近代医学・医療掲示板


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伊藤 投稿日:2025/02/28 14:08

【214】御礼

伊藤睦月です。もう先生、的確なコメント、ありがとうございます。私は最初にコメントをくださるとしたら、それは、もう先生だろう、と予想していましたので、素直にうれしいです。ありがとうございます。

 私はあえて、レセプトに記載されているような専門用語は避け、自分の実感だけで書いていましたので、専門家が反応されるかわかりませんでしたが、患者の多くは、私レベルかそれ以下の理解だと思います。

 毎日「お仕事」として、多数の受診者を見られていることは、感謝しておりますが、がんといえば、どうしても前世紀のドラマ等のイメージが強かったのですが、(最近の医療ドラマは見ておりませんでした・・・汗)、例えば告知についても、意外とサバサバして、随分拍子抜けでありました。ことの是非は別として、随分患者フレンドリーになったものだと感じました。

 近藤医師や森永卓郎氏のケースについては、また別の感想を投稿させていただきます。

 それはさておき、こういう場を提供していただいた、副島先生、古村先生、もう先生、学問道場の皆様に、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 伊藤睦月拝

 

 

 

青柳 貞一郎 投稿日:2025/02/27 10:25

【213】伊藤さん体験記の感想

医師のもう(青柳)です。伊藤さんの治療体験記を興味深く拝読しました。病気に関する事を直接診ていない状況で軽々に発言することは本来控えるべきなのですが、医師の忌憚ない意見も聞いてみたいと記しておられることに免じて頂いて医師の立場から感想を述べたいと思います。

先ずは命に係わる状況を宣告されて、真剣に思い悩まれた心情をお察しします。そして結果的に命に係わる「がん」ではなかった事、率直にお喜び申し上げます。医師の立場では毎日このような患者さんに接していながら、自分の事ではない(失礼ながら他人事)として対応してしまうので、どうしても事務的、冷淡という印象を持たれてしまいます。限られた時間で多くの患者さんに接する医師としては、あくまで医学的論理的な思考に終始して全ての患者さんに対応しないと大きな過ちを犯す事を経験的に身に染みて理解しているのでこのような対応になってしまうことを言い訳として申し上げておきます。

詳細に報告していただいた内容を拝見する限りでは、伊藤さんの病状に対して行われた医師達の対応は極めてプロフェッショナルで医学的論理的に適切であったと言う印象を受けます。スキルスの胃がんは画像診断が難しく、胃周囲リンパ節腫大があって、原発が明確でなければまずそれを疑うでしょう。またスキルス胃がんでリンパ節転移があれば余命は厳しい事も医学的には常識です。確定診断として胃とリンパ節の組織検査を行った事も組織診断なしでの治療はあり得ないので医学的に正しいと考えます。リンパ節に癌が見られなかった事、診断に時間がかかった事も病理医とのやり取りや、病理医が誤診がない様、種々の特殊染色を追加して慎重に診断した経過が推察されるので納得が行きます。私もそのようなディスカッションを病理医と良くしていました。

これは進行癌では?と初診時に疑ったけれど結果的にがんではなかった事は私も何人か経験があります。逆にもう助かりそうにない患者さんを初診時に受け持って、最終的に最期までしっかりとお付き合いする結果になることの方が圧倒的に多いので、がんでなかった患者さんを、自信を持ってリリースできるのは医師としては嬉しい瞬間ではあります。

がんを含む病気は個々の患者さんで全て異なります。近藤医師の様に十羽ひとからげに「がんはこうだ!」的な言質で決めつけるのは宗教家が「私を信ずれば全て救われます」と言っているのと同じで臨床家がやることではありません。森永さんについては原発不明癌に免疫治療を行っていて予後がかなり伸びた経過と思いますので、治療としてはうまく行っていた様に思います。私も泌尿器科医として、大学病院では進行癌の患者さんに免疫チェックポイント阻害剤をかなり使いましたが、多発したリンパ節転移が消失して年単位で元気に過ごしている人も複数経験しました。森永さんも書いておられましたが、当分生きながらえる事を神から許されたと考えてより有意義に好きな事をして生きる事が大事かと感想を持ちました。勝手な感想で恐縮です。いくらかでも参考になれば幸いです。

