「1637」  アメリカ大統領でトランプが勝利してから私がアメリカ大統領選挙について書いた、「重たい掲示板」への投稿を載せます。副島隆彦 2016年11月22日 

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 副島隆彦です。今日は2016年11月22日です。
 ここから載せるのは、2016年11月8日にドナルド・トランプが次のアメリカ大統領選挙に決まったあとに、「重たい掲示板」について書いてきた文章です。以下にまとめて載せます。

副島隆彦 拝

(貼り付けはじめ)

 [2054]安倍晋三が、トランプに朝貢(ちょうこう)しに行った件の裏側。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2016-11-19 05:11:20

副島隆彦です。 今日は、2016年11月19日です。

 いよいよ 明日(20日)は、鳩山由紀夫元首相を、お招きしての私たち、学問道場の会員定例会(自力の講演会)だ。鳩山・小沢政権を、2010年に、謀略で、打ち倒した、者たちと、アメリカのCIAどもへの 私の怒りは今も深い。

 鳩山氏は、今は「東アジア共同体運動」をやっている。これは、私たち学問道場が、掲げる理念である、「アジア人どうし戦わず」(今、この書名の、共同研究の本を私たちは作りつつある)と完全に一致している。

 さて、あまり、以下のことはくだらないことだから、急いで書きたくはないが、今後に響(ひび)くので、書いておく。日本の謀略政治の親玉である 安倍晋三首相 (よごれ政治家の三代目のボンボンで、ずるく立ち回る)が、へこへこと、NYまで行って、ドナルド・トランプ次期米大統領に会った。

 これは、属国の王(ナショナリスト)が、次の皇帝(インペラトーレ)に、ご挨拶=御礼(おれい)=臣下の礼 =朝貢(ちょうこう、tribute トリビュート)をしに行った。

 こういう、無定見のスリ寄りが出来る自分は、「柔軟な考えが出来る、優秀な民族指導者(ナショナリスト)だ」と、安倍は、自分で自讃(じさん)している。 まだ公職にない人の、個人の家に、一国の首相が、堂々と会いに行く(公式の会談ではない、と言い訳しても、ちょっと問題だろう)ということを、やってしまった。世界基準からしたら、驚くべきことだ。

 自分が、かなぐり捨てた、昨日までの、自分への助言者(=自分の飼い主。アメリカのネオコン、Moonie 勢力 )たちへの、自分の裏切りが、このあと、自分にどのように降りかかるかを、今のうちから考えておくべきだ。

「なによりも日本の国益(ナショナル・インタレスト)が大事だ」とか言って、己(おのれ)の内心の屈辱感もかなぐり捨てて、こういうことが平気で出来る人間だ。バカボンボンの三代目、というのは、こういうことをする。

 ここの会員たちは、私が下 ↓ に書いた、 [2051]番 「 ヒラリー は、必ず逮捕、投獄される。 そして、不正選挙が行われていた。」(2016年11月17日)を、再度、しっかり読んで下さい。こっちの方が重要です。

(転載貼り付け始め)

(副島隆彦注記。 昨日の朝の9時前のNHKで、「今、会談は終わった」 と言ったから、会談は、現地で、午後5時20分から午後6時50分までだったろう。日本時間の、11月18日 午前7時20分から、8時50分だ )

〇 「安倍首相「信頼築けると確信」=トランプ氏と初会談―1時間半、再会で一致 」

時事通信   2016年11/18(金) 9:13配信

安倍晋三首相(左)は17日夕(日本時間18日朝)、米ニューヨークでトランプ次期大統領と初の会談を行った。この後、首相は記者団に「信頼関係を築いていけると確信の持てる会談だった」と述べた=内閣広報室提供

 【ニューヨーク時事】安倍晋三首相は17日夕(日本時間18日朝)、米ニューヨークでトランプ次期大統領と初の会談を行った。

 この後、首相は記者団に「胸襟を開いて率直な話ができた。信頼関係を築いていけると確信の持てる会談だった」と指摘。その上で、再会談を行うことで一致したことを明らかにした。会談の具体的なやりとりへの言及は避けたが、日米同盟の重要性や環太平洋連携協定(TPP)の意義などについて説明したとみられる。

 会談は、マンハッタンの「トランプ・タワー」にあるトランプ氏の自宅で、予定より30分長い約1時間半行われた。日本側は首相と通訳だけで臨み、トランプ氏側は長女イバンカさんらが同席した。就任前の次期米大統領と日本の首相による会談は異例。大統領選勝利後、トランプ氏と外国首脳の会談は初めて。

 首相は「大変温かい雰囲気の中で会談を行うことができた」と説明。「2人の都合の良いときに再び会い、より広い範囲で深く話をしようということで一致した」と述べた。

首相は「私の基本的な考え方は話をした」と明言、日本の立場を説明したことを明らかにした。ただ「今回は非公式の会談なので、中身について話すことは差し控えたい」と述べるにとどめた。

 トランプ氏は選挙戦で、在日米軍駐留経費の日本側全額負担や、日米安全保障条約に定められた対日防衛義務の放棄と受け取られる発言をしてきた。これについて記者団から会談での印象を問われた首相は「同盟は信頼がなければ機能しない。トランプ氏は信頼できる指導者だと確信した」と強調した。

 首相としては、大統領就任前の会談という性格を踏まえ、今回は政策面での突っ込んだ意見交換より信頼関係の構築に主眼を置いたとみられる。 

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 安倍は、記事にあるとおり、「トランプ氏は信頼できる指導者だと確信した」
” I have great confidence in him . ” と世界に向かって言うことで有頂天になっている。 この英文の方が、始めに出来ていて、これを世界向けに発表する。 日本国民向けに、日本語で、何を言ったかは、あまり問題ではない。 記者会見用に、すでに出来上がっている官僚の外交用の作文を、自分の言葉として話すふりをするだけだ。

 外国向けには、こういうことになる。 「私は、主要国の首相として、初めて、怖々(こわごわ)と、トランプという猛獣に近寄って見ましたが、皆さん、安心して下さい。この猛獣は、私たちに、いきなり襲いかかったりしません。大丈夫なようです」と、探検隊の 猛獣の洞窟からの報告のような感じだ。

 自分が、世界中の属国の王としては、一番のぶっちぎりで、トランプに、忠誠を誓いに行った、ことを、安倍晋三は、恥だとも何とも思っていない。周り(国際社会)および、アメリカ人たちから(本当は、ほとんど相手にされていないが )、どのように思われてるか、を知らない。知りたくもない。

悪代官(あくだいかん)にスリスリとすり寄るワルの越後屋(えちごや)に、悪代官が、「おぬしもワルよのう」と言われて、ふたりでニンマリしているだけだ。みっとも無い限りである。こんなのを、外交というのか。

 この会談のお膳立てをしたのは、すべて ヘンリー・キッシンジャーだ。日本政府が、キッシンジャーに懇願して実現した。数日前に、政府特使の審議官の何とかという官僚を、送っていた。 キッシンジャーが、すべて根回しした。

だから、トランプタワーに、安倍が、はいる直前に、93歳のきつい体を押して、キッシンジャーが、トランプタワーに入っている。「ドナルド。日本人を安心させてくれ」ということで。

(副島隆彦、加筆。 2016年11月20日、午前3時。私は、ふっと目が覚めて、気づいたのだが、こういうことは、あまり書いてはいけないのだろうが。やっぱり、ここに書く。キッシンジャーに、日本政府は、内閣官房機密費=領収書が要らない=から、2億円(200万ドル)払ったのではないか。

 それを、キッシンジャーが、半分やるから(「君の取り分だ」)、と トランプに渡したはずだ。 日本の内閣官房機密費は、70億円ぐらいある。こんな安い金で、アメリカの超大物たちを、買収できるのだから、安いものだ。
本当に、日本人は、こういうことをするのだ。現実の政治の世界というのは、こういうものだよ。 私は、もう、何でも書くぞ。それが、世界人民のためだ。 副島隆彦、加筆終わり ) 

 キッシンジャーからの助言に、トランプが、“ Oh, I see . “ 「オウ・アイ・シー」「ヘンリー、分かった。(そうする。あなたの言うことだから聞くよ)」で、「それで、なんと言えばいいんだ」で。

 “ ( You have ) Nothing to worry about . “ 「ナッシング・タ・ウォオリー・アバウト」「 日本は、何も心配することはない(うまくやって行ける)」と言えと、キッシンジャーに言われて、そのまま、 そのとおりトランプは、安倍晋三に言った。「日本は、何も心配することはないぞ」と。たった、これだけの事であって、他には、何も話していない。 

 安倍は、「日本の立場を、トランプ氏に、しっかり説明してきた」と言ったが、相手は、何も聞いていない。適当にあしらっておけばいい、という対応だ。

 これで、安倍と日本人(の上の方のやつら)は、ニコニコで、ほっと一安心だ。なんという、敗戦直後の、13歳の少年(ティーンエイジャー)並みの、ワンころ、チンころ並のままなのだろう。

 「安心しなさい。何も心配することはない」と、言われて、有頂天になって帰ってくる。 ニューヨークでは、日本から、モルモット(という実験用のネズミ)首相が来るそうだ、と言われていた。

 日本人形(5万円ぐらいか?)を安倍は、お土産に持って行ったそうだ。娘のイヴァンカに、安倍が、ガラス・ケース入りの博多人形を持っていったのだろう。イヴァンかは、“ Thank you . ”「サンキュー」と一言言って、受け取っただろう。

それから、トランプには、「数十万円する 本間ゴルフ のドライバー」をお土産に持って行ったそうだ。本間ゴルフのドライバーは、私、副島隆彦も、下手くそながら、使っている。本間ゴルフだけが、東南アジアの手足の短いおじさんたちには、ぴったりのゴルフ・クラブだ。 

トランプの日本語通訳は、昔からの不動産業者で、中華系の人間(華僑だろう)で日本でも育った日本語が出来るやつだ。

 トランプは、このきんきらきんの黄金の間と、そこから見渡せる、NYの輝く摩天楼の夜景を安倍にずっと見せて回っただろう。 すべては超(ちょう)成り上がりの、成金(なりきん)の商売人のやる手だ。これで、面会者の度胆(どぎも)を抜く。

