「132」 農林中金 という 罪深い農協の親玉銀行が、やがて確実に破綻・消滅してゆくことの新聞資料。 2010.9.11

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副島隆彦です。 今日は2010年9月11日です。 

 続けてどんどん載せます。農林彫金という、罪深い、農協JAという、実際には、農業、百姓などやってもいない、本当の農民たちの上に胡座(あぐら)をかいている、本当に罪深い 地主団体は、 54兆円の自己資産( JA農協全部では、154兆円ぐらい)のうちの、おそらく20兆円を、外債投資、すなわち、デリヴァティブ に投資して、そして、これらの金融詐欺商品は、やがて、NYで、すべて吹き飛びますから(おそらく2012年までに)、一円も返って来ないでしょうから、すなわち、農林中金は、消えてなくなるのです。 私は、ずっと、冷酷にそのように自分の諸本で書き続けました。副島隆彦拝

(転載貼り付け始め)

●「農林中金:3000億円増資へ グループで自力調達…「公的資金は不要」の立場を強調 」

日経新聞 2008年10月28日
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20081028AT2C2703227102008.html

 農林中央金庫は27日、年内にも3000億円規模で資本を増強する方針を固めた。
下部組織である全国の信用農業協同組合連合会(信連)から永久劣後ローンによって
調達し、自己資本を厚くする。

 国際的な金融市場の混乱の影響で、農中は保有株式や債券などの価格下落に
見舞われている。農林系金融機関が連携して自力増資することで財務の健全性を
高める。

 政府が国会に提出している金融機能強化法改正案で、農中は公的資金の注入対象の1つ。「万が一の事態にも備えた政府の方針は歓迎する」(農中)としながらも、自力で資金調達できるため「現時点で公的資金は不要」(首脳)との立場を強調している。

● 日経新聞 2008年10月28日
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20081028AT2C2703227102008.html

 農林中央金庫は27日、年内にも3000億円規模で資本を増強する方針を固めた。
下部組織である全国の信用農業協同組合連合会(信連)から永久劣後ローンによって
調達し、自己資本を厚くする。

 国際的な金融市場の混乱の影響で、農中は保有株式や債券などの価格下落に
見舞われている。農林系金融機関が連携して自力増資することで財務の健全性を
高める。 政府が国会に提出している金融機能強化法改正案で、農中は公的資金の
注入対象の1つ。

「万が一の事態にも備えた政府の方針は歓迎する」(農中)としながらも、自力で資金調達できるため「現時点で公的資金は不要」(首脳)との立場を強調している。

●「経済政策、今国会に提出する金融機能強化法改正案、農林中金も注入対象 申請期限2012年3月」

日経新聞2008年10月21日

 地域金融機関への公的資金の予防注入を可能にするため、政府が今国会に提出する金融機能強化法改正案の全容が20日、明らかになった。信用金庫、信用組合、労働金庫の上部機関に加え、農林中央金庫を一括注入の対象として明記。その上で農協・漁協などの個別金融機関に資本を割り振れるようにする。申請期限は2012年3月末までとする。

 改正案は信用金庫など協同組織金融機関による貸し渋りを防ぐため、上部機関に国が予備的に資本注入できる枠組みを新設する。対象は信金中央金庫、全国信用協同組合連合会、労働金庫連合会、農林中金の4機関。

● (副島隆彦注記。2008年12月12日に、 金融機能強化法 が、可決した。これで農林中金を救済(=公的資金投入)することが決まったに等しい。副島隆彦注記終わり。)

 農林中金は、農協そのものだ。 日本中の百姓が預けたカネを運用している。それがどれくらいの規模かというと、総資産61兆855億円と公表されている。 

 りそなホールディングスが、39兆円、住友信託銀行が20兆、日本で一番大きな銀行である三菱UFJフィナンシャルが194兆円。だから、農林中金の61兆円というのは大銀行レベルである。これらの資金は、ほとんどが農家(百姓)が預けた資金だ。

 問題はその運用先である。普通の銀行は客からカネを預かって客にカネを貸す。たとえば194兆円の総資産を持つ三菱は、中小企業に43兆円を貸している。これは、総資産の22.4パーセントに当たる。 

