気になる記事の転載掲示板
新設されたこの掲示板(BBS)は、私、副島隆彦宛ての読者からの個人メールの転載サイトです。私の「今日のぼやき」ではとても対応できない状態になりましたので、このように拡張しました。
学問道場への入門許可の意味も含みます。別に自分は入門したい訳ではないという人もいるでしょうが。私宛てに挨拶を兼ねた簡略な自己紹介文を寄せてくれた人々と、ここの先進生たちとの情報共有の意味と更なる情報開示方針決定に従う趣旨もあります。以後は積極的に各掲示板の方へ書き込み投稿して下さい。(2001年4月1日記)
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Loginはこちら【75】精神の危機
会員番号4655の佐藤裕一です。
本日は2010年11月21日(日)です。以下、[78]の続きを書き込みます。私の近況から出発する話なので、「です・ます」調の文体も継続致します。
投稿済[78]を一度読み返しましたが、「対応0関係については」などと失敗した箇所があり失礼致しました。なぜか勝手に半角のゼロが打たれていることがあり、そのまま気付かずに投稿していたようです。
前回は偉大なフィロソファーの1人であるキェルケゴールを引用・参照し、私自身の過去の投稿を転載するばかりで、一般的で抽象的な事柄を述べるに終始しましたが、今回は本当に私的で卑近な、個別具体的な症状・症例を中心に述べたいと存じます。私は自分を客観視し、自己分析をするということが苦手ですが、取り組んでみたいと思います。
ですので、佐藤裕一などという赤の他人の私事などという、一切関係無い上に役にも立たない文章など時間の無駄で読みたくもない、馬鹿馬鹿しくて付き合っていられるか、というかたはもちろん以下は読まなくて構いません。
私の人生にようやく差し迫ってきた今回の「精神の危機」は、2010年11月16日(火)に突如として訪れました。
なんでそんなに漠然とした事柄について、日付けまでハッキリしているのかというと、16日に私が明確に正面から「具体的に動こう」としたからです。今までのように逃げないで、曲がりなりにも「決意」して「本格的に行動を起こそう」としたからです。
自分自身に向き合った、向き合ってしまった、そして自己の内面の弱さゆえ、ものの見事にたったの一日で失敗が明白になりました。十代におけるような青春の時期という、とうの昔に通過していなければならない段階に、情けなくも二十代後半の私が、未だに引っ掛かっているようです。
しかるべき時期に青春を謳歌しなかったということが、何事においても挑戦や冒険を避けて通ってきたという代償、本当の不安や苦悩、挫折といった経験を避けて通ってきたツケの清算を、今頃になって払わされるということのようです。ずるずると諦めきれない、踏ん切りやケジメというものが、出来ない人間なのです。諦観とか達観とかいったものは、一度本気で挑戦したことのある人にしかないのでしょう。
ここの旧掲示板に[406]「2009/06/20の講演会に初参加しました 投稿者:会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2009/06/22(Mon) 08:37:09」を投稿して以来、昨年から断続的にいろいろ書き込んでいます。
転載部分以外の、私の投稿文章など誰一人として真剣に読んでいない、読むに値しないとすると話はそれまでなのですが、先生の学問道場にある掲示板の文章だからということで、なんとなくずっと読んでいる有り難い御方がいらっしゃったとしたら、私の文章の書き方や組み立て方より大きいところでの、脈絡が散漫かつ漫然で文意も雑然とした、系統立ったところのない傾向、思考上・思想上の一貫性の欠如をも読み取られた、感じ取られたことでしょう。
私は「決意」したと書きましたが、一体何を「決意」したのかというと、先生が「つまらない生き方だ」と切って捨てているところの、「私はプロの物書きとして生きていこう」と「決意」したのです。冗談ではなく、本気なのです。本人は。「漠然とした本気」とでも呼べばいいのでしょうか。本当に本気が出せるかたにとっては、おいおいそんな中途半端な偽物の本気など本気のうちに入るか、一緒にしてくれるな、という話でしょうが、本人にしてみれば本気のつもりなのです。
なので、16日に唐突に「決意」したということではなく、ずっと以前から「決意」していたものを、現状を打破・打開しようと思い立ち、あらためて「決意」して実行に移そうとした、ということです。実を言うとこれまでに何度も「決意」しているのですが、その度に恐ろしい何か、直視したくない何かが垣間見えてしまい、乗り越えるべき壁、課題を先延ばしにしてきたのです。
16日に具体的に何をした・しようとしたのかというと、渾然一体とした文章を書くことから脱け出して決別し、ある1つの主題に方向性を限定して、集中的に取り組んで完結するという作業に、取り掛かろうとしたのです。そして案の定最初からの躓きに伴って「精神の危機」が訪れました。笑えないまでに、自嘲すら虚しいほどに書けない、書き出せないのです。作文の最初が書けないで悩むという小・中学生と同じです。この通り別段、特殊な性質の苦悩ではありません。遅過ぎる、というところが決定的に問題です。
私のなんちゃって「本当」「本気」の隠していた裏側、「嘘」「冗談」が一気に噴き出してきました。あらゆる側面において、冗談だろ、冗談だったんだろ、元から嘘だったんだろ、薄々気付いていたんだろ、という声が脳のどこからか聞こえてくるのです。自分に関する自責の念です。それが言語矛盾のようですが、今まで失敗に直面することや試行錯誤を回避し、何事にも取り組んでこなかったことに対する後悔でありますから一層悲惨であり、救いようがないのです。
私の頭脳は普段から、ものすごい分散思考型・拡散思考型の人間なようです。自分でも愕然とするほど、子供の頃から集中力が足りません。集中思考型に切り換えようとしても、いまさら脳が遅過ぎる「決意」についてこれないのです。これぞ無惨の典型です。ここまで出来ない人間であったかという、静かなる驚愕が襲ってきたのです。
やっと16日に、鏡を覗き込んで自分を見た、客観視してしまった、ということです。そうしたら、現在の自分が許せないということ以外、考えられなくなってきます。僅かな文字でも書くごとに、とっくの昔に完成しているべき文章が、現時点で書き始めているという現状と自分に対する怒りで、脳内が一杯になってしまいます。
そしてついに精神が一時、恐慌状態に陥りかけ、切迫感なのか圧迫感なのか耐え切れず、パニックになりかけました。腫れ物に触らないように遠くに置いておいた「絶望」を、いきなり手前に近づけてしまった悪影響です。「発狂」までには至りませんでした。まだ「絶望」の渦中に入っていく段階です。
私はこれまで冷血漢として、冷酷非情さ、冷徹思考さについてそれこそ冷静沈着に、周囲の人達と比較しても、明らかに精神的に強い人間だと自覚していました。精神状態が制御不能をきたしたことは、ほとんどありません。波があまりないと思います。
ところがそれは自分の現状認識をわざと鈍感にさせ曖昧にして、無意識にか半ば意識的にか、自分の真実に気付かないように、深く考えなくて済むような楽で安易な道に自分を誘導し、置いておくことについてはかなり成功していたから、精神的に強いと思い込めたのです。自分自身を真実の鏡で見てみれば思いっきり脆弱であり、自分自身に対して酷薄になれていない人間、甘ったれであることが判明致しました。本当の現状認識はかくも残酷でおぞましい怪物です。
それから脳味噌が指令を出しているのか、それとも防衛本能なのか、何も書けないまま集中思考を続けてはまずい、パニックが悪化する、ということでフテ寝しました。「精神の危機」を回避しました。もっとも危機という壁を正面から突破したのではなく、壁手前のロータリーに戻ってグルグル周回しながら壁の向こう側に行けた自分の姿を想像するという、いつも通りの安全・安泰な場所にオメオメと引き返した、といったところです。
それから睡眠や散文的執筆以外にも逃げ道として、音楽や映像の鑑賞、ネット検索・巡回による各種の時事的な情報収集などの他に、読書に逃避するというのがあります。これが言い訳のうちでもとても厄介な性質を帯びています。私の場合はかなり悪質でひどいです。
知性の欲求に見せかけた、一種の中毒というか、強迫観念にとりつかれるのです。例えば、私は現時点で先生の著作群の大半を既に読んでいますが、全部読み終わっているわけではありません。入手出来ていない本もあるからです。それから小室直樹先生の本、片岡鉄哉先生の本、岡田英弘先生の本、吉本隆明先生の本、その他駄本以外で邦書・訳書問わず、数多くの有意義な本の多くを、私は読めていません。となると、全部読んでからでないと、知識に欠点がある、当然にあるであろうから、行動しない、するべきではない、出来ない、という言い訳が脳内で誕生します。
逃げ道を遮断し、退路を自ら断て、と脳内の別のどこかから警告が飛んでいるのですが、その意志薄弱と優柔不断ゆえに、無視してきました。今までにも何回か、上記に挙げた逃げ道を遮断しようと試みたのです。睡眠時間制限、音楽・映像断ち、読書断ち、ネット閲覧禁止、投稿禁止(たまに2ヶ月とか空いたりするのはそのせい)、散文禁止などです。すると、どうでしょうか。駄目人間としてあまりに逃げに慣れすぎているため、禁断症状が出てくるのです。
正午になりましたので、ここで一旦投稿します。書き溜めするとまた失敗するからです。
【74】『死に至る病』
会員番号4655の佐藤裕一です。
下の[77]「Re:[75]佐藤君へ」についてですが、李漢栄さん申し訳ございません、というよりも失礼致しました。メールを送ると言っておきながら、未だ送っていません。そうこうしているうちに、李さんは代休をとられるそうなので、お忙しいうちに私信で煩わせ、お手数をおかけする可能性を発生させてもなんですから、その後にメールをさせて頂いた方がよろしいかと存じます。
私にはメール(携帯電話、パソコン共に)という文化、習慣がいまいちしっくりこないというか定着しないで、この2010年まで来ました。昨今、メールが他の意思伝達手段に押されていますが、完全に取って代わられ廃れるという程ではないと思います。時代の変化が急速であるとはいえ、私の動きは何かにつけて遅すぎました。
2010年11月16日(火)から最近、脳の調子が不調で、かなり参っていました。今後の克服課題である睡魔・睡眠欲に救われてしまって、そして読書や情報に逃げおおせて、今日は少し落ち着いています。
投稿日は2010年11月21日(日)になりましたが、以下の文章は少し前から書いていたものも含まれます。今回は基本、「だ・である」調の断定文体を避け、「です・ます」調でいきたいと思います。
脳が不調といっても頭痛がするわけではなく、俗に言うスランプに近いのですが、それは仕事が出来る人に訪れる波の下降と低迷から脱出出来ないでいることを指すのですから、「自意識」過剰というものでしょうが、まぁ万年スランプといったところですか。
おそらくは脳内の「思考」か、「意思」「精神」などの問題です。そうでなければ「性格」や「生き方」「習慣」「癖」の問題です。
私としては、一番の問題は脳の機能である「思考」の状態だと考えていますが、そう思い込みたいだけの可能性もあります。「性格」の問題でもあのですが、これは言わば俗に、普段からどういった「思考回路」をしている人間であるか、ということになるかと存じます。
もちろん他にも似たような言葉がいっぱいありまして、ニュアンスというか使いどころがそれぞれあるのですが、自他共に理解混濁の元になるので今回は多用しないようつとめます。この「理解」も一種ですね。人間の頭脳の作用に関連してくる言葉です。
学術用語の厳密な学問的定義や、日本語と英語その他外国語との対応0関係については、正直私はお手上げです。なので英語を避け、安易に「心」「魂」「霊」「氣」「感情」「情緒」などという言葉を、なるべく避けたいです。
なおさら厄介である「精神」「心理」「理性」「気概」「勇気」などという「概念」も、深い議論を提示したいわけでもないこの際、封印致します。しかし中でも「理性」「合理性」即ち「利性」は、やはり抜き難く関わっているのでしょう。
それで、脳の調子が好調な時があるのか否かと聞かれれば、自分なりにはあります。
今現在の私の場合、不調だという意識に常に苛まれることによって、最初から能力が全然足りないだけの話という、冷酷な現実から半ば逃れ出ることが普段は得意な脳が、うまく作動しない状態に陥っている、という自分についての「現状認識」が「思考」から除去出来ない状態です。
上の文章のような簡潔でない駄目文章になるのもその影響かといえば、これは元からの欠点が低迷によって更に酷くなる傾向にあるということのようです。
何か統合失調症(精神分裂病)かうつ病などの、精神疾患にかかったのかという話になりそうですが、幻覚は見えないのでどうかなと思います。うつ、といえば憂鬱だから、うつだ。自分の現状に納得出来ないのですから。もっと言うと自分の中で私の脳が、「心」や「感情」といった「何か」を納得させられなくなっている、理論で説き伏せられない状態である、ということです。
ちょうど李さんのブログサイト、2010年11月20日投稿記事「★★ どうせ精神科医の書いた本 「夜と霧」」に、精神科や心理学について端的な見解が示されています。『夜と霧』の作者、ヴィクトル・E・フランクル(Viktor Emil Frankl,1905年3月26日 – 1997年9月2日)というかたのことは存じ上げませんでした。
異端医師の独り言
http://blog.livedoor.jp/leeshounann/
ヴィクトール・フランクル – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/ヴィクトール・フランクル
夜と霧 (文学) – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/夜と霧_(文学)
ところで、セーレン・キェルケゴール(デンマーク語: Soren Aabye Kierkegaard、1813年5月5日 – 1855年11月11日)という、いけ好かないデンマーク人フィロソファー(愛知学者)の、これまた全然好きになれない代表的著作に、『死に至る病』という本があります。
セーレン・キェルケゴール – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/セーレン・キェルケゴール
死に至る病 – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/死に至る病
だいぶ前に、義務感を伴う苦痛を味わいながら最後まで読み通しましたが、きっと岩波の翻訳どうこうの話じゃなくて、例え翻訳が最上であっても似たような、苦々しく忌々しい読後感想だったことでしょう。原文が読めないので原典にあたれないため、それ以上はなんとも言えませんが、これは恐らく相性の問題があるでしょうけれども、それ以外にも、フィロソフィー(愛知学)として、あまりに恐ろしい分野を題材にしている本だから、その恐怖が私にはあります。やはりその恐さには、同時に惹かれるものがあります。
それで実存主義(よく分からない)フィロソファーであるキェルケゴールによれば「死に至る病」は何かといえば「絶望」のことだそうです。といっても当然これはキリスト教世界が前提であり、聖書にあるエピソードから始まり解釈に終わるので、東アジア人の非クリスチャンである私には到底当てはまりません。
その文章は例によって難解極まりないのですが、あぁしゃらくさい、どーせ真のクリスチャン以外は全部駄目なんじゃん、真のクリスチャン以外、異教徒・無神論者・不信仰者その他は行き着くところ全部絶望と死しかないんだろ、全員救われないんだろーが、こんにゃろ~。おまけに第二編で「絶望は罪」だとかのたまいやがって!
