「2148」 中国人金持ち層500万人が日本の土地住宅を買いに来る、このことはいいことだ(第2回・全2回) 2024年8月9日

副島隆彦です。今日は2024年8月9日です。

中国人金持ち層が日本の土地住宅を買うべきだという話の2回目です。

台湾人、香港人のふりをしたりもしますが、中国本土からの人も多くいる。日本人と結婚して、奥さん名義の物件もあるということです。ですから、既に東京の不動産がものすごく高くなった。世界基準の世界値段にまでなりつつあるんです。これも真実です。で、その原因はやっぱり中国系の資産家たちが東京の物件を買っている訳です。それは商業ビル1棟買いから、賃貸しアパート1棟で家賃収入が入りますから。

東京23区の地価上昇率

東京23区内の地価と地価上昇率の一例

東京郊外の地価上昇率

例えば京都の町家を1軒3000万円ぐらいできれいに建て直して、町家として狭い家をずっと並べたら、まとめて30店舗買った中国人がいるそうです。そこを人に貸すんです、家賃10万円か20万円でね。そしてそこで喫茶店とか観光客相手の商売ができるんです。家賃収入です。これ、レント(rent、賃料)といいますが、この家賃収入で金融経済は回っているから、不動産業者とか、不動産資本を動かしている人たちにとっては、家賃収入の入らない物件は意味がないんです。

ところがさっき言ったように、もう日本は800万戸の空き家があるんです。これには汚い木造モルタルのアパートは入ってないと思う。入っているとしたら1戸として見なしています、1部屋ずつではありません。それが800万戸あるんです。それは都市であれば空き家です。ぼろい空き家で相続人がいるんだけどほったらかしというのと、もうぼろいアパートになって、相続争いを起こして、ほったらかしもあるし、死ぬまで売らないというケースもかなりある。

日本の空き家数と空き家率の推移

地方では農家の跡継ぎがいなくて、子供はもういなくなっちゃって、家だけがほったらかしの農家が山ほどあるのね。これを今0円物件とか言って、家賃0円で大家さんが都会から来た人たちに、家賃0円で貸しているという物件もあります。かなり出ています、2、3万円もらっている物件もあるでしょうけど。きれいにして住んでくれと頼む。人が住んでくれたほうが、家が長持ちするという人もあるんです。

イェスパー・コール(Jesper Koll、1961年-、63歳)、あいつと日本の建設会社が組んで日本の古民家を建て直すとか移築するというのをやっています。これは日本の業者もやっています。恐らくそれは10万戸か、よくて20万戸だと思う。これは例えばもう、そんなもの何十年も前からやっているんだけど、例えば長野県あたりの大きな大黒柱のついた、高い屋根の大きな古い家を、全部トラックで運んで移築して、そば屋さん、日本料理屋にしたりすることもある訳です。その柱が立派な木をいっぱい使っていますから。お金かかるんだけど、そういう古民家ビジネスというのでは、よくて20万戸ぐらいでしょう。

イェスパー・コール

それ以外には800万戸あるわけだから、これをどうするか問題です。だから、ここに中国人の小金持ち、小資産家たちが入り込んでくる。どんどん買い取ればいいんだというのが私の考えです。家賃を払って借りる人もいるけど、中国人の場合はもう買ってしまうと思います。ただ、田舎に住むか住まないか問題がある。だけど、200万、300万円で買える訳ですから、私はこれから中国人がどんどん買うと思います。買うべきだと思います。

ここで大事なのは、日本国内の世論、言論で、中国人が日本を買い占めるというのが大嫌いだと、恐怖感を持っている人たちがたくさんいるんです。恐らく日本国民1億2000万のうちの3000万人ぐらいは中国人が日本にたくさん入り込んでくるのを嫌がるんです。本能のところで嫌がる場合もある。ただ、その実質の中心部分は、高市早苗(たかいちさなえ、1961年-、63歳)よりも、福井県から出ている、統一教会の国会議員である、稲田朋美(いなだともみ、1959年-、65歳)です。