 安倍は、記者会見で、「会談がうまくいってホッとした 」といった。お前のような無定見人間の、自分よりも強い人間には、スリスリとすり寄ってゆく、その浅ましさを、日本人は、自分の中にある、奴隷根性だと、皆で噛みしめるべきだ。

「日米同盟は、最優先であり、揺るぎなく・・・」とは、「帝国・属国の関係を大事にします」ということで、日本は、アメリカ帝国に、この先も、べったり付いて行きます」という、 哀れな、惨めな、属国の首長(これを、帝国のエンペラー=インペラトーレ に、這(は)いつくばる、属国の王で、ナショナリストという)の姿そのものだ。

私、副島隆彦が、30年掛けて築き上げてきた、「属国・日本論」の如実の実現だ。その有り有りとした顕現(けんげん)だ。 日本人も、支配層から一般国民まで、今や全員、そう思っている。ここでも、副島隆彦の勝利だ。

「よかった、よかった。安倍首相は、よくやっている。日本は、これで安心、安全だ」と、やや、内心の不興(ふきょう)を押し殺しながら、みんな思っている。 情けない日本の姿だ、と、微(かす)かに思うが、「これが、日本の生きる道だ」と、全員で、アメリカ帝国に這いつくばる。

「安倍ちゃんは、よくやるよ」の「よくやるよ」には、軽蔑が含まれていることを、安倍と周辺は、知っているべきだ。 

 激しく噛みしめる屈辱感 と、死ぬほどの懊悩(おうのう)の中にしか、本当の政治はないことを、お前たちは知っているべきだ。理解力の無い韓国国民の前に、真面目に項垂(うなだ)れている、朴槿恵(パククネ)大統領の中に、本当の本物の政治家の姿があるのだ。

 彼女の父親の朴正煕(ぼくせいき、パク・チョンヒ。日本の陸軍士官学校卒だ)が、韓国を豊かな国にした。韓国民が、一番、尊敬しているのは、韓国を復興させた朴正煕だ。 彼は、自分の引退の花道に、「韓国は、自分で自分の国を守るために、核保有する」と計画して、それで、アメリカに、1979年に、殺された。
K-CIA (韓国CIA) の幹部(長官)が、4人だけの宴席で、突然、朴正熙を射殺した、ということになっている。

 アメリカと「特別な二国間関係」であるはずの、イギリスの メイ首相からの、当選のお祝いの電話に対して、トランプは、“ Call next , May “ 「また、(そのうち)掛け直してくれ、メイ」 と言って切ったそうだ。

 同じ、英語(を話す)国民で、19世紀の大帝国のイギリスと、20世紀の大帝国の アメリカとの 特別な関係は、なくなって、落ち目のイギリス(ロスチャイルド家も落ち目だ)は、「英米も、ふつうの国家関係」に落とされてしまった。

 選挙の最中に、トランプの悪口を、さんざん言った、ボリス・ジョンソン英外相などは、どうやって、トランプと口をきいたらいいか分からなくなっている。同じ英語国民どうしだから、何を言ったか、正確に、お互い、筒抜けになっている。 英独立党(UKIP 、ユーキップ 民族主義右翼政党 ) のナイジェル・ファラージュ(おかまちゃんである。英議会の議員の5分の1は、おかまだ)

と、トランプは、とっても仲良しで、ファラージュが、トランプの応援演説にも駆けつけている。ファラージュから、津ランプは、イギリス政界の裏側のことは、何でも聞いて知っている。

 かつ、6月だったか、トランプは、スコットランドに行った。そこで、老舗(しにせ)の古式ゆかしいゴルフ上を買収して、オープニングの記念式典をやった。そのときに、ルパート・マードック(オーストラリア出身の新聞・メディア王。スコットランド系。アメリカのFox channel も持っている。FOX の援護射撃で、トランプは勝った)と親しく、バグパイプの演奏を聴いていた。 

 トランプの母親は、スコットランド移民だ。だから、彼女を、このときも連れて行っている。そのことを、スコットランド人、およびイングリッシュは、よく知っている。

トランプ当選(勝利)に対して、リスクヘッジ(保険を掛ける)をして置かなかった国の政府は、困り果てている。「どうせ、グローバリストのヒラリーが勝つ、と決まっているんだ。我が国は、その言うことを聞けばいいんだ 」と、安易に考えていた。トランプの出現、台頭に嫌悪感を示していた、ヨーロッパの各国の首脳たちの、歯切れの悪さが、一番、おもしろかった。 NATO のドイセンベルグ事務総長たちは、どんどん辞任、解任されるだろう。

ヒラリーは、どうせ、ブタ箱(jail ジェイル)入りだ。この仕事は、NYの検事長あがりで、市長をずっとしていた、老練なルディ・ジュリアーニにやらせればいい。ニュート・ギングリッチ(元下院議長)とジュリアーニがトランプに付いているから、アメリカ政界も、官僚どもも、いい加減な動きは出来ない。今や、合計で4千人の、ワシントンの各省の幹部たちの、ひとりひとりの言動に、自分自身の首がかかっている。

アルルくんが、言っていたが、トランプは、さっそく、NYから指令を出して、まだ大統領でもないのに、ワシントンのロビイストたちは、一切、ロビー活動(利権あさり、産業界、圧力団体の根回し業)をするな、させない、と命令を出したらしい。かれら汚れたロビイストども(元下院議員ととか、官僚だった者たち)一万人ぐらいが飯の食い上げになって、失業する。

「議会は、マイク・ペンスに任せておけ」 だ。ペンス次期副大統領が、一昨日、ジョーバイデン副大統領と、引き継ぎの打ち合わせをした。「TPP(の廃案)も議会の仕事だ」と。

日本には、アメリカのニューズの受け売りで、「トランプ政権への政権移行(トランジション)チームの中で、内紛」とか、書いているが、実際は、トランプと、キッシンジャーのふたりで、何でも決めているのだ。 

 キッシンジャーが、「ドナルド、外交の人事は、こうやってくれ」と言ったら、トランプは、「分かった、そうするよ」と言う。ここが分からなければ、「政治を見る目」の無い人間だ。

 私、副島隆彦が、この5月22日に、アメリカの最高権力の動きの、この大きな構造体を見破った。「トランプ大統領と アメリカの真実」本に書いた。トランプが、5月17日に、ヘンリー・キッシンジャーに「ドナルド、ちょっと来てくれ」と、同じ、NYのアッパーイーストの自宅に呼ばれた時に、まだ存命の、”実質の世界皇帝”のデイヴィッド・ロックフェラーの支持をもらったから、だから、トランプの勝利は、この時、決まったのだと、私は、はっきりと書いた。 だから、日本では私の勝利だ。

 トランプの閣僚人事のことは、追って、追々、書く。

 トランプタワーからの、ニューヨークの綺麗な夜景を見せられて(これだけだ、他には何も中身はない)、ご満悦の安倍晋三は、自分自身の、「汝(なんじ)の時(とき)は、数(かぞ)えられたり」にまだ気づいていない。

副島隆彦 記 

=====

[2051] ヒラリー は、必ず逮捕、投獄される。 そして、不正選挙が行われていた。

投稿者:副島隆彦 投稿日:2016-11-17 14:48:03

副島隆彦です。 今日は、2016年11月17日です。

 始めに。トランプは、必ず、ヒラリー・クリントンを、逮捕、投獄して、裁判に掛ける。
このように、はっきりと、私は、副島隆彦は、予言しておきます。

 今の、この時点(11月17日)で、私、副島隆彦が、改めて日本国民に向かって言って
置かないといけない。「ヒラリーさんは、選挙に落ちたんだから、もう、許してもらえるんじゃないの」と、甘い考えを言っている者たちは、生来の弱者(じゃくしゃ)で愚か者だ。

 あるいは、愚劣極まりない、グローバリスト globalist 「地球支配(しはい)主義者」
の手先で、安倍晋三の子分たちだ。

 今からでも、私が書いた『 (We must )Lock Her Up ! ロック・ハー・アップ !
ヒラリーを逮捕、投獄せよ』(光文社 、2016年10月10日刊)を買って読みなさい。
 そこに全部、これからの手続きとか、訴因(そいん)=起訴理由(きそりゆう)とかを私が細かく書いている。

 11月15日に、トランプ次期大統領は、CBS (今は、MSCBS と名乗り、ビル・ゲイツのMS マクロソフト社が親会社のようだ)の 60minutes 「 シックスティ・ミニッツ」という調査報道(インヴェスティゲイティブ・ジャーナリスト)の看板番組に出て、

「私は、彼女を傷つけたくない。 傷つけたくない」 ” I don’t want (to) hurt
her .” 「アイ・ドン・ワナ・ハート・ハー 」 と 2回言った。 「あー、トランプ
さん、いい人だ」とアメリカ人たちでも、ほっとしたかもしれない。

 だか、その時の、トランプの 表情の奥には、例のあの、ベロッと、舌なめずりする爬虫
類の獰猛さが、あった。私、副島隆彦は、それを見逃さない。 甘ちゃんの、一般人間ども
(日本のメディアや有識者と称する 脳タリンたちを含む )は、黙って遠くの方からこの恐ろしい政治ドラマを、じっと見ていなさい。

 さて、今日、私が、どうしても 書いておかなければいけないことは。私は、これを、11月9日の大統領選挙の投票結果が出たあと、ずっと、やっている。

 それは、どうも、ヒラリー勢力は、 不正選挙の 違法、犯罪、集票マシーンを動かして、実際にやったようだ、という ことの 徹底的な調査だ。選挙結果の発表から一週間がたった。

 米大統領選挙では、やっぱり 不正選挙( rigged election リグド・エレクション )が行われていた。 この不正選挙の別名は、違法な集票マシーンの作動(voter fraud ヴォウター・フロード)である。この犯罪集票マシーンは、統計学のデータ・サイエンスのデータ処理 の技術を駆使して作られた、高度のコンピュータ・ソフト埋め込んだものだ。

 極悪人で犯罪者の国際投資家のジョージ・ソロス の政治活動団体の Open Society
「オープン・ソサエティ(開かれた社会)」が持っている会社 Smartmatic Groupスマー
トマテッィク社が、全米の各州の選挙管理委員会に集票マシーンをリースで納入して、メンテナンスも行っていた。

