気になる記事の転載掲示板

◆巻頭言◆

新設されたこの掲示板(BBS)は、私、副島隆彦宛ての読者からの個人メールの転載サイトです。私の「今日のぼやき」ではとても対応できない状態になりましたので、このように拡張しました。

学問道場への入門許可の意味も含みます。別に自分は入門したい訳ではないという人もいるでしょうが。私宛てに挨拶を兼ねた簡略な自己紹介文を寄せてくれた人々と、ここの先進生たちとの情報共有の意味と更なる情報開示方針決定に従う趣旨もあります。以後は積極的に各掲示板の方へ書き込み投稿して下さい。(2001年4月1日記)

黒瀬祐子 投稿日:2011/07/28 12:11

【205】浪江町など122人の内部被曝量は、全員が年間1ミリ・シーベルト未満

●浪江町122人の内部被曝量「健康に影響ない」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110723-OYT1T00693.htm

東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、福島県が6月下旬、同県浪江町などの住民122人を対象に内部被曝(ひばく)量調査を行った結果、年間換算被曝量は全員1ミリ・シーベルト未満だったことが23日、わかった。

全県民対象の健康調査に先行して実施した。23日、同県二本松市内で開かれた説明会で、調査した放射線医学総合研究所(千葉市)の明石真言理事が住民に伝えた。

明石理事によると、尿から放射性セシウムが検出されたのは122人の約半数だった。明石理事は「健康に影響が出るレベルよりもずっと低い数値。この数値なら住民も安心できる」と話した。

県は、8月から全県民を対象に健康調査を実施する予定。今回の調査は、警戒区域や計画的避難区域に指定されている市町村の住民の一部が対象だった。(2011年7月23日21時22分 読売新聞)

黒瀬 投稿日:2011/06/19 16:39

【204】反原発デモ解散を叫ぶ警官隊を退散させた70歳弁護士の飛び入り「表現の自由」演説

6月11日新宿で、約2万人が参加したともいわれる大規模な反原発デモがありました。新宿アルタ前で、解散を叫ぶ警官隊を、飛び入りの弁護士が「表現の自由」演説で退散させた一幕があったと、下記のツイッターから知りました。

(転載開始)
http://twitter.com/#!/Yu_TERASAWA/status/81031120732434432
確かに生まれて初めて演説で人が動くのを見ました。演者はあの人だったのか RT @higemaruu 反原発アルタ前、警官が「解散だ!解散しろ!」とさけんで一触即発の時に、「通りかかりの弁護士だが警察は違法だ!」と演説。
警官隊が一斉にひいた。http://no-saiban-in.org/news/2011/06/51611.html
(転載終了)

その弁護士は高山 俊吉(たかやま しゅんきち)氏、1940年生まれ。
本人がその顛末を「裁判員制度はいらない!大運動」のブログで報告しています。

(転載開始)
51年目のスイッチ…6月11日・新宿反原発デモに参加して

「裁判員制度はいらない!大運動呼びかけ人」・高山俊吉 
http://no-saiban-in.org/news/2011/06/51611.html

6月11日、新宿では約2万人が参加した大規模な反原発デモが行われた。裁判員制度はいらない!大運動は、「反原発特集号」となる『全国情報』第19号を新宿中央公園で参加者に配布した後、デモに参加した。