伊藤 投稿日:2025/02/26 09:24

【212】副島先生、私の胃袋は、いまだ健在です!(23)徒労の末に・・・

伊藤睦月です。消化器外科の診察・面談はあっけないものだった。

1ー(1) 主治医:検査の結果、採取した組織からは、がんは見つかりませんんでした。

1-(2) 主治医:ファーストオピニオンで、スキルス胃がんのリンパ節転移、とあったので、調べたがそうでなかった。

1-(3) 逆に、悪性リンパ腫の胃への転移を仮定して、リンパ組織を採取し(最初の手術)、胃組織の採取(最後の手術)をして、検討したところ、がんではなかった。リンパ節は腫れていたが、がんではなかった。ほかに原因があると思われるが、がん専門である当院の範疇ではない。(どういうこと?)

2ー(1)伊藤:今後は、経過観察、ということですか。

2-(2)主治医:いや、そもそもがんではないので、経過観察、ということですらない。定期的な検査も希望されればやりますけど・・・

2-(3)伊藤:糖尿病の定期検査で何か出れば、またお願いすることはできますか。

2-(4)主治医:もちろんできます。がんでなくても診察治療はできます。ここは病院ですから。(わかってますよ・・・)とにかくよかったですね。これでここに来ることも当面ありません。(もう私に関する関心がないことは、よくわかった。やっぱりオタクだ。がんオタクだこの人たちは。)

3 こんなやりとりを10分くらいした後、診察室を出た。そのまま外来の料金を払い、病院を出た。今度来ることがあったら、そのときは、お陀仏だろうな、とは思ったが、何の感慨もなかった。なんかあっけなかった。

4 その足で、かかりつけ医を訪ね、経過報告をした。彼女だけが、妙にテンション高かった。いろいろ薬をためしてみましょう、と言っていた。少しうんざりしたけど、適当に付き合おう。

5 そして、副島先生に結果をメールで報告した。先生からは、すぐに返信があり、おめでとうと言って下さった。

6 そして君も50歳で命拾いしたのだから、残りの人生、ネットに書き散らかしたりしないで、じっくり書き溜めなさい、と激励して下さった。単純にうれしかった。実は、現在65歳(当時)なのだが・・・余計先生のご忠告が身に染みる。

7 今回のことは、あらゆる意味で徒労、面白くない展開、だったが、こうやって、学問道場とのつながりができたことは、人生の痛快事、だ。これからが、楽しみだ。それだけは確かだ。

 以上、でとりあえず終わる。これまで長々駄文をお目通ししていただいた方には、感謝します。今後は必要を感じたら、補足を投稿させていただきます。また、この掲示板は、専門の医師の方も関係していらっしゃると思うので、そういう方々の意見も聞いてみたい。特に近藤誠医師の見解や森永卓郎氏の経過についての検証もお願いしたい。私ではしょせん、門外漢だから。それでも私なりのオピニオンが出てくれば、また投稿させていただきます。ありがとうございました。

以上、伊藤睦月拝

 

 

 

伊藤 投稿日:2025/02/19 09:18

【211】副島先生、私の胃袋は、いまだ健在です!(23)検査をやり直す(その2)

伊藤睦月です。

2 今回の検査は、胃の正面、ヘソの上部三か所に穴を開けられた。

 2-(1)そして、傷跡からして、ヘソの穴からも、胃カメラのような管を通されたらしい。

 2-(2)2か所、1センチほどの横一文字の傷跡があって、そこから、マジックハンドのような鉗子(はさみ)を差し入れて組織を採取したようだ。

2-(3)残り一つは不明。前回のように体液を流す、ドレイン(管)かと思って聞いてみたら、違うという。

2-(4)手術日の2日前に入院。3日目の朝一(前回は夕方)に前回通り歩いて手術室に行き、狭いベッドに自分で横たわって、酸素吸入器を口にして、すぐに気が遠くなった。

2-(5)気づくとまだ、日が高かった。14時くらいか。それからなかなか寝付けず、入眠剤も投与されなかったので、ちょっと不愉快だった。手術としては、前回より、所要時間は短く、スムーズに採取したらしいが、気分は今回の方がよろしくない。苦しいときの鎮静剤を自分にできる範囲で、追加した。そのまま、24時近くまで寝付けなかった。

