新刊『裸のフクシマ』(たくき よしみつ・著)

1094 投稿日:2011/10/25 11:05

http://takuki.com/hadakanofukushima.htm より貼付

『裸のフクシマ』(たくき よしみつ・著) 立ち読み版
裸のフクシマ ◆ 書 名:『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社)

   種 別:単行本 352ページ
   著 者:たくき よしみつ
   版 元:講談社、2011.10
   価 格:1600円+税
   ISBN :978-4-06-217319-3
   
メディアが語ろうとしない驚愕の事実が満載

内容紹介
■目次
●まえがき
第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
●揺れる我が家を外から見ていた
●通信不能になることの恐怖
●2時間も隠されていた最初の爆発
●ツイッターとグーグルに真実を教えられた
●全電源喪失に至る「想定外」のバカさ加減
●前年6月にも2号機は電源喪失で自動停止していた
●11日のうちに炉心溶融していた!
●4号機のミステリー
●東京にとっては3月21日が問題だった
●そのとき川内村の住民たちは
●避難を決断できた村とできなかった村

第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
●3月15日、文科省がまっ先に線量調査した場所
●福島県はSPEEDIのデータを13日に入手していた
●イギリスから線量計が届いた
●まだ線量の高い川内村に「一時帰宅」
●「調査をするな」と命じた気象学会
●突然有名になった飯舘村
●20km圏内の放射線量を出さなかった理由
●0.1マイクロシーベルト/時 は高いのか低いのか
●「年間20ミリシーベルト」論争の虚しさ
●恐ろしくて調査もできない内部被曝
●日本中を震撼させた児玉証言
●チェルノブイリ事故のときのヨーロッパは
●福島の人たちでも感じ方・判断は様々
●核実験時代は今より放射線レベルが高かったという勘違い
●「チェルノブイリの○倍/○分の1」というトリック
●低線量被曝の「権利」
●わざわざ線量の高い避難先の学校に通わされている子供たち
●「低線量長期被曝」の影響は誰にも分からない

第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
●安全な家を突然出ろと言われた南相馬市の人たち
●20km境界線を巡る攻防
●30km圏内に入れてくれと言った田村市、外してくれと言ったいわき市
●仮払金・義援金をめぐる悲喜劇
●避難所から出て行こうとしない人たち
●無駄だらけの仮設住宅
●汚染のひどい都市部の補償はどうするのか
●事故後、「原発ぶら下がり体質」はさらに強まった
●原発を率先して誘致したのは県だった
●プルサーマルを巡って葬り去られた知事、暗躍した経産副大臣
●福島を愛する者同士の間で起きている根深い憎悪劇

第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
●川内村にとって脅威は線量ではない
●農家の意地をかけた孤独な闘い
●獏原人村と「大塚愛伝説」
●「一時帰宅ショー」の裏側で
●目と鼻の先の自家用車を取り戻すのに丸一日
●一時帰宅──富岡町の場合
●「ペット泥棒騒動」に巻き込まれたジョン
●全村避難が決まった飯舘村へ

第5章 裸のフクシマ
●「地下原発議連」という笑えないジョーク
●放射能で死んだ人、これから死ぬかもしれない人
●日当10万円、手取り6500円
●浜岡は止める前から壊れていた
●「エコタウン」という名の陰謀
●「除染」という名の説教強盗
●下手な除染は被害を拡大させる
●3・11以降まったく動かなかった風力発電
●「正直になる」ことから始める
●素人である我々が発電方法を考える必要はない
●1日5500万円かけて危険を作り続ける「もんじゅ」
●裸のフクシマ 

●かなり長いあとがき  『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