 他の銀行も、りそなが56.0パーセントである。どの大銀行も、少なくとも20~34パーセントを中小企業に貸し付けている。この銀行からの貸付資金で、日本経済がまわっている。

 ところが不景気で、銀行からの資金の借り手が少ない。正確に書けば、借り手が少ないのではなくて、銀行から融資(資金の貸付)を受けることが出来る条件を満たす企業が少ない。 銀行からすれば、安全な(安心して貸せる)融資先が増えないので、集めたカネをなんとか運用しなければならない。だから、銀行の決算帳簿上は有価証券という勘定科目になる、日本国内や外国で発行(起債)される債券(証券化商品)を大量に買った。それで銀行は自分の手持ちの資金を運用した。

 ここでいう有価証券とは、米国債や日本国債や、その他もろもろである。中央三井トラスト・ホールディングスが36.3パーセントと多いんだが、他の銀行はだいたい20パーセント前後だ。

 ところが、農林中金は有価証券が59.3パーセントと異常に多いわけだ。逆に、中小企業向けの貸し付けは1.3パーセントの7685億円しかない。まぁ、百姓も中小企業には変わりはないので、
百姓は預けるだけで借りないという事になります。誰だよ、百姓は借金まみれで大変だ、とか言ってるヤツは。

 もっとも、そんなに農業が儲かるのか?というと、そんな事はないです。百姓が預けるカネというのは、兼業で稼いだサラリーとか、土地を貸して得たカネとかです。今の「農家」というのは、「農業」ではなくて、「不動産管理業」になっているわけだ。大都市近郊はもちろん、静岡県でもほとんどの農家がソレです。

 まぁ、戦前までは小作だったのが、農地解放で土地を手に入れ、その土地が高度成長で高く売れたり貸したりと、なんだか詐欺みたいなんだが、マッカーサーが決めた事なので仕方ないんだが、コレって、役人の高給と並んで今の社会の不公平の象徴になっているわけで、もう一度、百姓から土地をとりあげて再分配する仕組みでも考えたらどうかと思うんだが、連中は土地には物凄い執着心を発揮するので難しいですね。

● 「農林中金 5800億円の資産カサ上げ」

日刊ゲンダイ2008年12月9日 

http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/12gendainet02039482/

時価会計緩和を活用

  「公的資金は不要」と言い続ける「ノーチュウ」の“ヤセ我慢”はいつまで続くか。国
内最大の機関投資家「農林中金」が公表した08年9月中間期決算の内容は予想以上に
ヒドかった。保有する証券化商品関連の含み損が1兆5737億円に達し、経常利益は
前年同期比9割減の205億円となった。

 農林中金は早速、当初予定していた3000億円規模の増資計画を見直し、1兆円の
資本増強を行うと発表。財務体質の健全性をアピールするのに躍起だが、これで本当に
大丈夫なのか。

「実は今回の決算には“カラクリ”があります。有価証券の評価基準で、農林中金は今
中間期から認められた『時価会計の緩和』を適用。それによって、有価証券の評価額は
市場価格よりも5759億円高くなった。違法ではないが、帳簿価格の“カサ上げ”で
す」(経済ジャーナリスト)

 時価会計の一部緩和は、米欧が相次ぎ運用や基準を見直したことに伴う対応で、国内
でもメガバンクや地銀などで適用が相次いでいる。だが、その“改善額”は「三菱UF
Jフィナンシャル・グループ」で約1200億円、「三井住友」で約1480億円。農
林中金の額は突出しているのだ。

 金融庁の佐藤隆文長官は3日に都内で開いた会議で、「企業の財政状態を公正、正確
に示し、損失が発生すれば迅速かつ正確に開示すべき」と強調した。行き過ぎた時価会
計の停止や緩和を求める声に懸念を示した格好だ。その流れに逆行したかのような今回
の決算。

 当の農林中金は「有価証券の評価は、会計ルールにのっとったもの。これを『カサ上げ』というなら、ルールって一体何なのかということになる」(広報部)と反論する。 それにしても決算書で「経営者の合理的な見積もりに基づいて……」と、4行の追加情報を記しただけで、6000億円近くの「改善」って……。やっぱり何かヘンじゃないか。

