲示板から転載貼り付け致します。

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

誰が小沢一郎を殺すのか? 日本の読者へ(カレル・ヴァン・ウォルフレン緊急インタビュー)
http://www.asyura2.com/11/senkyo108/msg/550.html
投稿者 pochi 日時 2011 年 2 月 25 日 16:30:58: gS5.4Dk4S0rxA

web KADOKAWA
http://www.kadokawa.co.jp/

誰が小沢一郎を殺すのか?
●日本の読者へ(カレル・ヴァン・ウォルフレン緊急インタビュー)

――なぜ、小沢一郎氏をテーマとする本書を刊行することにしたのですか?

 私が執筆を思い立ったのは、抜本的な政治改革という、多くの日本人が明確な意思表示をもって臨んだ類い稀なるチャンスが失われようとしていると感じたからだ。
 その国にとってとてつもなく重要な展開は、しばしば、大多数の国民が気づかないうちに起こるものだ。人々の関心はきわめて些細な出来事に引きつけられがちである。小沢氏が起訴されたことは当然のことながら国民の関心の的となったが、大勢の人々にとって、それはエンタテインメントのひとつにとどまっているらしい。そして、ある重大な事実、すなわち小沢氏が日本の政治にとってどれほど重要な役割を果たしてきたかという事実を、大半の人は忘れてしまったかに思われる。
 そもそもこれまでの日本では、政策立案をするために必要な機能が停止したままの状態が続いてきた。それは、半世紀以上にもわたる旧態依然とした体制が維持されるよう、自民党が取り計らってきたためなのであり、民主党が自民党から政権を奪い返した意義は、ここにこそあったのだ。
 そして、彼らが自民党から政権を奪い返すことのできるような状況を生み出した人物こそ、小沢一郎氏にほかならない。ところが民主党の政治家の多く、おそらくその半数までもが、真に抜本的な改革をしようという当初の熱意を失ってしまったかに見える。そうした人々は小沢氏の評判を貶め、彼の政治生命を抹殺しようと生み出された架空のフィクションに乗せられてしまったらしい。
このようなフィクションを生み出した人々、特に日本の検察や新聞の編集担当者たちは、かなり早い時点で、小沢氏は現体制という日本の政治システムにとって脅威となる人物であると断定したのだろう。その判断自体は間違っていない。小沢氏がその誕生に手を貸した民主党は、この旧態依然とした政治システム側からすれば、確かに脅威だったのである。

――日本政治の現在の問題点、そして目指すべき方向性はどこにあるのでしょう?

 民主党を政権の座につけたのは、日本の政治システムの問題を修復するという同党の約束を信じた日本の有権者たちである。つまり日本の有権者は、民主党と小沢氏に、日本が世界の先進大国となったあと何十年にもわたって続けられてきたやり方を変えてほしいと望んだのである。
 本書のなかで私は、日本のシステムは超法規的であると記した。これは、そのようなシステムを真に民主的なやり方で制御する手段が、日本国民の手中にはないということを意味している。そしていま、このような超法規的なシステムを維持しようとする人々は、小沢氏が犯罪者であるかのように喧伝することで、国民を欺こうとしているのだ。
 彼ら自身は、自分たちが正しいことをしていると信じている。ただし彼らにとっての正しいこととは、混乱をもたらしかねない不確かなものを、どんなものであれ阻止するということである。彼らの行為を、理解できないわけではない。だが私は、政治による舵取りを真に実現し、本当に解決すべき問題に取り組む必要があるということを理解していた日本の人々をこそ、いっそう強く支持する。
 日本が解決すべき問題のひとつは、国際社会における日本のポジションである。日本を直接取り巻く東アジア地域の状況は、一変した。ところが日本政府はこれまでのところ、日本とその近隣諸国の双方にとって有益な方法で新しい状況に適応することができずにいるようだ。
 この問題には、日本のアメリカへの依存体質が密接に関係している。ではなぜアメリカに依存するのか? それは、政治的な舵取り機能を果たす真の政府の存在が日本には欠如しているからである。これこそ、民主党が改革しようと望んだことなのであった。

――最後に、日本の読者に向けたメッセージをお願いします。

 私は日本人ではないが、他のいかなる国にも増して、日本は私の人生にとって重要な存在である。私はこれまで20年以上にもわたって、多くの著書やエッセー、記事を通じて、幅広い日本人読者に語りかけるという幸運に恵まれてきたのだ。だからこそ私は、日本の人々の将来に何が起こるかということに、強い危惧を抱いているのである。

訳:井上実

http://www.kadokawa.co.jp/wolferen2011/

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2011/02/25 07:00

【164】阿修羅掲示板から転載、リビア関連

 会員番号4655の佐藤裕一です。

 カダフィの孝行息子どもの、どうしようもない発言と行動の数々には、ただただ軽蔑の念しか涌いてこない。独裁者権力者にぶら下がる親族というのは本当に無残な生き方だな……。私が真似したいと思っても当然出来ない、一般大衆が経験するのとは別次元の無残さだ。まぁ我が国の元首相や現知事のことを考えれば、他所の国のことばかり笑って入られないわけだが。

時事ドットコム:世界中の記者を歓迎=カダフィ大佐次男
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011022500076

カダフィ大佐は偉大な父の役割 次期政権視野に三男 – SankeiBiz(サンケイビズ)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110225/mcb1102250506030-n1.htm

ヘッドライン 国際 カダフィ氏の娘、脱出図る? マルタの空港、リビア機の着陸拒否 – 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/news/2011/02/post_20110224192006.html

カダフィ大佐夫人 デモよそに欧州で買い物ツアー? ― スポニチ Sponichi Annex 社会
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/02/24/kiji/K20110224000314670.html

asahi.com(朝日新聞社):カダフィ大佐娘の親善大使解任 国連開発計画 – 国際
http://www.asahi.com/international/update/0224/TKY201102240502.html

 阿修羅掲示板から転載貼り付け致します。

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

リビア首都包囲網狭まる 反体制派、西方都市も制圧 日経新聞
http://www.asyura2.com/10/kokusai5/msg/481.html
投稿者 ダイナモ 日時 2011 年 2 月 24 日 20:17:30: mY9T/8MdR98ug

http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C9381959FE0E6E2E3908DE0E6E2E0E0E2E3E39F9FE2E2E2E2;bm=96958A9C93819499E0E1E2E0888DE0E1E2E0E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

 【ドバイ=太田順尚】最高指導者カダフィ大佐に対する抗議デモが続くリビアで23日、反体制派は首都トリポリ西の都市ズワラを制圧した。首都西方の別の都市でも、治安部隊と激しい攻防を続けている。反体制派はすでに第2の都市ベンガジなどリビア東部をほぼ制圧。反体制派の支配地域は東西から首都に迫り、カダフィ政権への包囲網をさらに狭めている。

 AP通信によると、首都の西約100キロのズワラでは治安部隊が逃亡し、軍部隊が反体制派に同調。首都西方約50キロのザウィヤでも、反体制派がビルの上に旗を掲げ、市街地中心部に陣地を築いた。反体制派が既に制圧したとの情報もある。首都の西約70キロのサブラタでは反体制派が政府施設を占拠し、奪還しようとする治安部隊との間で衝突になった。

 反体制派は東からも支配地域を広げ、23日に首都の東約200キロの産業都市ミスラタを制圧した。軍や治安部隊が一定の支配力を維持するトリポリでは、政権支持派が市街地への道路を押さえるなど反体制派の流入阻止に乗り出し、首都を死守する構えをみせている。反体制派は25日にトリポリでの大規模デモ実施を呼びかけている。

 一方、リビアの民間航空機が23日、地中海のマルタの空港に着陸を試みたものの受け入れを拒否され、リビアに引き返した。中東の衛星テレビ局はカダフィ大佐の長女アイシャ氏が搭乗していたと報道。カダフィ一族がリビア脱出の動きを強めている可能性がある。ただ、アイシャ氏は国営テレビを通じこれを否定した。

 リビアからは23日、各国が自国民を脱出させる動きが本格化。エジプト、チュニジア国境には脱出を図る多数のリビア人が押し寄せている。一方、リビア外務省は23日、不正に入国した記者を拘束する方針を示した。

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

カダフィ政権、東部の支配失う=リビア「分裂」、死者1000人か-軍の離反も進む 時事通信
http://www.asyura2.com/10/kokusai5/msg/476.html
投稿者 ダイナモ 日時 2011 年 2 月 24 日 08:49:56: mY9T/8MdR98ug