しかしそれでも、著者の真意を無視してキリスト教云々を抜きにして考えれば、「死に至る病」の1つに「絶望」が挙げられると思います。これは著者のような近代人としての「近代の病」であるところの段階にまで到達していなくても、現代では近代化の波が押し寄せていない社会や国家などほとんどないので、前近代日本でもどこでも普通に通じます。現時点での私の考えと言うか「実感」では前近代社会において、中途半端に近代化されかかっている「人格」の持ち主が危ない。
そうすると危ない時に読んではいけない本か、というと人それぞれでしょう。私なんかは弱っていましたが、「絶望の淵」を彷徨っているところをこの本で、「絶望の崖」まで追い立てられて突き落とされたのに、幾分気が楽になるという奇妙な感覚で、実に人間の内面というのは複雑怪奇。理解困難です。安易に彷徨える者に光明を与える導きの書とか言ってはいけない。本当に人それぞれです。
日本人はまだほとんど大部分が前近代人なので、主要因の筆頭は経済苦や人間関係、「アノミー」などでしょう。もちろん以上の原因だって「絶望」しているということの範疇に含まれますが、「絶望」が後についてくるという位置付けですね。まず自分自身としての「絶望」が先にくる人は増加しているであろうとはいえ、まだまだ少ないのでしょう。近代の狂気と無縁の衆生というのは、幸せでいられるのかも。
キェルケゴールと違って、ここで私が言う「死」というのは「精神的な死」だとか、最後の審判によって神に与えられた「永遠の死」だとか、そういう深い話ではありません。単なる「肉体的な死」です。彼はカトリックなのだとばかり思っていたら当初は牧師を目指していたということで、晩年は世俗と妥協するルター派のデンマーク国教会を批判していたといいますからやはり信仰上の遍歴というのは簡単ではなく、特定の宗派ではない原始キリスト教(?)の「精神」の復興を唱導していた、という理解でいいのでしょうか。エキュメニカル運動とか思想統一とか、そういうところにある感じの人じゃなくて、本当に純粋な想いの人だったのでしょう。そういう部分には共感を抱きます。
私がキェルケゴールに半分違和感を抱くのはある程度仕方がないことで、私は非クリスチャンなので、キリスト教の神とアダムとイヴの原罪、そしてイエス・キリストの贖罪などの聖書のエピソードについて自己同一化体験が出来ないというか、自分を重ね合わせることとして想像が出来ないのです。
生きている人間が何故、自ら「肉体的な死」を選ぶのでしょうか。詳しい統計数値などは分かりませんが、「絶望」は理由の筆頭とまではいかなくとも、上位に位置するでしょう。といっても「絶望」に至る理由が各人の事情によって異なります。
私は『死に至る病』のある文章が気にかかり、赤線を引いていました。
「第一編 死に至る病とは絶望のことである。」の「三 この病(絶望)の諸形態。」の「A、絶望が意識されているかいないかという点を問題とせずに考察せられた場合の絶望。したがってここでは綜合の諸契機のみが問題となる。」の「a、有限性と無限性との規定のもとに見られたる絶望。」の「β、有限性の絶望は無限性の欠乏に存する。」の中の文章です。
なんのこっちゃとなりますが、分類ごとにそれぞれ「絶望」の形態を分析、詳しく解説するという形式をとっているので、このように項目が細分化されています。「β、有限性の絶望は無限性の欠乏に存する。」と並ぶ形態上の分類として他には以下があります。
a、有限性と無限性との規定のもとに見られたる絶望。
α、無限性の絶望は有限性の欠乏に存する。
β、有限性の絶望は無限性の欠乏に存する。
b、可能性と必然性との規定のもとに見られたる絶望。
α、可能性の絶望は必然性の欠乏に存する。
β、必然性の絶望は可能性の欠乏に存する。
とてもじゃないが全編通して読み返す気は起こらないのですけれども、個人的な読後感想としては、第二編よりも第一編に注目しています。その第一編の中でも特に、上記4つの最小単位の項目に書かれている著述部分が大変重要であると思いました。この現代の日本人においても各個人に適用出来るような、普遍性のようなものを具え、保っているのではないかと感ぜられました。諸契機、つまりきっかけや原因という観点からの考察です。この4項目を読み返してみると最初に引いた文章以外も次々と気になり、赤線だらけになってしまいました。
ですから私は相性が悪いし気に食わないけれども、さすがに彼は大フィロソファーの1人であります。考えたくもないような、それを言ってはお終いよというような、人生における地獄の釜の蓋が開いているところに突き落とすような、身も蓋もないところを、臆するところなく取り扱っています。当時の教会との激烈な思想闘争の途中、街頭に倒れるという生涯の閉じ方には、時代を超えても尊敬の念とある種の感動、憧れを抱きます。リバータリアンといったら表現がおかしいですが、信仰上の個人主義者、唯一の神の前における個人主義者です。今回、少し印象が変わりました。
それでは『死に至る病』から計4項目のうち、ずっと以前に読了した際、最初に赤線を引いた箇所(中心部分)とその周辺の文章だけを抜粋して引用致します。ルビや訳注番号などは省きます。
(佐藤裕一による引用始め)
絶望のこの形態には世間では全然といってもいいくらい気づいていない。
(中略)
一般に世間は(これは当然のことだが)真実に怖るべきものの何たるかを全然理解していない。
(中略)
例えば、饒舌には十度の、沈黙には一度の後悔があるということがいわれる。なぜであるか? 口に出していったということはひとつの外的な事実であり、それ自身ひとつの現実なのであるから、それはひとをいろいろな煩らいのうちに捲きこみうるからである。けれどももし口に出していわなかったとしたら! 実はこれこそ危険きわまることなのである。というのは沈黙においては人間は全く自己自身へと孤立せしめられる、そこでは現実がやってきて彼の世話をやくということがない、――現実が彼の言葉の結果を彼の上に齎らしはしない。けれどもまさしくその故に、怖るべきものの何たるかを知っている人は、その進路を内側にとって外に何の痕跡をも残さないような罪・咎をこそ何にもまして最も怖れるのである。それからまた、世間の眼から見ると冒険は危険である。なぜであるか? 冒険には失敗の可能性がつきまとうから。冒険しないこと、それが賢明である! しかも我々は冒険さえすれば容易に失うことのないもの(よしほかにいかに多くのものを失おうとも)をかえって冒険をしないために怖ろしいほどやすやすと失うことがありうるのである、――すなわち自己自身を。少なくとも冒険するものはかくもやすやすと、あたかも何も失われはしなかったかのようにかくもやすやすと、自己自身を失うというようなことはない。もし私の冒険が誤まっていたとすれば、そのときはそのときで、人生が刑罰によって私を救ってくれるであろう。しかしもし私が全然冒険を試みなかったとしたら、一体誰が私を救ってくれるのであるか? ことにもし私が最高の意味での冒険(最高の意味で冒険とは自己自身を凝視することにほかならない)を避けて通った卑怯のおかげで、あらゆる地上的な利益を獲得することはできたが、――自己自身はこれを喪失したとしたら?
(中略)
世間と呼ばれているものは、もしこういってよければ、いわば世間に身売りしているような人々からだけ出来上がっているのである。
(中略)
――しかし彼等は彼等自身ではない。彼等がその他の点でいかに利己的であろうとも、精神的な意味では何等の自己――そのためには彼等が一切を賭しうるような自己、――をも彼等は所有していない。
(佐藤裕一による引用終わり)『死に至る病』(キェルケゴール著、斎藤信治訳、岩波書店刊、1939年11月29日 第1刷発行、1957年6月5日 第23刷改版発行、2008年2月5日 第95刷発行、54~56頁から引用)
Amazon.co.jp: 死に至る病 (岩波文庫) キェルケゴール, 斎藤 信治 本
http://www.amazon.co.jp/死に至る病-岩波文庫-キェルケゴール/dp/4003363531
さて、私の座右の銘は先生の言葉、「空間的利益を求めた者は時間の流れに耐えられないという処罰を受ける」です。これも私の「焦燥感」、現時点の「精神状態」に大きくは関わっています。ここの旧掲示板に昨年私が投稿した中から、当該部分と関連部分を2つ、繰り上げて再掲するということで、転載貼り付け致します。
(佐藤裕一による転載貼り付け始め)
[412] 空間的利益を求めた者は時間の流れに耐えられないという処罰を受ける 投稿者:会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2009/07/12(Sun) 09:52:48
会員番号4655の佐藤裕一です。
私は座右の銘という古臭くさい言葉が昔からあまり好きではありませんでした。他人の言葉を自分の思考・行動の指針にする、ということだからです。
辞書を引いてみたら、「身近に記しておいて、戒めとすることばや文」とありました。
私の座右の銘は、上のタイトルの文に決定したいと思います。
「空間的利益を求めた者は時間の流れに耐えられないという処罰を受ける」
これは、副島隆彦先生の『テロ世界戦争と日本の行方 アメリカよ、驕る無かれ!』の中にある文章を略したものです。
この一文を読んで、それから漠然と印象に残っていました。ずいぶん後になってから、もう一度読みたいと思ったのですが、どうも『属国・日本論を超えて』の、真実の期間計算の辺りに載っていると思い込んでいたようで、それから先生の著作を沢山読み返して探すことになってしまいました。
『テロ世界戦争と日本の行方 アメリカよ、驕る無かれ!』ですが、最近になって改めて読み返してみました。第1刷が2001年11月15日で、9.11同時多発テロ事件の後に、先生が急いで当時の時点での、世界の政治情勢を観測し、まとめて出版したものだということがよく分かります。それから、日本の戦後政治の真実についてですね。
時事的な性質上、現在になって内容が少し古く感じてしまうのは仕方ありません。9.11のことも、内部犯行の疑いを抱いてはいますが、証拠が揃っていない状態なので、断言出来ていません。あの時点で全部何もかも分かっていろというのは無理です。
むしろ2001年という、当時の状況を思い出すことに役立ちます。先生は、本物の知識人は、何年か過ぎ去った過去を振り返ることが大事だ、とおっしゃっていたと記憶しています。私はどうしても目先、目先になりがちです。
では座右の銘にする一文が載っている個所を、菊地さんのご指導に従って引用してみます。
<茨の道を歩むのは、今度はそっちの方だぞ。私たちの代りに、今度は、あんたらが、牢屋に入ってもらおうじゃないか、と立花隆らに言いたい。しかし、彼らはそんなに潔い人たちではない。私は、よーく知っている。言論界などで有名なもの書きなんかになっている人間たちのほとんどは、屑のような連中だ。責任感などさらさらない。いつも、時代に合わせて上手に生きることばかり考えている。「あの人は使い易いからいい」と、テレビの報道番組を作っている連中は必ず言う。
テレビに出て、うまい具合に使われて、時代に迎合したら、そのあと、時代の流れが変わった時に棄てられるのだ、とどうして分からないのだろう。その時々の、空間的な広がり(視聴率1%あたりで、丁度、100万人だという。本当は50万人だ)を求めたら、今度は、時間の経過による真実の露見という復讐に遭うのだ。空間的利益を求めた者は、時間の流れに耐えられないという処罰を受けるのだ。本物の知識人は、時間にこそ耐えなければならない。
その時々は、みんなにとってどんなに耳障りなことであっても、発言してじっと耐えて、ひたすら事実に附いて、真実を追い求めなければならない。
あの時期、角栄を、日本を豊かにした政治家として、小室直樹ひとりが、袋叩きにあい、奇矯の言論人扱いされながらも、頑張っていた。私は、だから、この人こそまさしく私の先生だと思った。
真実を握り締めて、孤立して孤独な闘いを続ける者たちは、ずっと冷や飯を食いつづける。
いつの時代もそうなのだろう。ただし、この書き方は、昔は、左翼の正義漢たちの吐く言葉だった。しかし日本の左翼が馬鹿左翼になりはてて消えていなくなったあとは、保守派の中の本物の少数派が、保守言論界の中からもつまはじきにされながら、隅っこに追いやられて、細々と生き延びるという構図になった。>
(副島隆彦『テロ世界戦争と日本の行方 アメリカよ驕る無かれ!』、弓立社、2001年、222~223項)(私が持っているのは第2刷)
やはり、いくら時事的な本とはいえ先生の本ですから、時間の経過に耐えられる、キラリと光る人間社会の真実の記述が各所にあります。中でも上記の文章は凄い。
これから日本で本物の知識人を目指す、全員が志すべき言葉がここにあるといっても過言ではありません。
真の国民政治家・指導者の田中角栄に仕掛けられた謀略については、私は文章や記録映像でしか捉えられないので、どうしても実感を持てないところがあります。私の一番古い、テレビの生中継で見た首相は宮沢喜一だったと思います。アメリカだとパパブッシュですね。何故だかビル・クリントンよりもブッシュ再選支持派だった記憶があります。なーんにも分かってなかったんですね。周りのガキと比べても輪をかけて馬鹿でした。
私は立花隆氏のことは、よく知りません。もう私の世代では、いくら当時のことを振り返って勉強すべきだといっても、なかなか彼らの本を購読してみる気にはなれません。しかしそれに関連して先生の至言というか、箴言が出てくるきっかけになったことについては立花氏に感謝しなければなりません。
(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)
(佐藤裕一による転載貼り付け始め)
[413] 自分自身の存在の主人公になりたい 投稿者:会員番号4655 佐藤裕一 投稿日:2009/07/13(Mon) 05:49:42
会員番号4655の佐藤裕一です。
