by admin-snsi-mouse · 公開済み 2023-06-30 · 更新済み 2023-09-04
◎「日本一新運動」の原点―197 日本一新の会・代表 平野 貞夫妙観※本号は、テキスト版、PDF版とも無限拡散をよろしくお願い 申し上げます。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━〇 細川元首相の「佐川急便問題」の真実!
細川元首相は、平成22年(2010年)5月、内閣総理大臣時代の日記を『内訟録』として日本経済新聞社から出版した。この中に「佐川急便問題」について、細川氏自身が見解を述べている。また、対応に当たった関係者の証言、さらに細川連立政権を打倒するため国会での追及を指導した自民党政治家の証言、そして「佐川急便問題」を冷静に観察していた内閣官房の事務担当責任者の証言などが掲載されている。 これらを転載するので、まず、事実関係を理解してもらいたい。
1)細川元首相の見解
(平成6年)3月10日(木) 晴(前段略)代表質問も終わり、本日から衆院予算委が開かるべきところ、佐川問題に関して国会法104条による資料提出要求を巡り、理事会が紛糾、終日空転す。 本件につきては、私人間の金銭の貸借という純粋に私生活上のものにして、犯罪や法令違反を問われるべきものでもなく、政治腐敗や公私混淆、政治家の地位利用による利得などの政治倫理の問題とも無関係の話なり。自民党や共産党は、1億円を政治資金として貰い、返済していないのではないかと主張しているが、政治資金として貰うのにわざわざ手数料を払いて根抵当権(極度額1億円)を設定するが如きことはあり得ぬことにて、その根抵当権も正規の手続きで解除されていることは、返済の証明として充分なり。佐川側の貸付金台帳にても逐次返済が記録され、違法な貸付をしたとして渡辺社長を背任で告訴した現経営陣がすでに返済を証明せしところ(平成6年1月17日付け回答書)にして、なんら疑われる余地なし。その意味でも国会で論ずべき問題にあらず。かかるネガティブ・キャンペーンを許すことは、我が国の健全な議会政治の発展にとりて、誠に由々しきことなり。
2)証言・成田憲彦氏(当時、首相秘書官)総理の佐川問題は、当初は総理の個人事務所が事実の確認や答弁内容の準備をしていて、私と警察庁からの金重凱之秘書官がタッチするようになった頃には、既に説明を大きく変えのは不可能でした。 私はタッチする前、総理に無断で佐川本社に行き、当時の経理担当者に話を聞きましたが、「返してもらっています」と言われました。ただ利息は政治献金にしていたということで、ここだけ総理の答弁と違いました。当時の資料は、佐川急便事件で検察に押収されていましたが、断片的なものやコピーが残っていて、それをコピーさせてもらって帰りました。後に領収書の控えのコピーなどを国会に出したとき、野党議員や識者などが疑問点などをしたり顔で挙げていましたが、本物です。 私はまた総理の議員会館で、会計帳簿を見せてもらいましたが、利息分はちゃんと佐川からの献金として入金処理されていました。あれ程きちんと帳簿処理している自民党議員など、皆無でしょう。私が進言した案は、政治倫理審査会で説明して打ち止めにするというもので、その後自民党議員が多用しました。総理は乗り気でしたが、小沢さんが、総理はそんなところに行くものではないと言って実現しませんでした。 本来は国会が止まるような問題ではなく、社会党の村山委員長も審議に入ればいいと言っていました。武村官房長官は私が「動いてください」と言いに行ったときは、「そうだな」と言っていましたが、まったく動いてくれませんでした。「カネを返したのなら、証明しろ」という理不尽な要求に真面目に付き合ったのがそもそもの間違いで、疑惑などではなく、自社の提携派にうまく使われたというのが問題の本質です。
3)証言・平野貞夫氏(当時、新生党参院議員)佐川急便からの1億円借り入れ問題で、当時、細川さんは「借金はちゃんと返したし、その領収書もある」と悪びれる様子もありませんでした。むしろ私に「検察が佐川急便から押収した帳簿の中に、私か返した記録が残っているはずだ。法務省にかけあって、その記録を国会に提出してもらうよう交渉してくれないか」と頼んできたくらいでした。しかし、法務省は検察が押収した証拠品は出せないとのことでした。実は建前とは別に「大きな声で言えないワケ」があったのです。資料を見られる立場の人から聞いたところ、「確かに細川さんは借入金を返しています。しかし、他にも借りている政治家が与野党にわたってたくさんいるうえに、返済していません」と言う。帳簿を公表すれば連立政権に激震が走り、大問題になるので出すわけにはいかなかったのです。国会の論戦では圧倒的な世論の人気を集める細川政権に太刀打ちができない。危機感を募らせた自民党は、なりふり構わずスキャンダル探しとマスコミへの垂れ流しを続けたわけです。
4)証言・野中広務氏(当時、自民党衆院議員、予算委理事)予算委員会の自民党理事の仲間で徹底的に内閣をつぶそうと申し合わせをし、細川さんの個人的なスキャンダルに重点を置くようになりました。我々がやるということになったら情報も入ってきて、有り難かったですね。情報はそれなりに豊富だったんじゃないですか。情報をキャッチしては問題を追及しました。我々がそこまでやれたのは自民党が第一党だったからです。向こうは7党1会派だけに守りの体制が何もなかった。非常にもろい政権でした。細川さんは気の毒だったと思いました。そういう思いが攻撃しながらもありましたね。佐川の問題は総理が辞任するような話ではありませんでした。細川内閣は結局、自分で倒れた。予算委員会ではない。国民福祉税で倒れたんです。細川つぶしが始まり、社会党が逃げて、連立が壊れていく状態になっていったわけですからね。(後段略)
5)証言・石原信雄氏(当時、官房副長官)佐川急便からの借入金問題は対応を本当に間違ったですよね。あれは、あんな事件になるような話じゃないんですよ、本来は。処理が適切じゃなかったと、頭を下げておけばよかったんですよ。初っぱなから作戦ミスですね。法律問題にならない話なんですよ。頭下げて終わりになったんだ。多少、殿様の意地でね、見栄があったんでしょうね。事柄がそんな悪質な話じゃないんですから。追及していた自民党の野中さんたちもあんなにうまく網に入るとは思わなかったのではないですか。私は傍から見ていて歯がゆかったですよ。やはり内閣、総理を支える立場ですから。もっと事前に色々作戦を相談してくれれば、展開はいくらでもあったなと。細川さんは全然、あの話は我々に話してくれなかったですよ。いや、これはわたくし個人の問題ですからと、一切、言わないんですもの。それも一種の美学だったんでしょうね。非常に私はあれは残念だった。あんな短命に終わる内閣ではなかったのに。
〇 細川首相辞任の背景と真相!
「佐川急便問題」が疑惑問題として取り上げられたのは、平成5年10月の衆議院予算委員会であった。以後、自民・共産がしつこく倒閣を狙い追求してきた。細川首相は「借金はきちんと返したし、その領収書もある」と平然としていた。「検察が佐川急便から押収した帳簿のなかに、私が返済した記録が残っているはずだ。法務省に掛け合って、その記録を国会に提出してもらうよう交渉してくれないか」と、私に要請したくらいだった。 細川連立政権が誕生して5ヵ月目の平成5年12月という時期は、細川政権の存立にとって重大な時期であった。このことが判明したのは、村山自社さ連立政権が成立した平成6年6月から半年後の12月30日に報道されたテレビ朝日の政治報道番組であった。「自社さ政権」をつくることに功績のあった自民党の有力政治家が、「細川連立政権を打倒するため、平成5年12月には自民党と細川政権の中の社会党とさきがけの有力政治家で密約が交わされていた」とビデオで暴露した。番組に出席していた社会党の久保亘書記長が、怒りを露わにし「知らなかった。事実ならこのまま職にとどまることはできない」と、大騒ぎになった。要するに「佐川急便問題」は、予算審議を妨害して細川連立政権を倒閣するため自民党と共産党が利用した問題である。個人の貸借で返済し、何ら政治的にも法的にも問題のないことを、スキャンダルとして捏造したのが真相である。 8党派による細川連立政権がしっかりとまとまっていたなら、細川首相の辞任に至る問題ではなかった。野中広務氏や石原信雄氏の証言どおりである。残念なことは社会党(左派の一部)と新党さきがけという細川連立政権内部の勢力が、自民党と密約して細川政権を倒閣しようとする動きの中で、「佐川急便問題」が政治的に利用されたのである。わが国のデモクラシーの未熟さを例証する不幸な出来事であった。この歴史の真実をしっかりと理解しておくべきである。 (了)
香港 「帝国の時代」 のゲートウェイ久末亮一 著価格 5,700円判型 A5判・上製ページ数 310頁刊行年月日 2012年在庫状況 在庫有り書籍の内容アジア太平洋の100年を集約する ―― 。19世紀半ば以来、中国から東南アジアやアメリカに広がる空間で、ヒト・モノ・カネ・情報の流れを接続・調節する 「場」 であった香港。銀号など華人による金融活動に焦点をあて、一つの経済圏の歴史と、現在にいたる香港の存在理由を、初めて実証的に明らかにした力作。
書籍の目次序 章 ゲートウェイとしての香港 1 本書の視座 2 100年という時間のなかで
第1章 香港ドル決済圏における銀号の役割 ―― 広州-香港間の輸出取引の決済を例に はじめに 1 珠江デルタ流域圏の在来金融 2 19世紀中葉の決済構造 3 香港ドル決済圏の形成 4 香港における銀号の発展 5 銀号による広州-香港間の金融掌握 おわりに
第2章 華僑送金の広域接続関係 ―― シンガポール・香港・珠江デルタを例に はじめに 1 華僑送金の前段階 2 多角的決済関係のなかの華僑送金 3 広東省内への為替送金 おわりに
第3章 香港市場から見た上海向け為替 ―― 20世紀初頭の構造とその動揺 はじめに 1 華南から見た上海向け為替の基本構造 2 香港市場の役割 3 多角的決済関係の動揺のなかで おわりに
第4章 廣東銀行の興亡 ―― 華人資本の銀行業展開とその限界 はじめに 1 創設 ―― 郷党、実業、革命の三角関係 2 発展 ―― 業務の展開と転機 3 破綻 ―― 華人系銀行の限界 おわりに
第5章 日中戦争期の香港における金融的位置の変容 ―― 新興銀号業者 「恒生」、「永隆」 の活動と重ねて はじめに 1 1930年代香港の金融的変容 2 日中戦争のなかでの新興銀号の活躍 3 法幣売買における銀号の役割 4 香港陥落後におけるマカオの一時的再台頭 おわりに
終 章 香港という存在 1 歴史の彼方に消え去った経済圏 2 「つながり」 と 「流れ」 の生み出す空間の中心 3 戦後における秩序変容のなかの香港 4 ふたたび中国と世界の間で ―― 中国の台頭という構造変化のなかで 5 香港の将来
補論1 銀号の経営構造についての考察 はじめに 1 銀号の区分と業務 2 銀号の資本構造 ―― 「瑞吉銀號」 と 「永隆銀號」 を例に 3 銀号の管理構造 4 銀号の伝統式帳簿に見る経営の諸相 ―― 「恒生銀號」 の年結を例に 5 銀号業界の社会的位置 ―― 「聯安堂」 への考察から おわりに
補論2 金銀業貿易場の形成と発展 はじめに 1 金銀業貿易場の形成 2 金銀業貿易場の取引事例 ―― ダブル・イーグル取引を例に おわりにhttp://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0709-2.html
2013年12月28日社説の一部転載http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-217223-storytopic-11.html琉球新報社説「 即刻辞職し信を問え 民意に背く歴史的汚点」******************************仲井真知事が、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた政府の埋め立て申請を承認した。「県外移設」公約の事実上の撤回だ。大多数の県民の意思に反する歴史的汚点というべき政治決断であり、断じて容認できない。
知事は、2010年知事選で掲げた「県外移設」公約の撤回ではないかとの記者団の質問に対し「公約を変えたつもりはない」と述べた。しかし、どう考えても知事の説明は詭弁だ。政府も当然、知事判断を辺野古移設へのゴーサインと受け止めるだろう。知事は責任を自覚して即刻辞職し、選挙で県民に信を問い直すべきだ。
見苦しい猿芝居
知事の声明は法律の適合性についての根拠が曖昧なほか、安倍政権の基地負担軽減策を恣意的に評価しており、詐欺的だと断じざるを得ない。
安倍政権の沖縄に対する思いを「かつてのどの内閣にも増して強い」と評価した。政権与党が自民党の県関係国会議員や県連に圧力をかけ「県外移設」公約を強引に撤回させたことなどまるで忘却したかのようだ。知事の政権評価は、県民の共感は到底得られまい。
首相が示した基地負担軽減策で、普天間飛行場の5年以内の運用停止は「認識を共有」との口約束であり、日米地位協定は抜本改定ではなく新たな特別協定締結に向けた「交渉開始」と述べただけだ。
米海兵隊輸送機MV22オスプレイについても、訓練の移転にすぎず沖縄への24機の常駐配備に何ら変化はない。要するに負担軽減の核心部分は、実質「ゼロ回答」なのだ。辺野古移設反対の県民意思を顧みない知事判断は、県民の尊厳を著しく傷つけるものだ。
日米両国が喧伝する自由・民主主義・基本的人権の尊重という普遍的価値の沖縄への適用を、知事自ら取り下げるかのような判断は、屈辱的だ。日米の二重基準の欺まん性を指摘し「沖縄にも民主主主義を適用せよ」と言うのが筋だ。
知事の埋め立て承認判断は、基地問題と振興策を取引したこと一つを取っても、国内外にメディアを通じて「沖縄は心をカネで売り渡す」との誤ったメッセージを発信したに等しく、極めて罪深い。
辺野古移設で取引するのは筋違いだ。振興策も基地負担軽減も本来、国の当然の責務だ。その過大評価は県民からすれば見苦しい“猿芝居”を見せられるようなものだ。
再び「捨て石」に
知事は25日の安倍首相との会談の際、「基地問題は日本全体の安全保障に役立ち、寄与しているという気持ちを持っている。われわれは今(政権の)応援団。ありがとうございます」とも述べた。
強烈な違和感を禁じ得ない。沖縄戦でおびただしい数の犠牲者を出した沖縄の知事が悲惨な歴史を忘却し、軍事偏重の安全保障政策に無批判なまま、沖縄の軍事要塞(ようさい)化を是認したに等しい妄言である。今を生きる県民だけでなく、無念の死を遂げた戦没者、沖縄の次世代をも冒涜(ぼうとく)する歴史的犯罪と言えよう。
知事の言う「応援団」の意味が、軍事を突出させる安倍政権の「積極的平和主義」へ同調し「軍事の要石」の役割を担う意思表明であるならば看過できない。沖縄戦で本土防衛の「捨て石」にされた県民が、再び「捨て石」になる道を知事が容認することは許されない。
知事の使命は、県民の生命、財産、生活環境を全力で守り抜くことであるはずだ。知事は県民を足蹴(あしげ)にし、県民分断を狙う日米の植民地的政策のお先棒を担いではならない。
県民大会実行委員会や県議会、県下41市町村の首長、議長ら県民代表が「建白書」として首相に突きつけたオール沖縄の意思は、普天間飛行場の閉鎖・撤去と県外移設推進、オスプレイ配備の中止だ。県民を裏切った知事の辞職は免れない。→動画 仲井真知事 辺野古埋め立て承認記者会見
だから、改憲するべきである 改憲か?護憲か?
岩田 温(著)
まえがき
今こそ、憲法を改正すべきです。 憲法を改正すべき理由は大きく言って二つあります。 一つめの理由は、その制定過程が極めていかがわしいものだからです。 (中略) 二つめの理由は、現行憲法では対応のできない新しい出来事が次々と生じてい るからです。 (中略)
目次
序章 憲法とはなにか?
第一章 日本国憲法はアメリカに押し付けられたものなのか?
