フジ・メディア・ホールディングスグループという「富士山」の上に、「フジメディアグループ」という「非公然組織」があって、そこのトップを日枝久さんが務めていると、井川意高さんが情報提供(=暴露)した、の件。
フジ・メディア・ホールディングスグループという「富士山」の上に、「フジメディアグループ」という「非公然組織」があって、そこのトップを日枝久さんが務めていると、井川意高さんが情報提供(=暴露)した、の件。
かたせ2号です。
井川意高さんという人がいます。波乱万丈の前半生を送った、元・実業家で、政治思想的には、安倍晋三バンザイ派の方です。
その方のYoutube動画での内容を以下に抜粋します。ご参考ください。
彼(日枝久さん)が(2025年1月27日、28日の)あのクソ会見に出ないワケを、井川がわかりやすく解説します。
https://www.youtube.com/watch?v=YoJb_wWmM04
彼(日枝久さん)が(2025年1月27日、28日の)あのクソ会見に出ないワケを、井川がわかりやすく解説します。
(3分経過時点あたりから、抜粋開始)
さて、今回ラスボス扱いされている日枝久さん、
この人の肩書きは、変わった肩書きです、よく考えたら。
日枝久さんは、元々、フジテレビの社長と会長を歴任して(いましたが)、現在は、フジテレビの取締役相談役です。
フジテレビは、フジ・メディア・ホールディングズの100%子会社です。
(2008年に持株会社となったフジ・メディアホールディングズについては、2017年まで日枝久さんが)
代表取締役会長をしていました。
ただし、現在では、フジテレビ(での肩書き)と同じ立場、(すなわち)、取締役相談役(にすぎない)です。
ところが今度はフジには、
株式の構造、いわゆる所有の構造とは別に、「フジメディアグループ」とかいうのが存在しまして、
日枝久さんは、それの代表という肩書になっています。
つまり、日枝久さんは、
「フジメディアグループ」の代表なんだけれども、
一方で、
その中核をなす上場企業の「フジ・メディア・ホールディングズ」では(単なる)取締役・相談役、そしてその100%子会社であるフジテレビでも、これまた(単なる)取締役・相談役なんです。
うまく考えられてるんですね、これは。
日枝久さんは現在、ラスボス扱いされているけど、
「責任はかぶらなくていい」という構造になっているんです。
ですから、(2025年1月27日、28日での)会見にも(日枝久さんは)出てません(でした)。
(この記者会見を、ワタシは時間にケチなので、3分だけ見ましたが(笑い))、
フジテレビの矢面(やおもて)にたつ港浩一社長、嘉納修治会長(親会社のフジ・メディア・ホールディングズの会長も兼ねる)も辞任するという発表をすでに行っています。
これで幕引きを図ろうとしているんだろうと思います。
つまり日枝久さんは、矢面に立つところでは、(単なる)取締役相談役という立場でありながら、
「フジメディアグループ」を使って、すなわち、
サンケイビルとか、膨大な不動産を持っている会社、や、日本放送のようなラジオも含めた、全体に影響を及ぼす、という院政を敷けるような、「フジメディアグループ」という実態がよくわからないものを作って、
日枝久さんは、それの代表という存在に君臨いているわけです。
だから世間からの矢面には立たないけれども、(世間からは見えない)壁の内側では、王様として振る舞っている、というか、皇帝として振る舞っているのが日枝久さんなんですね。
今回の記者会見について、テレビでの報道ではざっくりと「現在の役員は入れ替わる」みたいな表現でテロップになっています。ただし、記者会見を書き下したものを見てみると、嘉納修治会長の発言は、
「すべての『常勤』役員は責任を免れられない」といった趣旨を発言しているんですね。
日枝久さんは(単なる)取締役・相談役なので、常勤役員には日枝久さんは入っていません。
しっかりと、トカゲの尻尾切りをして、
あるいは、最悪でも、
首から下は全部切っても頭の自分は残ろうという魂胆が見える、
そういう指示を日枝久さんは部下になさったわけですね。
そういう意味を含みこんだ、嘉納修治会長による応答ぶりだったと、わたしは睨んでいます
(3分経過時点あたりからの抜粋終わり)
かたせ2号です。
要は、日枝久さんは、
「フジ・メディア・ホールディングス」という立派な「富士山」の上に、
「フジ・メディアグループ」という「非公然組織」を作って、そのトップに君臨して実効支配してきたわけです。
「さすがは、日枝久さん、「非公然組織」を使って支配をするとは、元・日本共産党員だけのことはある」www
と、統一教会に実効支配されているネトウヨ(自民党安倍派岩盤支持層)たちなら、嘲笑するところでしょう。
日本史に範をとるなら、鎌倉時代末期、北条貞時以降の得宗専制政治のような感じでしょうか?
(幕府政治の最高権力が「執権」という幕府の公職から離れて,北条氏の家督である得宗個人に集中された体制)
ところで、2025年1月27日、28日の記者会見では、フジ・メディアHD 金光修社長が以下のコメントを残しています。
「(Q.皆さんの力で日枝さんを辞めさせるという発想はないのか?)現場に直接タッチしていないという立場ですが、その影響力は大きいと思います。企業風土の礎を作っていることは間違いない」
上記のコメントを、井川さんが今回の動画で、詳しく解説してくれた形にはなりました。
井川意高さん、ありがとうございました。
以上