「菅首相の誕生:参院選まで対・米国戦争屋防衛内閣となるか」

投稿日:2010/06/05 06:40

「新ベンチャー革命」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010年6月4日 No.137
「菅首相の誕生:参院選まで対・米国戦争屋防衛内閣となるか」

1.鳩山首相ワンポイント・リリーフというシナリオ的中

 昨年2009年12月1日の拙稿・本ブログにて、鳩山政権の行方を占っています(注1)。それによれば、以下のように、当時、3つのシナリオが描けました。

(1) 鳩山首相献金疑惑追及は、日本の親・戦争屋=CIAの日本人(反鳩山派)が勝手にやっているのみであり、本家の戦争屋=CIAはノータッチである。 

(2) 鳩山首相はもともとワンポイント・リリーフであり、近未来、前原氏もしくは別の親・戦争屋=CIA系民主党政治家に首相のポストを明け渡すシナリオが動いている。

(3) 鳩山首相はアンチ戦争屋と思われているので、親・戦争屋=CIAに変節するジェスチャーをして戦争屋=CIAからの正面攻撃をかわす。

 さらに、筆者は、昨年12月時点にて、水面下でシナリオ(2)が動いていると予想しました。その通り、鳩山首相は、2010年6月2日、8ヶ月半の短命にて、首相の座を降りてしまいました。上記、(2)のシナリオ予想が当たって、喜ぶべきか、嘆くべきか、迷ってしまいます。

 なお、上記、(1)および(3)のシナリオも、まったく見当はずれではないと思います。

2.電光石火の早業、菅直人新首相誕生

2010年6月2日、鳩山首相が突然、辞意表明、6月4日、早くも、後任に菅直人氏が第94代の新首相に選出されています。しかも、密室談合ではなく、当て馬の対抗馬を立て、民主党内での民主主義的手続きを踏み、正統に民主党党首を選出した後、電光石火の早業で菅新首相が6月4日午後、衆参両院本会議で認証を受けました。この間、民主党内はアンチ小沢議員を含み、見事に統制が取れていました。それを横目に野党自民党はさぞかし腰を抜かして驚いたことでしょう。

 菅氏は早速、仙石氏(親米派)を官房長官に任命しています。この一連の動きは、誰かが予めシナリオを描いており、シナリオ通りに進行しています。

 事前に、大手マスコミは、鳩山辞任サプライズも、菅首相シナリオもまったく嗅ぎ付けることができていませんでした。したがって、このシナリオは、悪徳マスコミ(悪徳ペンタゴンの一味)の埒外で練られてきたことは確かです。

 菅内閣の組閣は、小沢・鳩山色を一変させ、事業仕分けで活躍した親米派(行革推進派)中心となりそうです。米国戦争屋ジャパンハンドラーから見て、民主党内小泉シンパ的政権に見えるので、アンチ小沢・鳩山だった大手マスコミ(戦争屋のロボット)によるアンチ民主バッシングは鎮静化するとみられます。

3.対・米国戦争屋防衛政権の誕生

 2006年以降(ポスト小泉以降)、民主党は日本を実質支配する米国戦争屋の行動原理をよく研究し、最近の戦争屋は、自民、民主にかかわらず、対米完全従属政権であった小泉政権をベンチマーク(比較対象の基準)にしていると気付いたのでしょう。

 戦争屋の基準にはずれると、彼らは、日本国内に飼っている闇の謀略部隊や、配下の日本の大手マスコミ・親米官僚を動かして、ありとあらゆる手段で、ときの政権に攻撃をかけてくることもわかりました。

 安倍政権(自民)しかり、福田政権(自民)しかり、麻生政権(自民)しかり、そして鳩山政権(民主)しかりです。戦争屋にとって、政党は関係ないのです。親・戦争屋か、アンチ戦争屋かが判断基準なのです。

 戦争屋がどれほど、ときの政権に攻撃を仕掛けても、国民がそれに惑わされず、信念をもって、応援すれば、何も怖くはないのですが、現実に、多くのお人好し国民は、戦争屋の動かすロボット(悪徳マスコミ)の扇動にまんまと引っかかることもよくわかりました。

 こういう日本人も1票をもっているので、民主党も背に腹は変えられません。とにかく、参院選に勝つまで、悪徳マスコミ(戦争屋の奴隷)の攻撃をかわすことを最優先しています。

4.前原首相ではなく、菅首相カードは、民主党が譲れるギリギリの限界だった

 米国戦争屋は、民主党内の小泉二世のような前原氏を首相にすれば、もっと大満足だったのでしょうが、民主党としては、そこまで、露骨な人事には踏み切れなかったということでしょう。その代わり、菅内閣に小泉シンパをちりばめてごまかすしかありません。鳩山内閣でも同じ手を使ったのですが、うまくごまかせなかったのです。とにかく、参院選まで、ごまかせばよいのです。

5.悪徳マスコミはどう攻めるか

 小沢・鳩山コンビ(アンチ戦争屋)という攻撃目標を失った悪徳マスコミは今後、どう攻めてくるのでしょうか。彼らは戦争屋のロボットですから、今、親分・戦争屋の顔色を窺っている最中でしょう。しがない貧乏性で、早速、菅氏のスキャンダルをあさっているようです。戦争屋から攻撃命令がでたときの準備をしているのでしょう。マスコミの下っ端は、戦争屋の基準がよく理解できず、民主を叩けば、戦争屋が喜ぶと誤解している連中も多いようです。ほんとうに煮ても焼いても食えない奴等です。

 筆者の記憶によれば、菅さんはかつてKOS(カネ・まるまる・サケ)という、戦争屋謀略部隊の三大陥穽工作ツールのうち、真ん中のOでしくじったことがあります。小沢・鳩山コンビを落としたKでは、菅氏は年金未払いでやられたことがありましたが、完全なる冤罪でした。一回、頭を丸めて、四国お遍路霊場巡りをやっていました。中川昭一氏のようなSはないでしょう。いずれにしても、KOSのいずれかで落とされるリスクがもっとも低く、かつ、国民に知られている人材ということで、選ばれています。だから、悪徳マスコミも参院選までに、うまく攻撃できるかどうか、お手並み拝見です。

注1:本ブログNo.49『苦渋の戦争屋(=CIA)対策:鵺(ぬえ)となる民主党』2009年12月1日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/4244445.html

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html

(転載貼り付け終了)