第二章 憲法第九条を考える
第三章 なぜ、これまでに憲法改正が進まなかったのか?
第四章 どのように憲法を変えていくべきなのか?
平成25年12月27日第一刷
発行所 (株)彩図社
ISBN978-4-88392-961-0C0032 定価1000円+税
◎橋爪大三郎先生×副島隆彦先生 対談&サイン会 ~小室直樹のアカデミズム~http://www.yaesu-book.co.jp/events/talk/1878/日時:2013年10月24日 (木) 18:30~20:30 (開場18:00)会場:八重洲ブックセンター本店 8F ギャラリー料金:無料定員:80名様(申し込み先着順)申込方法:1階サービスカウンターにてお申し込みください。お電話によるお申し込み(電話番号03-3281-8201)も承ります。
内容:膨大な知識を駆使して学際的に近代社会を論じた天才であり、多くの人に惜しまれつつ2010年9月に亡くなった社会科学者・小室直樹博士。その学問と思想の根底にあったものとは。そして現代を生きる我々は小室博士から何を引き継ぐべきなのか。多方面で活躍する伝説の小室ゼミナール出身者の2人が、ゼミ時代の思い出を振り返りながら語り合う。※対談終了後(20:00)にサイン会を実施予定です。
説得する文章力 (ベスト新書) [新書]副島 隆彦 (著) 価格: ¥ 840商品の説明内容紹介百学の評論家・副島隆彦が、読み手を説得するための文章術を初めて公開する。人がお金を払ってまでも読んでくれる文章の要諦とは何か。説得力のある文章を書くための20カ条はこれだ! 最初の一文で魅きつける / 繰り返し主語を書く / 情報を一文に詰め込まない / 情報は段階的に付加してゆく / 判断語を短く書く / すべてを断定する。逃げない! / 指示形容詞「この」「あの」を繰り返す / 「これから大切なことを書く」と宣言する / 冗長性も必要 / 接続詞は「そして」と「しかし」と「だから」しか使わない / 推敲・彫琢が一番大事 / 翻訳文体をわざと使う / 突然、正直な感想を吐露する / 読者や特定の人物に呼びかける / 繰り返しの技術 / 畳みかけの技術 / 引用の技術 / オノマトペの効用 / ルビの効用/誰も言いたがらない「本当の真実」をズバリ書く論文・レポートの書き方に悩む学生から、説得力のある企画書を書きたいビジネスマン、さらに文章を書いて食べていきたい全ての人に役立つヒント満載!出版社からのコメント【カバーの折り返し】 物書き人生30年の集大成この本で紹介する「説得の技術」を、私は自分の物書き人生30年の中で、追い詰められ切羽詰まった状況で、やむにやまれず習得し体得した。決して余裕のある、気取りの中から生まれた文体ではない。「こうでも書かなければ一体どうやって読み手(読者)に私の言いたいことを分かってもらえるというのか」という切実に、追い込まれた執筆環境(締め切り日の恐怖もある)で必死に書いてきた。その揚句として生み出された文体である。キレイでも上品でもない。ガサガサとした武骨な文である。流麗で華美で優雅な文章づくりなど、私の場合は追い求めようにも、そんな生活の余裕(人生時間の余裕)などなかった。(本文より)登録情報新書: 184ページ出版社: ベストセラーズ (2013/11/9)言語 日本語ISBN-10: 458412423XISBN-13: 978-4584124239発売日: 2013/11/9目次 第1章 説得力のある文章を書くための20カ条1 最初の一文で魅きつける2 繰り返し主語を書く3 情報を一文に詰め込まない = 文章は短文に切って連ねて書く4 情報は段階的に付加してゆく5 判断語を短く書く6 すべてを断定する。逃げない! 7 指示形容詞「この」「あの」を繰り返す8「これから大切なことを書く」と宣言する9 冗長性も必要10 接続詞は「そして」と「しかし」と「だから」しか使わない11 推敲・彫琢が一番大事12 翻訳文体をわざと使う13 突然、正直な感想を吐露する14 読者や特定の人物に呼びかける15 繰り返しの技術16 畳みかけの技術17 引用の技術18 オノマトペの効用19 ルビの効用20 誰も言いたがらない「本当の真実」をズバリ書く
第2章 やってはいけない書き方10カ条1 主語を省かない2 あいまい表現を使わない3「という」を極力使わない4「あまり」(程度の副詞)は使わない5「もの」(抽象名詞)を使わない6「…は…なのです」は最低の文体7 抽象度が高すぎる文8 バカな学者が使う最悪な表現「……ではある」9「言うまでもない」は使わない10「……ならば」の仮定表現を多用するな
第3章 書く材料をどう取り扱うか実感で分かることで人を説得する「縫い合わせ」の大切さ「幹+枝葉」写真も重要であるいわゆる「ライター文体」について村上春樹の文体について(以上Amazon.co.jp より)
腰痛は<怒り>である 普及版 [単行本]長谷川 淳史 (著)価格: ¥ 1,365 商品説明 急に腰痛を覚えたらどうするか?まず、尿はでるか、便失禁はないかを確認。症状があれば直ちに整形外科か外科にかかる。しかし、そうでなければアプローチを変えてみよう。「TMS理論」の登場である。TMSとは「Tension Myositis Syndrome」(緊張性筋炎症候群)の略称で、ニューヨーク大学医学部のジョン・サーノ教授が発見した、肩こり・腰痛などの筋骨格系疾患を、心理的緊張を解くことによって治療しようという方法だ。 痛みと心の状態の間には、実は密接な関係がある。人間の体にはストレスや不快な感情を抑制しようとする「防衛機制」という働きがある。心の安定を保ち、精神的破局を避けるための意識的・無意識的な働き、心の安全装置だ。この防衛機制が、意識を他に向けさせるため、痛みを作り出すのである。不安、心配、恐怖、悲しみ、抑うつ、後悔、自責の念、罪悪感、なかでも「怒り」は無意識のうちに抑圧されてしまうことが多い。なぜなら怒りは社会的に敵視された感情だからだ。怒るからには原因がある。けれど、怒りを見せて、良いことがあるだろうか。怒ってばかりいる人の社会的評価はたいてい低い。
さて、腰痛が起きたらどうするか?痛みはこの際、無視。心の中の怒りを探し出すことだ。最近のできごとを振り返り、職場か家庭でストレスになったことはないか、緊張したことはないか、腹を立てたことはないかをじっくり考えてみよう。怒りを自覚さえできれば、痛みの出番はもうない。(家永光恵) –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
内容紹介腰痛は不快な感情との直面を避けるために生じる心身症である,とのTMS理論をわかりやすく解説したベストセラー。本を読んで理解すること自体が治癒をもたらします。著者からのコメント普及版に寄せて わたしは1999年に、サーノの著書『Healing Back Pain』を『サーノ博士のヒーリング・バックペイン』として出版し、日本に初めてTMS理論を紹介することができた。続いて2000年には、本書『腰痛は<怒り>である』を上梓する幸運にも恵まれた。 この二冊の反響はわたしの予想をはるかに上回るものとなった。読者からは感謝のお便りが殺到し、一日に100通以上の電子メールが届くようになり、各マスコミも大きく取り上げてくれた。特に本書については「腰痛持ちのバイブル」と評してくれる人さえ現れ、韓国と台湾でも翻訳出版されることになった。
とりわけ予想外だったのは、現代医学の医師たちの反応である。整形外科医はもとより、心療内科医、精神科医、外科医、脳外科医、麻酔科医の方々から心強い賛辞をいただいたことである。
最近の医学界は、わたしが考えている以上に変化を遂げているようである。とりわけ重要なのが、EBM(Evidence Based Medicine)すなわち「根拠に基づく医療」という概念の登場で、近ごろ発表される医学論文は、従来の治療法に疑問を呈する内容のものが多いだけでなく、TMS理論を裏づける証拠が次々と現れてきている。TMS理論にとっては、まさに追い風が吹き始めていると考えてよいだろう。
だからといって、医学界ばかりに目を向けているわけにはいかない。TMS治療プログラムを知ってもらいたいのは、なんといっても腰痛に苦しむ何百万、何千万という人々である。本書が普及版として生まれ変わったのは、TMS理論の存在をより幅広く知ってもらうだけでなく、実際にひとりでも多くの慢性疼痛患者を救いたいからである。
本書を手にしたすべての読者が、一日も早く回復することを心から祈念している。
出版社からのコメント読んで治す! 画期的腰痛治療本。腰痛などの痛みは不快な感情との直面を回避するために心が生み出したものだ、とするサーノ博士のTMS理論。博士はこの理論に基づいて数十万人の患者を手も触れずに完治させ、99年夏、全米マスコミで話題となりました。本書は、腰痛概念にコペルニクス的転回をもたらしたTMS理論にさらに磨きをかけた「読む薬」です。腰痛にまつわる「神話」をはぎ取り、医学界の秘密を白日の下にさらすとともに、TMS治療プログラムの最新テクニックを懇切丁寧に解説しています。腰痛患者ならびに医療関係者必読。ご自身も腰痛に苦しまれた経験をもつ推理作家の夏樹静子さん、代替医療の普及に励んでおられる翻訳家の上野圭一さんも推薦の1冊。 –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。内容(「BOOK」データベースより)アメリカで30万人以上の腰痛患者を、指1本ふれずに完治させたサーノ博士の革命的腰痛理論“TMS”を、Q&A形式でわかりやすく解説。 –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。内容(「MARC」データベースより)アメリカで30万人以上の腰痛患者を、指一本触れずに完治させたサーノ博士の革命的腰痛理論「TMS」を、Q&A形式で分かりやすく解説する。腰痛で悩んでいる人のための一冊。2000年刊の普及版。レビュー読んで治す! 画期的腰痛治療本。腰痛などの痛みは不快な感情との直面を回避するために心が生み出したものだ、とするサーノ博士のTMS理論。博士はこの理論に基づいて数十万人の患者を手も触れずに完治させ、99年夏、全米マスコミで話題となりました。本書は、腰痛概念にコペルニクス的転回をもたらしたTMS理論にさらに磨きをかけた「読む薬」です。腰痛にまつわる「神話」をはぎ取り、医学界の秘密を白日の下にさらすとともに、TMS治療プログラムの最新テクニックを懇切丁寧に解説しています。腰痛患者ならびに医療関係者必読。ご自身も腰痛に苦しまれた経験をもつ推理作家の夏樹静子さん、代替医療の普及に励んでおられる翻訳家の上野圭一さんも推薦の1冊。 –出版社からのコメント抜粋はじめにより:慢性の腰痛や坐骨神経痛に苦しんでいる方、何度も痛みの再発を繰り返している方、あるいはありとあらゆる治療法を試したあげく、もうほとんどあきらめかけている方に、わたしはこういいたいのです。「まだあきらめないでください。もう一度だけ試してほしい治療法がここにあります」。どうかこの本を参考にしてみてください。そして、あなたの腰に何が起こるかみてみませんか?アメリカではこの方法によって、少なく見積もっても30万人以上の人が腰痛から解放されています。これは刺激的でワクワクするような実験です。しかも、失敗しても失うのは読書に費やした時間とエネルギーだけです。ぜひあなた自身の身体でこの実験の効果を確かめてください。この「薬」を読んだあと、腰に何が起こるかみてみましょう。きっと驚かれるはずです。 –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。著者について長谷川 淳史 はせがわ じゅんし 1960年北海道生まれ。TMSジャパン代表。EBM(根拠に基づく医療)に則した教育プログラム「TMSジャパン・メソッド」を開発し、慢性腰痛患者や医療関係者、企業を対象に講演などを行なっている。著書に『腰痛は〈怒り〉である』『腰痛は〈怒り〉である・CD付』(共に春秋社)、『腰痛は終わる!』(WAVE出版)、監訳書に『サーノ博士のヒーリング・バックペイン』『心はなぜ腰痛を選ぶのか』『TAOのセラピー』、共訳書に『代替医療ガイドブック』(共に春秋社)がある。登録情報単行本: 228ページ出版社: 春秋社; 普及版 (2002/3/9)発売日: 2002/3/9目次 腰痛は増えている第1部 腰痛神話(何が原因なのか?従来の治療は効くのか?)第2部 腰痛概念の革命(腰痛は怒りである―サーノ博士のTMS理論治療の実際―TMS治療プログラム疑問に答える)
「腰痛」は終わる! – 「世界の診療ガイドライン」に基づく最新の腰痛治療 [単行本]長谷川 淳史 (著)価格: ¥ 1,470 著者からのコメント【推薦】 この本、スゴイ! こんなこと書いちゃって……知りませんよ! ホントに。日本で初めての本デス。とても優れたイイ本であります。お読みになられてください。 井狩春男(エッセイスト) 腰痛疾患に対するもっとも有効な治療法は何か。それは治療手段そのものではなく、治療者と患者の双方に意識改革を起こすことです。
1991年、医学界にEBM(Evidence-Based Medicine)という概念が誕生しました。カナダのゴードン・ガイアットが初めて提唱した概念で、「現時点でもっとも信頼のおける科学的根拠に基づいて診療する」という意味です。
このEBMが医学界に導入されて以来、世界各国でさまざまな診療ガイドラインが作成されるようになりました。もちろん腰痛疾患も例外ではありません。1994年にはアメリカが、1998年と2001年にはイギリスがそれぞれ「腰痛診療ガイドライン」を発表しています。
現代医学の革命ともいえるこの歴史的なプロセスの中で判明したのは、ほとんどの腰痛疾患は物理的・構造的・生物学的損傷ではない。そしてその症状の回復には、安静の排除と不安や恐怖心の除去が重要だという事実です。
つまり、従来の古典的な腰痛対策とはちがった正しい情報、すなわちEBMから導かれた科学的事実を患者に伝え、腰痛に対する考え方を変化させるのが最善の腰痛対策だということが判明したのです。
このように、EBMの導入によって腰痛概念が「生物学的損傷」から「生物・心理・社会的疼痛症候群」へと大きく変化し、さらにはEBM(サイエンス)とNBM(アート)を統合させようという動きも始まっています。医学界は今、かつて経験したことのない転換期を迎えているのです。
この本がひとりでも多くの方々の手元に届き、腰痛に対する国民の意識改革が進むことを切に願っています。それがとりもなおさず、症状の回復を早め、再発率を下げ、医療費の削減につながり、ひいては“国民の利益”になると信じているからです。
内容(「BOOK」データベースより)「安静」も、「牽引」も、「注射」も、「薬」も「コルセット」も、「体操」も、「手術」も、ガンの痛みを和らげる「モルヒネ」さえも、腰痛には効かない…。これが、21世紀の最新治療だ。商品の説明をすべて表示する登録情報単行本: 223ページ出版社: WAVE出版 (2004/9/20)言語 日本語ISBN-10: 4872902009ISBN-13: 978-4872902006発売日: 2004/9/20商品パッケージの寸法: 18.6 x 13 x 1.8 cm目次 第1章 痛みを増幅させる腰痛の常識(医学界は腰痛の原因をいまだ解明していないエビデンスレベルとは何か老化と腰痛は無関係 ほか)第2章 痛みを解消できないいまの治療法(人はなぜ治るのかベッドでの安静は危険薬はどこまで有効か ほか)第3章 あなたを苦しめ続けた腰痛が治る(EBMの有効性が実証されたノーシーボの脅威正しい情報こそ回復のきめて ほか)
腰痛ガイドブック 根拠に基づく治療戦略(CD付) [単行本(ソフトカバー)]長谷川 淳史 (著), 田中 敦子(CDナレーション) (著)価格: ¥ 1,575 内容紹介NHKスペシャル「病の起源」を皮切りに、マスメディアで大きく扱われるようになった“新たなる腰痛概念”。腰痛の謎はどこまで解明されたのか? 現時点で最善の腰痛対策とは? EBM(根拠に基づく医療) の土台となる世界の腰痛診療ガイドラインが推奨する7つの治療戦略を、2000年刊行の大ベストセラー『腰痛は〈怒り〉である』の著者がわかりやすく解説した渾身の一冊。今や絶大な人気を誇る声優の田中敦子さんをナレーターに起用し、あなたの回復を強力にバックアップするサポートCD付き。
世の中には、腰痛の治療法が数え切れないほどあります。たしかに治療も大切かもしれません。ごく稀にですが、手術を躊躇すべきでない場合もあります。しかしそれ以上に大切なのは、新しくなった腰痛概念をよく理解し、腰痛にまつわる時代遅れの常識を捨て去り、腰痛に対して抱いている態度と信念を改めることなのです。本書の目的はそこにあります。これから世界の腰痛診療ガイドラインの勧告を基に、腰痛を解決するためにあなたができること、そしてやってはいけないことを紹介します。それを把握したうえで、あなた自身がどの道を選ぶかを判断してください。現時点では、これがもっとも安全かつ費用対効果の高い腰痛対策だと考えられます。(「はじめに」より)内容(「BOOK」データベースより)世界の腰痛ガイドラインが推奨する新しい7つの戦略で突破口を開く。すべての鍵を握るのは腰痛にまつわる“真の知識”。腰痛神話の終焉!あなたを強力にバックアップするサポートCD付き。著者について【著者紹介】長谷川淳史(はせがわ・じゅんし)1960年北海道生まれ。TMSジャパン代表。EBM(根拠に基づく医療)に則した教育プログラム「TMSジャパン・メソッド」を開発し、慢性腰痛患者や医療関係者、企業を対象に講演などを行なっている。著書に『腰痛は〈怒り〉である』『腰痛は〈怒り〉である・CD付』(共に春秋社)、『腰痛は終わる!』(WAVE出版)、監訳書に『サーノ博士のヒーリング・バックペイン』『心はなぜ腰痛を選ぶのか』『TAOのセラピー』、共訳書に『代替医療ガイドブック』(共に春秋社)がある。登録情報単行本(ソフトカバー): 160ページ出版社: 春秋社 (2009/6/26)商品パッケージの寸法: 18.8 x 13.4 x 2.2 cm[目次]はじめに第1章 神話の崩壊――腰痛は人類の宿命か第2章 姿なき犯人――画像検査の価値を問う第3章 トリアージ――治療の優先順位とは第4章 危険因子――何が腰痛を引き起こすのか第5章 新たなる戦略――最先端の腰痛対策とは第6章 ターニングポイント――あなたはどの道を選ぶのかおわりに参考文献
金融立国イギリスの中心地・シティがウォール街に対抗できる理由[橘玲の世界投資見聞録]http://diamond.jp/articles/-/43490
バチカン市国「神の資金」を扱う闇の男たち -前編-[橘玲の世界投資見聞録]http://diamond.jp/articles/-/43894
2016年までタックスヘイヴンへの逆風は続く[橘玲の世界投資見聞録]http://diamond.jp/articles/-/43149
『吉本隆明全集』内容見本の配布開始!
