「民主党代表選・菅勝利:貧乏くじを引いたのは国民と自民党と知れ!」

投稿日:2010/09/16 13:04

「新ベンチャー革命」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010年9月16日 No.194
「民主党代表選・菅勝利:貧乏くじを引いたのは国民と自民党と知れ!」

1.菅総理勝利:大手マスコミに乗せられ、完全に墓穴を掘った国民

 2010年9月14日、民主党代表選挙にて菅総理が勝利しました。特に、党員・サポーター票に大差がついており、その結果が、議員投票前にリーク、勝ち馬に乗る心理が作用、小沢有利であった議員票が菅寄りに振れてしまいました。

 いずれにしても、民主党関係者はみずから、菅総理を選んだのは確かです。この結果は、大手マスコミの世論調査に符合していますが、筆者が本ブログで主張しているとおり、国民は完全に墓穴を掘っています(注1)。

 民主党サポーターの過半数、国民の大半は大手マスコミの論調に大きく影響されています。

 筆者が本ブログで一貫して強調しているように、日本の大手マスコミ(大手新聞、大手テレビ局、NHK)は、米国戦争屋のロボット・悪徳ペンタゴンそのものであり。彼らの政治報道に関して、米国(厳密には米戦争屋)のマスコミに等しいと認識すべきです。

 なお、米国戦争屋および悪徳ペンタゴンに関して、本ブログNo.188の注記をご覧ください。

 小沢vs菅の対決軸が、アンチ戦争屋・アンチ悪徳ペンタゴンvs親・戦争屋・親悪徳ペンタゴンであるという、極めて鮮明な対立軸であるにもかかわらず、大手マスコミは、故意に、その対立軸を国民に気付かせないようしているのが、ミエミエでした。菅総理を支持した国民よ、あなたたちは、まんまと大手マスコミの小沢潰し作戦に乗せられています。

2.菅総理勝利でもっともあせっているのが自民党

 上記の結果、今後、何が起こるかというと、自民党の存在理由が失われていくという事実です。菅総理の勝利で、もっともあせっているのが、実は、自民党なのです。

2001年、小泉政権誕生前までの自民党は、経世会(小沢、鳩山出身派閥)に代表される非・親米派(愛国派と利権派混成)と、清和会に代表される親米派(厳密には親・戦争屋)で構成されていました。90年代、米国がアンチ戦争屋のクリントン民主党政権時代、日本では経世会系が自民党の実権を握っていましたが、2001年、ブッシュ共和党戦争屋政権誕生と並行して、小泉清和会政権(親・戦争屋)が誕生、同時に悪徳ペンタゴン体制が強化され、非親米の経世会系が弱体化されました。

 小泉政権は、周知のように、大手マスコミの絶賛する翼賛政権でしたが、実は、戦争屋利益誘導政権(実体は反国民の売国政権)であり、日本の国富が、国民に内緒でドンドン米国に献上され、案の定、日本の貧乏化症候群が次第に悪化(注2)、ついに国民の不満が爆発、2009年9月、自民党政権交代をもたらしました。しかしながら、大手マスコミの巧みな戦争屋隠しで、国民は、日本貧乏化の原因が、米国サイドの日本国民資産収奪にあることに気付かず、悪いのは自民党だと、いきなり政権交代に行ってしまったのです。自民党は真犯人の先手(さきて)にすぎなかったのに、国民は自民党を真犯人だと誤解してしまったのです。ある意味、自民党はとんだ災難でしたが、自業自得です。

3.今後、菅政権は、第二の小泉政権になる可能性あり

 これまでの菅政権の動きから、かつての小泉政権に非常に近いことがわかっています、だから、悪徳ペンタゴン・マスコミは菅政権支持なのです、わかってください菅支持者よ!

 今後の民主党は、90年代の自民党とそっくりの体制となるでしょう、すなわち、菅一派が清和会、小沢一派が経世会に相当します。小泉政権誕生以前、自民党は、結構、親米vs非親米のバランス運営がなされていたのですが、経世会系は、悪徳ペンタゴン・東京地検特捜部(戦争屋のロボット)の陥穽工作で、随分、弱体化されています。

 このまま行くと、小沢派が悪徳ペンタゴン(民主内の反小沢派を含む)に弱体化されていく可能性が大です。そのとき、自民党がどのように流動化するかは、現段階では不透明です。

4.一般国民は、悪徳ペンタゴンにだまされ、いっそうの貧乏くじを引かされた

 大手マスコミの誘導で、小沢おろしを選択した国民は、みずから貧乏くじを引いたも同然です。要するに、ヒトを観る目のないお人好し国民ほど、今後、ひどい目に遭わされていく運命です、覚悟してください。