2-(6)翌朝、目覚めると、気分は悪くなかった。

その日のうちに尿管を外してもらった。前回と違っていたのは、いわゆる「朝立ち」をしてしまった。これには、参った。激痛よりも、看護師に見つかるのが、恥ずかしい気がして、ひたすら収まるのを待つしかなかった。看護師の回診までには、何とか収まった。

2-(7)翌日には点滴を外してもらい、シャワーが浴びれるようになった。土日挟んで、3日後の月曜朝に退院となった。前回5週間、今回1週間。前回は血糖値コントロールのため、長期になったが、検査手術自体は、1週間単位のようだ。両方とも4人部屋。個室は一泊2万円するので、手が出なかった。私以外は、おおむね1週間程度で入れ替わっていった。それについては、また触れることがあるだろう。

2-(8)検査結果は、3週間後。あまり緊張はしなかった。いい加減はっきりしてほしい、という気持ちの方が強かった。そして、消化器外科外来の診察日が来た。

小休止、以上、伊藤睦月筆

 

 

 

伊藤 投稿日:2025/02/18 10:19

【210】副島先生、私の胃袋は、いまだ健在です!(22)検査をやり直す(その1)

伊藤睦月です。泌尿器外来に続き、再び消化器外科外来の診察を受けた。

1 主治医によると、

1-(1)個人的にはがんではないのではないかと考えている。

1-(2)しかし、ファーストオピニオン(最初の診断)では、スキルス胃がん、悪性リンパ腫の疑い、という報告があるので、これを無視できない。

1-(3)また、4月の検査から6か月経過しているので、最新の状況がわからない。

1-(4)そこで、改めて胃部組織、リンパ節組織を採取して、検査をやりたい。

1-(5)検査としては、胃の正面(腹口腔膜?)から穴を開けて採取する。手術は3時間程度。入院は手術の前後1週間くらい。(費用は受診者負担)

2 伊藤睦月です。言いたいことは山ほどあったが、

早計に抗ガン剤を投与されるよりはましだ、とにかく検査を徹底してがんの正体を見極めてほしいと、彼女に話して、検査に同意した。

 3-(1)検査は3週間後。今回は血糖値が安定してきたので、長期の事前入院はせずに済んだ。

3-(2)今回の執刀医は、アスリートではなく、助手の華奢な女性だった。検査手術を終えたとき、「本当に良いモノがたっぷりとれました」とにこにこ笑いながら話すので、かかりつけ医の「オタク」という言葉が頭によぎった。無事でよかった、と心から思った。

小休止。以上伊藤睦月筆

 

伊藤 投稿日:2025/02/10 09:36

【209】副島先生、私の胃袋は、いまだ健在です!(21)スキルス胃がんではない、と言われる(その3)

伊藤睦月です。

3 検査をした、泌尿器科の坊主頭の主治医の説明。退院から1か月半後、9月の半ばのことだった。

3-(1)採取したリンパ組織からは、がんは見つからなかった。PETでは、反応があるが、がんであるか特定できない。

3-(2)最初の病院で「がん」と診断されてから、4か月以上経過している。あなたが「がん」なら、今頃は、「がりがり」に痩せていなければならない。

3-(3)しかしやせるどころか、「ぶくぶく」太っている。(4月体重74キロ、9月79キロ)こんながん患者は見たことがない。がん専門の当病院でも数年に1例あるかないかだ。

3-(4)(それでは、ファーストオピニオンは「誤診」だったのか、と質問すると)誤診ではない。なぜなら、スキルス胃がんの「疑い」、悪性リンパ腫の「疑い」と書いてあったから。(そんなものかね?)

3-(5)とにかく、泌尿器科では、これ以上やることがない。あとは、「消化器外科」の先生が引き継ぐことになっているから、そこを受診してくれ。

伊藤睦月です。これって、体の良い「たらいまわし」ではないか、と思いつつ、消化器外科の外来に向かった。それにしても、「ぶくぶく」とは、ほかに言いようがないのかね・・・(ややおこ)

小休止。以上、伊藤睦月筆

 

 

伊藤 投稿日:2025/02/06 10:06

【208】副島先生、私の胃袋は、いまだ健在です!(20)スキルス胃がんではない、と言われる(その2)

