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mo森田裕之 投稿日:2015/11/24 11:48

SNSIの皆さん、森田裕之・技術士です、以下に貼り付けるのは、「大阪・放火殺人事件」に関して、私の自慢話を読んでもらおうと、貼り付けます。

仲間内の鈴木将成君からのメールを貼り付けます、彼が組合のPL研究会を主宰していて、東京の中村雅人弁護士や、大阪の女性弁護士会の皆さんに相談を受けて、スタートした事件でした。

貼り付けー

森田様         11月19日 鈴木

 しばらくです。

 ご存知「大阪・放火殺人事件」の再審が確定し、

終身刑で服役中の被告らが「20年ぶりに釈放」と

相成り、このほど実現しています。

 思えば17年前、弁護士から依頼を受け、事件の

経緯を訊くや即座に貴兄が「炎暑の日、帰宅して車庫

入れ直後の車両が過熱しタンクがポンピングして燃料が

漏れ出し、傍らで風呂の種火に引火した自然発火だ」

という森田説を真っ先に唱えたことを覚えています。

 また証言台の望月さんが「自然発火はあり得る。この

理屈がどうしてわからないのか」と「保険金目当ての

放火・殺人」にこだわる検察陣の追及に憤慨して目を

剥(む)いたことも忘れられない。

 右手では後ろ手に縄を引かれ、うつむく被告らがふと

見せた一縷の望みと安堵の表情など、昨日のことのよう

に思い出します。

 当時の報道は、「技術士らが放火説を否定。自然発火の

可能性を指摘」と重みをもって伝えている。

 しかし現実は、地裁をはじめ高裁・最高裁のいずれも

被告の訴えや技術士の推論に耳を貸す者は一人としてなく、

被告らには揃って終身刑が確定。検察はニンマリ。

同好の士はあっけにとられ、歯軋りして悔しがるが

なすすべもなく、無力感と虚しさにさいなまれるばかり。

 さて20年後の今日、再審を認める地裁の一人が当時

の判断に疑問を挟み「自然発火の可能性もあり得る」と

指摘。これをきっかけに、続く再審高裁も「放火殺人は

無罪の可能性が高い」などと認めて刑の執行を停止。

これにはさしもの検察陣も「再審維持は困難」と最高裁

への特別抗告を断念。まるでドミノ現象の将棋倒しの様だ。

 かくして被告らは逮捕以来20年ぶりに釈放され、世の

報道陣はこの経緯を大きく表面的に伝えている。

 しかし何のことはない。17年前に一度は否定された

技術士見解が、現在ではそのとおりとばかり甦り、手の

ひらを返すように世の認めるところとなる。

 しかし当時から自然発火説を唱えるのが技術士である

とはギの字も触れないまま“正論”と化している。

これが私には不満。数少ない成功事例であってみれば、

せめてこの機会を捉えて来し方を世の中へ広く知らしめ、

祝賀会など催して溜飲を下げ、自己顕示に努めるべきでは

なかろうか。

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  技術士 鈴木將成

  108-0074東京都港区高輪4-23-6-301

  電03-3442-0888  Fax03-3442-0856

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