[412] では副島隆彦先生の著作『テロ世界戦争と日本の行方 アメリカよ、驕る無かれ!』から、私が、自分の座右の銘と決めた一文、「空間的利益を求めた者は時間の流れに耐えられないという処罰を受ける」が書いてあるページの文章を引用致しました。
2001年に書かれたこの本は、どうしても時事的な文章や記事が多いのですが、それでも現在にそのまま通用し、当てはまる事実や真実が随所に書かれています。
私は、上記の一文が書いてあるからという理由で、それがきっかけとなってこの本を読み返しました。
しかし、この情報氾濫社会では、次々に新しい本が出版されますし、読むべき本なのに未だ読めていない本もありますし、映像作品も沢山出ますし、ネットの情報を追いかける作業に追われていたりします。自分が文章を書いて発表する立場の人間はなおさら忙しいでしょう。
あまりに新しい局面が矢継ぎ早に訪れるため、現代人には過去の作品(本以外の映像作品も)に時間を割く余裕がありません。
自分が一度読み終わった本をまた読むという作業は、読書人階級でさえ、そうそう出来ないというか、しないのではないでしょうか(私は読書人というほど読んでいません)。
副島先生の著作郡の場合、「映画」「英語」「法律」「月面」「訳本」に関しては専門性が高いために、何度も読む頻度が高いと思います。読み手の興味と相性によっても違いますが、私は「映画」と「英語」が圧倒的に多いです。あと「歴史漫画」は、人によると思いますが基本的に読みやすいので、手にとり易いかと推測します。
「政治・社会」「金融・経済」などは、政治思想や真理や法則などの普遍的な部分が輝きを放っています。しかし、たぶんに現状・推移の観察・時事的・流動的なものが含まれるので、内容が古びやすい部分があるのは仕方ありません。副島先生の著作でさえ、なかなか読み返すことが少ないのですから、有象無象の知識人達の読み捨て消費本など話になりません。
『テロ世界戦争と日本の行方 アメリカよ、驕る無かれ!』を読んで、滅多にしない赤線引きもしてみました。私は、本に何か書き込むということに対する抵抗が、なかなか強いです。
それでは、この本の中で2番目に惹かれた、「自分自身の存在の主人公になりたい」という一文が載っている文章を引用致します。
<それは、日本知識人の中で、唯一私が、自分の視点を、世界視点、帝国中枢からの視点、世界の中心の最高権力層からの視点に移行させることに成功しているからだ。
やれ、「日本は、アメリカにべったりくっついていかないと、やっぱり危ない」「日米同盟が全てに優先する。あんな中国(人)みたいな信用の置けない連中と仲良くしてもどうせいい事はない。あいつらは性質の悪い人間たちだ」とか、「日本は、地政学的(ジオポリティカル)に見て、どうしても、中国とアメリカの板ばさみになるから、アメリカにしっかりくっついていないと、国の安全と繁栄を守れないのだ」とか、立派な男たちは一様にそう言う。
先日も、私は、レストランの隣の席の中年オヤジが、そう言うことを自分の家族にまくし立てているのを聞いていた。回りの者達は黙々と食べていた。
そうはっきりとは口に出さなくても、この中年オヤジの鬱屈した表情の下から、例のつぶやきが聞こえるようだった。「日本は、アメリカの言う事を聞くしかないんだ。仕方がないんだ」、これが、日米同盟最優先主義の立場である。いつまでも、いつまでも、そうやってひたすら属国をやっているがいいのだ。立派な責任感のある男たちは、そうやって、忍従の果ての、奴隷根性にも似た、ただ堪えるだけの惨めなサラリーマン人生を生きてゆけばいいのだ。
私はいやだ。私は、自分の運命を自分の力でもぎ取る。自分自身の存在の主人公になりたい。だから、小泉・眞紀子・塩爺の、決意のある、やや居直り気味の新政権を今は支持する。
たとえあと1年しか持たないとしても、それでいいのだ。あらゆる政権は、どうせすべて国民にとっての使い捨てだ。長ければ良いというものではない。今のうちに走れるところまで走って、言えるだけのことを自由に言って、拡張できる限りの限界まで、日本国の行動予測と利益・権益範囲の最大限を、今のうちに取ってしまえばいいのだ。アメリカさえが、唖然としている今のうちに。
アメリカに何を恐れる必要があろうか。言いたい事を全て言えばいいのだ。いちいち自主規制などする必要は無い。日本人は自主規制ばっかりやって、言いたいことも言えずに我慢ばかりして生きてきた。我慢と忍従が体に染み付いてはがせなくなり、やがてそれが、奴隷根性になり果てたのだ。そういうことにさえ、自覚が無くなっている。
国民の代表(民族指導者)が、世界皇帝に対して、言いたいことぐらい自由に言えばいいのだ。何に遠慮する事があるか。相手に嫌われようが、いやがられようが、言いたいことを言えばいいのだ。たとえそうやってみて、現実が少しも動かないとしても構わない。長い間に積み上げられた現実は、一気にどうにかなるものではないことは、はっきりしている。だからほっておいても、どうせ日米軍事同盟主軸で、日本はこのあとも動いて行く。この大きな枠組みは変わらない。
だがどうして、この肝心のときに、「日本は、なるべく自力でやって行く国になります」と言わないのか。中国かアメリカかどちらかにつくしかないのだ、という考え自体が決定的におかしい。日本は独立すべきなのだ。「日本、未だ独立せず」の現実こそ見つめるべきだ。この巧妙に仕組まれた現実をこそ、直視すべきなのだ。この事実から目をそむけるべきではない。
日本人は、先の大戦をアメリカと戦って負けたのだ、という事実を忘れるべきではない。そのあと占領されて、属国化されてしまったのだ、という大きな事実を抜きに、政治に関わる何事も語るべきではない。それで、そのあと日本人に対する国民洗脳がアメリカから施された。
どんな国だって、自分たちは周りの国々から包囲され狙われているのだ、と考えるものなのだ。中国だって、自分たち漢民族は、周囲をぐるりと、異民族国家群(含む、日本)に取り囲まれている、と考えている。時計回りにぐるりと、韓、日、台、ベトナム、チベット、インド、ウイグル、トルキスタン、モンゴル、旧満州、ロシアに包囲されている、という被害妄想を持っている。
中国人の若いエリートたちと話してみると、私たち日本の愛国派の人間とまったく感受性と考え方にたいした違いはない。中国共産党という愚かな政党に支配されている国だが、それでも中国人は、私たちと同じような人間だ。ただし、あの尊大不遜な内心の中華思想を除いては。
韓国人は、自分たちは常に五大強国に包囲されている、と考えている。
世界帝国であるアメリカだって、自分たちは、団結しつつあるヨーロッパ人と、中東のアラブ・イスラム圏と、ロシアと、その他の反感を持つ国々に注意を怠ると包囲される、と考えている。国際政治とは、そういうものなのだ。
ところが日本人は、すぐに、「アメリカに守ってもらわないと、国の安全保障が危ない」と考える。企業経営者のような政治オンチではあるが責任感のある立派な男たちまでが、そのように考える。そんなに脅える事はないのだ。日本は、戦前、自前で自国の安全を守ってきた。連合艦隊も持っていた。それなのに、今はできない、などということがあるだろうか。十分に自力で国防をできるのである。何をそんなに、過剰に怯える必要があるだろう。全ては、敗戦後のアメリカのニューディーラー(元祖グローバリスト=フランクリン・ルーズベルトおよびその背後のロックフェラー財閥)によるマインド・コントロールのせいである。>
(副島隆彦『テロ世界戦争と日本の行方 アメリカよ、驕る無かれ!』弓立社、2001年、90~93項)(私のは第2刷)
少し長いですが前後の文章も引用致しました。
「だから、小泉・眞紀子・塩爺の、決意のある、やや居直り気味の新政権を今は支持する」の辺りは、先生が小泉純一郎首相(当時)を、ポピュリストの性質があると分析し、少し期待していた節が伺えます。
実際、政権に田中真紀子外相が、更迭されるまで居たことですし、仕組まれた事とは言え、反主流派の小泉氏に国民の人気もあった訳ですから、政権初期にはポピュリズム的性格がほんの少しは有った、と言えるのでしょう。似て非なるものであり、期待外れでした。
もし日本が世界覇権国家だったならば、竹中氏は財務省と東大支配に挑んだポピュリストですね。しかし日本はただの国ですから、高級官僚・東大支配がいくら国内最高権力だといっても、外圧のほうが上なわけです。アメリカにだけは抵抗せずに仲良くして外圧に守ってもらい、官僚とだけ戦うポピュリストという形態も、ありなんでしょうか。
むしろ後になって考えてみると、意外にも安倍元首相の方がポピュリストだったということになりますか。
引用の文章は先生の固い決意表明が含まれたものです。他にもいくつか重要箇所に赤線を引きましたが、この本は現在も販売している商品でありますので、引用のし過ぎは控えたいと思います。
(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)
午前7時には書き込もうと考えていたので、続きは次から書いていくとして、一旦ここで投稿してしまいます。
【73】Re:[75]佐藤君へ
李漢栄さんへ
会員番号4655の佐藤裕一です。
[75]及びブログ転載は光栄でありまして、誠に嬉しく存じます。
ちょっと時間がなかったので、返事は後程こちらに書き込みますが、後日私信でメール致します。
【72】訃報 ジャーナリスト・黒木昭雄氏死去 現時点での阿修羅まとめ10
会員番号4655の佐藤裕一です。
阿修羅掲示板から転載貼り付け致します。
(佐藤裕一による転載貼り付け始め)
亡くなった警察ジャーナリスト・・黒木昭雄さんの最後の映像(1~10) [寺澤有 ザ・インシデンツ]
http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/437.html
投稿者 Takeru 日時 2010 年 11 月 13 日 23:29:12: Tpb/svjJh8eR6
警察ジャーナリストの寺澤有氏が仕事上関係が深い、亡くなった黒木昭雄氏に今年7月25日インターネット報道番組『野良犬ジャーナル~事件の真相を追え!~』で、黒木氏が追っていた岩手同姓同名少女殺害事件のインタビューをしている。黒木氏の最後の映像だそうでその全編を公開した。極めて不可解な捜査が浮き彫りになっており、警察の不祥事が色濃く臭うインタビューである。映像は記事アップの関係で文末から1~10の順になっている。
(Takeru)
(転載開始)
_____________________________________
黒木昭雄さんの最後の映像(1~10)【寺澤有 ザ・インシデンツ】
http://www.incidents.jp/news/
黒木昭雄さんの最後の映像(10=了)
筆者 – 寺澤有
2010年 11月 12日(金曜日) 16:45
黒木昭雄「これからも(佐藤梢さん殺害事件を)追及していく。いくつか(取材の)やり残しがある。しかも、それはかなりググッといくやつ。もし、それが成功したら、かなりググッ」
動画 黒木昭雄さんの最後の映像(10=了)
http://www.youtube.com/watch?v=n5P82EsR_jc
黒木昭雄さんの最後の映像(9)
筆者 – 寺澤有
2010年 11月 12日(金曜日) 16:30
黒木昭雄「ちょっとカッコつけていうと、ジャーナリストとしての性(さが)。終わった事件を、自分が変だなあと思いはじめて、1枚、2枚、めくっていったら、新たな事実がどんどん出てくる。そうしたら、ふつう、やらないですか」
動画 黒木昭雄さんの最後の映像(9)
http://www.youtube.com/watch?v=-cEezFJdBeo
黒木昭雄さんの最後の映像(8)
筆者 – 寺澤有
2010年 11月 12日(金曜日) 16:15
黒木昭雄「小原(勝幸容疑者)は殺されていると思っている。その犯人が(佐藤)梢さんを殺している可能性を考える。警察はそれらを全部知っていて、死人に口なし、安心して、小原勝幸に懸賞金までかけた。小原を(佐藤梢さん殺害の)犯人と断定できる理由は、どこにもない」
動画 黒木昭雄さんの最後の映像(8)
http://www.youtube.com/watch?v=38eTcOBqiDU
黒木昭雄さんの最後の映像(7)
筆者 – 寺澤有
2010年 11月 12日(金曜日) 15:50
黒木昭雄「岩手県警も非常に困った。小原勝幸(容疑者)が(恐喝)被害を受けていた事件に関して、突っ込まれるのは非常に嫌だった。ところが、警視庁出身のうるさいジャーナリストがいちばん痛いところを突いてきたので、岩手県警は警察庁に泣きついた」
動画 黒木昭雄さんの最後の映像(7)
http://www.youtube.com/watch?v=xu3jFj5qF8A
黒木昭雄さんの最後の映像(6)
筆者 – 寺澤有
2010年 11月 12日(金曜日) 04:25
小原勝幸容疑者 黒木昭雄「懸賞金というのは、規定からいうと、事件の発生から6カ月を経過したもの(にかけられる)。4カ月で、2カ月前倒しで、(小原勝幸容疑者に)懸賞金をかけちゃってるんですよ。これ、変じゃないですか」
動画 黒木昭雄さんの最後の映像(6)
http://www.youtube.com/watch?v=a08CeCQGA9U
黒木昭雄さんの最後の映像(5)
筆者 – 寺澤有
2010年 11月 12日(金曜日) 03:10
黒木昭雄「この事件に関して、岩手県警がちゃんとした捜査をしないので、警察庁に伝えた。ところが、警察庁がちゃんとした指揮をしないので、(当時の)国家公安委員長(中井洽衆議院議員)に対して、なんとかしてほしいというものを書いたわけだけれども、警察庁から戻ってきたのは、ボクの名前を入れても4行。『黒木様からの書面を拝見しました。国家公安委員会は警察庁を管理する行政委員会であり、ご指摘のような個別の事案には対応できませんので、ご理解ください』」
動画 黒木昭雄さんの最後の映像(5)
http://www.youtube.com/watch?v=fVEdfiLWhKg