伊藤睦月です。

2 今回の検査手術では、左横腹4個穴を開けられた。

2-(1)その内訳の説明がなかったが、たぶん、カメラ用1か所、切除のためのマジックハンド?で2か所、体液か、リンパ液を流すためのドレイン(管)を入れる穴、だと思う。

2-(2)ほかに左手の甲に、点滴など薬物を入れる管、尿道に管が通っていた。尿道の管は、全身麻酔中につけられたようだ。動くと傷つけそうで、少し気になった。藤河るり『元気になるシカ!』掲載の表紙イラストが正確だ。点滴袋は、スタンドについていて、一定時間が経つと、ブザーが鳴り、看護師が袋の交換にくる。夜昼関係ない。

2-(3)検査手術の翌日には、尿道管が取れた。主治医が処置した。これでトイレに行けるようになり、点滴スタンドをゴロゴロ言わせて、病棟内を歩き回った。

2-(4)ドレイン袋も点滴スタンドについていたが、白く濁っていた。透明にならないと外せないそうだ。外れるまで、3日かかった。外れて、状態がよければ退院だそうだ。3日後に退院した。

2-(5)横腹に開いた穴は、サロンパスのようなプラスターか、防水性の傷パットのようなもので塞がれていた。手術糸ではなかった。したがって抜糸もない。少し拍子抜けした。

2-(6)点滴袋が取れるまでは、看護師が、紙おしぼりで体をふいてくれた。さすがに全身は恥ずかしかったので、自分の手が届かない、背中だけ拭いてもらい、あとは自分で拭いた。点滴袋が取れてからは、共用シャワーを使った。ひげはT字剃刀が使えないので、電気シェーバーを使用した。

3 検査結果に意外と時日を要した。(1か月半くらい)

3-(1)当初、退院までには、わかる、と言われたが、わからなかった。そのまま退院し、何度か引き延ばされた後、9月の半ばに結果説明があった。なんでも、組織採取の際、リンパ節の一部がドロドロになって、胃壁に張り付いていたそうだ。それで、そのドロドロだけでなく、リンパ管の一部も切り取った、という。おいおい、聞いてないよーと思いながら話を聞いていたけど、私の感情が顔に出てしまったらしく、実際組織採取にあたった副主治医(アラフォーくらいの優男、当時医療TVドラマに主演していたニノに雰囲気似ていた。)が、あれこれ言い訳しだしたので、とにかく、確実なことを聞きたい、とだけ言って、連絡を待った。

小休止。伊藤睦月筆

 

伊藤 投稿日:2025/01/31 09:48

【207】副島先生、私の胃袋は、いまだ健在です!(19)スキルス胃がんではない、と言われる。

伊藤睦月です。

1 検査(手術)について

1-(1)手術代は、私の胸囲(100センチ)からすると、狭い感じがして体をよじると落ちそうな感じだった。それに自分で乗り、点滴管、心電図の電極、をつけ、酸素吸入器を口につけられた。看護師が何か話しかけてきて、適当に受けごたえしていると、いつのまにか、意識を失った。

1-(2)突然、体をゆすられ、名前を呼ばれて、意識が戻った。瞼は開けられなかった。なんかうめいていた。「自分、生きてるよね」と何度も口走った。理由はわからない。「ああ生きていますよ」とその都度、医師(副主治医の比較的若手の医師。この人が実際の執刀医)の声がしたが、また気が遠くなった。

1-(3)次に気づいたときは、病室の自分のベッドの上だった。薄目を開けると、点滴管と薬剤の入った袋からぽたぽた落ちるのが見えた。心電図の心音ぽい音が聞こえていた。痛みや吐き気などはなかったが、体を動かすのが怖くて、じっとしていた。看護師と副主治医の顔が見えた。時刻を聞いたら、手術から、3、4時間しか経過していない。15時に手術室に入ったので、日が暮れたばかりか。カーテンが閉められていて、暗かったが、外はまだ明るかったと思う。この時期、福岡では、20時近くまで明るい。目をつぶっていたら、気が遠くなった。

1-(4)次に意識が戻ったときは、周りがばたばたしていた。瞼は開けられないというか、開けるのが、少し怖かった。医師が、耳元で「座薬入れても良いですか」と何回も聞くので、めんどくさくなって「良いですよ」と言ったら、「今から座薬入れまーす」という声がして、肛門回りに異物が入っていくのが分かった。違和感はすぐに消えた。すぐ意識がなくなった。