高市早苗(真ん中)と稲田朋美(右)

あの女とかが、法律案までつくったんです、中国人に日本の土地を買わせない法律とかいう。それは絶対できないことなんだ。これで、彼女らが理由にしたのは、日本の山奥の水源地を、中国人が日本の水源地の土地を買うと、それが日本人に害悪になるということを平気で言っていました。今も言っている人がいます。それから軍事施設、日本でいえば日本の基地とかの側は外国人が土地を買えないという法律は、日本にもあるんです。安全保障上の理由とかいうので売買契約できなくしているんです。ところが、これを統一教会系の。稲田朋美たちが、国会議員たちがいくら言っても国会で絶対通らないんです。

それは日本人の知識が足りない。売り物、買い物ですから、日本の山林でも住宅地でも。農地は農業委員会の許可が要るんです。今でもそうなんです。農地は簡単に買えません。ところが、農地が平地にばーっと広がっているのに、脇のほうの斜面の地があります、斜面の土地がわーっと開発されて、新興住宅街になっている景色を皆さんもよく知っていると思う。新幹線の窓からも分かる。あの斜面地は元山林ですから、住宅開発許可が出るんです。だから、30坪、50坪の家がざーっと並ぶんです。

真ん中の平地は農地ですからなかなか売り買いさせないんです。ただ、農業者でも昔から権利があったという人たちが何だか知らないけど、いとこさんとこの分までとか言って平地に家を建てています。これは無理やり建てている面もありますけどね。

あとは市役所とかが水道、ガス、電気の都市設備、あと下水管をちゃんと引くかどうか問題が住宅地になる条件なんです。日本では建築確認といいますが、これは建築許可のことなんです。市役所に建築主事という役職の公務員がいて、その人たちが管理している訳です。建築家を通さないと、そこらの工務店、大工でも2級建築士を持っています、その人たちの申請がないと、建築確認がおりないわけです。道路から引っ込めとか、どれぐらいの高さしか建たないとか、厳しいんです。

この統一教会系の反共右翼たちが本当にたちが悪いのは、中国人、韓国人に対してもそうだけど、ものすごく人種差別を平気で言うんです。それに同調する日本人もたくさんいます。だけど、簡単なことで、これは外交上、あるいは国際法の厳格なルールで、レシプロシティ(reciprocity)という言葉を覚えなさい。相互主義と訳すんです。

例えば日本国が特定の外国人が日本国で土地を買うのを禁止するとか制限すると、同じことをその外国もやるんです。相互主義で必ずやるんです。日本人が買えなくするんです。そうすると日本の企業は進出できなくなるんですよ。日本人はその外国で土地を買えなくなるんです、住宅を。それがわかってないんです。国際法の理念で、外国の土地も買えるんです、民間人同士でもそうなります。

だから、中国人に土地を買わせない、それは安全保障上の理由で水源地に毒を中国人がまくのが怖いとかいう理屈を平気で言い続けました。新聞記事にはさすがにもう、新聞記者は書きません、どんな馬鹿な野郎でもね。ところが世の中ではそれは当たり前のようにしゃべられているんです。

ただ、私は中国人が嫌いだという日本人の本能みたいなところから出てくる反応そのものを嫌がっていないんです。それがあるから、逆手にとって中国人や台湾人、香港人、韓国人も日本では静かにしているというか、こそこそしているというか、観光客はまるで日本人のような行動をとるんです。ただ、しゃべっている言葉は中国語ですから、近寄ったら分かるんだけど、外見からはもうほとんど分かりません。つまり彼らは遠慮しているんです、今のところまだね。この遠慮をさせる力は日本人の中国嫌い感情です。これはこれで尊重すべきだと私は思っているんです。ただし、法律は絶対つくれないんだということを分かってください。