これは、その後の報告である。

「51年目のスイッチ」弁護士 高山俊吉

6月11日の新宿中央公園からのデモは長丁場でしたね。午後3時過ぎに公園を出発してアルタ前は6時近く。主催者はさっさと解散っていう雰囲気。

私たち6人は近くで食事をしてまたアルタ前に戻った。現場は完全な飽和状態。

青い制服の警察官でいっぱい。ゲリラ的なリレートークが続いているが、警察官がどんどん増えて解散を迫っている。司会者の後ろの生け垣の上にも警察官たちがいる。

「俺たちには表現の自由がある」と絶叫する青年。

「表現の自由」

この言葉を聞いて私にはかちっとスイッチが入ってしまいましたね。何かがおりてきてしまった。「しゃべらせろ」「何でもしゃべらせろ」とどなった。

予定の進行から外れることで困ったような顔の司会者が「どうぞ」と私にマイク。

「何だこのざまは。ふざけるんじゃない。

警察官の君たちも被曝しているんだぞ、君たちの家族も被曝しているんだぞ。

原発反対を言っているみんなは君たちの命を含めてみんなが死なないようにがんばっているんだ。

東電の味方をして自分がもっと被曝したいのか。恥を知れだ。君たちは今何をしているのかわかっているのか。

私は弁護士だ、法律家だ。いま表現の自由という言葉を聞いた。

法律家として私は断言する。そのとおり、みんなに正義がある、彼らには絶対に正義がない。

生きるか死ぬかの話の時に、何の規制か、何のルールか。

私は弁護士として言う。みんなにはいうべきことを言う権利がある。そしてみんなに言いたい。

政府も財界も司法権力も御用学者もみんな全然信用できない。政治家はもちろん信用できない。このとんでもない社会を根本から変えてゆくのは若いみんなだ。皆さんがこの社会を根本から変えてゆく。

法律家が言うべきを言わないでいることを私は詫びる。でも、力の限りがんばろうとしている弁護士も少なくない。力をあわせてこの状況を根本から変えていこう。彼らに暴走させてはいけない。彼らが暴走すれば、ここはチュニジアやエジプトに必ずなるぞ。一緒に闘おう。以上です。」

と、こんなことを話した(ような気がする)。いい爺さんの絶叫。しゃべった時間は5~6分かな。

話が終わったら完全なもみくちゃ状態。握手をしようというみんなにどっと囲まれました。

若い夫婦と子どもさんが寄ってきて、これも握手。「お嬢さんもご一緒なんですね」と言ったら、「マスクをさせていてわからないでしょうがこれは男の子です」と。そりゃごめんなさい。

「名前を教えて下さい、逮捕されたら頼みます」という青年。

外の何人もが「名前を教えて下さい」口々に。

タハリール広場とまではとても言えないけれど、アルタハ広場くらいの感じはしましたね。

後で一緒にいたS弁護士が「おおぜいいた警察官がいつの間にかすっと消えてしまった」と。

私は大学1年の時に樺美智子さんが警察官に殺された翌日の学内集会を思い起こしました。あのときも私の頭に一瞬にスイッチがはいってしまい、おとなしい俊吉青年が学友に「彼女の死を自分の問題として考えきろう」と思わず口走ってしまった。

しゃべる内容よりも、まずしゃべってしまったですね。

51年ぶりです。

タハリール広場にも51年ぶりのお爺さんがいたんだろうなぁ。

(転載終了)

●高山 俊吉 ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/高山俊吉

●高山法律事務所サイト
http://www.takayama-law.com/think.html

●裁判員制度はいらない!大運動 活動紹介
http://no-saiban-in.org/about.html

●裁判員制度はいらない!大運動 呼びかけ人 
足立 昌勝(関東学院大教授) 
雨宮 処凛(作家) 
嵐山 光三郎(作家) 
今井 亮一(交通ジャーナリスト) 
内田 博文(神戸学院大学教授) 
蛭子 能収(漫画家) 
大分 哲照(浄土真宗本願寺派僧侶) 
織田 信夫(弁護士) 
玄侑 宗久(作家・臨済宗僧侶) 
崔  洋一(映画監督) 
斎藤 貴男(ジャーナリスト) 
新藤 宗幸(東京市政調査会研究担当常務理事) 
高山 俊吉(弁護士) 
西野瑠美子(ルポライター) 
若田 泰(京都民医連中央病院医師)

黒瀬 投稿日:2011/06/01 15:31

【203】サイバー攻撃、武力行使警告を検討(米国)、サイバー法案、衆院通過(日本)

アメリカは自作自演の戦争を極めて簡単に起こせるようになる。
日本の「サイバー法案」、別名「コンピュータ監視法案」は、現代の治安維持法といわれている。ネット言論弾圧が目的のひとつだろう。

(転載貼り付け始め)
サイバー攻撃、戦争行為認定=武力行使警告を検討―米国防総省
時事通信 5月31日(火)15時2分配信【ワシントン時事】

米国防総省がサイバー攻撃に対処する戦略の検討に着手し、
米国の原子力発電所や送電網などの重要インフラに重大な脅威をもたらす外国からのサイバー攻撃を「戦争行為」ととらえることが可能と結論付けたことが31日、分かった。
同日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が報じた。
同省当局者は「他国の送電網を遮断するようなコンピューターネットワークへの精巧な攻撃能力は、国家の支援がなければ取得できない」と指摘。
サイバー攻撃を仕掛ける国に対して、「被害が生じた場合にはミサイルを撃ち込む」などの警告を発することを検討している。
ただ、サイバー攻撃源を正確に特定できるかどうかや、武力行使の対象となるサイバー攻撃の定義付けが課題として残っているという。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl-a=20110531-00000082-jij-int
(転載貼り付け終わり)

