[2035]私はまたひとつ、大きく分かった。

副島隆彦  投稿日:2016/11/05 12:28

副島隆彦です。今日は、2016年11月5日です。

今朝4時に目が覚めたら、また天啓(てんけい、revelation 、レヴェレイション) が一つ降りて来た。

「巨大な悪」というものについての、私の気づきになった。ヒラリーは大統領選に負ける。そして、そのあとすぐに捕まる。そして裁判だ。補佐官のフーマ・アベディンは行方不明である。逮捕令状が出ているようだ。
私が書いて予測(予言)してきたとおりになる。だから、トランプが勝利する。

なぜなら、やっぱりトランプの方が巨大な悪と組んだからだ。
この5月17日に、トランプが、キッシンジャー、ダビデ大王( David Rockefeller 101歳 )と組んだ、だからトランプの勝ちだ。やはり、ダビデ大王が生きている限り世界皇帝であり、この男が地上最大の一番の巨悪だ。

だから、このダビデ大王に頼まれて組んだトランプの勝ちなのだ、と5月22日に、私は決めて「トランプ大統領(で決まり)」と書いた、そして、本にした。『トランプ大統領 とアメリカの真実』(日本文芸社、7月10日刊) だ。 私が長年、紡ぎ上げてきた 理論( 私のアメリカ政治思想 研究30年の成果)の勝利だ。

私は、自分が、自分の半生を賭けて築き上げた、アメリカ研究の理論を、現実に適用してみた。そして、それが正しい、ということが、今回、証明されつつある。 このことが嬉しい。

トランプ勝利への最後の仕上げ段階で、11月3日(一昨日)、メラニア夫人がペン州フィラデルフィア郊外のバーウィン市で、単独で支援演説をした。メラニアは上品に優雅に、演説を上手にやった。 上品に、優雅に、が、女性がもっている最大の資質だ。このときメラニアは女神さま( godess ゴッデス、東洋では観世音菩薩=観音さま=)のように見えた。

「夫は、皆さんよくご存知のとおり、話題を作れる人です」で、ドッと笑いを取った。そして、「夫は(今のこの苦しいアメリカの)現状を変えられる人です」で聴衆の気持ちをしっかりと掴(つか)んだ。

ここで、トランプの下品男ぶりを嫌っているフィラデルフィア(日本で言えば、ボストンと並んで古都の京都だ)の金持ち層の主婦たちを味方につけた。
このメラニアの(登場)単独演説を、トランプはこの日(11月3日)、フロリダ州ジャクソンビルの飛行場で、自分の専用機「トランプ号」の中でじっと見ていた。

大きな白い革張りの超豪華な座席(最前列に4席だけ横並び)からテレビ画面で。背後から頭の上の方だけが映った。ABCテレビが報じた(11月4日に私は見た)。

トランプは、もう勝者かつ王者の風格だ。この同じ日に、フロリダのジャクソンビル市(州の北の境)にオバマ大統領が来た。それにぶつけるようにして、トランプは追いかけるようにフロリダに来たのだ。オバマのヒラリー応援演説に追い討ちをかけるのだ。

その場で、トランプは「ここは、もう静かに、(私たちは、勝利するから)じっとして、そーっと(敵に失点を取られないように)勝つのだ」と 演説した。これは余裕の構えだ。オバマとヒラリーの方に焦りが見える。二人でしっかり抱き合う演出までもすることになっている。気持ち悪い。こいつらの負けだ。

ジョージ・ソロスが仕掛ける不正選挙( rigged election 、 電子投票の集計コンピュータ・マシーンの違法操作)も、うまくゆかない。どうも、ロシアのサイバー攻撃で、その一部が破壊されたようだ。プーチンというのは、やはりすごい男だ。 10月7日に、ホワイトハウスが、正式に声明を出して、「ロシアのハッカーが、米大統領選挙に干渉している」と、国家情報官と共同で声明を出した。 不正選挙のマシーンの中にまで、ロシアの情報部のサイバー攻撃部隊は、侵入してゆくのか。

