「２０９１」　スーパーモデル冨永愛が今から台頭する（第２回・全２回）　２０２３年１０月１１日

副島隆彦です。冨永愛の話の２回目です。

その前に、このあたり２０１１年の３．１１の大地震、大津波と福島原発事故があるんですね。このころ、山本太郎（やまもとたろう、１９７４年－、４８歳）と恐らく３、４年つき合っています。何でつき合ったかというと、お互い格好いいからなんだ。私は山本太郎が「ガッチャマン」か何かに出ていたどうか知らないけれど、「ウルトラマン」なのかどうかね。ああいう番組に出ていて、女の人たちは知っていると言うんですよ。

山本太郎

別に着ぐるみで出ている訳じゃないんだろうから、何とか戦闘隊みたいな隊員の中にいたんでしょう。だから、そういう世界の人たちですから。山本太郎はもう議員になっていますけれども、恐らくまだ小沢一郎（おざわいちろう、１９４２年－、８１歳）の下で修行している感じで、わいわい、あまりべらべらしゃべってない時代ですね。

小沢一郎と山本太郎

このころ何年もつき合っていて、山本太郎から世の中について習っているんですよ。これが大事なんですね。だから、リベラル派の思想を、反自民党の思想をしっかりと冨永愛は勉強しています。本を一生懸命読むんです、文庫とか小説とかをね。この女は馬鹿じゃないんです。３、４年山本太郎とつき合っているということは、世の中の裏側まで知っていますね。政治の裏側とかね。そこが大事なんです。これは２０１７年までの休んでいる間ですね。その後、もう３７、３８歳で世の中全部知っちゃっているから、怖いものは何もないんですよ。騙されることもないんです、テレビ局とか芸能界でね。１８歳でもう世界知っていますから、このことがすごいんです。

あと長渕剛（ながぶちつよし、１９５６年－、６６歳）とつき合っていて、男女関係があると言われているけど。恐らくあったと思うけれども、長渕剛の奥さんは志穂美悦子（しほみえつこ、１９５５年－、６７歳）で凄い女です。志穂美悦子が長渕の事務所の社長ですから、スキャンダルなんか吹き飛ばしたんですね。長渕剛の子分や弟子たちの合宿というのがあって、そこで一生懸命トレーニングさせられたりして鍛えられているんですよ。

演技指導をする長渕剛と冨永愛

志穂美悦子

長渕剛が冨永愛の息子を抱き締めて、一緒に風呂に入って、「俺たちはマブダチだからな」と言って信頼させたという。父親がわりだからなと、そこがよかったんですよ。それがどうも２０１３年の後なんじゃないかと思う。過労で倒れて、子供がぐれないようにしなければいかんと思ったときですね。まだ小学生ですよ。休んでいる間ですね。そこが大事なんですよ。だから、休んでいたのが偉かったんですよ。
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=aQvtRpu9Brk
冨永愛の孤独を男・長渕剛が救った　独り舞台『Ai 愛なんて大っ嫌い』会見

それで仕事に戻るんだけど、パリコレに戻ったのが２０２０年ですからね。もう３８歳ですから、普通モデルとしてはもう引退もいいところで、体が崩れて、顔も崩れるに決まっているんです。ところが、冨永愛の偉さは、１８歳のときから体型も顔つきも全く変わってないんだそうです。食事も徹底的に訓練して、だから大好きなラーメンも年に２回しか食べないというのは、女たちにとっては衝撃的な言葉でね。我慢に我慢ができる。つまりスポーツ選手がウエートトレーニングできるぐらい厳しい訓練を、きっと自分に与えているんですよ。美しさに対する徹底的な訓練を怠らない人なんですよ。

確かに持って生まれたものが大きいからすごいんですけどね。だから、美容整形なんか絶対しません。このことの凄さなんでね。美容整形なんかする女は馬鹿に決まっている訳で、後で顔が崩れるに決まっている。やっぱり女というのも、賢い女と馬鹿な女の区別がしっかりとここで分かれるのね。なぜなら冨永愛は１８歳で世界水準を知っちゃったから、愚かなことはもうできないんですよ。裏の世界も見ている。

ニューヨークやパリのファッションの世界の恐ろしさといったら、ファッション界にいる男たちはみんなゲイですからね。全員ゲイ、同性愛者ですから、女にそんな興味を持たない訳ですね。そうすると、きっと女たちと対等なんですね。女の世界に入り込んできているような男たちだから、いろんなことを教えてくれたと思う。だから、変な毒され方をしていない、世界水準の人間なんですね。