●「農林中金が「2兆円覚悟」で増資大号令」

2009年1月号 (12月初に発売だろう。副島隆彦注記)  FACTA(ファクタ)誌

 中間決算発表では「外国証券投資の含み損1兆円超」だったが、この含み損がやはり実質2兆を超えているようだ。

「大変ご心配をかけてお詫びする。リスク管理に不十分なところはなかったか、反省すべきところは反省したい。反省点をひとことで言えば時価(による)ブレ。公正な価格と市場価格の乖離が想定を超えた。百年に一度の出来事とはいえ、今後はそのシナリオも備えたい」

  11月27日、農林中央金庫は日銀記者クラブで2008年度9月中間決算 を発表、会見に臨んだ上野博史(うえのひろし)理事長は、 驚くほど神妙だった。 農林水産省事務次官時代は鼻っ柱が強く、「ちびっ子ギャング」と呼ばれて農水大臣はおろか、財務大臣に何を言われようともビクともしなかったが。

●「外資のカモ・農林中金…1兆円増資でも足りない実態-増え続ける投資残高」

産経新聞 2008年11月27日

http://www.zakzak.co.jp/top/200811/t2008112742_all.html

 1兆数千億円の巨額資本増強に踏み切る農林中央金庫。ただ、金融界では「この程度の増資では
足りないのではないか。国会で審議中の金融機能強化法改正案の活用も必要になるだろう」(金融幹部) との声がもっぱらだ。麻生政権が大きく揺らぐなか、「自民党の支持基盤の1つ」(野党)とされる農林中金 は正念場を迎えている。

 農林中金のサブプライム住宅ローン関連を含めた証券化商品への投資残高は9月末時点で、6兆
8230億円。驚いたことに、金融危機で市場が混乱するなか、3月末と比べて7823億円も増えているのだ。

 これとは別に、2つの米住宅金融会社、連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社 (フレディマック)の住宅ローンを担保にした証券の保有残高が3兆4568億円ある。

 前述の証券化商品と合わせ、実に10兆2798億円もいわくつき商品に投資しているわけだ。 米証券大手リーマン・ブラザーズが9月中旬に破綻する1週間前に、米政府はファニーメイとフレディマック に公的資金を注入する方針を発表。その後も追加支援策を打ち出し、当面の破綻を回避しているが、 農林中金はいつ破裂するか分からない“時限爆弾”を抱えていることになる。

 「農林中金は約3兆円の自己資本に対し、損失が発生する恐れがある証券化商品を約10兆円も抱えている。これは、自己資本を吹き飛ばすのに十分な規模だ。“導火線”に火がつく前に、公的資金を予防的に資本注入できるようにしておこうというのが、国会で審議されている金融機能強化法改正案の狙いだ」と金融関係者は指摘する。

【金融】金融機能強化法で改めて問う、農林中央金庫の意義 (民主党参議院議員・藤末健三)[08/10/29]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1225340140/l50
【金融】農林中金、来年3月期の経常利益予想を下方修正…3500億円→1000億円に [08/11/06]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1225982458/l50
【金融】農林中金:1兆数千億円増資へ 国内企業で過去最大規模…海外投資の損失が膨らみ [08/11/26]

●「農林中金が09年3月期の経常利益予想を下方修正」

2008年11月6日 東京、ロイター 

 農林中央金庫は2008年11月6日、2009年3月業績予想(単体)を下方修正し、経常利益を従来予想の3500億円から1000億円に引き下げると発表した。前年実績は3527億円だった。米国発の金融市場の混乱で保有する有価証券に損失の発生が見込まれるため。

 2008年9月中間決算は、経常利益が200億円程度(前年同期は1506億円)の見込みで、証券化商品の大幅な下落で、有価証券の損失は1013億円になるという。損失の内訳は証券化商品で810億円、株式関連で202億円。中間決算は11月27日に公表の予定。

