[1989]新刊『明治を創った幕府の天才たち』が9月10日に発売される。

津谷侑太 投稿日:2016/09/04 16:45

( 副島隆彦です。 今日は、2016年9月5日(月)です。

 冒頭に、割り込み加筆します。 私が、今度の私たちの新刊書の「蕃書調所(ばんしょしらべしょ)」の本を、こっちでも、宣伝しようとしたら、すでに、津谷侑太君が、以下の宣伝文を、書き散らしていました。

私が、今、津谷君の以下の文を、整理、整序して、何とか、読めるようにしました。

今日のぼやき の方に、古村治彦クンが、宣伝文と 私が書いた「まえがき」を載せましたので、読んでください。
今、私が、ひとつだけ、「あ、しまった」と思ったことは、 「さらば! ウソ八百の 薩長(さっちょう)史観」のところを、「薩長英雄(えいゆう)史観」 と すべきだった。 「薩長中心(ちゅうしん)史観」までは、
考えていたのですが、薩長英雄史観 までは、昨日まで考えつかなかった。

私は、執筆者の弟子たちに、私たちの手元に昨日、届いたばかりの この本の見本(みほん。発売の数日前に出来る)を見て、このあと、何か書こうとしています。出来はよい本なのだが、果たして、今の日本の、今の時代に合っているのか。歴史の本だから古色蒼然(こしょくそうぜん)は仕方が無いか、とか、いろいろ 考えてしまう・・・。

副島隆彦 冒頭の加筆終わり) 

 研究員の津谷侑太(つやゆうた)です。今日は2016年9月4日です。

いよいよ副島先生編集の論文集が発売されます。
皆さま、お待たせ致しました。この企画は二年二カ月に渡って、企画立案されたものです。

この私、津谷侑太(つやゆうた)が今回の論文集の陣頭指揮をとりました。まとまりのない本ではありません。出版社も全面的に協力していただいて、素晴らしい論文集に仕上がりました。

 今回の論文集は六条雅敦(ろくじょうまさあつ)氏を御大将(おんたいしょう)に不肖(ふしょう)、津谷侑太めが参謀を務めました。六条氏は会社経営者をされている実業家であります。さながら日本のドナルド・トランプの様な天才的な頭脳を持たれた凄腕の経営者です。このような大人物が今回、本気の本気で江戸時代の日本人数学者たちと向き合った論文を執筆しました。皆さま、ぜひ六条氏の論文を読んでみて下さい。

 今回の論文集には私が相談に乗っていただいた田中進二郎(たなかしんじろう)氏も参加しています。田中氏は塾の講師をしながら、研究活動をしている人です。早稲田大学に在学した日本の本物のエリートです。高慢ちきな鼻持ちならない高学歴たちとは人間の出来がはじめから違う、まるで古代の中国の思想家がこの平成の御代(みよ)におりてきて来たかのような人です。決して偉ぶらない、気取りもない聖人のような人です。

 その知識量は常人を遥かに凌駕(りょうが)します。今回、田中氏が注目したのが蕃書和解御用(ばんしょわげごよう)という知られざる機関です。この江戸時代後期にはじまった機関について田中氏が舌鋒(ぜっぽう)鋭く迫ります。

 さて、六条氏と田中氏の参謀としてお仕えしてきた私、津谷侑太は、このお二人と打ち合わせを徹底的に行いました。その時間は何と百時間以上です! 学問道場はじまって以来巨大プロジェクトである今回の論文集の制作にはこのように徹底的(てっていてき)に戦略が練られております。六条氏を御大将(おんたいしょう)と仰ぐ限り、この戦いに負けるわけには参りません。

 私がこのように自信満々に論文集を推薦するかと言うと、今回の論文集のテーマが、薩長史観をぶっ飛ばせ!だからです。幕末の動乱の時代は「長州の高杉晋作や土佐の坂本龍馬がつくったのだ。幕府は人材がいなくて無能だったのだ」という薩長史観が幅を利かせています。

 たとえば、司馬遼太郎が大村益次郎を主役に描いた小説『花神(かしん)』では、幕府軍に追い詰められた長州藩が奇兵隊率いる高杉晋作と協力して、幕府軍に勝っていく様子が描かれている。幕府軍=役に立たない無能な旗本たち、長州軍=強力な兵器を持った優秀な部隊という印象が私たちに刷り込まれる。