 この選挙得票の集計マシーンに組み込まれた、ARISTOS System アリストス・システムという 犯罪ソフトが、作動して、トランプに投票した人の投票(vote ヴォウト)が、機械の違法な操作で、自動的に、ヒラリーの方に流れるようになっている。 英語では、「投票(vote ヴォウト) が盗まれる」と も言う。

 この不正選挙が、実際に行われたようだ。その 票数は、全米の合計で、600万票
ぐらいである。 

 そして、トランプは、それらの違法、犯罪、集票マシーンに負けなかった。トランプが、8月から、「不正選挙がおこなわれる。すでに 期日前投票( absentee voting アブ
ンテイ・ヴォウティング)の時から、不正選挙が行われている」と、たびたび、演説の中で、警告を発した。 

 トランプは、この巨大な悪巧みを見事に、打ち破った。そして、自分たちが、常に権力(パウア power )を握り続けるのだ、という権力盲者の権力犯罪者 (パウア・クリミナル power criminal 、ヒラリーを形だけ、頭に戴いているいるワル)どもを打ち負かした。

 ヒラリーは、私の本を読めばよく分かるが、国際社会が裁くべき、戦争犯罪人( 戦犯。War criminal ウォー・クリミナル。 戦争を計画的に始めて、残虐なことをたくさんした人間)でもあるのだ。特に、中東、アラブ世界で、ヒラリーが、国務長官だったとき、そのあとでも、ヒラリーがやったことは、本当に、アラブ人、イスラム教徒たちにとっては、許しがたい。

この8年間で、数百万人の中東、アラブ世界の人々を、戦火の中で逃げ惑わさせ、死なせた。ヒラリー(そして、ビル・クリントンも)は、アメリカ国内だけでなく、国際刑事裁判所
(ICC アイ・シー・シー )で、戦争犯罪人(ウォー・クリミナル)としても、裁判に掛けて裁かなければいけない、凶悪な犯罪者なのだ。 この戦争キチガイたちを、処罰しなければいけない。 

 もし、トランプが、ヒラリーたちの犯罪証拠である、ヒラリー・メールのうち、ヒラリーたちが証拠隠滅で、壊した(しかし、FBI と司法省が、復元してある)3万3千通を公表せず、「絶対に、公表できない国家機密(ステイト・シークレット)だから」として、いい加減に葬り去るようだと、私、副島隆彦は、トランプ大統領を批判しなければいけなくなる。

このことが、まだ分からないような人間は、学問道場に近寄るのをやめなさい。

 トランプは、この「奪われた600万票」が有っても、それでも猶(なお)勝った。 それは、アメリカの民衆、国民が、「犯罪者のヒラリーを勝たせたらいけない」と、必死の思いで、いつもは、「 政治なんか嫌いだ。選挙なんか、行くものか 。政治家と官僚どもは、全員、悪い人間たちだ」」と、政治に絶望して、そっぽを向いていた人々が、「今度だけは、違う」と選挙(投票)にいった。

 アメリカの民衆の波が、 その不正選挙の、違法操作の 600万票を、乗り越えて、民衆の怒りの大波が、防波堤を乗り越えて、波が押し寄せるように、トランプを勝たせたのだ。

 ヒラリーたち犯罪者どもは、悪の限りを尽くして、徹底的に、鉄壁の防御の構えで、「絶対勝利」を仕組んだのだ。それでも、負けた。 だから、開票得票のテレビ中継でも、「裏の真実を知っている 、アメリカの大テレビ局の速報番組に出ていた、コメンテイターどもが、真っ青になって、体を強張(こわ)ばらせて、「こんなはずでは、無かった。一体、何が起きたのだ」と 驚愕していた。自分たちは、大失敗を犯した、と、気づいた。

 だから、当然、ヒラリー勢力の忠実な日本の子分どもである、安倍晋三たちは、安心して、「自分の脳が、アメリカによって、プログラミングされた通りに」 そのまま、ヒラリー勝利で、動き続けたのだ。今頃になって、「あらゆる事態を想定していた 」などと、外務省を 怒鳴りつけた、とか、いろいろと言い訳をしている。

  だが、お前たちの脳は、忠犬、ワンころ のようにプログラミングされているのだから、「自分の脳で考えています」などとは、とても言えないのだ。

 ヒラリー勢力は、2大、犯罪システムである、 ① 世論調査会社( pollsters ポールスター) と、 ② 不正選挙用の 違法集票マシーンの 、この2つで、絶対に勝つ、と確信していた。

 支持率の人為的、人工的な、違法の操作マシーンのコンピュータ で、アメリカ国民を、ずっとこの一年半の間、 「ヒラリー・クリントン氏、6ポイント差で支持率で優位。トランプ氏の追い上げをかわす」と、この世論調査会社どもの、雇い主であり親会社である テレビ局 と 大新聞社 は、言い続け(書き続け)た。 

 トランプは、怒って、事あるごとに、「ウソばかり報道する ニューヨーク・タイムズとワシントンポストの記者は、私の記者会見に来るな」と、言い渡した。そういう報道は、日本では全く、なされない。

 テレビ局で一番、悪質だったのは、CNN であり、その子会社の 世論調査会社(ポールスター)の Real Clear Watch リアル・クリア・ウォッチ社 である。

 CNNは、あまりもの偏向報道(へんこうほうどう)をやり続けたので、怒った、アメリ
カ国民が、このケイブル・テレビの契約を打ち切る者が、” Cut the Cable “ で、も
のすごい数で出ている。CNNは、きっと経営が傾くだろう。CNNは、まだ何らかの
反省とか、謝罪の声明を出していない。 まだ、まだ、このまま、やる気だ。

 私、副島隆彦は、それらの 票の 計算を、各州の、各カウンティ( county 郡)ごと
まで、ずっと調べて、集計のし直しを、自分でこの一週間、やっている。

 アメリカ政治の 行政区分の中心は、この郡(カウンティ) である。 大きな都市は、
それをひとつの郡と数えたり、さらの その大きな都市の中を、10ぐらいの カウンティ
に分けて行政区分とする。イギリスのロンドン市も、 グレイター・ロンドン (広域ロンドン市)
といってその中が、20ぐらいの市に分かれている。

アメリカの選挙区は、この郡(カウンティ)を中心にして、人口40万人で、ひとりの選挙人
、という感じで出来ている。だから、一票の格差問題は、すぐに選挙区区割りの変更で、
是正する。そこから一人ずつ、下院議員が出ている。

 これらの全米50州の 各郡(カウンティ)の得票数は、すべて公表されている。選挙結果の
調査会社のサイトの数字をずっと拾って 計算している。 私は、これらを眺めて、もう一週間
ずっと、集計の作業をやっている。

 以下の3つのサイトが有名な、アメリカの選挙結果の 調査会社だ。どこもワルである。

1.リアル・クリア・ポリティックス  Real Clear Politics
http://www.realclearpolitics.com/elections/live_results/2016_general/president/

2.Politico ポリティコ
http://www.politico.com/2016-election/results/map/president

3.  クック・ポリティカル・レコード  Cook Political Record

http://cookpolitical.com/story/10174

だ。これらのページを次々に開いて、皆さんも、細かく、今度の大統領選挙の 得票の結果を自分で、見なさい。 ここに全部出ている。

(転載貼り付け始め) 

「 ポリティコ 」から

Hillary Clinton (D)  232   Electoral Votes   
61,324,576   Popular Votes

Donald Trump (R)  Winner290Total
Electoral Votes   60,526,852 Popular Votes

270 of 538 Electoral Votes needed to win

(転載貼り付け終わり)
 
 副島隆彦です。 このように、総得票数は、ヒラリーが、6千1百32万票 である(11月17日現在、集計は、まだ終わらない。変な国だ)。 それに対して、トランプは、6千52万票である。

 その差は、79万7千票だ。3。の「クック・ポリティックス」では、100万票の差が
出ているようだ。それで、だ。どうするんだ。このあと。票の数え直しをするのか。 ヒラリーの方が、得票数で、80万票も多い。これは、選挙制度のおかしさだ、選挙のやり直しだ、得票数を数え直し( ballot recounting バロット・リカウンティング) をするのか ? 

 誰が、一体、その 選挙のやり直し、とか、得票数の数え直しとかを、言い出すのだ。言い出したら、それこそ、藪蛇(やぶへび)で、本当に「藪(やぶ)から蛇が、出てくる」ぞ。
 
それでもいいのか。 だから、負けたヒラリーの周辺の、中心的なワルたちから、誰もこれを言い出す者が居ない。 

 もし、日本で、 この 「ヒラリーさんの方が、得票数は多かったのですから、変ですよね。 得票数の数え直しをするべきではないですか」 と、 言い出す者が出たら、皆で、じっとその人を見つめるといい。 その人物は、きっと、真実の真実、 裏の真実を知らない、アホ なのだ。

 あるいは、 きっと、頓馬(とんま)のいい人だ。 日本側でも、グローバリストの手先たちは、悪質な人間たちだから、「ヒラリー陣営は、集票マシーンの操作までやって、必ず勝ちますから」と初めから知っていた。強い確信を持っていた。テレビに出て、したり顔で、今もまだ、偉そうなことを言っている者たち、全員だ。違うのか。 

 私、副島隆彦を、テレビに出したら、面と向かって、こいつらに、名指しで、吠(ほ)えかかるに決まっているではないか。だから、私を、本気では、テレビに出さない。怖くて仕方が無いのだ。日本国民に、私が、こういう恐ろしいことを 伝える機会を与えては絶対に、いけないのだ。

 私、副島隆彦が、 「あたなたちも、日本でも、国政(衆議院選挙)や、都知事選(〇〇さんが、いきなり300万票とかおかしいでしょう) や、小沢一郎を民主党の代表にしないための、党首選のときの奇妙な結果とか。いろいろやって来たでしょう」 と、 私は、必ず言う。

 だから、日本の選挙も、これからは、国際選挙監視団を呼び入れて監視させないといけないのだ。

 それでも、私の存在が気になるらしくて、やらせ、や、すかし の連絡だけは今も取ってくる。「本気で、私に、本当のことを、あなたの局は、話させるのか。それほどの度胸があるのか」と、私は、いなす。 それで、おしまいだ。 ” 日本のトランプ ” である、副島隆彦を舐(な)めるなよ。

 以下の、おかしな新聞記事が、出るようになった。いいだろう。得票数の数え直しをやればいいではないか。

(転載貼り付け始め)