(転載貼り付け始め)
サイバー法案、衆院通過 政府、今国会成立を目指す
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110531/plc11053117520017-n1.htm
2011.5.31 17:52 産経新聞 

 インターネットを使ったサイバー犯罪を取り締まるため、コンピューターウイルスの作成、配布罪の新設などを盛り込んだ刑法等改正案は31日午後の衆院本会議で民主、自民両党などの賛成多数で可決した。参院に送付され、政府は今国会での成立を目指す。
 改正案では、正当な理由がなくウイルスを作成や配布した場合は3年以下の懲役または50万円以下の罰金を科すと規定。わいせつな画像を電子メールで不特定多数に送信する行為を処罰対象に加えた。
 ウイルスを作成したコンピューターと接続しているメールサーバーからデータを複写し差し押さえることが可能になり、インターネットの接続業者や企業に最長60日間の通信履歴の保存を要請できるとした。
(転載貼り付け終わり)

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■コンピュータ監視法案
ページ(1-2)
(PDF版)http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4551.pdf
(PNG版)http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4661.png

(3-4)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4552.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4662.png

(5-6)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4553.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4663.png

(7-8)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4554.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4664.png

(9-10)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4555.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4665.png

(11-12)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4556.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4666.png

(13-14)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4557.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4667.png

(15-16)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4558.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4668.png

(17-18)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4559.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4669.png

(19-20)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4561.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4670.png

(21-22)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4562.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4671.png

(23-24)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4563.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4672.png

(25-26)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4564.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4673.png

(27-28)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4565.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4674.png

(29-30)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4566.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4675.png

(31-32)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4567.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4676.png

(33-34)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4568.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4677.png

(35-36)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4569.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4678.png

(37-38)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4570.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4679.png

(39-40)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4571.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4680.png

(41-42)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4572.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4681.png

(43-44)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4573.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4682.png

(45-46)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4574.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4683.png

(47-48)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4575.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4684.png

(49-50)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4576.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4685.png

(51-52)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4577.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4686.png

(53-54)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4578.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4687.png

(55-56)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4579.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4688.png

(57-58)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4580.pdf
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(59-60)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4581.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4690.png

(61-62)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4582.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4691.png

(63-64)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4583.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4692.png

(65-66)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4584.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4693.png

(67-68)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4585.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4694.png

(69-70)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4586.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4695.png

(71-72)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4587.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4696.png

(73-74)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4588.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4697.png

(75-76)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4589.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4698.png

(77-78)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4590.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4699.png

(79-80)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4591.pdf
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4700.png

(81-82)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4592.pdf(以下PDF版のみ)

(83-84)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4593.pdf

(85-86)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4594.pdf

(87-88)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4595.pdf

(89-90)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4596.pdf

(91-92)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4597.pdf

(93-94)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4598.pdf

(95-96)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4599.pdf

(97-98)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4600.pdf

(99-100)

http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4601.pdf

(101-102)

http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4602.pdf

(103-104)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4603.pdf

(105-106)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4604.pdf

(107-108)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4605.pdf

(109-110)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4606.pdf

(111-112)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4607.pdf

(113-114)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4608.pdf

(115-116)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4609.pdf

(117-118)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4610.pdf

(119-120)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4611.pdf

(121-122)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4612.pdf

(123-124)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4613.pdf

(125-126)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4614.pdf

(127-128)

http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4615.pdf

(129-130)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4616.pdf

(130─131)
http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/4617.pdf

黒瀬 投稿日:2011/05/26 15:24

【202】「負の遺産は残さない」原発暴発阻止に立ち上がった60歳以上の元技術者達

何度か掲示している「福島原発暴発阻止プロジェクト」の続報です。
プロジェクトの発起人の1人で東京海洋大学名誉教授の塩谷亘弘氏へのインタビュー記事。下記の部分はとくに胸を打たれました。

