「不況になれば官僚栄える」

1094 投稿日:2011/01/27 09:48

http://ameblo.jp/kriubist/ より貼付

011年01月25日posted by kriubist
不況が大好物。「不況になれば官僚栄える」

「官僚」=「天皇の官吏」が法律を作る。 みなさんもご存じのように議決するのは国会議員だが、中身を作るには官僚たちである。 たったこれだけでいいのだ。 これだけできれば日本国は官僚支配が延々と続けられるのである。

以前、元竹中平蔵の秘書官で元通産省官僚の岸博幸氏がネットで書いていたと記憶するが、官僚たちは法案の中にある文の一文字、例えば「が」とか「は」とかを変えるだけで官僚に都合の良い解釈に変えることができるらしい。 それもどこがどう変えられているのかは、法案を作った官僚にしか分からないようになっているとのことを書いていた。

官僚=霞が関を打倒するのは物凄いパワーが要るのだが、それをどうすれば良いのか最初からあれこれ難しく考えても官僚より頭の悪い国民は理解できずに最初から砕けてしまう。 もっと単純に考えることも人々が行動を起こすためにに重要な点である。  官僚(公務員)とは我々と同じ人間だが、彼らの行動はある意味ロボットのように動く集団でもある。

ある決まりに規則正しくしか動けない、動かない、そしてその決まりとは官僚が作る官僚のための法律である。
だから現行の法律を使って官僚に指示しても官僚に都合の良い解釈ができるものばかりだから意味がないのである。 じゃあどうすれば良いのか。 「法律を変える」だけで済むのである。

そこが難しいんじゃないかと思われるだろうが、そこが政治主導で国会議員が立案して法案を通すべきなのだ。
官僚に都合が良い法律が多いのならば、国民に都合が良い法律にしてしまえば良い。
官僚が言うことを聞かなくなる場合もあるだろうが、彼らも人間であり給与を貰って食って生活しなければならないのだから、言うことを聞かない官僚は法律をドンドン変えて首にするか給与をドンドンさげれば良い。
そして官僚組織といえども、中には若くてまともな人たちもいるだろう。そういう官僚をドンドン抜擢してポストも与えて給与も上げれば良い。 

副島隆彦氏のお弟子さんである中田安彦氏が以前、上田信(まこと)氏という方と対談した内容の中に、律令政治についての話がある。  詳しくは学問道場の会員になって会員ページを読むしかないが、その中の1部を簡単に書くと、「律令政治」は701年の大宝律令が最初の始まりで、「律令」とは「律」=刑法、令=政令、この2つは「行政」であると。 その中には民法などない。 刑法と行政法だけで日本を治める。 この2つを使って日本を管理(統治)する身分が「官僚」であると。  だから大宝律令というのは官僚のための法律全集で、民のことは一切含まれてないと。
民は”度外視”なのが律令政治とのことである。 それが今もなお続いているのである。

不況になると公務員になりたがるアホが多くなる。 実際今も公務員志望の者が大量にいる。 昨日ツイッターで北野誠氏のつぶやきの中に、北野氏の知り合いのインド人が言った話があったが、外人さんのほうが日本の現状とアホさ加減をしっかり見ている。

(転載貼り付け開始)
北野誠氏のツイートより

インド人ボビー曰く、国家とは何か?若者がなりたい職場の一番が公務員なんて国は、もう終わっている!…ボビーとの写真はまたブログで…インドから来た侍みたいだった。

たくさんのお祝いメッセージありがとうございますね(^.^)b…しかし濃密な時間だった。インド人ボビーが言いたいのは、別に公務員批判でなくて、国を支えるのは、働いた人の経済活動が税金払って成り立つ。のに、皆が税金にすがろうとしたら、誰が税金払うわけ

(転載貼り付け終わり)

安定を求めたい気持ちはがあるのは分かるが、それは民間のようにいつ首になったりするかも分からず、途方の暮れた生活になるかもしれぬサバイバルの中で、汗水垂らしてサービス残業もありで手当ては少なくて、それでも一所懸命働いて稼いでいる多くの国民と共生して生きる事を放棄し、その国民が一所懸命働いて納めた(正確には摂取された血税)税金の中から給与も年金も国民の平均以上貰おうとするという間違った考えだ。 冷暖房の効いたコンクリートの中で大量生産の缶詰のごとく増え続け税金を摂取する仲間になろうとする考えは今すぐ捨てろ!と言いたい。 そして公務員になりなさいと勧める親も親だ。 自分で自分の首を絞めるか、なんらかの恩恵にあやかりたいと思っている。

不況になれば税収が少なくなる。 そして増税しかないと嘘のデータを国会議員と国民に(マスゴミを利用して)見せて騙す。  まだまだまだまだ国家公務員・地方公務員・独法などの無駄すぎる無駄を削減しないで増税しようとする。  それらを理由に増やした法律や規制が多ければ多いほど官僚(公務員)の力が強大化する。
日本は建前上法治国家だから国民は民を度外視した法律に従わなければならなくなる。
不況を理由に官僚(公務員)が国民の上に立ち潤うことになっていく。
「不況になれば官僚栄える」である。

不況になれば国民生活が圧迫され犯罪も増える。倒産やホームレスも増える。 何やっても食えないなら犯罪を犯して刑務所に入れば飯、衣類、ねぐらだけは確保できる。 そのような人々が増えれば警察や検察などの力も大きくなる。 刑務所が足りない。 刑務官や警察官が足りないと言い、予算をふんだくろうとする。
また裏金も増えることだろう。

悪のスパイラルから抜け出せなくなる前になんとかせねばならないのだ。 TVや雑誌の見過ぎで見栄を張って海外旅行や芸能人のマネごとをして他人様と同じような振りで自己満足している間に、官僚による官僚のための法律が出来上がり最後に泣くのは無関心な国民である。

いい加減目覚めよ!と言いたい。  しかし目覚めさせるのは我々同じ国民なのである。
そして必ず小沢氏を政権のトップにして、一丸となって本物の改革を推し進めていくしかないのである。