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011022300894

 【カイロ時事】ローマからの報道によると、混乱の続くリビアの旧宗主国イタリアのフラティニ外相は23日、リビア東部が「もはや政府の支配下にはない」との認識を示した。外相はまた「国中で暴力行為が起きている」と述べ、騒乱が各地に広がっていることに懸念を表明した。
 リビアは15日の反政府運動の発生から9日目。最高指導者カダフィ大佐が陣取る首都トリポリを含む西部と、反政府勢力が諸都市を押さえる東部とに分裂する異常事態となった。
 カダフィ大佐は22日の演説で、反政府勢力を「テロリスト」と非難、「最後の血の一滴まで戦う」と宣言している。カダフィ政権包囲網が狭まり、崩壊過程にあるとはいえ、今後さらに流血の事態が続く恐れもある。
 フラティニ外相はローマで記者団に対し、第2の都市ベンガジやベイダを含む東部全域を指す「キレナイカ地方」が、政府の統制下に置かれていないとの見解を示した。また、騒乱の死者は約1000人に上るとの推定を明らかにした。
 一方、中東の衛星テレビ局アルアラビアは23日、カダフィ大佐の次男で事実上の政権幹部でもあるセイフイスラム氏の側近が、反政府勢力弾圧に抗議して辞任したと伝えた。政権の弱体化は一層進んでいるもようだ。
 リビア紙クリナ(電子版)によると、ベンガジの爆撃を命じられた空軍パイロット2人が23日、命令を拒んで飛行中の戦闘機から緊急脱出し、同機はベンガジ西方に墜落した。また、衛星テレビ局アルジャジーラによると、リビア艦艇2隻が23日、ベンガジの反政府派に対する艦砲射撃を拒否、地中海のマルタに到着するなど軍の離反も加速しているもようで、カダフィ大佐の孤立が深まっている。

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2011/02/24 20:29

【163】阿修羅掲示板から転載「小沢グループはやる時はやる。民主党のためじゃない。国家・国民のために。生活を破壊する菅たちを断じて許さない!」(一新会

 会員番号4655の佐藤裕一です。

 阿修羅掲示板から転載貼り付け致します。

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

「小沢グループはやる時はやる。民主党のためじゃない。国家・国民のために。生活を破壊する菅たちを断じて許さない!」(一新会
http://www.asyura2.com/11/senkyo108/msg/365.html
投稿者 七転八起 日時 2011 年 2 月 23 日 11:16:17: FjY83HydhgNT2

「小沢グループはやる時はやる。民主党のためじゃない。国家・国民のために。生活を破壊する菅たちを断じて許さない!」(一新会議員) ( 日々坦々)
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-907.html

先週に引き続き今週も『サンデー毎日』を取り上げてみたい。

今週は何と言っても、トップ記事の「小沢グループ議員の覆面座談会」が面白かった。

週刊ポスト、週刊朝日、アエラと、この緊迫した時期なので、どれも読みたい記事が複数あって全て買ってしまった。

タイトル:
≪崩壊 菅政権 小沢グループ「方便なし」覆面座談会「自民、みんなの党と連携している」≫

リード
≪戦前の2.26事件を引き合いに「倒閣」を促した小沢一郎・民主党元代表。その配下16人の「行動」により、菅政権は崩壊へと向かっている。ついに決起した小沢グループの中枢メンバーによる「方便なし」「本音満載」の覆面誌上座談会を一挙お届けしよう。≫

4議員の中で、会派離脱の16名の中の1人が入っていて、あとは北辰会2名と一新会1名。

その離脱議員が決起の理由を述べている。これはメディアでも紹介されたりしているが、菅内閣の本質を復習する意味で取り上げたい。

≪菅内閣はマニフェスト(政権公約)とは真逆。消費税は「衆院議員任期の4年間は議論しない」と約束したのに党内議論もなく打ち出し、昨年の参院選で大敗を喫しました。1月の定期党大会では同志が質問のために挙手しても無視。自由な言論を標榜している党の現状は北朝鮮と同じですよ。国民との約束を守るための受け皿作りに動いたわけです。≫

続いて語った一新会の議員は、かなりハッキリとものを言う議員のようだ。

≪菅は独裁者だな。昨年9月の代表選後、彼は「ノーサイド」「412人内閣」を口にしたが、消費税増税もTPP参加の是非も、ある日突然、何の相談もなしに宣言した。「ウソつき民主党」と言われても仕方がないことを代表自らやっている。党員資格停止処分を受けるのは小沢さんではなく菅の方だよ。政治家には国民との約束を守るという暗黙の服務規程があるはずで、菅の場合はもはや人間性の問題だな。≫

≪常任幹事会は原則として全会一致のはずなのに、有無を言わさず多数決で処分を決めたのはルール違反だよ。菅は表向き、口では「ひとつのけじめ」と言っているが、裏では、菅が辞めた時に行われる国会議員だけによる次期代表選に小沢さんが出馬できないようにする意図がある。仙谷が考えそうな姑息な手段だ。≫

離脱議員が、相手の動きによっては新党結成とキッパリと言っている。

≪総辞職して民主党がマニフェストの原点に立ち返り、人事を含めた真の挙党一致を目指すのなら、われわれの動きも収束に向かう。しかし、逆に、解散、総選挙に踏み切るなら新党結成です。菅さんはそのまま「増税民主党」で行けばいいし、われわれは河村さんらと連携して「減税民主党」で行く。約束守る「減税民主党」と、約束を守らない「増税民主党」の戦いだ。どちらがいいのか国民に選んでもらいます。対立軸は明快です。加えて、われわれは1年生とはいえ、政界全体を見渡して行動している。ある大物政治家と連携していますし、みんなの党にも理解者はいます。自民党だって、谷垣派(宏池会)は小沢さんの恩師・田中角栄元首相以来、(旧田中派の系譜に連なる)小沢グループとは友好関係。いま総選挙をしても、現在の民主党も自民党も過半数に届かず、みんなの党も大躍進とまではいかない。となると、おのずと政界再編です。われわれが受け皿を作っておけば、いざという時、「どうぞ小沢さん」と迎えることもできる。新党を作ってしまえば、党員資格停止処分なんて関係ない。堂々と「小沢首相」を狙える。≫

北辰会の一人
≪新会派のメンバーが処分され、離党に追い込まれた時には、私たち北辰会も一丸となって行動しますよ。そもそも新会派を立ち上がらせたこと自体、執行部のガバナンス能力の弱さをt露呈しています。≫

一新会議員
≪1993年の(小沢氏らが内閣不信任案に賛成して自民党政権に終止符を打った)宮沢喜一内閣に似ているな。野党側が菅内閣不信任案を提出すれば、小沢グループが賛成する可能性は十分にある。オレたちは03年の「民由合併」後の党の本流、つまり正規軍だ。旧小沢自由党の力がなければ、政権交代はなかった。労組や世論頼みだった旧民主党に、新たに保守層を呼び込んだ。離党しなきゃいけないのは菅たちだよ。ただ彼は何をするか分からないし、破れかぶれ解散をするかもしれない。さっき話題に出た大物政治家は、小沢グループと自民党の反谷垣勢力との接着剤になろうとしている可能性がある。菅たちは「解散・総選挙で落選するのが怖いから、最後まで抵抗できない」と見くびっているが中間派にも「菅ではダメだ」という空気が広がっている。小沢グループはやる時はやる。民主党のためじゃない。国家・国民のために。生活を破壊する菅たちを断じて許さないよ。≫

と、非常に頼もしい限りである。

********************

「大物政治家」というのが、かなり気になる。平野貞夫氏ならば、「元政治家」になるはずで、大物と言ったら限られてくるが、直ぐに浮かぶのが亀井静香か森善朗、または古賀誠くらいか。

アエラには、古賀誠議員が昨年の参院選の前に、小沢さんとひそかに会ったことや先日の2月14日に、国民新党の亀井静香代表と石原慎太郎東京都知事と都内で会談したり、民主党の閣僚とも密会している、と書いている。

その中で昨年の取材で古賀氏が次のように語ったことを紹介している。

≪「この国の政治は壊れかけているのではない。すでに壊れている。私は小沢さんという人には大いに期待している。小沢さんが己を捨て、こちらも己を捨ててお互い虚心坦懐となれば、一緒にやることも十分考えられる」≫

同じアエラの記事で、この後、亀井氏のことで、昨日の本ブログで書いたが、1月末の鳩山由紀夫、森善朗両元首相との会合で「救国内閣」の実現を持ちかけ、菅総理にも話したと伝えられている。

個人的に注目したい最近の動きは、何と言ってもこの3人の会合である。

●細川元首相、公明・市川、平野両氏が会合 「菅政権は早晩行き詰まる」(産経新聞2011.2.17 00:02)
≪細川護煕(もりひろ)元首相と公明党の市川雄一常任顧問、平野貞夫元参院議員が15日夜に東京・銀座の料理店で会合を開いたことが16日、分かった。3氏は菅直人政権は早晩行き詰まるとの認識で一致したという。
 3氏は平成5年に発足した非自民の細川連立政権の中心人物。市川氏は小沢一郎元民主党代表と「一・一ライン」と呼ばれるパイプを築いたことでも知られる。平野氏は現在も小沢氏と頻繁に接触している側近の一人。今回の会合は、公明党との連携も視野に入れた小沢氏の戦略の一環との臆測も呼びそうだ。
 細川氏は今年に入ってから周辺に「民主党政権はおかしいのではないか」と懸念を漏らしており、今回の会合でも菅政権を批判したとみられる。≫