黒木昭雄さんの最後の映像(4)
筆者 – 寺澤有
2010年 11月 12日(金曜日) 01:20
黒木昭雄「小原勝幸(容疑者)という人物は、恐喝事件については被害者である。小原容疑者は、一方では被害者で、一方では容疑者である。当時、(小原容疑者が)交際していた佐藤梢さんは(同容疑者が恐喝されていた120万円の)保証人。その友だちである(同姓同名の佐藤)梢さんが殺されている。これをはたして、一般の視聴者も含めて、別々の事件だと考えるのか、それとも1つの事件だと考えるのかが非常に重要だと思う」
動画 黒木昭雄さんの最後の映像(4)
http://www.youtube.com/watch?v=guo4m30XbR4
黒木昭雄さんの最後の映像(3)
筆者 – 寺澤有
2010年 11月 11日(木曜日) 14:45
黒木昭雄「2007年5月1日、小原(勝幸)容疑者が、実は、恐喝の被害を受けていた。『現金120万円をよこせ』と。そのときに保証人の名前として、当時、(小原容疑者が)交際していた『佐藤梢』さんの名前を書いてしまった」
動画 黒木昭雄さんの最後の映像(3)
http://www.youtube.com/watch?v=oY9jVpa7WWI
黒木昭雄さんの最後の映像(2)
筆者 – 寺澤有
2010年 11月 11日(木曜日) 11:10
黒木昭雄「小原(勝幸)容疑者は右手に重傷を負っていた。病院の先生からもいろいろ話を聞いたところ、『あの右手では、人の首を絞めたりできない』と」
動画 黒木昭雄さんの最後の映像(2)
http://www.youtube.com/watch?v=z9ygfCI_XHw
黒木昭雄さんの最後の映像(1)
筆者 – 寺澤有
2010年 11月 10日(水曜日) 00:25
黒木昭雄さん通夜 11月2日、元警視庁巡査部長でジャーナリストの黒木昭雄さんが練炭自殺とみられる遺体で見つかった。享年52歳。
黒木さんは1976年4月に警視庁に採用され、警察署や自動車警ら隊で薬物事犯の検挙に活躍。同事犯の検挙実績は200件を超え、覚せい剤取締法違反事件で警視総監賞19回を獲得している。
1999年2月、黒木さんは警視庁を退職し、ジャーナリストへ転身。同年4月に発表された処女作『警官は実弾を込め、撃鉄を起こした』(草輝出版)で、「警察組織は、もはや自浄不能と見切りをつけ、外部から、勇気と信念を以てその巨大な壁に挑戦し、蟻の一穴を穿(うが)とうと、『活字メディアという諸刃の剣』を携えて警視庁を退職し、執筆活動に入ろうと決意したのだ」と書いている。
ここ2年余り、黒木さんが没頭して取材してきたのが、岩手県で発生した佐藤梢さん(当時17歳)殺害事件。警察は、佐藤さんの知人の小原勝幸氏(当時28歳)を被疑者として全国指名手配しているが、黒木さんは合計数カ月間も岩手県に滞在し、捜査さながらの取材を展開したうえで、「同姓同名の『佐藤梢』さんは2人いて、しかも彼女たちは同級生かつ親友。遺体で発見された佐藤さんは、小原氏の恋人の佐藤さんと人違いで殺害された。おそらく小原氏も同一犯に殺害されている」と結論づけた。
しかし、警察は、あくまでも小原氏が佐藤さん殺害の被疑者だとし、マスコミは警察発表を報道するだけか、そもそも田舎の事件だと関心を示さなかった。黒木さんが取材の成果を発表できたのは、一部の週刊誌とテレビ番組、ネットメディア、そして自分自身のブログ『黒木昭雄の「たった一人の捜査本部」』にすぎない。一方、2年以上の地方取材は黒木さんに数百万円の借金を抱えさせ、今年に入り、「家を売らないといけない」とこぼさせるほどだった。
警察とマスコミに対する黒木さんの絶望は大きく、それに借金苦が重なり、自殺へ追い込まれたといわざるをえない。
7月25日、ジャーナリストの山岡俊介さんと筆者が運営するインターネット報道番組『野良犬ジャーナル~事件の真相を追え!~』(生放送)では、黒木さんをゲストに迎え、佐藤梢さん殺害事件の全貌を解説してもらった。
今回、ビデオテープをもとに編集し、黒木さんの遺志を伝えたい。
動画 黒木昭雄さんの最後の映像(1)
http://www.youtube.com/watch?v=RIMSeQBh11w
(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)
【71】佐藤君へ
いつもながらの、貴君の優れた文章楽しみに拝読させてさせていただいております。当ブログに関する記事、若干加工した上で、転載させていただきます。文句がございましたらメールいただければ幸いです。 leehonan@gmail.com
【70】『ゼイリブ』
李漢栄さんへ
無産階級の会員番号4655番、佐藤裕一です。
小沢一郎氏の後援組織・陸山会に入会してご寄付なさったそうで、個人献金というものは本当にありがたくて、尊い行為なのだということを、あらためて痛感致しました。Upper middle class(アッパー・ミドル・クラス)、上層中産階級の意思力、決意というものを、まざまざと示されました。独立開業医というのは、どうしても中産階級ですね。
ルンペンプロレタリアートを代表して、李漢栄さんを称揚致します。
本当は政治的には、デモクラシー国家において、ある社会階級の代表というのは、その勢力から選ばれる代表者である政治家だけを指すのであって、勝手に個人が典型例だから代表だなどと名乗っても政治的意味はなさないのですけれども、何故か左翼団体やら圧力団体やらロビー団体やら正体不明の胡散臭い右翼市民団体やらの、単なる肩書きとしての代表ごときを、社会の代表だと思い込む風潮の害悪著しいことこの上ありません。新聞テレビが代表だなどという増長、思い上がりは今に始まったことではないのですが、最近は検察審査会なる謎の密室組織が国民の代表なのだといいます。いい加減にしてほしいものです。
まぁしかし、こういう掲示板の公開私信では余興として許されることでしょう、ルンペン代表として意見を縷々述べます。一員と言うべきですが、代表の方が意見を言った気になります。外国に洋行していった先で、勝手に国家の代表ではないけれども、自分が社会の代表だなどといってみても、観察対象の個体として丁重に扱われることでしょうけれども。
政治だけでなく、あらゆる運動や活動において、自分の命を張り危険を背負いながら動いている人は別格で誠に尊いけれども、やはり税金ではなく私有財産から、身銭を切って実際に金を出している人が、一番偉い。次の二番目に偉いのは危険性はさほどでなくとも、自分の人生時間と労力を消費して、体を使って実際に活動する人。自発的なデモ活動参加者など(労組や右翼、宗教団体などのように、半強制的に動員されているとランク落ち)。そして三番目にやっと、後ろから声をあげたり、文章を発表する人。
現在日本の言論人や出版関係、新聞記者、テレビの業界報道電波人間なんて、命張ってる人なんてほとんどいないから、ここから下に墜ちることはあっても、上にあがることはないわけですね。今やすっかりネット時代になってしまって、四番目だった声無き大衆なんてものがどんどんなくなってくると(しかし落伍者や脱落者が続出しているが)、境目が曖昧になってくるので、本来は三番目を牛耳っていたマスコミ・メディアと、簡単に意見を発信出来るようになってしまった一般大衆が、あちこちでぶつかることになります。
先生が仰るとおりで、労働者階級の貧乏人・平民・一般大衆は声はあげるし、署名も投票もするけれども、お金は出しませんし、出せません。貧乏人の唯一の武器は圧倒的な数の多さですが、なかなか団結出来ないことは、大衆運動分裂の歴史が教えてくれます。
私の場合はもちろん三番目で、今の時代らしくネットに文章を書き込んで何かしら主張はするけれども、やっぱり臆病者なので危険性を回避しようとします。所詮他の言論人や物書きどもも三番目だから、別にいいじゃん、てなもんです。危険もなく、真実も言わなくなったんなら、プロとアマの境なんて、有名と無名、生計を立てられるかどうか(これもだいぶ怪しくなってきた。経済の有り方が変化してきているからだ)くらいでしょう。阿修羅掲示板の住人の方がよっぽど真実を暴き立てます。
私も無産階級とはいえ同時に読書人階級の端くれでもありますから、とは言っても菊地研一郎さんには足下にも及ぶべくもなく、自信が揺らぎますが;。なにぶん遅読なもので、どうしても……(汗)。最近、菊地御殿が整理された模様で、その前に伺っておきたかった。私も世川行介さんばりに放浪しようかな。。。でもすぐ冬だしなぁ。というか世川さんって本当に放浪しているのでしょうか。サイト運営と投稿しながら放浪ってすごいなぁ。放浪作家というものが成立するのは本人の実力もさることながら、社会と文化の力でもありますよね。
あと、一億総中流というのは単なる国民の意識であり志向、指標のようなものなので、終身雇用制度と同じで崩壊も何もなくて、元々が幻想であり、そんなものはなかっただけのことでありますが、それでも本当の中流階級・中産階級(日本語では別段、用語として区別されない)が崩壊していっているのは間違いないのでしょう。
日本の場合は貴族(公家含め旧華族)というものが全然尊敬されなくなりましたが、貴族でなくとも中産階級こそは社会の花形であります。俳優や女優が花形かといえば、含め芸能人なんてのはそれ自体がバクチ打ちの、目立つあだ花というに過ぎません。ヤクザ稼業の一種ですね。中産階級が没落する、没落させられる国家は没落国家であり、衰退国家です。逆に中産階級が成長し勃興していく国家は、これから隆盛になっていく国家ということです。
BRICs(ブリックス)の中ではロシアがオリガルヒ(新興財閥)だのマフィアだので、中産階級の育成にいまいち成功しておらず、だから勢いもそれほどなのですね。人口頭打ち、逓減が見込まれる(増えるとしてもイスラム教徒か流入中国人)という問題もありますから仕方ないといえばそうですが。まぁロシアなんてどうなろうと構わないのですが、言いたいのは日本も似たような道を辿っているということです。しかも日本は既存エネルギーの観点からすると資源が乏しいので、産業政策論の復活と、地味ながらその重要性が再認識されることになるが……これが国家の統制経済、保護産業の温床となるからリバータリアンとしては警戒すべきであって……ちょっと書いていったらキリがないので、この辺でこの話題を切り上げますね(汗)。
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さて李さんのブログ、2010年11月11日の記事において紹介されているジョン・カーペンター監督作品のB級映画『ゼイリブ』They Live (1988)を、私は子供の頃にテレビで観ていた記憶が僅かにあります。主人公がサングラスを強引にかけさせようとして、友人と殴り合いするシーンを覚えています。
また視聴したいのでDVDショップに立ち寄る際は、先生の『ハリウッド映画で読む世界覇権国アメリカ(上)(下)』(副島隆彦著、講談+α文庫、2004年4月20日第1刷発行)を基本に自分で作成した映画リスト片手にずっと探してるんですが、見かけた試しがありません。
この入手困難さは、何者かが周到に仕組んだ陰謀ではないかと疑っています(笑)。私は管理情報流出を警戒して、レンタルとか注文はしたくない派なので、某ネット通販最大手で欲しいのが取り扱っていても、意固地に我慢しています。まぁ私には漏洩して困るような、たいした個人情報無いんですけれども。
『ゼイリブ』はブラックコメディですが、もっとシリアス路線なのでいうと、連続テレビドラマでクリス・カーターの『Xファイル』The X-Files (1993-2002)も延長線上にあるというか、同系統に含まれるかと思います。『Xファイル』も子供の頃、何だかわけも分からずに、何シリーズか観ていました。よくトラウマにならなかったものだと思い返しています。あのエレベーターの下に住んでるやつとか、人間から脂身を吸収するやつとか、妙な宗教団体が住んでいた洞窟が謎の白い物質で埋まるやつとか、何だったんだろう(汗)。
『ゼイリブ』は(They Live)で、ゼイ・リヴ(発声は形容詞のライヴではない?)ですから、直訳すると「彼らは生きる・彼らは住む」ということですが、「彼らは(既に)住んでいる、住み着いている(棲んでいる、生息・棲息している)」とも解釈出来ますか。
ウィキペディアによれば「 THEY LIVE AND WE SLEEP (奴らは生き、我々は眠っている)」ということで、きっと英語の語感では「彼ら」というような上品さではない「奴ら」という感の、生きた英語の俗っぽさがあるのでしょうね。俺達を搾取して生きているのは一体誰だ、眠らされるように気付かないうちに奴隷にされているのは誰だ、ということですね。
ただしこういう映画に拍手喝采する文化がありながら、同時に幸福追求の権利とアメリカン・ドリームもあるから、自分の実力を信じている人達は、そう簡単には共感しないし流されないのでしょう。
それであまり良くない言葉ですが陰謀系統を題材にするSFというか、ディストピア映画でもっと時代が進んで90年代後半から2000年代になると、代表的なのはウォシャウスキー兄弟やジョエル・シルバーらの三部作である、映画『マトリックス』THE MATRIX (1999)、『マトリックス・リローデッド』THE MATRIX RELOADED (2003)、『マトリックス・レボリューションズ』THE MATRIX REVOLUTIONS (2003)に繋がりますね。敵が宇宙人ではなく機械になっていますけれども、「騙されるな」「操られるな」「真実を暴け」という、大きい主題はやはり通底するものがありますね。
ネット検索をかけてみると『ゼイリブ』にはリメイクの話があるということで、もう撮影しているのでしょうか。リメイクが公開される際には前作をテレビで放送してもいいと思うのですが、日本のテレビ局よ! どうでもいい映画を何回も繰り返し流すくらいなら、再度『ゼイリブ』を金曜夜9時に流してみせなさい!! THEY LIVE AND WE SLEEP!!