 同時に、農中は2008年9月末の証券化商品の証券化投資のエクスポージャーを開示し、債務担保証券(CDO)、住宅ローン担保証券(RMBS)、資産担保証券(ABS)などを含め、合計で6兆8230億円になると発表した。3月末から7823億円増加している。

また、これとは別に、米国の政府系住宅金融機関(GSE)関連の債券への投資残高は9月末で3兆4568億円。3月末から2兆1758億円減少した。農中は、金融市場の混乱に対応するため、資本増強を予定している。

● 「危機感ゼロ 農林中金トップのゴルフと料亭」

週刊新潮 2008年12月25日号 (2008/12/17発売)

http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/
http://www.shinchosha.co.jp/magazines/nakaduri/446/

  AIG幹部の泊りがけゴルフ旅行と、ビッグ3全米自動車メーカーの自家用ジェットと・・・全国末端のJA単協職員は涙目になって無謀な農林中金増資資金の勧誘に日夜駆けずりまわっているときに。

● 「7代目農林中金理事長 上野博史 (「平成の米騒動」時の食糧庁長官)」

http://society6.2ch.net/test/read.cgi/koumu/1213620861/858
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/koumu/1224155314/888
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/koumu/1224155314/281

農協による自殺促進
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/agri/997819747/

● 「 農林中金の波紋広がる 」

2008年12月16日

福岡データマックス社

http://www.data-max.co.jp/2008/12/post_3880.html

の記事 によると、証券化商品への投資による損失で、系統下部組織に 1兆円超の資本増強を
要請している農林中金の余波で、新規就農者への支援融資に待ったがかかっている。ある30代男性は自己資金を用意した上で今年の春から新規就農の相談を農協と進めてきたが、突然に就農支援での資金貸付ができなくなった旨を農協から伝えられたという。

 ”本来金融業務”に支障が生じるようなスクイーズ(信用収縮) が発生すると、逆に、農林中金段階で、含み損を損きりし、実現損としてから、その差分を最低限、資本増強に求めるべきだ。

以前、ブログ記事「JAバンク(農協)は、ライファイゼン原則に回帰すべし」
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/?p=806
で、系統金融は、その原点に返るべしと主張した。

● ネット上にあった無署名の文

「農林中金 積極運用の罠 」 

農協 貯金82兆円 (農家など)
 ↓
 預け金 56.3兆円  都道府県段階の信連
 ↓
 預け金 29.5兆円
 ↓
こうして集めたおカネを
預金 38.8兆円
農林債 4.8兆円
その他 14.3兆円
資本金など純資産 3.2兆円

こう「運用」していた
貸出金 9.7兆円
金銭信託 7.9兆円
有価証券 36.2兆円 ★
その他 7.1兆円

日本国債 8兆8022億円
外国債券 13兆9234億円
 
このうち ファニーメイ、フレディマック などの 米エージェンシー、モーゲージ債 3兆4568億円  その他 11兆2581億円 を購入している

 このうち 資産担保証券(ABS) 2兆8805億円 住宅ローン担保証券(RMBS) 7554億円
 商業用モーゲージ担保証券(CMBS) 6701億円 債務担保証券(CDO) 2兆4416億円 計10兆円余

● 「農中の理事長は、次官までで5億円、退職後で5億円。合計10億円也」

農林水産省解体廃止「工程表」。 1940年体制の残滓でしかない 「農林水産省」体制はまるごと整理解体廃止処分するしかない。

● 「 ジャパンタイムズのなかの気になる一行 」 
投稿者:笹山登生 投稿日:2008/12/20(Sat) 20:01

ジャパンタイムズのこの記事
「Institutions wary of FSA meddling under bank recapitalization law」
http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nb20081218a3.html

は、法改正なった日本の金融機能強化法についての記事だが、その最後に、こんな気になる一行が—

“If Norinchukin Bank, the de facto central bank for agricultural cooperatives, applies for public funds, it will be required to use them only for financial businesses.”

