参考 「島成郎」 に関する新刊

1094 投稿日:2018/05/29 14:03

以下 「三月書房<吉本隆明>本 新刊のお知らせ」 より

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2018/04/23
○「脈 97号 沖縄を生きた島成郎」比嘉加津夫・編集
   A5判/240頁  予価1300円+税  脈発行所
 *目次
   特集 沖縄を生きた島成郎
    河谷史夫  島成郎という人
    内田聖子  佐藤幹夫『評伝 島成郎』を読む
    齋藤愼爾  島成郎と吉本隆明
    松本輝夫  島成郎と谷川雁――
           終生「革命」の本義に生きた二人をめぐって
    坂口 博  生田浩二と島成郎――そして谷川雁「世界をよこせ」
    今野哲男  沖縄のヤスリ
    川満信一  対談「沖縄の精神医療をどう考えるか」(※註)
           /島成郎について
    村瀬 学  風を結ぶ――固有名の「ブント」から、
           愛称の「ブント・結び」へ
    仲里 効  窓を開ければ――〈非〉と〈反〉の果てまでも
    添田 馨  島成郎の〈沖縄〉――佐藤幹夫『評伝 島成郎』
           その生き方を継承してゆく意味について
    玉木一兵  島イズム三様の志
    比嘉加津夫 島成郎の決断
   書評 三上治 帰らざる1960代 『唐牛伝』から
   俳句 仲本彩泉  カウントダウン
   詩  仲本 瑩  海嘯(1~2)
   小説 杼該 至矢 島の西郷どん
      仲本 瑩  バラードの斧ひかりの檻(48~49)
      伊良波盛男 酋長
      比嘉加津夫 マカテの小説 平敷屋朝敏の謎(8)
      杼該 至矢 密室(2)
   論考 村上一郎  村上一郎の未発表日記と『試行』9
       ――1962(昭和37)年の日記(8) (佐伯修 編・註)
      松岡祥男  言葉の力を信じて 吉本隆明さんのこと(16)
      青柳瑞穂  ゆっくり生きる“詩”怠けて生きたい私たち(14)
      比嘉加津夫 極私的に佐野眞一を
※齋藤愼爾「島成郎と吉本隆明 〈6.15〉の思想をめぐって」は10頁分
  「村上一郎未発表日記と『試行』9」は1962年11月27日~12月30日
  松岡祥男「北島正さんを悼む 吉本隆明さんのこと(17)」は8頁分
   編集後記
 ※(※註)島成郎との対談。『新沖縄文学』66号(1985年)からの再録。
 ※通販送料等130円
 *既刊本
  ・佐藤幹夫「評伝島成郎 ブントから沖縄へ、心病む人びとのなかへ」
     定価2600円+税  筑摩書房
  ・「飢餓陣営45号 島成郎総特集号」1000円+税 飢餓陣営発行所
 ※次号は「写真家・潮田登久子と島尾伸三(仮題)」で2018年8月
  20日刊行予定。

<吉本隆明>本 新刊のお知らせ  2018/02/08
○佐藤幹夫「評伝島成郎‐ブントから沖縄へ、心病む人びとのなかへ」
  …判/352頁  予価2600円+税  筑摩書房
 *宣伝文
  「ブント書記長として六〇年安保で一敗地にまみれた島成郎が、次に向
  かったのは沖縄だった。一精神科医として政治を封印し、逆境の中で地
  域精神医療を一心に粘り強く担った島成郎。それはまさに“敵”の本丸
  に向かって攻め込む闘いの人生そのものだった。霧に閉ざされていた彼
  の後半生、もうひとつの闘いを圧倒的な取材をもとに描く書下ろし評伝。」
  「将たる器の人」(吉本隆明)のもうひとつの闘い
 *目次
   まえがき「一身にして二生を経るがごとし」
   プロローグ 島成郎の沖縄入域、これを禁ず
   第1部 沖縄へ向かうこころ
    第1章 医の初心、“うたのわかれ”
    第2章 沖縄、ブ・ナロード(心病む人びとのなかへ)
    第3章 玉木病院と「Open door policy
   第2部 1960年日米安保闘争とその後
    第4章 喘息と戦争と敗戦の光景
    第5章 ブント(共産主義者同盟)創設まで
    第6章 60年安保闘争の始まりと終わり
    第7章 漂流、復学、そして医師になる
   第3部 治療共同体へ
    第8章 島成郎の治療論と「久米島での一つの試み」
    第9章 北の風土と医師たちの治療共同体
    第10章 沖縄再会―“やんばる”に全開放病院を
   エピローグ 島成郎、沖縄に死す
   おわりに 島成郎の病理観・治療観と、人をつなげる力
 ※第7章(…吉本隆明の60年安保闘争と島成郎)とエピローグ(…武井
  昭夫と吉本隆明による島成郎追悼)に<吉本>について言及されてい
  る部分があるそうです。
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 三月書房
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