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[2375]定例会が終わって、私たちは、次の目標に向かって、突き進んで行きます。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2018-12-08 20:55:26

副島隆彦です。 今日は、2018年12月8日(土)です。

 去る12月2日(日)に、 私たちの学問道場の定例会(会員たちとの講演会)が開かれました。多くの会員が集まって下さって、ありがとうございます。

 私は、この日の前日から、ヒドくなった風邪のために、参加者にヒドい声で話して申し訳なかった、と思っています。 私はふらふらしながら、なんとか2時間少しを、話し終わりました。 

 このあと、私は、一週間ずっと風邪で休んでいました。が、ようやく治りました。これで体調を整えましたので、これからの寒い冬を乗り切ることができるでしょう。

 当日は、 ゲスト講演者としてお招きした菅野完(すがのたもつ)氏が、「なぜ、安倍政権は続くのか」 の 題で、 熱心に、丁寧に論じてくださいました。本当にありがとうございます。

菅野氏は、 「安倍政権を支えているのは、国民への 「嘲笑(ちょうしょう)」だ」と、はっきりと断定することで、安倍政権本質を喝破(かっぱ)しました。 安倍晋三たちの、 国会答弁の時の、 野党の議員たちの質問への、あの、人を小馬鹿にした、軽く鼻で嗤(わら)う感じの、嘲(あざけ)り笑いだ。「どうせ、お前らの考えてるようには、ならないんだよ。お前たちは、現実を知らない女子供(おんなこども)だ。

 俺たち、権力を握っている者たちの勝ちなんだよ」 と、 小さく、顔をゆがめて語る、あの「嘲笑」に、ある。 菅野氏の 洞察と分析は、流石(さすが)でありました。私たち参加者は、そうだ、そういうことだ、と深く納得しました。

私たちに、出来ることは、彼ら、安倍晋三たちに対して、静かに、彼らの低い知性に向かって、嗤(わら)い返してやる、ことだそうです。これが本当に、一番、効き目がある。

安倍晋三は、アメリカ帝国(トランプ大統領)に対しては、F35戦闘機などの兵器をたくさん買うことで、ヘイコラして、何でも言うことを、聞いて、それで、自分たちの今の椅子、地位を、保証して貰っている。カネで、政権を買っているのだ。 

 安倍政権は、「F35を、1機100億円で(合計100機で)1兆円、アメリから買った」と、発表した。ところが、真実は、この3倍の、3兆円だ。 いろいろ装備すると本当は、1機200億円ぐらいするらしい。それと、イージス・アショアを 秋田?と 島根で、2機。 それから、オスプレイを、どれだけ買わされたか、分からない。 

 安部は、プーチンに対しても( 4島も、2島も返すもんか)、ヘラヘラと薄ら笑いをするだけだ。習近平に対しても、同じく複雑な薄ら笑いだ。 強国(帝国)に対しては、何にも言わない、言えない。生来、こういう卑屈な人間なのだ。

それなのに、日本国内で、弱い者いじめだけは、陰湿にする。 官僚どもを脅し上げて(再就職先で、締め上げてやる、で)、言うことを聞かせて、あの3人組の、鬼ような服部半蔵(はっとりはんぞう)の、警察官僚=政治警察の3人組、杉田、北村、中村を使って。 法務省・検察庁・裁判官 のエリートどもに対してまで、警察官僚の方が、脅し挙げて言うことを聞かせている。 

 国民に対しては、押さえつければいい、軽く脅して、言うことを聞かせればいい、という態度だ。 これが、安倍晋三たちのやっていることだ。 みっともない、の、限りだ。

菅野氏は、これを指して、日本民族の土俗(どぞく)が許しているものだ、と論じた。

 さて。私は、最近、出版した、自分の世界史本である、「日本人が知らない 真実の世界史」(日本文芸社、2018年10月末刊)の内容で、大きく、こつんと来ることを、皆さんに話そうと思った。 

 だが、話の冒頭は、私が、2016年に書いた 今日のぼやきの 「橋本徹(はしもととおる)、ムッソリーニ論」から、始めた。 ずっと、昭和史の、日本が、戦争に突入するまでの、いや、計画的に、突入させられるまでの、大きな秘密を、自信を持って、暴き立てた。 この話は、もうこれ以上、ここではしません。

 何とか年内に、この定例会のDVDが制作されて販売されるはずですから、それを買って見てください。

私、副島隆彦は、本気で、現在に差し迫っていて、しかもこれまでの歴史との関係で、はっきりと分かることを、大きく、大きく、話しました。  

 今日、どうしても、ここに載せたかったのは、以下の 2本の新聞記事です。何とか上手に、日本人に分かり易く、このことの説明をしようと思ったのだが、どうもうまくゆかない。このことで、私は、実に、この2週間悩んでいたのです。記事は、以下の通りです。

 イスラエルで、1948年に 、エルサレムの東の 死海(しかい)のそばの、クムラン洞窟(どうくつ)で発見され始めた、歴史資料として、もの凄く重要とされる「死海文書(しかいぶんしょ、しかいもんじょ)」 “ Dead Sea Scrolls (デッド・シー・スクロールズ )” についてです。

どうも、そのほとんどが、実は、捏造されたものであり、偽造された古文書らしい。そのことが、世界中に、バレてしまった。その衝撃の新聞記事です。 

(転載貼り付け始め)

●「「死海文書」の断片5点、偽物と判明 米首都の聖書博物館」

2018年10月23日   AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3194286

 米首都ワシントンにある聖書博物館(Museum of the Bible)は、10月22日、 所有する最古級の 聖書写本群 「死海文書 (Dead Sea Scrolls)」 の断片のうち、5点について偽物だったことが判明したため、展示から取り下げると発表した。

米首都ワシントンにある聖書博物館に展示されている「死海文書」の断片(2017年11月14日撮影)。(c)SAUL LOEB / AFP






 同博物館は死海文書の断片16点を所有。うち5点について調査で真正性が疑われたことから、昨年4月にドイツの連邦材料試験研究所(BAM)に送って詳しい調査を依頼していた。

 5点は2017年11月の開館時から展示されていたが、本物かどうかについて調査中という説明が付されていた。博物館の発表によると、BAMが5点は成立年代が新しすぎると結論づけたという。

 死海文書は紀元前3世紀から紀元後1世紀に成立し、ヘブライ語で書かれた最古の聖書写本が含まれる。1947年から1956年にかけて、およそ900点の羊皮紙片が死海(Dead Sea)周辺に点在するクムラン(Qumran)の洞窟群内で発見された。聖書博物館は、キリスト教福音派の富豪から財政支援を受けたことでも物議を醸(かも)していた。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。上記の記事の、「死海文書の羊皮紙断片16点のうち 5点が、偽造であることが判明した」では、どうも済まない。

 これは、イスラエル政府自身が、行ってきた、歴史の偽造、学問犯罪 であるようだ。この衝撃は、今、欧米の歴史学界で、大きくなっている。これから、どんどん、新しい情報が出てくるだろう。 

 この「死海文書」の存在、すなわち、ここに書かれていることを、根拠にして、とりわけ、イエス・キリストという人物や、 旧約聖書(モーセ5書 Torah トーラー)の成立時期、それから、ヘブライ語が出現した時期、などのことについて。

 私の 最近著の「日本人が知らない 真実の世界史」(日本文芸社刊) を、非難し、中傷しようとする人々がいる。それは、まさしく この「死海文書」を根拠とするものだ。 この新聞記事が出たことで、彼らは、自分たち自身が、深刻な自己批判を迫られている。

 そうでなければ、自分たち自身が、確信犯の、嘘ツキ人間に、大きく、転落しつつあることを、自覚した方がいいと思います。それでもなお、何かを強弁して、私の本への攻撃 とするならば、私が、反論に出て撃滅します。自分の名前を堂々と名乗って、私に、論争を挑みなさい。  

 今の目の前の、自分の生活のことで忙しくて、とても、本なんか静かに読んでいる暇はない、という、人たちの気持ちと、現実 は、私なりに、よく分かります。 副島隆彦は馬鹿ではないのです。それでも、私は、言論人として、書くこと。 書いて書いて、書き続けることを、自分の天命(てんめい)とし、自分の持ち場として、闘い続けるしかないのです。

 「大きな枠組みの中の真実を、表に出す、曝(さら)け出す。権力者、支配者たちによって、意図的に隠されている、この世のすべての真実を、暴(あば」き立てる。世界中で最先端(さいせんたん)で分かられていて、優れた人間たちの間では、すでに通用している、優れた知識であり、すでに明らかになっていることを、どんどん、日本国内に、持ち込む。輸入する。この私の仕事、任務を、邪魔する者たちとは、徹底的に闘う」 という、生き方を、副島隆彦は、自分が死ぬまで続けます。

 上記の、「死海文書の ウソ八百。捏造」という、驚くべき、しかし、この数年、歴史学界で、騒がれ、囁(ささや)かれていたことと、合わせて、以下の、2012年9月の CNN の記事も、再度、ここに、載せておきます。

 マグダラのマリア(マリア・マッダレーナ)が、イエスの奥様であり、かつ、12使徒(アポストル)の1人である、という大きな真実についてのものです。

ローマ・カトリック教会を、創業した、 ペテロと、パウロは、イエスの12使徒ではない。イエスの直弟子(じきでし)ではない。自分たちで、勝手にローマ帝国の首都ローマで、キリスト教を作ったのだ。

 そういう、当時、ドカーンと、もの凄い勢いで、まるで、爆発現象のように、世界中に広がった、メシア(救世主)願望の、熱狂(ユーフォリア)の中で生まれた人たちだ。   

(転載貼り付け始め)

〇 「 キリストの発言記したパピルス片発見、「私の妻は」の記載 」

2012年 9月19日(水)   CNN 

(CNN) 米ハーバード大学の研究者が9月18日、イタリア・ローマで開かれた学会で、キリストの妻についての発言を記載した古いパピルス片が見つかったと発表した。

 発表を行ったのはハーバード大学神学校のカレン・キング教授。パピルスの紙片は縦3.8センチ横7.6センチほどの大きさで、エジプトのキリスト教徒が使うコプト語の文字が書かれている。この中に、「キリストは彼らに向かい、『私の妻が…』と発言した」と記された一節があった。

 紙片は個人の収集家が所蔵していたもので、2011年にハーバード大学に持ち込まれ、キング教授が調べていた。ニューヨーク大学の専門家に鑑定を依頼した結果、本物のパピルスであることが確認されたという。

 キング教授によると、内容はキリストと弟子との対話を記録したものとみられ、2世紀半ばごろに書かれたとみられる。表裏の両面に文字が書かれており、書物の1ページだった可能性もあるという。

 ただしこの紙片は、キリストが結婚していたとする説を裏付ける証拠にはならない、とキング氏は指摘する。一方、キリストが未婚だったことを裏付ける証拠もない、といい、キング氏は記者会見で、「キリストが結婚していたかどうかは分からない、という私の立場は、以前と変わっていない」と強調した。

 聖書には、キリストの結婚について触れたくだりは存在しない。しかし結婚していたとする説は以前からあり、聖書に登場する「マグダラのマリア」が妻だったとする説は、ヒット小説「ダ・ヴィンチ・コード」(ダン・ブラウン著 2003年刊 )でも利用された。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 プロテスタントの、ユニテリアン( 理神論=りしんろん=  Deism デイズムの立場。「イエスは、普通の人間の男だった」 ) が、歴史的に主流であるはずの、ハーヴァード大学の、教授たちでも、今の今でも、ローマ・カトリック教会に公然と刃向かうことは、やっぱり大変なことのだ。大きな真実を、公然と言うことは、できない。怖(こわ)いのだ。これが、今の世界だ。  

私たちは、大きな真実を追い求めて、闘い続けるしかない。

副島隆彦拝



[2374]学問道場からのお知らせ(学問道場・古村)
投稿者:古村治彦
投稿日:2018-11-30 14:42:36

 SNSI・副島隆彦の学問道場研究員の古村治彦です。

 この場をお借りしまして、2018年12月2日開催の定例会に関し、お知らせをいたします。定例会の概要は以下の通りです。

(貼り付けはじめ)

『世界「帝国」衰亡史
~ 世界の歴史は覇権国・属国理論でやはり見抜ける』

講師:副島隆彦(そえじまたかひこ)、菅野完(すがのたもつ)
開催日: 2018年12月02日(日)
開場: 12:15
開演: 13:00
終了: 17:00
会場: 新御茶ノ水駅 「連合会館 2F・大会議室」

※定例会出席のお申し込みは以下のアドレスでお願いいたします↓
http://snsi-j.jp/kouen/kouen.html

(貼り付け終わり)

ここからお知らせとなります。既に出席お申し込みをいただきました皆様にはお手数をおかけしいたしますが、お目通しくださいますようお願いいたします。

(1)多くの方に出席申し込みをいただきまして、まことにありがとうございます。出席をご希望の方は、早めにお申し込みをお願いいたします。

※定例会出席のお申し込みは以下のアドレスでお願いいたします↓
http://snsi-j.jp/kouen/kouen.html

(2)当日は入場券となるお葉書を忘れずにお持ち下さいませ。紛失もしくはお葉書未着の場合には、定例会当日に受付までお越しください。当日券をお渡しいたします。

(3)「郵便振替」は確認に2日ほど要します。29日から以降に「郵便振替」を利用してお振込みをいただきました方々には、定例会当日、振込の際に受け取った振込票をご持参の上、受付までお越しください。当日券をお渡しいたします。

