英語学習法「英語喉」を強くオススメする

かたせ2号 投稿日:2022/03/14 20:43

私は、「英語喉」という英語学習法を自信を持って、オススメする。

この学習法は、中村一秋さんジーナさん夫妻によって発見され、2007年に著書「英語喉 50のメソッド」2009年に「機関銃英語が聴き取れる!-リスニングの鍵はシラブルとビート」(ともに三修社)が発売されてから広まってきた。

この勉強法での主張内容は、日本人の英語学習の世界における「万有引力の法則」の発見に等しいことを述べている(後述)。英語学習の最初はこの「英語喉」一択である。それくらい強くオススメする。

この勉強法により、以下のことが達成される。実際に私が、以下の順番で達成した。
・英語ネイティブと同じ発音ができる。
・英語ネイティブのナチュラルスピードの発音を明瞭に聞きとれる。当然のことながら、RとLの発音の区別に困ることも一切なくなる。
・英語news動画での英語ネイティブの発音がゆっくり聞こえるようになる。このときにはじめて、「英語ネイティブには英語がこのように聞こえているのか」と実感できる。

だから現在、英語ネイティブのnews動画を視聴していて楽しいよ。

なお、これまで英語のリスニングの能力は幼少時に身に着けなければ、一生身につかないとまことしやかに主張されてきたが、これはウソである。私のような中年になっても、英語ネイティブと同等のリスニングの力がきちんと身につく、この方法を使えば、ね。

ちなみに私が実施した勉強法は以下の通り。お金はかからない。ご参考ください。

「英語喉 50のメソッド」「機関銃英語が聴き取れる!-リスニングの鍵はシラブルとビート」を購入し学習する。あわせて下に掲げた中村一秋さんのサイトを参照する。
 ↓
学習内容に沿って、実際に喉を使った発音を練習する(家人にいやがられたがやった)。
 ↓
大学受験用の英単語集を覚え直す。
 ↓
リスニングの練習として、アメリカのNews動画を視聴する。

私は受講していないが、中村一秋さんによる「英語喉」オンライン講座等もある。

以下、サイトの紹介。

著書「英語喉」のサイト
http://eigonodo.com/eigonodo.html

中村一秋さんの英語喉サイト「Nippon Dream」
https://www.nippondream.com/

中村一秋さんのツイッター
https://twitter.com/eigonodo

中村一秋さんの英語喉youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/eigonodo

最後に英語喉の学習法の概要について説明する
(著書「英語喉」のサイトから一部引用)

(一部引用開始)
ネイティブメソッドについて
 書籍「英語喉(のど)50のメソッド」で紹介する方法をネイティブメソッドと言います。
ネイティブメソッドは、英語ネイティブが発音の際にしていることと同じことです。英語ネイティブのまねをする方法というよりは、ずばり英語ネイティブがしゃべる時に実践している方法そのものなのです。

200年めの発見
 日本人は外国のものをうまく取り入れ、工夫することで、科学技術を発展させ、ついに世界の経済大国となりました。ところが、外国語に関しては、まじめな国民性をもってしても、歯が立ちませんでした。日本人は、英語発音と聞き取りにおいて苦労します。これは日本人の能力のせいではなく、長い間ある勘違いをしていたことが原因です。ずばり、英語は口というよりも喉で発音するものなのです。日本語で言うと首にあたる部分の喉です。ネイティブの声が、日本語よりも深く、立体的に響くのには、わけがあったのです。
 なぜ喉で発音するとネイティブと同じ発音ができるのでしょうか。理由は単純です。それがネイティブが英語を発音する時にやっていることだからです。さらに、もう1つ理由があります。喉を使うと、どんな音でもうまくまねることができるのです。言語だけでなく、犬の鳴き声や自動車のエンジン音など、喉を使えば、どんな音でもうまくまねすることができます。

ネイティブメソッドと従来の方法はどう違う?
 喉発音を最重要視するネイティブメソッドに、ネイティブ自身を含む多くの人が疑問を持つかもしれません。音によっては唇を少し丸めたり、口を大きく開けることもあるだろうと。しかし、おおげさな口の動きは、人に対して、はっきりと発音を示したいという熱意が、顔に表れているのです。英語学習者に対してだけではなく、また日本語でも英語でも、人が相手にメッセージを強く伝えたい時には、その心が表情として表れます。実際の会話では、ネイティブはほとんど喉でしゃべっています。ネイティブメソッドは、ネイティブどうしが、観察されているとは知らず自然にしゃべっている英語を観察することで誕生した真のメソッドです。逆に、従来のメソッドが参考にしたのは、「観察されているぞ」と意識過剰になっているネイティブのおおげさな英語でした。そのために、観察者の脳が視覚情報に頼ってしまい、「表情」と「音声」の境を勘違いしてしまったのです。
 3ビートは英語圏の小学校で教えられるシラブルの概念と基本的には同じです。ただし、西洋人にとっては、当たり前すぎて、意識もされていないスウィングとフォロースルーを説明します。例えば、体育の先生がマラソンを指導するときに、右足、左足を交互に使いましょうとは言いません。当たり前だからです。西洋人はリラックスさせた喉を、開けたままで喋るので、何も考えなくても、スウィングとフォロースルーが起こります。また西洋言語は全て3ビート言語です。西洋人が他の西洋言語を外国語として学ぶときには、シラブルに関しては、勉強する必要がありません。一方で、口発音であり、2ビート言語である日本語をしゃべる日本人学習者は、根本のレベルから学ぶ必要があります。
 残念ながら、従来のシラブルの説明には、英語音の流動的なつながりを生み出すスウィングとフォロースルーがありませんでした。また従来のアプローチは、シラブルの理解が英語発音と聞き取りに、どれだけ大切かということに気がついていませんでした。
(一部引用終わり)

以上