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ところで李さんブログに夢と睡眠に関する素晴らしい投稿記事がありました。だいぶ下の方にさがってきているので、勝手に転載貼り付けさせて頂きます!
(佐藤裕一による転載貼り付け始め)
2010年10月31日
☆☆ 「睡眠と夢」の機能
夢は謎めいている。古代社会では、夢は未来を予言する方法、あるいは祖先を訪問する手段であった。20世紀初頭、夢は願望達成の課程、願望の表現、そして意識下への王道と考えられていた。
1953年、REM睡眠が発見され、また、ほとんどの哺乳動物は夢を見ることが分かり、睡眠と夢の機能に科学のメスが入れられた。REMとは、睡眠中にみられる早い眼球運動(Rapid Eye Movement)で、この時期に夢を見る。
睡眠と夢の機能に関し主な仮説は、①不必要な記憶断片を消去するため、②日中の記憶や感情を長期記憶に統合するため(記憶地固め)、③学習効果を高めるためとされてきた。しかしながら、サイエンス誌*が研究結果を詳細に検討してみたところ、実験結果の解釈に誤りがあったり、研究法、主に「プラットホーム法**」、が不適切なため、これらすべての仮説は否定された。睡眠と夢の機能は今だ謎である。
ちなみに哺乳類で最も長く夢を見るのは、卵から孵る知能が低い(いやな言葉だけど)と考えられる「カモノ・ハシ」で、知能が高いと考えられている「鯨やイルカ」は殆どか全く夢を見ない、人間はその中間くらい。
*Sweet Dream are Made of This Science 294:1047 2001
**水槽の上に、小さなプラットホームを設け、ラット(大きなネズミ)を起き、ラットが眠ると、水中に転げ落ちる。要はストレスが学習におよぼす影響をみたもので、この方法から得られる研究成果は、睡眠や夢との関連において科学性がない。
リー湘南クリニック(2007年1月の記事、校正)
(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)
夢(眠ってみる方の)というのは、私の大敵であり克服テーマである睡眠に関することなので、とても興味深く読ませていただきました。私が子供の頃から仮説①②③を、さも現象の全てが解明されたことのように、まことしやかに聞かされてきましたが、「仮説」であるに過ぎないのですね。睡眠と夢は未だかなりの部分が謎である、と。真の研究・学問における態度のとり方、サイエンティストの姿勢はかくあるべきという見本であり手本です。
しかし、専門分野になればなるほど、かえって曇らされていきます。学問業績のこと、業界仲間のこと、生活のこと……。研究者・学者には潔さ、誠実さだけでなく、覚悟が必要なのだなと思いました。李さんは異端派・異端者ということで、本当に何かと大変だと思いますが、今は正統派の白い巨塔自体が傾き、ぐらつく時代ということですから、李さんのようなかたが求められるのでしょう。
どうせなら白い巨塔だけでなく、象牙の塔もさっさとぶっ倒れて崩れ去ればいいんですけどね~。文部科学省、廃止して役人のクビを切れ。東大以下、国公立大学を一旦全部私営化して競争、淘汰させろ。教授どもを全員放り出せ。税金を使うな。仕分ける必要すら無い。
異端医師の独り言
http://blog.livedoor.jp/leeshounann/
■小沢一郎ウェブサイト■ 後援情報 陸山会
https://www.ozawa-ichiro.jp/support/rikuzankai.htm
ゼイリブ – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/ゼイリブ
Xファイル – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Xファイル
マトリックス (映画) – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/マトリックス_(映画)
マトリックス・リローデッド – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/マトリックス・リローデッド
マトリックス・レボリューションズ – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/マトリックス・レボリューションズ
【69】訃報 ジャーナリスト・黒木昭雄氏死去 現時点での阿修羅まとめ9
会員番号4655の佐藤裕一です。
メールや家族あての遺書はあった、ということらしい。メールについては私はそういうのに疎いけれども、今の世の中で、一定以上の技術があれば、またはある程度の組織的実行(複数可能性有り)がなされれば、発覚の危険を伴うとはいえ偽造が出来ないということはないだろう。自殺に見せかけて偽装殺人がなされても、早々に自殺で処理されることは以前と変わってないし、技術が進歩するにつれて手口も巧妙になってくるのだから。
直接紙媒体に自筆で書いたものならば指紋や筆跡鑑定で偽筆か真筆か判明可能だろうが(もっともそれすらも完全な証明ではないし、他者から脅迫を受けて強制的に書かされた可能性も有る)、電子媒体では全然信用出来ない。
紙に書いたものでもタイプしたものであれば同じだ。誰か第三者がずっと見てたわけでもあるまいし、監視カメラで執筆場面を撮影していたわけでもないだろう。遺書というのは、弁護士か公証人か誰かに預けていたものなのだろうか。民法の条文などは詳しく知らないけれども、果たして法律的に有効だと認められるものだったのか。
経済的・金銭的な状況が思わしくなかったらしいけれども、まだ自殺とも他殺とも(まさか事故ということはないだろうが)断定出来ないなぁというのが現時点での私の見方である。
阿修羅掲示板から転載貼り付け致します。
(佐藤裕一による転載貼り付け始め)
謀殺説流れたジャーナリスト・黒木昭雄氏から死後メール到着
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/216.html
投稿者 gikou89 日時 2010 年 11 月 09 日 23:24:44: xbuVR8gI6Txyk
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101109-00000008-pseven-pol
NEWS ポストセブン 11月9日(火)17時5分配信
ジャーナリスト・黒木昭雄氏(享年52)が11月2日、父親の眠る寺の駐車場に止めた車の助手席で亡くなっているのが見つかった。死亡推定時刻は1日23時ごろとされる。
警察OBでありながら、警察の不正などを厳しく追及してきた黒木氏。最後に手がけていたのが、2008年7月に岩手県で起きた17歳少女殺害事件だった。岩手県警が指名手配している容疑者について、黒木氏はえん罪ではないかと疑問を呈し、警察の捜査を真っ向から批判していたのである。
警察は、黒木氏が亡くなった原因について、練炭自殺の可能性が高いとしているものの、こうした背景があるだけに「口封じされたのでは」などと謀略小説のような話が飛び交った。ツイッターでは〈黒木昭雄さん暗殺事件が発生!「練炭自殺」に偽装!〉といった書き込みが相次いでいた。
「警察の人間は、黒木さんをあしざまに罵る人も少なくなかった。身内だっただけに裏切られたという思いも強かったのでしょう。それだけにこうした“謀殺説”が飛び交うのでは」(警察関係者)
しかし、黒木氏とともに事件取材に当たっていた平松総合調査事務所の平松直哉代表はこう語る。
「死の翌日、11月2日午前9時頃に、黒木さんから〈こんな形になったけどいつも見守っている。また会おう〉という携帯メールを受け取りました。タイマー設定で送信したのでしょう。一部で『確認されていない』と報じられた、家族あての遺書もこの目で見ました。別れの挨拶と『葬儀はこうしてくれ』ということが簡単に書かれていました」
※週刊ポスト2010年11月19日号
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01. 2010年11月10日 04:04:22: uxfVsSladQ
ポスト増すゴミ
(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)
【68】阿修羅掲示板から転載「真紀子吠えた!菅ボロクソ「腰砕けが政治やってていいのか」(zakzak)小沢元代表を牢屋につなぐ手伝いをなぜするのか!」
会員番号4655の佐藤裕一です。
阿修羅掲示板から転載貼り付け致します。
(佐藤裕一による転載貼り付け始め)
真紀子吠えた!菅ボロクソ「腰砕けが政治やってていいのか」(zakzak)小沢元代表を牢屋につなぐ手伝いをなぜするのか!
http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/185.html
投稿者 赤かぶ 日時 2010 年 11 月 09 日 17:28:26: igsppGRN/E9PQ
民主党の田中真紀子元外相(66)が9日午後、都内で記者団に対し、支持率急落にあえぐ菅直人首相(64)について「すべてが玉虫色。あまり力量がない方だということが証明された」と罵倒しまくった。真紀子氏は「上を代えても似たような人が枢要な地位におり、金太郎アメと同じ事をやるのでないか」とも述べ、菅首相の辞任にとどまらず、現内閣や民主党執行部の総入れ替えも求めた。
真紀子氏は、菅内閣の外交姿勢について「政治は二者択一をしなければならないのに、尖閣もTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)にしても、すべて決めらず、責任の所在もはっきりしない」と指摘。
特に中国漁船衝突事件については「衆院予算委員会の答弁は何言っているのか分からない。よく平気でいられると思う」と糾弾。「船長を帰したというなら、それは私が判断しました、それが国益にかなっている、その理由は、こうといえばいいんです。何も中国なんかに気兼ねする必要ない」と強調した。
真紀子氏が一番こだわったのがビデオの全面公開だ。
「なぜ、国民や世界に見せない。事件(発生直後)から党幹部に言ったのだが、あのとき出していたらレアアース騒動や日本人を捕まえることはなかったかも。中国に毅然とものが言えないのがおかしい」
「影の宰相」と言われる仙谷由人官房長官(64)についても、「場当たり的にカードを切っているとしか思えない」とこきおろした。
怒りの矛先は、露大統領の北方領土訪問にもおよび「遺憾だなんて菅首相ががいっている段階じゃない。大統領がアジア太平洋経済協力会議(APEC)に来られても、会わなかったり、大使を召還するのが普通の外交ルール。なのに『ちょっと情報を聞くために(一時帰国させただけ)』なんて。こんな腰砕けというか、分からない人が政治をやってていいのか」と“失格”の烙印を押した。
さらに盟友の小沢一郎元代表(68)を国会に引きずり出そうとしていることにも触れ「自民党と一緒になって踏んづけたり牢屋につなぐ手伝いをなぜ与党がするのか。(現政権が)火の粉をかぶらないように、自分が傷つかないように、ポストにつくことばかり考えている人たちだからこうなるんだ」と低支持率にあえぐ理由を解説してみせた。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101109/plt1011091636006-n1.htm
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コメント
01. 2010年11月09日 18:10:26: YYivQ6JYPo
田中眞紀子の言動に価値はない。
ジミンガーの源流のカンリョウガーを始めた選挙屋だろ。
02. 2010年11月09日 18:16:40: NKGBUbkb9A
真実を言う政治家が、少ない。
真紀子さんは、貴重です。
電通の注意を要するコメンテイタ―の政治家は、
田中真紀子、亀井静香、鈴木宗男、田中康夫さんです。
逆に、肛門、藤井は、推奨で、時事放談に出演。
産経以外の新聞やテレビは、どの位取り上げますか???
NHKの大越健介は、拾わないだろう。
03. 2010年11月09日 18:21:14: 1EQxiOkWEA
01は無視。
田中真紀子がんばれ。もっと情報発信を。
それにしても代表選で菅に投票した200余人の民主党議員は
選んだ自分たちにも責任があることをわかっているのか??
どう転んでもこのままだと次期総選挙は民主ボロ負けで再び政権交代は明らか。
マスゴミ、官僚、アメリカ様の思うつぼですね。
小沢以外に救世主はいない。
04. 2010年11月09日 18:27:30: K3bXxEBqo6
田中真紀子はいつも的をえているねえ。
女性でなければどれほどの人物になれたか計り知れない。
ただ、真紀子さんはもっともっと身を粉にして働かなければならない。
命をかけて売国勢力と闘うべきだ。
なぜそんなことをいうかというと小泉政権を誕生させた原因のひとつに
真紀子さんが協力している。
その失敗の罪は大きい。
05. 2010年11月09日 18:28:36: t3QCmUjZsY
小沢擁護であれば、何でもいいようだ。
06. 2010年11月09日 18:31:16: ObY16XNMJg
05さん
何をいまさら。
07. 2010年11月09日 18:33:05: Qx3sVZXXqc
01>>無視賛成。
真紀子さんの このコメント 的をえていますよ。
ずけずけ正論を言って欲しいけど マスゴミは真紀子さんの正論が嫌いだ。
08. 2010年11月09日 18:38:13: bg0qnYTEr2
毅然とした発言。
全面的に同感。流石、田中真紀子議員、正鵠を得た発言をされた。
民主党議員殿、眼を醒ませ!!!
折角手に入れた「政権」。
此れを実現した最大の功労者であり、極めて有能な政治家小沢議員を、政敵の策動に任せて居る、民主党議員。同胞議員として恥ずかしくないのか!!!