 だが、この薩長史観に待った、の声をかけたのが 政党政治家の犬養毅(いぬかいつよし)です。五・一五事件で海軍に暗殺された総理大臣です。犬養は、かの福澤諭吉(幕末に外務省勤務経験ありの元幕臣)大先生の弟子でもある。犬養は、「薩長史観は嘘だらけだ。本当は幕臣たちは優秀だったのだ 」と薩長史観に対して反撃を加えた。明治時代以後、幕臣たちは教育界、政界、芸能界で活躍し、回顧録を出版するなど、旺盛に活動していた。まさに “刀を抜けない、おしゃべり幕臣たち ” だ。

 彼らは幕末に幕臣として国政に参与していた。その中にはなんと司馬遼太郎の『花神(かしん)』で無能と笑われた幕府軍の司令官たちも含まれた。

ところが、実際には幕府軍の司令官は、多数が明治の帝国陸軍、帝国海軍の中に就職した。長州の山県有朋(やまがたありとも)は、旧幕府軍の指導者たちに頭が上がらず、で「はい、幕府軍の方々は無罪と致します・・」と大量に就職を認めた。

 まさに驚愕(きょうがく)の史実と言えます。その代表が立見尚文(たちみなおふみ)です。桑名藩出身の立見は、旧幕府軍の一翼(いちよく)を担い、東北(奥羽列藩同盟)の戦いで、薩長軍を撃破しました。その後、明治政府に起用され、日清・日露戦争の戦いにも参加し、名将として称(たた)えられた。この功績によって、陸軍大将に出世した立見は東洋一の用兵家(ようへいか)と言われました。

このように負け組の幕臣たちのその後の活躍は凄かった。今回の論文集は、この幕臣たちの幕末・明治期の活動をクローズアップし、彼らがどう考え、動いたのかを分析した。決して、難しい本ではありません。わかりやすく、かつ新しい発見もあります。副島隆彦の学問道場は、一般の人々に広く門戸を開いております。

 知ったかぶりの難しい専門用語が並んでいる学術書ではなく、一般の読者に訴える、わかりやすい表現技法を用いたエンタ―テインメント性を重視した本づくり を目指しております。

 ( 副島隆彦が、割り込み、加筆します。 コラ、津谷くん。どうして君は、こういう、自分一人で舞い上がって、こういういい加減な、勝手な思い込みの文を書くのか。私から、あれほど、電話口で、怒鳴られ、叱られたはずなのに。 どうして、勝手に、ひとりで舞い上がるのか。少しは反省しなさい。私は、今、君の この冷静さを失った、投稿文を、整序、切り詰めをやりながら、ため息をついています。副島隆彦の加筆終わり) 

 平成を生きる私たちには、もはや遠い過去となってしまった江戸時代と明治時代を追体験できるように今回の論文集は工夫されている。

 「そんなことを言うが、どうせ副島先生のえこひいきで抜擢(ばってき)された弟子ばかりなのであろう? どうせ出版社や編集者には認められないような 文章の表現力の低い 素人の弟子が書いた歴史の事実を羅列しただけのとてもつまらない論文集なんだろう」と。そのように読者たちは判断するだろう。

 今回は私津谷侑太が田中進二郎(たなかしんじろう)氏らが忙しかったのでその代表として出版社の方と打ち合わせを行いまして、その場には副島隆彦先生は同席されておりません。そこで出版社の方に津谷侑太の原稿をお見せしたところ、「合格!」との判定を受け、同時に「面白かった」との感想をいただきました。

( 副島隆彦注記。 こら、津谷。お前という人間は、私は、本当に驚く。君は、少し 躁病=そうびょう=だ。自分勝手な妄想で暴走する、思い込みの激しい人間だ。もう少し、落ち着かないと、私から、もっと叱られますよ。私の言うことを、少しは 聞きなさい。 副島隆彦の加筆終わり)

 つまり、今回の論文集は副島先生のえこひいきやコネクションといった余計なものを排除し、本当に面白い論文しか載せていないんです! これが今回の論文集の最大の見どころでしょう。

 (副島隆彦注記。 六城くんも、石井くんも、アルル君、他の人たちも、もう一度、この津谷君の思い上がりを、諫めて、年長者として、しっかりと教育してください。 こういう自己増長(ぞうちょう)人間は、早いうちに矯正(きょうせい correction コレクション )しておかないといけない。 私、副島隆彦が、どれぐらい、夜中に、電話で、彼を叱ったか、そして、私の助言を全く聞き入れようとしなかった。私は、今も、この津谷裕太に、唖然としています。 鴨川君と同じような、病気だ。副島隆彦の加筆終わり )