「私自身が思っているのは、(今回の原発事故は)技術が生んだ事故。神様が与えたわけじゃない。天罰でもない。技術が生んだのだから、技術が直せ。それが、研究者の責任だと思う。原子力の先生方が『我々の判断が甘かった』と認めるのは偉いことだが、それより現場で一緒に行動しましょう。その後もいろんな先生がいろんなコメントを出しているが、実際に現場で作業するわけではない。そこが我々とは違うのかなと。技術で作った物は技術で押さえるという原点に立ち戻る。」

(転載貼り付け始め)

「負の遺産は残さない」原発暴発阻止に立ち上がった60歳以上の元技術者達
2011年05月24日16時00分
http://news.livedoor.com/article/detail/5581575/

「技術が生んだ事故は、技術で修復する。それが責任。」発起人の1人、塩谷教授は言う。

1号機に続き、2号機、3号機もメルトダウンが起こっていたことが判明した福島第一原発事故。「言った言わない」で責任を擦り付け合う政府のトップとは対照的に、「福島原発暴発阻止プロジェクト」を立ち上げ、何とか原子炉を冷温停止に収束させようと、自らが原発に入り、ボランティアで収束作業に当たる「行動隊」の結成を呼びかける人たちがいる。

行動隊の参加資格は原則60歳以上で現場作業に耐える体力・経験を有すること。募集を始めて約1ヵ月半、参加者は160名を超えた。日本の高度成長を支えてきた技術者達が、再び立ち上がろうとしている。【取材・構成:田野幸伸(BLOGOS編集部)】

この日開かれたばかりの事務局を訪ねた。

インタビューに応じてくれたのは、プロジェクトの発起人の1人で東京海洋大学名誉教授の塩谷亘弘氏。「放射線に関しては、普通の人より少しだけ詳しいかな」という教授だが、理化学研究所で陽電子を使い金属材料の研究をし、筑波の高エネルギー加速研究所でX線を使用し研究を行っていた経歴を持つ。

■プロジェクト立ち上げの経緯
塩谷:プロジェクトの代表の山田恭暉とは、中学から東大工学部まで一緒で、その後山田は技術畑、私は研究畑に進んだ。4月のはじめ、原発の状況がおかしいと山田から電話があり、会って分析をしてみた。どうもリスクマネジメントのセンスがない。原発が今の状況で、何が必要なのか、誰も判ってないんだろうなと。東電、東芝の技術者の方は優秀だが、既存の組織、既存の利害関係の中では「ここは触られたくない」という、はめられた条件の中で考えでは対応策がとれない可能性がある。2人とも、原発で作業した経験はない。だが、お互いの経験の中で、どうしたら良いか、立ち止まって考えた。我々には40年近い経験がある。現場で全ての状況を見て、サジェスチョンしたいと思った。

新聞発表のデータしかない中で、東電の方針はすでに組み込まれている冷却装置を何が何でも復旧させて冷やしたいというものだった。我々は、アレだけの水素爆発が起こっている中で、鉄骨の状況などを見て、原発内部もかなりのダメージと推察をした。ビルトインされた冷却装置を直そうというのは、作った者の発想。上手く行かないだろうと判断した。外付けの冷却装置を至急設計して設置する体制を作らねばと。

60歳を過ぎた者の被曝は、子供や妊婦や若い女性の被曝とは違う。瞬間的な強い被曝は別だが、(放射線の影響で)20年、30年後にガンの発生率が上がったとしても、影響は少ない。経験豊かで一度引退した人間を集める必要があると思い。Webで呼びかけを開始した。

作業に参加すれば、現地にはデータがあるはず。データがあれば、どういう知識をどこに投入すればいいか考えられる。しかし、東電に受け入れてもらわなければればどうにもならない。現地は立ち入り禁止。行ったところで相手にされてもらえない。そこで、政府関係者、国会議員、東電へのアプローチを開始した。実際に東電の方にも沢山会った。国会議員にも何人か会えた。

■決死隊結成なのか?
塩谷:(今回集めている行動隊は)決して、「決死隊」でも「特攻隊」でもない。純粋に利害を離れて、この事故を収集させるために集まった集団である。中には、福島原発を実際に作った鳶さんや、自衛官・東大の名誉教授もいる。