信義がなければ、国民は信用しない。
菅・仙谷・前原・岡田の諸氏、頭を冷やして、ヨーク熟慮して欲しい。
従来は、一貫して自民党の支持者であったが、小泉政権でショックを受け、政権交代を期して、民主党を支持する事にしたが、今の民主党政権の実績は、余りにも、その夢の乖離が大きい。幻滅している。
同胞議員であり最大の功労者である小沢議員を、政敵に依る過大のバッシングから守る事が、その第一歩である。
09. 2010年11月09日 18:59:35: NDqBZWrDM6
的を射る
当を得る
的を得ても中らなきゃ意味がない。
10. 2010年11月09日 19:04:00: zPhFUqU58o
今回の発言は正論でしょう。
過去の経歴でその発言を貶めようとするのは、まさに都合が悪い正論だということ。
11. 2010年11月09日 19:08:34: h69tTYryng
尖閣ビデオは石垣海保の職員の内部告発とほぼ断定されたようだが
犯人を処罰などもってのほか。海上保安官の鏡だ。
海保長官賞で表彰すべき。
民主政権のあまりのひどさに憤慨した心有る人物だ。
12月も近いがまさに忠臣蔵の心境で実行したのだろう。
また忠臣蔵と言えば次は2月26日。
沖縄問題で自衛隊にも不満は高まっている。
軍の決起もあり得ない事ではない。
無能な民主政権は一刻も早く政権から降りるべきで有る。
遅くとも2013年8月の選挙では米国民主党と同じく歴史的
惨敗だろう。
12. 2010年11月09日 19:11:44: bD5C9brqux
小沢さんは新党立ち上げをまだ言ってないが、
あの人は壊す時は壊すよ。情け容赦ないから。
その場合、民主党に投票してやった無党派層の期待を裏切った
菅・仙谷・前原・岡田らは永久に無視されることを覚悟しとけよな。
たとえ小政党で生き残っても二度と投票されると思うな。
無能な屑どもが。
13. 2010年11月09日 19:15:03: bD5C9brqux
仙谷! おまえ指つめて、真紀子に詫びを入れんかい !
14. 本野一言 2010年11月09日 19:51:21: Wf2ZrLP0uKwjM : JpHl4JkoNc
資質の無い人間を総理にしたことが最大の問題です。
民主党代表選の時アレほど菅総理実現に尽力したのは、民主党員と一般国民です。
いまさら何を言っているのか、一般国民と菅氏を応援した民主党員のバカさかげんに今更ながら呆れ果てています。
おそらくこれからも無責任,好い加減、独り善がり、言いっぱなし、官僚支配、地位へのしがみ付き、無能などが白日の下に晒されます。
国民のレベル以上の代議士は現れないと言われますから、この程度の代議士が内閣を組成していると言うことは、一般国民のレベルがこの程度だと言うことです。
それ以外の国民にとってははた迷惑なことなのですが、これが民主主義の限界なのでしょう。
昔英国首相のチャーチルが「民主主義は最悪のシステムだ。だがこれ以上のシステムも存在しない」と言ったそうですが、民主主義を最大に機能させるためにも、一般国民にももう少し政治に目を開いてもらいたいものです。
15. 2010年11月09日 20:04:17: gYlDoNNc0g
小沢首相
田中真紀子官房長官
になったら日本はどうなるか見たいね
16. 2010年11月09日 20:11:28: K3bXxEBqo6
14さん
そのとおりですが、でもそれをいっちゃ実もフタもない。w
もひとつ正論を言えば、戦後延々と続いた自民党は小泉内閣になるまでは五十年間
平和と繁栄を国民にもたらした。
疑獄や収賄や「カネと政治」が乱舞したわりに国民の多くが平和のなかで中流生活を謳歌できた。
しかし、いまの清潔な管政権は非核三原則の見直し、武器輸出三原則の修正、自衛隊の海外派遣の拡充、集団的自衛権の合憲解釈など、
戦争への道をまっしぐらです。
はたして、平和運動家や市民運動家に評判の悪かった小泉以前の自民党は、いまの民主党より悪かったのか?
考えさせられる。
17. tomym 2010年11月09日 20:14:01: UWfxJEGrqwDI2 : yC00eRHobM
15さん 楽しいね わくわくするね
18. 2010年11月09日 20:27:54: wQxXIepGmQ
民主党議員は、412人いるから。
菅内閣がつぶれれば、逆に元気になる。
副総理就任を断った小沢氏の読みは鋭い。
19. 2010年11月09日 20:31:52: wQxXIepGmQ
菅政権は、反小沢の大手マスコミ上層部、法務省を道連れ
に沈む。
これでいいんじゃないだろうか。
20. 2010年11月09日 20:52:09: uteB9iQwZU
真紀子氏も判断を誤ることもある、小泉や菅を総理に選んだことだ。
小泉の場合、真紀子氏のお陰で総理になれたのに、外務省と戦う真紀子氏を守らなかった。
外務省からの卑劣な中傷リークで引き摺り下ろされた悔しさは無念だっただろう。
だからこそ守るべきものは守り通すということが身にしみている。
それにしてもヤフーのニュース欄を見ると、真紀子氏の発言とするものがバラバラでどれが発言事実かわからない、今始まったことではないがこの投稿内容が事実だと思って読んでいる。
21. 2010年11月09日 21:15:37: ZsUNOgGnko
尖閣問題での菅首相の対応めぐり身内からも批判 田中 真紀子議員「あまり力量がない」FNN
http://www.fnn-news.com/news/headlines/category01.html
22. 2010年11月09日 21:24:45: lXAtg2yXKc
フレーフレー、真紀子さん、あなたは、すばらしい勇気ある政治家です。
23. 2010年11月09日 21:35:24: SzxKtDHEDM
「政治は二者択一をしなければならないのに、
尖閣もTPPにしても、すべて決めらず、責任の所在もはっきりしない」
その通りだ。菅直人総理は、責任回避で責任転嫁でにげまくり。
決めたら、大変なことになるから、玉虫色。政策は官僚がやるから・・・
まあ、田中真紀子さんは正論だ!
今、情報発信力の強い議員や人物にテレビはマイクを向けない。
だから、政府方針への反論が消されている。
いずれ日本の農業はつぶれる。今は、時間かせぎだと思う。
24. 2010年11月09日 21:39:00: cw8lC4pw1I
民主党という幻想に対していい加減国民は目を覚ますべきかな・・・?
一層の事、小沢新党を立ち上げては・・・?
「国民の生活が第一」であって官僚等国家公務員などの税金で飯を食っている者や法で守られた報酬により飯を食っている者達が第一ではない。今の政権はこれである。申し訳ないが仙石さんは守るべき人たちを間違えているのでは。(東大安田講堂事件関係者=現官僚並びに公務員組合旧自治労を守る為に活躍されている。仙石官房長官は。)
25. 2010年11月09日 21:56:33: ZwPCFz5eOI
女は年齢とともに成長する。
田中真紀子さんは過去の間違いから確かに学んている。
田中真紀子さんありがとう。
今度は小沢氏支援デモに参加してください。
26. 2010年11月09日 21:57:47: sNdrwBpvYc
皮肉好き外務官僚 前原氏に「お子様ランチ」のあだ名つける
NEWS ポストセブン 11月8日(月)17時5分配信
前原誠司外務大臣は、尖閣や北方領土の問題で事情の把握が遅れた上に、中国やロシアの戦略も掴めないままに強硬発言を繰り返し、中国やロシアを激怒させている。
最近、皮肉好きな外務官僚が前原大臣に付けた渾名は「お子様ランチ」。そのココロは「島(ライス)に日の丸を立てれば大喜びする」―なんだとか。
※週刊ポスト2010年11月19日号
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101108-00000027-pseven-pol
回
\レ’
ノ  ̄ ̄  ̄ ̄ヽ
∠ >
_レ ^∨∨∨∨^ヽ|
( | /・ノ ヽ・\ r ) マエハラはた坊主だじょ~
/ ミ ̄(_人_) ̄彡ヽ
( (_,┬┴┬,__) )
\\  ̄ ̄ //
\ 二二二 /
27. 2010年11月09日 22:05:57: TxJjmTpEOU
01は論外。
最近の政治家は世論ばかり気にしてる。命を掛けてもこれをやりたい・日本を
こうしたい。という自己主張がないやつばかり。
情けないの一言。
28. 2010年11月09日 22:14:32: Qmr742hN4I
01>>
こいつは、無視!かわいそうなやつなんだけど・・・
29. 2010年11月09日 22:23:10: ZsUNOgGnko
田中真紀子議員、菅内閣は「腰砕け」日テレ
http://www.news24.jp/articles/2010/11/09/04170266.html
民主党・田中真紀子衆議院議員は9日、衆議院1回生議員の勉強会で講演し、菅直人内閣の外交政策などを強く批判した。
田中議員「安全保障もそうですし、TPP(=環太平洋経済連携協定)もそうですし、どちらかという中で決めていかなきゃいけない。そういうことについて、決められないで玉虫色のことばかり言っている。8日、9日の衆議院予算委員会の答弁を聞いても、何を言っているのかわからない。よく平気でいられるもんだと思って」
民主党・小沢一郎元代表を支持する衆議院1回生議員らが主催した勉強会「民主党 真の政治主導を考える会」に講師として招かれた田中議員は、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に対する菅内閣の対応を「腰砕けだ」などと激しく批判した。
また、小沢元代表の国会招致についても、「野党と一緒になって踏んづけたり、牢屋(ろうや)につなぐ手伝いを与党がなぜやるのか」と述べ、民主党・岡田克也幹事長らの対応を疑問視するとともに、小沢元代表を擁護する姿勢を強調した。
30. 2010年11月09日 22:23:52: vblQwIqvve
>15 小沢首相 田中真紀子官房長官
もいいけど、田中真紀子首相、小沢一郎官房長官のほうがいいと思うなーー。
昨年3月3日に小沢一郎の第一秘書が逮捕されたのだが、その5日後の3月8日朝の『サンデープロジェクト』を見よ!
http://www.dailymotion.com/video/xc16rh_yyyyy1_people
http://www.dailymotion.com/video/xc16ti
日本の公権力の行使に闇の組織(CIA)が関与していることを国会議員が指摘し、しかもそれを生で放送したというのは前代未聞。真紀子の表情と発する言葉は、まさに火を噴き、鬼気迫るものがある。
憤死した父角栄、その弟子小沢の無念が一つになって、いま闇の組織に戦いを挑んでいる・・・
フレー!フレー!
イチロー!
フレー!フレー!
マキコ!
31. 2010年11月09日 22:38:06: s5uis36hXg
田中真紀子さんいいですね。惚れ惚れします。
女性から見てもさすが大地の母という感じです。
小沢さんと一緒に戦ってください。
ついて行きます。
やはり真実をついた言葉は惹かれます。
32. 2010年11月09日 22:38:11: kbjD6Oqr1Y
02さんの言うとおりマスメディアは、真紀子さんを拾わない。
この政治的時局で、正鵠を射る発言は貴重。
視聴者のニーズからして、真紀子さんの発言は聞きたい。
大部分のメディアは、無視です。
肛門の話は、各テレビ、新聞が何回も拾う。
NHKの大越は、コメントに感想まで言っている。
偏向メディアの縮図です。
33. 2010年11月09日 22:41:52: 9u10yaM902
真紀子の言葉にはスカッとするが、忘れてならないのは、彼女は小泉政権の生みの親だということだ。
自分の見過ちを公言してこそ、彼女に価値がです。
(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)
【67】訃報 ジャーナリスト・黒木昭雄氏死去 現時点での阿修羅まとめ8
会員番号4655の佐藤裕一です。
阿修羅掲示板から転載貼り付け致します。
(佐藤裕一による転載貼り付け始め)
ファンタジー男”クロ”確定!黒木氏の死に際し、「生活に困窮していたとも聞いている」とコメント!!
