「現代の大本営マスゴミが発する三つの大ウソ」
「植草一秀の『知られざる真実』」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年8月30日 (月)
「現代の大本営マスゴミが発する三つの大ウソ」
世論が菅直人氏支持であるというのはウソである。
電波を独占するマスゴミは傍若無人の振る舞いを続けている。
民主党代表選は小沢一郎氏が圧勝する勢いで事態が推移している。マスゴミは地すべり的な小沢氏勝利を阻止するために、必死の情報工作を展開している。菅陣営の士気が低下するのを防ぐことが目的である。
第二次大戦では、大本営が虚偽の情報を垂れ流し続けた。各戦地で日本軍が連戦連敗を喫していたにもかかわらず、日本軍が戦勝を続けているとの虚偽の情報を流し続けた。
多数の国民は、真実を知らされず、戦争への加担を強制され続けた。
民主党代表選は小沢一郎氏が圧勝する方向で事態が推移している。新人議員などでは地滑り現象が生じかねない状況にあり、マスゴミは必死に情勢が流動的であると虚偽の情報を流布している。
一般国民の世論も、小沢氏支持に傾いている。インターネット上で実施されている世論調査では、ほとんどの調査で小沢一郎氏圧勝が示されており、真実の世論は小沢氏支持に傾いていることが明らかである。
マスゴミの偏向報道のうち、見過ごせない虚偽報道を三つ示しておく。
①鳩山由紀夫前首相は一度も菅首相の再選を支持すると述べたことはない鳩山前首相が菅首相を支持すると述べたのは、一党員として党代表の総理を支持するとの常識を述べただけで、一度も「再選を支持する」とは言っていない。
これをマスゴミが勝手に、「再選を支持」したと解釈して、この虚偽情報を流布しただけである。したがって、鳩山前首相が「ブレた」との批評は事実に反している。
②マスゴミは、小沢一郎氏が立候補して、民主党を二分する代表選を実施すると、民主党が分裂するリスクがあるとして、小沢一郎氏の出馬取りやめを求める主張を展開し始めた。ご都合主義もここまでくると、あいた口がふさがらない。
2008年秋の民主党代表選に際して、客観情勢から小沢一郎氏の無投票三選が当然の状況であった時、マスゴミはどれだけ複数候補による代表選を主張したことか。党を二分する代表選になり、党が分裂する危険があるとして無投票三選を主張した報道機関がひとつでもあったのか。
③テレビ番組の常套句は、「世論が菅首相続投を支持している」で、無知なコメンテーターが付和雷同する。しかし、真実の世論は「世論は小沢一郎総理誕生を待望している」である。嘘の国策報道である。
菅首相は参院選を菅政権に対する信任投票であると明言した。その参院選で菅民主党は大敗した。民意は菅政権不信任を明示した。民意を尊重するなら、菅首相に退陣以外の選択肢はない。
仙谷由人官房長官は民主党の過去の資金支出を公表するとの恫喝を始めた。悪徳8人衆若頭らしい振る舞いである。
党代表、内閣総理大臣を密室の談合で決定するべきでない。鳩山前首相の行動は首尾一貫している。正々堂々と代表選を闘い、新しい代表、新しい内閣総理大臣を選出するべきである。
マスゴミが菅首相善戦の虚偽情報を伝えているが、現実は小沢一郎氏圧勝で事態が推移していることを、すべての国民、すべての民主党サポーターに伝えなければならない。
(転載貼り付け終了)