http://www.shobunsha.co.jp/?p=2952
▲書影クリックで電子ブックを閲覧できます。
〔内容〕刊行にあたって/ご挨拶/推薦のことば/全巻内容/略年譜
問い合わせ先:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-11 (株)晶文社TEL:03-3518-4940 FAX:03-3518-4944URL:http://www.shobunsha.co.jp
小室直樹の世界―社会科学の復興をめざして価格: ¥ 2,625内容紹介多くの人々に惜しまれつつ、2010年9月に亡くなった社会科学者・小室直樹博士。政治学者、社会学者として、学際的な活躍をされた博士の業績を、小室博士の教えを受けた社会学者らが振りかえる。第I部は、学者小室直樹の実像をまとめながら、著作からその業績を振り返る。第II部は、2011年3月6日に東京工業大学で行なわれた、小室直樹博士記念シンポジウムを完全採録。第III部は、小室博士の仕事をめぐる対談。宮台真司氏、副島隆彦氏、大澤真幸氏を橋爪大三郎氏がインタヴューする。併せて、小室直樹博士著作目録、小室直樹博士略年譜を付録として収める。内容(「BOOK」データベースより)伝説の小室ゼミの出身者たちが語るそのアカデミズムの真髄とは。小室直樹博士著作目録・略年譜に加え、2011年3月に行なわれた記念シンポジウムを完全採録。登録情報 単行本: 544ページ 出版社: ミネルヴァ書房 (2013/10/25) 言語 日本語 ISBN-10: 4623067033 ISBN-13: 978-4623067039 発売日: 2013/10/25目次まえがき第I部 社会科学者・小室直樹博士第一章 小室直樹博士の学問と業績 橋爪大三郎第二章 小室直樹博士の著作 橋爪大三郎第II部 小室直樹博士記念シンポジウム――社会科学の復興をめざして第三章 小室博士の学問世界――シンポジウム第I部・理論編司会・宮台真司 報告者・橋爪大三郎、盛山和夫、志田基与師、今田高俊、山田昌弘、大澤真幸、伊藤真追加コメント1 小室さんの理論プロジェクトについて 盛山和夫2 小室直樹と数理社会学 今田高俊3 時代とシンクロしつつそこから溢れ出る学者 大澤真幸第四章 小室博士と現実政治――シンポジウム第II部・実践編司会・橋爪大三郎 報告者・宮台真司、副島隆彦、渡部恒三 討論者・関口慶太、村上篤直第III部 対論 小室直樹博士を語る第五章 小室直樹と吉本隆明 副島隆彦・橋爪大三郎第六章 小室直樹博士と同時代 宮台真司・橋爪大三郎第七章 小室直樹博士と社会学 大澤真幸・橋爪大三郎第八章 対論を終えて1 小室先生に習ったこと 副島隆彦2 小室理論の限界は小室的方法でしか越えられない 宮台真司3 社会科学的な知の複数のレイヤー 大澤真幸あとがき小室直樹博士著作目録/略年譜索 引
孫崎享のつぶやき小沢事件は日本の民主主義への挑戦だった。検察・マスコミ、無罪判決でも攻勢。何故だ?2013-10-01 07:3930日『20人の識者がみた「小沢事件」の真実』の執筆者が集まる会があった。小沢氏自身もでた。
この本には私は執筆に関与しなかったが「孫崎享氏推薦、政治的陰謀としての小沢問題を、ここまで多角的に検証した本は初めてだ!」と帯を書いた縁で参加した。
私はこの本を契機に日本国民は今一度小沢問題を考えるべきである。
これだけ日本の民主主義の危機を体現している問題はない。
鳥越氏が述べていることが最大のポイントでないか。
「通常であれば、選挙が近ずいている場合には、野党の党首であった小沢さんの事件に手を付けることは検察側が政治的な介入をすることにもあたるため、過去にはできるだけ避けてきた歴史がある。検察にはそこまでしてやらなければならない何かがあったということだろう。
結局東京地検は小沢事件を闇献金事件として起訴できなかったし、検察審査会による強制起訴でも小….http://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar357069
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2013衆議院選「ネット選挙を斬る!」http://www.youtube.com/watch?v=hv3DAP4eGLU
「選挙・投票前に考えること」 中田安彦氏との対談 前編 http://www.youtube.com/watch?v=-ygdQ5js__Y
「選挙・投票前に考えること」 中田安彦氏との対談 後編 http://www.youtube.com/watch?v=5aFYUaZXr1Y
CSISの日本再占領計画 http://www.youtube.com/watch?v=5d4-iXNNlZ0
【おまけ】アルルの女http://www.youtube.com/watch?v=nUXCHFE9bys
カスバの女http://www.youtube.com/watch?v=PMzr49s7xTQ
20人の識者がみた「小沢事件」の真実―捜査権力とメディアの共犯関係を問う! [単行本]鳥越 俊太郎 (編集), 木村 朗 (編集)価格: ¥ 1,680 内容政治的謀略としての小沢問題を多角的に検証。国策捜査の被害者、法曹関係者、国会議員、ジャーナリストら20人の論者が真相を暴く!著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)鳥越/俊太郎1940年3月生まれ。福岡県出身。毎日新聞大阪本社社会部、東京本社社会部、テヘラン特派員、『サンデー毎日』編集長を経て、同社を退職後、1989年より活動の場をテレビに移す。現在、“ニュースの職人”として、さまざまな番組のキャスターやコメンテーターとして活躍中。2005年の大腸がん発覚以来、がん患者やその家族を対象とした講演活動も積極的に行っている木村/朗鹿児島大学教員、平和学専攻。1954年8月生まれ。北九州市小倉出身。現在川内原発差し止め訴訟原告団副団長を兼任。平和問題ゼミナールを主宰単行本: 350ページ出版社: 日本文芸社 (2013/08)ISBN-10: 4537260521ISBN-13: 978-4537260526発売日: 2013/08 目次序章 かくして検察の「政治的陰謀」は達成された(鳥越俊太郎)第1章 被害者たちが証言する「国策捜査」の実態(検察が潰れる「最大の弱み」を告発(三井環)「暴力組織」に成り下がった検察、「既得権益」にしがみつくメディア(仙波敏郎)権力とメディアの暴走を許さない(鈴木宗男)原子力帝国・全体主義国家に変貌する日本(佐藤栄佐久)日本の民主主義のため最後まで闘う(石川知裕)小沢裁判事件の評価と主権者がとるべき行動(植草一秀))第2章 民主主義の危機、「検察」の暴走を検証する(陸山会事件における検察の暴走とメディア(郷原信郎)法務・検察官僚に組織としての正義はあるか?(川内博史)政治的冤罪事件「小沢ケース」の奇々怪々(有田芳生)検察の暴走と「指揮権発動」の真相(小川敏夫)検察の暴走・司法の崩壊に、市民に何ができるか(八木啓代)暴走検察の背後にある刑事司法の巨大な歪み(青木理))第3章 なぜ、大メディアは「検察」の暴走に加担したのか(革命的改革を阻止した官僚と、それに手を貸したマスコミ(高野孟)「アンチ小沢という空気」の正体(二木啓孝)「週刊朝日」と大手メディアの違いはどこから生じたのか(山口一臣)民主統制なき刑事司法に、メディアが最後の砦となれないことの悲劇(神保哲生)小沢事件をメディアはどう報じてきたか(浅野健一)官僚機構の一部と化したメディアの罪(マーティン・ファクラー))終章 権力の暴走とメディアの加担―小沢問題の意味を問う(木村朗)
http://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar317850孫崎享のつぶやき小沢事件の核心は検察による「クーデター」+マスコミの加担でなかったか2013-08-17 06:59
ニューヨーク・タイムズ東京支局長マーティン・ファクラーの物だ。米国ジャーナリストの中でも、急速に評価が高まってきている。
米国のピューリッツァー賞は、新聞等の印刷報道、文学、作曲に与えられる米国で最も権威ある賞です。ここに「国際報道」の分野があります。2012年マーティン・ファクラーは福島原発についての日本のメディアの報道のいい加減さを糾弾して、「国際報道」で最終選考の最後の3名に残った。
マーティン・ファクラーの論評は『20人の識者がみた「小沢事件」の真実』に掲載された「官僚機構の一部と化したメディアの罪」を寄稿した。その一部である。
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・2009年夏の政権交代前からこれまで、日本では、小沢一郎さんに対して、人格攻撃ともいうべきひどい報道が、ずっと繰り返されてきた。
・小沢さんは、逮捕も起訴もされていない。それなのに、「小沢はこんな悪い人間だ」「あんな悪いことをやった」などと。有罪が確定であるかのように報道されていたし、今なおその影響は大きい。
・2009年春西松建設事件の捜査が波及し、同年3月3日、小沢さんの公設第一秘書が逮捕された。当時は、自公政権が弱体化し、日本政治そのものが麻痺していて、次期総選挙で民主党の政権奪取の可能性が非常に高まっていた。
55年体制以来、長く一党支配が続いた日本で、初めて野党が、一政党で与党になれる可能性が高くなり、日本の民主主主義にとって非常に大事な時期だった。
・一方で、喜朗元総理や二階俊博自民党総務会長代行ら、自民党の大物政治家などが西松建設から献金を受けていた。
・その中で、何故このタイミングで、政権交代前夜、野党第一党の民主党の代表だけがいきなり標的になったのか、私は非常な違和感を持った。が、当時は、日本のメディアは、ほとんどだれもそんな問題意識を持っていなかった。
・小沢さんへの捜査は西松建設問題でスタートし、それに合わせて全メディアからの小沢バッシングが始まった。その後、第2ラウンドの陸山会事件と続くが、小沢さんは、それでも逮捕も起訴もされなかった。しかし、検察審査会の二度の起訴相当議決によって強制基礎をされてしまう。
・日本のメディアは、どうしてこの事件がそのタイミングで起きるのか、東京地検特捜部はどんな目的をもっているのか、小沢事件から一歩引いて全体を俯瞰してみようとはしなかった。
・検察は、チャレンジャーを潰し、現状を維持して体制を守る仕組みとして働いている。メディアは、そうした社会における検察の仕組みを保管する役目を果たしていると思う。
IWJ Independent Web Journal より13/07/31 「日本の若者がアメリカの鉄砲玉になるなんて、僕は耐えられませんよ!」 ~岩上安身による山中恒氏インタビュー
14歳で敗戦を迎えた「軍国少年」だったという山中恒氏。1974年に刊行された『ボクラ少国民』をはじめ、戦争をテーマとする児童文学を数多く執筆。他にも、『書かれなかった戦争論』、『新聞は戦争を美化せよ! 戦時国家情報機構史』、『アジア・太平洋戦争史』、『戦争ができなかった日本ーー総力戦体制の内側』など、膨大な同時代資料にもとづいた戦史研究書を上梓している。
山中氏は岩上安身のインタビューのなかで、憲法改正、「敵基地攻撃論」を盛り込んだ防衛大綱の改定、国防軍の創設など、右傾化が進む安倍政権を痛烈に批判。「戦場と戦争は違います」と語り、ナショナリズムの一時的な高揚を背景に戦争を始めかねない安倍政権の姿勢に懸念を示した。
戦争ができなかった日本――総力戦体制の内側 (角川oneテーマ21) [新書]山中 恒 (著)価格: ¥ 740 商品の説明内容紹介戦争をすることで国民の暮らしがどれほど影響を受けるのか、悲惨な事態になるのか。長年戦時史研究を続ける著者が、コレクションである膨大な戦時史資料をもとに、戦争のバカバカしさを激白!内容(「BOOK」データベースより)戦争は冷酷でばかげたビジネス。戦争をするには莫大な費用がかかる。戦争をやることがいかに異常な事態であるか経済の面から戦争を語りつくした新しい戦時史。商品の説明をすべて表示する登録情報 新書: 212ページ 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009/8/10) ISBN-10: 4047102016 ISBN-13: 978-4047102019 発売日: 2009/8/10目次はじめに第一章 戦争で儲けよう1.戦争とは?/2.第一次世界大戦と日本/3.満州事変/4.満州国は役立たず第二章 戦費とは何か?5.国防国家建設資金/6.戦争と為替「一志二片」の堅持/7.戦費とは何か?/8.総力戦体制と言論統制/9.輸出入品等に関する臨時措置に関する法律/10.軍需工業動員法第三章 生産力が戦争の勝敗を決する11.原棉飢饉/12.国家総動員法/13.労働力不足/14.戦争のための厚生省第四章 戦争のメンタリティ15.総力戦用国民学校/16.日の丸を強要した国民精神総動員/17.戦争と失業/18.なぜ英米を敵にまわしたか?/19.日中通貨戦・円元たらい回し/20.太平洋戦争序曲・天津租界問題第五章 資源がない、物がない21.電力・石炭不足/22.価格等統制令と物不足/23.貿易省・日米通商航海条約破棄第六章 軍需バブルはじける24..日独伊三国同盟/25.対日資産連結/26.戦争と国民貯蓄/27.戦争は中小企業を切り捨てる第七章 勝てるはずのなかった戦争28.重要産業団体令と統制会/29.軍需省と航空機生産あとがき
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-2098.html より
私は今までブログを書くにあたり、ネットを中心に情報を集め、自分なりに分析して書いてきたつもりである。今回の斉藤まさし氏に対する批判記事もそうだった。
実際に斉藤氏にお会いして、ブログに書いた事や週刊文春の記事などをぶつけてみた。
やはり、実際に本人と会って一次情報に接し、聞いたことをまた検証する事が大事なことだと思った。それを短絡的に「ネットは信用できない」という言葉で片付けてもらいたくはないとも思っている。
「情報リテラシー」というものは、なにもマスメディアだけに当てはまるのではなく、ネットにも言えるのだという事だ。
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-2096.html より
最後の7月20日に三宅洋平は、小沢一郎について少しだけ触れていた。
その前後を書き起こしたので、最後に読んでほしい。
「 民主主義の大前提は「絶対に相手を殺さない」ということ。
そのために殺し合いをしないために、極限まで自分の意見と相手の意見をぶつけ合う。
それをアイヌの言葉で「チャランケ」という。
民族と民族が明日、開戦前夜、明日から戦争ですよという日に、最後にその武力闘争を避けるために部族長と部族長が話し合い続ける。
それを「チャランケ」っていう。
国会を俺はチャランケの場に戻したいよ。
絶対に武力闘争しないために、国会でちゃんと話し合いたいんだ。
俺たちの意見もってこうぜ。
俺と太郎ちゃん二人いたら、結構できるぜ。
ましてや緑の党が2.3議席とったらもっとやれるね。
山田正彦さんだっているよ、超頑張ってほしい。
俺たちは「心の超党派」なんだよ。
政治の儀式、しきたり、制度、システム…。
それがあってさ、野党が団結できないんだよね。
だけど、俺からしたら「くだらねえよ、全然くだらねえ」
俺たちは、もうハートは握ってんだよ。
小沢さんだって同じ思いだと思うよ。
今回はとりあえず自民党にさ一人勝ちさせちゃあダメなんだよ。 ・・・」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/914982013/07/17 「民主党離党に後悔はない」参院選後からの巻き返しを示唆 ~日本外国特派員協会主催 生活の党 小沢一郎代表 記者会見生活の党・小沢一郎代表は17日、日本外国特派員協会で記者会見をおこない、7月21日投開票の参院選の見通し、原発、TPP、憲法改正などについて、外国メディアの質問に答えた。小沢代表は、参院選後には野党結集の動きがあると予想し、次の総選挙での巻き返しに意気込みを見せた。しかし、自身が主導し野党結集を図ることには消極的な態度を示した。過去、民主党代表時代に経験した検察やメディアによるバッシングによる影響から、第三者的な立場から関わっていきたいとした。
■詳細 http://bit.ly/11F57d1
http://www.godo-shuppan.co.jp/img/1132chirashi.pdf自民党憲法改正草案に ダメ出し食らわす!小林 節+伊藤 真[著]サイズ:130mm×188mm発行日:2013.7.15ISBN:978-4-7726-1132-9ページ数:168ページ販売価格(税抜): 1,300 円本書紹介護憲論者の伊藤真と、改憲論者の小林節が、憲法改正に対する意見は違っていても、憲法は国家をしばるものという点において意気投合!自民党の「憲法改正草案」のどういうところがダメなのか、現代の日本における憲法研究者の第一人者であり、草案作成のプロセスも知る2人が、徹底的に論じ合う。
立場を越えて憲法の原点に立ち返る、立憲主義宣言!