(4)2018年11月29日午後3時までに「銀行口座」にお振込みをいただきました方々には入場券となりますお葉書をお送りいたしました。それ以降のお振込みの場合には、定例会当日に受付にて当日券をお渡しいたします。お手数をおかけいたしますが、念のため、振込の際に出るレシート等をお持ちくださいませ。

(5)お振込みが出来ない方は当日、受付にて参加費のお支払いを承ります。当日、受付までお越しください。当日券をお渡しいたします。

(6)定例会当日は、会場にて、新規会員受付、会員継続のお手続きを承ります。専用の受付までお越しください。

以上、よろしくお願い申し上げます。

副島隆彦の学問道場
古村治彦拝



[2373]大事なことを書きます。 12月2日の定例会に集まってください。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2018-11-24 22:18:50

副島隆彦です。今日は、2018年11月24日です。

 まず、カルロス・ゴーン逮捕についてだが、どうも日本政府は、フランス政府(エマニュエル・マクロン政権)との連携で、やったのではないようだ。 

 フランス政府(マクロン大統領)が、日産と三菱自動車を ルノー(仏の国営企業)の傘下に入れて、フランスのものにしてしまおう、という策に出そうだったので、先制攻撃で、日本政府が、日産と、三菱自動車を取り戻した、ということのようだ。

 アメリカ(トランプ政権)に対しては、怖(こわ)くて、何も出来ないが、フランスぐらいには、これぐらいの荒療治を、日本もやるものだな、と、私は、冷ややかに見ている。

だが、あと一歩、その奥を考えると、国家(政府)の連携(れんけい)による、民間資本の大企業の創業者一族が、外国に逃がして管理している、family office ファミリー・オフィスでの、1000億円、2千億円(10億ドル、20億ドル)クラスの資金がある。これらを、政府の統制下に置こうという 各国の官僚たちの秘密会議での、共同の動きもあるだろう。「世界官僚同盟」(world Bureaucratic Union ワールド・ビューロクラティック・ユニオン)という。内密で、世界内務相会議や、世界警察長官会議、世界国税長官会議が開かれている。

 これは、「国家資本主義( state capitalism ステイト・キャピタリズム)」だ。 国家(政府)による、民間経済、産業資本への 統制(とうせい)の動きだ。 統制経済(とうせいけいざい。 コントロールド・エコノミー controlled economy )だ 。

さて、来週の頭に迫りました、12月2日(日)の、私たち学問道場の定例会に来て下さい。
まだ席はあります。 もうすぐ一杯になるでしょう。 


    第40回 副島隆彦を囲む会主催定例会

菅野完(すがのたもつ): 「なぜ安倍政権は倒れないのか(仮)」

副島隆彦: 「世界『帝国』衰亡史 ~ 世界の歴史は覇権国・属国理論でやはり見抜ける」


開催日 2018年12月02日(日曜日)
    開場  12:15  開演  13:00 終了  17:00

 参加費 会員4000円 / 非会員 5000円

会場 「連合会館 2F・大会議室」

アクセス 地下鉄最寄り駅
東京メトロ千代田線 「新御茶ノ水駅」 B3出口(徒歩0分)

・上記定例会へのお申込みはコチラから!↓

http://snsi-j.jp/kouen/kouen.html

※定例会の予定等についてのご質問は、囲む会(メールアドレス:snsi@mwb.biglobe.ne.jp、048-788-1837)へ、お問い合わせをお願い致します。「連合会館」へは、交通アクセスについてだけ、お問い合わせ下さい。

 副島隆彦です。私は、ずっと 「歴史再発掘(れきしさいはっくつ)」(ビジネス社刊) という本を書き上げることに、掛り切りになっていた。はっと気づいたら、1か月が経(た)っていた。なんとか、年内に出版したい。 

 この本 の第1章は、ハロルド・“キム”・フィルビー  Kim Philby
という、イギリスのエリート階級の、そして、MI6(エム・アイ・シッスク)の国家情報部員(インテリジェンス・オフィサー)、簡単に言えば、国家スパイになった、実在の男の話だ。


キム・フィルビー

 キム・フィルビーを、知らずして現代世界の、この100年間の世界政治の動きの真実を、知ることは出来ない。キム・フィルビー(1912-1988)を論じることは、私、副島隆彦にとって、どうしても、避けて通れない、私の人生の重要問題だった。

 キム・フィルビーは、22歳の、ケンブリッジ大学の学生の時(1934年6月)から、ソビエトの NKVD(エヌ・カー・ヴェー・デー、KGB の前身)のスパイ、agent エイジェント に なった男だ。 その生涯の複雑さは、もの凄いものだ。多くの世界的事件や戦争にこの男からの情報が関係している。

 私は、この紛(まぎ)れもなく、史上最大のスパイで、英米と、ソビエト・ロシアの二重スパイで有り続けた男の、真実の話を、ベン・マッキンタイアー(イギリスの The Times 紙の 長年の編集幹部)著 の “ A Spy Among Friends , 2014 “ 日本語訳は、「キム・フィルビー 」 (原書は、2014年刊。中央公論社から日本語訳 2015年刊) を、徹底的に読み続け、そして考え続けた。 
どうも中央公論社 というのは、世界の上あるいは奥 ( アバーヴ・ザ・ラー above the law
雲の上) の組織に日本から参加している出版社のようだ。

 この3年間(2015年の末から)、私は、この本の内容を、ずっと考えている。私にとっては、自分の脳が、すり切れる、と感じるほどの、恐ろしい本である。この本を読むことで、現代史(20世紀史) の100年間の、世界政治のすべての重要なことが、分かった。

 イアン・フレミング原作の「OO7」の第2作目の 「ロシアから愛を込めて」(1963) も、ジョージ・オーウェルの「カタロニア賛歌」も、ヘミングウェイの 「誰がために鐘は鳴る」も、 

 ジョン・ルカレの「寒い国から来たスパイ」も、 戦後の大作映画 「第3の男」(オーソン・ウエルズ、とグレアム・グリーン )も、 全部、ぜーんぶ、キム・フィルビーという恐るべき人物の、この男を主人公とする、実話の話、真実の話だったのだ。イアン・フレミングも、グレアム・グレアムグリーンは、キム・フィルビーの、戦争中の部下だった英国情報部員である。

英国のスパイ作家になった者たちのほとんどが、キム・フィルビーをまじかで見ていたことで、退役後、作家になっていった。 

 だから、映画「007(ダブル・オウ・セブン) 」に出てくる、ジェームズ・ボンドの上司の M I 6(エム・アイ・シックス、イギリスの国家情報機関の最高組織 )の長官である" M(エム)" とは、実在の スチュアート・メンジーズ Stewart Menzies  (1890-1968) MI6長官であった。 


スチュアート・メンジーズ

「M」とは、メンジーズ(ミンギスとも、日本では、訳され続けた)だったのだ。

 この男は、WW2(第2次大戦 1939.9-1945.8)の戦争中の6年間、なんと 1500回も、チャーチル首相と会って、ずっと報告している。1500回だ。1日に4回ぐらいだ。何を?

 それは、ドイツ国防軍の ウイルヘルム・カナーリス大将(Wilhelm Franz Canaris、1887-1945)、彼が、戦争中のドイツの 参謀本部の 一角を為している、ドイツ軍の 防諜(ぼうちょう)諜報(ちょうほう)活動の、頂点である、アプヴェーア Abwehr ドイツ国家情報部 の長官であった。


ウイルヘルム・カナーリス大将 、ドイツ国防軍防諜局(アップヴェーア)長官

 そして、このカナーリス長官が、イギリスのスパイであり、上記の、英MI6のメンジーズ長官に、ドイツ軍の動きを、すべて、逐一、知らせていたのである。カナーリスは、第一次大戦のときからのUボートの艦長で、秘密工作の情報将校で、マタハリとも恋愛関係にあった男だ。

 何としたことだろう。これが真実の現代世界史だ。だから、ヒトラーのナチス・ドイツは、初めから戦争に負ける運命にあった。 国家の中枢の情報長官を、敵に取られていたら、戦争には勝てない。ということは、日本の参謀本部(大本営)の軍事行動の決定で、ドイツ軍に送られたものは、すべて、英、米に、知られていたということだ。

 映画「第3の男」の真実のモデルである、キム・フィルビーと、同じ、ソビエトに逃れて、生き延びた、他の二重スパイたちのことは、もう、省略する が、キム・フィルビーの生涯最大の友人、同志だった、ニコラス・エリオット(1916-1994)は、最後まで、MI6の最高幹部として生き延びた。 
 このニコラス・エリオットの父は、イートン校の校長で、今のエリザベス女王を教育した、ご養育係だ。私たちのこの世界の、裏の裏の、上の上の、奥の奥 の 最高組織の 人々だ。それは、まさしく007の 最近作(2015年作)の、スペクター Spectre だ、としか、私には言いようがない。

 キム・フィルビーの父親、シンジャン・フィルビーは、インド(大英インド帝国)へ派遣の高級行政官だが、真実の顔は、まるで、「アラビアのロレンス」さながらの、アラブ人の原住民の衣装を着た写真があるとおりの、サウジアラビアのサウド家を、あやつったサウド家の中興の祖、イブン・サウドの顧問だ。

 もうひとり、ジュージ・アングルトン というアメリカ人がいて、この男が、実質の、米国OSS(オウ・エス・エス 対外情報局。CIAの 前身) の最高人材だったのだが、このアングルトンが、OSSから、キム・フィルビーに、訓練、教育を求めて、ロンドンのMI6にやって来た(1940年12月)。 このアングルトンも、激しく疑われ続けたが、最後まで、ワシントンDCのインテリジェンス・コミューニティで、生き延びた。  

各国のスパイ組織、は、その上の、さらに上の方が、互いにつながって連携している。使い捨てにされる、下級の情報部員や、NOC(エヌ・オウ・シー)や現地の情報提供者(インフォーマント) たちは、これでは、たまったものではない。

 どんなに、フィルビーが、最後の10年以上(1951年から)、イギリスの新聞や、英議会で、激しく疑われて調査されても、「証拠が出ない」と、彼らは、フィルビーを庇(かば)い続け、エリオットの調査、尋問の最中に、フィルビーは、1964年に、ベイルートから船で脱出して、黒海沿岸のオデッサに、逃げおうせて、ソビエトへの亡命に成功する。そして、死ぬまでモスクワで暮らした。 

  その前年の、1963年に、「ロシアから愛を込めて」の 「007」の作品が、公開されている。その内容に、私は、今頃になって驚愕(きょうがく)している。あれはすべて真実の世界政治の先取りだったのだ。あの映画に出た、イタリア女の女優ダニエラ・ビアンキ(、暗号解読機を持って、亡命を希望するロシアの女情報部員、タチアナ・ロマノヴァを演じた) の 美しさを、越えるボンド・ガールは、今に至るも出てこない。と、私が、書いたら、真に映画好き、映画通(つう)の人だけが、私、副島隆彦にひれ伏すだろう。


007ことジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)と、ソビエト情報局の情報員タチアナ・ロマノヴァ(ダニエラ・ビアンキ)

 私は、3年前、自分が、家で盗難に遭って、悲しくて、エンエンと泣きながらも、私は、ずっと、この「キム・フォルビー」を読んで、徹底的に、その内容を調べ上げた。この世の、巨大な真実とは何か、を。

 私、副島隆彦が、ずば抜けた世界政治、世界政治思想(ポリティカル・ソート)の 理解者であり、この日本国では、頂点を突く政治知識人である、と、そろそろ分かっている人たちだけは、私が、今、書いていることの本当の重たさを、分かるだろう。 あとの低能たちは、ほっておく。

 私、副島隆彦だけが、この、東アジアの 哀れな国では、世界最高レベルの 政治思想理解を、している。 だから、私に敬意を払う人は、私が、今、書いていることに、本気になりなさい。

 そして、今度、年内には、なんとしてでも、出すこの「歴史再発掘」という本の 第2章は、「外相(がいしょう)松岡洋右(まつおかようすけ)論」だ。

 松岡洋右(まつおかようすけ)は、当時、日本人の頭脳としては、世界のトップに入っていた。

 この松岡洋右を、もの凄く信頼して、心底、信用して、WW2の直前まで、5年間、外相にして、自分の耳、口 のように使ったのは、昭和天皇 (裕仁、ヒロヒト)である。

 それと、近衛文麿(このえふみまろ)首相である。 近衛文麿は、藤原(ふじわら)摂関家(せっかんけ)の、筆頭である 近衛家(このえ)の当主で、だから、「氏の長者(うじのちょうじゃ)」である。

 だから、昭和天皇と、近衛文麿と、松岡洋右 の3人が、大きく、まんまと騙(だま)されて、策略に嵌(は)められて、引っ掛かったときに、日本国は戦争に突入させられた。

 英、米の 最高頭脳、最高 秘密結社 の人々は、ドイツと、イタリアと、日本を、枢軸国(すうじくこく。The Axis ジ・アクシス) という3国軍事同盟の ワル者、悪人(あくにん)の国に仕立てあげた。そして計画通りに戦争に突入させた。

 松岡が、三国同盟( 三国協商とも言った。トライ・アンタント)を作ったのだ。ただし、ドイツのリッベントロップ外相(この男もスパイだった)と協議した上での策だ。松岡は、三国軍事同盟が出来た(この時の駐ドイツ大使、大島浩は怪しい。東郷重徳は立派な外交官だ)、そのあと、イタリアに行きムッソリーニ会い、感激された。その足で、ドイツにヒトラーを訪ねて、ここでも大歓迎され、そのあと、そのまま、ただちにソビエトに向かって、スターリンに、会いに行った。そして、それこそ、抱きかかえられるように大事にされた。

