新刊 国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る
国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る [単行本(ソフトカバー)]
副島隆彦 (著), 植草一秀 (著), 高橋博彦 (著)
価格: ¥ 1,470
内容紹介
2009年8月、上告が棄却され東京拘置所に収監された植草一秀氏は、2カ月にわたる服役生活を終えたのち、10月に出所した。本書は植草氏の裁判(2006年の事件)を傍聴しつづけた貴重な記録から、“国策捜査"の構図を検証し、いかに司法権力が凶器と化すか、読者に警鐘を鳴らす。また、公判記録の分析とともに、副島隆彦氏と植草一秀による対論を収録。日本の権力構造に真っ向から立ち向かう両氏の言論は、司法権力批判にとどまらず、消費税増税、小沢一郎裁判、橋下徹旋風の落とし穴など、いま最もホットな政局分析にまで及ぶ。
単行本(ソフトカバー): 220ページ
出版社: 祥伝社 (2012/6/30)
言語 日本語
ISBN-10: 439661425X
ISBN-13: 978-4396614256
発売日: 2012/6/30
商品の寸法: 18.6 x 13 x 1.8 cm
目次
はじめに (対論1)冤罪との闘いは続いている ●植草一秀「収監」の日 ●毎日「袋貼り」をしていた ●「この世の地獄」を見た ●再審請求という闘い ●謀略部隊は生きている (公判記録1)「目撃者」は何を見たのか ●傍聴はこうして始まった ●被告人「意見陳述書」の中身 ●「半眠り状態」と「2人の男」 ●法廷に登場した目撃者 ●不自然な証言 ●証人は思わず口を滑らせた ●なぜ目撃者・T証人は警察への出頭を隠したのか ●「謀略側」の作戦変更 (対論2)日本は「危険な流れ」の中にある ●橋下徹大阪市長の背後に、「あの男」が控えていた ●世界実力者会議の日本の窓口 ●重要発言「橋下徹はキングメーカーになれる」 ●消された法務スキャンダル (公判記録2)隠された現場再現 ●彼は嘘をついている! ●目撃者の「位置」はこうして変えられた ●「視界」は語る ●そこに検察の意図が働いた ●「振り向く」動作の不合理 (公判記録3)不自然な「通報時間」と「逮捕者」 ●被告人を逮捕した警察官の証言 ●「110番」は、いつ、誰が、どこから? ●2人目の男 ●「途中から駅員が来た」という不思議 ●被告人は右手で吊り革をつかんでいた (対論3)ファシズムの先に待つもの ●「きわめて危険な流れ」とは ●「ああ言えば、こう言う」には勝てない ●「ファシズム」は過激思想である ●「独裁」を歓迎する若者 ●歴史の法則―――やがて戦争が始まる (公判記録4)証言者は「無実」を見ていた! ●新たな目撃者 ●限定された犯行時間帯 ●消えた「2人目の逮捕者」 ●検察が執着した「駅名」 ●なぜタイムテーブルをずらそうとしたのか
(以上amazonより)