★「第96条改正草案」へダメ出し!「この憲法の改正は、衆議院又は参議院の議員の発議により、両議院のそれぞれの総議員の過半数の賛成で国会が議決し、国民に提案してその承認を得なければならない」(自民党憲法改正草案より)→→→これでは、実質上、憲法が法律と同じになってしまう。つまり憲法に拘束されるべき権力者たちが憲法から自由になりたい…という提案で、これは、立憲主義の否定、民主主義への反逆で「憲法破壊の試み」である。―小林 節
★「前文3段改正草案」へダメ出し!「日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、基本的人権を尊重するとともに、和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する」(自民党憲法改正草案より)→→→人権尊重するのは、まず国でしょう。こんなことまで国に言われたくない! しかも抑止力とかいって近隣諸国にケンカ腰の政治家からは特に。―伊藤 真目次
●第1部 添削編 自民党憲法改正草案への赤字添削
●第2部 対談編 小林節×伊藤真 「自民党憲法改正草案はなぜダメなのか」
あとがき 小林節 伊藤真[巻末資料]日本国憲法改正草案(現行憲法対照)
作者紹介小林節:こばやし・せつ慶應義塾大学法学部教授・弁護士。1949年生まれ。元ハーバード大学研究員。憲法学。テレビの討論番組でも改憲派の論客としてお馴染み。自民改憲草案作成プロセスに関わりながら、出てきた草案をみて、あまりの復古主義の強い、立憲主義を逸脱した内容に仰天する。共著に『対論!戦争、軍隊、この国の行方』(青木書店)『「憲法」改正と改悪 憲法が機能していない日本は危ない』(時事通信社)など多数。
伊藤真:いとう・まこと伊藤塾塾長・法学館憲法研究所所長。1958年生まれ。81年東京大学在学中に司法試験合格。現在は塾長として、受験指導を幅広く展開するほか、憲法や立憲主義について、論理的でわかりやすい説明はつとに有名で、全国各地へ講演に奔走している。『高校生からわかる日本国憲法の論点』(トランスビュー)『憲法の力』(集英社新書)『中高生のための憲法教室』(岩波ジュニア新書)など多数。
http://www.godo-shuppan.co.jp/img/1088chirashi.pdfサルでもわかるTPP: 入るな危険!「強欲企業やりたい放題協定」 [単行本]安田 美絵 (著)価格: ¥ 1,260 内容説明TPP(環太平洋パートナーシップ協定)は農業だけの問題じゃない。日本人の生活すべてに降りかかってくる大問題なんだ。かわいいおサルさんのトコトン噛み砕いた説明を聞けば、国や大企業が隠したい真実が見えてくる!みんなで学んで、T(トンでもない)P(ペテンに満ちた)P(パートナーシップ)に「NO!」の声を!!内容(「BOOK」データベースより)TPPは農業だけの問題じゃない。日本人の生活すべてに降りかかってくる大問題なんだ。かわいいおサルさんがトコトン噛み砕いた説明を聞けば、国や大企業が隠したい真実が見えてくる。さあ、みんなで学んでTPPに「NO!」の声を。 単行本: 119ページ 出版社: 合同出版 (2012/6/30) 言語 日本語 ISBN-10: 477261088X ISBN-13: 978-4772610889 発売日: 2012/6/30 目次第1章 「TPPで日本が発展!」の勘違い第2章 TPPで日本社会はどうなる?第3章 TPPで食はどうなる?第4章 TPPと遺伝子組み換え第5章 なぜ日本は加盟したい?第6章 TPPでは幸せになれない第7章 米韓FTAを参考にしよう第8章 自由貿易について考えよう
http://www.sogensha.co.jp/booklist.php?act=details&ISBN_5=30052書名「戦後再発見」双書2本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」前泊博盛編著/明田川融、石山永一郎、矢部宏治著 定価(5% 税込)1,575円刊行年月日2013/02/26頁数416頁なぜ米軍は自国ではできない危険なオスプレイの訓練を日本では行なうことができるのか? なぜ日米地位協定は日本国憲法の上位法として扱われているのか? 基地問題だけでなく原発事故やその再稼働問題、TPP参加問題など、現在の日本で起きている深刻な出来事の多くが在日米軍がもたらす国内法の機能停止状態に起源をもっている。ベストセラー『戦後史の正体』に続くシリーズ第二弾は「戦後日本」最大のタブーである日米地位協定に迫る!目次PART1 日米地位協定Q&A(17問) 1: 日米地位協定って何ですか?2: いつ、どのようにして結ばれたのですか?3: 具体的に何が問題なのですか? 4: なぜ米軍ヘリの墜落現場を米兵が封鎖できるのですか? その法的根拠は何ですか?5: 東京大学にオスプレイが墜落したら、どうなるのですか?6: オスプレイはどこを飛ぶのですか? なぜ日本政府は危険な軍用機の飛行を拒否できないのですか? また、どうして住宅地で危険な低空飛行訓練ができるのですか?7: ひどい騒音であきらかな人権侵害が起きているのに、なぜ裁判所は飛行中止の判決を出さないのですか?8: どうして米兵が犯罪をおかしても罰せられないのですか?9: 米軍が希望すれば、日本全国どこでも基地にできるというのは本当ですか?10: 現在の「日米地位協定」と旧安保条約時代の「日米行政協定」は、どこがちがうのですか?11: 同じ敗戦国のドイツやイタリア、また準戦時国家である韓国などではどうなっているのですか?12: 米軍はなぜイラクから戦後八年で撤退したのですか?13: フィリピンが憲法改正で米軍を撤退させたというのは本当ですか? ASEANはなぜ、米軍基地がなくても大丈夫なのですか?14: 日米地位協定がなぜ、原発再稼働問題や検察の調書ねつ造問題と関係があるのですか?15: 日米合同委員会って何ですか?16: 米軍基地問題と原発問題にはどのような共通点があるのですか?17: なぜ地位協定の問題は解決できないのですか?
PART2 「日米地位協定の考え方」とは何か 資料編 「日米地位協定」全文と解説 〇日米地位協定 〇日米安保条約(新)
http://iwj.co.jp/wj/open/jpus-sofaIWJ日米地位協定スペシャル孫崎享氏のベストセラー『戦後史の正体』に続くシリーズ第二弾、『本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」』とのコラボ企画として、IWJでは日米地位協定に関する取材を、特集として進めていきます。
その第一弾として、『本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」』の著者、沖縄国際大学大学院教授の前泊博盛氏へのインタビューが、3月5日(火)19:00より行われました!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/90525山田正彦候補は14日(日)、参院選に向けて個人演説会を行なった。この演説会には喜納昌吉氏、孫崎享氏、丸子安子候補が応援に駆け付け、TPPの危険性を孫崎享氏とトークライブ形式で熱く語った。
実際に街角に貼ってあった民主党のポスターを見て愕然とした。
http://www.dpj.or.jp/article/102704/%E6%B5%B7%E6%B1%9F%E7%94%B0%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E3%81%8C%E6%96%B0%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%80%8C%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8B%E5%8A%9B%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%80%8D%E3%82%92%E7%99%BA%E8%A1%A8
前回の郵政民営化選挙の際と同じミスを繰り返しているのだ。
※副島隆彦編著「日本の真実」~「大衆世論を操縦せよ!」P71~P73あたりを参照。
まず、人物が自民党や共産党のポスターに比べて異常に小さく、存在感の小ささを表している。次に、中央から左に向かって歩き出していて、「退場」「はぐらかし」を表している。極めつけは、人物が有権者の方を見ず、向かって左側の外を見ている。
こんな説得力の無いポスターはなかなか無い。
今回の選挙は、戦わずして先が見えた。
アベノリスク 日本を融解させる7つの大罪 [単行本]植草 一秀 (著)価格: ¥ 1,575 在庫あり。内容紹介第一のラッパが吹き鳴らされると、日銀の資産を大幅に劣化させてまで誘導される激しいインフレが、政府と企業だけを救い、国民は大いに苦しめられた。第二のラッパが吹き鳴らされると、大増税が始まり、アベノミクスへの期待効果によって生まれたわずかな株高などは簡単に吹き飛ばされた。第三のラッパが吹き鳴らされると、TPP加盟によって美しい国土は荒れ地と化し、米国市場原理主義の猛威が日本社会を荒廃させた。第四のラッパが吹き鳴らされると、活断層の上の原発がいつのまにか続々と再稼働し始め、人々は原発事故の悪夢に怯える日々を過ごした。第五のラッパが吹き鳴らされると、血税を食い荒らすシロアリ官僚がますます増殖し、再び増額された巨大公共事業・役人利権予算に群がった。第六のラッパが吹き鳴らされると、権 力の横暴を防ぎ止める役割を担っていたはずの憲法が、国家権力によって次々と都合よく改悪され、国民主権や基本的人権がないがしろにされた。第七のラッパが吹き鳴らされると、憲法改悪によって戦争への道が切り開かれ、集団的自衛権の名のもとに日本が報復攻撃の対象とされ・・・・・・・これは黙示録ではありません。近未来の日本の姿です。アベノミクスの次にやってくるのは、アベノリスクの時代なのです。内容(「BOOK」データベースより)インフレでも給与は上がらず、大増税によって景気はますます悪化、TPP参加で日本の保険・金融・国土はハゲタカに破壊し尽くされ、原発再稼働後の国民は再び放射能事故の恐怖に怯える日々を味わう。またもや拡大し始めた巨額の公共事業利権にはシロアリ官僚が群がり、独善的な改憲によって人権と国民主義は制限され、挙げ句の果てには、「戦争が必要な国」アメリカに巻き込まれる形で戦渦に晒される…アベノミクスの次に起こることを知りたい人へ。 登録情報 単行本: 274ページ 出版社: 講談社 (2013/7/4) 発売日: 2013/7/4目次アベノリスク 第1の罪 引き起こされるインフレアベノリスク 第2の罪 大増税不興 繰り返される3度目の悪夢アベノリスク 第3の罪 TPP 失われる主権アベノリスク 第4の罪 活断層の上の原発再稼働アベノリスク 第5の罪 シロアリ官僚に食い尽くされるアベノリスク 第6の罪 改変される憲法アベノリスク 第7の罪 創作される戦争
TPPが民主主義を破壊する! [単行本]苫米地英人 (著)価格: ¥ 525 内容紹介TPPはこんなに恐ろしい協定だ!(本書より一部抜粋)●TPPは国家主権を超えて、国内法を改正させる威力を持ってる。●外資多国籍企業が、日本の公共事業、医療、郵政、警察、防衛、自治体のサービスなどにネットで自由に入札できるようになる。●協定の交渉文書は一般の国民はおろか、国会議員すら見ることができない。●アメリカ国民にとっても不利益な協定。米国人労働者たちの多くは途上国からの安価な労働力に職を奪われる。●TPPで得をする人たちは誰か? 多国籍企業とそれらに投資する金融機関である。……そのほか、TPPの危険性やその具体的理由を知らしめるべく緊急出版! 参院選投票前に必読の一冊です。登録情報 単行本: 80ページ 出版社: サイゾー (2013/7/13) 言語 日本語 ISBN-10: 490420929X ISBN-13: 978-4904209295 発売日: 2013/7/13
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-2089.htmlIWJ代表ジャーナリストの岩上安身氏による小沢一郎代表インタビューは、突っ込んだ鋭利な質問が相次ぎ、小沢さんもいつになく呆気らかんとして大っぴらな返答をしていた。
2013.7.14日IWJガイド【Ch1】21:30~「岩上安身による比例区 みどりの風 山田正彦候補 インタビュー」視聴URL:http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi※みどりの風から、来たる参院選に出馬する山田正彦候補へ、岩上安身がインタビュー。
貧しいが前途のある、優秀な若者たちを育てている、当「囲む会」の会員になって下さい。
副島隆彦先生と弟子たちの書籍をご紹介しています。外部リンクから購入することも可能です。
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◎「日本一新運動」の原点―197
日本一新の会・代表 平野 貞夫妙観
※本号は、テキスト版、PDF版とも無限拡散をよろしくお願い
申し上げます。
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〇 細川元首相の「佐川急便問題」の真実!