いろいろな技能を持った人が集まった。危険を伴う現場なので、単純なボランティアのようには行かない。宿舎や休憩所なども使えるようにしなければいけない。政府の指示もあり、現場の状況は整いつつある。皆何か、特殊な技能を持っている。重機のスペシャリストや建築のプロ、壁の色や状態で危険度を判断できる人材。机の上で育ってきた人とは、違う力を持っている。

■危険な現場でも行くという原動力はどこから?
塩谷:危険な現場と言うが、被曝に関しては、今現場で働いている方々と同じ危機管理でもちろんやる。参加者から聞くのは”今のままでは耐えられない”という思い。

私自身が思っているのは、(今回の原発事故は)技術が生んだ事故。神様が与えたわけじゃない。天罰でもない。技術が生んだのだから、技術が直せ。それが、研究者の責任だと思う。原子力の先生方が「我々の判断が甘かった」と認めるのは偉いことだが、それより現場で一緒に行動しましょう。その後もいろんな先生がいろんなコメントを出しているが、実際に現場で作業するわけではない。そこが我々とは違うのかなと。技術で作った物は技術で押さえるという原点に立ち戻る。

組織に属していれば行動規範がある。身軽に動けない。働き盛りの40代や50代は(プロジェクトに参加することは)まず不可能。原子力学会にもシニア会員は沢山いる。もう少しアクティブに参加するべきだと思う。(学会の人は)今まで、原発推進で旗を振ってきた方が大部分。いまさら、自分達の失敗の火消しをやるという発想は厳しいのかなとも。

■政府・東電の対応で、問題だったと思う点、不安に思っている点は?
塩谷:東電も東芝も、多分、事故後の状態ではベストは尽くしているんだと思う。津波対策をしていなかったことは別として。被害のデータは取れなかったのかもしれない。でも米軍は無人偵察機でしっかりデータを取り、対策を始めた。官邸にも(放射能漏れの)データは来たはず。しかし、どこがどう汚染されたのか、公表しなかった。それが分かれば自主的に避難もできた。

原発というのは、国家機密、企業機密の塊。政府にしろ東電・東芝にしろ、できるだけ、データは出したくない。安全保障の問題がある。原発はテロの標的になる可能性がある。原発自体は多少のミサイルには耐える。しかし、使用済み核燃料プールが無防備であることが分かった。あそこは弱い。これはとんでもない情報が出たことになる。それ以上に、沢山の人が原発に行き、作業をするという事は、被害状況が分かる。どこを狙えばいいのか分かってしまう。現に、非常電源がどこに配置されたかは報道されない。一台はダミーで見せるが、電源車の配置場所も秘密。それだけ気を使いながら現場は仕事をしている。
それは承知しているが、冷温停止に向けての情報・工程は具体的に出して行かないと、不安に思うのではないか。

―事務局の佐々木和子さんにも、プロジェクトに参加した動機を伺った。

佐々木:私は小学校1年生の時に終戦を迎えた、直接の戦争責任はないが、未だに東南アジアの国々には申し訳ないと思う。日本は原爆被爆国から原発加害国になりつつある。私たちと同じ思いを、今の人たちにさせたくない。日本人は責任を明らかにしない民族。責任は今まで原発を使ってきた私たちにある。原発に賛成だったわけじゃないけど、その恩恵にあずかってきた。その責任がある。負の遺産を残してはいけない。何より、不安で仕方ないので、何か動くことによって、それを解決したいというのもある。逃避かもしれないけどね・・・

取材後、「私達は、反原発でも、原発推進でもない。とにかく、事故を収拾するために集まったのだ。」と言っていた。確かに、エネルギー政策の議論をする前に、原発を止めなければ話にならない。
5月23日現在、行動隊の志願者161名、賛同・応援者786名。「万が一があったとき、誰が責任取るんだ!?」などと揉めずに、政府・東電は彼らの思い、技術力、経験値を生かす方法を考えて欲しい。

プロジェクトの詳細、連絡先
福島原発 暴発阻止行動 プロジェクトhttp://bouhatsusoshi.jp/

(転載貼り付け終わり)

