[215]武田邦彦教授の見解

会員番号2660 水島 投稿日:2011/03/14 02:12

武田邦彦中部大学教授のHPより引用
http://takedanet.com/2011/03/post_deb3.html

***引用開始***

まず第1に重要なのは、福島の原子力発電所が「核分裂反応」が止まっているかどうかということです。

もし核分裂反応が止まっていなければ極めて危険で、避難する地域も20キロとか10キロというのではなく、福島県全体というような範囲です。

もしも核分裂反応が止まっていれば、炉の中に残っている放射性物質の熱だけが出ているわけですから、これは自然になくなってしまうということを意味しています。

政府や原子力保安院からはまだ核分裂反応が停止しているかどうかについての説明がありません。もっとも肝心なことが発表されていないのです。

普通に考えると核分裂反応は止まっていると考えられますが、地震が起こって緊急に挿入する制御棒が入ったのか、それが心配です。

核分裂反応が少しでも継続しているとすると、炉内の水が少なくなっていくと核分裂反応が進んでチェルノブイリのようなことになるからです。

繰り返しますが、政府はまず制御棒が順調に入り核分裂反応が止まっているのかとを発表すべきです。

***引用終了***