そこが彼女の良さで、かつ日本政府もちゃんと分かっていて、日本政府の広報係みたいなところで使うし、もうその前にディープステート側のいろんな仕組みの中に入っているはずなんですよ。だから、恐ろしい目にも遭っているはずなんです。秘密結社の集会に出たと思う。そうじゃないとあの態度はとれないんですよ。だから、この人は秘密結社のパーティーを知っているんですよ。映画「アイズワイドシャット」（１９９９年）のシーンみたいな世界を、連れていかれてたくさん見ているんですよ。それでも、山本太郎と帰ってきてからつき合っていたのが非常に偉い。子供をぐれさせなかったというのがね。

「アイズワイドシャット」

去年、息子のデビューというのがあって、これがすごいんだ。息子と２人並んでいて、息子は１８８センチある。２人で何を言うんだろうと思ったら、「僕はこの体をお母さんからもらった」と言ったんです。この息子は偉い。「お母さんを尊敬しているんだ」と言う。「でも、これ以上くっつくとおかしい関係になりますから」とか言って笑っていてね。息子はなかなかしっかりしていて、横でじっと息子を母親が見詰めているんですよ。母親の目なのね。この母親の目がまたすばらしいんですよ。だから、これまでの芸能界とは違うんですよ。家族と切り離されて、自分だけがファッションアイコンで、自分たちが幻想を国民に売っているという時代は終わったんですよ。もう親子で出てきておかしくない時代で、ただ子供自慢なんじゃなくて、子供は子供でしっかり自立して、自分で仕事をして生きていけとなっている。
https://www.youtube.com/watch?v=UlmMwWfdDiA
【冨永愛の息子・章胤17歳】身長188cm 親子初インタビューで夢を明かす

それが芸能人たちは、子供たちがまた芸能人になる馬鹿が山ほどいますからね。８割９割は大失敗するわけで、１割ぐらいは生き残っていても親の七光りと言われて、本人たちも大したことはなく終わるわけです。そういうような息子、娘、テレビ局とか電通みたいなところとかにいっぱいたまり込んでいる。大企業の息子、娘もね。ごみの山なんですけどね。こんなやつらと自分をしっかり区別つける力を持っていてね。

だから、冨永愛は苦労してはい上がった人間しか信用しない。山本太郎だって中卒みたいな、母子家庭の男ですからね。土屋アンナ（つちやあんな、１９８４年―、３９歳）というのも、苦労している女らしい。友達でね。冨永愛といま同格なのが、身長が５センチ低い１７５だけど、森星（もりひかり、１９９２年－、３１歳）という女と一緒に動いているようで、この２人でファッションモデル、後進を育てる会社「Crossover」をこの間つくりました。

土屋アンナと冨永愛

冨永愛（左）と森星

Crossover所属の冨永愛、森星、UTA（俳優・本木雅弘の長男）

そこには企業からのいろんな資本が入っていると思う。企業も冨永愛みたいな女は使いやすい訳ですよ。しっかりしているから。世界基準を知っているということのすごさが、日本人はよく分かってないんだ。日本レベルのこういう芸能界の時代はもう終わっているんですよ。

言っては何だけど、この間のティファニーのハイジュエリーのショーでは夏木マリ（なつきまり、１９５２年－、７１歳）も出てきていたかな。彼女なんかは体格よくて、踊りも踊れて、日本のソフィア・ローレン（）みたいな女だったんだけど、それでもやっぱり１７５センチぐらいもなくてね。すらっとしている、１７２，１７３センチはある、日本で一番のようにも見える米倉涼子（よねくらりょうこ、１９７５年－、４８歳）でも、並んで立つと、やっぱり格がはっきり出てしまうのね。だから、ほかの女優たちも並んで写真撮られたくないという時代にもう入っていますよ。もうはっきりしていると思う、今は。ほぼ決着がついたんだと思う。

夏木マリと冨永愛

米倉涼子と冨永愛

これは女たちが女たちだけの世界で、ファッションモデルの洋服の世界で、女たちの噂をしている問題とは別個です。副島隆彦が今からこの世界に切り込んでいったら、恐ろしいぐらいのことを言いますからね。女ども覚悟しろよ、本当に。女の世界に男が入ってこられる訳がないと思ったら大間違いで、今から恐ろしいことを、冨永愛を先頭に立てて言うようにしますからね。それが私の戦闘宣言なんですよ。だから、もう日本のくだらない芸能界なんてやめろ。電通と一緒に滅びろ。テレビも滅びるんだ。新聞が滅び、テレビが滅び、出版社が滅んで、スマホの時代が来ちゃった以上、後戻りはできないんだということです。

じゃあ、のっぽで背が高ければいいのかという話だけど、World Valuesなんだからこれは仕方がないんですよ。だから、恐らく中国もね。私は「掘り出し物」という言葉をあえて冨永愛に使うけど、神奈川県の山奥から掘り出し物で出てきたんだと。一品物でね。昔のアイドルたちは、埼玉県とか千葉県から掘り出し物が出ます。

