新刊 福島原発人災記――安全神話を騙った人々
投稿日:2011/04/22 09:09
福島原発人災記――安全神話を騙った人々
川村 湊 著
4月下旬発売
判型
四六判 並製 224ページ
定価
1600円+税
2011年3月11日、東日本大地震大津波、それに続く原発事故。文芸評論家の筆者は原子力に関しては全くの素人。東電・政府・関係機関・専門家の過去から今の発言の生資料を調べまくって分かった彼らのいい加減さ。これは正に人災だった。
[著者紹介・編集担当者より]
ジョン・リードの『世界をゆるがした十日間』を彷彿させる、事故後15日間の記録と原発を推進した面々の無責任な言動。新しい表現方法で、素人でもわかる日本の原子力行政の破綻を徹底的に証明した。筆者ならではの読みやすい文章がいい。(宮)
4月下旬発売中
ISBN978-4-7684-5661-3
〈川村湊〉1951年北海道生まれ。法政大学法学部政治学科卒。同大学国際文化学部教授。文芸評論家。「補陀落」で伊藤整文学賞、「牛頭天王と蘇民将来伝説」で読売文学賞受賞。