平田 投稿日:2011/05/24 23:40

【201】国連原子放射線影響科学委員会の発表

平田です。

(記事の貼り付け始め)
●「 国連機関が原発事故の放射線影響調査へ、詳細報告には最低2年 」
2011年5月24日 ロイター

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21260620110524

 国連原子放射線影響科学委員会(UNSCEAR)は23日、福島第1原発事故で放出された放射線の人体及び環境への影響を調査する方針を明らかにした。
 UNSCEARのワイス委員長は記者会見で、これまでに確認した住民や作業員への影響、子供の甲状腺検査などを踏まえ、「健康への影響が確認されることは想定していない」と述べた。

 また、詳細な報告書の作成には少なくとも2年を要するとし、2012年5月に予備調査結果の報告を予定していると明らかにした。

 UNSCEARは1986年のチェルノブイリ原発事故の調査報告書を作成。現在21カ国の科学者が参加している。

 ワイス委員長は「福島原発の事故で影響を受ける人数はチェルノブイリの事故よりもはるかに少ない」と語った。

(記事の貼り付け終わり)

平田 投稿日:2011/05/21 23:52

【200】低線量放射線の健康影響について

平田です。

原子力安全委員会ホームページから転載します。
(貼り付け始め)

「低線量放射線の健康影響について」

http://www.nsc.go.jp/info/20110520.html

平成23年5月20日
原子力安全委員会事務局

標記に関する原子力安全委員会の考え方について説明いたします。

 放射線の健康影響は、「確定的影響」と「確率的影響」に分類されます。

 「確定的影響」は、比較的高い線量を短時間に受けた場合に現れる身体影響で、ある線量(閾値)を超えると現れるとされています。比較的低い線量で現れる確定的影響として、男性の一時不妊(閾値は0.15Gy、ガンマ線で150mSv相当)や、リンパ球の減少(閾値は0.5Gy、ガンマ線で500mSv相当)があります。100mSv以下では確定的影響は現れないと考えられます。

 一方、「確率的影響」には、被ばくから一定の期間を経た後にある確率で、固形がん、白血病等を発症することが含まれます。がんのリスクの評価は、疫学的手法によるものが基礎となっています。広島や長崎で原子爆弾に起因する放射線を受けた方々の追跡調査の結果からは、100mSvを超える被ばく線量では被ばく量とその影響の発生率との間に比例性があると認められております。一方、100mSv以下の被ばく線量では、がんリスクが見込まれるものの、統計的な不確かさが大きく疫学的手法によってがん等の確率的影響のリスクを直接明らかに示すことはできない、とされております。このように、100mSv以下の被ばく線量による確率的影響の存在は見込まれるものの不確かさがあります。

 そこでICRPは、100mSv以下の被ばく線量域を含め、線量とその影響の発生率に比例関係があるというモデルに基づいて放射線防護を行うことを推奨しております。また、このモデルに基づく全世代を通じたがんのリスク係数を示しております。それは100mSvあたり0.0055(100mSvの被ばくはがん死亡のリスクを0.55%上乗せする。)に相当します。

 2009年の日本人のがん死亡率は約20%(がん罹患率(2005年)は約50%)で、年々変動しております。また、地域毎、がんの種別毎のがん死亡率の変動もあります。100mSvの被ばくによるがん死亡率は、その変動の範囲の中にあるとも言えます。

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出典 : ICRP Publ.103 国際放射線防護委員会の2007年勧告 国際放射線防護委員会
     放射線と線源の影響 2000年報告書、原子放射線の影響に関する国連科学委員会
     放射線と線源の影響 2006年報告書、原子放射線の影響に関する国連科学委員会
     がんの統計’10 (財)がん研究振興財団

(貼り付け終わり)

平田 投稿日:2011/05/21 13:37

【199】情報災害 福島を翻弄

平田です。

長崎新聞ホームページ から記事を転載します。

(記事の貼り付け始め)
●「インタビュー/長崎大医歯薬学総合研究科・山下俊一教授 情報災害 福島を翻弄」
2011年5月20日
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/daisinsai/2011/05/20130049.shtml

山下俊一教授は、福島第1原発から一定離れた福島県内の自治体での講演会などで、放射線量などの分析から「安心していい」「国のレベルを順守するのが重要」などと丁寧に説明している。住民たちは理解を示す一方、一部の講演会場やインターネット上では「本当に安心していいと言い切れるのか」と疑問を抱く意見や、「福島では『安心』と言いながら長崎新聞紙上で子どもや妊婦を中心に避難させるべきだと言っている。真意はどうなのか」などの声もある。