それも分からないで、中国人が日本の土地を買い占めるのが怖いとか言っているようだと話にならないんだ。かつ、800万戸も余っているんですよ。ここに誰が住むんですか。せっかく開発した住宅地をどうするんですか。だから中国人が買いに来ればいいんです。小金持ちが買いに来ればいいんです。なぜなら30年前も20年前も、10年前まで中国人が「いらっしゃいませ」でレストランで配膳係やっていたんです。貧乏中国人たちですから、見下すんです。普通の人と金持ちは貧乏人を見下すんです。これは人類の原理ですから、差別をしちゃいかんとか口で言うだけで、実際は見下すんです。配膳係の人たちと、工場労働者をね。

だけど、中国人がもう金持ちになってしまって、資産10億円みたいな人が何千万人もいます、3000万人もいますから、日本で1戸3000万円ぐらいの土地や家を買うのは当たり前なんです。日本はきれいだし、安全だし、買うんです。私が住んでいる晴海タワーズという、東京駅まで3キロの高層タワーレジデンスは恐らく3割ぐらいは台湾人だと思う。それぐらい、台湾、中国系の人が住みに来ています。

東京湾岸地区のタワーレジデンス

だから、7000万円で買ったのが、もう1億2000万円まで上がったとか、嘘みたいなことをお互い言い合いっこしている。中国人の資金が日本にたくさん入っているんです。商業ビルを丸ごと1棟買うだけじゃなくて、ちょっとした小金持ちが1億円ぐらい平気で買うんです。なぜなら台北でも香港でも、北京四環路(4th Ring Road)、上海軌道交通8号線(Shanghai Metro Line 8)といいますけど、この8号線から中は、日本で言えば山の手線の内側みたいなところです、もう3億、5億が当たり前なんです。ということは日本の1億円は安いんです、はっきり言っておききます。こんなことも知らないのかと言っておきます。

北京四環路

上海軌道交通8号線

普通の日本人はようやく、3000万か4000万の安い家に住んで、サラリーマンで、とうきょうにある会社まで1時間ちょっとかけて通っているみたいな人たちだろうけど、日本はこの35年間本当に貧しいんですよ。日本人の下半分の5000万人は時給1000円で働いているんです、アルバイト・パートを含めてそうです。1200円ならまだいいほうで、1600円もらっている人はかなりな信用が会社の中であって、長いこと働いている人、あるいは国家資格、特殊技能を持っている人たちです。

日本の年収分布

だから、こういう貧乏な国に成り果てると、外国人が、1億円の高層鉄筋アパート、タワーレジデンスを安い安いと買うに決まっているんです。ということは、リゾート地の鉄筋アパートが200万で買えるなら、買うに決まっているでしょう。これを嫌がっているようでは話にならないんだ。だから、私は500万人の資産家層の中国人が日本を買いにくればいいと思っています。

日本人もやがてどんどん、中国語を勉強するようになる。150年前まで、中国は日本の宗主国だったんですよ、江戸時代は。本当に日本のインテリ官僚の知識人階級は漢文が書けなければ駄目だったんです。中国語はしゃべれないけども、漢詩、中国語の文献を読めなきゃ駄目だった。それが明治、幕末から急激に英語、ドイツ語、フランス語を勉強しなきゃいけないみたいになったんです。それと同じことで、もう一回、中国の東アジア文明圏、中国文明圏に日本は入っていくんです。

この大きな真実を私しか言い続けていません。私は、2007年から毎年、17冊、中国研究本を出しています。1巻目は2007年12月に出した、『中国赤い資本主義は平和な帝国を目指す』というタイトルですから、ずっとこれ以来一貫して、中国はどうせ勝つ、アメリカは没落していくんだ、ヨーロッパ、白人たちももう力がなくなっていると書き続けた人間です。

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ですから、アメリカ発で世界大恐慌が始まるんです。そのときドルが暴落するということは、同じく米国債が暴落するんです。それは目に見えて明らかになっています。だから、副島隆彦の言論が勝利するんです。もうすぐです。今が端境期(はざかいき)でもうピークです。今年、来年にかけてドルの暴落が起きます。だから、中国人がもっともっと日本に来て、静かに穏やかに日本人のふりをしながら、全国のリゾートヴィラを買い始めます。それをちょっと私は越後湯沢まで観察してこようと思います。

