『ポピュリズムの体現者 ヒューイ・ロング 2』(DVD)


[タイトル]
ポピュリズムの体現者 ヒューイ・ロング 2
[副題]
[商品番号]
V-28
[キャスト]
ヒューイ・P・ロング、他
[主催]
副島隆彦を囲む会
[会場]
[媒体]
DVD
[制作年]
1992年、1998年
[収録時間]
約97分
[価格]
4000円
[会員価格]
3000円

第1部:ヒューイ・ロングとその時代/世界大恐慌

 1929年、アメリカ発で世界に広まった大恐慌(The Great Depression)の時代は、今も多くの研究がなされ、映画や小説の題材にもなっている。不況から自分達の恩給をもとめてワシントンへ行進した退役軍人達と、それを武力で鎮圧しようとしたマッカーサー・アイゼンハワー・パットン率いる政府軍との紛争。マッカーサーと並び“アメリカで最も危険な男”と考えられていたヒューイ・ロングの台頭と暗殺。
 そしてヒトラーのポーランド侵攻、世界大戦の幕開けによる不況の終結、等。第一次~第二次大戦の狭間で起きた政治上の大きな動きを、多様なフッテージを織り交ぜて俯瞰する。
 前ニューヨーク州知事、民主党リベラルの代表的な超大物政治家マリオ・クオモによる解説入り。

第2部:ヒューイ・ロングを生んだ土地/ルイジアナ

 ルイジアナ州は、アメリカの諸州の中でも政治・選挙を愛する点においてきわめて特異な地域である。そんなルイジアナ州の政治の基礎を形作ったヒューイ・ロングについて、だけでなく、ヒューイの弟でやはり知事になったアール・ロングや、その息子ラッセル・ロング。それにエドウィン・エドワーズや、人種差別団体KKK代表デイヴィッド・デュークなど、良くも悪くもロングの遺産を受け継いだ強烈な個性の人々をとりあげている。
 これはロング暗殺後のルイジアナ政界の様子をつぶさに記録した、貴重なドキュメンタリーである。単純な物差しでははかれないアメリカ地方政治の奥深さを、実感で理解できる!