この会合の意味が、後ほど必ず出てくるような気がする。

それぞれの思惑が交差して、それがどのような結果をもたらすのかは今後の展開次第だが、一番最悪なのが、「自社さ政権」のような権力を維持するためだけの、仙谷一味による抱きつき政権だろう。

サンデー毎日に戻り、次の記事が解散総選挙での大予測になっている。

緊急電話調査で東京都民1027人を対象にした結果で、都知事選の予想がメインだが、菅内閣支持率は18.9%ということだ。また、解散総選挙の時期については3月~6月が45.2%で年内までと答えた人が70%ということだ。

結局、菅政権の中を流れる非人間的な強権運営や、その場しのぎの誤魔化しなど、国民はもうとっくに見透かしているのだ。

これからどんどん窮地に追い込まれていくが、官僚やマスメディアは、菅の後も同じ官僚主導の既得権益を守ってもらわねば困ることもあり、なるべくスムースに移行するためにも、もう少し菅に踏ん張ってもらいたいなどと考えているのかもしれない。
その場合は、また大きなスキャンダルがあると思うが、既にその兆しが出てきている。
以前の書いたが、大相撲本体での賭博が週刊ポストに出ていた。または、いつもの大物芸能人の麻薬かスキャンダルだろう。

昨日の倫理委員会での小沢さんの「主張」で、最後に書いてある部分が何回読んでも感動するので、抜粋させていただいた。

≪私は、この二十年間、一貫して政権交代の必要性を主張してまいりました。そして国民の皆様のお力で、ついに民主党政権が誕生しました。しかしながら、「国民の生活が第一。」の政治は未だ実現しておらず、何千万もの国民の皆様とのお約束を中途半端にすることはできません。
今後は、弘中惇一郎弁護士を始めとする弁護団とともに、一刻も早く無罪判決を獲得して参ります。そして、引き続き民主党の国会議員として、「国民の生活が第一。」の政治を実現すべく、私の座右の銘である「百術は一誠に如かず」の言葉の通り、誠心誠意取り組んで行く決意であります。≫

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(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2011/02/23 09:00

【162】リビア:無差別攻撃と「見せしめ火刑」(動画) 【閲覧注意】

 会員番号4655の佐藤裕一です。

 惨たらしい……。偉大なる最高指導者カダフィ大佐さん、40以上もかけて作りたかったあんたの理想の国って、こんなもんなの。

 

リビア:無差別攻撃と「見せしめ火刑」(動画) WIRED VISION
http://wiredvision.jp/news/201102/2011022223.html

 

 阿修羅掲示板から転載貼り付け致します。

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

リビア情勢の不思議
http://www.asyura2.com/10/kokusai5/msg/466.html
投稿者 taked4700 日時 2011 年 2 月 23 日 05:52:36: 9XFNe/BiX575U

リビア情勢の不思議

 リビア情勢は明らかにただの市民革命ではない。リビアの失業率が30%だと言う報道があるが、その情報もとはCIAで、リビア国内の報道機関の数値では20%そこそこだ。リビアは北部アフリカでは最も豊かな国で、教育や医療の無償化もかなりの程度まで進んでいた。

ウィキペディアの「リビア」よりの引用:
教育
6歳から15歳までの初等教育と前期中等教育が無償の義務教育期間となっており、その後3年間の後期中等教育を経て高等教育への道が開ける。義務教育に限らず、国公立の学校の学費は無償である。2003年の15歳以上の人口の識字率は82.6% である[2]。
主な高等教育機関としてはガル・ユーニス大学(1955年)やアル・ファテフ大学(1957年)などが挙げられる。
以上引用終わり。

http://twitter.com/shamilsh より引用:
リビアはアフリカで最も裕福な国といってもいい。国民一人当たりGDPはエジプトの8倍。教育は大学まで無料。医療も住居も無料。それでも、失業率は30パーセント。政治的自由は皆無。リビアの革命は奇矯な革命思想の押しつけと不自由への不満の爆発かな? 1:27 PM Feb 19th TweetDeckから
以上引用終わり。

上のツイッターは常岡浩介という結構有名なジャーナリストという戦場カメラマンの方のもの。

 今回、かなり大規模に政府側は抑え込みにかかっていて、武力も使っている。しかし、それでも抑え込みがなかなかできないのは、明らかに市民革命ではない、組織的な力が働いている。

 people’s power と言うのは、例えばフィリピンではたびたび言われていて、それによる政権交代も起こったが、実質的な支配構造は全く変わらなかった。

 一般市民が単に生活不満から反体制活動をするというのはほとんど効果がない。反体制運動をしているのは元々古くからある政党が母体になったり、宗教組織が母体になっている。こういったもの以外はほぼ確実に外国勢力により作られた傀儡団体だ。

 もう一つ疑問がある。それは、NHKが特に目立つのだが、リビアの状況を「民主化」の運動だと評価することだ。リビアの場合、一般市民の不満はほぼ政治的自由だけであるはずで、そういったことを全く報道しないで単に「民主化」が進んでいると評価するのは余りに不自然だ。

 第二次世界大戦時と比べて、現在は高度に貨幣経済が発達しているから、日常生活の中で、一般市民が富がどこからどこへ移動しているのかを実感する機会があまりない。その典型が日本であり、銀行の信用創造によって、上は政治家から官僚、マスコミ関係者から下は一般市民に至るまで、今の生活がただただ過去の富の食いつぶしであることを実感していない。そして、企業活動によって実質的に新たに生み出された富はどんどん海外へ吸い出されている。こういった隠された富の移動は一般市民にはとても分かりにくいもので、サブプライムローン組込証券を使ったアメリカ資本家階級による世界の富の横取りは、各国政府や世界中のマスコミを巻き込み、その正体を隠すことにほぼ成功している。

 つまり、毛沢東やホーチミン、チェ・ゲバラの時代は資本家による搾取が露骨で一般市民はその意味を理解しやすかった。キューバでつい最近までカストロ政権が維持できたのは、アメリカを隣国として持ち、アメリカによる富の吸出しの記憶を一般市民が記憶していたからだろう。毛沢東やホーチミン、チェ・ゲバラはそういった一般市民の搾取された記憶・体験を組織化することによって、彼らのある意味苛烈な独裁政権を維持できた。特にホーチミンによるベトナム戦争でのベトナム一般市民やベトコン戦士の犠牲の大きさは瞠目に値するもので、なぜあれだけの犠牲を市民が引き受けたのか、それをどうやってホーチミンがやれたのか、ただただ驚くしかない。

 リビアをはじめとした中東諸国の一般市民が、一見民主化されたアメリカやロシアそして日本社会が実質的にどれほど階層化された社会か、それを理解しているようには見えない。確かに言論の自由は一見確保されているのがアメリカや日本だが、実質的には世論コントロールがカダフィ政権下のリビア以上に徹底していることに気が付いてはいないだろう。

 リビアでは軍や警察の一部がカダフィ体制からの離反を始めていると言う。しかし、軍や警察はカダフィ体制下でかなり優遇されていたはずだ。彼らが実質的に生活に不満を持っていたはずがない。多分、かなり巨額なわいろによって買収され、裏切りを勧められていたはずだ。

 もしリビアで市民革命が成功するなら、サウジアラビアでも同様な動きが出るだろう。そうして、絶対政権が崩壊するが、その後の政体が外見だけ民主化され、実質は苛烈な資本主義になるのではないかと危惧している。

*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<362>>  

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コメント
01. 2011年2月23日 07:33:22: ibwFfuuFfU
見事な分析だ。座布団30枚!!
特に

第二次世界大戦時と比べて、現在は高度に貨幣経済が発達しているから、日常生活の中で、一般市民が富がどこからどこへ移動しているのかを実感する機会があまりない。その典型が日本であり、銀行の信用創造によって、上は政治家から官僚、マスコミ関係者から下は一般市民に至るまで、今の生活がただただ過去の富の食いつぶしであることを実感していない。そして、企業活動によって実質的に新たに生み出された富はどんどん海外へ吸い出されている。こういった隠された富の移動は一般市民にはとても分かりにくいもので、サブプライムローン組込証券を使ったアメリカ資本家階級による世界の富の横取りは、各国政府や世界中のマスコミを巻き込み、その正体を隠すことにほぼ成功している。
——————————-

は100%同感

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

<リビアでの虐殺をストップさせよう!> リビア大使館へ抗議を行います!
http://www.asyura2.com/11/senkyo108/msg/289.html
投稿者 遠山の金さん 日時 2011 年 2 月 22 日 10:29:14: psj3IN/xK7JbA

リビアのトリポリで大量の市民が軍隊によって虐殺されました。
外電では1日に250名以上の方がなくなっています。

在日のリビア人、リビア人2世の方を中心に以下の通り
リビアの大使館へ抗議を行います。
お時間が合う方は、ご参集ください。

日付:2月23日(水)1600-1700
場所:東京のリビア人民局(大使館)前
地図:http://www.doko.jp/search/shop/sc70324367/#mapBlock
最寄駅:東急東横線代官山駅