細川元首相は、平成22年(2010年)5月、内閣総理大臣
時代の日記を『内訟録』として日本経済新聞社から出版した。
この中に「佐川急便問題」について、細川氏自身が見解を述べて
いる。また、対応に当たった関係者の証言、さらに細川連立政権
を打倒するため国会での追及を指導した自民党政治家の証言、そ
して「佐川急便問題」を冷静に観察していた内閣官房の事務担当
責任者の証言などが掲載されている。
これらを転載するので、まず、事実関係を理解してもらいたい。
1)細川元首相の見解
(平成6年)3月10日(木) 晴
(前段略)代表質問も終わり、本日から衆院予算委が開かるべき
ところ、佐川問題に関して国会法104条による資料提出要求を
巡り、理事会が紛糾、終日空転す。
本件につきては、私人間の金銭の貸借という純粋に私生活上の
ものにして、犯罪や法令違反を問われるべきものでもなく、政治
腐敗や公私混淆、政治家の地位利用による利得などの政治倫理の
問題とも無関係の話なり。自民党や共産党は、1億円を政治資金
として貰い、返済していないのではないかと主張しているが、政
治資金として貰うのにわざわざ手数料を払いて根抵当権(極度額
1億円)を設定するが如きことはあり得ぬことにて、その根抵当
権も正規の手続きで解除されていることは、返済の証明として充
分なり。佐川側の貸付金台帳にても逐次返済が記録され、違法な
貸付をしたとして渡辺社長を背任で告訴した現経営陣がすでに返
済を証明せしところ(平成6年1月17日付け回答書)にして、な
んら疑われる余地なし。その意味でも国会で論ずべき問題にあら
ず。かかるネガティブ・キャンペーンを許すことは、我が国の健
全な議会政治の発展にとりて、誠に由々しきことなり。
2)証言・成田憲彦氏(当時、首相秘書官)総理の佐川問題は、
当初は総理の個人事務所が事実の確認や答弁内容の準備をしてい
て、私と警察庁からの金重凱之秘書官がタッチするようになった
頃には、既に説明を大きく変えのは不可能でした。
私はタッチする前、総理に無断で佐川本社に行き、当時の経理
担当者に話を聞きましたが、「返してもらっています」と言われ
ました。ただ利息は政治献金にしていたということで、ここだけ
総理の答弁と違いました。当時の資料は、佐川急便事件で検察に
押収されていましたが、断片的なものやコピーが残っていて、そ
れをコピーさせてもらって帰りました。後に領収書の控えのコピ
ーなどを国会に出したとき、野党議員や識者などが疑問点などを
したり顔で挙げていましたが、本物です。
私はまた総理の議員会館で、会計帳簿を見せてもらいましたが、
利息分はちゃんと佐川からの献金として入金処理されていました。
あれ程きちんと帳簿処理している自民党議員など、皆無でしょう。
私が進言した案は、政治倫理審査会で説明して打ち止めにすると
いうもので、その後自民党議員が多用しました。総理は乗り気で
したが、小沢さんが、総理はそんなところに行くものではないと
言って実現しませんでした。
本来は国会が止まるような問題ではなく、社会党の村山委員長
も審議に入ればいいと言っていました。武村官房長官は私が「動
いてください」と言いに行ったときは、「そうだな」と言ってい
ましたが、まったく動いてくれませんでした。「カネを返したの
なら、証明しろ」という理不尽な要求に真面目に付き合ったのが
そもそもの間違いで、疑惑などではなく、自社の提携派にうまく
使われたというのが問題の本質です。
3)証言・平野貞夫氏(当時、新生党参院議員)佐川急便からの
1億円借り入れ問題で、当時、細川さんは「借金はちゃんと返し
たし、その領収書もある」と悪びれる様子もありませんでした。
むしろ私に「検察が佐川急便から押収した帳簿の中に、私か返し
た記録が残っているはずだ。法務省にかけあって、その記録を国
会に提出してもらうよう交渉してくれないか」と頼んできたくら
いでした。しかし、法務省は検察が押収した証拠品は出せないと
のことでした。実は建前とは別に「大きな声で言えないワケ」が
あったのです。資料を見られる立場の人から聞いたところ、「確
かに細川さんは借入金を返しています。しかし、他にも借りてい
る政治家が与野党にわたってたくさんいるうえに、返済していま
せん」と言う。帳簿を公表すれば連立政権に激震が走り、大問題
になるので出すわけにはいかなかったのです。国会の論戦では圧
倒的な世論の人気を集める細川政権に太刀打ちができない。危機
感を募らせた自民党は、なりふり構わずスキャンダル探しとマス
コミへの垂れ流しを続けたわけです。
4)証言・野中広務氏(当時、自民党衆院議員、予算委理事)予
算委員会の自民党理事の仲間で徹底的に内閣をつぶそうと申し合
わせをし、細川さんの個人的なスキャンダルに重点を置くように
なりました。我々がやるということになったら情報も入ってきて、
有り難かったですね。情報はそれなりに豊富だったんじゃないで
すか。情報をキャッチしては問題を追及しました。我々がそこま
でやれたのは自民党が第一党だったからです。向こうは7党1会
派だけに守りの体制が何もなかった。非常にもろい政権でした。
細川さんは気の毒だったと思いました。そういう思いが攻撃しな
がらもありましたね。佐川の問題は総理が辞任するような話では
ありませんでした。細川内閣は結局、自分で倒れた。予算委員会
ではない。国民福祉税で倒れたんです。細川つぶしが始まり、社
会党が逃げて、連立が壊れていく状態になっていったわけですか
らね。(後段略)
5)証言・石原信雄氏(当時、官房副長官)佐川急便からの借入
金問題は対応を本当に間違ったですよね。あれは、あんな事件に
なるような話じゃないんですよ、本来は。処理が適切じゃなかっ
たと、頭を下げておけばよかったんですよ。初っぱなから作戦ミ
スですね。法律問題にならない話なんですよ。頭下げて終わりに
なったんだ。多少、殿様の意地でね、見栄があったんでしょうね。
事柄がそんな悪質な話じゃないんですから。追及していた自民党
の野中さんたちもあんなにうまく網に入るとは思わなかったので
はないですか。私は傍から見ていて歯がゆかったですよ。やはり
内閣、総理を支える立場ですから。もっと事前に色々作戦を相談
してくれれば、展開はいくらでもあったなと。細川さんは全然、
あの話は我々に話してくれなかったですよ。いや、これはわたく
し個人の問題ですからと、一切、言わないんですもの。それも一
種の美学だったんでしょうね。非常に私はあれは残念だった。あ
んな短命に終わる内閣ではなかったのに。
〇 細川首相辞任の背景と真相!
「佐川急便問題」が疑惑問題として取り上げられたのは、平成5
年10月の衆議院予算委員会であった。以後、自民・共産がしつ
こく倒閣を狙い追求してきた。細川首相は「借金はきちんと返し
たし、その領収書もある」と平然としていた。「検察が佐川急便
から押収した帳簿のなかに、私が返済した記録が残っているはず
だ。法務省に掛け合って、その記録を国会に提出してもらうよう
交渉してくれないか」と、私に要請したくらいだった。
細川連立政権が誕生して5ヵ月目の平成5年12月という時期
は、細川政権の存立にとって重大な時期であった。このことが判
明したのは、村山自社さ連立政権が成立した平成6年6月から半
年後の12月30日に報道されたテレビ朝日の政治報道番組であ
った。
「自社さ政権」をつくることに功績のあった自民党の有力政治家
が、「細川連立政権を打倒するため、平成5年12月には自民党
と細川政権の中の社会党とさきがけの有力政治家で密約が交わさ
れていた」とビデオで暴露した。番組に出席していた社会党の久
保亘書記長が、怒りを露わにし「知らなかった。事実ならこのま
ま職にとどまることはできない」と、大騒ぎになった。要するに
「佐川急便問題」は、予算審議を妨害して細川連立政権を倒閣す
るため自民党と共産党が利用した問題である。個人の貸借で返済
し、何ら政治的にも法的にも問題のないことを、スキャンダルと
して捏造したのが真相である。
8党派による細川連立政権がしっかりとまとまっていたなら、
細川首相の辞任に至る問題ではなかった。野中広務氏や石原信雄
氏の証言どおりである。残念なことは社会党(左派の一部)と新
党さきがけという細川連立政権内部の勢力が、自民党と密約して
細川政権を倒閣しようとする動きの中で、「佐川急便問題」が政
治的に利用されたのである。わが国のデモクラシーの未熟さを例
証する不幸な出来事であった。この歴史の真実をしっかりと理解
しておくべきである。 (了)
香港 「帝国の時代」 のゲートウェイ
久末亮一 著
価格 5,700円
判型 A5判・上製
ページ数 310頁
刊行年月日 2012年
在庫状況 在庫有り
書籍の内容
アジア太平洋の100年を集約する ―― 。19世紀半ば以来、中国から東南アジアやアメリカに広がる空間で、ヒト・モノ・カネ・情報の流れを接続・調節する 「場」 であった香港。銀号など華人による金融活動に焦点をあて、一つの経済圏の歴史と、現在にいたる香港の存在理由を、初めて実証的に明らかにした力作。
書籍の目次
序 章 ゲートウェイとしての香港
1 本書の視座
2 100年という時間のなかで
第1章 香港ドル決済圏における銀号の役割
―― 広州-香港間の輸出取引の決済を例に
はじめに
1 珠江デルタ流域圏の在来金融
2 19世紀中葉の決済構造
3 香港ドル決済圏の形成
4 香港における銀号の発展
5 銀号による広州-香港間の金融掌握
おわりに
第2章 華僑送金の広域接続関係
―― シンガポール・香港・珠江デルタを例に
はじめに
1 華僑送金の前段階
2 多角的決済関係のなかの華僑送金
3 広東省内への為替送金
おわりに
第3章 香港市場から見た上海向け為替
―― 20世紀初頭の構造とその動揺
はじめに
1 華南から見た上海向け為替の基本構造
2 香港市場の役割
3 多角的決済関係の動揺のなかで
おわりに
第4章 廣東銀行の興亡
―― 華人資本の銀行業展開とその限界
はじめに
1 創設 ―― 郷党、実業、革命の三角関係
2 発展 ―― 業務の展開と転機
3 破綻 ―― 華人系銀行の限界
おわりに
第5章 日中戦争期の香港における金融的位置の変容
―― 新興銀号業者 「恒生」、「永隆」 の活動と重ねて
はじめに
1 1930年代香港の金融的変容
2 日中戦争のなかでの新興銀号の活躍
3 法幣売買における銀号の役割
4 香港陥落後におけるマカオの一時的再台頭
おわりに
終 章 香港という存在
1 歴史の彼方に消え去った経済圏
2 「つながり」 と 「流れ」 の生み出す空間の中心
3 戦後における秩序変容のなかの香港
4 ふたたび中国と世界の間で ―― 中国の台頭という構造変化のなかで
5 香港の将来
補論1 銀号の経営構造についての考察
はじめに
1 銀号の区分と業務
2 銀号の資本構造 ―― 「瑞吉銀號」 と 「永隆銀號」 を例に
3 銀号の管理構造
4 銀号の伝統式帳簿に見る経営の諸相 ―― 「恒生銀號」 の年結を例に
5 銀号業界の社会的位置 ―― 「聯安堂」 への考察から
おわりに
補論2 金銀業貿易場の形成と発展
はじめに
1 金銀業貿易場の形成
2 金銀業貿易場の取引事例 ―― ダブル・イーグル取引を例に
おわりに
http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0709-2.html
2013年12月28日社説の一部転載
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-217223-storytopic-11.html
琉球新報社説「 即刻辞職し信を問え 民意に背く歴史的汚点」
******************************
仲井真知事が、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた政府の埋め立て申請を承認した。「県外移設」公約の事実上の撤回だ。大多数の県民の意思に反する歴史的汚点というべき政治決断であり、断じて容認できない。
知事は、2010年知事選で掲げた「県外移設」公約の撤回ではないかとの記者団の質問に対し「公約を変えたつもりはない」と述べた。しかし、どう考えても知事の説明は詭弁だ。政府も当然、知事判断を辺野古移設へのゴーサインと受け止めるだろう。知事は責任を自覚して即刻辞職し、選挙で県民に信を問い直すべきだ。
見苦しい猿芝居
知事の声明は法律の適合性についての根拠が曖昧なほか、安倍政権の基地負担軽減策を恣意的に評価しており、詐欺的だと断じざるを得ない。
安倍政権の沖縄に対する思いを「かつてのどの内閣にも増して強い」と評価した。政権与党が自民党の県関係国会議員や県連に圧力をかけ「県外移設」公約を強引に撤回させたことなどまるで忘却したかのようだ。知事の政権評価は、県民の共感は到底得られまい。
首相が示した基地負担軽減策で、普天間飛行場の5年以内の運用停止は「認識を共有」との口約束であり、日米地位協定は抜本改定ではなく新たな特別協定締結に向けた「交渉開始」と述べただけだ。
米海兵隊輸送機MV22オスプレイについても、訓練の移転にすぎず沖縄への24機の常駐配備に何ら変化はない。要するに負担軽減の核心部分は、実質「ゼロ回答」なのだ。辺野古移設反対の県民意思を顧みない知事判断は、県民の尊厳を著しく傷つけるものだ。
日米両国が喧伝する自由・民主主義・基本的人権の尊重という普遍的価値の沖縄への適用を、知事自ら取り下げるかのような判断は、屈辱的だ。日米の二重基準の欺まん性を指摘し「沖縄にも民主主主義を適用せよ」と言うのが筋だ。
知事の埋め立て承認判断は、基地問題と振興策を取引したこと一つを取っても、国内外にメディアを通じて「沖縄は心をカネで売り渡す」との誤ったメッセージを発信したに等しく、極めて罪深い。
辺野古移設で取引するのは筋違いだ。振興策も基地負担軽減も本来、国の当然の責務だ。その過大評価は県民からすれば見苦しい“猿芝居”を見せられるようなものだ。
再び「捨て石」に
知事は25日の安倍首相との会談の際、「基地問題は日本全体の安全保障に役立ち、寄与しているという気持ちを持っている。われわれは今(政権の)応援団。ありがとうございます」とも述べた。
強烈な違和感を禁じ得ない。沖縄戦でおびただしい数の犠牲者を出した沖縄の知事が悲惨な歴史を忘却し、軍事偏重の安全保障政策に無批判なまま、沖縄の軍事要塞(ようさい)化を是認したに等しい妄言である。今を生きる県民だけでなく、無念の死を遂げた戦没者、沖縄の次世代をも冒涜(ぼうとく)する歴史的犯罪と言えよう。
知事の言う「応援団」の意味が、軍事を突出させる安倍政権の「積極的平和主義」へ同調し「軍事の要石」の役割を担う意思表明であるならば看過できない。沖縄戦で本土防衛の「捨て石」にされた県民が、再び「捨て石」になる道を知事が容認することは許されない。
知事の使命は、県民の生命、財産、生活環境を全力で守り抜くことであるはずだ。知事は県民を足蹴(あしげ)にし、県民分断を狙う日米の植民地的政策のお先棒を担いではならない。
県民大会実行委員会や県議会、県下41市町村の首長、議長ら県民代表が「建白書」として首相に突きつけたオール沖縄の意思は、普天間飛行場の閉鎖・撤去と県外移設推進、オスプレイ配備の中止だ。県民を裏切った知事の辞職は免れない。
→動画 仲井真知事 辺野古埋め立て承認記者会見
だから、改憲するべきである 改憲か?護憲か?
岩田 温(著)
まえがき
今こそ、憲法を改正すべきです。
憲法を改正すべき理由は大きく言って二つあります。
一つめの理由は、その制定過程が極めていかがわしいものだからです。
(中略)
二つめの理由は、現行憲法では対応のできない新しい出来事が次々と生じてい るからです。
(中略)
目次
序章 憲法とはなにか?
第一章 日本国憲法はアメリカに押し付けられたものなのか?
第二章 憲法第九条を考える
第三章 なぜ、これまでに憲法改正が進まなかったのか?