芸能人は九州出身が多いと言われてきました。そんなことない。多くない。それは蒲池法子、松田聖子（まつだせいこ、１９６２年－、６１歳）がどうのこうのという話で、そういう訳にはいかないんだ。それで芸能プロダクションに入ってアイドルデビューというけど、コマーシャルで大企業が使う訳ですね。昔のアイドル発見みたいな、いろんな化粧品とかチョコレート会社の宣伝から出てくる女たちの時代はもう終わっているんですね。やっぱりパリコレを中心にディープステートがあるし、世界体制ができているから、それと闘っていくためにはそこの構造全体をのっとっていくしかないんです。

松田聖子

だから、中国の奥のモンゴルの平原やら四川省の山奥から、中国人は肉食していますからね。四川省はだめなんだ、ちびころが多いんだ。もっと北のほうで、背の高いのがいっぱい群れるんですよ。北朝鮮もそうです。韓国と北朝鮮の違いは、北朝鮮は背が高いんです。女も男もすらっと。それで足が長いんです。だから、そういう女たちが今から山ほど掘り出し物で出てきますから、こうなったら鉱物資源と一緒です。レアメタルなんです、これ。本当のレアメタルの最高級、レアな商品なんですね。出てくるからしょうがないんですよ。

中国の女性モデルたち

モデルさんはスポーツ選手と一緒で、別に言葉はできなくていいですからね。強けりゃいい、速けりゃいい。女優だったら美人ならいいという基準です。美人の基準はどんどん変わって、私はモンゴル、ウランバートルに行ってびっくりしたのは、モンゴルの女優や俳優はいかついんです。本当にいかつい顔をしていて、目がとんがっています。本当にいかついんです、びっくりするぐらい。そこは日本や韓国、台湾が欧米白人、金髪モデル、金髪女優にずっと負け続けて、１００年間劣等感の中で、真似ばかりして生きてきたのとは全然違うんですよ。そういう時代がもう始まったんです。

冨永愛がその橋渡しをしていく女なんですね。日本代表ですから、ほかに並べ比べられるのはいません。冨永愛は山本太郎から習っているから人種差別もしないし、自分たちがアジア人だということもよく分かっている女だからいじめないんですよ。中国差別もしないですからね。

ということは、今はやっぱりディープステートが中国差別をやっていて、特にハリウッドはもう酷いですね。笑い話になったのは、今度また「人魚姫」を大作にして、「アナと雪の女王」の次に「人魚姫」でやろうと思ったら、黒人の人魚姫にしちゃった。「リトル・マーメイド」がそうです。

口がピンク、赤い口紅なんだけど、肌が黒い。中国人からブーイングの嵐を食らって、「馬鹿じゃないか、おまえら」と言われて、ついにディズニーも終わりですね。だから、ハリウッドはもう終わっているんですよ。

本当にインドが駄目なんです。インドはボリウッドとか言われて、インドの映画の産地があるんだけど、インドの北のほうは顔が案外白いんだけど。南のドラヴィダ系のがちゃ歯の人たちと違って、ほとんど白人だと自分たちのことを思っている。インド人がいくらすらっとしたのがサリーを着て出てきても、やっぱりもうだめだと思う。インド人のモデルですらっとしたの、いないんです。不思議なことに。私が知らないだけかもしれませんがね。

あと、１９８０年代から２０００年くらいまで南米系、中南米がすごかったんです。その代表がナオミ・キャンベル（Naomi Elaine Campbell、１９７０年－、５３歳）で、サイボーグみたいな女たちで、背も１８０センチあって、肌は浅黒くて、人種はただの白人じゃないんです。東欧系から、アングロサクソン系から、フランス系までまざっていて、フランス系がカリブ海の島々に進出していますからね。マルティニーク諸島からどこからね。だから、フランス系がまざった上に黒人がまざっていてという、ブラジル型混合人種ですね。男でいえば、タイガー・ウッズ（Tiger Woods、１９７５年、４７歳）がそうなんですね。

ナオミ・キャンベル

タイガー・ウッズ

こういう混合人種の育ってきた南米系がもう負けていますね。人材払底というか、きっとこれ以上出てこられないんですよ。それは南米も没落しているということは、やっぱり東アジアが中国を中心にもう伸びますよ。今は差別されているけど、冗談抜きで次は身長１９０センチですね。女は１０センチのハイヒールを履きますから、ちょうど２メートルです。２メートルの女たちの競争の時代に入ります。そんなことはない、そこまで行かないよと言うけど、そんなことはないことはないんで、そうなるんですよ。それがWorld Valuesだから。そのことの恐ろしさをみんなが自覚してないから、私がお灸を据えてやろうと思ってね。