※大手メディアを含むプレスへの取材依頼を行います。
※デモの許可は昨日下りていますが、
 状況が状況なので、くれぐれもご注意下さい。
目的がリビアへの抗議なので、今回は当局からの妨害などはないと思いますが、
 映りたくない方は、マスク、帽子の着用をお勧めします。

※参加できない方は、以下の箇所に状況改善を訴えてください。
リビア人民局 03-3477-0701
首相官邸 https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
外務省  http://www.mofa.go.jp/mofaj/comment/index.html

主催者:ツイッターアカウント @libyanintokyo  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
01. 2011年2月22日 13:52:14: e4pDRqyikM
リビアで起きている暴挙は断じて許せません。
何かしら協力できればと思います。
大使館近隣ですが、
先ほどすでに大使館正門前に10人ほどの報道陣が集まっていました。
メディアにのれば平日で少人数でもかなり効果があると思います。

またひとつ情報ですが、大使館正門前の道路は公道ではなく
大使館の私道となっています。
もしかしたらこれをかざして取材やデモをさせない可能性もあります。
以前から近隣では強硬な姿勢や周囲住民の感情を無視した横暴がしばしば行われていますので。

02. 2011年2月22日 16:28:42: nMrDZcMHr2
貴重な情報ありがとうございます。
主催者へ伝えます。

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

カダフィ政権離反の外交官が続出、リビア在外公館など AFP
http://www.asyura2.com/10/kokusai5/msg/455.html
投稿者 ダイナモ 日時 2011 年 2 月 22 日 17:35:54: mY9T/8MdR98ug

http://www.afpbb.com/article/politics/2786763/6851570

【2月22日 AFP】各国にある大使館や国際機関に駐在するリビアの外交官らがムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の独裁政権から離反する意向を相次いで表明している。

 在オーストラリアのリビア大使館は22日、カダフィ政権との関係を断ち切ったと報じられた。全国紙オーストラリアン(Australian)によると、リビアの駐豪大使が同日午前、オーストラリア政府高官と会見した。在豪リビア大使館関係者の談話は得られていないが、同大使館の文化参事官は同紙に、「われわれはもはやリビア政権ではなく、リビアの人民を代表する」と語った。

 リビアの駐インド大使も22日、市民に対する「大規模で受け入れがたい」暴力に抗議して辞任したとAFPに述べた。マレーシアのリビア大使館職員らも、反体制デモの参加者に対する「大虐殺」を激しく非難した。

 大使らの動きに先駆けて前日21日には、国連(UN)代表部に駐在するリビアの外交官たちがカダフィ大佐を「暴君」と呼び、「ジェノサイド」を非難すると同時に辞任を要求し、さもなくば追放すべきだと糾弾した。

 またリビアのアブデル・ムネイム・ホニ(Abdel Moneim al-Honi)アラブ連盟(%Arab League%%)大使も20日、自国に広がる「革命に合流する」ため辞任したと発表した。(c)AFP

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

リビアの元駐インド大使、「デモ弾圧にアフリカの傭兵」 ロイター
http://www.asyura2.com/10/kokusai5/msg/456.html
投稿者 ダイナモ 日時 2011 年 2 月 22 日 17:39:33: mY9T/8MdR98ug

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-19665020110222

 [ニューデリー 22日 ロイター] リビアの駐インド大使を辞任したアリ・エサウィ氏は22日、ロイターの取材に対し、リビア当局が反政府デモ隊の弾圧にアフリカの傭兵を使ったとの見方を示した。

 同氏は、石油輸出国機構(OPEC)加盟国内の複数の情報筋からの情報として「(デモ弾圧に使われた)傭兵はフランス語などを話すアフリカ出身者だ」と指摘。リビア軍兵士の一部は、外国人によるリビア人殺害を見るに堪えず、政権に離反して反体制派に合流したと述べた。

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

リビア軍の一部が離反 カダフィ大佐、政権延命探る  日経新聞
http://www.asyura2.com/10/kokusai5/msg/450.html
投稿者 ダイナモ 日時 2011 年 2 月 22 日 12:36:02: mY9T/8MdR98ug

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381959FE0E0E2E2E18DE0E0E2E0E0E2E3E39F9FE2E2E2E2

 【カイロ=花房良祐】反体制派の蜂起による混乱が深まるリビアで21日、軍の一部将校が兵士に「市民への合流」を呼び掛け、軍部にも政権側から離反する勢力があることが明確になった。戦闘機や武装ヘリなどによる市民への攻撃を伝える目撃情報も流れる中、内外で退陣圧力が強まる最高指導者カダフィ大佐は国営テレビで市民との対話の用意があると言明。政権延命を探る構えを示したが、体制の動揺は隠せない状況となってきた。

 カダフィ大佐は22日未明、国営テレビで自らの映像を放映。「私はトリポリにいる」と述べ、出国したとの報道を否定したうえで、トリポリ中心部「緑の広場」にいる「若者と対話する」とも語った。一連の反政府運動がリビアで始まって以降、大佐が公の場で発言するのは初めて。

 一部将校の兵士への呼び掛けは、中東衛星テレビ局アルジャズィーラが報じた。国軍兵士にデモを展開する市民との“共闘”を促す一方、首都トリポリに進軍して政権と戦うよう訴える声明を出したという。自国民への武力行使を命じた政権への反発が背景にあるとみられる。

 政権批判は政府内も含めて広がりを見せた。同国のダバシ国連次席大使は「虐殺」と強硬対応を非難。アラブ連盟のムーサ事務局長は21日「対立ではなく対話が必要」と呼び掛けた。イスラム教法学者はリビア軍兵士はカダフィ大佐を射殺すべきだとする宗教令(ファトワ)を出した。

 リビア各地ではデモ隊と治安部隊の衝突が続いている。反対派メディアなどによると、外国人の雇い兵が市民を無差別に殺害、20日に衝突が始まったトリポリだけで死者250人に達した。アルジャズィーラは21日夜、トリポリで戦闘機やヘリコプターが無差別に攻撃したとの住民の目撃情報を伝えた。

 ただ、リビア国営メディアは21日、空軍が空爆したとの報道をカダフィ大佐の次男セイフイスラム氏が否定したと報道した。「郊外の軍倉庫を攻撃した」という。

 AFP通信などによると、21日に戦闘機2機とヘリコプター2機が地中海の島国マルタに到着。戦闘機のパイロットは反体制派が掌握した北東部ベンガジへの空爆を命令されたと話しており、亡命を求めた。 カダフィ大佐は22日未明、国営テレビで自らの映像を放映。「私はトリポリにいる」と述べ、出国したとの報道を否定したうえで、トリポリ中心部「緑の広場」にいる「若者と対話する」とも語った。一連の反政府運動がリビアで始まって以降、大佐が公の場で発言するのは初めて。

 一部将校の兵士への呼び掛けは、中東衛星テレビ局アルジャズィーラが報じた。国軍兵士にデモを展開する市民との“共闘”を促す一方、首都トリポリに進軍して政権と戦うよう訴える声明を出したという。自国民への武力行使を命じた政権への反発が背景にあるとみられる。

 政権批判は政府内も含めて広がりを見せた。同国のダバシ国連次席大使は「虐殺」と強硬対応を非難。アラブ連盟のムーサ事務局長は21日「対立ではなく対話が必要」と呼び掛けた。イスラム教法学者はリビア軍兵士はカダフィ大佐を射殺すべきだとする宗教令(ファトワ)を出した。

 リビア各地ではデモ隊と治安部隊の衝突が続いている。反対派メディアなどによると、外国人の雇い兵が市民を無差別に殺害、20日に衝突が始まったトリポリだけで死者250人に達した。アルジャズィーラは21日夜、トリポリで戦闘機やヘリコプターが無差別に攻撃したとの住民の目撃情報を伝えた。

 ただ、リビア国営メディアは21日、空軍が空爆したとの報道をカダフィ大佐の次男セイフイスラム氏が否定したと報道した。「郊外の軍倉庫を攻撃した」という。

 AFP通信などによると、21日に戦闘機2機とヘリコプター2機が地中海の島国マルタに到着。戦闘機のパイロットは反体制派が掌握した北東部ベンガジへの空爆を命令されたと話しており、亡命を求めた。

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2011/02/22 18:06

【161】[166]件名の訂正

 会員番号4655の佐藤裕一です。

 ↓の[166]リビア革命noと「直接民主制」は、件名を打っている最中に誤って送信してしまったものです。基本的に投稿記事を消去しない方針なので、ここに訂正致します。

 リビア革命の成否と「直接民主制」

 上記のように打ちたかったのです。新たなるリビア革命に「no」と呼び掛ける意図が私にあるわけではありません。大変失礼致しました。

会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2011/02/22 17:59

【160】リビア革命noと「直接民主制」

 会員番号4655の佐藤裕一です。

 快活聡明なエジプト人女性、FIFIさんが公式ブログにてエジプトの隣国リビアを取り上げています。彼女の直近の文章を未読のかたは、どうぞご覧下さることをお勧め致します。

 

フィフィ オフィシャルブログ「All about FIFI」by Ameba
http://ameblo.jp/fifi2121/

 