 本ブログでは、菅政権がこのまま続けば、獰猛化した米戦争屋から抱きつかれ心中させられる危険があると、すでに警告しています(注3)。

 たとえば、職がなく、自衛隊員になって、米国戦争屋の傭兵として、中東に送られ死の危険に晒されるとか、そういう運命を知らずに自分で選択しているわけです。このような現象は、ブッシュ戦争屋政権のとき、米国で起きていました。

 戦前の日本でも、当時の悪徳ペンタゴン(軍部や大手新聞)にだまされ、赤紙一枚で、南方や北方の戦地に送り込まれ、栄養失調や病気で亡くなった日本人は数知れません、同じ愚挙を現代の日本国民も繰り返しています、菅支持の国民は、今、ネット時代なのに、それを活用しない人たちです。

5.菅政権の課題・日本の消費税増税は、米国経済を支えるためと知れ!

 今、欧米の国際金融資本によって、円の独歩高が演出されています。お人好し国民の支持する菅政権はついに、ドル買いを開始したようです。効果は疑問視されていますが、政府・日銀のドル買い資金は、特別会計資金であり、それは、消費税など間接税が財源です。

 日本政府による円売り・ドル買いによって、日本にどれほど米ドルが溜まっても、それは、単に紙きれです。結局、その米ドルは、米国債購入にて、米国政府の懐を潤すことになります。菅政権は、結局、消費税増税を推進せざるを得ないよう、今、追い込まれていますが、まさに日本国民を苦しめ、米国を助ける行為そのものであると知ってください。ちょっと、ネットを調べればすぐわかる話ですが、大手マスコミは絶対に、国民にこのことを教えません。

 円高を演出する国際金融資本(世界的寡頭勢力の支配下)は、日本の産業構造が、円高に弱いと知ってやっているわけで、小沢おろしをやった地方の製造業雇用は完全空洞化します。まさに貧乏化一直線です。その苦しみを、政治に求めても限界があります。日本国民を苦しめている真犯人は、戦争屋を含む世界的寡頭勢力であって、日本政府でも官僚でもありません。ただし、悪徳ペンタゴン日本人を除きます。

 90年代日本の一部の愛国的知的エリートは、当時の親日家マレーシアのマハティール首相などと呼応して、東アジアを円経済圏にしようと計画していましたが、世界的寡頭勢力(ジョージ・ソロスはそのエージェント)にアジア通貨危機を起こされて、その計画を潰されました。マハティールがソロスを犯罪者呼ばわりしたことは有名です。

6.小沢・鳩山おろしを選択した国民よ、日本の苦しみを倍増させる愚行と知れ!

 地方経済の空洞化、若者の雇用難の要因は、日本の政治にのみあるのではなく、簡単に言えば、高成長する広域東アジアが依然、ドル経済圏にあるためです。欧州がなぜ、脱ドル経済圏(ユーロ経済圏)を、難産の末に達成したのか、米戦争屋に殺害されたフセイン・イラク大統領がなぜ、石油取引の脱ドル化を強行したのか、その理由をよく考えてみましょう。

 2009年9月誕生した小沢・鳩山政権は、脱ドル経済圏の広域東アジア共同体を志向する画期的政権でした(注4)。小沢・鳩山政権を嫌い、菅政権を支持した国民よ、あなたたちは、日本を国難に陥れる道を選択してしまったことを、よく自覚してください。

 米戦争屋を含む悪意のある世界的寡頭勢力は、成長著しい広域東アジアにおいて、長期的な対日戦略をもっていて、アジアの経済大国・日本を孤立させようとしているのは明らかです(注5)。日本の大手マスコミは、国民の味方ではなく、日本を孤立させる勢力の味方であると知ってください。

注1:本ブログNo.187『民主党代表選:菅総理支持者は墓穴を掘っていると知れ!』2010年9月5日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/18281400.html

注2:ベンチャー革命No.251『日本国民はなぜ、貧乏化しているのか』2008年1月4日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr251.htm

注3:本ブログNo.178『民主党菅政権の日本:四面楚歌に陥った米国戦争屋(D系)に抱きつかれ心中の運命か』2010年8月22日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/17794195.html

注4:本ブログNo.16『喝采!:戦争屋=CIAを挑発する画期的な鳩山宣言』2009年8月30日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/521057.html

注5:ベンチャー革命No.157『現実化する日本の孤立シナリオ』2005年4月10日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr157.htm

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm
テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html

(転載貼り付け終了)