冨永愛の写真べたべた張りますけど、すらっとして、顎とんがっていて、かつてのオードリー・ヘップバーン（Audrey Hepburn、１９２９－１９９３年、６３歳で死）のすごさをね。オードリー・ヘプバーンもアイシャドウでわざと目をとんがらせましたからね。その感じを、黒いターバンみたいなものを巻いて、黒のドレスでさらっと。これが１９０センチで出てきたら、もうかなわないんですよ。

オードリー・ヘップバーン

横にいる男のほうが引け目を感じてね。ドナルド・トランプ（Donald Trump、１９４６年－、７７歳）大統領でも１８５センチぐらいですから、靴を履けば１９０センチだけど、勝てないような時代が来ていて。例えばアルマーニのショーなんかの１０年前２０年前の写真を見ると、最後に出てくるジョルジョ・アルマーニ（Giorgio Armani、１９３４年－、８９歳）がちびなんですよね。１７５センチぐらいしかないだろうから、周りのモデルがハイヒールを履いたら１９０センチですからね。とてもかなわないという時代がもう来てしまっているので。身長規制というのが生まれるかどうか知らないけれども、規制できないはずなんですよね。

ジョルジョ・アルマーニと女性モデルたち

痩せ過ぎ問題も出てきましたね。二の腕が痩せ過ぎているのはいけないというのがあって、痩せ過ぎ問題は本当に出ていると思う。だけど、冨永愛ぐらいがちょうど一番きれいでね。それでも、冨永愛もこの問題で出られない時があったと聞きました。太らなきゃいけないんだ、ちょっと。太るのは簡単だからいいんですよ。それで体型を保っていくということです。

冨永愛がWorld Valuesで出てきていることの重要性がものすごくあって、まだまだ仕事すると言っています。赤ちゃん、２歳ぐらいの章胤を抱いてファッションショーに出ているんですね。これをほかの人がやったかどうか、私は知らない。本当に希有なケースだと思う。

「私は子供を抱いて出ます」と本人が言ったんだと思う。それならそれでいいよ、洋服をつくってあげるよと。冬のファッションでしたけど、２歳ですよ。ということは２００７年のパリコレですね。パリコレで子供を抱いて、下に引っ張っているんじゃないですよ。歩かせてない。抱っこして出てくるわけね。保護者みたいな感じでね。装身具の一部として。これが偉いんですよ。冨永愛の偉さは、そういうことをする偉さなんですよ。アイデアを出してね。しっかり判断力を持っているんですね。

ファッションショーでの冨永愛と章胤

それで、お母さんの目で息子をじっと見ているのね。息子を死ぬほど愛しているんだけど、息子がちゃんと成長しますようにと。息子の顔はちょっと穏やかな顔で、男の俳優たちの顔とは違うんだけど、とにかく顔が小さくて１０等身なんだって。ということは、男の俳優たちも今度は冨永章胤に負けるという時代が来るんですよ。横に並んだら、ちょっと勝てないなみたいなね。木村拓哉（きむらたくや、１９７２年－、５０歳）でも、もう勝てないみたいな時代がきっと来ているんですよ。そこを敏感に察知するかどうかなんだ。

冨永章胤

木村拓哉が２０１９年のテレビドラマで、「グランメゾン東京」というのがあったんだそうです。この中のあいのこさんのモデルの役があって、ほぼ主役だと思うけど、木村拓哉の恋人役に冨永愛を選んでいるんですよ、４年前にね。最高水準のやつがちゃんとよく分かっていて、嫉妬とかねたみとか、足引っ張るとかという変なことをする人間は、それだけで本人の性格が曲がっていきますから終わりなんですね。

冨永愛と木村拓哉

もうこれぐらいにしますが、冨永愛がおもしろかったのは、たった一言。これ一番特徴的なんだけど、「モデルになるにはどうしたらいいんですか」って女の子が質問したら、「DNAです」とはっきり言い切ったのね。「遺伝子です。持って生まれたものです。生まれた時から身体的特徴に恵まれている人間でなければ、モデルにはなれません」とはっきり言い切ったんですね。たった一言で「DNAです」と。この言葉に打ちかつものはないんですよ。いくら理屈とか何か言ってもだめなんですね。

モデルというのはマネキン（mannequin）と昔から言われて、マネキンというのは人体と訳すんだけど、服飾デザインのときに人型の、本当は紙なんだけども、紙でできていた、パピエマルシェ（papie mache）と言うんだけど、パピエマルシェでできている人体ですね。それに洋服を張りつけて、布を張りつけていって、人型でつくるんだろうけど。マネキン、レイフィギュア（lay figure）とか言うんだけど、ダミーですけど、それと同じ形をしている人間たちにすぎないんだけど、このモデル業で広がっていって世界水準まで行った。そこが偉いと同時に、運命でもあると。運命と遺伝子は変えられないということですね。これで終わります。

（終わり）

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