第四章 どのように憲法を変えていくべきなのか?
平成25年12月27日第一刷
発行所 (株)彩図社
ISBN978-4-88392-961-0
C0032 定価1000円+税
◎橋爪大三郎先生×副島隆彦先生 対談&サイン会 ~小室直樹のアカデミズム~
http://www.yaesu-book.co.jp/events/talk/1878/
日時:2013年10月24日 (木) 18:30~20:30 (開場18:00)
会場:八重洲ブックセンター本店 8F ギャラリー
料金:無料
定員:80名様(申し込み先着順)
申込方法:1階サービスカウンターにてお申し込みください。お電話によるお申し込み(電話番号03-3281-8201)も承ります。
内容:膨大な知識を駆使して学際的に近代社会を論じた天才であり、多くの人に惜しまれつつ2010年9月に亡くなった社会科学者・小室直樹博士。その学問と思想の根底にあったものとは。そして現代を生きる我々は小室博士から何を引き継ぐべきなのか。多方面で活躍する伝説の小室ゼミナール出身者の2人が、ゼミ時代の思い出を振り返りながら語り合う。
※対談終了後(20:00)にサイン会を実施予定です。
説得する文章力 (ベスト新書) [新書]
副島 隆彦 (著)
価格: ¥ 840
商品の説明
内容紹介
百学の評論家・副島隆彦が、読み手を説得するための文章術を初めて公開する。人がお金を払ってまでも読んでくれる文章の要諦とは何か。
説得力のある文章を書くための20カ条はこれだ!
最初の一文で魅きつける / 繰り返し主語を書く / 情報を一文に詰め込まない / 情報は段階的に付加してゆく / 判断語を短く書く / すべてを断定する。逃げない! / 指示形容詞「この」「あの」を繰り返す / 「これから大切なことを書く」と宣言する / 冗長性も必要 / 接続詞は「そして」と「しかし」と「だから」しか使わない / 推敲・彫琢が一番大事 / 翻訳文体をわざと使う / 突然、正直な感想を吐露する / 読者や特定の人物に呼びかける / 繰り返しの技術 / 畳みかけの技術 / 引用の技術 / オノマトペの効用 / ルビの効用/誰も言いたがらない「本当の真実」をズバリ書く
論文・レポートの書き方に悩む学生から、説得力のある企画書を書きたいビジネスマン、さらに文章を書いて食べていきたい全ての人に役立つヒント満載!
出版社からのコメント
【カバーの折り返し】 物書き人生30年の集大成
この本で紹介する「説得の技術」を、私は自分の物書き人生30年の中で、追い詰められ切羽詰まった状況で、やむにやまれず習得し体得した。決して余裕のある、気取りの中から生まれた文体ではない。「こうでも書かなければ一体どうやって読み手(読者)に私の言いたいことを分かってもらえるというのか」という切実に、追い込まれた執筆環境(締め切り日の恐怖もある)で必死に書いてきた。その揚句として生み出された文体である。キレイでも上品でもない。ガサガサとした武骨な文である。流麗で華美で優雅な文章づくりなど、私の場合は追い求めようにも、そんな生活の余裕(人生時間の余裕)などなかった。(本文より)
登録情報
新書: 184ページ
出版社: ベストセラーズ (2013/11/9)
言語 日本語
ISBN-10: 458412423X
ISBN-13: 978-4584124239
発売日: 2013/11/9
目次
第1章 説得力のある文章を書くための20カ条
1 最初の一文で魅きつける
2 繰り返し主語を書く
3 情報を一文に詰め込まない = 文章は短文に切って連ねて書く
4 情報は段階的に付加してゆく
5 判断語を短く書く
6 すべてを断定する。逃げない!
7 指示形容詞「この」「あの」を繰り返す
8「これから大切なことを書く」と宣言する
9 冗長性も必要
10 接続詞は「そして」と「しかし」と「だから」しか使わない
11 推敲・彫琢が一番大事
12 翻訳文体をわざと使う
13 突然、正直な感想を吐露する
14 読者や特定の人物に呼びかける
15 繰り返しの技術
16 畳みかけの技術
17 引用の技術
18 オノマトペの効用
19 ルビの効用
20 誰も言いたがらない「本当の真実」をズバリ書く
第2章 やってはいけない書き方10カ条
1 主語を省かない
2 あいまい表現を使わない
3「という」を極力使わない
4「あまり」(程度の副詞)は使わない
5「もの」(抽象名詞)を使わない
6「…は…なのです」は最低の文体
7 抽象度が高すぎる文
8 バカな学者が使う最悪な表現「……ではある」
9「言うまでもない」は使わない
10「……ならば」の仮定表現を多用するな
第3章 書く材料をどう取り扱うか
実感で分かることで人を説得する
「縫い合わせ」の大切さ
「幹+枝葉」
写真も重要である
いわゆる「ライター文体」について
村上春樹の文体について
(以上Amazon.co.jp より)
腰痛は<怒り>である 普及版 [単行本]
長谷川 淳史 (著)
価格: ¥ 1,365
商品説明
急に腰痛を覚えたらどうするか?まず、尿はでるか、便失禁はないかを確認。症状があれば直ちに整形外科か外科にかかる。しかし、そうでなければアプローチを変えてみよう。「TMS理論」の登場である。TMSとは「Tension Myositis Syndrome」(緊張性筋炎症候群)の略称で、ニューヨーク大学医学部のジョン・サーノ教授が発見した、肩こり・腰痛などの筋骨格系疾患を、心理的緊張を解くことによって治療しようという方法だ。
痛みと心の状態の間には、実は密接な関係がある。人間の体にはストレスや不快な感情を抑制しようとする「防衛機制」という働きがある。心の安定を保ち、精神的破局を避けるための意識的・無意識的な働き、心の安全装置だ。この防衛機制が、意識を他に向けさせるため、痛みを作り出すのである。不安、心配、恐怖、悲しみ、抑うつ、後悔、自責の念、罪悪感、なかでも「怒り」は無意識のうちに抑圧されてしまうことが多い。なぜなら怒りは社会的に敵視された感情だからだ。怒るからには原因がある。けれど、怒りを見せて、良いことがあるだろうか。怒ってばかりいる人の社会的評価はたいてい低い。
さて、腰痛が起きたらどうするか?痛みはこの際、無視。心の中の怒りを探し出すことだ。最近のできごとを振り返り、職場か家庭でストレスになったことはないか、緊張したことはないか、腹を立てたことはないかをじっくり考えてみよう。怒りを自覚さえできれば、痛みの出番はもうない。(家永光恵) –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
内容紹介
腰痛は不快な感情との直面を避けるために生じる心身症である,とのTMS理論をわかりやすく解説したベストセラー。本を読んで理解すること自体が治癒をもたらします。
著者からのコメント
普及版に寄せて わたしは1999年に、サーノの著書『Healing Back Pain』を『サーノ博士のヒーリング・バックペイン』として出版し、日本に初めてTMS理論を紹介することができた。続いて2000年には、本書『腰痛は<怒り>である』を上梓する幸運にも恵まれた。
この二冊の反響はわたしの予想をはるかに上回るものとなった。読者からは感謝のお便りが殺到し、一日に100通以上の電子メールが届くようになり、各マスコミも大きく取り上げてくれた。特に本書については「腰痛持ちのバイブル」と評してくれる人さえ現れ、韓国と台湾でも翻訳出版されることになった。
とりわけ予想外だったのは、現代医学の医師たちの反応である。整形外科医はもとより、心療内科医、精神科医、外科医、脳外科医、麻酔科医の方々から心強い賛辞をいただいたことである。
最近の医学界は、わたしが考えている以上に変化を遂げているようである。とりわけ重要なのが、EBM(Evidence Based Medicine)すなわち「根拠に基づく医療」という概念の登場で、近ごろ発表される医学論文は、従来の治療法に疑問を呈する内容のものが多いだけでなく、TMS理論を裏づける証拠が次々と現れてきている。TMS理論にとっては、まさに追い風が吹き始めていると考えてよいだろう。
だからといって、医学界ばかりに目を向けているわけにはいかない。TMS治療プログラムを知ってもらいたいのは、なんといっても腰痛に苦しむ何百万、何千万という人々である。本書が普及版として生まれ変わったのは、TMS理論の存在をより幅広く知ってもらうだけでなく、実際にひとりでも多くの慢性疼痛患者を救いたいからである。
本書を手にしたすべての読者が、一日も早く回復することを心から祈念している。
出版社からのコメント
読んで治す! 画期的腰痛治療本。
腰痛などの痛みは不快な感情との直面を回避するために心が生み出したものだ、とするサーノ博士のTMS理論。博士はこの理論に基づいて数十万人の患者を手も触れずに完治させ、99年夏、全米マスコミで話題となりました。本書は、腰痛概念にコペルニクス的転回をもたらしたTMS理論にさらに磨きをかけた「読む薬」です。腰痛にまつわる「神話」をはぎ取り、医学界の秘密を白日の下にさらすとともに、TMS治療プログラムの最新テクニックを懇切丁寧に解説しています。腰痛患者ならびに医療関係者必読。ご自身も腰痛に苦しまれた経験をもつ推理作家の夏樹静子さん、代替医療の普及に励んでおられる翻訳家の上野圭一さんも推薦の1冊。 –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
アメリカで30万人以上の腰痛患者を、指1本ふれずに完治させたサーノ博士の革命的腰痛理論“TMS”を、Q&A形式でわかりやすく解説。 –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
内容(「MARC」データベースより)
アメリカで30万人以上の腰痛患者を、指一本触れずに完治させたサーノ博士の革命的腰痛理論「TMS」を、Q&A形式で分かりやすく解説する。腰痛で悩んでいる人のための一冊。2000年刊の普及版。
レビュー
読んで治す! 画期的腰痛治療本。
腰痛などの痛みは不快な感情との直面を回避するために心が生み出したものだ、とするサーノ博士のTMS理論。博士はこの理論に基づいて数十万人の患者を手も触れずに完治させ、99年夏、全米マスコミで話題となりました。本書は、腰痛概念にコペルニクス的転回をもたらしたTMS理論にさらに磨きをかけた「読む薬」です。腰痛にまつわる「神話」をはぎ取り、医学界の秘密を白日の下にさらすとともに、TMS治療プログラムの最新テクニックを懇切丁寧に解説しています。腰痛患者ならびに医療関係者必読。ご自身も腰痛に苦しまれた経験をもつ推理作家の夏樹静子さん、代替医療の普及に励んでおられる翻訳家の上野圭一さんも推薦の1冊。 –出版社からのコメント
抜粋
はじめにより:慢性の腰痛や坐骨神経痛に苦しんでいる方、何度も痛みの再発を繰り返している方、あるいはありとあらゆる治療法を試したあげく、もうほとんどあきらめかけている方に、わたしはこういいたいのです。「まだあきらめないでください。もう一度だけ試してほしい治療法がここにあります」。どうかこの本を参考にしてみてください。そして、あなたの腰に何が起こるかみてみませんか?
アメリカではこの方法によって、少なく見積もっても30万人以上の人が腰痛から解放されています。これは刺激的でワクワクするような実験です。しかも、失敗しても失うのは読書に費やした時間とエネルギーだけです。ぜひあなた自身の身体でこの実験の効果を確かめてください。この「薬」を読んだあと、腰に何が起こるかみてみましょう。きっと驚かれるはずです。 –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
著者について
長谷川 淳史 はせがわ じゅんし 1960年北海道生まれ。TMSジャパン代表。EBM(根拠に基づく医療)に則した教育プログラム「TMSジャパン・メソッド」を開発し、慢性腰痛患者や医療関係者、企業を対象に講演などを行なっている。著書に『腰痛は〈怒り〉である』『腰痛は〈怒り〉である・CD付』(共に春秋社)、『腰痛は終わる!』(WAVE出版)、監訳書に『サーノ博士のヒーリング・バックペイン』『心はなぜ腰痛を選ぶのか』『TAOのセラピー』、共訳書に『代替医療ガイドブック』(共に春秋社)がある。
登録情報
単行本: 228ページ
出版社: 春秋社; 普及版 (2002/3/9)
発売日: 2002/3/9
目次
腰痛は増えている
第1部 腰痛神話(何が原因なのか?
従来の治療は効くのか?)
第2部 腰痛概念の革命(腰痛は怒りである―サーノ博士のTMS理論
治療の実際―TMS治療プログラム
疑問に答える)
「腰痛」は終わる! – 「世界の診療ガイドライン」に基づく最新の腰痛治療 [単行本]
長谷川 淳史 (著)
価格: ¥ 1,470
著者からのコメント
【推薦】 この本、スゴイ! こんなこと書いちゃって……知りませんよ! ホントに。日本で初めての本デス。とても優れたイイ本であります。お読みになられてください。 井狩春男(エッセイスト)
腰痛疾患に対するもっとも有効な治療法は何か。それは治療手段そのものではなく、治療者と患者の双方に意識改革を起こすことです。
1991年、医学界にEBM(Evidence-Based Medicine)という概念が誕生しました。カナダのゴードン・ガイアットが初めて提唱した概念で、「現時点でもっとも信頼のおける科学的根拠に基づいて診療する」という意味です。
このEBMが医学界に導入されて以来、世界各国でさまざまな診療ガイドラインが作成されるようになりました。もちろん腰痛疾患も例外ではありません。1994年にはアメリカが、1998年と2001年にはイギリスがそれぞれ「腰痛診療ガイドライン」を発表しています。
現代医学の革命ともいえるこの歴史的なプロセスの中で判明したのは、ほとんどの腰痛疾患は物理的・構造的・生物学的損傷ではない。そしてその症状の回復には、安静の排除と不安や恐怖心の除去が重要だという事実です。
つまり、従来の古典的な腰痛対策とはちがった正しい情報、すなわちEBMから導かれた科学的事実を患者に伝え、腰痛に対する考え方を変化させるのが最善の腰痛対策だということが判明したのです。
このように、EBMの導入によって腰痛概念が「生物学的損傷」から「生物・心理・社会的疼痛症候群」へと大きく変化し、さらにはEBM(サイエンス)とNBM(アート)を統合させようという動きも始まっています。医学界は今、かつて経験したことのない転換期を迎えているのです。
この本がひとりでも多くの方々の手元に届き、腰痛に対する国民の意識改革が進むことを切に願っています。それがとりもなおさず、症状の回復を早め、再発率を下げ、医療費の削減につながり、ひいては“国民の利益”になると信じているからです。
内容(「BOOK」データベースより)
「安静」も、「牽引」も、「注射」も、「薬」も「コルセット」も、「体操」も、「手術」も、ガンの痛みを和らげる「モルヒネ」さえも、腰痛には効かない…。これが、21世紀の最新治療だ。
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登録情報
単行本: 223ページ
出版社: WAVE出版 (2004/9/20)
言語 日本語
ISBN-10: 4872902009
ISBN-13: 978-4872902006
発売日: 2004/9/20
商品パッケージの寸法: 18.6 x 13 x 1.8 cm
目次
第1章 痛みを増幅させる腰痛の常識(医学界は腰痛の原因をいまだ解明していない
エビデンスレベルとは何か
老化と腰痛は無関係 ほか)
第2章 痛みを解消できないいまの治療法(人はなぜ治るのか
ベッドでの安静は危険
薬はどこまで有効か ほか)
第3章 あなたを苦しめ続けた腰痛が治る(EBMの有効性が実証された
ノーシーボの脅威
正しい情報こそ回復のきめて ほか)
腰痛ガイドブック 根拠に基づく治療戦略(CD付) [単行本(ソフトカバー)]
長谷川 淳史 (著), 田中 敦子(CDナレーション) (著)
価格: ¥ 1,575
内容紹介
NHKスペシャル「病の起源」を皮切りに、マスメディアで大きく扱われるようになった“新たなる腰痛概念”。腰痛の謎はどこまで解明されたのか? 現時点で最善の腰痛対策とは? EBM(根拠に基づく医療) の土台となる世界の腰痛診療ガイドラインが推奨する7つの治療戦略を、2000年刊行の大ベストセラー『腰痛は〈怒り〉である』の著者がわかりやすく解説した渾身の一冊。今や絶大な人気を誇る声優の田中敦子さんをナレーターに起用し、あなたの回復を強力にバックアップするサポートCD付き。
世の中には、腰痛の治療法が数え切れないほどあります。たしかに治療も大切かもしれません。ごく稀にですが、手術を躊躇すべきでない場合もあります。しかしそれ以上に大切なのは、新しくなった腰痛概念をよく理解し、腰痛にまつわる時代遅れの常識を捨て去り、腰痛に対して抱いている態度と信念を改めることなのです。本書の目的はそこにあります。これから世界の腰痛診療ガイドラインの勧告を基に、腰痛を解決するためにあなたができること、そしてやってはいけないことを紹介します。それを把握したうえで、あなた自身がどの道を選ぶかを判断してください。現時点では、これがもっとも安全かつ費用対効果の高い腰痛対策だと考えられます。(「はじめに」より)
内容(「BOOK」データベースより)
世界の腰痛ガイドラインが推奨する新しい7つの戦略で突破口を開く。すべての鍵を握るのは腰痛にまつわる“真の知識”。腰痛神話の終焉!あなたを強力にバックアップするサポートCD付き。
著者について
【著者紹介】長谷川淳史(はせがわ・じゅんし)
1960年北海道生まれ。TMSジャパン代表。EBM(根拠に基づく医療)に則した教育プログラム「TMSジャパン・メソッド」を開発し、慢性腰痛患者や医療関係者、企業を対象に講演などを行なっている。著書に『腰痛は〈怒り〉である』『腰痛は〈怒り〉である・CD付』(共に春秋社)、『腰痛は終わる!』(WAVE出版)、監訳書に『サーノ博士のヒーリング・バックペイン』『心はなぜ腰痛を選ぶのか』『TAOのセラピー』、共訳書に『代替医療ガイドブック』(共に春秋社)がある。
登録情報
単行本(ソフトカバー): 160ページ
出版社: 春秋社 (2009/6/26)
商品パッケージの寸法: 18.8 x 13.4 x 2.2 cm
[目次]
はじめに
第1章 神話の崩壊――腰痛は人類の宿命か
第2章 姿なき犯人――画像検査の価値を問う
第3章 トリアージ――治療の優先順位とは
第4章 危険因子――何が腰痛を引き起こすのか
第5章 新たなる戦略――最先端の腰痛対策とは
第6章 ターニングポイント――あなたはどの道を選ぶのか
おわりに
参考文献
金融立国イギリスの中心地・シティがウォール街に対抗できる理由
[橘玲の世界投資見聞録]
http://diamond.jp/articles/-/43490
バチカン市国「神の資金」を扱う闇の男たち -前編-
[橘玲の世界投資見聞録]
http://diamond.jp/articles/-/43894
2016年までタックスヘイヴンへの逆風は続く
[橘玲の世界投資見聞録]
http://diamond.jp/articles/-/43149
『吉本隆明全集』内容見本の配布開始!
