「1394」定例会完全収録のDVD『いい加減にしろ!マイケル・グリーン/恐ろしいヨーロッパの秘密―フランドルからフローレンスへ』が完成しました。2013.7.29

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副島隆彦を囲む会の中田安彦です。今日は2013年7月29日です。
ちょうど1ヶ月前に開催した、当囲む会主催の定例会・講演会の販売用DVDが完成しました。講演会の前半の『いい加減にしろ!マイケル・グリーン』と後半の『恐ろしいヨーロッパの秘密―フランドルからフローレンスへ』を完全収録して一枚のDVDに収めました。DVDの冒頭には7月24日に新たに収録した副島隆彦先生からのこのビデオの発売にあたっての会員の皆様へのメッセージも収められています。

タイトル:『いい加減にしろ!!マイケル・グリーン』
講師:副島隆彦・中田安彦・力石幸一
開催日:2013年6月29日(土)
収録時間:約260分
主催・DVD制作:副島隆彦を囲む会

・上記の新作DVD『いい加減にしろ!!マイケル・グリーン』のお申し込みページは、こちらです↓
https://snsi.jp/item/v-37/

今回のDVDは現在の話題とヨーロッパ中世から近代にかけての歴史の真実の話題、豪華2本立てです。

まず、前半は現在の日本政治、日米関係の話題です。日本の政治を裏で操る、ジャパン・ハンドラーズたちは以下のリンクのように一般のテレビ放送(テレビ朝日の朝のワイドショー)でも取り上げられるようになりました。(http://twitpic.com/d4txav

今回のビデオでは、上で紹介したテレビ番組で「日米安保で飯を食っている日本専門家」として紹介された中の筆頭格である、マイケル・ジョナサン・グリーンの正体を始めとして、グリーンが操っている政治家の数々を実名で暴き立てます。また、日米原子力協定をめぐる外務官僚と米国の原子力版ジャパン・ハンドラーズの密約の実態に迫った内容を中心に、震災後もますます悪化するアメリカのジャパン・ハンドラーズの日本管理の実態を約1時間30分ほど、私と副島隆彦先生の二人で講演しました。

また、後半は、徳間書店編集長の力石幸一(ちからいしこういち)氏が登場しての講演です。副島先生が高く評価する力石編集長のフランドル絵画の真実について2時間かけてたっぷり講演しました。

優れたアーティストは、文化芸術作品の中に「世間では公然とは語られないが誰でも知っている真実」を描き出します。現在はそれは映像文化となり、オリバー・ストーンのような優れた映画監督は鋭い権力に対する風刺、批判、告発を娯楽作品である映画の中に表現していますが、映像や写真が存在しなかった中世から近代初期にかけてはその真実が描き出されたのは画家たちのキャンバスの上だったのです!

力石氏は副島隆彦とともに現地の美術館や史跡などで取材した成果を元に講演を組み立てています。中世末期当時、最大の宗教権力者であった、ローマ・カトリック教会と、それにバックアップされた、世俗の権力であるハプスブルク家のカール5世皇帝やスペイン・ハプスブルクのフェリペ2世は、商人階級に代表される新興の自由都市の市民の中で支持を集めていた新教プロテスタント(カルヴァン派)に対する激しい弾圧を行いました。その弾圧に対する告発を描いたのが、ファン・アイク、ボス、ブリューゲルの3人のフランドル画家の傑作群(マスターピース)だったのです。今回の講演ではそれらのマスターピースの正しい鑑賞法を、会員の皆さんに伝授しました。

今回の講演会DVDでは、講演の際に使ったスライドを更に見やすくしてあります。講演会の際には見落としてしまった、名画家たちの隠されたメッセージについて理解できるように編集を工夫しました。

このDVDを見た上で過去の名画を鑑賞すれば、読書や映画以外にも皆さんの「知的生活」を豊かにするものが、すぐれた絵画であることを実感していただけるのではないかと思います。ぜひご期待ください。単に美しいだけではない、ヨーロッパ絵画に隠された権力闘争の秘密を知りたい人はぜひご覧ください。

・上記の新作DVD『いい加減にしろ!!マイケル・グリーン』のお申し込みページは、こちらです↓
https://snsi.jp/item/v-37/

中田安彦拝

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