3本の映画

5670 投稿日:2011/03/28 10:32

ウォール街続編〔イオンモール倉敷内:ムービックス倉敷〕

さすがにオリバー・ストーンですが、ちょっと最後はがっかり。ゲッコーはゲッコーらしく、つまりは我が娘に対しても鬼であって欲しかったと思います。

告白〔DVDを借りて見ました〕

原作の小説は、話題になっていたときに読みました。
しかし、映画の世界の方が原作より上を行っていました。たいてい文芸作品は原作に劣ることが多いのですが、見事です。
ラジオ深夜便で、詩人で直木賞作家のねじめ正一が「夫婦で見に行った。見た後二人でコーヒーを飲みながら『やり過ぎじゃないか』『そんなことはない』などと結構会話が続いた。」と言っていました。
中島監督は前回の「パコと魔法の絵本」で失敗(といってもそれはそれなりに面白い)を糧にした様な気がします。
中学校の教室=社会の縮図と私は受け止めました。イジメも生存競争もあります。
余談。ラジオ深夜便にはあまり感心しませんが、NYの市況を伝えてくれるのと、時間が分かるのでよく聞きます。

ソーシャルネットワーク〔岡山メルパ:進研ゼミのベネッセが経営しています〕

面白かった。
物事が動き出すと、もう止められないという図です。
遊び半分ではありますが、劇の脚本と演出を受け持ったことがあります。劇が始まってしまえば、もうその劇は脚本家のものでも演出家のものでもない、と感じたことを思い出しました。