米はもうミニにたこができたよ、って言いたいのですが・・・
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/694/59dacb738a0bc72858fbaeec6ff567ba.html?fr=RSSが日本国内の報道です。正直、こちらの方が短くまとまっています。
http://www.ft.com/cms/s/0/cbd7fdd2-9e56-11e0-8e61-00144feabdc0.html#ixzz1QGV6cq1E
をざっくり訳します。
(訳はじめ)
国内最大の農業連合の反対の中、日本は米の先物取引を75年近くぶりに再導入するか宙に浮いている。
日本の農水省は来週には、東京穀物商品取引所と関西商品取引所で、最初の二年間の米の先物取引を開始することを許可するかどうか決定する。
この動きは歴史的に重要なものである。日本は、大阪にある堂島の米市場で1730年に世界で初めて先物取引が始まった、先物取引の母国だからである。
米の先物取引の復活は、世界的な基本物資の人気に背を向けてきた2つの取引所にかなりの利益をもたらすかもしれないと思われている。生産調整を通した価格維持のため、先物取引の実施は1939年に停止されている。
関西商品取引所の運営部門にいる鈴木かつお氏によると、米の先物の上場は、価格の透明性と、農家、卸売、販売店が危険を回避する機会の提供に、寄与する、とのことである。筒井信隆農水副大臣は木曜に記者へ「認可に反対する議論を立てるのは難しい」と語った。
だが、日本の強力なJA全中は強く計画に反対している。3月の大地震と津波のもたらした問題と最近の高い商品価格を受け、米の先物取引が投機的になると主張している。
また、米の安定供給のために設計された農業政策を弱めること、地域ごとのブランドの違いに基づいた実際の稲作の政策には実際には合わないこと、も主張している。
関西商品取引所と東京穀物商品取引所はともに先物取引の需要はあると確信している。だが、鈴木氏は、今年初めに発表された新しい顧客を基本物資の取引所に引き込むのを抑える立法が、障害になるかもしれないとしている。
東京穀物商品取引所は、米の先物取引が認められれば、6月には取引を始められるかもしれないと発表している。一方で、一定の歯止めと、過度の値動きを防ぐ制限を含む法律を導入する計画があるとも付け加えている。
日本の米市場は、米輸入の際に政府が課すとても高い関税によって、国内での大きな焦点になっている。農水省によると、一キロ60円から160円の米を日本が輸入する際は、輸出者は341円の関税を払わねばならない。
(訳終わり)
やっぱりこういうのを授業で取り上げるのは、地理や公民を担当されている先生じゃないと二の足三の足を踏まれるのでしょう。ですが、日本のニュースサイトでほとんど取り上げないのに、あちらさんが取り上げてるのはなんででしょうか。お米が小麦やとうもろこしと較べ、商品作物としては弱いから?でしょうか。
米(の市場開放)は、小学生の頃からずっと取り上げられ続けるお勉強の話題ですので、使いやすい話題だとは思うのですが・・・、うーん、農家にとっては、やっぱ学校とかでは扱って欲しくない話題かもしれません。