「浮気発覚、平身低頭謝るフリをする亭主・菅直人」
「世相を斬る あいば達也」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年07月30日
「浮気発覚、平身低頭謝るフリをする亭主・菅直人」
民主党両院議員総会は枝野幹事長も安住選対委員長も、勿論菅直人も居直りを決め込だ。まぁ順当な両院議員総会だったと云う事なのだが、小沢一郎が菅直人のガス抜き総会に欠席したことで、9月代表選までは「菅・缶転がし戦術」に徹した事を覗わせる。
たしかに、政権2ヵ月程度で「菅君、君はクビ!」とは流石の小沢一郎も宣告するのは忍びないと思っているかもしれない。3カ月政権くらいはさせてやらんとな。(笑)だからと言って、菅・仙谷らの大根役者ぶりを鑑賞する気にもなれなかったのだろう。気持がよく判る。
案の定、平身低頭の態度、泣きべそを掻いて見せる演技、愚衆は気の毒にと思うかもしれない。しかし、あの泣きべそ演技で「市川房江女史」「土井たか子女史」「菅伸子夫人」を手玉に取って来たのである。流石、女に強い菅直人である。「ゴメンね僕ちゃんが間違っていた、許して。もう二度と間違いは犯さないから、今回だけは見逃して!」まさに、浮気が発覚し女房に謝る尻軽間男そのものである。
しかも、平身低頭泣きべそで謝りながら、隣席のミニスカートの若い女の腿を盗み見、次の浮気はバレないように細心の注意を払わなければと決意するのである。女房の嵐の罵倒が過ぎ去る頃合いを見て、「今度また一緒に温泉に行こうよ」などと、亭主の座の安泰に舵を切るのである。
それにしても、菅政権は政権運営にどのような見通しがあるのだろうか?おそらく、すべて出たとこ勝負と云う綱渡りをするつもりだろうが、9月中旬と言われる代表選まで持つのかさえ危ぶまれる。内なる敵ではなく、野党に寄ってたかって踏みつぶされるのではなかろうか。米国の属国日本の資産収奪戦略は確実な足音で接近していると云うのに、本当に手遅れにならなければ良いと思うのである。
鳩山由紀夫も「菅継続」と言ってみたり、「一新会」に夏の合宿を誘ってみたり、煮え切らない。最後まで、どっちつかずでキャスティング・ボードを握ろうとしているように筆者には見える。今更党内力学で戦略性を出すのなら、己が内閣総理大臣だった時にすべき戦略だとしか言いようがない。
ー民主党両院議員総会の状況は産経新聞さんが上手にまとめているので引用しておく。ー
≪ けじめなき民主党両院総会 対決は代表選へ「小鳩枢軸」復活の動き
「大敗したら責任をとるのは当たり前だ。内閣は死に体で、秋の臨時国会で問責が可決される。このままでは最後にさじを投げる(舞台の)序章だ」(川上義博参院議員) 民主党の両院議員総会は約2時間に及んだ。
辞任要求は、執行部が想定していた枝野幸男幹事長にとどまらず、菅直人首相本人に及んだ。しかも、発言者は小沢一郎前幹事長を支える議員や、参院選を勝ち上がった議員ばかり。
あいさつで、政権の再スタートを呼びかけた首相は、激しい言葉で「レッドカード」を突きつける議員たちに、唇をかみしめ、泣きそうな表情になった。
だが、この表情もしたたかな「計算」だったかもしれない。
総会で首相と枝野氏は、平身低頭で陳謝を繰り返したが、進退を含め、議員たちの問いかけには、正面から答えなかった。
それどころか衆参で多数党が異なる「ねじれ国会」をどうやって乗り切るのかという戦略も示さず、菅政権の「無責任ぶり」が浮き彫りになった。
「小沢幹事長のままだったら参院選で30議席も取れなかった、とは言っちゃいけないな」。総会を前に執行部の一人はささやいた。
総会戦略は、小沢系議員の批判に一切反論せず隠忍自重 -。それだけだった。菅首相支持の議員からの発言もほとんどなく、会場で議員同士が応酬する光景は避けられた。
菅首相は29日夜、首相官邸で記者団に「明日からの臨時国会、まずはそこで頑張りたい」と語ったが、9月の党代表選は大荒れになりそうだ。
総会後、小沢氏に近い森裕子参院議員は「責任を取らないのは納得できない。 9月には、ふさわしい党代表を」と言い放った。
風雲急を告げる兆しは29日午前にあった。
小沢氏支持グループ「一新会」の例会に、鳩山由紀夫前首相の側近、松野頼久前官房副長官が姿を見せ、鳩山グループが8月19日に長野・軽井沢で開く勉強会への参加を呼びかけた。
「鳩山は一新会に支えてもらった。今度は私たちが恩返しする番だ。一緒にやっていきましょう」。松野氏がこう語ると、一新会の議員は拍手喝采(かっさい)した。
鳩山氏は菅首相の再選支持を表明したものの、国家戦略室の格下げなどに不満をもらす。「小鳩枢軸」が復活すれば、党所属議員の約半数の200人程度の大勢力になる。
小沢氏は同日、両院総会を欠席し、都内の個人事務所で谷亮子参院議員や高嶋良充前参院幹事長らの来客をこなした。高嶋氏を前に、菅政権の予算編成の一律1割カットを「財務官僚主導で改革の後退だ」と批判する小沢氏。「古い家を壊して新しい家を建てる改革が必要だ。民主党は相当な覚悟と決意で政権運営にあたらなければ」と語った。
「そんなことができる人が (ほかに)いるんですか」。高嶋氏はそう小沢氏自身に代表選出馬を促したが、小沢氏は表情を変えず、沈黙を守ったという。(産経新聞)≫
(転載貼り付け終了)