松岡は、「アジアは、日本に任せてほしい。アジア一帯の イギリスの植民地は、日本が解放する(イギリスを撃滅する)」と、いうことで、彼ら独裁者たちすべてを、大(だい)感激させたのだ。

 これが、日、独、伊、の次に、ロシア(ソビエト)までを引き込んだ、「松岡の4国同盟案(戦略)」だ。

 これを、やられたら、英、米は、もう、負けである。ユーラシア大陸を、すべて、取られてしまう。 アメリカを封じ込めて動けなくさせておいて、イギリスさえ撃滅、敗北させれば、と、日、独、伊、ロシアは、自分たちの勝ちだ、と考えた。パリは、1940年の6月には、もう陥落していた。 ”花のパリ”、が、ドイツ軍のブリッツクリーグ(電撃作戦)で、占領されるようでは、ドイツの勝ちだな、

と、 昭和天皇以下、日本の指導者たちは、このとき、頭のてっぺんから、思い込んだ。これが、甘かった。 このわずか、3カ月あとの1940年9月に、日独伊の3国軍事同盟を締結(調印)している。

 松岡が、ムソリーニ、ヒトラー、スターリンに、続けざまに、会いに行ったのは、翌年の1941年4月である。 

 そして、スターリンと「日ソ中立(ちゅうりつ)条約」(互いに戦争をしない、不可侵の条約)を4月13日に結んだ。それから、松岡は、モスクワ駅まで、スターリンに見送られながら、シベリア鉄道で、ハルピンまで来て、そして、そこから、飛行機で立川の飛行場(立飛。たちひ。陸軍航空隊の基地。今は、米軍の横田基地 )まで帰ってきた(4月22日帰国)。近衛首相が出迎えた。

 ところが、その2カ月後。何と言うことか、独ソ戦(どくそせん)が、突如、始まった。

 ドイツ軍が、6月22日に、「バルバロッサ作戦」で、ポーランド国境から、ソビエト領内に、突然、侵攻したのだ。スターリンは、何も準備をしていなかった。慌てふためいた。この独ソ戦の、突如の、開始に、松岡も、青ざめた。

 それで、急いで近衛に合いゆき、そのあと、すぐに宮中に駆け込んで、陛下に謁見した。そして、昭和天皇に、松岡は、「 御上(おかみ)。ソビエトを直ちに、攻めましょう。それしかありません。アメリカと開戦は出来ません。してはなりません 」と、必死の奏上(そうじょう)をした。

 この時、昭和天皇が、烈火のごとく怒って、「松岡。何と言うことを言うか。お前が、つい2カ月まえに、ソビエトのスターリンと、中立条約を結んできたばかりではないか」と。

 この時、日本の最高指導者の中に、分裂が生まれた。近衛とも分裂した。近衛が松岡を嫌いだした。松岡は、「自分は、絶対に外相を辞めない。私が、何とかしなければいけないのだ」と分かっていた。 だが、もう、御前会議(ごぜんかいぎ)やら、帝国国策遂行要項(ていこくこくさくすいこうようこう)やらで、着々と、対(たい)英米 の戦争の準備を、日本軍がしていた。

 日本の軍人や、外務省の中に、アメリカとつながっている、おかしな奇妙な連中がいた。 

 ”海軍3提督””の筆頭、米内光政(よないみつまさ)海軍大臣、 重光葵(しげみつまもる)前外相たちだ。陸軍と海軍の情報部(特務機関)を握っていた、服部卓四郎(はっとりたくしろう)と河辺虎四郎(かわべとらしろう)たちも、アメリカのスパイだ。
 
 だから、彼らの下にいた者たちが、アメリカの手先どもだ。戦争前から、そのように育てられていた。辻政信(つじまさのぶ)や、作戦部長の・・・やら、 戦後は、伊藤忠の会長になった瀬島龍三(せじまりゅうぞう)たちだ。 日本が、戦争に負けたはずだ。 政府の中枢に、敵のスパイたちがいたのだから。

 日本の敗戦は、初めから、このように、情報戦とスパイ戦争 によって、決着が付いていた。天皇と近衛と松岡の負け、である。 松岡の進言通り、あのときロシアを攻めていたら、日本は、いまのような、ワル者の国にされることはなかっただろう。

 松岡だけが、この時、「ああ、オレは、嵌(は)められた。大失策だ。何と言うことか。あいつらの策にまんまと、のせられた」と気づいた。英、米を、大きく、手玉にとって騙(だま)そうという大きな世界ゲームを、松岡は仕掛けたのだ。そして、まんまと騙し返された。英、米の方が、一枚、上手(うわて)だった。 だが、もう、この時には遅かった。松岡のその機転 の、天皇への奏上は、却下された。このあと、重臣(じゅうしん)、閣僚たちから、松岡は、ヒドく嫌われるようになった。天皇に嫌われたのだから。

 あのとき、昭和天皇が、あと、一踏み、踏み込んで、「そうか、松岡。そういうことか。それなら、私たちも奇策に転じよう」と決断するだけの、能力が無かった。関東軍特殊演習(関特演、かんとくえん。を70万人の兵力を、このあと、満州でやって、ロシアに示威したのだから。

 このことを、昭和天皇は、、ずっと、その後の、人生で後悔し、悔やみ続けだだろう。この時から、昭和天皇は、敗戦したあと、日本国の元首(げんしゅ。ソブリン)として、日本国憲法という、座敷牢(ざしきろう)に、自ら入って、ひたすら、日本国の安全を祈る、祭祀体(さいしたい)になった。

「日本は、何があっても、世界を敵に回してはいけない。危ないことはするな」と、周囲に、そして、自分の 子、孫たちに、厳しく戒め続けた。 それが、今の天皇夫妻に、そして、次の天皇夫妻に、そして、その子供の女帝になるべき人(愛子さま)にも、受け継がれている。

 こうして、すべては、初めの第1章の キム・フィルビー の 話につながる。

私、副島隆彦 が、今、書くことを、うーんとうめき声を上げながら、読む人たちへ。それだけの能力がある人たちへ。これが、大きな、現代史の 真実だ。 私の、今度出す、本を、読みなさい。
私が、今、書いたこと以外の、くだらない、日本国内の、政治評論や、戦争歴史ものを、この73年間
書き続け、載せ続けた、 文藝春秋 や、新潮社 や、中央公論 と、いうのは、全部、アメリカと、世界支配の上の上に、いいように使われた人たちだ。 

 来週、12月2日(日)に、開かれる 私たち学問道場の、定例会に、来れる人は来なさい。お茶の水の 連合(れんごう)会館です。昼ぐらいからだ。この、キム・フィルビーの本の、話は、あまり出来ないが、私が、大事なことを話します。

 副島隆彦です。それから、次に、以下の質問のメールが、私の本の読者から来ていたので、この質問は、重要なので、答えて起きました。この問題も、大事だから、よーく、考えなさい。

(転載貼り付け始め)

Subject: 「銀行消滅」 を You Tube AI朗読 で聞いた感想。
Date: Tue, 30 Oct 2018 11:46  
From: ******.ocn.ne.jp
To: snsi@mwb.biglobe.ne.jp

おはようございます。
 さて、本題のみ。 副島氏は、山口薫著「 公共貨幣」をご存知でしょうか?
小生、You Tubeのみで学んでおります。

金融システムについては、 以下の本も買っています。 天野統康 & 安部芳裕。
天野統康氏のYou Tube で学んでおります。参考になれば何よりです。以上。

愛媛、今治市在住 **** 拝。


2018年11月5日 
愛媛県今治市在住  ***さまへ
副島隆彦から

 メールをいただきました。
貴兄からの質問に、答えます。

 私は、この1年間に、貴兄が挙げている 山口薫(やまぐちかおる) 著 「公共貨幣 (パブリック・マネー)」(東洋経済新報社刊、2015年)を読み、ずっと、考えていました。 

 私は、山口薫 氏が、詳しく説明し、推進している、 
政府マネー = 国家マネー = 公共(パブリック)マネー = 中央銀行の
廃止、そして 政府(財務省) への統合 = 政府だけが通貨(カレンシー、マネー)を発行できる。必要なだけ、どれだけでも発行できる。

 という、 この金融制度の 根本的な、改革案 を、 私、 副島隆彦は 強く否定します。 貴兄が、推進している、 政府マネー (通貨、紙幣を発行するのは、政府だけにせよ。

中央銀行の通貨発行権を奪い取り、廃止せよ。中央銀行を政府に吸収せよ) 理論は、根本的に 間違っています。

 貴兄が書く、 「 天野統康(あまのもとやす) & 安部芳裕(あべよしひろ) 」という人物たちは、大間違いの言論人 です。 何でもかんでも、ロスチャイルド財閥が悪で、米ロックフェラー財閥でさえ、その 手先、子分だというような、愚か極まりない憎しみ言論を、 ずっと書いています。  私は、ずっと、不愉快なまま、遠くから彼らの言論を見ていました。真剣に読むほどの本ではありません。

 ナポレオンを打ち破った(1815年。彼は、一代限りだったが、本物のヨーロッパ皇帝だった)あとに、大英帝国の時代が来た。それを金融面で、ロスチャイルド財閥が、支配したのは、真実だ。悪いこともたくさんした。中国へのアヘン戦争とかだ。だが、その力も、丁度、100年後の、1914年(第1次大戦の勃発。米では、FRB設立の翌年)から、新興国のアメリカ合衆国が、世界覇権を奪い取った。

 このあとの100年間は、石油の力で、新興国アメリカのロックフェラー財閥が、世界を支配した。そして、それが、また、100年経って、中国に、覇権が移りつつある(おそらく、2024年だろう)。 このように、100年ずつ、で、世界史を考えれば済むことだ。

 山口薫(やまぐちかおる)氏は、真面目な日本人学者で、名門カリフォルニア大学バークレイ校に留学して、一所懸命に、ジョージ・アカロフ (ジャネット・イエレン前FRB議長 の夫) や、ケネス・アロー(ラリー・サマーズはその甥)ら、ノーベル経済学賞の受賞者の、ニュー・ケインジアン の 教授たちの授業を、6年ぐらい受講し続け、そのあと、シカゴ学派 を勉強した人だ。 

 山口薫は、苦節40年の 経済学者で、真面目な人で、アメリカ経済学を本当によく勉強した人だ。 だが、 彼の行き着いた果てが、 政府マネーを発行して、不況から脱出するべきだ」理論であり、「必要なだけ、どれだけでも、政府が、資金を、必要な 部門、産業界 に、マネーを供給するようにできればいい」 という 国家統制的な手法を、賛美している。

 そうすれば、不況(デフレ経済)から脱出できる、という、マネタリスト(シカゴ学派の中でも、一番、悪質な連中。お札を刷って市中に流せば、不況から脱出できる) そのものだ。 

 このように 大きな制度変更 ( 中央銀行の廃止、政府への統合)をせよ、 という。 貴兄もこの考えに従っているようだ。

 だが、中央銀行(セントラル・バング)というものの、歴史的な役割と、存在意義を、このマネタリストと公共貨幣(パブリック・マネー)論者たちは、分かっていない。

 中央銀行 とは、 イギリスで、発達した、「通貨を発行する権限を持つ者(エクスチェカー the exchequer )」だ。 このエクスチェカー(通貨発行の権限を持つ役人)は、チャンセラー( the chancellor 大蔵大臣、蔵相」とは、役割が分かれている。

 フィナンス finance ファイナンス (王の蔵。王さまの資金倉)を預かるのが、ファイナンサー(財務大臣、蔵相)で、 これが、チャンセラーだ。
アメリカ合衆国では、 トレジャリー( treasury )を 国庫、国家の蔵として、使う。

 エクスチェカーは、金融市場の要求に応じて、市場の法則、流れに従いながら、マネーの量を調節し、インフレを起こさないように、物価を安定させる。この考えが、そのまま、 「日銀法 1条」である。日本銀行の存在理由だ。  

 中央銀行は、インフレを起こさせないことを任務とする。 国王(政府。と チャンセラー)が、いいように、お札(紙幣)を発行して、ジャブジャブと市場で勝手に使う、あるいは、他国との戦争をする資金を作ることを、禁止し、戒めるために、中央銀行(エクスチェカー。通貨発行人)は、作られた。 

 だから、中央銀行は、デフレを退治したり、デフレ(不況)から、回復する仕事は、出来ない。 それは、政府の仕事だ。 そのように、 「デフレから脱出するために、日銀を使うことは出来ません」と、白川正方 前 日銀総裁も言った

 中央銀行は、株式会社であって、民間部門に存在する、奇妙な銀行だ。この考えは、人類にとって、大事な考えだ。 16世紀、17世紀、18世紀 の ヨーロッパの お金(マネー)市場の現実から生まれたものだ。 「(実)社会 (=現実の世界) と 国家(という上部構造。観念、幻想 としての 権力機構 ) の 間(あいだ)を取り持つ 」 、両者を媒介する 媒介項 (パラメーター、中間項 )として、必然的に存在するものだ。

 それ以外の帝国である、、中東のイスラム帝国のカリフやスルタンも、中国の 皇帝 たちも、実は、自分自身が、金貸し業 を、 王の蔵( これが、フィナンス、ファイナンス) を使ってやっていた。 そうしないと財宝を蓄えることが出来ない。帝国を守るための戦争が出来ない。