 なぜこのようなことをしたかと申しますと、副島先生に気に入られることはもちろんですが、それだけでは本が売れるのは厳しい・・・。そのためには、副島先生+一般の読者を楽しませることができなければ作家、評論家とは呼べません。

 偉い先生の弟子であっても、本が売れるとは限りません。読者が求めるのは「読者を楽しませるエンタ―テイナーである作家」です。読者を楽しませる本を書けなければ、その人は作家ではありません。

 今回の論文集では、副島先生の七光で論文を書いている実力のない弟子たち、という偏見(へんけん)は払拭(ふっしょく)していただけたでしょうか。出版社の厳しい審査の目を潜(くぐ)り抜け、本当に面白い論文しか、今回の『明治を創った幕臣たち』には掲載しておりません。

(副島隆彦注記。 こら、津谷。何を書くか。お前は、どうして、このように自分勝手な、作り話を、よくも、私たちの目の前で、書けるものだ。 私は、呆(あき)れかえっています。副島隆彦の加筆終わり)

 この本は買いですよ! 読者の皆さま!
 せっかく文章を読むという娯楽を楽しんでいらっしゃるのだから、この本を買って見てください。それから自分で研究するもよし、ご自身のブログやツイッタ―、フェイスブックに感想を書き込むのもよし、です。いやいや、この本はとても信じられない、やはり西郷さんは偉かった!というご感想を持たれるのもよし、です。

○『明治を創った幕臣たち』の購入方法

 続いて『明治を創った幕臣たち』の購入方法について、説明申し上げます。そういう面白い本が出たのなら買いたい!とご希望の方。2016年9月10日発売となっております。

つまり発売は先となっていますが、予約は可能であります。

①大型書店で予約する

 一番簡単な方法はご自身の行きつけの大型書店で予約されることです。予約の方法は簡単です。まず大型書店に行き、店員に声をかけてください。そうすれば予約手続きを行ってもらえます。たいていの大型書店であるあるならば、予約可能です。何か欲しい本があるときについでに『明治を創った幕臣たち』を予約する、あるいはぶらりと書店に立ち寄られたときに予約するなどご自由に予約されてください。

 書店での購入は本好きの皆さまにはおススメの方法です。なぜなら本カバーをもらえますから、大事な本に汚れが付くのを防ぐことが出来ます。本カバーがあれば、通勤途中や会社の休憩時間にも読んでもいざというときに本が濡れてしまうことを予防できます。

発売日になれば書店からご本人に連絡がございます。連絡があったら書店に出向いて購入となります。大型書店での予約は書店に定期的に足を運ばれる方には絶好の購入方法です。

②ネットで『明治を創った幕臣たち』を予約する。
 有名なサイトとしてamazonがあります。ここで予約されると注文されると発売日に自宅に郵送されて参ります。

https://www.amazon.co.jp/明治を創った幕府の天才たち-蕃書調所の研究-副島-隆彦/dp/4880863459

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「 明治を創った幕府の天才たち 蕃書調所の研究」 単行本(ソフトカバー)-2016/9/10
副島 隆彦 (著)
> 副島 隆彦のAmazon著者ページを見る
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副島 隆彦(著), SNSI副島国家戦略研究所(著)

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  上記のような画面が論文集の注文画面です。予約注文のところをクリックし、amazonへの注文を行って下さい。

③ネットサイトe-honで購入する
 e-honという大型のネットでの本販売のサイトがございます。インターネットでe-honと検索していただくとサイトが見つかります。このサイトではネットで本の注文を行い、会員登録をすると自宅か、行きつけの本屋に本が郵送されます。

例として、下記の画面がe-honの論文集の販売画面です。

明治を創った幕府の天才たち 蛮書調所と講武所の研究

副島 隆彦 SNSI 副島国家戦略研究所

成甲書房
1,836円
ISBN 978-4-88086-345-0
2016年9月13日  小説・エッセイ  予約受付中

皆さま、是非とも買って読んで下さい!

今まで副島隆彦プロデュースの本が皆さまを損させたことがありましたか! この本は買いです!
副島先生の弟子たちの本気のエンターテインメントを今回は堪能(たんのう)していただきたい!

上記の投稿文をツイッタ―、フェイスブック、ブログなどで貼り付けてもらっても著作権を私津谷侑太は主張致しませんので、好きに使ってください。  

津谷侑太拝