http://www.asyura2.com/09/nihon29/msg/615.html
投稿者 ハタ次男 日時 2010 年 11 月 08 日 19:06:45: IaSqJ4vGVcXGY
ジャーナリスト黒木氏自殺に不審な影「消された可能性も」 (1/3ページ)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101108/crm1011081455019-n1.htm
2010.11.8 14:52
精力的に取材を続けていた黒木氏だったが 元警視庁の警察官で、ジャーナリストの黒木昭雄氏(53)=千葉県市原市=が遺体で見つかった事件。千葉県警市原署は現場の状況などから自殺と断定し、遺体は4日、荼毘に付された。だが、「岩手の未解決事件を追うなかで、何者かに消された可能性もある」との物騒な声も根強い。(夕刊フジ)
黒木氏は2日午前11時10分ごろ、市原市内にある寺に停めてあったワゴン車助手席でぐったりしているのを長男に発見され、救急隊員が死亡を確認した。
車内後方には、燃えた練炭が置かれていた。市原署は早い段階で自殺と判断。司法解剖は行わず、遺体は同日遺族に引き渡された。
関係者によると、黒木氏は1日に「打ち合わせに行く」と言い残して出かけた。2日朝、黒木氏は家族に「墓参りに行く」とメールを送信。遠隔地に住む長男がたまたま仕事が休みで、寺に様子を見に行くと車を発見した。
裏金問題を現役警察官として告発した元愛媛県警巡査部長、仙波敏郎氏(現鹿児島県阿久根市副市長)は「岩手の事件ではかなり真相に迫っていた。7月に話した際、ホンボシ(真犯人)にたどり着いたと聞いた。『1人で大丈夫か?』と伝えたが、私も阿久根におるので手伝うことができなかった。私の感覚だと完全に殺されたと思う。警察は解剖すべきだった」と悔やむ。
岩手の事件とは2008年7月、岩手県川井村で当時17歳の少女が絞殺体で発見され、知人の男(30)が三陸海岸の断崖に遺留品を残し、飛び降り自殺を偽装し、逃げたとされるもの。
(転載ここまで)
ジャーナリスト黒木氏自殺に不審な影「消された可能性も」 (2/3ページ)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101108/crm1011081455019-n2.htm
2010.11.8 14:52
精力的に取材を続けていた黒木氏だったが 黒木氏はこれまでの取材で、容疑者の男を脅迫していた別の人物を突き止めていた。指名手配犯はその人物によってすでに消され、容疑者の“身代わり”となった可能性を複数の証言や証拠をもとに指摘している。
黒木氏と親しかった交通ジャーナリストの今井亮一氏は「事件にのめり込んでいた。あそこまでやるジャーナリストはいないでしょう。今月1日は、事件の報奨金が100万円から300万円に上がった。のめり込んでいたからこそ、矢折れ力尽きたのか…。経済的に困っている様子もなく、『今度、飲みに行きましょうね』という話もしていた」と話す。
一方、元警視庁刑事の北芝健氏は「練炭自殺と見せかけることは簡単。血液を分析して睡眠薬成分などを調べるべきだった。ただ、黒木氏は生活に困窮していたとも聞いている。私も援助を考える矢先の出来事だった」とコメント。
「近い関係にあった反権力陣営や仲の良かったメディア関係者が彼の困窮を知りながら、なぜ救えなかったのか? いまはただただご冥福をお祈りするのみです」と話している。
◇
黒木氏は偶然にも、(6日既報の)警視庁に痴漢容疑の取り調べを受けた後に自殺した原田信助さん=当時(25)=の母、尚美さん(54)と同日午後4時ごろ、電話で話していた。
(転載ここまで)
ジャーナリスト黒木氏自殺に不審な影「消された可能性も」 (3/3ページ)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101108/crm1011081455019-n3.htm
2010.11.8 14:52
精力的に取材を続けていた黒木氏だったが 尚美さんは「私が(新宿駅の)現場近くで目撃者捜しを続けていたところ、駅員がその様子を写真に収めてきた。そのことを黒木さんに伝えると『駅側が構内の目撃者捜しをやめさせるため、偽計業務妨害の証拠として撮影した可能性が高い。しばらくは駅構内での活動は自粛した方が安全です』と親身にアドバイスしてくれた」と明かす。
黒木氏は、死亡する前夜も全面的なバックアップを約束していたという。それだけに「翌日に自殺するなど、到底信じられない」と尚美さんは驚きを隠さない。
(転載ここまで)
————————
一方、元警視庁刑事の北芝健氏は「練炭自殺と見せかけることは簡単。血液を分析して睡眠薬成分などを調べるべきだった。ただ、黒木氏は生活に困窮していたとも聞いている。私も援助を考える矢先の出来事だった」とコメント。
————————
北芝健公式ブログ
午前8時就寝
2010年10月31日
警護対象者と過ごした時間が強く印象に残ったのと、入浴後「犬の日」の最終プロットを書きたくなって、眠気がぶっ飛んだ。
地上波のテレビをつけるが、どの局もつまらない。 結局、ディスカバリーチャンネル、ヒストリーチャンネル、FOX,AXN,スーパードラマTV,と流れる。
白イチジク、草加胡麻煎餅、慶応アメフット部出身の富沢君のところから贈って来たバウムクーヘン、生姜コーヒー、サントリー炭酸水。
8時間半眠った。
夕刻の「朝食」に出掛ける。
翻訳家の友人に表通りでばったり。
「お前、あんなヤバいブログ書いて殺されるんじゃないか」
と本気で心配。
「殺しに来たら、その場でストライクバック。依頼者にも報復。こっちが死んだらヤクザなんざ問題にならねえレベルの有志、同志が仇討ちをキッチリやる」とコーヒー飲みつつマジ顔で言った。
顔だけじゃねえ。
喧嘩上等。
フライデーに雇われて取材を装って嫌がらせに来てた徳山大樹、こんだ「黒木昭雄先生が」どうのと言い訳垂れてねえで殴りかかって来い。
喧嘩上等の本当の意味を教えてやる。
黒木は、週刊朝日で山口一臣が仕組んだ監禁状態にしておいてリンチ尋問をぶつけて来た際に、調子に乗って無礼な態度、言動をとったから「てめえ勝負すんのかよ!」と噛みついたらびびって頭下げた。
再度無礼な口をきいたからまた「上等だ、てめえやるんだな」と双方立ち上がった状態になったので言ってやったら「やりません」と膝ぶるわせてイスに座った。週刊朝日の副編集長藤井や江畠やカメラマンやらの連中の前で度胸の無いところが露呈した。
よほど悔しかったと見えて、こちらを名誉毀損で民事、刑事で告訴してきた。 刑事は警視庁が告訴書類を受け取らず、無効だとされても半年以上取りに行かず警視庁から黒木に郵便で送り返された。
民事は裁判官が敵対的態度で「謝罪しないのか」と言ったから「こんな、ウソばかり言っている奴に謝罪はしない。する必要がない」と言い返してやったら100万払えの判決を出したので
、2審に上告して勝負だと弁護士に言った。
そうしたら直後に、弁護士と共に地裁の「法廷ではない小部屋」に須藤典明という裁判官に来場要請された。
言ってみたら「和解に関する案」の書類が用意され、こちらが講談社と黒木昭雄を告訴している件を和解としてくれ、黒木側の一審の100万は担当者に言って80万に減額させるから、と来た。弁護士が何度もこちらに頭を下げて「後は悪いようにはしないから、80万に関する案件はうまく文章を作っておくから」と同意を懇願された。今にして思えば裁判官と弁護士に上手く事を運ばれたと少々苦笑いが出る。「和解に関する案」という書類には、「こちらは私服の捜査官として捜査本部事件や外国人犯罪等を扱った事実に間違いは無く、被告講談社は社会に誤解を与えた行き過ぎた記事に対して反省せよ。」という旨の内容があった。
この書類で、こちらの経歴詐称が一切無く講談社が悪かった事が公文書で潔白証明されたから今でもキッチリ銀行の貸金庫に保管してある。
大出版社だか何だか知っちゃいねえ。
スボンサーとして広告料金出してる力でテレビ界に圧力をかけ、こちらを閉め出そうと画策したとの密告だか正義感に基づいた行為からの情報も聞いた。
黒木についた弁護士がB系だとの情報飛来もあった。公安捜査畑出身だから気にくわないとアサヒ系メディアが連動してこちらを叩いた、という事実、また大谷昭宏がこちらを引っ張り出してやり込めようとして論点をこちらにひっくり返されて事実上負けたため、収録したものを大幅に短縮カットせねばならなかった事実、大谷の仲間でヤクザ親交野郎どもが陰に回っての男らしくない小狡い行動他。
ま、一言では呆れて表現が難しい。
卑怯、臆病、ガキよりみっともない「イジメ」行動をしているのを恥ずかしく思わんのか。
一対一で勝負できねえんならメディアでカッコつけて空威張りしてんじゃねえ。こっちは空威張り無しでガチの戦いが生きる姿勢だから、男というテストステロンベースの種族なら、勇気を示して出て来て、人間として雄として正々堂々と勝負せんか。
マツコ・デラックスのほうがよっぽど男らしい。
http://blog.livedoor.jp/kitashibaken/
————————
一方、元警視庁刑事の北芝健氏は「練炭自殺と見せかけることは簡単。血液を分析して睡眠薬成分などを調べるべきだった。ただ、黒木氏は生活に困窮していたとも聞いている。私も援助を考える矢先の出来事だった」とコメント。
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黒木昭雄と確執があったファンタジー男の三日前のブログエントリー
http://www.asyura2.com/09/nihon29/msg/612.html
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コメント
01. ハタ次男 2010年11月08日 19:56:24: IaSqJ4vGVcXGY : 3UWyUeUgH2
黒木氏の告別式に参列するほど親しかった今井亮一氏が
「経済的に困っている様子もなく・・・」とコメントしているのに対し、
黒木氏と経歴詐称問題で敵対関係にあったファンタジー男は他人事のように
「生活に困窮していたと聞いている・・・」とコメント。
この矛盾を読み解けば、ファンタジー男が何を言いたかったのか見えてくる。
「近い関係にあった反権力陣営や仲の良かったメディア関係者が彼の困窮を知りながら、なぜ救えなかったのか?」
ファンタジー男は黒木氏が暗殺部隊の監視状態にあったことを〈困窮〉という言葉に置き換えて仄めかす。〈援助〉とはファンタジー男が言うところの『ヤクザなんざ問題にならねえレベルの有志、同士』に口を聞いてやろうか?というところだろう。ただ、黒木氏の死に際し、この男が何かを知っていたのは、間違いない。
「練炭自殺と見せかけることは簡単」と黒木氏の死が他殺であったことを仄めかすファンタジー男に問いたい。なぜ、それを、荼毘に付された後に言う?火葬され他殺の証拠が無くなる前に、なぜ言わない?『援助を考える』ほど仲が良かったのなら、寺澤有氏と共に遺族を説得して司法解剖を勧めるのがスジではないか?
02. 2010年11月09日 09:39:02: opglY65MrU
黒木さんが経済的に困っていたのかは解りませんが、ブログにて数ヶ月程前に
生活があるので探偵業を始めたと書いてありました。
そこで少しだけ推理してみました。
同じ内容のコメントが出来ません(重複扱い)ので、下記アドレスの3番目のコメントを
参考にして下さい。
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/199.html
(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)
(佐藤裕一による転載貼り付け始め)
恐るべき犯罪組織”警察”の実態! 仙波敏郎氏の岩上インタビュー。 植草事件の真相掲示板
http://www.asyura2.com/10/senkyo99/msg/140.html
投稿者 インビクタス 日時 2010 年 11 月 08 日 22:43:08: hgdWItVuGl3tY
(関連)
転載:警察=泥棒!?仙波さんの強烈なメッセージ!反論できる方は居ますか!?
http://www.asyura2.com/10/hihyo11/msg/215.html
投稿者 888(スリーエイト) 日時 2010 年 11 月 08 日 14:53
http://9123.teacup.com/uekusajiken/bbs/7808
恐るべき犯罪組織”警察”の実態!仙波敏郎氏の岩上インタビュー。
投稿者:松 投稿日:2010年11月 8日(月)02時55分19秒
警察幹部(署長などの管理職)が毎年数百万円の裏金を懐に入れている。年間400億円の税金が横領されている。それは、戦後、警察発足と同時に、キャリア(30万人警察の500人のエリート)によって考え出された”組織ぐるみの犯罪”、今も営々と「日々営まれている」と言う。日常業務の勤務の仕事で、”犯罪”を行う組織は、ヤクザと警察だと言われる。「現職警官裏金内部告発」(仙波敏郎)を読み、外国記者クラブでの講演も聞き、とても衝撃をうけたが、今回のインタビューは、更に、具体的で”警察の腐敗の酷さ”に本当に怒りを感じる。警察を告発し続けていた黒木氏の死もあり、必見&情報拡販、願う!
http://iwakamiyasumi.com/archives/4597#more-4597
以下、投稿者転載
〔転載始め〕
仙波敏郎氏インタビュー 2010年11月6日(岩上安身オフィシャルサイト)
2010年11月07日(日)
2010年11月6日、元愛媛県警巡査部長で、現在阿久根市の副市長である仙波敏郎氏にインタビューをしました。
仙波敏郎氏は、5年前に現職の警察官として初めて実名で警察の裏金を告発し、定年退職された後も全国で講演を続けている方です。警察の裏金の実態、裏金から派生する問題についてお話をうかがいました。(Part1~Part7まであります)
◎Part1
警察は100%裏金に汚染されていると断言する仙波氏。その根拠とは?
現職警官が組織を告発することの難しさとは。
101106仙波敏郎氏01 from iwakamiyasumi on Vimeo.
◎Part2
組織ぐるみの裏金作りは、捜査力にどのような悪影響を及ぼしているか?
Winnyで内部情報を流出させた警察官が懲戒免職されなかった理由とは。
101106仙波敏郎氏02 from iwakamiyasumi on Vimeo.
◎Part3
記者クラブと警察の癒着の構図。
警察内部のセクハラ・犯罪と裏金の関係とは。
101106仙波敏郎氏03 from iwakamiyasumi on Vimeo.
◎Part4
人事異動・昇進と裏金の関係。
実名で告発したことによる、組織の圧力はどんなものだったのか。
101106仙波敏郎氏04 from iwakamiyasumi on Vimeo.
◎Part5
検察はなぜ小沢一郎を目の敵にするのか。
警察と検察の関係を、警察から見ると?
101106仙波敏郎氏05 from iwakamiyasumi on Vimeo.
◎Part6
組織的な裏金作りが冤罪も作る構造に。
仙波氏が、群馬県警の大河原氏(※)を支える理由とは。
101106仙波敏郎氏06 from iwakamiyasumi on Vimeo.
◎Part7
告発し、裁判では勝ったけれども誰も刑事責任に問われていない現実。
101106仙波敏郎氏07 from iwakamiyasumi on Vimeo.
※群馬県警の裏金問題を究明する大河原宗平さんを支える会
(上記サイトより)http://happytown.orahoo.com/keiseikyou/
今から14年前(1996年)、群馬県警幹部らによる〈裏金〉つくりに抗議した警部補(当時)大河原宗平さんは、県警による組織ぐるみの監視、いやがらせを受けつつも、警察官としての職務に精励し、県民の多くから感謝され、頼りにされて来ました。
〈裏金〉にまつわる全国的な関心が高まる中、大河原さんは県警の仕組んだ「公務執行妨害」というありもしないでっちあげにより逮捕され、その翌月に懲戒免職処分を受けます(04年3月)。大河原さんは2008年10月に「懲戒処分の取り消し」を求めて前橋地裁に提訴、2009年10月には「大河原宗平さんを支える会」が発足します。
<関連書籍>仙波氏の著作と、仙波氏を支えた東玲治氏の著作
<関連記事>
愛媛新聞 2005/01/21 http://www.ehime-np.co.jp/tokushuex/0501kenkei/050121_2sousahi.html
「県警再出発願い決意」 現職警官実名告発 偽造の手口克明に
愛媛新聞 2006/06/08 http://www.ehime-np.co.jp/tokushuex/0501kenkei/060608sousahi.html
仙波氏配転取り消し 「恣意的で違法」 県警捜査費不正告発 強い関連性指摘 県人事委
〔転載終わり〕
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コメント
01. インビクタス 2010年11月08日 23:08:27: hgdWItVuGl3tY : Z5SQVnIpRU
※注意) 初期音声が大きいのでご注意下さい。
画像右下の7本縦棒 左側が音量小、右側が音声大です。
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02. 2010年11月09日 02:13:59: zPhFUqU58o
ひととおり見たが、なんというか驚いたの一言だ。
ここまで腐っているとは..