 日本の 足利幕府 の 実力者、日野富子(ひのとみこ。将軍足利義政の妻)も、自分が、応仁の乱で、対立する 両勢力の初期大名たち に、金貸し業をやっていた。 どうも、 日本の 朝廷も金貸し業を、背後 でやっている。寺社もやっている。 

 愛宕山( あたごやま。吉田神道)信仰は、うらない、まじないで稼いだ、 修験道の道場のように、思われている。が、本当は、無尽(むじん)と言う仕組みで、、京都の商人、事業者たちへの 金貸しの融通の 手法だった。だから、吉田兼倶(よしだかねとも)が、吉田神道を立てて、伊勢神道の白川家を追い詰めて、全国の神社、2万社ぐらいを握った。 

 寺と神社の真実の顔は、占(うらない=近(きん)未来予測、と呪(まじな)い、災難から逃げる策を教えること、で、ご飯を食べ続けたのだ。そうしないと、人々が進んで、おカネを包んでくれない。

 神社も、お寺の、裏で、金貸し業をやっていた、ということだ。それだけ、町衆、商人に、資金の需要があったのだ。戦国大名たちも同じだ。

 戦国大名 (山賊、海賊系以外は)の真実は、 油売り、土倉(どそう、つちくら)、ロウソク売り、などの金貸し業から這い上がった者たちだ。そうしないと、500人と かの 自分の手兵、用心棒、武装兵 たちを、自分の周りに、常駐させることは出来ない。

歴史学者や、 歴史作家というのは、 こういう 泥臭い、人間世界の真実を知らない愚か者の”知識人” たちだ。 **さん。 私、副島隆彦は、そういうのを、全部、叩(たた)き潰したいのだ。泥臭い、お金、銭 の話抜きで、人類の歴史の 真実を語ってはならない。

 いいですか。 政府マネー、あるいは、公共(パブリック)マネーだけにすると、 これは、 これこそが、 フィアット・マネー fiat money 不換(ふかん)紙幣になってしまう。

 正金(しょうきん)=金(きん、ゴールド)に、交換できない、 ただの紙切れマネー だ。

 政府、国家だけが、マネーを発行できる、という ということにすると、それは、国家の暴走 を 生む。 国家体制 が、まさしく、国家資本主義(ステイト・キャピタリズム)か、国家社会主義(ステイト・ソシアリズム)=だ。 これは、そのまま、 まさしく ファッシズム となる。 もう、どうにもならなくなる。

(ここに、あとで、今年、スイス国で、行われた、 この 「政府マネーだけせよ」の 国民投票(レファレンダム)が、否決された、記事を、載せます)

**さん。あなたの 脳は、騙されているのだ。 不換紙幣(フィアット・マネー)の勉強をしなさい。

 シカゴ学派の シカゴ大学 は、すべて  ロックフェラー1世の資金で、作られた、アメリカで、一番、あまたの良い、生来の保守派の 青年たちが入学し、そして、卒業すると、ハーヴァード大学(ニュー・ケインジアン)の教授たちになってゆく。

 シカゴ大学は、アメリカの保守思想の 総本山、権化、牙城の 大学だ。私、副島隆彦 の アメリカ政治思想 研究の本を読みなさい。私は、アメリカの政治思想の派閥を、 14の 流派に分けて、分析した、 「 政界覇権国 アメリカを動かす 政治家と 知識人たち」 ( 講談社+α文庫 、2000年刊) 英語版のタイトルは、 “ Modern American Political Intellectuals “ です。


私、副島隆彦 に、質問をしてきて、「自分は、馬鹿では無い。本当の 本読
みだ。真実を知りたいのだ」と、自負するのなら。 いい加減な、生き方は、やめなさい!

 私は、怒っている。 ようやく、次の本で、 山口薫という哀れ極まりない、
日本では迫害に遭った、かわいそうな、3流経済学者で、終わった男の、その必死の叫びを、 私は、受止めることは出来ます。

 私が書いた、もう一冊 「迫り来る大暴落 と 戦争刺激経済」(徳間書店、今年4 月刊)の、第4章だけで、いいから、必ず読みなさい。そこが、理論編になっています。 そして、私に、また、メールしてきてください。

 私は、山口薫 が、 アーヴィング・フィッシャー を最大級に持ち上げている。フィッシャーは、貨幣数量説=かへいすうりょうせつ=の 生みの親だ。 マネタリストというアメリカ経済学の大きな一派の大家だ。

 貨幣の流通速度(りゅうつうそくど)理論を創った学者。不況時には、政府が、おカネを刷って、市場に、必要なだけ供給すれば良い。そうすれば、不況から脱出できる理論を作った人。 マネタリストの権化(ごんげ)そのものだ。 

 そして、フィッシャーは、1929年の大恐慌で、自分の 株式投資資産をすべて吹き飛ばした。このあと、可哀想(かわいそう)にと、他の教授たちからの、お恵み金で、生活した。

そして、人生に最後に、山口薫が、力説するとおりの、「シカゴ・プラン」という金融政策を提言した。

 人生の最後で、フーヴァー大統領に、「大統領。おカネを必要なだけ、刷って、市場に供給してください。そうすれば、大不況=グレイト・デプレッション=から、脱出できます」 という、 半分正しい。

 日本の、蔵相・高橋是清は、これをやって、昭和恐慌から、昭和8年=1933年=に脱出できた。正しかった。彼は、本当に、優れていた。しかし、日本の軍部の反乱、という策略を作られて、本当は、アメリカに殺された。高橋は、ロスチャイルド家の薫陶を受けた日本の指導者だ。 

 フィッシャー  は、政府が、不換紙幣 を発行紙しさえすれば不況から脱出できる、と 考えた、底なしの愚かさの故に、大間違いだ。

 この フィッシャー を継いだのが、ミルトン・フリードマンだ。この男が、マネタリストそのもので、この男が、どれぐらいの極(ごく)悪人か。 本気で、考えて、分かりなさい。

 このマネタリストの政策を、日本政府も、この10年、アメリカに追随して、やり続けた。それが、「インフレーション・ターゲティング理論」で、略称、「インタゲ」で、正式には、「インフレ目標値(もくひょうち)政策」という。 日本では、伊藤隆俊(いとうたかとし)という御用(ごよう)学者が、安倍政権 の理論的支柱となり、推進者となった。

 あの、イエール大学から帰って来た、ボケ爺さんではない。伊藤隆俊 は、「合理的期待形成(ごうりてききたいけいせい)仮説の学派」で、ロバート・ルーカスの 子分だ。コンピュータと共に、勃興した、「この確立微分方程式の束で、経済の未来予測は出来る。景気の管理は出来る」と言い続けて、それで、大失敗した。

この「合理的に予測(期待)は、形成できる学派」は、リーマン・ショック(2008年)のショックと共に、消滅した。リーマン・ショックが起きたあと、伊藤は、慌てて、東大から逃げて、NYのコロンビア大学に、今も、匿(かくま)われている。グレン・ハバードという極悪人の学者によって。竹中平蔵の親分も、こいつだ。 

 これらの動き、全体を、私、副島隆彦は、冷酷に追いかけて、自分の本にずっと書いてきた。 彼らは、私がやってきた、このことがコワイだろう。

 やはり、ケインズが、天才なのだ。 カール・マルクス と同格の、大天才だ。

 人類は、1920年来から、 サープラス( 余剰生産。作りすぎ。すべてが余る)の段階に突入した 。作っても売れない、在庫の山、だけでなく、生産設備そののもの 過剰、余剰。そして、 最後には、人間(労働者 )そのものが、余ってしまった。

 人間の余剰(これもサープラス) が、恒常化した。 人間を、1回の戦争で、400万人とか、大量に 償却(しょうきゃく。デプリシエイション)= 焼却(しょうきゃく) 処分に するしかない、 という 時代に、 人類は、突入した。ケインズは、誰よりも早く、このことを見抜いた。そして、「雇用、利子、貨幣の一般理論」(1936刊)を書いた。

 ケインズが、どれぐらい、天才であるかを、分からないような人間が、経済学を、言うな。

 その前の、 カール・マルクス の 貨幣(マネー、ゲルド)論 、資本(ダス・カピタール)の諸変態(メタモルフォーシズ)の 研究が凄かった。それが「資本論」(第一巻、初版、1864年刊)だ。

 マルクスの、サープラス・ヴァリュー( surplus value 、剰余価値)の研究も、余剰(サープラス)を研究したのだ。このことの、大天才ぶりを、私たちは、150年後の今、噛みしめるべきなのだ。あとは、凡人たちだ。

 もうひとりのシカゴ学派の大物学者の フリードリヒ・ハイエクは、 ロックフェラー2世の家計教師として、シカゴ大に雇われてきた。ナチス・ドイツからの亡命者だ。ハイエクは、 マネートは何かの研究(金融論)の経済学を、やっていて 「あ、これは、危ないなあ」と、気づいて、経済学そのものをやめた。 
 そして、ハイエクは、以後、死ぬまでの30年間は、自生的秩序(じせいてきちつじょ。スポンテイニアス・オーダー)などの、 穏(おだ)やかな、根本保守の、保守思想の研究に向かった。 

 ハイエクは、これ以上、マネー(貨幣)の研究をすると、危険だ、と気づいたのだ。 ハイエクは、自分の弟子だと、吹聴した、ミルトン・フリードマンを、「君は、私の弟子ではない」と叱っている。

 **さん。もうひとつ、教えておきます。 銀行( 中央銀行を含む)というものが、本性(ネイチャー)として持つ、信用創造(しんようそうぞう)という能力を、奪い取ってはいけない。

 銀行は、おカネを貸し付けるだけで、貨幣を創造してしまう。さらに預金も集まって、どんどん どれだけでも、マネーを生み出せる。この信用創造(credit creation クレジット・クリエイション)は、人類にとって大事なものだ。 勃興する 新興の 成長国家は、この信用創造 機能で、ドッカーン、バッカーン、ボコボボと 豊かになってゆく。 この30年間の中国を見てご覧なさい。


ケインズの 経済政策としての、乗数効果(じょうすうこうか。マルチプライヤー・エフェクト)の理論も、この銀行が本来的に持つ、信用創造(クレジット・クリエイション)の能力 大きくを利用したものだ。 

 この「信用創造」 に 対して、それと似ているが、 人為的、人工的、である、「マネー創造」(マネー・クリエイション money creation )は、絶対に、やっていはいけないのだ。

  それを、今は、この インタゲ( インフレ目標値政策)で、日本も、アメリカも、ヨーロッパもやっている。シカゴ学派そのままの、ボロ真似の 愚か極まりない、政策だ。 

 これに、なんと、今のハーヴァード大学の 学者たちが、支持した。そして、推進している。

 ハーヴァード大学は、本来、ケインズ学派なのに、ケインズ思想を裏切って、裏切り者の群れとなった(その支店のカリフォルニア大学系も)。それが、前述した、 ニューケインジアンたちだ。

 今のハーヴァード大学(隣の敷地のMITも)は、このニュー・ケインジアンのたまり場だ。 本当は、ケインズの裏切り者の集団だ。 彼らは、シカゴ学派に、負けて、屈服した。今やシカゴ学派の亜種(あしゅ)に、成り果てた。
ポール・クルーグマンも、スティグリッツも、ジョージ・アカロフも、ケネス・アローも、みんな、彼らは、、ケインズ思想の裏切り者たちだ。

 却(かえ)って、同じハーヴァード大学内でも、ケネス・ロゴフ と カーメン・ラインハート女史のふたりの学者の方が、正直者で、今は、元気なようだ。 
 このふたりは、何と、「もう、アメリカ理論経済学は、死んだのよ。もう、どうやっても、国家の経済政策(アケノミック・ポリシー)は、うまくいかない。私たち、理論経済学者は、全員、敗北した。だから、あとはもう、政府主導で得、統制経済(コントロールド・エコノミー)をやるしかないわね」 と、 彼女は、言い放った。 ついに、アメリカ経済学は、死んだのだ。

 だから、これからは、統制経済、計画経済、あんなに嫌(きら)われた、ロシアや、中国のような、国家プランニングによる、国家主導経済になってゆく。

アメリカ政府だって、真実は、今も、インタゲ = インフレ目標値政策 から、脱出、離脱、出来ないで、もがき苦しんでいる。

 分かりますか? この 大きな構図を。 私、副島隆彦の金融本を、真剣に、本気で、読む力が無いひとが多い。

 今は、アメリカも、ヨーロッパも、日本も、 この先進国3兄弟、“だんご3兄弟”は、ジャブジャブ・マネーと言って、 財務省が発行した国債(ナショナル・ボンド)を、中央銀行は、どれだけでも、“直接引き受け” (に等しい) して、いくらでも、おカネ、マネーを政府が、調達している。それで、足りない分の 国家予算を穴埋めしている。

 それは、違法行為であり、マーストリヒト条約(=EU憲法)違反だ、と、ヨーロッパ人の指導者たちは、知っている。自分たちが、違法な、やってはいけないことを、現にやっている、と知っている。だから、もう、ECB(ヨーロッパ中央銀行)のマリオ・ドラギ総裁は、この5年ぐらい、全く、記者会見に出てこなくなったではないか。