 リビアの正式な日本語表記は現時点で「大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国」だそうです。同国の実質的支配者であるカダフィ大佐は、果たして支配を継続出来るのか、政治亡命するのかどうか。

 40年以上もの君臨・統治は異常ですが、リビアの場合は政体(政治体制)そのものが異常です。建前と現実が乖離し過ぎていて、歪みきっています。民主政治の形骸化とか、そういう問題ですらないのがリビアです。

「ジャマーヒリーヤ」というのはウィキペディアによるとカダフィの造語で、適当な日本語訳が難しいためにそのままで表記されるものの、おおむね「大衆による共同体制」とか「大衆によって支配される共和国」とかいった概念で当てはまるらしいです。「直接民主制」の独自解釈みたいなものでしょう。

 リビアで今実際に行われている政治体制こそがまさしく「ジャマーヒリーヤ」なのだとカダフィに言われればそれまでの話ですが、リビアには元首がいないというのもただの建前ですし、「直接民主制」が実施出来ていないことは誰にでも分かります。

 私の結論は、といっても別段新奇なことでも珍奇なことでもなく、多くの日本人に違和感は湧かないでしょう。リビア人は一旦「ジャマーヒリーヤ」なるものを投げ捨てるべきです。「リビア共和国」になるべきです。「べき」などといっても私はリビア国民でもなんでもないので、もう止めた方がいいんじゃないの、という外国人・他国民の無責任な一意見に過ぎません。

 現在世界中の独立国で、完全な「直接民主制」を実現出来ている国は1つもありません。標榜しているだけのリビアはもとより、有名なスイスにしても伝統を部分的に併用しているだけなのです。形式的にも実質的にも世界の民主国はみな「間接民主制」です。

 まだまだ人類にとって遠い夢、将来的にはその段階に到達するのだろうかという、理想です。「インターネット直接民主制」を全面的に導入すれば、という考えが現時点のリビアに当てはまらないことは明らかです。

 長期独裁政権でないと軍や国民を抑えつけられず、内政が安定しない国は、民主政治の観点からは未熟です(短期政権が続くことがいいというわけではない)。極小の国や一部地域ですら未だに出来ない政治制度が、リビアのような広大な国で上手く作動するはずもないのです。

 政情不安など全然起こる要素も気配すらもないような国でないと「直接民主制」は不可能です。これはエジプトでもチュニジアでも当てはまるでしょう(無論、日本国もまだまだ無理)。

 そういった無理な建前を強引に押し通すとリビアのように、容易にかつ即座に「隠れ軍事独裁政治」に転化します。どうしても議会排除ばかりが先行するので危険なのです。前にもここの旧掲示板に書いたことがありますが、この21世紀の2011年になっても、到底「直接民主制」などは実現困難なのです。「国民主権」など悪い冗談、いや良い冗談? これが全世界人類の実情です。

 その国の実態に合わない「直接民主制」は一度止めてしまって、「間接民主制」、つまり正常な共和政体の国における「代議制民主政体」に立ち戻った方がいいのです。

 民主的投票による公明正大な選挙で大統領(共和国の元首にして行法の代表者)を選出するべきですし、複数政党や立候補者に不当な制限を設けない公平公正な選挙で議会の議員(立法府の各代表)を選ぶべきなのです。きちんとした成文憲法も制定施行しなければなりません。不文憲法と慣習だけで民主政治が上手くいくほど国民が成熟しきった国などはそうそうありません。

 そしてもちろん、最初から軍人になど政治に口を挟む権利はありません。軍部が支持するも支持しないもないのです。そういう話が頻繁に出てくること自体、その国が民主政治を実施出来ていないという証明です。シビリアン・コントロール(日本語訳で文民統制)も、ガッチリと憲法と下位法で型を嵌めなければなりません(非武装国になれというのではない)。

 だからエジプトも急激に「直接民主制」などを目指すべきではありません。
 
 デモという国民運動の素晴らしい勇気ある「直接行動」は私も全面肯定致します。しかしながら、国民が国民の中から正当な国民の代表者を選ぶことを、最初から全面否定してはならない。これが先生が重掲で言うところの歴史の教訓ではないでしょうか。

 政治後進国でいきなりマルクスの共産主義という、平等の理想を実現しようとして起きた悲惨、おぞましい大量虐殺という惨劇の諸所は忘れてはならない、革命の失敗を避け、失敗革命をも避けることが肝要なのでしょう。

 

リビア – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/リビア

ジャマーヒリーヤ – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/ジャマーヒリーヤ

ムアンマル・アル=カッザーフィー – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/ムアンマル・アル=カッザーフィー

 

 それでは阿修羅掲示板から4本ほどリビア関連記事を転載貼り付け致します。

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

リビアの反政府デモが首都に飛び火、政権崩壊近いとの指摘も ロイター
http://www.asyura2.com/10/kokusai5/msg/446.html
投稿者 ダイナモ 日時 2011 年 2 月 22 日 08:07:33: mY9T/8MdR98ug

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-19649020110221?sp=true

 [トリポリ 21日 ロイター] 最高指導者カダフィ大佐への抗議行動が拡大しているリビアで21日、反政府デモが発生以来初めて首都トリポリにも飛び火した。

 中東衛星テレビ局アルジャジーラによると、首都トリポリでは、軍用機がデモ隊に向かって実弾を発射した。現在のところ同報道に関する第三者による検証は得られていない。

 住民によると、ベンガジから波及した反政府デモは、現在のところ東部の複数の街を掌握するまでに勢力を拡大しているもよう。

 リビアの油田の1つでは、労働者によるストライキで生産が停止したと報じられているほか、欧州系石油・ガス会社は、駐在員の避難や同国での試掘準備作業を中断するなどの措置を取っており、石油生産への影響も拡大している。

 現地紙クリナ電子版によると、石油精製・石油化学コンプレックスがあるラスラヌフでもこの日、反政府デモが勃発(ぼっぱつ)した。

 首都で軍用機が上空から実弾攻撃したとの報道について、ロンドンのコンサルタント会社、コントロール・リスクスのアナリスト(中東担当)、ジュリアン・バーンズ─デイシー氏は「まるで(政府による)最後の必死のあがきのようだ。自国の首都に爆弾を落として、果たしてどのようにして生き残るというのか」と述べ、カダフィ政権の崩壊は近いとの見方を示唆した。

 アルジャジーラによると、今回の首都トリポリでの当局とデモ隊との衝突による死者は61人に上った。

 これより先、ヘイグ英外相はカダフィ大佐がベネズエラに向かう可能性があるとの見方を示したが、ベネズエラの政府高官はこれを否定した。

 また政権内でも亀裂が生じている。アブドルジャリル司法書記(法相)がデモ隊に対する「過度な暴力の行使」に反対して辞任したほか、インドに駐在するリビア大使も暴力的なデモ弾圧に抗議し職を退いた。 

 一方、目撃者の証言によると、リビアの戦闘機2機が21日、地中海のマルタに着陸した。マルタの政府関係者は、パイロット2人が亡命を求めているのかは不明としている。パイロット2人は当初、燃料補給を求めたという。

 ベンガジでは、民間人への発砲を拒否した兵士が部隊長によって処刑されたとの報道もあり、地元の元裁判官は「民間人への発砲を拒否しカダフィ支持派の当局者に処刑された兵士11人を埋葬した。遺体は切断されていた」と語った。

 フランスに本部を置く人権団体の国際人権連盟によると、ベンガジを含む少なくとも東部の9つの街をデモ隊が掌握している。

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

リビア、カダフィ体制窮地に 騒乱が首都に波及  日経新聞
http://www.asyura2.com/10/kokusai5/msg/443.html
投稿者 ダイナモ 日時 2011 年 2 月 21 日 22:23:56: mY9T/8MdR98ug

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381959FE0E3E2E1948DE0E3E2E0E0E2E3E39C9CEAE2E2E2

 【ドバイ=松尾博文】リビアの最高指導者カダフィ大佐の独裁統治に抗議する反体制派のデモが首都トリポリにも及んだ。政権側は徹底的に弾圧する構えを崩さず、流血の事態拡大への懸念が強まっている。アフリカ有数の産油国の不安定化は原油市況にも影響を与える。41年にわたりリビアを強権的に統治してきたカダフィ体制は窮地に立っている。

 トリポリ中心部にある「緑の広場」。20日夜、ここに掲げられるカダフィ大佐の肖像に反体制派の市民が投石を始めた。抗議デモは複数の場所で発生し、治安部隊との衝突は夜半まで続いた。中心部のホテル従業員はロイター通信に「町中が騒乱状態」と語った。

 チュニジアやエジプトの政変に触発され、北東部のベンガジで抗議デモが発生したのは15日。それから1週間足らずでカダフィ大佐のお膝元である首都まで不満のうねりは到達した。

 リビアの北東部地域は歴史的にイスラム原理主義勢力の活動が活発だ。かつてクーデター計画が表面化するなどカダフィ体制に敵対的で、これまでも弾圧を受けてきた。今回の騒乱についても政権側は強力な警察・軍事力で押さえ込み、首都にまでは波及しないだろうとの見方が外交筋や専門家にも多かった。