それでも、私、副島隆彦は、接戦州(激戦州、swing states スウイング・スイテト)16州に仕掛けている、ジョージ・ソロスの会社がリースで、各州の選挙管理員会に貸し出しているマシーンの 違法集票マシーン(voter fraud  ヴォウター・フロード)の作動が心配だ。

私は、メラニアが大統領夫人になって、彼女が、アメリカにモデルで移民(出稼ぎ労働者、migrants マイグラント)してくる前の、母国のスロベニアの、南部スラブ語で外国訪問のときに、自由にしゃべったら、きっと東欧系(スラブ人種)の人々にものすごく受けると思う。英語はメラニアにとっては後から学んだ外国語だ。

すべては着々とトランプ勝利に向かっている。あと4日(11月8日)だ。私が今朝、天からのコトバを得たのは。

ヒラリーとビルのクリントン財団(Clinton Foundation ) 程度の大きな悪よりも、やはり、ダビデ大王(今年まで生きていて良かった)の方が上だった。「既に、世界権力(支配力)は、自分に動いている。もう伯父のデイヴィッド David から自分に代替わりしたのだ。 だから、巨大企業、大銀行、軍需産業、メディア、各国利権(含む日本)からの献金(集金)も自分たちに集まっている」と、考えたビルとヒラリーが甘かった。

より巨大な悪の方が勝つ。民衆、大衆は動物的な勘で(理屈、理論では全くなく)、このことを感じ取る。「どうせ、ヒラリーだよ。ヒラリーが勝つ」と言い続けた(信じ続けた)者たちの大きな敗北だ。日本では言論人予言者、副島隆彦の勝ちだ。

たとえ democracy でも、その democracy が極めて上手に行われるのだったら、そこには必ず独裁者(らしき者)がいる。人類の歴史は、そのようになっている。それでも、民衆、国民をかなり満足させて、国民の強い支持を集める者は、たとえ独裁者( dictator ディクテイター、ディクタトーレ、デスポット=潜主(せんしゅ)=)であっても、立派である。

私がここで解かなければならなかった 謎(命題 proposition )は、「警察・検察が出てきて、体制の頂点かつ政治権力者であるヒラリーを捕まえる」というのは、警察・検察(および裁判所)の方が、国民の代表たち政治家(指導者)よりも、上位の権力ということになり、巨悪ということになる。

これはおかしい。やはり、警察・検察という制度権限者 よりも、政治家の方が大きな悪である。 たとえば、今の日本は、まだあの“サメの脳”をした森喜朗(オリンピック利権)という日本暴力団の頭目が、小池百合子を操(あやつ)って、旧来の東京利権(内田茂、公明党、石原慎太郎たち)を痛めつけているように。

女房(配偶者)のメラニアの演説を、超豪華な専用機の中からテレビの画面を見つめていたトランプの後ろ姿(あの薄くなった金髪の頭の上部だけだった)から私が分かったことは。 「大衆は、こうやって上手に操ることができる。大衆、国民とは、女だ」という、この男のずば抜けた頭の良さだ。

トランプは、歴戦の経営者、実業家 だから、「客が本当に望むものを与えさえすればいいのだ。そうすれば店は必ず繁盛するのだ 」 「大衆が今、感じている積年の怒りを、表にださせればいい」と 知っている。

トランプはアメリカの体制(主流派)メディア(各社)さえも打ち破った。「大衆とは、女だ」と言い放ったのは、ヒトラー(「我が、闘争」Mine Kampf ) だ。 そしてあの優秀なはずのドイツ国民(民族)を大きく煽動して、そして、大敗北へと向かわせた。このヒトラーも、もっと大きな力に操られていた。が、その話は、ここではしない。

この人類(という哀れな生き物)を支配する巨大な悪と闘うために、私(たち生来の)知識人は、存在するはずなのだ。知恵( 思想 )の方が権力、即ち巨大な悪よりも、もっと上のはずなのだ。私はこのことをずっと考えている。これは、自分が知識人であることを何よりも誇りに思う私の信念(宗教)だ。

