"日本の政治情勢に関する小沢一郎"

1094 投稿日:2012/12/11 17:39

日本一新の会 メルマガ配信
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                    増刊号・2012/12/11
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                     顧問:戸田 邦司
                     発行:平野 貞夫
                     編集:大島 楯臣
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  <メルマガ・日本一新・告知号>
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 日本外国特派員協会(外国人記者クラブ)での記者会見概要

 プロフェッショナルランチョン
 ”日本の政治情勢に関する小沢一郎”

 日本未来の党のメンバー 小沢一郎、前衆議院議員、

 2012年12月12日(水曜日)11:00~12:30

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今朝の時事通信速報に「見えぬ政党差、争点=【脱原発の過程不
明確】―在京メディア支局長」と言う記事があった。その要点は、
「米紙ニューヨーク・タイムズのマーティン・ファクラー東京支
局長は“維新は保守の中の競争要素にすぎない”とし、『日本未
来の党』を新たな選択肢と指摘。「韓国中央日報の金玄基東京総
局長氏は“30年代の原発稼働ゼロを閣議決定できなかった民主
に完全な脱原発はできない。自民も経済界とのつながりが深く難
しい”とみるといい、ファクラー氏は、「政治家の右傾化が行き
過ぎて、国民はついていっていない」と分析、であった。
さらに要約すると、『自民党』対『日本未来の党』の二大政党の
争いであると外国メディアは分析している。

明日の外国人記者クラブでの小沢さんの発言を注視したい。

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「Yahoo!みんなの政治」がホームページで政党支持を随時
調査しているが、「未来の党」が選択肢に入った調査が、ようや
く12月9日から始まった。

12月11日午後5時の時点で、4236票の投票で、1位が、
「未来の党」33%、2位自民党23%、以下、みんな5%、維
新4%、民主3%となっている。

数字は時々刻々と変化し、メインの質問との関係で政党支持率に
かなりの変動はあるが、ネットにおける政党支持の指標として、
十分参考になるものだと思う。

大マスコミによる政党や候補者の支持率調査の結果は、実際の選
挙結果とかなり異なる場合がある。ある時の衆院選では、A氏の
支持率は最後まで自民党候補の後塵を拝していたし、同氏が2度
目の当選を果たした選挙のときでも、選挙前の調査では自民候補
のほうが数字が上だった。

特に選挙前や選挙序盤での調査では、「決めていない」という回
答の中に、政権側でない政党や候補者への潜在的支持がかなり含
まれている。一方、政権側(自民とか、今は民主とか、あるいは
維新も、かもしれない)の政党や候補者を答えた人の中には、実
際には投票に行かないという人が結構含まれているものだ。それ
が、逆転につながる。

日本の政党や政治家は、基本的に、冷戦時代の左右対立の枠組み
にとらわれている。タカ派、新自由主義者、心情(伝統主義的)
保守がそうだし、冷戦時代の組織体制を今に引きずる左側の政党、
政派もそうである。そこにとらわれるのは、官僚やマスコミもだ
が、冷戦時代からの惰性をひきずる組織の論理にとらわれている
からでもあろう。

事務局は、世界の政治潮流の本流は、市場メカニズムを認めなが
らも社会政策の充実を図る、セーフティネットを整備することで
自由な経済社会活動を保障する、イギリスのブレア労働党政権に
代表される「第三の道」だと主張してきた。組織の論理を振り切
って、民意を優先させ、国民の生活を第一に考え、原発の問題に
真剣に向き合う、政党が、今、世界の政治潮流のど真ん中におり、
ネットの支持を受けている。

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事務局は今日(11日)の午前9時22分、生まれて始めて「電
話世論調査」なるものの対象に選ばれ(宝くじの当たりの方が良
いのだが、買ったためしがない)、10分ほどお相手をした。
相手は「朝日新聞世論調査担当」と名のり、「お宅の最年長者は
幾つかと」と聞いてきたので、「年明けには70代だが、年内は
60代」と返して10歳のサバを加えた。「調査担当」とはいう
ものの、明らかに派遣か、外注か、ほとんど政治の素人で「支持
政党は?」と聞くから「未来の党」と返したら、しばらく探して
いた。恐らくは調査票には「日本未来の党」と記載されていて、
未来の党だけではリアルに理解できなかったのだろう。その余は
定石通りで、ただ一個所、「その政党を支持する理由は?」と言
うのがあり、読み上げられた選択肢の中に私の回答はなかった。
それで「その他で良いですね?」というから、「良くはない。政
治とはそんなに簡単なことばで説明できるものではない。私が口
述するから書き取ってください」とお願いしたが、ダメだった。

「世論調査」の怪しさは、これまでも言われてきたことだが、身
を以てその不確かさを確かめることができた。まず日時である。
平日の9時半頃、固定電話の側にいる人はおよそ決まっている。
その人が自営業である場合は現業だろうが、給与所得者比率が高
い社会構造で、この時間、家にいるのは「失業者」が、定年退職
組、あるいはその連れ合いなどである。世の中に事務局ほどヘソ
の曲がったお人は少数で、その大半は善人で、世の中を真面目に
理解している人が多数である。その人たちに、ありきたりの質問
すれば、ありきたりの回答が来るのは定石である。世論調査とは
その程度のものであることを体験できて、大いに有効だった。
但し、ネット世論には「ヘソの曲がったお人」が増え、この国を
動かす大きな要素となりつつある。日本も棄てたものではない。
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