 アメリカのパウエル FRB議長の、あの険しい、顔つき(この人は、善人だ)と、日銀黒田(この人も、元は善人だ)の、苦しそうな顔つきを、見ていれば、分かることだ。

 だから、山口薫たちが、言っていることは、さらに、このマネタリストの、シカゴ学派とニューケインジアンの相乗り、野合の、インタゲ(インフレ目標値政策。「インフレ率2%になるまで、中央銀行が、資金を出し続ける」)を、推し進めて、尻馬に乗って、遂には、「えーい。中央銀行を、廃止してしまえ。もう、要らないよ」 という、ファシズムの、理論だ。

 ちがうのかですか? 私、副島隆彦が、書いていることが、分かる人から上が、真に頭がいい人だ。 

 私、副島隆彦は、上記のことを、今月初めに発売された、「トランプ暴落 前夜)」(祥伝社刊)の、最終章(第6章) に書こうと思った。だが、もう、へばってしまった。 「もう、無理だ。書かない。疲れ果てた。つぎの本でやります」 と、私が、放り投げた。 「もう、これ以上、難(むずか)しいことを、一冊の本に書くと、読者が、疲れてしまう。もう、これぐらいでいいでしょう」と、私は言った。

 編集長は困り果てた。だが、私、副島隆彦の脳が、 別の本の、「日本人が知らない 真実の 世界史」(日本文芸社 刊) を書いて出した(10月27日刊)ときに、疲れ果てた。だから、私の次の金融本で、私は、上記のことを書くでしょう。

副島隆彦拝  



[2372]学問道場からのお知らせ(学問道場・古村)
投稿者:古村治彦
投稿日:2018-11-22 16:15:56

SNSI・副島隆彦の学問道場研究員の古村治彦(ふるむらはるひこ)です。

今日は2018年11月22日です。

12月2日開催の定例会に関するお知らせをいたします。

(1)多くのお申し込みをいただき、ありがとうございます。当日券は出ない場合がございますでの、出席ご希望の方はお早めの参加申し込みをお願いいたします。

※定例会出席のお申し込みは以下のアドレスでお願いいたします↓
http://snsi-j.jp/kouen/kouen.html

(2)お申し込みの際に私どもからお送りする返信メールが、迷惑メールと認識され、迷惑メールやゴミ箱に入れられる事案が発生しております。お申し込み後に返信メールが受信できてない場合には、迷惑メールやゴミ箱のフォルダをご確認ください。

(3)参加費お振込みは、郵便振替へのお振込みは確認に時間がかかりますので、11月26日(月)までにお願いいたします。銀行口座へのお振込みは11月30日(金)までご利用いただけます。

(4)お振込確認後に入場券となるお葉書をお送りしております。チラシや新聞などに紛れてお葉書を紛失する事例をお知らせいただいております。お気を付けくださいませ。

(5)領収証発行をご希望の場合には、下記連絡先までお知らせください。

【連絡先】

SNSI・副島隆彦の学問道場
・Eメールアドレス:snsi@mwb.biglobe.ne.jp
・TEL:048-788-1837
・FAX:048-788-1854

以上、お知らせいたします。

副島隆彦の学問道場
古村治彦拝



[2371]ニカラグア運河について
投稿者:会員番号5533
投稿日:2018-11-21 23:55:01

ニカラグア運河について、副島先生が本で触れられていたので、気になっておりました。昨年でしたか、地元にニカラグアからの民族音楽の演奏グループが来て、行ってみました。お決まりのように、演奏後の出口ではCDを売っていて、買ってみようかと、ついでに運河のことを聞いてみようと思いました。サインをしてもらった後、ところで、中国が作る運河はできましたか?と聞きました。そうしたら、今は止まっている、と言っていました。熱く語り出すと思ったのですが、そんかもんかな、という感じでした。
そして、最近、ニカラグアにいた人から話を聞く機会がありました。1979年からサンディニスタ革命で10年間の内戦を経て、しばらく民主政権(親米)でしたが、2007年から左派のオルテガ政権となりました。ベネズエラ、キューバと連携して、「反米」の姿勢を示しています。昨年のGDP成長率は4.9%で、結構いい数字でしたが、今年の4月から学生デモが起こり、今もくすぶっていて、経済は停滞のようです。仕掛けているのは、ばればれでしょうが、案の定、米国は経済制裁を決議するようです。
ニカラグア運河は、結構歴史は古くて、1889年に着工しましたが、パナマに移りました。それでも、1914年には運河の建設権を米国に付与しましたが、これも1970年に破棄されました。
ニカラグア政府にとっては、地峡の限られた資源と地勢の国で、運河の建設は悲願で、「反米の旗印」としても建設したいようです。2014年に着工式がありましたが、その後、パナマが中国と国交を回復したこともあり、本体工事は着手されていないのは事実のようです。中国は興味は持っているとのことです。
中央アジアのタジキスタンでは、長らく、ログンダムというダム堤が335メートルで世界でも有数の規模の水力発電ダム建設が悲願でした。そして、先週、1つのタービンの作動の式典がありました。実は、建設資金は、自ら債券を発行して市場から調達しています。中国やロシアが支援するかと見られましたが、つい最近まで水問題でもめていたので、中国は政治問題に関わるのは嫌がる「町人国家」ですので、避けているようです。
タジクの例を見れば、ニカラグア運河に中国が踏み切らないのも類推できます。それでも、ニカラグア政府は、「断念していない」ので、タジクに倣って、頑張ってほしいものです。






[2370]学問道場からのお知らせ(学問道場・古村)
投稿者:古村治彦
投稿日:2018-11-14 17:54:08

SNSI・副島隆彦の学問道場研究員の古村治彦(ふるむらはるひこ)です。

今日は2018年11月14日です。

学問道場からの12月2日開催の定例会に関するお知らせをいたします。


(1)すでに多くのお申し込みをいただき、ありがとうございます。出席ご希望の方はお早めの参加申し込みをお願いいたします。

※定例会出席のお申し込みは以下のアドレスでお願いいたします↓
http://snsi-j.jp/kouen/kouen.html

(2)お申し込み後に返信メールをお送りしております。重要事項が記載されておりますので、必ずお読みください。

(3)お申し込みの際に私どもからお送りする返信メールが、迷惑メールと認識され、迷惑メールやゴミ箱に入れられる事案が発生しております。お申し込み後に返信メールが受信できてない場合には、迷惑メールやゴミ箱のフォルダをご確認ください。

(4)入場券となるお葉書は、2018年11月12日(月)から発送を開始いたしました。11月12日までに参加費お振込みを確認できました方にお葉書をお送りいたしました。チラシや新聞などに紛れてお葉書を紛失する事例をお知らせいただいております。お気を付けくださいませ。

(5)お振込み後、10日間経過してもお葉書が届かない場合には下記連絡先までお知らせください。

(6)領収証発行をご希望の場合には、下記連絡先までお知らせください。

【連絡先】

SNSI・副島隆彦の学問道場
・Eメールアドレス:snsi@mwb.biglobe.ne.jp
・TEL:048-788-1837
・FAX:048-788-1854

以上、お知らせいたします。

副島隆彦の学問道場
古村治彦拝



[2369]日ロ平和条約
投稿者:会員番号5533
投稿日:2018-11-12 22:33:01

先週、とあるロシア人と話していたら、いよいよ日本は、北方4島のうち2島の受け入れを決めたみたいね、と言われて、はっとしました。今週、シンガポールでプーチン大統領と安倍首相が会談する機会があります。そのロシア人の意図することは、その際に、1956年の日ソ共同宣言に沿って、平和条約締結を締結する話がまとまることを意味します。9月のウラジオストクでのフォーラムで、プーチンが、「全くの前提条件なしで年内に条約を締結しようじゃないか」と思わず話した本心に日本も応えるのは、大変よいと思います。ロシアとしては、安倍さんよりも、鳩山さんの方を断然贔屓していますが、まあ、まずは、平和条約が結べれば、いいかなと、と思っているでしょう。
平和条約締結は、北海道・大誉地出身の鈴木宗男氏も大変期待をしています。鈴木氏は、日本政治の第一線からは失脚したかもしれませんが、道内では、今も隠然たる力を持っています。道東のどこの飲み屋でも、耳をすますと、宗男氏の話が聞かれます。土木業界を始め、どんな業界でも彼の功績、力に敬意を払い、慕い、そして、発展のためにその復活を願う声が聞かれます。私自身もお会いして、お話をしたことがありますが、大変細やかな気遣い、正確な記憶をしている方と感じました。
北海道・道東の本音は、「領土はいらないと言ったら、殺されるかもしれないけど、理屈はいいから、根室や釧路と北方4島の経済が結びついたら、それが一番いい、そのためには、宗男先生しかいない、がんばってもらいたい」、というものです。
ロシアへの経済制裁と、それに連動してカザフスタンなどでも過去10年で最も経済は冷え込んでいるようです。それでも、シリアでは、ロシアが支援するアサド政権が、米国などが後ろ盾の変な反体制派を追い出して、ほぼシリア全土を奪還して治めたようです。先週でしょうか、独仏、トルコ、ロシアで4カ国首脳会談も、ほっとした雰囲気で開かれました。
ロシアを取り巻く動きについて、 第2次ヤルタ会談が、どうなっていくのかも含めて、注目していきたいと思います。





[2368]米中間選挙の結果を見て。 トランプは、このまま突き進む。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2018-11-08 12:31:41

副島隆彦です。 今日は、2018年11月8日(木)です。

 急いで自分の走り書きの文を載せます。

  アメリカの中間選挙(ミッドターム・エレクション 大統領選挙4年ごとの、中間だから)の結果は、昨日の 午後1時(アメリカ現地では、7日の午後11時)には、大方(おおかた)は、判明していた。 

あとの方に載せる NHK の 記事の中の、ABCの 記事で、現在、最新のもの(今日の午前8時ぐらい)で、「 下院は、共和党が、201議席、民主党 が223議席で、民主党が8年ぶりに多数派を制した 」そうだ。

トランプは、中間選挙で、半分勝って、半分負けた。 勝った半分は、自分を支持している上院議員たちを多く受からせた。州知事たちも。上院では過半数を取った。 負けたのは、下院の議席 である。

トランプは、すばしっこく頭の回転が速い、機転(きてん)が利く男だから、さっと、反省した。
自分のいけないところ、欠点、弱点は何か、と。 それで、選挙翌日の11月7日の記者会見では、
自分の 敗北と、弱点を認めて、「民主党に 協力を呼びかけ、国民として、団結して、政治をやってゆこう」と、 訴えた。 

このトランプの 回心(かいしん)、反省の考えは、 compassionate conservative コンパッショネット・ コンサーヴァバテブ と言って、「社会的な弱者や、貧しい者や、移民たちに、憐(あわ)れみの情をもって、接する 保守主義の態度」というもので、どうせ、自分たちは、金持ちで、権力者なのだから、政治指導者として、そういう 虐げられた者たちに、同情と共感の憐れみの気持ちを持たないと、いけないよ、 というものだ。 この コンパッショネット・コンサーヴァティブ「思いやりのある保守」 の気持ちで、国民みんなの大統領だ、ということで、しおらくし、謙虚に選挙結果の 声明文を、読んだ。 ところが、このあとが、よくなかった。あーあ、である。

声明の読み上げのトランプ演説の、直後に、記者たちからの質問で、、仕組まれたとおり、CNNの噛付(かみつ)き犬の、狂犬の激しい、キャンキャン質問に、すぐに、トランプは、我慢が出来なくて、ぶち切れて、「お前は、もう、いい。ここに来るな」とやった。これで、あーあ。また、ケンカ路線に戻っていました。 

 指導者にとって、何よりも大事なのは、我慢に、我慢で、我慢こそは、上に立つ者の 寛容(かんよう)の精神だ、と、トランプだって、分かっているけど、それが出来ない。 あーあだ。 一番、後ろに、その様子の 新聞記事を載せておく。


 私、副島隆彦、が、選挙結果が出て、今、唯一、不愉快なのは、 これで、ヒラリー・クリントンを、米議会が、議会(による刑事)裁判に掛けることが、遠のいたことだ。 トランプは、まだ、一国の政治の、正義を貫いて、ヒラリーの大きな犯罪を追及して、有罪にする覚悟と決意である。だが、なかなかそれが出来ない。

 米民主党 という、本来は、貧しい者と、労働者、と移民たち(有色人種)を守るための政党なのだが、ここに、恐ろしい政治宗教団体が、強固に、潜り込んでいて、それで、アメリカ政治は、おかしな事になっている。

 今のアメリカの最大の、権力者は、誰なのか。どの勢力なのか。 正式の米大統領であるドナルド・トランプが、最高権力を握っていないではないか。トランプは、まるで反対派の、野党のようであり、巨大な影の権力 (これが、the deep state ザ・ディープ・ステイト。裏に隠れた政府。今の世界の真の権力者たち )に刃向かい、抗議している、反対派(デシデント)だ。


今のアメリカの民衆の 標語は、このディープ・ステイト 「裏に隠れている政府」の他に、「 ドレイン・ザ・スワンプ」 がある。 この下に載せたカリカチュア(政治風刺の戯画)の通りである。

' Drain the Swamp. ' 「ドレイン・ザ・スワンプ」のことを、朝日新聞でも、「ヘドロを掻(か)き出せ」と、アメリカ政治の解説記事で、書き出している。 だが、日本のほとんどの、政治関心人間の、リベラル派の、自分は、ちょっと頭がいいのよ、と 思っている人たちでも、副島隆彦の本を読まない者は理解できない。  

「(沼の)ヘドロ(スワンプ)を、掻き出せ(ドレイン)」という意味だと、日本では、副島隆彦の読者たち以外は、おそらく、知らない。アメリカべったりの 日本の体制派のアメリカ研究学者たちには、何のことだか理解も出来ない。  



 swamp スワンプ とは、悪臭を発する沼のことだ。腐った穢(きたな)い水が溜まっている、沼(スワンプ)を、感慨(かんがい。イリゲイション)して、排水溝(ドレイン drain )を作って、大きな川の方に流して、そのきたない沼から汚水を抜け。そうしたら、そのきたない沼の底に、政治で汚れた、害虫の 蛭(ひる)やら、トカゲやら、イモリやら、恐ろしい毒蛇やらが、うじゃうじゃ、にょろにょろと這い回っている。 

それらの アメリカの庶民、大衆を 食い物にしてきた、政治都市(首都)ワシントンに巣く食う、政治ゴロたちや、ヒラリー派の、吸血虫の、 蛭(ひる)どもを、 日乾しにして、太陽の日差しに当てて、日光消毒で、すべて殺してしまえ。皆殺しにしろ、という、本当の、アメリカの庶民、民衆の 叫び声 だ。アメリカの血のさけび だ。 分かるか、日本土人ども!