http://www.shobunsha.co.jp/?p=2952
▲書影クリックで電子ブックを閲覧できます。
〔内容〕
刊行にあたって/ご挨拶/推薦のことば/全巻内容/略年譜
問い合わせ先:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-11 (株)晶文社
TEL:03-3518-4940 FAX:03-3518-4944
URL:http://www.shobunsha.co.jp
小室直樹の世界―社会科学の復興をめざして
価格: ¥ 2,625
内容紹介
多くの人々に惜しまれつつ、2010年9月に亡くなった社会科学者・小室直樹博士。政治学者、社会学者として、学際的な活躍をされた博士の業績を、小室博士の教えを受けた社会学者らが振りかえる。
第I部は、学者小室直樹の実像をまとめながら、著作からその業績を振り返る。第II部は、2011年3月6日に東京工業大学で行なわれた、小室直樹博士記念シンポジウムを完全採録。第III部は、小室博士の仕事をめぐる対談。宮台真司氏、副島隆彦氏、大澤真幸氏を橋爪大三郎氏がインタヴューする。併せて、小室直樹博士著作目録、小室直樹博士略年譜を付録として収める。
内容(「BOOK」データベースより)
伝説の小室ゼミの出身者たちが語るそのアカデミズムの真髄とは。小室直樹博士著作目録・略年譜に加え、2011年3月に行なわれた記念シンポジウムを完全採録。
登録情報
単行本: 544ページ
出版社: ミネルヴァ書房 (2013/10/25)
言語 日本語
ISBN-10: 4623067033
ISBN-13: 978-4623067039
発売日: 2013/10/25
目次
まえがき
第I部 社会科学者・小室直樹博士
第一章 小室直樹博士の学問と業績 橋爪大三郎
第二章 小室直樹博士の著作 橋爪大三郎
第II部 小室直樹博士記念シンポジウム――社会科学の復興をめざして
第三章 小室博士の学問世界――シンポジウム第I部・理論編
司会・宮台真司 報告者・橋爪大三郎、盛山和夫、志田基与師、今田高俊、山田昌弘、大澤真幸、伊藤真
追加コメント
1 小室さんの理論プロジェクトについて 盛山和夫
2 小室直樹と数理社会学 今田高俊
3 時代とシンクロしつつそこから溢れ出る学者 大澤真幸
第四章 小室博士と現実政治――シンポジウム第II部・実践編
司会・橋爪大三郎 報告者・宮台真司、副島隆彦、渡部恒三 討論者・関口慶太、村上篤直
第III部 対論 小室直樹博士を語る
第五章 小室直樹と吉本隆明 副島隆彦・橋爪大三郎
第六章 小室直樹博士と同時代 宮台真司・橋爪大三郎
第七章 小室直樹博士と社会学 大澤真幸・橋爪大三郎
第八章 対論を終えて
1 小室先生に習ったこと 副島隆彦
2 小室理論の限界は小室的方法でしか越えられない 宮台真司
3 社会科学的な知の複数のレイヤー 大澤真幸
あとがき
小室直樹博士著作目録/略年譜
索 引
孫崎享のつぶやき
小沢事件は日本の民主主義への挑戦だった。検察・マスコミ、無罪判決でも攻勢。何故だ?
2013-10-01 07:39
30日『20人の識者がみた「小沢事件」の真実』の執筆者が集まる会があった。小沢氏自身もでた。
この本には私は執筆に関与しなかったが「孫崎享氏推薦、政治的陰謀としての小沢問題を、ここまで多角的に検証した本は初めてだ!」と帯を書いた縁で参加した。
私はこの本を契機に日本国民は今一度小沢問題を考えるべきである。
これだけ日本の民主主義の危機を体現している問題はない。
鳥越氏が述べていることが最大のポイントでないか。
「通常であれば、選挙が近ずいている場合には、野党の党首であった小沢さん
の事件に手を付けることは検察側が政治的な介入をすることにもあたるため、過去にはできるだけ避けてきた歴史がある。検察にはそこまでしてやらなければならない何かがあったということだろう。
結局東京地検は小沢事件を闇献金事件として起訴できなかったし、検察審査会による強制起訴でも小….
http://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar357069
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2013衆議院選「ネット選挙を斬る!」
http://www.youtube.com/watch?v=hv3DAP4eGLU
「選挙・投票前に考えること」 中田安彦氏との対談 前編
http://www.youtube.com/watch?v=-ygdQ5js__Y
「選挙・投票前に考えること」 中田安彦氏との対談 後編
http://www.youtube.com/watch?v=5aFYUaZXr1Y
CSISの日本再占領計画
http://www.youtube.com/watch?v=5d4-iXNNlZ0
【おまけ】
アルルの女
http://www.youtube.com/watch?v=nUXCHFE9bys
カスバの女
http://www.youtube.com/watch?v=PMzr49s7xTQ
20人の識者がみた「小沢事件」の真実
―捜査権力とメディアの共犯関係を問う! [単行本]
鳥越 俊太郎 (編集), 木村 朗 (編集)
価格: ¥ 1,680
内容
政治的謀略としての小沢問題を多角的に検証。国策捜査の被害者、法曹関係者、国会議員、ジャーナリストら20人の論者が真相を暴く!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
鳥越/俊太郎
1940年3月生まれ。福岡県出身。毎日新聞大阪本社社会部、東京本社社会部、テヘラン特派員、『サンデー毎日』編集長を経て、同社を退職後、1989年より活動の場をテレビに移す。現在、“ニュースの職人”として、さまざまな番組のキャスターやコメンテーターとして活躍中。2005年の大腸がん発覚以来、がん患者やその家族を対象とした講演活動も積極的に行っている
木村/朗
鹿児島大学教員、平和学専攻。1954年8月生まれ。北九州市小倉出身。現在川内原発差し止め訴訟原告団副団長を兼任。平和問題ゼミナールを主宰
単行本: 350ページ
出版社: 日本文芸社 (2013/08)
ISBN-10: 4537260521
ISBN-13: 978-4537260526
発売日: 2013/08
目次
序章 かくして検察の「政治的陰謀」は達成された(鳥越俊太郎)
第1章 被害者たちが証言する「国策捜査」の実態(検察が潰れる「最大の弱み」を告発(三井環)
「暴力組織」に成り下がった検察、「既得権益」にしがみつくメディア(仙波敏郎)
権力とメディアの暴走を許さない(鈴木宗男)
原子力帝国・全体主義国家に変貌する日本(佐藤栄佐久)
日本の民主主義のため最後まで闘う(石川知裕)
小沢裁判事件の評価と主権者がとるべき行動(植草一秀))
第2章 民主主義の危機、「検察」の暴走を検証する(陸山会事件における検察の暴走とメディア(郷原信郎)
法務・検察官僚に組織としての正義はあるか?(川内博史)
政治的冤罪事件「小沢ケース」の奇々怪々(有田芳生)
検察の暴走と「指揮権発動」の真相(小川敏夫)
検察の暴走・司法の崩壊に、市民に何ができるか(八木啓代)
暴走検察の背後にある刑事司法の巨大な歪み(青木理))
第3章 なぜ、大メディアは「検察」の暴走に加担したのか(革命的改革を阻止した官僚と、それに手を貸したマスコミ(高野孟)
「アンチ小沢という空気」の正体(二木啓孝)
「週刊朝日」と大手メディアの違いはどこから生じたのか(山口一臣)
民主統制なき刑事司法に、メディアが最後の砦となれないことの悲劇(神保哲生)
小沢事件をメディアはどう報じてきたか(浅野健一)
官僚機構の一部と化したメディアの罪(マーティン・ファクラー))
終章 権力の暴走とメディアの加担―小沢問題の意味を問う(木村朗)
http://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar317850
孫崎享のつぶやき
小沢事件の核心は検察による「クーデター」+マスコミの加担でなかったか
2013-08-17 06:59
ニューヨーク・タイムズ東京支局長マーティン・ファクラーの物だ。米国ジャーナリストの中でも、急速に評価が高まってきている。
米国のピューリッツァー賞は、新聞等の印刷報道、文学、作曲に与えられる米国で最も権威ある賞です。ここに「国際報道」の分野があります。2012年マーティン・ファクラーは福島原発についての日本のメディアの報道のいい加減さを糾弾して、「国際報道」で最終選考の最後の3名に残った。
マーティン・ファクラーの論評は『20人の識者がみた「小沢事件」の真実』に掲載された「官僚機構の一部と化したメディアの罪」を寄稿した。その一部である。
*****************************
・2009年夏の政権交代前からこれまで、日本では、小沢一郎さんに対して、人格攻撃ともいうべきひどい報道が、ずっと繰り返されてきた。
・小沢さんは、逮捕も起訴もされていない。それなのに、「小沢はこんな悪い人間だ」「あんな悪いことをやった」などと。有罪が確定であるかのように報道されていたし、今なおその影響は大きい。
・2009年春西松建設事件の捜査が波及し、同年3月3日、小沢さんの公設第一秘書が逮捕された。当時は、自公政権が弱体化し、日本政治そのものが麻痺していて、次期総選挙で民主党の政権奪取の可能性が非常に高まっていた。
55年体制以来、長く一党支配が続いた日本で、初めて野党が、一政党で与党になれる可能性が高くなり、日本の民主主主義にとって非常に大事な時期だった。
・一方で、喜朗元総理や二階俊博自民党総務会長代行ら、自民党の大物政治家などが西松建設から献金を受けていた。
・その中で、何故このタイミングで、政権交代前夜、野党第一党の民主党の代表だけがいきなり標的になったのか、私は非常な違和感を持った。が、当時は、日本のメディアは、ほとんどだれもそんな問題意識を持っていなかった。
・小沢さんへの捜査は西松建設問題でスタートし、それに合わせて全メディアからの小沢バッシングが始まった。その後、第2ラウンドの陸山会事件と続くが、小沢さんは、それでも逮捕も起訴もされなかった。しかし、検察審査会の二度の起訴相当議決によって強制基礎をされてしまう。
・日本のメディアは、どうしてこの事件がそのタイミングで起きるのか、東京地検特捜部はどんな目的をもっているのか、小沢事件から一歩引いて全体を俯瞰してみようとはしなかった。
・検察は、チャレンジャーを潰し、現状を維持して体制を守る仕組みとして働いている。メディアは、そうした社会における検察の仕組みを保管する役目を果たしていると思う。
IWJ Independent Web Journal より
13/07/31 「日本の若者がアメリカの鉄砲玉になるなんて、僕は耐えられませんよ!」 ~岩上安身による山中恒氏インタビュー
14歳で敗戦を迎えた「軍国少年」だったという山中恒氏。1974年に刊行された『ボクラ少国民』をはじめ、戦争をテーマとする児童文学を数多く執筆。他にも、『書かれなかった戦争論』、『新聞は戦争を美化せよ! 戦時国家情報機構史』、『アジア・太平洋戦争史』、『戦争ができなかった日本ーー総力戦体制の内側』など、膨大な同時代資料にもとづいた戦史研究書を上梓している。
山中氏は岩上安身のインタビューのなかで、憲法改正、「敵基地攻撃論」を盛り込んだ防衛大綱の改定、国防軍の創設など、右傾化が進む安倍政権を痛烈に批判。「戦場と戦争は違います」と語り、ナショナリズムの一時的な高揚を背景に戦争を始めかねない安倍政権の姿勢に懸念を示した。
戦争ができなかった日本――総力戦体制の内側 (角川oneテーマ21) [新書]
山中 恒 (著)
価格: ¥ 740
商品の説明
内容紹介
戦争をすることで国民の暮らしがどれほど影響を受けるのか、悲惨な事態になるのか。長年戦時史研究を続ける著者が、コレクションである膨大な戦時史資料をもとに、戦争のバカバカしさを激白!
内容(「BOOK」データベースより)
戦争は冷酷でばかげたビジネス。戦争をするには莫大な費用がかかる。戦争をやることがいかに異常な事態であるか経済の面から戦争を語りつくした新しい戦時史。
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登録情報
新書: 212ページ
出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009/8/10)
ISBN-10: 4047102016
ISBN-13: 978-4047102019
発売日: 2009/8/10
目次
はじめに
第一章 戦争で儲けよう
1.戦争とは?/2.第一次世界大戦と日本/3.満州事変/4.満州国は役立たず
第二章 戦費とは何か?