 国内第2の都市ベンガジでは反体制派が都市の大半を掌握した。軍内部の兵士の中でも離反が相次ぎ、一部がデモ隊とともに政府軍と戦っているとの情報もある。

 20日夜、国営テレビを通じて演説した大佐の次男で、有力後継候補のセイフイスラム氏は「内戦の危機にある」と混乱を認め、憲法制定に向けた国民対話など政治改革の実行を約束した。一方で「カダフィ大佐は最後の1人になっても戦う」と述べてデモに譲歩しない構えを強調。「我々は勝利する」と反乱の抑え込みに自信を示した。

 エジプトでは軍が中立を保ったのに対し、リビアでは今回、軍や治安部隊がためらうことなく銃器を使用。ベンガジでは機関銃や対戦車ロケット弾なども投入した。犠牲者はすでに200人を超え、中東全域で火の手があがる民主化デモの中で容赦ない弾圧で際立つ。

 犠牲者の増大とともに国民は反発を深める。セイフイスラム氏の演説にも「うそつき」と冷ややかで、対話による事態収拾は望みにくい。人口の3割に相当する200万人が暮らす首都で騒乱が広がれば犠牲者が増えるのは確実だ。

 欧米諸国は混乱拡大に警戒を強めている。米国務省は20日、死傷者が多数出ているリビア情勢に「重大な懸念」を表明。ロイター通信によると、米政府当局者はセイフイスラム氏の演説を分析したうえで、リビアに対し「あらゆる行動」を検討していることを明らかにした。ヘイグ英外相は同日、セイフイスラム氏に電話し、対話と政治改革の実行を求めた。

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

リビア:反政府デモ、首都に飛び火 街で激しい銃撃音(毎日jp)
http://www.asyura2.com/10/kokusai5/msg/440.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 2 月 21 日 14:55:45: igsppGRN/E9PQ

リビア:反政府デモ、首都に飛び火 街で激しい銃撃音
2011年2月21日 11時32分 更新:2月21日 12時52分 :毎日新聞
http://mainichi.jp/select/today/news/20110221k0000e030036000c.html

 【カイロ伊藤智永】北アフリカ・リビアの反政府デモは20日夜、首都トリポリに波及し、数千人のデモ隊が最高指導者カダフィ大佐の支持勢力と衝突した。治安当局が実力で鎮圧を図るリビアのデモはこれまで、もともと反政府感情の強い同国東部などに限られていたが、首都に飛び火したことで情勢のさらなる激化は必至だ。一方、デモの中心地となった第2の都市ベンガジは同日、一部兵士がデモに加担し、反政府側の手に落ちた模様だ。

 AP通信などによると、トリポリでは激しい銃撃音が響き渡り、警官隊が催涙ガスなどを使ってデモ隊の分散に乗り出した。デモ隊は市内に飾られたカダフィ大佐の肖像画に投石するなどして抗議したという。

 一方、東部ベンガジでは、デモ隊は火炎瓶や石を武器に治安当局と衝突。さらに、ブルドーザーで政府関連施設に突入を図った。兵士の一部がこうした動きを支援したとされ、中東の衛星テレビ・アルジャジーラは「街は市民の支配下に入った」とのデモ隊の声を伝えた。

 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは20日、リビアでの一連の反政府デモの死者が4日間で少なくとも233人に上るとの推計を発表した。

 ロイター通信などによると、アラブ連盟のリビア代表が政府の強権的なデモ鎮圧に抗議して辞任した。また、有力部族も反政府デモを支援する立場を明らかにした。

 一方、中東・北東部アフリカでの反政府デモは20日までに10カ国以上に広がった。

 バーレーン、イエメン、ジブチでは治安当局や体制支持派との衝突で、デモの市民に死者が出た。アルジェリア、モロッコ、サウジアラビア、クウェート、ヨルダンでのデモは、今のところ小規模か散発的だ。チュニジアでは19、20両日、首都チュニスで、暫定政府の退陣を求める約4万人の集会が開かれた。

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

カダフィ大佐次男 「反体制デモは外国の策略」、首都でも衝突 リビア AFP
http://www.asyura2.com/10/kokusai5/msg/438.html
投稿者 ダイナモ 日時 2011 年 2 月 21 日 12:34:04: mY9T/8MdR98ug

http://www.afpbb.com/article/politics/2786514/6845525

【2月21日 AFP】(一部更新)反体制を訴えるデモ隊と治安部隊との衝突で多数の犠牲者が出ているリビアで21日、同国の最高指導者、ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の次男、セイフ・アルイスラム・カダフィ(Saif al-Islam Kadhafi)氏が国営テレビ演説し、リビアは内戦に陥る寸前だと訴える一方、反体制デモはカダフィ体制に対する外国の策略だと非難した。

 カダフィ氏は、テレビ演説のなかで、リビアの政情不安を扇動したとして、国外に居住するアラブやアフリカ出身者を批判し、暴力的なデモはイスラム主義支配の確立を狙ったものだと語った。

 その一方でカダフィ氏は、新憲法と自由主義的な法律の導入を約束した。

 だが、衝突の犠牲者数を誇張していると外国メディアを糾弾。また、「リビアはエジプトでもチュニジアでもない。リビアに政党は存在しない。われわれは銃弾が尽きるまで戦い、破壊分子を根絶する」と述べ、いかなる蜂起も容赦なく鎮圧する姿勢を明確にした。 

 さらにカダフィ氏は、「全国民が武器をとれば、それは内戦だ。われわれは互いに殺しあうことになる」とけん制した。

■首都にもデモ波及、銃声響き混乱

 一方、反体制デモは21日、首都トリポリ(Tripoli)にも波及した。

 現地のAFP記者や目撃者によると21日早朝、市内中心部で銃声が聞こえたという。銃声に混ざって、女性たちの泣き叫ぶ声や車のクラクションが鳴り響き、市内は混乱に陥っているという。

 市民の1人は、「銃声があちこちで聞こえ、市の中心部に向かっている」とAFP記者に語った。また、労働者が多く住む地域の住民によると、治安部隊が催涙弾でデモ隊を制圧しているという。
 
 リビアで起きた一連の反体制デモで、トリポリでデモ隊と治安部隊が衝突するのは初めて。(c)AFP
 
(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2011/02/21 21:00

【159】『マルコムX』Malcolm X(1992),『マルコムX リアルストーリー』THE REAL Malcolm X (1992)

 会員番号4655の佐藤裕一です。

 マルコムXが暗殺されたのが1965年2月21日、今日が2011年2月21日だから46年が経過したことになる。マルコムXとの出会いがきっかけとなってカシアス・クレイから改名及び改宗したプロボクサーのモハメド・アリ(現在は引退)がまだ存命であることを考えると、遥か昔の話でもない。

 ジョン・F・ケネディ第35代大統領が1963年11月22日、マーティン・ルーサー・キング牧師暗殺が1968年4月4日、ロバート・ケネディが1968年6月6日であり、血生臭い1960年代におけるアメリカの政治暗殺の歴史である。日本で同年代に暗殺された人物といえば浅沼稲次郎が1960年10月12日とのことだ。

 それから50年と経たずにあのアメリカ合衆国に黒人大統領(ハーフだけど)が実現するとは、あらためて驚きである。バラク・オバマが1961年8月4日生まれということで、当時既に彼は生まれていたということになるが、まぁ子供時代だろうから、実際にどこの国で育ったにせよ、あまり詳しくは覚えていないだろう。

 今の十代以下の子供達は、黒人大統領のことを不思議に思わなくなっているだろうし、さほど違和感を感じなくなっていることだろう。当たり前のようになってきている。女性大統領はまだアメリカではなれていない(慣れていない)ので、ヒラリー・クリントン国務長官がなるまでは、それほど当たり前ではない。ユダヤ系大統領についてはよく分からない。既に出ているのではという疑いはあるが。

 さて、スパイク・リー監督、デンゼル・ワシントン主演の映画『マルコムX』Malcolm X(1992)は何年も前にDVDで観ているが、ブレット・アレキサンダー監督、アンドリュー・ラック、ダン・ラザー進行役出演の『マルコムX リアルストーリー』THE REAL Malcolm X (1992)は中古のVHSで売っていたので昨年観た。

 映画ではなくドキュメンタリー映像ということだが、マルコムXの生涯の軌跡を辿るにあたって貴重な演説などの資料映像の他に、当時の関係者や親族の証言を中心に構成されているもので、それぞれの立場の人間達に自由に話させている。大した出来ではないが、かなり正直で誠実な作りだったように感じた。

 

マルコムX – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/マルコムX

ジョン・F・ケネディ – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/ジョン・F・ケネディ

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/マーティン・ルーサー・キング・ジュニア

ロバート・ケネディ – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/ロバート・ケネディ#.E6.9A.97.E6.AE.BA

浅沼稲次郎 – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/浅沼稲次郎

マルコムX (映画) – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/マルコムX_(映画)