●「敗者が100万票以上リード=民主に制度見直し論-米大統領選」

2016年11月16日 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161116-00000096-jij-n_ame

 米インターネットメディア「クック・ポリティカル・リポート」によると、8日に行われた米大統領選の開票で、民主党候補だったクリントン前国務長官の得票数でのリードが15日、100万票を超えた。

民主党内では、選挙結果は民意を反映していないと批判し、大統領選挙人制度の見直しを求める声が出ている。

米大統領選は全米50州と首都ワシントンに割り当てられた計538人の選挙人のうち、過半数の270人を獲得した候補が当選する仕組み。ただ、選挙人の割当数は完全には人口に比例しておらず、2州を除いて、得票1位の候補がその地区の選挙人を総取りするため、得票数と獲得選挙人数の逆転が起きることがある。

同リポートの集計では、クリントン氏は15日夜の時点で6231万8079票を獲得している。これに対し、共和党候補だったトランプ次期大統領の得票数は6116万6063票。しかし、獲得選挙人数ではトランプ氏が290人で、232人のクリントン氏を上回っている。

 米メディアによると、得票数と獲得選挙人数の勝者が食い違ったのは史上5例目。開票作業はまだ続いており、クリントン氏のリードは最終的に200万票を超えるとの推計もある。

民主党のボクサー上院議員は15日、声明を発表し、「選挙人制度は時代遅れで、非民主的だ」と強調。選挙人制度を廃止し、得票数で勝者を決められるようにする憲法改正案を上院に提出した。ただ、共和党内で賛同する声は出ておらず、成立の可能性は極めて低い。 

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。

 私が、調べた「おかしな動きをしている 州の 得票数」で、指摘すべき主要な州は、
とりあえず、以下の10ぐらいの州である。

1. 大接戦(元から激戦州だ)となった、 フロリダ州 では、総得票数は、ヒラリーが
448万票で、トランプは、460万票だ。 その差、12万票である。 

 この 接戦は、怪しい。 おそらく、この州で、違法集票マシーンが、「プログラミング
された通り、正常に、正確無比(むひ)に 動いて」(笑) で、それで、ヒラリーの方に、
50万票ぐらい流れただろう。

2.大都市 シカゴを抱えるイリノイ州は、ヒラリー 297万票。トランプ、211万票
である。ここも怪しい。 本当は、ヒラリーは、260万票で、40万票ぐらいを、トラン
プから盗んでいる。 ほんの僅差で、勝つように、コンピュータを仕掛けたはずなのだ。

3.一番、怪しいのが、 ミシガン州だ。 トランプが、227万9千票、でヒラリーは、
226万9千票だ。 その差、わずかに、11500票だ。 ここは、まさしく、「 錆
さ)び付いた地帯」 rust belt の中心で、” 自動車産業の都 ” デトロイトがある。 

 寂(さび)れまくって、人影もない、潰れた自動車部品工場が、どこまでも続く地帯だ。
ここの失業した怒れる白人労働者層の、怒りそのものが、 どうしても、トランプを勝たせ
る、と 投票所に向かった。
 
 それなのに、たったの 1万票の差、でトランプが勝ち、ということはない。ここも50万票ぐらいが、盗まれている。よくもまあ、こんなにきっちり、かっちり コンピュータで、仕組むものだ。そりゃあ、不正、違法、犯罪がバレたら大変なことになる。関係者は、自分の首の辺りを、冷たい汗が流れる思いで、こういう 犯罪をやったのだろう。あわれな人間どもだ。

4.「 ここで、負けたら、負けだ」と、ヒラリー派が、匙(さじ)を投げたのが、オハイオ州だ。 ヒラリーが232万票で、トランプは、277万票だ。 30万票の差で、トランプが勝った。 おそらく、この州では、違法集票機械は、動かなかっただろう。予想通りの、正確な数字で、トランプが勝っている。

5.ヒラリー派が、本気で、「負けた」と 感じたのは、ペンシルベニア州だ。 ここは、
ボストンと並んで古都で、独立戦争の中心地である フィラデルフィアがある。日本で言えば、京都や奈良の感じだ。

 それでもペン州には、内部に、ピッツバーグがあって、この“鉄鋼の町 “ も rust belt
「錆び付いた地帯」で、寂れ果てたアメリカ鉄鋼業の、製鉄所と鉄工場の廃墟が続く。 ここの 怒れる白人層の、うねりが、ニューヨークのグローバリストどもに、大波となって襲いかかった。 

 ここは五大湖 周辺ではないが、ラスト・ベルトである。 トランプが、五大湖周辺に絞り込んで、最重点地帯として、徹底的に、遊説して、選挙運動の集会には、どこでも2万人以上が集まって、トランプへの共感と、必勝の、そして、 「ヒラリーを逮捕、投獄せよ」の大合唱が湧き起こった。 ヒラリーの集会は、どこでも、500人ぐらいしか集まっていない。

最後の、11月7日の、フイラデルフィアの集会のときだけは、カネをかけて、バカ芸能人
たちを呼んで、2万人集めて、オバマも来たので、格好を付けた。バカ芸能人たち、すなわち河原乞食(かわらこじき)たちを呼んで、若者を集めてはみたものの、どうにもならない。

それに比べて、トランプが言った、「私には、あなたたち(国民、有権者)が居てくれれば、
それだけでいい」 のコトバは、ズシーンと腹に響いた、はずだ。 このアメリカの熱烈なトランプ支持の、アメリカ国民の、怒号の前に、アメリカの威張り腐った、驕(おご)り高ぶった 権力者、支配者どもは、大敗北したのだ。

 トランプが勝った途端に、新聞記事の中に、「私たちエスタブリッシュ(支配階級)の負けだ」と、何と、「支配階級」という訳語を付けて、日本の新聞が書くようになったのには、私、副島隆彦が驚いた。 「支配階級」とか、「既成勢力」(である私たち)などという左翼、反体制の側が使うコトバは、これまで、徹底的に、忌避(きひ)され、絶対に使われない新聞用語だった。それが、解禁になった。私にとっては、青天(せいてん)の霹靂(へきれき)だ。

 このペンシルバニア州で、トランプが、激しく競(せ)りあって勝った。勝ったのは、日本時間15時16分だった(現地NYでは、真夜中の午前1時16分)。

 それなのに、得票差は、たったの7万票だ。おかしい。ここでも、30万票ぐらいの ヴォウター・フロード が起きている。

6. クリス・クリスティ知事がいる、ニュージャージー州(ニューヨークの西と言うか、大きくは南側で、日本で言えば、東京都から見たら、隣の貧乏な埼玉県のようなところ)が、これも怪しい。 違法集計コンピュータが、作動している。 

 ヒラリーが、202万票取っている。トランプは、153万票だ。こんなはずはない。 ここでは、60万票以上の、票が、盗まれている。 本当は、ここでもトランプが、勝っていたはずなのだ。

7.アリゾナ州も、怪しい。ここは、ヒラリーが、93万票、トランプが、103万票で勝った。しかし、ヒラリーにこんなに票が集まるはずはない。40万票ぐらいが盗まれている。

 メキシコとの国境問題を抱えている、この州の州民は深刻に考え込んでいる。 ヒラリーが、この州に近寄れるはずがない。靴や卵ではなくて、石を投げられるだろう。ネバダ州と、 ニューメキシコ州も、精査しないといけない。

8.大きな州であるテキサス州は、 トランプが、468万票。ヒラリーは、387万票だ。その差80万票で、この数字は、きっと正しいだろう。

9.案外、南部のジョージア州で、不正投票の証拠が出たと、騒がれている。

10.ニューハンプシャー州 という 東部の 古い州で、小さな州に秘密が隠されている。ここは、人口は、130万人ぐらいしかいない。 このニューハンプシャーが、東部だから、

 一番、早くから開票作業をするのに、いつまでもダラダラと、集計作業を終わらない、不思議な州だ。ここで、ヒラリーが、34万9千票を取り、トランプが、34万5千票取った。

 その差、たったの 3千2百票だ。 ここもかなり怪しい。 極めて正確に、違法コンピュータが作動したようだ。

11.大きな州の、 カリフォルニア州と、ニューヨーク州については、今は、言及しない。 このふたつは、別格で、始めから、ヒラリーの民主党圧勝と言われている。

 60%が、民主党に入れて、共和党には、30%だ、とされている。今回も、そのとおりになった。大きな州だから、なかなか、ボロは出ないが、細かく 各郡(カウンティ)の投票行動を見ていると、これから、違法選挙の 証拠が出てくるだろう。これぐらいにしておく。

 以下に、最大のいちゃもん付けの記事がある。 やっぱり、ニューズウイーク誌が、アメリカでも一番の、強硬な CIAの 御用達(ごようたし)メディアだ。
 というよりも、ニューズ・イーク誌の 記者や、寄稿家(コントリビューター、書き手)を気取っているが、ほとんどが、CIAのエイジェント(国家情報官ども、インテリジェンズ・オフイサー)だけのことはある。一番、この期(ご)に及んでも、往生際(おうじょうぎわ)ワルく、「得票数では、クリントン氏が勝っている。 

 カレッジボウト(実際の投票をする、古式ゆかしい、儀式。100年前は、馬車で、ワシントンに集まって、各州の選挙人が、投票した)では、ヒラリーが、トランプと対(たい)になって、269票 対 269票で、議会が出てくる、、などど、バカなことを書いている。

 本当に、投票数の計算のし直し、をする、というのなら、いいだろう。その時は、違法集票マシーンが、満天下に暴かれるときだから、覚悟せよ。 

 トランプに投票した600万票が、ヒラリーの方で数えられていなければ、トランプの正しい得票は、6500万票から、7000万票になる。選挙人では、340人ぐらいになっただろう。 ヒラリーは、4000万票(本当は、3500万票だろう)がいいところだ。獲得選挙人では、190人ぐらいのものだったろう。

(転載貼り付け始め)

●「米大統領選、クリントンはまだ勝つ可能性がある──専門家」マックス・カトナー

2016年11月11日 ニューズウィーク  by マックス・カトナー

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161111-00180528-newsweek-int

 一部の激戦州の票は今カウント中、既に勝敗が決したとされる州や僅差の州で は再集計が必要な場合もあり、12月の選挙人投票ではクリントンがトランプと引き分ける可能性もある。その場合は議会がどちらかを大統領に選ぶ。先例もある。