 福島第1原発事故で、政府が放射線量をめぐる校庭活動などの各種基準を設定した以降も、安全性に対する不安の声は後を絶たない。被爆地長崎や約20年間にわたるチェルノブイリでの医療経験を生かし、福島県の放射線健康リスク管理アドバイザーとして講演活動を続けている長崎大医歯薬学総合研究科の山下俊一教授(58)に現状などを聞いた。

 -「安全」ばかり主張しているなどとして、現地の講演会やインターネット上で一部批判を受けている。

 市民との対話を繰り返して放射線の恐怖を取り除くことが自分の仕事。避難住民に一貫して伝えているのは、一度に100ミリシーベルト以上の放射線を浴びれば発がんリスクが少し高まるが、それ以下は疫学的に証明できないということ。「100」は広島、長崎、チェルノブイリでの長年の研究から蓄積されたデータ。私は毎時では10マイクロシーベルトを下回れば心配ないと言ってきたが、国の校庭活動の規制値は毎時3・8マイクロシーベルトでさらに厳しい。それを超えたとしてもすぐに健康被害が起きるわけではなく、会場ではあくまで目安だと話している。

 大事なことは厳格なモニタリングと被ばく線量を正確に評価し、その上で健康リスクを議論すること。何も二枚舌を使っているわけではなく、放射線量が高い地域は20キロ圏外でも避難すべきだと思うし、その主張は変わっていない。

 - 現地の状況は。

 専門の有無にかかわらず、いろんな人たちがさまざまな主張を展開しているので、住民もぶれてしまう。住民は情報洪水、情報災害にさいなまれている。放射線に対する影響を正しく伝え、恐怖を取り除くには、住民との信頼関係が不可欠。そのためには時間もかかるが、難しい側面もある。今、非常事態の被災地に何をすべきか、何ができるかを最優先に議論すべきであり、そのお手伝いをできるのが広島、長崎だと考えている。一番の被害者は、大量の情報に翻弄(ほんろう)されている福島県民。この混乱を乗り越える最善の方法は、今も放射性物質の放出が続く原発を封じ込めることだ。

 - さまざまな情報がある中、住民はどう動けばいいのか。

 ▽正しい情報源▽正しい伝達(メディア)▽正しく理解する住民の力-、この三つが必要だ。それと何より政府がぶれないこと。住民は複数の情報に惑わされることなく、事実をしっかりと認識していく必要がある。福島県は被爆地長崎に期待してくれている。そういう意味では責任は重い。中長期的なビジョンで長崎、福島の関係を構築していく必要がある。

 (聞き手は報道部・向井真樹)

(記事の貼り付け終わり)

黒瀬 投稿日:2011/05/20 12:37

【198】原発「決死隊」126人が志願 ボランティアの退役技術者たち

「福島原発暴発阻止行動隊」の山田恭暉(72)さんらの呼びかけに100人超の高齢エンジニアたちが集まったそうです。

(転載貼り付け始め)
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jcast-96041/1.htm
原発「決死隊」126人が志願 ボランティアの退役技術者たち

