雇用の常識 決着版: 「本当に見えるウソ」 (ちくま文庫)

1094 投稿日:2013/01/16 15:49

雇用の常識 決着版: 「本当に見えるウソ」 (ちくま文庫) [文庫]
海老原 嗣生 (著)
価格: ¥ 819
内容説明
昨今誰もが口にする「日本型雇用の崩壊」がウソであることを、様々なデータで証明した話題の本。時代に合わせて加筆訂正した決定版。
内容(「BOOK」データベースより)
「日本型雇用の崩壊」とは何なのか?終身雇用は本当に崩壊したのか。悲惨な派遣社員は「急に」増えたのか。様々なデータを参照し、そうではないことを証明して話題となった本の待望の文庫化。著者は、人事・雇用のエキスパートとして作られた常識、錯覚を起こすメカニズムを解明し、「本当に必要な策」を提言する。データを更新し、最近の流れや問題点も入れて、大幅加筆した決着版。
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登録情報
文庫: 302ページ
出版社: 筑摩書房; 決着版 (2012/8/8)
言語 日本語
ISBN-10: 4480429778
ISBN-13: 978-4480429773
発売日: 2012/8/8
商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
目次
第1章 日本型雇用崩壊の噂を検証する(終身雇用は崩壊していない
転職はちっとも一般化していない
若手の就労意識は三〇年前のまま
就職氷河は、企業に責任転嫁された
本当の成果主義なんて日本に存在しない)
第2章 最近流行の言説は本当か(派遣社員の増加は、正社員のリプレイスが主因ではない
正社員は減っていない
女性の社会進出は、着実に進んでいる?
ホワイトカラーに少子高齢化は無縁
定年延長が若年雇用を圧迫する、か?
高齢者はオイシイとこどりの逃げ切り世代か?
年金問題をめぐるトリッキーな俗説)
第3章 理論武装された説を斬る(労働分配率・ジニ係数・内部留保の三点セット
ここまで来たか「若年の不安定就業」アジ
新卒一括採用批判を再批判する
引きこもりが増えたように見える理由
「昔は良かった」論のまぼろし
ワーキングプアの実態は「働く主婦」)
最終章 現実的な改良案(若年層と中小企業のミスマッチ解消策
誰もがエリートを夢見る社会からの卒業)