映画なんでも文章箱

◆メッセージ◆

 

この掲示板への参加資格は、『アメリカの秘密』と『ハリウッドで政治思想を読む』との2冊をお読みになっていること、のみです。
映画に関する皆様のお話しをお待ちしております。※作品のストーリーを書いて論じることなども、特に禁止しておりません。作品鑑賞の前にストーリーを知りたくない方々も、自己責任で、当掲示板とお付き合い下さい。
投稿日:2024/07/22 03:17

【70】Loser

Loser

投稿日:2024/05/02 23:30

【69】【全7曲歌詞付】Full Ver.【丸山純奈(Sumina Maruyama)】水戸駅南口に天使の歌声!2024.04.28

【全7曲歌詞付】Full Ver.【丸山純奈(Sumina Maruyama)】水戸駅南口に天使の歌声!2024.04.28

 

 

投稿日:2024/03/28 15:40

【68】【18祭】「正解」RADWIMPSと1000人の18歳、感動の歌声 | 18Fes | NHK

【18祭】「正解」RADWIMPSと1000人の18歳、感動の歌声 | 18Fes | NHK

 

https://www.youtube.com/watch?v=xKjFYKWCDas

投稿日:2023/11/11 21:00

【67】櫻坂46『承認欲求 -Dance Practice-』

櫻坂46『承認欲求 -Dance Practice-』

 

 

投稿日:2023/11/05 21:27

【66】酒井法子「鏡のドレス(手話バージョン)」Music Video

 

酒井法子「鏡のドレス(手話バージョン)」Music Video

 

相田英男 投稿日:2023/07/07 21:25

【65】分岐点に立たされた山下達郎

詳しくは触れないが、山下達郎がジャニーズ問題の関連で、厳しい立場に陥っているようだ。所属するマネージメント会社内の揉め事の絡みから、7/9(日)の自信のラジオ番組で、ジャニーズ問題についての見解を語ることになったという。

私は山下のファンでもなく、明後日の山下のラジオ放送を聴くつもりもない。だけども、今回の山下の対応は、日本のポップス業界の将来を決める大きな分岐点だと、私は思う。80年代半ばに起きた、RCサクセションのアルバム「カバーズ」の発売停止事件に匹敵するイベントになるだろう。

最早40年も前なのだが、当時洋楽の聴き方を確立した大学生の私にとって、「カバーズ」の騒ぎは、大きな出来事だった。それまで、日本人でロックをやれる歌手など誰もいない、と、勝手に見限っていた私は、「ああ、日本にも本物がいたのか」と、初めて実感させられたからだ。

私が衝撃だったのは、清志郎の書いた反原発の曲の歌詞ではない。優れた表現者は、自らの理想と思いを追求する際に、周囲との大きな軋轢を、自覚なしに起こしてしまう。その、優れた表現者である故に、必然的に自らにのしかかる軋轢を、彼らはどのように乗り超えていくのか?その生き様を見届けるのが、ロックファンの宿命だと、大学生の私は、無自覚だが認識していたのだ。それまでの日本には、そんな表現者はいなかった。同級生が夢中になっていた、矢沢永吉も世良政則もアリスも松山千春もゴダイゴも、そんな人達では無かった。しかし、私が全く期待していなかったその様相が、初めて現実に現れた。それが私にとっての「カバーズ事件」だった。

それ以前では、例えば、ジョン・レノンが「俺たち(ビートルズ)はキリストよりも有名だ」と、うっかり発言したことで、アメリカ南部の保守派から大バッシングを浴びた騒ぎがあった。それをきっかけに、ビートルズはコンサートツアーを辞めてしまい、ファンを落胆させる事となる。一方で、ジョージ・マーティンのサポートを受けつつ、新曲の録音とアルバム作成に注力する事で、「サージェントペパーズ」「ホワイトアルバム」「アビーロード」などの傑作を提示するに至った。(どこが傑作なのかは、敢えて言うまでもない。そのうち書くだろう)

ビートルズ以外にも、ジェフ・ベックとか、リッチー・ブラックモアとか、ローウェル・ジョージとかの(何故か全員ギタリストだ)、周囲と軋轢を起こしながらも、紆余曲折の音楽活動を続ける連中が、海外にはいた。そのファンだった私は、「カバーズ」の騒ぎの際に、「清志郎も彼らと同じだ。日本のポップスも捨てたものではない」と、目から鱗が落ちるのを実感したのだ。

実際に「カバーズ」の、音楽業界へのインパクトは大きかった。あれ以降、日本のポップス曲の歌詞からは、メッセージ性が完全に失われた。何となく前向きな単語と、横文字片仮名が組み合わさって羅列されるだけの、意味不明な、日本語として全く成立しない歌詞ばかりになった。意味がわからなければ、叩かれる心配は無くなる。歌い手の方が勝手に萎縮して、問題が起きるのを避けようと、忖度する姿勢があらわになった。そして、そのまま今に至っている。