5.国防国家建設資金/6.戦争と為替「一志二片」の堅持/7.戦費とは何か?/8.総力戦体制と言論統制/9.輸出入品等に関する臨時措置に関する法律/10.軍需工業動員法
第三章 生産力が戦争の勝敗を決する
11.原棉飢饉/12.国家総動員法/13.労働力不足/14.戦争のための厚生省
第四章 戦争のメンタリティ
15.総力戦用国民学校/16.日の丸を強要した国民精神総動員/17.戦争と失業/18.なぜ英米を敵にまわしたか?/19.日中通貨戦・円元たらい回し/20.太平洋戦争序曲・天津租界問題
第五章 資源がない、物がない
21.電力・石炭不足/22.価格等統制令と物不足/23.貿易省・日米通商航海条約破棄
第六章 軍需バブルはじける
24..日独伊三国同盟/25.対日資産連結/26.戦争と国民貯蓄/27.戦争は中小企業を切り捨てる
第七章 勝てるはずのなかった戦争
28.重要産業団体令と統制会/29.軍需省と航空機生産
あとがき
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-2098.html より
私は今までブログを書くにあたり、ネットを中心に情報を集め、自分なりに分析して書いてきたつもりである。今回の斉藤まさし氏に対する批判記事もそうだった。
実際に斉藤氏にお会いして、ブログに書いた事や週刊文春の記事などをぶつけてみた。
やはり、実際に本人と会って一次情報に接し、聞いたことをまた検証する事が大事なことだと思った。それを短絡的に「ネットは信用できない」という言葉で片付けてもらいたくはないとも思っている。
「情報リテラシー」というものは、なにもマスメディアだけに当てはまるのではなく、ネットにも言えるのだという事だ。
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-2096.html より
最後の7月20日に三宅洋平は、小沢一郎について少しだけ触れていた。
その前後を書き起こしたので、最後に読んでほしい。
「 民主主義の大前提は「絶対に相手を殺さない」ということ。
そのために殺し合いをしないために、極限まで自分の意見と相手の意見をぶつけ合う。
それをアイヌの言葉で「チャランケ」という。
民族と民族が明日、開戦前夜、明日から戦争ですよという日に、最後にその武力闘争を避けるために部族長と部族長が話し合い続ける。
それを「チャランケ」っていう。
国会を俺はチャランケの場に戻したいよ。
絶対に武力闘争しないために、国会でちゃんと話し合いたいんだ。
俺たちの意見もってこうぜ。
俺と太郎ちゃん二人いたら、結構できるぜ。
ましてや緑の党が2.3議席とったらもっとやれるね。
山田正彦さんだっているよ、超頑張ってほしい。
俺たちは「心の超党派」なんだよ。
政治の儀式、しきたり、制度、システム…。
それがあってさ、野党が団結できないんだよね。
だけど、俺からしたら「くだらねえよ、全然くだらねえ」
俺たちは、もうハートは握ってんだよ。
小沢さんだって同じ思いだと思うよ。
今回はとりあえず自民党にさ一人勝ちさせちゃあダメなんだよ。
・・・」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/91498
2013/07/17 「民主党離党に後悔はない」参院選後からの巻き返しを示唆 ~日本外国特派員協会主催 生活の党 小沢一郎代表 記者会見
生活の党・小沢一郎代表は17日、日本外国特派員協会で記者会見をおこない、7月21日投開票の参院選の見通し、原発、TPP、憲法改正などについて、外国メディアの質問に答えた。小沢代表は、参院選後には野党結集の動きがあると予想し、次の総選挙での巻き返しに意気込みを見せた。しかし、自身が主導し野党結集を図ることには消極的な態度を示した。過去、民主党代表時代に経験した検察やメディアによるバッシングによる影響から、第三者的な立場から関わっていきたいとした。
■詳細 http://bit.ly/11F57d1
http://www.godo-shuppan.co.jp/img/1132chirashi.pdf
自民党憲法改正草案に ダメ出し食らわす!
小林 節+伊藤 真[著]
サイズ:130mm×188mm
発行日:2013.7.15
ISBN:978-4-7726-1132-9
ページ数:168ページ
販売価格(税抜): 1,300 円
本書紹介
護憲論者の伊藤真と、改憲論者の小林節が、憲法改正に対する意見は違っていても、憲法は国家をしばるものという点において意気投合!
自民党の「憲法改正草案」のどういうところがダメなのか、現代の日本における憲法研究者の第一人者であり、草案作成のプロセスも知る2人が、徹底的に論じ合う。
立場を越えて憲法の原点に立ち返る、立憲主義宣言!
★「第96条改正草案」へダメ出し!
「この憲法の改正は、衆議院又は参議院の議員の発議により、両議院のそれぞれの総議員の過半数の賛成で国会が議決し、国民に提案してその承認を得なければならない」(自民党憲法改正草案より)
→→→これでは、実質上、憲法が法律と同じになってしまう。つまり憲法に拘束されるべき権力者たちが憲法から自由になりたい…という提案で、これは、立憲主義の否定、民主主義への反逆で「憲法破壊の試み」である。―小林 節
★「前文3段改正草案」へダメ出し!
「日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、基本的人権を尊重するとともに、和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する」(自民党憲法改正草案より)
→→→人権尊重するのは、まず国でしょう。こんなことまで国に言われたくない! しかも抑止力とかいって近隣諸国にケンカ腰の政治家からは特に。―伊藤 真
目次
●第1部 添削編
自民党憲法改正草案への赤字添削
●第2部 対談編
小林節×伊藤真
「自民党憲法改正草案はなぜダメなのか」
あとがき
小林節
伊藤真
[巻末資料]
日本国憲法改正草案(現行憲法対照)
作者紹介
小林節:こばやし・せつ
慶應義塾大学法学部教授・弁護士。
1949年生まれ。元ハーバード大学研究員。憲法学。テレビの討論番組でも改憲派の論客としてお馴染み。自民改憲草案作成プロセスに関わりながら、出てきた草案をみて、あまりの復古主義の強い、立憲主義を逸脱した内容に仰天する。共著に『対論!戦争、軍隊、この国の行方』(青木書店)『「憲法」改正と改悪 憲法が機能していない日本は危ない』(時事通信社)など多数。
伊藤真:いとう・まこと
伊藤塾塾長・法学館憲法研究所所長。
1958年生まれ。81年東京大学在学中に司法試験合格。現在は塾長として、受験指導を幅広く展開するほか、憲法や立憲主義について、論理的でわかりやすい説明はつとに有名で、全国各地へ講演に奔走している。『高校生からわかる日本国憲法の論点』(トランスビュー)『憲法の力』(集英社新書)『中高生のための憲法教室』(岩波ジュニア新書)など多数。
http://www.godo-shuppan.co.jp/img/1088chirashi.pdf
サルでもわかるTPP: 入るな危険!「強欲企業やりたい放題協定」 [単行本]
安田 美絵 (著)
価格: ¥ 1,260
内容説明
TPP(環太平洋パートナーシップ協定)は農業だけの問題じゃない。
日本人の生活すべてに降りかかってくる大問題なんだ。
かわいいおサルさんのトコトン噛み砕いた説明を聞けば、
国や大企業が隠したい真実が見えてくる!
みんなで学んで、T(トンでもない)P(ペテンに満ちた)P(パートナーシップ)に「NO!」の声を!!
内容(「BOOK」データベースより)
TPPは農業だけの問題じゃない。日本人の生活すべてに降りかかってくる大問題なんだ。
かわいいおサルさんがトコトン噛み砕いた説明を聞けば、国や大企業が隠したい真実が見えてくる。
さあ、みんなで学んでTPPに「NO!」の声を。
単行本: 119ページ
出版社: 合同出版 (2012/6/30)
言語 日本語
ISBN-10: 477261088X
ISBN-13: 978-4772610889
発売日: 2012/6/30
目次
第1章 「TPPで日本が発展!」の勘違い
第2章 TPPで日本社会はどうなる?
第3章 TPPで食はどうなる?
第4章 TPPと遺伝子組み換え
第5章 なぜ日本は加盟したい?
第6章 TPPでは幸せになれない
第7章 米韓FTAを参考にしよう
第8章 自由貿易について考えよう
http://www.sogensha.co.jp/booklist.php?act=details&ISBN_5=30052
書名
「戦後再発見」双書2
本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」
前泊博盛編著/明田川融、石山永一郎、矢部宏治著
定価(5% 税込)
1,575円
刊行年月日
2013/02/26
頁数416頁
なぜ米軍は自国ではできない危険なオスプレイの訓練を日本では行なうことができるのか?
なぜ日米地位協定は日本国憲法の上位法として扱われているのか? 基地問題だけでなく原発事故やその再稼働問題、TPP参加問題など、現在の日本で起きている深刻な出来事の多くが在日米軍がもたらす国内法の機能停止状態に起源をもっている。
ベストセラー『戦後史の正体』に続くシリーズ第二弾は「戦後日本」最大のタブーである日米地位協定に迫る!
目次
PART1 日米地位協定Q&A(17問)
1: 日米地位協定って何ですか?
2: いつ、どのようにして結ばれたのですか?
3: 具体的に何が問題なのですか?
4: なぜ米軍ヘリの墜落現場を米兵が封鎖できるのですか? その法的根拠は何ですか?
5: 東京大学にオスプレイが墜落したら、どうなるのですか?
6: オスプレイはどこを飛ぶのですか? なぜ日本政府は危険な軍用機の飛行を拒否できないのですか? また、どうして住宅地で危険な低空飛行訓練ができるのですか?
7: ひどい騒音であきらかな人権侵害が起きているのに、なぜ裁判所は飛行中止の判決を出さないのですか?
8: どうして米兵が犯罪をおかしても罰せられないのですか?
9: 米軍が希望すれば、日本全国どこでも基地にできるというのは本当ですか?
10: 現在の「日米地位協定」と旧安保条約時代の「日米行政協定」は、どこがちがうのですか?
11: 同じ敗戦国のドイツやイタリア、また準戦時国家である韓国などではどうなっているのですか?
12: 米軍はなぜイラクから戦後八年で撤退したのですか?
13: フィリピンが憲法改正で米軍を撤退させたというのは本当ですか? ASEANはなぜ、米軍基地がなくても大丈夫なのですか?
14: 日米地位協定がなぜ、原発再稼働問題や検察の調書ねつ造問題と関係があるのですか?
15: 日米合同委員会って何ですか?
16: 米軍基地問題と原発問題にはどのような共通点があるのですか?
17: なぜ地位協定の問題は解決できないのですか?
PART2 「日米地位協定の考え方」とは何か
資料編 「日米地位協定」全文と解説
〇日米地位協定 〇日米安保条約(新)
http://iwj.co.jp/wj/open/jpus-sofa
IWJ日米地位協定スペシャル
孫崎享氏のベストセラー『戦後史の正体』に続くシリーズ第二弾、『本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」』とのコラボ企画として、IWJでは日米地位協定に関する取材を、特集として進めていきます。
その第一弾として、『本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」』の著者、沖縄国際大学大学院教授の前泊博盛氏へのインタビューが、3月5日(火)19:00より行われました!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/90525
山田正彦候補は14日(日)、参院選に向けて個人演説会を行なった。この演説会には喜納昌吉氏、孫崎享氏、丸子安子候補が応援に駆け付け、TPPの危険性を孫崎享氏とトークライブ形式で熱く語った。
実際に街角に貼ってあった民主党のポスターを見て愕然とした。
http://www.dpj.or.jp/article/102704/%E6%B5%B7%E6%B1%9F%E7%94%B0%E4%BB%A3%E8%A1%A8%E3%81%8C%E6%96%B0%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%80%8C%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8B%E5%8A%9B%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%80%8D%E3%82%92%E7%99%BA%E8%A1%A8
前回の郵政民営化選挙の際と同じミスを繰り返しているのだ。
※副島隆彦編著「日本の真実」~「大衆世論を操縦せよ!」P71~P73あたりを参照。
まず、人物が自民党や共産党のポスターに比べて異常に小さく、存在感の小ささを表している。次に、中央から左に向かって歩き出していて、「退場」「はぐらかし」を表している。極めつけは、人物が有権者の方を見ず、向かって左側の外を見ている。
こんな説得力の無いポスターはなかなか無い。
今回の選挙は、戦わずして先が見えた。
アベノリスク 日本を融解させる7つの大罪 [単行本]
植草 一秀 (著)
価格: ¥ 1,575
在庫あり。
内容紹介
第一のラッパが吹き鳴らされると、日銀の資産を大幅に劣化させてまで誘導される激しいインフレが、政府と企業だけを救い、国民は大いに苦しめられた。
第二のラッパが吹き鳴らされると、大増税が始まり、アベノミクスへの期待効果によって生まれたわずかな株高などは簡単に吹き飛ばされた。
第三のラッパが吹き鳴らされると、TPP加盟によって美しい国土は荒れ地と化し、米国市場原理主義の猛威が日本社会を荒廃させた。
第四のラッパが吹き鳴らされると、活断層の上の原発がいつのまにか続々と再稼働し始め、人々は原発事故の悪夢に怯える日々を過ごした。
第五のラッパが吹き鳴らされると、血税を食い荒らすシロアリ官僚がますます増殖し、再び増額された巨大公共事業・役人利権予算に群がった。
第六のラッパが吹き鳴らされると、権 力の横暴を防ぎ止める役割を担っていたはずの憲法が、国家権力によって次々と都合よく改悪され、国民主権や基本的人権がないがしろにされた。
第七のラッパが吹き鳴らされると、憲法改悪によって戦争への道が切り開かれ、集団的自衛権の名のもとに日本が報復攻撃の対象とされ・・・・・・・
これは黙示録ではありません。近未来の日本の姿です。
アベノミクスの次にやってくるのは、アベノリスクの時代なのです。
内容(「BOOK」データベースより)
インフレでも給与は上がらず、大増税によって景気はますます悪化、TPP参加で日本の保険・金融・国土はハゲタカに破壊し尽くされ、原発再稼働後の国民は再び放射能事故の恐怖に怯える日々を味わう。またもや拡大し始めた巨額の公共事業利権にはシロアリ官僚が群がり、独善的な改憲によって人権と国民主義は制限され、挙げ句の果てには、「戦争が必要な国」アメリカに巻き込まれる形で戦渦に晒される…アベノミクスの次に起こることを知りたい人へ。
登録情報
単行本: 274ページ
出版社: 講談社 (2013/7/4)
発売日: 2013/7/4
目次
アベノリスク 第1の罪 引き起こされるインフレ
アベノリスク 第2の罪 大増税不興 繰り返される3度目の悪夢
アベノリスク 第3の罪 TPP 失われる主権
アベノリスク 第4の罪 活断層の上の原発再稼働
アベノリスク 第5の罪 シロアリ官僚に食い尽くされる
アベノリスク 第6の罪 改変される憲法
アベノリスク 第7の罪 創作される戦争
TPPが民主主義を破壊する! [単行本]
苫米地英人 (著)
価格: ¥ 525
内容紹介
TPPはこんなに恐ろしい協定だ!(本書より一部抜粋)
●TPPは国家主権を超えて、国内法を改正させる威力を持ってる。
●外資多国籍企業が、日本の公共事業、医療、郵政、警察、防衛、自治体のサービスなどにネットで自由に入札できるようになる。
●協定の交渉文書は一般の国民はおろか、国会議員すら見ることができない。
●アメリカ国民にとっても不利益な協定。米国人労働者たちの多くは途上国からの安価な労働力に職を奪われる。
●TPPで得をする人たちは誰か? 多国籍企業とそれらに投資する金融機関である。
……そのほか、TPPの危険性やその具体的理由を知らしめるべく緊急出版! 参院選投票前に必読の一冊です。
登録情報
単行本: 80ページ
出版社: サイゾー (2013/7/13)
言語 日本語
ISBN-10: 490420929X
ISBN-13: 978-4904209295
発売日: 2013/7/13
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-2089.html
IWJ代表ジャーナリストの岩上安身氏による小沢一郎代表インタビューは、突っ込んだ鋭利な質問が相次ぎ、小沢さんもいつになく呆気らかんとして大っぴらな返答をしていた。
2013.7.14日IWJガイド
【Ch1】21:30~「岩上安身による比例区 みどりの風 山田正彦候補 インタビュー」
視聴URL:http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi
※みどりの風から、来たる参院選に出馬する山田正彦候補へ、岩上安身がインタビュー。