1-(5)次に意識が戻ったときは、瞼がはっきりと開いた。眠りから覚めたような感じ。頭もすっきりしていた。医師は、私の目覚めに気が付くと、「経過は順調です」といい、痛み止めの追加方法について、説明した。痛みが出たときは、ボタンを押して、点滴に追加投入する。あまり痛さはなかったが、痛み止めが減っていないと、「大丈夫ですか。使い方わかりませんか」と何度も聞いてくるので、適当に追加投入していた。

1-(6)時刻的には、21時くらいだった。思ったより時間経過していない。目がさえた。看護師が、「眠れないでしょう?」と聞いてきたので、「眠れません」と言ったら、「睡眠導入剤入れますか」といわれた。なんとなく不安になって断った。そのまま目をつぶっていたら、いつのまにか眠っていた。あれこれ考えていたけど、内容は忘れた。(続く)

小休止。以上、伊藤睦月筆

 

 

伊藤 投稿日:2025/01/30 10:18

【206】副島先生、私の胃袋は、いまだ健在です!(18)ブレイク:森永卓郎氏の死について思うこと。

 伊藤睦月です。

(1)1月28日に森永卓郎氏が死亡したとの報道があった。彼の政治的バックグラウンドについては、不案内だが、実務経験に基づく、知見には刺さるものがあった。1年くらい前に、「原発不明がん」の宣告を受けたことを公表してから、「遺言」と称して、財務省批判、御巣鷹山の日航機墜落疑惑、がん闘病記などを公にしてきた。私は、財務省批判本しか読んでいない。

(2)がんに関しては、「原発不明ガン」という宣告を受けていたようだ。私も、当初、同じような診断をされていたから、他人事とは思えない。

(3)原発不明ガンとは、転移先のガンは、判明するが、原因となる臓器(原発巣)が特定できない状態をいうらしい。転移先は膵臓だったそうだ。

(4)膵臓と言えば、自分の状態について、副島先生に報告した際、副島先生は、コロナワクチン由来のすい臓がんではないかと、疑われていた。

(5)私は、当時スキルス胃がんのリンパ節転移と言われたが、検査を繰り返した結果、がんではなかった。コロナワクチンは2回打ったが、今のところ、原因ではないようだ。森永氏はどうだったのだろう。コロナワクチンは何回接種したのだろうか。

(6)また、森永氏は、免疫療法(オプシーボ)の投与を続けていたそうだ。健康保険適用外なら、年間数百万の自己負担となる。保険適用でも100万近い。私には無理だが。

(7)免疫療法については、近藤誠医師が生前、その危険性を指摘していた。

(8)免疫療法は、確かに免疫細胞を活性化させて、がん細胞を攻撃するが、同時に正常細胞をも攻撃する、という。コロナの時、「免疫暴走」という言葉を我々素人も学んだことだ。そういう意味では抗がん剤や放射線と同じ。

(9)抗がん剤や放射線は、毒性が非常に強く、その分、危険性が高い。その一方で、免疫療法は、それ自体の毒性は少ない、という。「免疫暴走」をコントロールできれば有効なのかもしれない。一方で、抗がん剤でも、がんの種類、程度によっては、有効なものも出てきているらしい。また、副作用を軽減する処置方法は出てきているようだが、根本的な解決にはならない。(近藤誠『最新がん・部位別治療事典』2020年講談社)

(10)伊藤睦月です。どのガンにどの治療法が有効で安全かは、今後の知見の積み重ねをまつしかないらしい。そんなことって、我々素人には、難しいし、専門医師の「説得」を退けるのは、正直無理だと思う。結局近藤医師のおすすめ通り、病院に行かないのが正解なのか。

それでもまだ、昔よりはましだと信じたい。

以上伊藤睦月筆(次回から、経験談、再開します)

 

 

 

伊藤 投稿日:2025/01/22 11:44

【205】訂正

伊藤睦月です。前回の投稿で、書きそこなったのですが、

1)病院に入っていたのは、すべて「ローソン」でした。

2)それから、手術直前に、手の甲に針と管を入れられた。点滴などを投入するためのものだろう。

以上です。

伊藤睦月拝