別に山下が明後日のラジオで、ジャニーズについて何も語らずにスルーしても、私はそれで良いと思う。山下にとっては、晩年になって、自分の不始末でもない事態に巻き込まれて、納得が行かない処もあるかもしれない。成り行きによっては、輝かしいキャリアを棒に振る可能性もあるだろう。しかし、今回の自分の対応が、清志郎のカバーズ事件と同じインパクトを、周囲に与えることを、充分に、よくよく認識して、意思表示をするべきと、私は思う。

相田英男 拝

投稿日:2023/05/06 00:12

【64】【長渕剛】REBORN TOUR2022 新曲「ダイアモンド」

【長渕剛】REBORN TOUR2022 新曲「ダイアモンド」

https://www.youtube.com/watch?v=6DowQzRag98

投稿日:2023/04/30 22:46

【63】Nogizaka46 " Hito wa Yume wo Nido Miru "

Nogizaka46 ” Hito wa Yume wo Nido Miru “

https://www.youtube.com/watch?v=DHea-Qcy9g0

投稿日:2023/04/17 12:13

【62】4回目のひな誕祭 動画

4回目のひな誕祭 動画 2023年4月2日

https://jpshowbiz.net/video/april-2-2023-the-first-anniversary-of-the-birth-of-the-birthday/

相田英男 投稿日:2023/01/14 00:08

【61】別に淋しくはないよ

ニュースを見て、まず「ああ、そうか」とだけ、僕は思った。
色々と心に込み上げてくるかも、と、前から予想していた。が、そうでもない。

多分僕が、2日に一度くらいの間隔で、ジェフの曲を聴いているからだ。大学時代から、ほとんど空気のように、ほぼ毎日、僕はジェフの曲に接している。ジェフは、僕の周りにずっといる人なのだ。だから、寂しさはあまり感じない。僕が死ぬまで、これからもずっと横にいるだろう。

そう思うと、親兄弟よりも、ジェフはずっと私の身近に居続けた人なのだ。死のうが生きていようが、関係ない。曲が流れてさえいれば、ジェフは僕の横にいる。彼の思いを、ごく自然に、曲から感じることが、僕にはできる。

そういうギターを弾く人だからだ。彼のファンは、全員がそう感じるだろう。

ジェフの人生を振り返ると、はっきり言って、不条理の縮図である。「あれだけの才能と能力があるのに、なぜ世間では評価が低いのだろう?商業的に大成功しないのだろう?」と、最初の頃は、僕はずっと疑問に思っていた。結局わかってきたのは、本物の才能を持つ「オリジナル」は、世の中では成功しない。どちらかというと、周りから疎んじられる、という事実だ。

「オリジナル」のトガった個性は、周囲をグサグサ突き刺したりして、傷つけることが多い。なので「普通の人」には扱いにくいのだ。そんな「オリジナル」を離れて観察している、能力の低い連中は、「オリジナル」が生み出す唯一無二の「作品」を、ちゃっかりと借用して、ダサいアレンジを加えて発表する。そうして得られたヒット商品から、周りの連中が、大金を儲けるのである。

ダサいアレンジでも、世間一般では、誰も目にも耳にもしたことがない「モノ」ならば、素晴らしく見えたりするのだ。世の中にに溢れるほとんどは、そのような「モノ」である。経済的合理性からは、そのような「モノ」を(パクリとも言うが)次々と作り出すのが、大正解であろう。ネットの世界でも、大勢見かける連中だ。「少しでも、他人よりも先んじて、セコく金を儲けよう」そんなセコさのアピールが、近代資本主義社会の常識だ。セコさの集団だ。

ジェフ・ベックこそは、そんな経済的合理性の、対極にいる人である。彼こそが真のオリジナル。しかし、世間的な成功者から見ると、ジェフ・ベックは単なるバカである。「あれだけの才能を持ちながら、成功を掴めていない。何とモッタイない」と、なるのであろう。

でも、私のような、世間的な一般人とは、到底いえない人間にとって、ジェフ・ベックはどうしても必要な人だった。「合理的な生き方なんか、どうでもイイじゃん。そんな生き方をしてる連中には絶対に見えない、素晴らしい宝物が、道端にたくさん落ちているじゃないか。それを拾って集めていけば、俺達も多分、幸せになれるゼ」

そんな癒しのメッセージを、ジェフの曲から僕はいつも感じる。そしてこれからも、僕の横には、ジェフがずっと居続けるだろう。なので、あまり寂しくはないよ。

僕の中でのベストアルバムを挙げるなら、やっぱり「ラフ アンド レディ」である。最初に自分で買ったCDがこれだった。だから、ではなく、このアルバムでの演奏が、ジェフのベストだと思う。16ビートのリズムで、全曲押し切っているのは、このアルバムと「ブロウ バイ ブロウ」の2枚だけである。もうひとつの理由は、アレンジに他人を使っていないアルバムは、この「ラフ アンド レディ」だけだからだ。自身がアレンジを手がけたこのアルバムこそが、ジェフのエッセンスが一番凝縮されている作品だと思う。

つい最近まで、ジェフはライブも続けていたようなので、新たな音源がこれからも、継続して発表されるのだろう。それを楽しみにしたい。