私、副島隆彦が、大声で、怒鳴りながら、教えてやる。 これが、本当のアメリカ政治だ。 分かれ!
この 「ドレイン・ザ・スワンプ ! 」 と、 「ロック・ハー・アップ !」 'Lock Her Up !

「ヒラリーを逮捕、投獄せよ !」 こそは、今もなお続く、真のアメリカ政治の、アメリカ民衆の、血の叫びだ。どうして、この真に善良なアメリカ人たちの、アメリカ国民の 叫び声が、日本には、届かないのか。 日本には、伝わらないのか。  私、副島隆彦は、歯ぎしりしながら、いつも、このふたつの 文句(標語、スローガン)、たった1人で、呪詛(じゅそ)、呪(のろ)いのコトバのように、低く吐きながら、生きている。 


 日本に、この私、副島隆彦だけが、報告し続けている、アメリカ民衆の 真の叫び声を、「ああ、いつもの陰謀論(いんぼうろん)ね 」で、片つけられて、たまるか。 人に向かって、「ああ、あの人は、陰謀論者だから」 で、切り捨てて、まるで、自分が、正常な世界に住む、常識人の、良識のある人のように思い込む。その愚鈍さ、こそを、恥じろ!

 英語の、conspiracy theory コンスピラシー・セオリー を、 ×「陰謀論」 などと、訳すな!
このコトバは、 「権力者共同謀議論」、すなわち、「権力者(たちによる)共同謀議(きょうどうぼうぎ)(は有る)理論」 と、正しく訳さなければいけない。 私は、ずっと、このように書き続けている。

 トランプ大統領が、行く先々の、政治演説会の会場には、毎回、それこそ、3万人、4万人のアメリカ大衆が集まっている。入りきれない人が1万人ぐらいいて、外の巨大スクリーンで見ている。
そして、アメリカの大衆(本来は、民主党に入れる労働者たちも)は、 この「ドレイン・ザ・スワンプ !」「ワシントンに巣くう、あいつらを 日乾しにしろ !」 と、 「ロック・ハー・アップ !」 ヒラリーを 逮捕、投獄せよ!」を、今も、怒号しているのだ。

民主党の集会なんか、どこも数百人が、集まっているだけだ。 みんな、自分の友人の、アメリカ人に、聴いてご覧なさい。一体、何が起きているのか?

 どうして、この簡単で、大きな、このひとつの事実さえ、日本には、全く伝わらないのだ。誰たちが、邪魔しているのか? 一体、 何が、起きているのか?


ヒラリーたち 今の世界の凶悪な政治集団である、ムーニー Moonies 統一教会 を作ったのは、ローマン・カソリック(ヴァチカン)の反共(はんきょう)主義 と、CIAと イスラエルだ。 今のところ、私、副島隆彦に分かっているのは、これぐらいだ。

 だから、そろそろ、この 「ディープ・ステイト !」と「ドレイン・ザ・スワンプ !」と、「ロック・ハー・アップ !」ヒラリーを逮捕、投獄せよ !」( 副島隆彦著、光文社刊、2016年10月20日刊の書名もこのまま同じ)  を、分かってください。 

 これだけが、大事なのだ。 このことを、分かってくれる人たちが、副島隆彦の同志だ。本当の仲間だ。 日本全国に、この同志の連帯を、私は、作って行きたい。あまりに政治的すぎる、と思うだろうが、分かるだけでいい。 大きな真実を、分かることだけが、優れた人間に出来ることだ。それだけで、いいんだ。他に、何も、私たちは、出来はしない。今のところ。

 「一体、いまの世界で、誰(たち)が、最高権力者なのか?」 この 謎を解くことが、現在の 政治研究で、一番、大事なことだ。私、副島隆彦は、このことにしか、興味、関心 は無い。

一体、今のアメリカで、真に権力を握っている者たちは、誰なのか? 私は、これを追及、追究している。 

 日本の学者、有識者、専門家、国際問題のジャーナリスト、アメリカ研究学者たちも、すべて、この大きな、影に隠れた 権力者たちの、手先として、動かされている人々だ。私は、自分を、彼らを、厳しく区別している。

 朝日新聞の記者たちでさえ、グローバリズム(地球支配主義)、グローバリスト(地球支配主義者。ちきゅうしはいしゅぎしゃ)の ことが、政治思想の研究として、分かっていない。共同通信(電通)や、AFP時事通信 などの、昔から、ロックフェラー財閥系グローバリストの 手先、子分 をやってきた連中とは、毛並みは、違った。

 それでも、‘世界皇帝’デイヴィッド・ロックフェラーが、昨年、102歳で、死んで、 「 ヘンリー。あとはよろしく頼む」と、 言い遺(のこ)して、それで、ヘンリー・キッシンジャー(今95歳)が、プーチンと、習近平も含めて、トランプをも、抜擢して、育てて、 今の世界政治体制 が、有るのに。 

それなのに、ロックフェラーとキッシンジャーが、抜擢した、トランプ(だから、彼が、大統領になった。私、副島隆彦は、そのように、はっきりと予言して書いて、当てた。2016年の5月に) 、正式の米大統領なのに、彼に、実質の権力が無い。

一昨日、キッシンジャー(95歳)が、もう、今にも死にそうな、ヨボヨボ声で、「世界は、それでも、なんとか、うまくいっている」としゃべっているのが、公表された。

トランプに、正式の、そして実質の権力があれば、彼は、大(だい)悪人となって、現実の世界を、残酷に、動かす ‘ 悪の皇帝 ’になって、私たち日本人からも、「ヘンな人なんじゃないの」を通り越して、激しく憎まれているはずなのだ。 日本をイジめる、悪いアメリカの大統領として。 ところが、そうはなっていない。

トランプに、記者団会見(プレス・コウ)の時に、けしかけ犬となって、トランプに噛み付いてゆく、 CNNやNBCやワシントンポスト紙、ニューヨークタイムズ紙 の、ホワイトハウス詰め の記者たちも、 おかしな宗教団体の、メンバーなのだろう。これが、今の、副島隆彦の考えだ。いつもと変わらない。

トランプ共和党は、上院では、53議席 ぐらいを取り、民主党は46議席だろう(50州かける2人で、定数100人)になる。 上院を押えれば、外交と 高官人事は、行える。

下院は、共和党204ぐらいで、民主党226ぐらいになる( 定数435のうち、あとの5人は、無所属とか、ずっとはっきりしないまま、となる。そういう国なのだ)。下院で、共和党が負けたので、トランプ政権は、政策の実行が困難になる。

 私、副島隆彦が、唯一、不愉快なのは、下院で民主党が、勝ったことで、ヒラリー・クリントンを 下院議会が権限を持って、下院で、逮捕して、議会の裁判に掛ける、という道が遠のいたことだ。 ヒラリーは、あれほど、悪いことを、たくさんした。リビアのカダフィを殺し、 リビア国 の 400億ドル(4兆円)を奪い、イスラエルのハイファ港と、サウジ、ヨルダンの港からも、米特殊軍が、夜中に動いて、リビア国の 武器とかを、シリア、イラクに、夜陰に紛れて運んだ。すべては、ヒラリー国務長官(当時)の命令だ。

彼女が、無防備に、横着に、(自分が、オバマよりも権力者だ、と威張り腐って)、自宅のパソコンから(大笑い)、指令、命令を出していた。 それらの、無防備なメール、66,000通が、エドワード・スノーデンのような先端、軍事ハッカーたちによって、ハッキングされ、かつ、ロシアや、中国のサイバー部隊(宇宙軍=核ミサイル部隊の、その上の、サイバー宇宙軍)に、傍受というのか、ハッキングされていた。

そのうちに、400通は、本当に危険な内容で、ヒラリーが。カダフィを殺しなさい、と命令したり、リビア国から奪い取った資金で、6万人の IS「イスラム国」や、アルヌスラ戦線などの、凶悪な、反シリア政府軍を、 砂漠の中のアメリカ軍の秘密基地で、訓練して、作りなさい、とか、これらの最高度に、恐ろしい、犯罪性のおカネの隠し先などの、ヒラリー自身による メールでの、指図、命令などだ。

トランプたちは、この 凶悪な、アメリカ政府自身の 一部の暴走による、ヒラリーたちの犯罪を 問題にしている。 それが、「ヒラリーの国家機密メール漏洩(ろうえい)問題」だ。

 2009,10,11,12、13年に、ヒラリーたちが、ISという凶暴な、イスラム原理主義のテロリスト集団 を作ったのだ。 このIS の 幹部たち (バグダディたち。もとイラク兵)を、 サウジと、ヨルダンの、米空軍の秘密で、訓練して、育てて、2014年6月12日に、突如、モスル(北イラク)と、ラッカ(シリア中央部)に、出現させた。

 それで、中東に、激しい、新しい戦争を引き起こし、 2000万人の アラブ人たちを、新しい難民にして、苦しめた。本当にかわいそうなことをした。 すべて、ヒラリーと、彼女を一番上に、戴(いただ)く 世界的な、特殊な宗教団体 
( 統一教会。Moonies ムーニー。反共=はんきょう=思想を、強固な、強固な、燃えるような信念とする。日本の安倍晋三たち も同じ。韓国と北朝鮮の指導部も これと同じだ。北朝鮮は、ローマ法王を招くらしい。そうだろうなあ )
 が、 アメリカの司法省=FBI 、 国務省=CIA にも、
数百人ずつの幹部職員が、そのメンバーだ、 たちまでも、巻き込んで、アメリカ政治を、形作っている。

 ヒラリーを逮捕して、今からでも、裁判に掛けよ。それを、心の底から望んでいる、アメリカの、田舎の、素朴な、おじさん、おばさんたちの、必死の気持ちを、私、副島隆彦は、理解できる。だから、私は、本当のアメリカ民衆の、草の根(グラス・ルーツ)の、保守的な大衆を、支持する。彼らと共感できる。

 それでも、 米共和党の中にも、トランプと敵対する、この 特殊な政治宗教の連中がいる。軍産複合体(ぐんさんふくごうたい。ミリタリー・インダストリアル・コンプレックス)というコトバを、使ってもいいのだが、こんなものでは、収まりが付かない。軍需(国防)産業も、反共軍人たちも、米メディアも、金融業界も、全部、この集団だ。

 私、副島隆彦は、もう、20年前から、ずっと、このことを書いてきたのだ。たくさんの自著に書いて残してある。だから、他の、新参者たちが、ちょっと気の利いたことを言い出しても、鼻で嗤(わら)う。

 私は、米民主党の中に、強固に巣喰(すくっ)ている、この恐怖の、宗教団体に対して、激しい敵意を持つ。 だから、アメリカ政治を、単純に、「赤(民主党)勝て、白(共和党)勝て」の、 単純な 大国の、一国の、大きな政治ドラマと見ていない。

 トランプは、貿易戦争(トレイド・ウォー)その他で、徹底的に、外国いじめをして、外国から、資金をぶったくることで、自国民(アメリカ国民)を食わせなければ済まないので、日本も、その迷惑を受けるので、 トランプを嫌い、「イヤな奴だなあ」と、トランプを訝(いぶか)しく、疎(うと)ましく思う、日本人がたくさんいることを、よく分かっている。

 「トランプさんは、大丈夫なの。ヘンな人なんじゃないの」というコトバは、流石に日本でも言われなくなって、現職(インカンベント)の大統領、権力者、として、彼を、どのように、弱体化させて、彼の気勢を削(そ)ぐか、という観点から、ものを言うようになった。

 私は、トランプは、外国人(と移民)が嫌(きら)いな、アメリカ白人だから、日本人という有色人種である、私は、彼のことを、冷ややかに見ている。 私たち日本人は、白人ではないのだ。欧米白人とは違うのだ。 だから、日本人は、欧米白人たちが、目下、深刻に抱えている、出稼ぎ労働者=移民(マイグラント)、戦乱、戦争からの難民(レフュジー)、高級なら政治亡命者(アサイラム)、 の 殺到 にたいして、困り果てている、現実を、
私たち、日本人は、複雑な目で、見ている。

 日本人は、東アジアの、モンゴロイード(モンゴル人系)の、有色人種(カラード)である。それなのに、自分たち自身では、名誉白人(めいよはくじん。オノラブル・ホワイト)のつもりで、肌の浅黒い 東南アジアの人たちを見つめている。欧米に行けば、日本人は、確実に、ただのアジア人だ。そのように扱われる。