それでも大半の、大方の知識人どもは、権力、即ち巨大な悪にひれ伏して、その僕(しもべ、従僕、家来)となり、茶坊主(ちゃぼうず)や神官職(政府の審議委員)をもらって、うやうやしく政府(権力者)に仕える。本物の本当の知識人は、それはやらない。

本物の本当の知識人は、一冊、一冊の自分の本を国民に買ってもらって、そのお金で生きる。

「 より巨大な悪が一番上にいる」のである。この近代政治学の大原理(マキアベッリが「君主論(プリンチペ)」で発見した )は、変わらない。崩れない。これが私の今朝の気づきだ。

今の平成天皇の「もう、歳だから退位( step down )したい。皇太子を早く天皇にしたい」という、天皇の切実な願いを、「押し込め」にした、ワルの安倍晋三たちの悪については、近く書く。

副島隆彦 記

(転載貼り付け始め)

「 トランプ氏は「状況を揺り動かせる」、夫人が選挙集会で演説 」

AFP=時事   2016年11月4日(金)

米ペンシルベニア州バーウィンで開かれたドナルド・トランプ氏の選挙集会で演説するメラニア・トランプさん(2016年11月3日撮影) AFP

メラニア演説

(副島隆彦の割り込み、注記。このメラニアの画像は、女神さまだ。慈愛の目をしている。おっぱいの自然な膨らみは、多くの普通(パンピー)の女たちがしている、オワンコのような不自然な堅い真ん丸の、無様なブラジャーではない。自然さが何よりも強い。と女たちが、一番知っているだろうに。副島隆彦割り込み、終わり)

米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の妻で、過去約200年で初の外国生まれのファースト・レディーとなる可能性があるメラニア・トランプ(Melania Trump)さん(46)は3日、激戦州ペンシルベニア(Pennsylvania)で開かれた選挙集会で演説し、夫の穏やかな側面を訴えた。

スロベニア生まれの元モデルであるメラニアさんは、トランプ氏にとって3人目の妻で末っ子バロン(Barron Trump)君の母親だ。この日はピンクの薄いブラウスと白のスカートの装いで、同州フィラデルフィア(Philadelphia)郊外のバーウィン(Berwyn)で開かれた選挙集会に姿を現した。

トランプ氏が出席しない選挙集会に初めて現れたメラニアさんは、「彼は素晴らしい大統領になるでしょう」と有権者に語った。同地では、女性の体を触ったことについての下品な発言に続いてトランプ氏から性的不品行をされたと言う女性が続出したことを受けて、トランプ氏の支持率が急落していた。

夫のトランプ氏と共に、ほとんどの人にとって想像もつかないぜいたくな暮らしをしているメラニアさんは、トランプ氏は困窮する労働者や苦難にある子育て中の親たちの生活向上のために大統領選に立候補したと述べた。

メラニアさんは「オハイオ(Ohio)州、ノースカロライナ(North Carolina)州、そしてここペンシルベニア州で工場が閉鎖されたと聞くたびに夫は激しく動揺していました」と、3つの激戦州を挙げて語った。「彼は状況を揺り動かすことができる。そう思いませんか?」

もっとも、選挙運動の中で女性やメキシコ人、イスラム教徒や障害者を侮辱する発言を繰り返してきたトランプ氏を批判する人は、「揺り動かす」は控えめすぎる表現だと思うかもしれない。

イタリアのミラノ(Milan)とフランスのパリ(Paris)で働いていた経験があるメラニアさんは、ファースト・レディーになるのは「名誉なこと」だと語り、ネットいじめ対策や貧困女性の支援に取り組みたいと述べた。

今回の選挙運動でメラニアさんに注目が集まったことはあまりなかったが、7月の共和党全国大会の演説でミシェル・オバマ(Michelle Obama)大統領夫人のスピーチを盗用したとの疑惑が浮上するなど、メラニアさんにとって荒れた選挙運動となっていた。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦 記