Amazon.co.jp: マルコムX~リアル・ストーリー [VHS] ブレット・アレキサンダー ビデオ
http://www.amazon.co.jp/dp/B000064VRR

モハメド・アリ – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/モハメド・アリ

バラク・オバマ – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/バラク・オバマ

スパイク・リー – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/スパイク・リー

デンゼル・ワシントン – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/デンゼル・ワシントン

ヒラリー・クリントン – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/ヒラリー・クリントン

ダン・ラザー – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/ダン・ラザー

会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2011/02/20 15:18

【158】 阿修羅掲示板から転載「小沢一郎に一度日本を任せてみるほかはないだろう (天木直人のブログ)」

 会員番号4655の佐藤裕一です。

 阿修羅掲示板から転載貼り付け致します。

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

小沢一郎に一度日本を任せてみるほかはないだろう (天木直人のブログ)
http://www.asyura2.com/11/senkyo107/msg/804.html
投稿者 pochi 日時 2011 年 2 月 18 日 17:24:41: gS5.4Dk4S0rxA

天木直人のブログ
2011年02月18日

小沢一郎に一度日本を任せてみるほかはないだろう

 私のように、既存のすべての政党、政治家とのしがらみ、利害関係
のない者が言っているのだから間違いない。

 ここは一つ小沢一郎という政治家に日本を任せてみることだ。

 今度の造反劇は菅・小沢の争いの最終劇の幕開けである。

 というよりも、これまでよってたかってたたかれた小沢一郎の
最後で、最強の反撃である。

 その意味で私は小沢を応援したくなる。

 よくここまで頑張った、と。

 いままでさんざん小沢叩きをしてきた連中の鼻をあかしてやれ、と。

 考えてみればこのような事態が早晩起きる事は誰もが想像していた。

 それが突然、思いもよらない形であらわれたということだ。

 そしていざその時が来るとやはり衝撃は大きかったと言うことだ。

 一番衝撃を受けたのはもちろん菅首相である。

 しかし、それに劣らず衝撃を受けたのは小沢叩きを繰り返してきた
大手メディアなのだ。

 だから大手メディアは一様に不快感をもってこの造反劇を受け止めた。

 あらゆる表現でこの造反劇を批判的に報道している。

 批判的な報道をする事によって、無知な国民を反小沢に誘導しようと、
いまでも小沢潰しに奔走する。

 いわく国民生活そっちのけで内紛はやめてくれ、

 いわく反乱した議員16人は次の選挙で落選確実な連中だ。生き残りの
ための悪あがきだ、などなど。

 NHKの大越健介や、TBSのみのもんたや、テレ朝日の古館伊知郎などは、
正直にこれをしゃべっている。

 とんだお笑いぐさだ。

 もうそんなおためごかしを続けるよりも正直に解説してみろ。

 日本がおかれている状況は深刻だ。

 菅民主党政権でそれが解決できない事はもはや明らかだ。

 どうすればいいか、その政策を明確に語っている政治家は小沢一郎
のほかにいない。

 政治的影響力を持っている政治家は小沢一郎のほかにいない。

 好き嫌いを言っている場合ではない。ここは一度小沢一郎に
任せるほかはないのだ。

 小沢で駄目なら次を考えればいいだけの話だ。

 それが民主政治だ。よりよい政権へのたゆまぬ追求だ。

 主役はあくまでも我々だ。

 日本の置かれている状況が深刻であり、その舵取りをすることが困難な
事を一番よく知っているのもまたは小沢一郎に違いない。

 ここはひとつ小沢一郎に任せてみるほかはない・・・

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2011/02/19 16:00

【157】阿修羅掲示板から転載「検察のプロパガンダ機関の日本の新聞・テレビは、エジプト民主化デモで国民の怒りをかったエジプト国営テレビと一緒です」

 会員番号4655の佐藤裕一です。

 FIFIさんの文章を、と思いましたが、先生が今朝すでに転載・引用していらっしゃった。彼女の最新の文章はブログから読めます。

 

フィフィ オフィシャルブログ「All about FIFI」by Ameba
http://ameblo.jp/fifi2121/

 

 それでは阿修羅掲示板から転載貼り付け致します。

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

検察のプロパガンダ機関の日本の新聞・テレビは、エジプト民主化デモで国民の怒りをかったエジプト国営テレビと一緒です
http://www.asyura2.com/11/senkyo107/msg/447.html
投稿者 遠山の金さん 日時 2011 年 2 月 14 日 19:37:12: psj3IN/xK7JbA

 今回エジプトで発生した市民デモは、30年間続いてきたムバラク大統領を退陣に追い込みましたが、民間の放送局「アル・ジャジーラ」が、支局の閉鎖、レポーターの逮捕などの弾圧をうけながらも、最後まで現場の貴重な情報を発信し続け、市民による革命を成功に導きました。

 一方、国営テレビ局は、デモ発生当初から、治安当局によるデモ隊への弾圧などは一切報道せず、政府支持者のデモなどを流し続けていましたが、政府が行っているプロパガンダに気づいた国民の怒りが爆発し、複数のキャスターが国民に謝罪してテレビ局を辞任し、ムバラク大統領が辞任しても、怒りが収まらない数千人の人達が国営テレビを包囲するという事態に発展しました。

 翻って、日本の新聞・テレビも気持悪いほどの横並び報道ばかりで、もはや報道機関として、見る影もありませんが、小沢さんの事件に関しては、一昨年の事件発生当初から、明らかに検察側のリークを元にした報道を続け、「説明責任を果たしていない」「ゼネコンからの裏献金」という、悪いイメージを浸透させるためのプロパガンダを行っていたと思います。
 日本のマスコミは、もはや、司法・検察・警察の広報宣伝機関であり、昔の大本営そのものです。

 ブログ「一市民が斬る」に陸山会と水谷建設の金銭授受に関する日経新聞の誤報と訂正について掲載されていましたので以下に転載します。呆れてものが言えません。新聞は検察の広報紙ですね。虚報・誤報のオンパレードは、エジプト国営テレビ以下だと思います。
 皆で、マスコミの嘘情報を共有化して、大本営のプロパガンダを粉砕しましょう!

以下、ブログ「一市民が斬る」からの転載—————————————
2月13日  検察ファシズムの暴力装置に成り下がった大メディア!読売・日経の嘘報道実例『石川議員・手帳にホテル名メモ・「現金授受」と同じ日』!
http://civilopinions.main.jp/2011/02/post_24.html

2月9日「検察審査会の疑惑を究明する市民と国会議員の会」で、平野貞夫さんが、「検察ファッショが始まっている。大メディアが検察ファシズムの暴力装置と化している」と。 
大メディアが堕落してしまっている状況を書いてみたい。

<陸山会裁判がやっと始まった>

石川議員が起訴されて1年以上経った2月7日、やっと陸山会裁判が始まった。
その裁判の検察側陳述には呆れた。

陸山会事件 冒頭陳述要旨(検察側).pdf
http://civilopinions.main.jp/items/陸山会事件 冒頭陳述要旨(検察側).pdf

冒頭陳述要旨(検察側)の一文紹介
「……下請け受注を了承した謝礼に大久保元秘書から一億円を要求され、04年10月15日と05年4月19日に5000万円ずつ宅配便用の茶色封筒に入れて渡した」

検察は証拠固めをして起訴するのが仕事のはずだが、これではフィクション作家の脚本だ。
見てきたような嘘を吐くとはこのことだろう。
自分達が作ったデマを言いふらしている。

虚偽記載の訴因で検察は起訴したはずだ。それなのに、1億円の裏献金を隠すことが動機だと主張している。それなら、その訴因で起訴すべきだ。

検察がこのような破廉恥な冒頭陳述をやっても問題にならないのは何故か。
メディアが、小沢氏の「政治とカネ」の虚構を流し続け、さらに検察が作る嘘を報道し、その嘘を事実のように見せかけてしまっているからだ。
メディアが心理的な暴力装置として働いているからだ。

以下に、検察とメディアが作る「一億円裏献金授受」という嘘で、国民を騙している実例を示そう。

<読売・日経が「嘘は大きく、訂正は小さく」の報道>

読売新聞と日経新聞が、昨年1月25日夕刊で『石川議員の手帳の記述欄の、「現金授受」とされる日と同じ日に、供述通りのホテル名のメモがあった』という記事を社会面トップで掲載し、翌日、「ホテル名メモの記述がある欄は04年10月15日ではなく、05年4月の誤りだった」とのごく小さな訂正を載せた。

1月25日讀賣新聞記事.pdf(1/26 訂正記事)
http://civilopinions.main.jp/items/1月25日讀賣新聞記事.pdf

1月25日日経新聞記事.pdf(1/26 訂正記事)
http://civilopinions.main.jp/items/1月25日日経新聞記事.pdf

両紙とも、嘘情報をトップ記事扱いで大きく載せておきながら、訂正情報はほとんどの読者が気づかない片隅に小さく載せるという、卑怯な姿勢だった。この、検察の世論誘導としか考えられない虚報によって、小沢幹事長・石川議員・国民に回復しがたいダメージを与えた。