 AP通信によると、木曜日の時点で、ニューハンプシャー、ミシガン、アリゾナ の3つの州では選挙人の獲得数が拮抗している。もし民主党候補のヒラリー・クリントンがそれらの州を制して合計31人の選挙人を新たに獲得したとしても、大統領の当選に必要な過半数の270人には届かず、279人を獲得したドナルド・トランプを上回ることはない。

 だがAP通信のアナリスト・マイケル・マクドナルドは、ウィスコンシン州でト
ランプが勝利したとする同社の集計結果を疑っている。彼はフロリダ大学の教授
も兼務し、USエレクションズ・プロジェクトを率いて日々選挙データを集計して
きた。仮にクリントン側にウィスコンシンでの勝利が舞い込み、接戦の3つの州
も制することができれば、選挙人の獲得総数は両候補とも269票の同点となり、
トランプとの引き分けに持ち込める。

「クリントンはウィスコンシン州で勝っているかもしれない」とマクドナルドは
言った。「メディアが当確を出したからといって、それが本当の選挙結果だとは
限らない」

 彼は、不確定要因として不誠実な選挙人の存在を指摘する。11月8日に選ばれ
た選挙人団は、形式的とはいえ12月の選挙人投票を経て最終的に大統領を選ぶ。
問題は、稀に、どの候補に投票するかの誓約を破る選挙人が出てくることだ。非
営利組織フェア・ボートによると、1787年の選挙人団設立以来、不誠実な選挙人
は157人いたことがわかっている。

選挙人投票でタイも

 もし12月の選挙人投票でトランプとクリントンの獲得票数が引き分けになれ
ば、大統領を決めるのは議会。クリントンの勝機もある。ペンシルベニア州フィ
ラデルフィアにある国立憲法センターによると、過去に2度、1800年と1824年に
そうしたケースがあった。

 アリゾナ州務長官は木曜日(11月10日)、開票率99.9%の時点で、クリン
トンの45.3%に対してトランプは49.64%の票を獲得し、得票数の差は8万5257
票だと発表。一方、 州当局は本誌の取材に対して、水曜日の時点で期日前投票や
暫定投票などによる 62万7000票が未集計だと語った。

 マクドナルドは「(アリゾナの結果は)不確実 な要素が十分にあり、クリント
ンがトランプを逆転する可能性が残っている」と 言う。(米ケーブルテレビCNN
の集計結果によると、アリゾナ州はトランプが制 した)

 AP通信によると、ニューハンプシャー州では開票率100%の時点でクリントン
の得票率は47.5%、トランプは47.3%だった。ただしクリントンの勝利は確定
ではない。

 両候補の得票差がたった1614票のため、誤差の範囲としてトランプが再 集計
を求める可能性がある。再集計が認められるのは得票率の差が20%以内の場
合だ(CNNによると、ニューハンプシャーではクリントンが勝利した)。

ミシガンで追いつく?

 ミシガン州務長官は、開票率100%の時点でクリントンの得票率は47.3%、
トランプが47.6%、得票差は1万3107票だと発表した。同州は12年の大統領
選で 2675票の暫定投票(投票資格などをチェックする必要があるものなどま
だカウン トされていない票)があったと伝わるため、今回もそれと近い数字
になる見込み だ。

 とはいえ仮にそれだけの票が加わったとしても、ミシガン州では得票差が
2000票かそれ以下にならなければ自動的な再集計を行わないため、必ずしも
再集 計の要件には達しない。それでもマクドナルドはこう言う。「一定の暫
定投票は あるはずだから、クリントンはミシガンでトランプに追いつけるか
もしれない」

 そうなれば残るのは、AP通信がトランプの勝利を伝えたウィスコンシン州
だ。 両候補の獲得票数の差が僅か2万7257票であることからも、マクドナル
ドはその 結果を疑っている。同州で再集計が行なわれるのは得票率の差が
0.5%以内の場 合だが、多くの暫定投票が集計されていない状況を踏まえれ
ば、再集計が必要に なる可能性があるとみている。

 とはいえクリントンはすでに敗北を認めた。それでも彼女は大統領になれ
るの だろうか。「敗北宣言に法的拘束力はない」というのは国立憲法センタ
ーの会長 兼CEOのジェフリー・ローゼンだ。

 彼はその最たる例として、2000年の大統領選 挙で民主党候補のアル・ゴア
が、いったんはジョージ・W・ブッシュへの敗北を 認めたが、後に敗北宣言を
撤回してフロリダ州で票の数え直しを求めたエピソードを挙げた。当時は再集
計の結果、わずか537票差でブッシュが勝った。

 マクドナルドは、トランプが大統領選を制した可能性が高いと認める一方、
僅差が伝わる州では得票数を正確に数えて結果を明らかにしなければならない
と 言った。「何としてもダブルチェックが必要だ」

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦 記

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[2042]トランプ大統領の時代にむけて、私が思ったこと。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2016-11-10 12:22:45

副島隆彦です。 今日は、2016年11月10日です。

ドナルド・トランプが米大統領選に勝利して、次の大統領になると決まった(きのう午後5時前。ニューヨークの現地時間では午前3時。朝というよりも真夜中の3時だ。勝利のお披露目の時、みんな眠かっただろうなあ)。

私は、トランプ勝利の宣言は、世界一早く(笑い)、11月5日(下の↓の「2035」番)でした。「トランプは、もう勝者かつ王者の風格だ」と書いた。

私は、手短かに、今の私の考えを簡単にポイント・フォームで書く。

1.アメリカの大きな変化に対応して、日本も変わらなければいけない。 今の安倍晋三のような 世界の大きな変化に対応できないような、愚か者たちを退場させないといけない。 まさか、そんな、そんなことは出来ないよ、と皆、思うだろう。だが、そんなこと分かるものか。世界はどんどん変化しているのだ。 

2.大きな変化を感じ取って、「なんか嫌(いや)な感じだなあ」と感じ取っているのは、安倍晋三自身だと思う。「日米同盟(本当は、日米の 帝国と属国の関係)は揺(ゆ)るぎないものであって、さらに堅固なものに」という官僚作文を読んだあと、即座にくるっと後ろを向いて、行ってしまった。イヤだったんだろうなあ。TPP という、いまさらアホとしか言いようもない、世界に向かって赤っ恥の法案をまだ、国会で通そうとしている。トランプが、「私が大統領になったら、TPP交渉は全廃する。そして新しい交渉を始める」と言っているのに。運動会が終わったのに、児童が一人でまだ校庭を走り回っている哀れなさだ。

3.日本は、世界政治(=国際社会)で通用するだけの指導者の人材を、国民が育成しないといけない。もう、今の日本は、世界の大国(たいこく。=主要国)扱いされている無い。 韓国や台湾と同じ程度の国になっている。「北朝鮮と、韓国と日本を合わせてひとつ。こいつらよく似ているなあ」という感じだ。今の日本人の指導者(政権政治家。40代、50代を含む)たちでは、とてもではないが、世界政治の舞台では通用しない。いいように扱われて、カネ(経済援助や貢ぎ金)だけ取られて、おしまいだ。

4.今の天皇、皇后が心配しているのも、このことだと思う。日本国内で威張っているだけの、幕閣(ばっかく。老中たち=譜代の大名の会議)やお奉行様(官僚ども)のような連中ばっかりだ。 ずば抜けた頭をした人間たちを、登用して、一番上に引っ張り上げて、世界舞台で、動けるようにしなければいけない。どう考えても、何も分かっていない、頭の悪いのが、いいかと思って、自分たちが、日本では一番のエリートです、みたいに、しゃしゃり出て、知識、情報の供給をやってみても、その質(しつ)の悪さが、どうしても露呈する。

5.日本のメディア(テレビ局、大新聞)も、反省しないといけない。アメリカの大新聞や、ネットワーク・テレビ局の 言いなりで、下げ渡された情報と、足りない頭の理解力、だけで、ウソの報道を散々やり続けた。日本国民を洗脳(せんのう)するだけの「報道機関」(実態は、権力の広報機関)になっている。

6.自分たちは、頭がいい、と思い込んでいるだけで、実は、何にも知らない、日本基準だけで通用する秀才の坊ちゃん、嬢ちゃんの集まりだ。 あまりにも、自分たちは、先を見ることの出来ない、体制側エリートのアホだったと自覚したら、内部で真剣に反省会を開きなさい。だけど、それも出来るかなあ。その足りない知識、思想、学力で、いくら集まって会議を開いても。

7.アメリカの大新聞、大テレビ局(ネットワーク、ケイブル・テレビ)も、「自分たちは馬鹿だった。自分たちエリート(エスタブリッシュメント)は、アメリカ国民が何を求めているのかを、分かっていなかった。私たち全員が、反省しないといけない」と、ぼそりと言った。

 ABCに出ていた、ネオコンの親玉のひとりの、ビル・クリストル(この思想派閥の創業者のひとりであるアービング・クリストルの息子)は、ヒラリー敗北で、内心、相当追い詰められていたのか、困り果てた感じで、「私もカナダに移住しようかな」と言った。 日本のテレビ司会者たちも、プロディユーサーたちもしっかり、反省した方がいい。 

8.とくに、あの世論調査会社たち( pollsters 、ポールスター)というには、嘘八百のアメリカどころか、世界の民衆を、1年半に渡って、ウソばかりの、「高度の統計学に基づく支持率の算出」という、民衆洗脳をやったのだから、叩き壊さないといけない。トランプ政権とアメリカ国民が、これをやるだろう。

9.私は、さっき、あるテレビ局の番組の依頼を受けたが、断った。「どうせ、私は、言いたいことを言いますよ。それでいいんですか。ご迷惑をお掛けするだけだから、せっかくのお話ですが、出ません。ただの顔見せ興行で、使われるのもいやです。私は、もう63歳ですよ。世の中の裏側も、全部分かるようになりましたから」 と言った。

10.そのあと、私は、考えを変えた。各テレビ局の人たちに、ここで、お願いしておきます。
私、副島隆彦はテレビには、あまり出たくありません。しかし、私の弟子たちに、優秀な人材が育っていますから、彼らをコメンテイターとして使って下さい。 彼らは、私のように激しい人間ではありません。みんなの前で失礼なことは言いません。