2011年5月19日(木)20時27分配信 J-CASTニュース 

東日本大震災から2か月が過ぎたが、東京電力福島第1原子力発電所の事故現場では一刻も早い事態の収束のため、懸命の作業が続けられている。そうした中で、現役を退いた技術者らが呼びかけている「福島原発暴発阻止プロジェクト」に、100人を超す技術者が集結し出番を待っている。いわば「原発決死隊」で海外のメディアの評価も高い。
2011年5月18日時点で、現場で作業してもよいという参加者は126人、プロジェクトの賛同者や応援する人たちも557人に達した。
原発建屋をつくった人もいる
福島第1原発の1号機から4号機は、それぞれ損傷の程度も異なり、高い放射線量などに阻まれて現場の状況把握にバラツキがあるのが現状だ。1号機は原子炉建屋への作業員の立ち入りなど作業が先行している半面、メルトダウン(炉心溶解)を起こしていたことや格納容器の中の水位が想定より低いことが判明している。
蒸気が充満していて内部の状況把握が遅れている2号機、汚染水の濃度が高い3号機、4号機には連日の注水作業が続けられている。
そんな現場では毎日、若い作業員が防護服にマスクといういでたちで作業している。なかには十分な知識や技能をもたず、また現場の危険性について、あらかじめ的確に知らされることもなく送り込まれるという事態が起きている。
プロジェクトの発起人である山田恭暉(72)さんは、「事故を収束するには長期にわたって機能するような高度な冷却装置が必要不可欠です。その装置の建設には機械ではなく人手が必要ですし、作業は放射線の中で行わなければなりません。その役目を退役者が担うのです」と話す。
現場での作業に耐えられる体力と経験のある、60歳以上に呼びかけをはじめて約1か月半がすぎて、参加者は126人にまで達した。職種は大学教授や設計技師、溶接工に大工やとび職。クレーン運転手も、福島原発の建屋の建設に携わったという人もいる。「バラエティーに富んでいます」と、山田さん自身もその広がりに驚いているほどだ。
海外メディアが高い評価
山田さんらは「人の知識と身体能力には個人差があります。だからこそチームとして機能すべきで、個々の技能に応じて最適な持ち場、最適な作業内容が振り分けられるべき」と考えている。
作業には多くの交代要員が必要なこともわかっているので、多種多様な参加者が多数手を挙げたことは心強い。
「福島原発暴発阻止プロジェクト」については海外メディアも取り上げていて、ドイツのテレビ局「Das Erste」のウェブサイトでは「退役技術者たちが最大級の原発事故に立ち向かう」の見出しで、「この行動は自己顕示欲とか、神風特攻隊といったものではなく、綿密に計画されたもの」と評価している。
もちろん、プロジェクトは自ら志願した人ばかりで報酬を目的にしていないボランティアではあるが、だからといって、放射線による身体への影響も含めて適切な安全確保が必要になる。政府や東電のきちんとした対応が待たれるところだ。

(転載貼り付け終わり)

黒瀬 投稿日:2011/05/13 14:34

【197】福島第一原発周辺の住民15万人を30年以上検査へ 原発事故で研究機関 

いよいよフクシマがヒロシマに似てきました。

(転載貼り付け始め)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011051101001011.html
住民15万人を30年以上検査へ 原発事故で研究機関

2011年5月11日 20時42分東京新聞

 東京電力福島第1原発の事故を受け、放射線影響研究所(放影研、広島・長崎市)などでつくる「放射線影響研究機関協議会」が検討している周辺住民の健康検査について、協議会の関係者は11日、検査する住民を約15万人、検査期間は30年以上とする方針を明らかにした。
 協議会は福島県立医大(福島市)を新たなメンバーに加えており、13日に福島県立医大で詳細を話し合う会合を開く。
 検査は原発から30キロ圏内や、計画的避難区域に指定された福島県の飯舘村、川俣町など大気中の放射線量が高い地域の全住民が対象。大規模調査で精度を高め、健康に対する住民の不安を解消するとともに疫学的調査にも利用する。
 検査期間は、広島・長崎の原爆で放射線が人体に与えた影響を調査してきた放影研が目安として30年以上と提案。必要があれば随時延長する。
 4月下旬に福島県立医大の関係者が放影研の施設を視察し、協議会が福島県立医大の加盟を承認した。今後は福島県立医大と福島県が中心になって住民の健康管理を行い、協議会に加盟する放影研と環境科学技術研究所(青森県六ケ所村)、放射線医学総合研究所(千葉市)、京都大、広島大、長崎大の6機関がサポートする。
 放影研の大久保利晃理事長は「住民の不安を取り除くことが最優先。早期に態勢を整え、知識や経験を役立てたい」と話している。
(共同)

(転載貼り付け終わり)

中田安彦さんのtwitterより
(転載貼り付け始め)
本日の東京ビルダーバーグ会議で出た話としては、今回の原子力災害は海外の機関、企業などにとっては実験データの採集であるということ。これは私見だが計画停電からレベル7への急速な意図的な引き上げまで日本国民を実験素材にしたアメリカや国際機関の社会心理学の実験であると断言できると思う。
(転載貼り付け終わり)

東京ビルダーバーグ会議は「飲み会」だそうです。

よっちん 投稿日:2011/05/08 08:44

【196】東京電力福島第一原子力発電所リアルタイム映像

よっちんと申します。

JNNが東京電力福島第一原子力発電所の山側に設置した放送用高感度HDカメラからの映像を、ライブ配信しているのがありましたので貼り付けします。

http://www.youtube.com/user/tbsnewsi?feature=feedlsb#p/l