仙波氏の語る警察の酷いありさまは聞いていて戦慄した。警察組織が発足当初から裏金が制度として組み込まれていたというのにはコトバを失った。
一連のビデオをみて、日本では三権分立というのはまだまだ定着していないんだと思う。
つまり..国家を秩序という視点で捉えたとき、三権分立は三本の拮抗する柱で互いを正し合うしくみだ。だが、庶民レベルではいまだに、明治..いや日本開闢(かいびゃく)以来、天皇の臣下たる官僚達のつくるヒエラルキーという一本の柱しか存在していないんだな。だからその頂点である検察・警察が腐ったら誰もそれを糾す者がいない。司法と検察・警察(つまり行政府)は緊張感が無いし、立法府にいる政治家は三権分立の何たるか見識を持合わせない者ばかりだ。まれに、司法に訴え出る者がいてもそいつは裏切り者として抹殺される。
もちろん、断っておくが天皇に連なる官僚組織がイコール悪だなんて思ってやいない。日本人が信頼してきたこの仕組みは大事なものだ。だが、かならず仕組みは腐る。しかし、それを修正するしくみがちゃんと働いていないということは事実なのだ..。
03. 2010年11月09日 07:16:52: uvpMSHVtJA
こうした本質的な問題を表のTVではスルーして、大阪の河さらいで拾得した
小銭の猫糞等をあたかも大事件かのように扱い、新聞でも扱い、市幹部に
土下座をさせて正義感ブル報道に存在の意味はないだろう。
本来伝えなければならない事項を、敢えて無視をして点数稼ぎにセコク
叩いても叩いても反撃を食らわないサンドバックのような事項を過大
装飾をして打ち上げるメディアの役割はもう終わっている。
04. 2010年11月09日 08:58:11: l4uTgh5xOQ
謀略国家だったのか!菅仙谷政権が、くらり寝返ったのは、弱みがあるのね、政治生命を断たれるより、国民を裏切ったほうが自分の得になる。だから、そちら側に。政治家は、官僚のポチなのだ。官僚は、戦後60有余年、悪代官宜しく、民から絞り取った血税を、ちゃっかり自分の手数料を割り引いて占領国に上納する組織。法務省とは、そこに気付いた人間を抹殺する組織。外務省は、占領国の御用う聞き。財務省は、莫大なプール金を作るために赤字国債を発行し続けた詐欺集団。マスコミは、官僚リークで白いマス目を埋める職業だから、論説委員や編集委員になると異常に肥え太り、その分知能低下となり、劣化の最終段階の体をなす。魂を金と交換できる人間が、こうして日本に蔓延り、日本人そのものを変形させようとしている。甘く見るな、日本人を!
05. 2010年11月09日 12:26:01: Qz87sJNvtQ
だから真っ白な政治家が恐いって訳なあ。
その他大勢はブービートラップ踏んで、とっくに体制側の手足となる線路が引かれているって寸法。
06. 2010年11月09日 17:57:02: iUqPWksjJ6
仙波さん、身辺に気を付けて下さい。 黒木さんの件も有ります。
07. 2010年11月09日 17:59:26: Z867yxU1J6
やくざと蜜月検察おまわり
猪狩暗殺で全面戦争へ
http://www.youtube.com/watch?v=f7x0BzrAE5o
日弁連津谷暗殺もおまわりやくざ戦争の一環
08. 2010年11月09日 18:14:32: ijthPXrwME
まずは国民審査で最高裁裁判官を全員不信任懲戒罷免(天下りできなくなるw)してやることから始めるとよい。
警察でもやくざでもカルトでも検事も判事も国民審査なら誰も妨害できんからなw
09. 2010年11月09日 18:24:55: xQLh7Wfqps
仙波さん、危ないな、やつらは必ず消しにかかります。
北朝鮮以下の無法国家の実態が、表層化してきた。
警察、検察、裁判所が完全無法地帯になってしまってる、日本、選挙なんかで、変革できるわけがない。
ミヤンマー、チベット、天安門・・・国民の鮮血が流れない限り不可能である。
低民度国民ができるかな?
10. 2010年11月09日 18:46:47: sRZ9VC1oMA
これは衝撃だ。あっという間にすべて見てしまった。
この日本はなんと恐ろしい国なんだ。改めて驚愕。すべての成人に知らしむべし。
仙波さんが、検察の小沢攻撃は可視化法案つぶしと明言されているが、それだけではないとは思う。
上納金は最終的には誰の懐に入ってるのか、そこも知りたいものだ。
昭和29年頃からすでに組織的な裏金つくりが始まっているという。
他の官僚組織も同様だろう。米国の指導によるものかな。
これまでも知りたいと思っていたが、日本の個人資産1400兆円のうち、キャリア官僚(OB含む)のシェアはどのくらいなのだろう。
11. 2010年11月09日 18:48:38: Psw5FFwunM
仙波さんと岩上さんが心配だ!
絶対、この人たちを守らなくてはならない。
黒木さんのようにやってみろ。
許さんぞ、警察!
12. 2010年11月09日 19:05:25: W0HiRdT7fs
仙波さんの話しは、やっぱりそう言う事だったのかと納得出来る事が多い。
過去をふり返ったり、現実に起こっていることがピッタリと当てはまるんだな、
こんな事が繰り返されて来たから、国民もばかばかしくなり 労働意欲がなくなり
国力が堕ちていくと言う構図だろう、税収が減ってると言うのは、仙波さんが
言われるように、労働意欲が減退すると言う事でしょう。リーマンだけのせいではない。
裏金作りの為に冤罪が作られるこれは全ての省庁で行われているのだろうと思う。
これじゃ国民が幸せになれるはずは無いし、国力は落ちる一方だろう。
仙波さんが自殺や事故死などで・・・報道があった場合は それは殺害と言う事に
なるんだろう。
仙波さんの話しは大手マスコミが本当の意味で取り上げなければならないはなしなのに
そんな事したら記事が書けなくなると言う事なんだよね仙波さん。
13. ひまつぶしのこぴーぺ 2010年11月09日 19:43:54: u86jL3qItYC4o : f7OrUEnnmA
あたり前に思う。裏表のある社会なんだから。
日本国は建前と本音の異なる社会。
たとえば競争入札などほとんど行われていない。
みんな談合している。あいみつ頼まれれば適当な見積もり出すのが
当たり前。もたれあいの社会、それが単純に悪だとは思わないが、
こんな世の中では警察・検察は捕まえたい時に摘発できる絶対者として君臨する。
警察・検察官僚の恣意的捜査とマスゴミが官僚国家=日本を支えている。
少なくとも国民に選ばれた政治家が国を統治できるようにして欲しい。
真っ白な政治家=小沢一郎に期待する。
14. 2010年11月09日 19:56:15: wjem63atP6
インターネットがあって本当に良かった。情報を伝えるのがマスメディアと思っていたが、情報を隠蔽するのがマスコミだったと認識を新たにしました。
本来の役割を放棄した新聞、テレビの終焉は確実である。
15. 2010年11月09日 20:20:51: vyo3gMTaTA
日本国というより、日本人の付和雷同性や感情に走る集団暴走性や権力に極度に弱い性格などに問題があると思います.
16. 2010年11月09日 21:43:47: SzxKtDHEDM
警察=泥棒(裏金盗み)
正義の組織が腐敗とは。正義の味方は、どの組織だ。
上の内容、ネットで伝播(でんぱ)してほしい。
マスコミは真実を避ける。真っ白小沢を叩いて、
腐敗「警察・検察」にフタをしている。
17. 2010年11月09日 22:30:38: KX9PL56buc
ネットとテレビを組み合わせた真実を暴露するアシュラ放送局設立運動を
開始致しました。
ご協力をお願い申します。
(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)
【66】「We are all one」から転載、仙波敏郎氏インタビュー by 岩上安身
会員番号4655の佐藤裕一です。
「We are all one」というサイトから転載貼り付け致します。
(佐藤裕一による転載貼り付け始め)
2010年11月 6日 (土)
仙波敏郎氏インタビュー by 岩上安身
今日午前中いつものように何気なくツイッターのタイムラインを眺めていたら、丁度フリージャーナリストの岩上安身さんがインタビューのユーストリーム生中継を始めるところでした。
相手は元愛媛県警の巡査部長で、現在は鹿児島県阿久根市の副市長、仙波敏郎氏。仙波氏は現職の警察官だった5年前に警察の裏金問題を告発した人物です。僕も興味があったので観始めたのですが…。これが面白いなんてものじゃない、とんでもない内容で、あまりのすごい話にパソコンの前に釘付けになってしまいました。インタービューを聞きながらツイートした内容を書き出すと…
岩上安身さんによる、現職の警察官の頃から警察の裏金問題を告発し続けた仙波敏郎氏へのインタビュー、ただいま生中継中。 (live at http://ustre.am/pPQY)
posted at 09:54:40
先日やはり元警官で警察の不正を追求していたジャーナリストの黒木昭雄氏が謎の自殺をしましたが、仙波氏は「次はあなただ」と警告を受けたそうです。 (live at http://ustre.am/pPQY)
posted at 10:01:56
警察署内ではレイプがごく普通、どんな犯罪行為もやり放題って…絶句。 (live at http://ustre.am/pPQY)
posted at 10:36:03
冤罪が起きる理由は「誰でもいいから犯人を作らないと、裏金が作れないから」と仙波氏。 (live at http://ustre.am/pPQY)
posted at 10:40:19
仙波氏「コーヒーを飲ませてカップから指紋を取り、犯行現場から指紋が出た、と捏造する。そんなことは当たり前に行われている」 (live at http://ustre.am/pPQY)
posted at 10:43:06
「今後少なくとも30年は『第二の仙波』は出てこない。なぜなら、30歳以上の警察官は全員不正に手を染めているから」…検察も警察も腐敗はいい勝負だな。 (live at http://ustre.am/pPQY)
posted at 11:05:22
一連の小沢バッシングは取調べの可視化法案を潰すのが目的だ、というのが仙波氏の読み。 (live at http://ustre.am/pPQY)
posted at 11:11:43
仙波氏のインタビューは凄まじい内容。パソコンの前から動けなくなった。(現在休憩中) (live at http://ustre.am/pPQY)
posted at 11:14:01
記者クラブの記者の半分は警察のスパイ、犬みたいなもの…と仙波氏。 (live at http://ustre.am/pPQY)
posted at 11:30:09
官房機密費の問題で官房長官が「国益に反するから言えない」といった時点で「それは裏金だ」と思ってください…と仙波氏。 (live at http://ustre.am/pPQY)
posted at 11:35:55
ここまで暴露して、仙波氏の命はほんとうに大丈夫だろうか?本当に黒木氏に続いて不審死なんてことにならないことを祈る。 (live at http://ustre.am/pPQY)
posted at 11:38:58
五年前に告発をした段階で、子供たちには「俺がどんな死に方をしても、信念を貫いた結果なんだから、泣くな」と言ってある…と仙波氏。 (live at http://ustre.am/pPQY)
posted at 12:02:26
仙波氏「竹原阿久根市は国家権力にやられる。私が行くことによってプラスになれば、それだけで行ってる。だから給料貰ってない。市長がブレれば辞めます」 (live at http://ustre.am/pPQY)
posted at 12:12:19
インタビュー終了。お疲れ様でした。 (live at http://ustre.am/pPQY)
posted at 12:14:37
…というわけですが、Ustのアーカイブが残っていて現在も録画が見れますので、以下に張っておきます。
警察にも裏金問題など、腐敗した部分があるとは聞いていましたが、ここまでひどいとは…開いた口がふさがらないとは、まさにこの事でしょう。まあこれも検察の問題も、先の尖閣ビデオの流出問題も、全て「古い世界の終焉」に伴う断末魔、隠されていた闇の暴露…という一連の「天のシナリオ」の流れの中で起こっていることだと思います。おそらく我々はこれからもまだまだこれまで絶対的権威、価値と思われていたものが崩壊していく過程を、目のあたりにすることになるでしょう。
…とここまで書いて気がついたのですが、上のインタビューのアーカイブ、どちらも2分ぐらいまで再生すると強制的にストップしてしまいます。何度やっても…。僕のパソコンの問題ではないと思いますので、読者の皆さんも試してみてください。
うーん、これはいよいよ岩上さんの活動にも魔の手が伸び始めたかな…?以前にも独立党のUst中継が妨害されたことがありましたが、今まで隠されていた闇を暴露する活動を続けているジャーナリストには、こうした妨害がはいることがあるようです。後日YouTubeにもインタビュー動画はアップされると思いますので、いずれ見れるとは思いますが…。どうか仙波氏だけでなく、岩上さんも身辺に十分に気をつけて欲しいものです。古い世界の崩壊に抵抗しようとする連中は追い込まれていますから、「窮鼠猫を噛む」の例え通り、何をしてくるか分かりません。現にやはり警察の不正を追求していた黒木昭雄さんは不審死しています。岩上さん、仙波さんが今後も無事で活躍してくれることを祈らずにいられません。
追伸
11月6日20時50分現在、色々試した結果、条件によってはビデオが再生できる場合もあることが確認できました。当方のMac環境では、ブラウザをSafariからFirefoxに変えたら問題なく再生できました。お試しください。
追伸2
複数の方から上記ビデオの再生トラブルが報告されたようで、対策として同じものをvimeoに再アップロードしてくださいました。こちらからどうぞ。
(佐藤裕一による転載貼り付け終わり)
仙波敏郎氏インタビュー by 岩上安身 We are all one
http://samadi.cocolog-nifty.com/sahasrara/2010/11/by-d097.html
We are all one
http://samadi.cocolog-nifty.com/sahasrara/
金子譲(ゆずりん) (yuzulin) on Twitter
http://twitter.com/yuzulin