11.私の弟子たちは、穏(おだ)やかに、聞かれたことに何でも答えるでしょう。何でも聞いて、勉強して下さい。日本国民に、大きなところでの世界の動きとか、アメリカの現代の政治思想 (ポリティカル・ソート)の諸流派のこととか聞いて下さい。ですから、私の弟子たちを推薦しますから、彼らを使って下さい、と、この場でお願いします。

12.英語(外国語)も、ただのペラペラ日常生活、英語ではなくて、世界で通用している政治思想の諸流派(思想派閥)の全体構造の理解をしたうえでの、英語が分かっている人材もいます。今の日本は、ここが、この一点が致命的に弱いのだ。自覚すべきだ。私、副島隆彦から、こんなことを言われたくないだろうが、ここは、素直に聞きなさい。私はいいから、私の弟子たちをよろしく。

13.私が、今朝、テレビを見ていて、「あ、次の焦点は、ここだな」と、分かったことがある。もう大統領選のお祭り は終わったのだ。「さあ、仕事をするぞ」だ。勝利演説のときの トランプは、もう、選挙戦の最中の、腐った体制を壊す側の代表の攻撃隊長の顔付きではない。もう、経営者の顔になっていた。私が、この国を経営するのだから、馬鹿なことをやっているヒマはない。幹部たちは、全員覚悟しろ、という、引き締まった顔をしていた。

 能力の無い幹部は、次々と” You are fired ! ” 「ユー・アー・ファイアード」「お前はクビだ」で、どんどんクビを斬るだろう。「その仕事をお前に任せたんだから、しっかりやれ。出来なければ、クビだ。替(か)えはいくらでもいる」と。この言葉は、本当にトランプのよく使うコトバだ。

もし、ネット上で見つけることが出来るなら、この一瞬の 画像や、動画を、誰か見つけ出して欲しい。そして、ここに貼り付けて欲しい。


テレビ番組「アプレンティス」の「ユー・アー・ファイアード」のシーンだけを集めたもの


女性:「オバマ大統領に対して言いたいことは何ですか?」
トランプ:「ユー・アー・ファイアード」

このあと、以下に貼り付ける日経新聞の今朝の記事の最後の、一行で分かった。

ここに、「 閣僚や省庁幹部など政治任用ポストの人選を進めるのも任務で、トランプ氏はニュージャージー州のクリス・クリスティ知事を責任者に充てると発表」と書いてある。

私が、ニューズ画像で見たのは、雨だったのだろう、いつものトランプ号の専用機から降りてくる、トランプの横に、タラップから一緒に降りてくる 大男のデブがいた。

「あ、クリス・クリスティだ」と私は気づいた。彼は、現職の州知事で、元検事で、
このニュージャージー州というのは、日本で言えば、東京都の隣の埼玉県のような州(ベッドタウン州)で、ちょっと貧乏だがまあまあの州だ。ここの州知事をしているクリスティは、大物(おおもの)である。彼自身も、大統領選挙に出ていた。共和党内の指名争いに参加した8人のひとりだ。自分には勝ち目がない、と分かったら、クリスティは、さっさと選挙戦から撤退して、即座に、ドナルド・トランプの応援に回った。トランプを支持表明して、応援演説にも加わった。先はどうなるか、分からないが、クリスティは、トランプに自分の未来も賭けた。

 高齢で重鎮のルドルフ・ジュリアーニ(NY州の検事総長、市長あがり。彼も大統領の呼び声が高かった )ほどではないが、どんなに厳しいときにも、徹底的にトランプを支えた。時代の風向きを鋭く感じ取り、アメリカ国民の切実な願いと、怒り、をよく知っている男だ。

 このクリス・クリスティが、「ヒラリーを逮捕、投獄せよ」 Lock Her Up ! 「ロック・ハー・アップ !」の 7月19日の共和党大会での、大会場の7千人の全州からの共和党の代議員たちの 怒号、大合唱(チャント)の立役者だ。このあと、トランプの集会では、行く先々で、この 「ロック・ハー・アップ !」が鳴り響いた。

 クリスティのことは、私の「トランプ大統領と アメリカの真実」(日本文芸社刊、7月1日)に書いたので、読んで下さい。この巨漢(以前は、200キロぐらいあった)のクリスティ州知事が、トランプの政権移行チームの、新閣僚、高官名簿を作成する係になった、と、上述した記事に書いてある。だから、クリスティは、トランプの政権の大統領に次ぐ、No2の実力者ということになる。

 このクリスティが、トランプと、一緒に、雨の日の、10月中の遊説先の、空港で、専用機から、降りてくるときに、降り口(出口)から出てきたとき、大きな黒いこうもり傘をさしていた。 その傘を持って、トランプの頭の上にかざしながら、「一緒にタラップを降りてください」と案内係のトランプの身の回りの世話係のスタッフに、咄嗟(とっさ)に言われたのだろう。この瞬間を、飛行場で待ち受けていた、報道陣のカメラの砲列が捕らえたのだ。

 ところが、クリスティは、出口を出てすぐのタラップ(階段)のところで、なんと、その傘をトランプに渡してしまった。そして、トランプよりも、ほんのわずかだけ、前を歩いて、ほとんどくっつくようにして階段を降りてきた。トランプは、「しようがないなあ」という感じで、自分で傘を持って、すこしだけよろよろしながらクリスティと降りてきた。 この 一瞬の動作が大事だ、と私、副島隆彦は分かった。

 クリス・クリスティは、自分は、ドナルド・トランプ支持にまわり、彼を支えて、応援している人間だ。そして、自分も政権の長官(閣僚、キャビネット・メンバー)になろうとしている。だがクリスティは、「自分は、トランプの言いなりの、家来、子分ではない」という意地を、この瞬間に見せたのだ。 「私は、あなたを一番、近いところで支えている。だが、子分ではない。同じ目的に向かって、アメリカ国民のために、本当のデモクラシーのために闘うための、同志として、あなたと付き合っているのだ」という意思表示を、クリスティは、このとき、「この傘は自分で持ちなさい」とトランプに渡すことで、やったのだ。 これが、大物のやることだ。

 だから、さらに、副島隆彦は、ここから政治分析をする。日本国民に大事なことを教えてあげる。
クリス・クリスティが、トランプが、4年、あるいは8年間、大統領をやったあとの、「その次の大統領は、私だ」という 意思表示なのだ。クリスティは、まだ50代の若さだ。 自分とトランプの二人の間でだけは、こうやって、「私は、子分ではない。だから、あなたの傘は持たないよ」とやってみせたのだ。 

 こういう瞬間の、政治家の行動は大事だ。 私、副島隆彦に、政治分析、人間観察の才能があるのは、こういう一瞬を捕らえることが出来る、ということだ。こういう一瞬から、“政治を読んでゆく”のである。 分かりますかね。

(転載貼り付け始め)

●「 米トランプ政権へ移行準備始まる 来年1月就任 」

2016/11/10 6:19 日経新聞 ワシントン支局

 米大統領選が共和党のドナルド・トランプ氏の勝利に終わり、来年1月の政権移行に向けた準備が始まった。オバマ大統領は9日昼(日本時間10日未明)、ホワイトハウスで声明を読み上げて「党派は関係ない。国家が第一だ」と円滑な政権移行を進めると表明した。トランプ氏には9日午前3時半に電話で祝意を伝えたと述べるとともに、10日にトランプ氏をホワイトハウスへ招いたと語った。

米大統領選で勝利宣言を終え、支持者と言葉を交わす共和党のトランプ氏(9日、ニューヨーク)=ロイター
 
オバマ氏は声明で「次期大統領と私の間に、かなり大きな違いがあるのは秘密でもなんでもない」と述べたうえで「8年前はブッシュ大統領と私の間にも大きな違いがあったが、成功裏に移行できた」と強調した。

 一方、大統領選に敗れた民主党のヒラリー・クリントン氏は9日、ニューヨーク市内で支持者を前に「結果を受け入れて前を向かなければならない。トランプ氏が素晴らしい大統領になることを期待している」と結束を呼びかけた。

 トランプ氏が来年1月に正式に大統領に就任するまで、政権移行準備チームが発足し、約2カ月をかけて現政権との間で引き継ぎが行われる。閣僚や省庁幹部など政治任用ポストの人選を進めるのも任務で、トランプ氏はニュージャージー州のクリス・クリスティ知事を責任者に充てると発表している。 

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦 記

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[2049]トランプ当選を 正確に選挙分析して予測していた頭のいい人の文を転載します。

投稿者:副島隆彦
投稿日:2016-11-14 13:15:51

副島隆彦です。 今日は、2016年11月14日です。

ドナルド・トランプが米大統領選で勝利する(当選する)と、きわめて正確に予測していた人の文を 見つけましたので、紹介します。 渡瀬裕哉(わたせ・ゆうや)という人です。この人は、私の遠くからの判断で、本当に頭がいい。 しかも元気いっぱいで、これまでも日本国内のあれこれの選挙に関わっている人のようです。 まだ40歳ぐらいの若い人です。

この人が、自分のブログに書いた記事である、

「 2016年11月10日  なぜ、有識者は「トランプ当選」を外し続けてきたのか」

とか、「「トランプはヒラリー・クリントンに勝つ!」5つの理由 」とか「トランプがヒラリーに勝てることは数字で予測することができる」があります。

これらを読む前に、それより先に、私が以下に貼り付ける、大統領選挙投票日の前に書かれた文を読む方がいいでしょう。 私はそのようにしました。 副島隆彦 記

(転載貼り付け始め)

 「 数字で分かる!トランプの大統領選挙・勝利の方程式とは 」

 2016年05月07日

切捨御免!ワタセユウヤの一刀両断!

http://yuyawatase.blog.jp/archives/9102996.html

渡瀬 裕哉

 トランプの予備選挙勝利を予測することができない理由は「数字」を見ないからさて、筆者は前回の記事ではトランプ氏がヒラリーに勝てる定性的な根拠を示しました。

しかし、筆者が「トランプ勝つかもよ?」と述べても、メディアや知識人などの既存の権威を信じる頑迷な人たちはクリントン勝利を漠然と信じていることでしょう。

 でも、よく考えてみてください。みなさんが信じているメディアや知識人はトランプの予備選挙勝利を何ら予測することができなかった人たちです。なぜ、彼らは「専門家」であるにも関わらず予測を外してしまったのでしょうか?

