「第一ラウンド、菅判定勝ち。これから第二ラウンドのゴングが鳴る」

投稿日:2010/09/15 07:12

「世相を斬る あいば達也」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010年09月15日 | 日記
「第一ラウンド、菅判定勝ち。これから第二ラウンドのゴングが鳴る」

民主党代表選挙は、一見小沢一郎の惨敗のように思えた。たしかに、負けは負けだし、筆者の小沢一郎の勝利確実予測が覆されたのは事実だ。筆者の予測の間違いは認めるが、ここでくじけるわけにはいかない。

多くの励ましのコメントに混じり、誹謗中傷揶揄のコメントも昨日は面白いほど送られてきた。ありがたいことである、少なくとも拙ブログを読んでくれていたという事であり、感謝に堪えない。(笑) こんな糞馬鹿議員の烏合集散する民主党など塵箱に捨ててしまえ、と思ったのは僅か30分。それ以降は、益々小沢一郎応援に磨きをかけるぞ、とファイトが湧いてきた。

それもこれも、多くのランキングを応援して下さっている貴重な読者の方々や小沢シンパの方々の、「小沢応援ありがとう!でもこれで小沢の政治が終わったわけではない。今後は菅政権批判と小沢一郎の第二ラウンドを目指す方向性を含め、一層の健筆を期待する」に代表される読者のコメントに勇気づけられ、筆者も次のステップに、進むことが出来、感謝に堪えないわけである。

さてと、今回の代表選の結果は党員・サポーター票、地方議員票は「総どり方式」と「ドント方式」の違いで、極端な票差が現れたが、小沢派と菅派の比率は概ね4:6という事になっている。国会議員はほぼ半々だ。すべてで菅直人が勝利した点は菅派を勢いづかせるだろう。頑張って、真の政治主導、脱官僚政治を見せて頂くことにしよう。多少早目にサポーターが投票してしまったきらいはあるが詮無い話である。

冷静に考えれば、「人・モノ・金・人事・マスコミ」を握った現内閣総理大臣・菅直人に、「政治とカネ」で18カ月叩きまくられた小沢一郎が国家の危機という事で、果敢に挑んだ結果としては、大善戦、惜敗だったとも言える。

この、大善戦、惜敗は小沢一郎の政治姿勢を強く応援する国民が予想以上に多かったことを物語ってもいる。 小沢一郎という政治家がこんな程度の敗北でくじけるわけがない。おそらく、思った以上に接近戦であったことを分析、次のステップにつなぐものと思われる。

菅直人は今週中にも、党人事、内閣改造を断行する可能性が高いが、枝野幹事長の去就はどうでも良いが、仙谷官房長官の留任を決めるだろう。ここまで誹謗中傷を含めガチンコで闘った二大勢力が、今さら「挙党一致」等というのも、気味の悪い話である。負けた勢力は「一兵卒」だ。ノーサイドと言いながら、人の首をニコニコ笑って切る人物に阿る必要もないし、義理もない。

「一兵卒」として協力できるモノは協力し、出来ないことは断固議論する。当面はそう云う姿勢で臨めばいい。どうせ、答えは年内に判るであろう。 正直、今回小沢を支持した議員達は、数カ月しかもたないであろう菅民主党の、党や政府の要職に就くことを極力避けた方が賢明だ。政党助成金の政党要件を満たす為にも、年内に一定の動きが出ることは充分考えられるので、果報は寝て待てという選択ではないのだろうか。

小沢一郎は最終的に再度動かざるを得ないと筆者はみている。民主党支持者の党員、サポーターの人々、そして地方議員の人々の今回の選択は、何となく筆者は理解できる。問題なのは10日の時点で小沢支持を明確に語っていた236人の議員の中から、土日を挟んで36人が14日午前中の党員・サポーター票の開票漏洩を耳にはさみ、寝返った「小早川」がいたことの方が重大だ。また、検察審査会の議決を「逃げる逃げない」の議論からも解放され、小沢一郎は一層身軽になったという事も重要な視点だ。

ただ、消極的にだが世論(マスメディアの作る世論)に阿る選択をした国会議員が問題だ。こんな連中は何人集まろうと、政治を行う能力はない。官僚とマスメディアと自民党など野党の餌食になるのが関の山である。マーケットは早速菅政権に刃を突きつけている。ニューヨーク市場は円の対ドル為替レートが82円台に突入、70円台突入まで経済音痴総理・菅直人を揺さぶり続けるだろう。お手並み拝見、高みの見物を1か月ほど愉しもう、と思う次第だ。

さぁ小沢シンパの皆さま、気を落とさずに第二ラウンドのゴングを鳴らそうではありませんか!第三ラウンドもあると思われる、混沌の日本だ。小沢の出番は再び来る、そして小沢一郎は国民の為に命を掛けます。我々も僅かな力を結集、小沢一郎を小沢政治、応援し続けましょう!

(転載貼り付け終了)