だから、さっき言ったように、パウダースノーの北海道でなくても、べちゃべちゃ雪の新潟、長野県のスキー場でももう買いが始まっているはずです。あるいは、温泉地の別荘地や鉄筋アパートを買うという傾向がもう既に出てきていると思う。これが2024年44月の時点での真実なんです。だから、これをあれこれ言って嫌っているようではもう話にならない。だけど、副島隆彦の本の読者は賢い人が多いから、もう分かっている。ただ、日本の国内言論は、これを言っちゃいけないことになっているんです、テレビ、新聞を初め、そうなんです。

アメリカがどんなにひどい状況になっているか、ぼろぼろ状態になっているかも言ってはいけないことになっている。中国は負けませんから、不動産不況が始まっているとかいくら言ったって。今の普通の中国の労働者階級では買えないんです、5000万円以上の物件は。それでも、1億円ぐらいでも、いま人民元が20円だから、100万元でも2000万円か、200万元でも買います。2割落ちたらどんどん、まだ7億人ぐらいの貧しい中国人がいますから、農民を含めて、いくらでも買う人がいるんです。だから、中国不動産バブルがちょっとぐらい落ちてもどうっていうことはありません。中国は今から14億4000万人の国民全員に床面積100平米、日本でいえば30坪の住宅を全てに供給する。これは無料であげるんじゃなくて、買わせるんですけど、そういう国家プロジェクトを持っています。それぐらいのことは平気でやります。

日本の経済資源で、一番安いのはセメント、石灰石です。日本は珊瑚礁の上にできている島ですから、石灰石は世界一安いです。だからそれでコンクリートがつくれる訳です。モルタルというんだけど、モルタルに砂利、石を混ぜたものをセメントというんです。それでコンクリートともいうわけです。これと鉄も激しい中国との競争でも負けないぐらい、日本の鉄鋼は安いんです。それとガラスです。ガラスはケイ素というそこら中にある材料からできていますから、このガラスとコンクリートと鉄が死ぬほど安い国なんです。あとは人件費だけです。技術もあるし。だから、50階建て、100階建てにすると地震対策があるからできない。どうも、70階建てぐらいが限度みたいです。これを全国に10万棟建てればいいんです。日本もまだまだ今から建て替えていく。

中国は、200万棟ぐらい建てるでしょう。冗談じゃなくやりますよ。何も心配する必要はないんだ。だから、日本の800万戸の空き家に中国人がどんどん安い値段で買って入り込んでくることは非常にすばらしいことです。

中国のタワーレジデンス

あと、ニセコの話、ちょっとつけ加えますけど、私は倶知安(くっちゃん)というところに行って、1泊したことがあるから、倶知安の商工会議所の会頭の人とお話しして、東大教授の月尾嘉男(つきおよしお、1942年-、82歳)に連れて行ってもらったんだけど、カヌーをやるために積丹半島に行きました。そこの目の前にどかんと羊蹄山(ようていざん)という富士山のような山が見えるんです。

倶知安の地図

月尾嘉男

羊蹄山

その反対側の裏のほうに、ニセコアンヌプリがあるんです。それがニセコのゲレンデがあるところなんです。だから一番大きいのは倶知安という駅です。3つぐらい小さな駅があって、ニセコ駅に、有島武郎記念館があるんです。行ったことはないけど、有島武郎(ありしまたけお、1878-1923年、45歳で死)がどんなに偉い日本の文学者であったか。

ニセコアンヌプリ

有島武郎

有島武郎記念館

その倶知安を含めた、その辺を狩太村(かりぶとむら)と言っていました。そこを有島武郎のお父さんの有島武(ありしまたけし、1842-1916年、75歳で死)が一代で財産を築き上げた人で、横浜税関長をしていた官僚なんだけど、鉄道事業で成功して大きな土地を買うんです。有島農場というんですけど、小作人だけで2000人やそこらいたと思いますが、もう本当に貧しい人たちで小学校も出てないような人たちです。もうほとんど北海道の原住民になってしまった貧しい人たちに農地を分け与えたんです。