 その理由は簡単です。なぜなら、彼ら自身が既存の思い込みから抜け出ることができず、数字的な根拠もなく思い込みを述べていたからに他ならないからです。

 昨年中のテレビの大統領選挙の解説などで「ブッシュが本命」って何度も聞きましたよね?今となっては公共の電波で根拠が何もない素人以下の見解が垂れ流されていたわけです。

 また、大統領選挙について解説する有識者らのトランプ氏を批判することを目的とした「分析の体裁を取った罵倒」に何の意味があるのか、今でもさっぱり理解できません。そこにあるのは知性ではなく冷笑・嘲りなどの知的傲慢そのものだと思います。

 そこで、今回はトランプ氏がヒラリーに勝てる根拠を数字で示していくことで、メディアと有識者の皆さんによる米国政治に対するミスリードから読者の皆さんの意識を修正していきます。

 アメリカ大統領選挙では各州に割り当てられた選挙人団の過半数を獲得することで勝利することができます。全部で538人の選挙人団が存在しており、そのうち270人以上の選挙人団を確保すればゲーム終了ということになります。

 前回の オバマVSロムニー の選挙人獲得数では、オバマ332名  とロムニー206名 ということで大差でロムニーが敗北しています。実際の得票数は オバマ・約6591万票 VS ロムニー・約6093万票 なので得票割合は極めて競っていましたが、一部を除いて各州勝者総取り方式なので両者の獲得数に大きく差が出た形です。

 ロムニーは共和党内では必ずしも良く思われていないモルモン教の信者であり、人気が特別高かったわけでもないので、今回の分析ではトランプ氏の最低獲得選挙人数を基礎票としてカウントするものとします。

 ロムニーの選挙人獲得数は206名なので、トランプ氏の獲得選挙人数が過半数の270人に達するためにはトランプ氏は幾つの州で追加の勝利をする必要があるかを考えていきます。

 まず、オバマに取られていた選挙区で共和党が取り戻す可能性が高い州は、

・オハイオ州(ケーシックの地盤)18人
・ウィンスコンシン州(スコット・ウォーカーの地盤)10人

だと推測されます。これで206+28人=234人です

 ケーシック氏は大統領候補者になった場合ヒラリーに勝てるという世論調査結果があり、彼が副大統領または要職で迎え入れられた場合、同州での勝利は比較的手堅いものになるでしょう。

 ウィンスコンシン州は最近の大統領選挙では民主党支持層が厚い状況ですが、予備選挙にも出馬していたスコット・ウォーカー氏が州知事であり、なおかつ最近では上下両院選挙でも共和党が優勢な状況となっています。

(副島隆彦の割り込み加筆。このスコット・ウオーカー知事は、自分のウイスコンシン州で、公務員の労働組合、特に教員組合から、州知事室に監禁されたりしながらも、公務員たちの横暴と闘って、彼らを押さえつけた。このことで、全米で有名になった。ものすごく評判の高い、将来、大統領にもなれる大物(おおもの)の人物だ。

 スコット・ウオーカーは、さっき、首席補佐官(チーフ・オブ・スタッフ)になることが決まったレインス・プリーバス共和党全国委・委員長と、もう一人の上院議員と、3人で、激戦州(トスアップ tos-up 硬貨を投げ上げて決着を決めること )となった ウイスコンシン州で、よくトランプを支えた。 そういう人物だ。副島隆彦の割り込み加筆、終わり )

 続いて、他のスイングステート(共和・民主の勝敗が入れ替わる州)の状況を見ていきます。それらの州のうち、現在、共和党知事在職&勝率がそれなりに高い州は、

・フロリダ州29人(トランプ予備選圧勝
・ネバダ州6人(トランプ予備選圧勝)
・アイオワ州6人(トランプ僅差負)
・ニューメキシコ州5人(5月7日現在・予備選未実施)

ということになります。これらを合計すると46名になるため、この時点でトランプ氏の獲得選挙人数は280名に到達します。その上で、通常運転では民主党有利&共和党知事がいる下記の州で万が一勝利できた場合、

・ミシガン州16人
・ニュージャージー州14人
・メリーランド州10人
・メイン州4人

がトランプ氏の獲得選挙人数に加わることになります。これに加えて、民主党知事が存在する、ペンシルベニア州20名、コロラド州9名、ニューハンプシャー州4人などのスイングステートでの勝ち負けを考慮に入れるなら、トランプ氏が十分に大統領選挙に勝利する可能性があると言えるでしょう。

 共和党が渋々トランプ氏名を認めた理由は「予備選挙参加者数の激増」にある

上記のように、大統領選挙のルールを概観した場合、トランプ氏が大統領選挙に勝利できる可能性が当たり前に存在することが理解できたと思います。その上で、読者の疑問はそれらの諸州でトランプ氏は勝利することができるのか?ということに尽きるでしょう。

 その疑問に回答する数的根拠は「共和党予備選挙参加者数の激増」を取り上げたいと思います。

 実は、2016年の共和党予備選挙は2012年時よりも圧倒的に多くの米国民が参加しています。2012年時の参加者総数は18,682,820名でしたが、今回は5月3日のインディアナ州での予備選挙が終わった段階で参加者総数26,639,737名に激増している状態となっています。理由は言うまでも無く、トランプ氏が新たな共和党支持者を発掘したからです。

 上述の通り、米国大統領選挙に当選するための人数は6500~7000万人程度です。したがって、トランプ氏の加入によって共和党予備選挙参加者及び見込み残だけで約45~50%近い人々が今回の大統領選挙で共和党に一定のコミットを行ったことになります。

 たとえば、スイングステートであるフロリダ州では、2012年の大統領選挙本選では、オバマ424万票、ロムニー416万票の僅差で共和党は敗北することになりました。

 そして、今回のフロリダ州の共和党予備選挙では 2012年・167万人から2016年・236万人まで増加しています。一方、民主党は2008年・175万人⇒2016年・171万人と予備選挙参加人数が減っている状況です。共和党は盛り上がっているけれども民主党はそんなでもない、ということを数字が語っています。

 前回の大統領選挙本選でオバマ、ロムニーの差が約8万票しかなかったことを考えると、トランプ氏の加入による共和党予備選挙による支持者掘り起し効果が大統領選挙本選に与える影響の大きさが分かりますよね。

 もちろんトランプ氏を毛嫌いする層からの得票が逃げ出すことも予想されますが、それを補って余りある数字をトランプ氏が叩き出している状況が現実なのです。

 トランプ氏が負けるとする人々はトランプ加入による得票増よりも忌避票が多いと考えています。しかし、トランプ氏による得票増は数字で証明されていますが、トランプ氏に忌避票が実際にどの程度になるかは分からない状況があります。

 共和党指導部は当然に上記の状況を理解しているため、トランプ氏を無下に共和党から追い出すこともでき無い状況です。上記の分析から、既存の共和党支持層が我慢してトランプ氏に投票することで共和党の勝利は極めて濃厚だということが言えるでしょう。

 日本の米国政治に関する分析は「木を見て森を見ず」の典型だ
筆者はトランプ氏の発言などに一喜一憂するメディアや知識人の様子は、まさに「木を見て森を見ず」の典型みたいなものだと思っています。

 米国要人の重要なコメントも価値の低いコメントもごちゃ混ぜ、なおかつ数字もろくに見ない米国通とされるコメンテーターに無根拠な見解を語らせるテレビや新聞の酷さは見るに耐えかねるものがあります。

 冒頭にも申し上げた通り、予備選挙で「(ジェブ・)ブッシュが本命」という誤った無根拠な情報を述べていた人々は何の責任も取らず、いまだに米国政治の専門家然としています。一体何なんでしょうか。

 少なくとも今回の大統領選挙がトランプVSヒラリーになった場合、トランプ氏が勝てる可能性は極めて高い、ということは数字で証明できることです。ヒラリー勝利の根拠として援用できる数字は、現在の全米支持率のマッチアップでヒラリーがトランプ氏よりも優位に立っていることのみだと思います。(それはそれで有力な証拠ではありますが。)

 以上の通り、今回の記事では数字でトランプ氏がヒラリーに勝てる可能性は十分にあることを論証してきました。トランプ氏は既に共和党の指名候補になることが確定した状況においては、候補者個人のパーソナリティーはもちろん、共和党・民主党の党勢の推移についても注目していくべきでしょう。

http://yuyawatase.blog.jp/archives/9102996.html

渡瀬裕哉(ワタセユウヤ)
早稲田大学公共政策研究所地域主権研究センター招聘研究員
東京茶会(Tokyo Tea Party)事務局長、一般社団法人Japan Conservative Union 理事

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦 記 

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[2035]私はまたひとつ、大きく分かった。
投稿者:副島隆彦 
投稿日:2016-11-05 12:28:58

副島隆彦です。今日は、2016年11月5日です。

今朝4時に目が覚めたら、また天啓(てんけい、revelation 、レヴェレイション) が一つ降りて来た。

「巨大な悪」というものについての、私の気づきになった。ヒラリーは大統領選に負ける。そして、そのあとすぐに捕まる。そして裁判だ。補佐官のフーマ・アベディンは行方不明である。逮捕令状が出ているようだ。
私が書いて予測(予言)してきたとおりになる。だから、トランプが勝利する。

 なぜなら、やっぱりトランプの方が巨大な悪と組んだからだ。
この5月17日に、トランプが、キッシンジャー、ダビデ大王( David Rockefeller 101歳 )と組んだ、だからトランプの勝ちだ。やはり、ダビデ大王が生きている限り世界皇帝であり、この男が地上最大の一番の巨悪だ。

 だから、このダビデ大王に頼まれて組んだトランプの勝ちなのだ、と5月22日に、私は決めて「トランプ大統領(で決まり)」と書いた、そして、本にした。『トランプ大統領 とアメリカの真実』(日本文芸社、7月10日刊) だ。 私が長年、紡ぎ上げてきた 理論( 私のアメリカ政治思想 研究30年の成果)の勝利だ。

私は、自分が、自分の半生を賭けて築き上げた、アメリカ研究の理論を、現実に適用してみた。そして、それが正しい、ということが、今回、証明されつつある。 このことが嬉しい。
 