 アラブ人(イスラム教徒)と、アフリカ黒人と、中南米人(ヒスパニック。ラティノス。チカノ)そして、アジア人は、もう、これ以上、北アメリカと ヨーロッパには、入ってこないでくれ。もう、今以上に、あなたたちの面倒を見る余裕は、私たち白人には、ないのよ。という欧米白人たちの、本音の、「もう、我が国に 入って来ないでくれ」という、考えが、公然と、各国で出てきている。

 トランプの 下院選挙での敗北は、 後半で票が開き始めた、ニューヨーク州 と、 大州のカリフォルニア州の 票だ。 ここは、反(はん)トランプの牙城であり、リベラル派が、たくさんいる。 だが、真実は、ヒスパニックがたくさんいるところだ。ここの下院議員たちは、白人との混血、合いの子(ミックスド・ブラッド)が多い。

 だから、トランプが、白人優越(ゆうえつ)主義(ホワイト・シュープレーマシイ・イズム White supremacy ism )と、すれすれの、 本音の、正直な、白人の気持ちを、吐露して、あちこちで、言ってしまったので、それで、 共和党の候補が、負けてしまった、ということがある。どうしても、この問題が有る。 

 トランプは、本音を、ボロボロと言ってしまう、正直者の指導者という性質を、どうしても、生来、持っている。 実業家(ビジネスマン)の時は、取引の相手も、悪賢い、ズルの経営者たちだから、トランプも、ドギタナイ(ど穢い)経営者の顔をして、たくさんの、ビジネスで、多く人を騙して、相手から、金融資産、不動産を、奪い取っただろう。

 だが、一国の大統領となった、この男は、このワルの極みの、本音は絶対に言ってはいけない経営者の姿を、失ってしまった。 幼児のような無邪気さで、「国民の代表」をやっている。

 そこが、トランプの、敗因だ。 これからも、この男の無邪気な、幼児性丸出しの、正直政治は、多くの失敗原因を作るだろう。だが、アメリカン・デモクラシーの、そもそもの、本来の良さは、この 「正直者が、自分たちの大(だい)指導者、リーダー =大統領だ。だから、私は、この男に従い、この男を信じて、命令を聞き、一緒に戦う 」というものだ。その意味では、トランプは、今のアメリカ白人たちにとって、待ち焦がれた指導者だ。

1980年代の レーガン大統領の 再来だ、と 穏やかな、素朴な、正直者の、立派な、アメリカ人の 男、女たちから、好かれている。

 だが、正直者で、政治は出来ない。 ヒラリー派に体現される、ムーニー、統一教会の、恐ろしい、悪の 政治宗教の凶悪組織との戦いでは、どうして、トランプは、弱小の、正義の、気の弱い、真面目な人たちとなってしまう。 この、奇妙さが、アメリカ政治の、今の、姿だ。 私、副島隆彦のこの書き方を、分かる人たちから、上だけで、私は、構わない。

 私たちは、この哀れな日本から、世界を見つめる。私たちは、立派な指導者を持てない。
若者たちも、老人も、「うん。この人なら、私たちの国、民族の指導者として、尊敬する。いろいろ、キタナイことや、裏のこともあるだろうが、それでも、この人を、私たちは、指導者として、支持し、権力(権限)を、任せる」 と いう 優れた人物を、指導者に持てない。 このことが、日本国の最大の弱点だ。 国民は、各階層(かくかいそう)で、しっかりしていて、若者たちも、ふにゃふにゃしている者も、世界共通でいるが、皆、自分の人生を切り開くことで、真剣だし、苦労している。 老人たちも、人生の達人であって、経験を積んでいるから、「自民党 公明党でないと、老人に福祉をくれない」と、よく分かっていて、それなりの悪賢さがあって、だから、老人なのだが。 みな、しっかりしている。唯一、ダメなのが、ろくでもない者が、私たちの指導者になっている、という一点だ。
こればっかりは、どうにもならない。安倍晋三、さっさとやめろ。消えていなくなれ。

世の中は、このまま、ズルズルと進んでゆく。時間が経(た)ってゆく。そして、アメリカ政治も、このまま、トランプ執行部、行政府( アドミニストレイション。エグゼクティブ・セクション。ガヴァーンメント)として、続いてゆく。


トランプを大統領弾劾(だんがい。インピーチメント impeachment )に掛けて、議会に引きずり出して、恥を掻かせて、辞任、失職させてやる、と、民主党内 の ムーニー、統一教会の 下院議員たちが、今から、動き出す。 これと、特別検察官(スペシャル・カンシシル、スペシャル・プロセキューター)の ボブ・ムラー(ドイツ系の名でミューラー)が、トランプを、またしても、執拗に、ロシア疑惑(ラッシアン・コルージョン)で、何の証拠もないのに、全く、何の違法行為も、トランプ選挙チームは、していないのに、「駐米ロシア大使に、トランプ陣営の幹部たちが、会って話した」というだけのことを、まだ、蒸し返し続けて、トランプに、狂犬病の犬のように、噛み付いく。

何と言う、連中だろう。 あとは、トランプの、20年前からの泥臭い実業家、大手不動屋としての金の動かし方や、税金の払い方などを、穿(ほじく)り返すつもりだ。もう、何も出ないと、なったら、 「女たらし問題(ウーマナイザー)」 トランプが、調子に乗って、20年前の若い頃、テレビ有名人として、 ケバケバしい女たちの体を触ったことが何回かあって、 “ I grabbed her by the pussy “ 「アイ・グラブド・ハー・バイ・ザ・プッシー」 「オレは、あの女のあそこをガバッとつかんで、触ったぜ」と、テレビ司会者の男に録音された音声を、またしても、出してくるだろう。

トランプは、下品だ、と言って、支持しない女たちが、いるらしい。本当に、大量に、いるようだ。それが、アメリカ民主党を、支えている、リベラル派の高学歴の女たちらしい。本当に、そういう、気取って、澄(す)ました、高慢ちきの女たちが、300万人ぐらい、アメリカにいるのだろう。 私は、そういう 女たちが、日本にも、わずかだが居ることを知っている。 

こういう女たちは、乱暴で、粗暴で、だらしなくて、不潔で、粗野な男たちを嫌う。そうではなくて、男たちを、優しい母親の気持ちで、理解してあげて、男を立てることを知っている、賢い、つつましやかな女たちもいる。
保守派(つまり、共和党支持) の女も、2種類いる。金持ちの男と結婚して、いい暮らしをして、抜け目なく、自分の利益を追い求める女と。 そうではなくて、貧しいが堅実に、生きて、旦那、夫を よく支えて、あるいは、上手に操縦して、それで、何とか、小さな商売で、それなりの資産を持っている、真に賢い女たちだ。 私は、女として、すばらしいのは、やはり後者だと思う。

この真に堅実で、賢い女たちは、トランプを支持している。若くても、だ。 「トランプさんは、ウソをつかない。いい人だ。女性問題がいろいろあっても、国民のための政治をしっかりやってくれればいい。それに対して、ヒラリーは、ものすごく悪い女だ」と、真実を見抜いている。 この女性たちが、アメリカ中の田舎に住んでいて、トランプを支えている。

アメリカの田舎の、じいさん、ばあさんたちは、それぞれの 地方の局の ラジオ番組を聴いている。全米のそれぞれの局に、人気者の パーソナリティ(番組司会者)がいる。
それらの番組で、ラッシュ・リンボウという有名なラジオ司会者が、今も頑張っているが、彼ら人気者のパーソナリティたちは、トランプが、書き込んだ、、その日のツウイッター
を番組で読み上げる。そして、それを、聴いている人たちに向けて、分かり易(やす)く、解説してあげる。「トランプ大統領が、ここで、こう書いてるのは、こうこう、いう意味で、誰と誰を、叩いているんだ。誰が、ワシントン政治で、悪い奴で、フェイク・ニューズ・メディアというのは、こういう ウソの報道をしている」と、 アメリカ人の、本当の田舎の、地方の 白人の 堅実な人たちに、話している。

これが、「アメリカン・マガジン」誌や、「リーダーズ・ダイジェスト」誌が、1950年代に、やっていたことと並行して、今も行われている。 当時は、ソビエト・ロシアが、どんなに悪い国かを、ラジオ番組の司会者たちが、アメリカの草の根(グラス・ルーツ)の民衆、大衆に訴えかけていた。 その伝統だ。  田舎の、このアメリカ大衆が、トランプを支えているのだ。 

そして、今は、全米の、 爺さん、婆さんたちが、 「 deep state ディープ・ステイト
後ろの隠れている、影の政府 の 悪い奴ら が、アメリカを支配していて、トランプが、必死で、そいつらと、闘っているのだ」 と、お互いに、ヒソヒソと話し合っている。そして、トランプを熱烈に支持している。これが、今の真のアメリカだ。

私、副島隆彦が、このことを書かなければ、他には、誰も、日本では、この真実を書く人がいない。 当たり前の大きな現実を、誰かが、書いて、日本国民に知らせなければいけないのだ。だが、私、以外は、こういう書き方をして、アメリカの現状 を報告する者が居ない。

そして、この白人の じいさん、ばあさん、たちは、移民が嫌いだ。もう、これ以上、南米から、アメリカに入ってこないでくれ、面倒は見きれないよ、と、正直に、思っている。

こういう正直な、レポートが、日本国内に、大量に行われれなければ、いけないのだ。
 私、副島隆彦は、ひとりで、歯がみしながら、いつも、じっと耐えている。
いくら、書いても、書いても、日本人は、大きな真実が分からない。
米民主党の中に、どれぐらい恐ろしい宗教集団が、潜り込んでいることか。このヒラリー派の、統一教会=ムーニーの 勢力が、どれほど、アメリカ政治をおかしくしているか。世界を、大きな戦争に引き釣り込もうとしているか、を、みんな、分かるべきなのだ。

アメリカ民主党でも、バーニー・サンダーズ上院議員(再選された)を支持する、真面目で、清廉な人々がいる。サンダースは、「貧しい若者たちの、大学の学費が高すぎる。何とかしなければいけない。労働者の最低賃金をもっと、出来る限り、引き上げなければいけない。
アマゾンは、従業員をあんまりこき使うな」という、まっとうなことを言う。 バーニー・サンダーズ議員は、2020年の大統領選挙の民主党候補に、再び、名前が挙がっている。だが、彼の、貧しい者たち、労働者たち寄りの、社会主義政策は、 民主党の中に、潜り込んでいる、ヒラリー派の凶悪な者たちによって、邪魔される。 デボラ・ワッサーマンというフロリダ州選出の下院議員の女で、ヒラリー派の大幹部の、恐ろしい女(人殺しでも何でもする。 民主党全国委員長DNC 議長から、引き釣り降ろされた)たちが、米民主党内には、ひしめき合っている。 それが、「移民を大事にせよ。もっと、もっと、どんどんアメリカに入れよ。アメリカ憲法が定める人権を守れ」と、 綺麗事(きれいごと)を、唱える。  

今や、リベラル派、人権重視 のアメリカの知識人層、というのは、自分たちの脳が、完全に、それらの思想、知識、勉強で、出来上がっていて、それに洗脳(せんのう。ブレイン・ウオッシュ。マインド・コントロール)された者たちだ。 アメリカ人は、自分たちが、学校で教えられたことが、そのまま、通用すべきだと考える、愚か者の、勉強秀才と、「自分が、正義に従って行動する、良い人間だ」と、思い込むことで、おかしくなっている。

「世の中は、自分の思うようにはゆかないんだ」、「人生は苦労が多いものなのだ」と分かって、それで、柔らかく、柔軟に考えて、生きるべきだ。と、日本人は、たいていの人がいい歳になると分かる。それが、アメリカ人には、ないようだ。 帝国(ていこく。エムパイア)に生まれ育っているから、「理想通りに社会はなるべきだ。自分たちの考えが、正しい」と傲慢(ごうまん)なのだろう。

アメリカ民主党が、いけないのは、自分は責任を取らないで、自分では、泥を被(かぶ)って、現実のどうにも出来ない、苦しい問題の中で、「自分が悪者になってでも」、その問題に取り組む、ということをしない。 世の中にたくさんある、穢(きたな)い仕事は、共和党に任せて、自分たちは、「いつも、いい人。いつも、正しい側にいる人。いつも、虐(しいた)げられている、かわいそうな人たちの味方」という 生き方をする人たちだ。

だから、これが、外国の問題になったときに、見えなくなる。 共和党の、金持ち、経営者連中の得になるように動く政治家たちが、外国とのことで、いいようにやってくれ、となって、自分たちは、外国との厳しい問題に、関わろうとしない。それで、キレイなことばかりいう。ニューヨークタイムズ紙が、書いているような、キレイごとに賛同する。 

アメリカに入ってくる、かわいそうな外国人を助けよう、と、口では言うが、自分では何もしない。 何もしないくせに、「自分はいつも正しい人だ」である。 これが、米民主党を支持する人たちが、偽善者(ぎぜんしゃ。ヒポクリット)で、よくない人たちなのだ。

この隙間(すきま)を、うまく突いて、 ムーニー、統一教会が、中に潜り込んでくる。
彼らは、グローバリズム(地球支配主義)に、反対して、「反(はん)グローバリズムが、正しい」と、まで言い出す。自分たち自身が、一番、悪質な、グローバリズムに加担し、洗脳されている、奇っ怪な宗教にどっぷり浸(つか)かった人間たちのくせに、そうは、思わない。 目鼻ぱっちり の 自分はいい人、なのだ。 