これはすごいことだったんです。有島は捕まったり殴られたりはしなかったけれども、あまりにも小作人や貧農たちが貧しい、哀れであると。寄生地主制度で財閥とか日本の貴族様、あるいは江戸時代の大名家とかが大きな土地を持っていたんです。農地開放をしなさいと言った有島武郎はものすごく偉大なんです。狩太郡の農地を解放した。そこが今のニセコなんです。そういう大事なことは分かってない。

それと富良野はまた相当遠いから、もう富良野の話はしません。「北の国から」というテレビドラマで、私はほとんど見たこともない。シナリオライターの倉本聰(くらもとそう、1934年-、89歳で死)がえらく人気があった、それを西武の全国ゴルフ場とスキー場を建てて回っていた、西武の2代目の堤義明が応援したんですけ。富良野の「北の国から」をね。でも、あそこはちょっと寒過ぎる。

倉本聰

倉本聰、偉かったんだろうけど、そこに劇団をつくったんです。で、劇団で何十人か、30人か40人劇団員がいて、もう、だけどそんなとこまで誰が行くんだみたいなとんでもないところで、冬は零下20度に決まっていますから、1年間のうちの半分は、とんでもないとこですよ。そしたら男と女がみんなくっついちゃって、若い男と女たちがね。もう、倉本聰は放り投げたんだと思う、最後は。劇団運動にしても。

それと、つまんないことだけど、畑正憲(はたまさのり、1935-2022年、87歳で死)、ムツゴロウが、そこからずーっと南のほうの、海のほうの釧路から200キロぐらい行ったとこかな、そこで動物王国をやっていたんです。本当は周りから評判が悪かったんです。ものすごく評判悪かった。畑正憲、ムツゴロウというのは偉い人だったと思う。

畑正憲は偉い人だと思う。最後、死ぬ前の様子はテレビで見たりしていたけど。フジテレビが一生懸命応援して、動物王国という番組をずっと20年以上つくっていたから、私も見たことがありますが、実態は悲惨だったでしょうね、最後はね、動物たちはね。もう飼っていけない訳ですから、とんでもないことになったんだと思う。一回秩父かどっかに移したりしても、みんな痩せ細って死んでいったんですね。だから、動物王国なんていったってきれいごとじゃないんだ。最初は動物王国つくっていたプロデューサーがフジサンケイグループの親分で、フジテレビの会長もやった日枝久(1937年-87歳)です。

畑正憲

日枝久

日枝久は、フジテレビのただのプロデューサーだったんですよ。それがフジサンケイグループのドンになりましたけど、ただのプロデューサーですからね。だから、今、フジサンケイグループも落ち目になった。こういう話で本当は終わらせたくないから、最初の話に戻って、800万戸の空き家は、中国人がみんな買いに来ればいいんだ。

日本人も中国語を勉強する。日本人が英語を勉強してもう頭おかしくなって狂ったのとは違って、中国語だったら読めますからね。四つの声、四声(しせい)というのはなかなか大変なんですけどね。「あー」の発音が4つぐらいあるんです、大変なんです。

中国語の四声

それさえ分かれば、耳のいい女の子たちはすぐ中国語を話せるようになります。だから、中国人と仲よくして、東アジアの繁栄をつくっていく。インドネシアも入れて、中国と日本を中心にアジア諸国をもう一回世界最高の豊かな地域にしていく。今ですらもう6割7割はアジア地区が世界GDPの7割をつくっているんです。ヨーロッパ、アメリカは没落していきます、白人文明は。そのことをわかった上で、日本人も賢く、賢明に動くべきであるということです。だから、500万人の中国人が日本の土地や家を買いに来いと。あるいは鉄筋アパートを買いに来いという話で終わりです。

(終わり)

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