 トランプ勝利への最後の仕上げ段階で、11月3日(一昨日)、メラニア夫人がペン州フィラデルフィア郊外のバーウィン市で、単独で支援演説をした。メラニアは上品に優雅に、演説を上手にやった。 上品に、優雅に、が、女性がもっている最大の資質だ。このときメラニアは女神さま( godess ゴッデス、東洋では観世音菩薩=観音さま=)のように見えた。

 「夫は、皆さんよくご存知のとおり、話題を作れる人です」で、ドッと笑いを取った。そして、「夫は(今のこの苦しいアメリカの)現状を変えられる人です」で聴衆の気持ちをしっかりと掴(つか)んだ。

 ここで、トランプの下品男ぶりを嫌っているフィラデルフィア(日本で言えば、ボストンと並んで古都の京都だ)の金持ち層の主婦たちを味方につけた。
このメラニアの(登場)単独演説を、トランプはこの日(11月3日)、フロリダ州ジャクソンビルの飛行場で、自分の専用機「トランプ号」の中でじっと見ていた。

 大きな白い革張りの超豪華な座席(最前列に4席だけ横並び)からテレビ画面で。背後から頭の上の方だけが映った。ABCテレビが報じた(11月4日に私は見た)。

 トランプは、もう勝者かつ王者の風格だ。この同じ日に、フロリダのジャクソンビル市(州の北の境)にオバマ大統領が来た。それにぶつけるようにして、トランプは追いかけるようにフロリダに来たのだ。オバマのヒラリー応援演説に追い討ちをかけるのだ。

 その場で、トランプは「ここは、もう静かに、(私たちは、勝利するから)じっとして、そーっと(敵に失点を取られないように)勝つのだ」と 演説した。これは余裕の構えだ。オバマとヒラリーの方に焦りが見える。二人でしっかり抱き合う演出までもすることになっている。気持ち悪い。こいつらの負けだ。

 ジョージ・ソロスが仕掛ける不正選挙( rigged election 、 電子投票の集計コンピュータ・マシーンの違法操作)も、うまくゆかない。どうも、ロシアのサイバー攻撃で、その一部が破壊されたようだ。プーチンというのは、やはりすごい男だ。 10月7日に、ホワイトハウスが、正式に声明を出して、「ロシアのハッカーが、米大統領選挙に干渉している」と、国家情報官と共同で声明を出した。 不正選挙のマシーンの中にまで、ロシアの情報部のサイバー攻撃部隊は、侵入してゆくのか。 

 それでも、私、副島隆彦は、接戦州(激戦州、swing states スウイング・スイテト)16州に仕掛けている、ジョージ・ソロスの会社がリースで、各州の選挙管理員会に貸し出しているマシーンの 違法集票マシーン(voter fraud  ヴォウター・フロード)の作動が心配だ。

 私は、メラニアが大統領夫人になって、彼女が、アメリカにモデルで移民(出稼ぎ労働者、migrants マイグラント)してくる前の、母国のスロベニアの、南部スラブ語で外国訪問のときに、自由にしゃべったら、きっと東欧系(スラブ人種)の人々にものすごく受けると思う。英語はメラニアにとっては後から学んだ外国語だ。

 すべては着々とトランプ勝利に向かっている。あと4日(11月8日)だ。私が今朝、天からのコトバを得たのは。

 ヒラリーとビルのクリントン財団(Clinton Foundation ) 程度の大きな悪よりも、やはり、ダビデ大王(今年まで生きていて良かった)の方が上だった。「既に、世界権力(支配力)は、自分に動いている。もう伯父のデイヴィッド David から自分に代替わりしたのだ。 だから、巨大企業、大銀行、軍需産業、メディア、各国利権(含む日本)からの献金(集金)も自分たちに集まっている」と、考えたビルとヒラリーが甘かった。

 より巨大な悪の方が勝つ。民衆、大衆は動物的な勘で(理屈、理論では全くなく)、このことを感じ取る。「どうせ、ヒラリーだよ。ヒラリーが勝つ」と言い続けた(信じ続けた)者たちの大きな敗北だ。日本では言論人予言者、副島隆彦の勝ちだ。

 たとえ democracy でも、その democracy が極めて上手に行われるのだったら、そこには必ず独裁者(らしき者)がいる。人類の歴史は、そのようになっている。それでも、民衆、国民をかなり満足させて、国民の強い支持を集める者は、たとえ独裁者( dictator ディクテイター、ディクタトーレ、デスポット=潜主(せんしゅ)=)であっても、立派である。
 
 私がここで解かなければならなかった 謎(命題 proposition )は、「警察・検察が出てきて、体制の頂点かつ政治権力者であるヒラリーを捕まえる」というのは、警察・検察(および裁判所)の方が、国民の代表たち政治家(指導者)よりも、上位の権力ということになり、巨悪ということになる。

 これはおかしい。やはり、警察・検察という制度権限者 よりも、政治家の方が大きな悪である。 たとえば、今の日本は、まだあの“サメの脳”をした森喜朗(オリンピック利権)という日本暴力団の頭目が、小池百合子を操(あやつ)って、旧来の東京利権(内田茂、公明党、石原慎太郎たち)を痛めつけているように。

 女房(配偶者)のメラニアの演説を、超豪華な専用機の中からテレビの画面を見つめていたトランプの後ろ姿(あの薄くなった金髪の頭の上部だけだった)から私が分かったことは。 「大衆は、こうやって上手に操ることができる。大衆、国民とは、女だ」という、この男のずば抜けた頭の良さだ。

トランプは、歴戦の経営者、実業家 だから、「客が本当に望むものを与えさえすればいいのだ。そうすれば店は必ず繁盛するのだ 」 「大衆が今、感じている積年の怒りを、表にださせればいい」と 知っている。

 トランプはアメリカの体制(主流派)メディア(各社)さえも打ち破った。「大衆とは、女だ」と言い放ったのは、ヒトラー(「我が、闘争」Mine Kampf ) だ。 そしてあの優秀なはずのドイツ国民(民族)を大きく煽動して、そして、大敗北へと向かわせた。このヒトラーも、もっと大きな力に操られていた。が、その話は、ここではしない。

 この人類(という哀れな生き物)を支配する巨大な悪と闘うために、私(たち生来の)知識人は、存在するはずなのだ。知恵( 思想 )の方が権力、即ち巨大な悪よりも、もっと上のはずなのだ。私はこのことをずっと考えている。これは、自分が知識人であることを何よりも誇りに思う私の信念(宗教)だ。

 それでも大半の、大方の知識人どもは、権力、即ち巨大な悪にひれ伏して、その僕(しもべ、従僕、家来)となり、茶坊主(ちゃぼうず)や神官職(政府の審議委員)をもらって、うやうやしく政府(権力者)に仕える。本物の本当の知識人は、それはやらない。

 本物の本当の知識人は、一冊、一冊の自分の本を国民に買ってもらって、そのお金で生きる。

 「 より巨大な悪が一番上にいる」のである。この近代政治学の大原理(マキアベッリが「君主論(プリンチペ)」で発見した )は、変わらない。崩れない。これが私の今朝の気づきだ。

 今の平成天皇の「もう、歳だから退位( step down )したい。皇太子を早く天皇にしたい」という、天皇の切実な願いを、「押し込め」にした、ワルの安倍晋三たちの悪については、近く書く。

副島隆彦 記

(転載貼り付け始め)

「 トランプ氏は「状況を揺り動かせる」、夫人が選挙集会で演説 」

AFP=時事   2016年11月4日(金)  

 米ペンシルベニア州バーウィンで開かれたドナルド・トランプ氏の選挙集会で演説するメラニア・トランプさん(2016年11月3日撮影) AFP

メラニア演説

(副島隆彦の割り込み、注記。このメラニアの画像は、女神さまだ。慈愛の目をしている。おっぱいの自然な膨らみは、多くの普通(パンピー)の女たちがしている、オワンコのような不自然な堅い真ん丸の、無様なブラジャーではない。自然さが何よりも強い。と女たちが、一番知っているだろうに。副島隆彦割り込み、終わり)

 米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の妻で、過去約200年で初の外国生まれのファースト・レディーとなる可能性があるメラニア・トランプ(Melania Trump)さん(46)は3日、激戦州ペンシルベニア(Pennsylvania)で開かれた選挙集会で演説し、夫の穏やかな側面を訴えた。

 スロベニア生まれの元モデルであるメラニアさんは、トランプ氏にとって3人目の妻で末っ子バロン(Barron Trump)君の母親だ。この日はピンクの薄いブラウスと白のスカートの装いで、同州フィラデルフィア(Philadelphia)郊外のバーウィン(Berwyn)で開かれた選挙集会に姿を現した。

 トランプ氏が出席しない選挙集会に初めて現れたメラニアさんは、「彼は素晴らしい大統領になるでしょう」と有権者に語った。同地では、女性の体を触ったことについての下品な発言に続いてトランプ氏から性的不品行をされたと言う女性が続出したことを受けて、トランプ氏の支持率が急落していた。

 夫のトランプ氏と共に、ほとんどの人にとって想像もつかないぜいたくな暮らしをしているメラニアさんは、トランプ氏は困窮する労働者や苦難にある子育て中の親たちの生活向上のために大統領選に立候補したと述べた。

 メラニアさんは「オハイオ(Ohio)州、ノースカロライナ(North Carolina)州、そしてここペンシルベニア州で工場が閉鎖されたと聞くたびに夫は激しく動揺していました」と、3つの激戦州を挙げて語った。「彼は状況を揺り動かすことができる。そう思いませんか?」

 もっとも、選挙運動の中で女性やメキシコ人、イスラム教徒や障害者を侮辱する発言を繰り返してきたトランプ氏を批判する人は、「揺り動かす」は控えめすぎる表現だと思うかもしれない。

 イタリアのミラノ(Milan)とフランスのパリ(Paris)で働いていた経験があるメラニアさんは、ファースト・レディーになるのは「名誉なこと」だと語り、ネットいじめ対策や貧困女性の支援に取り組みたいと述べた。

 今回の選挙運動でメラニアさんに注目が集まったことはあまりなかったが、7月の共和党全国大会の演説でミシェル・オバマ(Michelle Obama)大統領夫人のスピーチを盗用したとの疑惑が浮上するなど、メラニアさんにとって荒れた選挙運動となっていた。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦 記 

(貼り付けけ終わり)

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