人間は、自分は正しい、と思い込む、生き物だ。 「お前がな」、「お前こそが、そうだろ。副島 」と、私に言う人たちとの、論戦を、私は、いつも覚悟している。 この私が選び取っている、複雑な理論を持っている、このむずかしさ故に、私は、自分が孤立してる、厳しい道だ、と分かっている。だが、私は、この道を突き進む。少数の、真に頭のいい、優れた人たちを味方に付けることを、自分に出来る最大の努力だと、分かっている。 

副島隆彦記

以下は、今度の アメリカの中間選挙の 報道記事だ。あとあとの証拠とするために、載せます。

(転載貼り付け始め)

●「トランプ大統領「上院勝利は歴史的快挙」民主党に連携呼びかけ」

2018年11月8日 NHK

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181108/k10011702731000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001

アメリカのトランプ大統領は、中間選挙から一夜明けた7日、ホワイトハウスで記者会見し、「議会上院での共和党の勝利は、歴史的な快挙だった」と強調しました。その一方で、下院は野党・民主党が多数派を奪還し上院と下院で多数派が異なる「ねじれ」の状態となることを受けて、民主党に連携を呼びかけました。

アメリカ議会の中間選挙が6日行われ、ABCテレビによりますと、これまでに上院は改選されない議席も合わせて与党・共和党が51議席、野党・民主党が46議席を獲得し、共和党が多数派を維持することになりました。一方、下院は共和党が201議席、民主党が223議席を獲得し、民主党が8年ぶりに多数派を奪還しました。

トランプ大統領は、中間選挙から一夜明けた7日昼過ぎ(日本時間の8日未明)、ホワイトハウスで記者会見し、「議会上院での共和党の勝利は歴史的な快挙だった。われわれは多額の資金が民主党側に投入され、メディアの敵意に満ちた報道があったにもかかわらず、これを成し遂げた」と述べ、上院で多数派を維持した意義を強調しました。

また、「この60日間で私は30か所を遊説し、共和党候補者たちを支援した結果、昨夜の段階で11人のうち9人が勝利した」と述べて、自分の応援が功を奏して、共和党が上院で多数派を維持できたという認識を示しました。

そのうえで、下院は野党・民主党が多数派を奪還し、上院と下院で多数派が異なる「ねじれ」の状態となることを踏まえ、「いまこそお互いが一緒にやるときだ」と述べ、民主党に連携を呼びかけました。

さらに経済分野においても、「経済成長やインフラ整備、貿易などで民主党と連携していくことができると思う」と述べ、民主党と連携していきたいという考えを示しました。

トランプ大統領としては、今回の選挙の結果を受けて、議会での対立が激化し、政権運営が困難になることを避けたいという思いがあるものとみられます。

●日本との貿易交渉に厳しい姿勢
トランプ大統領は7日の記者会見で、日本との貿易問題について問われると、「安倍総理大臣は最も親しい友人だが、日本はアメリカと公正な貿易をしていないといつも伝えている。低い関税でたくさんの車を輸出してきた。日本を非難するつもりはないが、多額の貿易赤字を抱えている」と述べ、来年1月にも始まる日本との貿易協定をめぐる交渉に向けて、厳しい姿勢で臨む考えを示しました。

●米朝会談「来年の早い時期に」
トランプ大統領は7日の記者会見で、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長との2回目の首脳会談について「来年の早いうちに行う」と述べて、来年になるという見通しを明らかにしました。

また8日に予定されていたポンペイオ国務長官とキム委員長の側近のキム・ヨンチョル副委員長との会談が直前で延期されたことについては「変更しただけで別の日に行う。われわれは協議を決して急いではいない」と述べました。

●イラン制裁「原油の値上がり避ける」
トランプ大統領は7日の記者会見で、イラン核合意からの一方的な離脱にともない、イラン産原油の禁輸などを盛り込んだ経済制裁を今週、発動させたことについて「わが国史上、最強の制裁だ」と述べ、改めて強硬な姿勢を示しました。

一方で、イランとの取引を禁じる対象から、日本を含む8つの国と地域は除外したことについて、「原油の値上がりを避けるためだ。原油の価格がここ2、3か月、大きく下がっているのは私のおかげだ」と述べて、原油価格の値上がりを避けるための措置だとしたうえで、一時的なものになると強調しました。

●民主党は監視機能強化の考え
中間選挙を受けて記者会見した野党・民主党の下院トップ、ペロシ院内総務は「議会には権力を監視する責任がある」と述べ、民主党が多数派を奪還した下院でトランプ政権に対する監視機能を強化していく考えを示しました。

記者会見の中でペロシ院内総務は、今回の中間選挙について「アメリカの民主主義の健全性を取り戻すための投票だった。アメリカ国民は歯止めが利かない共和党政治を終わらせ、権力の集中を防ぐための抑制と均衡を求めた」と述べました。

そのうえで、民主党が議会下院で調査する構えを示しているトランプ大統領の納税申告書について「われわれは権力を監視する責任がある。われわれが要求すれば情報が来ることを望む」と述べ、公開を拒むトランプ大統領をけん制しました。

一方でペロシ院内総務は、トランプ大統領と電話で会談し、双方が連携できる分野について協議したことを明らかにし、インフラの整備や処方薬の価格低下などでの連携に期待を示しました。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 以下は、最新の 中間選挙後の 2018年11月7日 のトランプ大統領 が、自分で書いている Twitter トゥイッターです。 少し 並べてみました。 そのうち、日本語の訳文も 、あとで、追加で載せます。

(転載貼り付け始め)

Donald J. Trump‏Verified account @realDonaldTrump 4h4 hours ago
....We thank Attorney General Jeff Sessions for his service, and wish him well! A permanent replacement will be nominated at a later date.

We are pleased to announce that Matthew G. Whitaker, Chief of Staff to Attorney General Jeff Sessions at the Department of Justice, will become our new Acting Attorney General of the United States. He will serve our Country well....

According to NBC News, Voters Nationwide Disapprove of the so-called Mueller Investigation (46%) more than they Approve (41%). You mean they are finally beginning to understand what a disgusting Witch Hunt, led by 17 Angry Democrats, is all about!

In all fairness, Nancy Pelosi deserves to be chosen Speaker of the House by the Democrats. If they give her a hard time, perhaps we will add some Republican votes. She has earned this great honor!

If the Democrats think they are going to waste Taxpayer Money investigating us at the House level, then we will likewise be forced to consider investigating them for all of the leaks of Classified Information, and much else, at the Senate level. Two can play that game!

To any of the pundits or talking heads that do not give us proper credit for this great Midterm Election, just remember two words - FAKE NEWS!

I will be doing a news conference at The White House - 11:30 A.M. Will be discussing our success in the Midterms!

Those that worked with me in this incredible Midterm Election, embracing certain policies and principles, did very well. Those that did not, say goodbye! Yesterday was such a very Big Win, and all under the pressure of a Nasty and Hostile Media!

Ron DeSantis showed great courage in his hard fought campaign to become the Governor of Florida. Congratulations to Ron and family!

12h12 hours ago
Received so many Congratulations from so many on our Big Victory last night, including from foreign nations (friends) that were waiting me out, and hoping, on Trade Deals. Now we can all get back to work and get things done!


〇 米・中間選挙 トランプ大統領会見 野党に協力姿勢

2018年11/8(木)  日テレ All Nippon NewsNetwork(ANN)

 アメリカの中間選挙から一夜明け、トランプ大統領が会見を開き、下院を制した民主党に対して協調的な姿勢をアピールしました。

 トランプ大統領:「(上院で)野党・民主党の豊かな資金や特別な利害関係、敵意あるメディアに負けなかった。(下院について)民主党とはインフラや医療保険の面で共有できることが多い。両党が支持できる政策を策定できるだろう」会見では発言を遮り、質問を続けようとする記者との激しいやり取りもありました。

 トランプ大統領:「もう十分だ。次にいこう」

 CNN記者:「ロシア疑惑の調査を懸念しているのでしょうか」

 トランプ大統領:「何も懸念していない。でっちあげだからだ。もう十分だ。マイクを置いてくれ」
 CNN記者:「起訴を心配しているのですか?」

 トランプ大統領:「CNNはあなたを働かせていることを恥じるべきだ。あなたは無礼でひどい。CNNで働くべきでない。次にいこう」

 CNN記者:「不当な意見だ」

 トランプ大統領:「あなたはとても無礼な人だ」

 また、トランプ大統領は、セッションズ司法長官が辞任したとツイッターで明らかにしました。2人はこれまで何度も衝突していて、中間選挙の後に更迭に踏み切った形です。 

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝 



[2367]学問道場からのお知らせ(学問道場・古村)
投稿者:古村治彦
投稿日:2018-11-05 13:11:55

SNSI・副島隆彦の学問道場研究員の古村治彦(ふるむらはるひこ)です。

今日は2018年11月5日です。

今回は、学問道場からのお知らせをいたします。

(1)2018年12月2日開催の定例会についてのお知らせ。

・すでに多くのお申し込みをいただき、ありがとうございます。参加をご希望の方は下記アドレスからお申し込みください。

※定例会出席のお申し込みは以下のアドレスでお願いいたします↓
http://snsi-j.jp/kouen/kouen.html

・お申し込み後に返信メールをお送りしております。重要事項が記載されておりますので、必ずお読みください。

・お申し込みの際に私どもからお送りする返信メールが、迷惑メールと認識され、迷惑メールやゴミ箱に入れられる事案が発生しております。お申し込み後に返信メールが受信できてない場合には、迷惑メールやゴミ箱のフォルダをご確認ください。

・入場券となるお葉書は、2018年11月12日(月)から発送いたします。11月12日までは参加費をお振込みいただきました方には確認のメールをお送りしております。確認メールの確認・保管をお願いいたします。12日以降はメールではなく、お葉書をお送りいたします。

・参加費お振込み確認後にメールを差し上げております。お振込み後1週間経過してもメールをお届けできていない場合には下記連絡先までお知らせください。

・領収証発行をご希望の場合には、下記連絡先までお知らせください。


(2)2019年度会員継続のお願いについてのお知らせ。

・2018年度会員の皆様に、2019年度会員継続のお願いを郵送いたしました。まだ届いていないという方にはお手数をおかけし恐縮ですが、下記連絡先までお知らせください。

・住所や電話番号、Eメールアドレスなど、ご登録情報が変更になっている場合には、下記連絡先までお知らせください。

・年会費をお振込みいただき、一週間経過しても、私どもからの連絡がない場合にも、お手数をおかけし恐縮ですが、下記連絡先までお知らせください。

・領収証発行をご希望の方は下記連絡先までお知らせください。

・定例会参加申し込みの方は、年会費と定例会参加費を一緒にお振込みいただけます。

【連絡先】

SNSI・副島隆彦の学問道場
・Eメールアドレス:snsi@mwb.biglobe.ne.jp
・TEL:048-788-1837
・FAX:048-788-1854


(3)副島隆彦先生の最新刊『日本人が知らない真実の世界史』(日本文芸社)、『「トランプ暴落」前夜』(祥伝社)が発売されました


「トランプ暴落」前夜 破壊される資本主義


日本人が知らない 真実の世界史

・副島隆彦先生の最新刊『日本人が知らない真実の世界史』『「トランプ暴落」前夜』が発売中です。全国書店にも入荷しております。

・12月2日の定例会の会場でも販売予定でございます。


以上、よろしくお願いいたします。

SNSI・副島隆彦の学問道場
古村治彦拝



[2366]お便り
投稿者:会員番号5533
投稿日:2018-11-02 23:14:52

今まで2回くらいしか投稿したことがないですが、思い立って書きます。
水曜日に市ヶ谷の本屋に寄ったら、副島先生の新刊2冊がちょうど目の高さの棚に沢山重ねて置いてありました。結構、売れているのではないかと感じました。読まれている割には、私に周りには読者はいないようで、仕組みの裏側、歴史や物事の真実を感じていくようなセンスを共感する人は、いないように感じます。
小室直樹氏のことを書いた上下2巻は眺めただけで買いませんでした。それでも、「現実はやがて私に追いつくだろう」ですか、表紙に書かれた副題には打たれます。私は、実は、大学院生の頃、小室ゼミに1回だけ出たことがあります。田代さんという人が基礎数学の話をしたように記憶しています。今、その方は経済評論のようなことをしているでしょうか、Youtubeで同じ名前の方を見て面影がありました。場所は、本郷のアパートでした。私は、社会学的な内容の方がよかったので、結局1回きりでいかなくなりました。
カッパブックス他、小室氏の本は、結構繰り返し読みました。この前、実家の本を見たら、なんと、森嶋通夫の「マルクスの経済学」を見つけました。古本屋で買ったものです。数ページだけで、読んだとは言えないものですが、小室直樹氏が書かれていたので、その影響で買ったものです。
ついでに、あの80年代前半は、栗本慎一郎にもはまりました。私は、明治大学まで行って彼の授業を何回か聞きに行きました。
副島先生の本に出会ったのは、2009年頃でしたか、佐藤優氏との共著で「暴走する国家…」とかいう対談集を読んだ時が最初です。ロシアにとても興味があるので、佐藤優、鈴木宗男の著作は、雑誌に至るまでフォローしていました。そうした中で、ふと、リーマンショックを予測し、オバマ大統領の当選を言い当てた人ってなんだろう?と、自分の気持ちに引っかかりました。それから引き込まれて、今に至ります。それでは、12月の定例会を楽しみにしております。







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