当時日経購読者であった一市民Tは、日経新聞本社に出かけ抗議をした。日経本社上層部は一市民Tの抗議を完全に無視した。

一連の抗議の模様を5月31日拙ブログに掲載した。
日経本社編集局担当部長等との話を録音し、打合せ録を作ったのでぜひ読んでほしい。

『5月31日 これでよいのか?一市民Tの”石川議員手帳メモ”虚報報道抗議に対する日経新聞社の対応』
http://civilopinions.main.jp/2010/05/t.html

また、この誤報記事については、有名ブログ「永田町異聞」で、昨年5月17日と、今年2月8日、2度も取り上げられた。

「これでいいのか石川議員手帳メモ誤報の後始末」 
http://ameblo.jp/aratakyo/entry-10537066396.html

「かくも怪しき検察冒頭陳述」
http://ameblo.jp/aratakyo/theme-10009516204.html       

<この嘘記事から見た読売・日経の悪質性と暴力性について>

1.検察は「嘘情報」を提供し、即座に取り消した
手帳記述を云々できるのは、手帳を押収した検察だけだ。従って、この記事は検察のリークによって書かれたものだ。
検察が、05年4月の手帳欄のメモを、04年10月15日という特定の月日の手帳メモと勘違いすることは考えられない。
検察は「嘘情報」を新聞社に掲載させた後、すぐに「誤報だった」と伝えたに違いない。
自作自演の一人芝居を演じて、小沢幹事長及び石川議員を犯罪者に仕立ててしまった。
そのお先棒を担いだのが読売と日経だ。彼らは、ここでも、検察ファシズムの暴力装置として働いた。

2.朝日・東京・毎日はこの記事を掲載していない 
朝日、東京、毎日などの大手新聞は、小沢潰しには格好な情報にもかかわらず記事にしていない。あまりにも「怪しい情報」なので、掲載を差し控えたに違いない。
なお、産経新聞は夕刊を発行していないので掲載できなかった(?)

3.本来、記事を取り消さなければいけないのに、小さな訂正記事でごまかした
日付の誤りを正して記事にすると、「石川議員の手帳の05年4月の欄に、全日空とのメモがあった」という何の変哲もない記事になる。この内容では、石川議員の「現金授受」を裏付ける証拠にもならない。
これは、「記事を訂正する」ではなく、「記事を取り消す」とすべきだ。

4.石川議員、小沢幹事長、民主党関係者、購読者に謝罪もしない
この記事は、多くの国民に「石川議員が5,000万円の裏金を受け取った」と思わせた。石川議員、小沢幹事長、民主党関係者に、回復しがたい多大な損害を与えた。
検察審査会の議決などにも影響を与えた。
同じ紙面の大きさで、記事の取り消しと謝罪広告をすべきだ。

<大メディアの嘘報道はこれだけにとどまらない>

小沢関連の大メディアの嘘記事はこれだけではない。まだまだある。
再三掲載してきた以下の検察審査会議決の報道もそれだ。
9月8日付大手6紙報道(1).pdf(朝日・讀賣・日経)
http://civilopinions.main.jp/items/9月8日付大手6紙報道(1).pdf

9月8日付大手6紙報道(2).pdf(毎日・産経・東京)
http://civilopinions.main.jp/items/9月8日付大手6紙報道(2).pdf

10月5日付朝日新聞記事.pdf
http://civilopinions.main.jp/items/10月5日付朝日新聞記事.pdf

10月6日付読売新聞記事.pdf
http://civilopinions.main.jp/items/10月6日付読売新聞記事.pdf

テレビだって同じだ。
TBSは、捏造映像まで作成して、5000万裏金授受があったが如く見せかけているのだ。

<国民が大メディアに、レッドカードを突きつけるべし>

メディアは、社会の公器である。従って、事実報道に心がけ、中正・公正な報道をしなければならない。
ところが、彼らは、検察ファシズムの暴力装置に成り下がって、国民を騙し続けている。
もう、戻れないのではと思う。
経営幹部が、既に自浄能力をなくしているからだ。

ここまできたら、国民がレッドカードを突きつけるしかない。

私達が、多くの国民に、大メディアが検察ファシズムの暴力装置になっている実態を知らせることだ。
実例で知らせるのが一番良い。
購読料を払ってまで、作為的な嘘記事を読む人はいなくなるだろう。
騙されていることを知れば、自然に、新聞不買運動に繋がっていくと思う。

テレビの場合、おかしな報道する番組のスポンサーの商品の不買運動をやればよい。

とにかく、暴力装置には一刻も早く退場してもらわなくては。

<請願署名集めよろしくお願いします。国民の声を国会に届けましょう>

多くの国民の声を国会に届けるため、『”小沢一郎議員強制起訴議決”を行った東京第5検察審査会が秘匿する情報の公開を求める請願』の署名活動を継続中です。
出来るだけ多くの署名を提出したいので、一次締めを2月末に延ばします。

ぜひ、署名集めにご協力をお願いします。
署名集めはこちらからです。

請願署名のお願い.pdf
http://civilopinions.main.jp/items/請願署名のお願い.pdf

請願書(署名用紙).pdf
http://civilopinions.main.jp/items/請願書(署名用紙).pdf

(以上、転載終了)
——————————————————————————

 

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コメント
01. 2011年2月14日 19:51:01: SCrLOKmv9c
電通やろうよw

02. 2011年2月14日 21:29:26: FMdMRKf5Fw
エジプトは国営放送だから仕方ない面も。
日本はすべて民間だから(NHKも)、酷さの質が違う。話にならない。謝罪しても許されないだろうね。

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)

会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2011/02/18 08:00

【156】阿修羅掲示板から転載「民主会派離脱届 新会派結成宣言・全文 菅政権に痛烈なダメ出し」

 会員番号4655の佐藤裕一です。

 阿修羅掲示板から転載貼り付け致します。

 

(佐藤裕一による転載貼り付け始め)

民主会派離脱届 新会派結成宣言・全文 菅政権に痛烈なダメ出し
http://www.asyura2.com/11/senkyo107/msg/677.html
投稿者 あややの夏 日時 2011 年 2 月 17 日 12:42:43: GkI4VuUIXLRAw

産経新聞 2月17日(木)12時28分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110217-00000550-san-pol

 民主党の新会派結成を目指す「民主党政権交代に責任を持つ会」(会長・渡辺浩一郎衆院議員)が発表した「約束を果たす民主党への回帰宣言」の全文は次の通り。

 「今の菅政権は、国民との約束を果たす本来の民主党政権ではない」 今、民主党議員の多くが強くそう感じている。「国民の生活が第一」の政治理念は、おととしの衆議院総選挙での、民主党と国民との最大の約束だった。しかし今の菅政権ではどんな事態が進行しているだろうか。

 総選挙では、予算のムダを徹底的に削り、新たな政策の財源に充てるとしたマニフェストを掲げ、政権交代を実現した。しかし、「予算の総組み替えなどを行う」と主張していたのに、ほぼ手つかずの一方で、先週、菅総理大臣は、「衆議院の任期中上げない」としていた消費税については、「来年度末までに法的な対応をしなければいけない」と発言し、増税への意欲をあらわにした。

 菅政権は国民との約束、マニフェストを捨てたのである。

 また、政治家主導で日本を立て直すはずが、目玉とされた国家戦略局の設置法案は実現せず、公務員制度改革も反古(ほご)にされている。官僚に頼り放しだが、尖閣問題や北方領土問題など、もっとも政治主導であるべき案件で失敗すると官僚のせいにする。

 菅政権は政治主導の御(み)旗も捨てたのである。

 菅政権は、民主党の理念、そして「国民の生活が第一」という国民の皆様への約束をも捨て去ったのである。

 菅政権が本来の民主党の政策を捨て、本来の民主党の政治主導を捨て、本来の民主党の国民への約束を捨て去って省みないならば、それは国民が願いをかけた本来の民主党そのものを捨て去ることになる。

 そして、このことは、本来の民主党への支持の上に比例代表で当選した我(われ)々(われ)の存在意義すらも打ち消すことになる。

 我々は民主党と国民との約束の上に存在する比例代表の議員だからこそ、本来の民主党の姿とはかけ離れた今の菅政権にはもう黙ってはいられない。みすみす旧来からのしがらみにはまり込み、無原則に政策の修正を繰り返す菅政権に正当性はない。我々は今こそ「国民の生活が第一」の政策を発信し、国民の信頼を取り戻していかなければならない。

 しかし、我々は、民主党に対する信頼が地に落ちた今となっても民主党を捨てるつもりはない。歯を食いしばっても、国民との約束であるマニフェストの実現に取り組む我々こそが、本来の、そして真の民主党であるからだ。

 従って、我々は、国民との約束を果たす議員集団であることを、改めて国民の皆様に行動で示すために、衆議院での民主党・無所属クラブとは分かれ、新たに院内会派を設立する。そして同志一同が結束して、「国民の生活が第一」の政策を実行すべく今後、行動を展開していくこととする。

 2月17日 民主党・衆議院比例代表単独議員有志一同

(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)