「もし、事実上の農業協同組合向け中央銀行である農林中金が、この公的資金注入の適用をうけるとなると、 これは、ただ農林中金のこれまでのフィナンシャル・ビジネスのために、これら、公的資金を使うということになるだろう。

たしかに、そのとおりなのだろう。 昨年8月のサプライム問題発生以後も、ナンピンまがいの巨額投資を続けた農林中金のフィナンシャル・ビジネスのために公的資金が使われるとなると、このような異論も、世論に増えてくるのだろう。 英字新聞だけは本当のことを書く。

●  農林中金には傘下に全国の農協と漁協が有る。農協や漁協は協同組合なので農協が潰れたら農家が責任を持って負債を返済する義務を負っている。だから、恐慌に突入して、農協の資産価値がどん底になって破綻すると、農協の組合員たちは責任を分担しなければならない。 それらから集めた資金の運用機関(エイジェンシー、機関投資家)であり上部団体である農林中金は、もはや潰す(破綻させる)しか無い。

 では、その潰し方をどうするか。上野博史・現農林中金理事長が、1996年に住専破たん処理・信連救済で、日本政府(大蔵省)に、6450億円の国庫資金を救済投入させしたのときの、農水次官であり、今も農水官僚の“ドン“だが、当時から農業関係者の英雄だった。そして、今、”農水省のドン”上野の評価は、地に堕ちた。

● 北海道信連の中間決算、自己資本比率6.84%へ降下 。内部留保ゼロ 。破綻懸念先

農林水産省金融調整課 、金融庁監督局総務課協同組織金融室(農水省の出向先)

●「全役員の報酬削減へ=増資は最大1.5兆円-農林中金 」 

日経新聞 2008年12月26日

● さすがに破綻したら、借金清算の財政赤字で日本と日本人そのものも酷い目に遭う。
組織を改良して再編してくれ。 頼むから実害が大きすぎるから破綻させないでくれ。後は官僚たちを始めとした慎重な関係者の調整をして、何とかしてくれ。

● 岡島正明 鶴岡俊彦 上野博史

鶴岡の死亡原因(急性肺炎)も怪しくなってきた

http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=松岡利勝 ウルグアイラウンド 6兆
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=九頭竜川 土地改良事業 談合
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=水土里ネット 野中広務
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=野中広務 非合法活動

松岡大臣の自殺には疑問がある、と週刊誌が取り上げている。死因が何であれ、裏には相当な「闇」があると想像できるが、インターネットで農水省関連を引くだけでも浮かび上がってくるものがある。

全国に張り巡らされた緑資源機構のネットを見ると、小泉首相が断行した郵政改革の構図を髣髴とさせるからである。「緑資源機構」を検索するだけで相当な情報が手に入るが、先日、たまたまスカパーチャンネルを見ていたところ、野中ひろむ氏とあるジャーナリストの対談が放映されていて、その中で野中氏が「全国“ミドリ”ネット」という組織があると語っていた。

野中氏は、“ミドリ”とは「水・土・里」だと解説したが、その「全国水土里ネット連合会」の会長を「私が務めている」と野中氏自身が語っていた。それで、農水省関連HPに示されている「ミドリネット」の本部が、「砂防会館○号室」となっていたわけが理解できた。

農水省、厚労省・社保庁の一連の「騒動」の裏には、政党を巻き込んだ巨大な「闇」が広がっているのではないか?この強大な「機構」と戦う組織が、法務省、警察庁だけで大丈夫なのだろうか?と聊か気になる。
http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/20070612

● 農林中金が、2008年末を期限にして、傘下のJAや信連に強制して、1兆数千億円の増資 (資本増強)した。 しかし、これでも農林中金の経営危機を解決することではない。 2008年9月末決算(公表済み)時点で、開けた損失金の穴は2兆円だ。 そのあとももっと保有する外国債券の価格は下がっている。最後は紙切れになる外国債券がたくさん出てくるだろう。 農林中金は、現在時点で、外債投資で一体何兆円損失を出しているのか。 責任者(経営陣)や担当者に、背任行為や重過失が有ったはずだ。

検察庁は、徹底的に調査して摘発すべきだ。しかし、そういう犯罪調査はしない。農林中金の幹部たちは、農水省の幹部たちの天下りだから、日本の検察は、自分たち自身が、法務省官僚の片割れだから、この天下り元農水官僚たちを刑事立件できないし、しない。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝

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