「日本は緊急事態:有事に不可欠の小沢氏の足を引っ張るな!」

投稿日:2010/08/28 06:27

「新ベンチャー革命」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010年8月27日 No.181
「日本は緊急事態:有事に不可欠の小沢氏の足を引っ張るな!」

1.小沢氏、民主党代表選に出馬決意

 2010年8月26日、日本民主党小沢氏が、9月14日の民主党代表選に出馬することを表明しました。これで、小沢vs菅の対決が鮮明になりました。当初、大手マスコミから、小沢出馬は困難という情報が流されていましたが、それは、小沢氏が出馬するかどうか、即決せず、いったん保留していたからです。小沢氏は6月初めに幹事長を辞任したばかりですが、これは、鳩山首相の辞任があったからです。確かに、首相が辞任する一大事に、幹事長が留任するのもおかしいわけです。

しかしながら、大手マスコミの反小沢キャンペーンに乗せられている国民目線から、この間辞任したばかりなのに・・・、政治とカネが決着ついていないのに・・・、首相がコロコロ変わるのはいかがなものか・・・、などなど、予想される批判を考慮すれば、今回の小沢氏の出馬は、またもマスコミ絶好の攻撃材料にされ、民主党へのイメージダウンも懸念されます。

2.小沢氏、政治生命を賭して背水の陣

7.11参院選勝利に向け、大手マスコミの攻撃の的であった小沢・鳩山コンビがいったん辞任、後任の菅首相は、大手マスコミに迎合し、脱・小沢路線を掲げて、7.11参院選に臨んだのです。ところが周知のように、菅民主党の大敗北に終わってしまったのです、大掛かりな選挙不正がなかったと仮定して・・・。マスコミ攻撃がきつかった小沢・鳩山体制では、到底、参院選で勝てないと判断したのでしょうが、それは誤算でした。結果論ですが、小沢・鳩山体制で参院選を戦っていたとしても、結果は同じだったかもしれません、なぜなら、マスコミのアンチ小沢・鳩山プロパガンダに乗せられた国民の、菅氏への期待票(プラス)は、確信的民主支持者の離反(マイナス)で相殺されると分析できるからです。

 参院選前の民主のシナリオは、参院選前後、小沢・鳩山コンビを大手マスコミ攻撃から一時避難させ、大手マスコミ迎合の菅体制で参院選に勝ち、衆参両院の民主主導権を安定させた後、ワンポイント・リリーフ菅氏から本命小沢氏へのバトンタッチだったのではないでしょうか。

 ところが、参院選で敗北してシナリオが狂ってしまったのです。しかし、風雲急を告げる我が日本を案じ、予定通り、そのシナリオで進もうと民主党が判断したということです。68歳の小沢氏は、政治生命を賭して、まさに背水の陣を敷いたと解釈できます。

3.小沢氏の脱米入亜戦略:米国戦争屋(D系)への再挑戦

 背水の陣を敷いた小沢氏は、おのれの信念に従って、前進あるのみでしょう。大手マスコミに乗せられる国民からの小沢人気薄は、この際、かまっておれないでしょう。小沢氏への評価は、歴史が下すことになります。

 大手マスコミの世論調査戦術は、有事に不可欠の小沢氏の前ではもはや通用しないでしょう。検察の攻撃にも、指揮権発動という伝家の宝刀を抜けばよい。

米ドルの崩壊、広域アジア市場の高成長を睨む小沢氏の戦略、それは一言、脱米入亜戦略、すなわち、日本の対米自立、自主防衛、広域アジア市場での日本の経済成長戦略でしょう。政権交代時の小沢・鳩山政権の政治路線の本格実行です。日本が生きる道はそれしかないと筆者も強く思います。脱米入亜戦略にて、日本が中国と対等関係を維持しつつ自立するには、日米安保を解消、自主防衛強化しかありません。この政治戦略は、米国戦争屋(D系)(注1)および、そのロボット・悪徳ペンタゴン(注2)が戦後、築いてきた鉄壁の日米関係を根底から変革するものです。

4.小沢氏が一転、攻勢にでた背景とは

 小沢・鳩山コンビが2009年9月の政権交代時に掲げた、上記の脱米入亜戦略(東アジア共同体構想含む)は、戦後日本をステルス支配してきた米国戦争屋からみれば、脱・戦争屋戦略そのものです。当然ながら、戦争屋ボスを激怒させました。それが、戦争屋ロボット・悪徳ペンタゴン(大手マスコミ含む)からの総攻撃を受けた根本原因です。

 その意味で、D系戦争屋ボス・デビッドRFが日本でもっとも危険視した政治家が小沢氏であり、一方、怖いものなしの小沢氏がもっとも恐れていたのが、戦争屋ボスでした。2007年11月、元気だったデビッドRF来日時、世にも見苦しい辞任騒動を起こした小沢氏が、当時、いかにビビっていたか、その証拠はすでに挙がっています(注3)。蛇足ながら、このような緊迫の状況をマスコミはまったく国民に伝えません、ほんとうに罪深いマスコミです。

 戦争屋ボスが高齢(95歳)だからと甘く見た小沢氏は、政権交代以降、ひどい目に遭って、非常に、後悔していたはずです。その反省を踏まえて、今回、出馬に踏み切ったということは、今、戦争屋ボス・デビッドRFが怖くなくなっているということです。今、米国においてデビッドRFの無力化が進んでいると考えられます。それで、もっともあせっているのは、実は小沢氏ではなく、戦争屋のいいなりになってきた大手マスコミの方です。最近の大手マスコミの論調は小沢氏に極めて悪意に満ち、かつ極めてヒステリックです。これでよく他人様からカネ取っているなと思います。国民のみなさん、いくら何でも、いい加減気付いてください。

5.日本は窮鼠・戦争屋の道連れにされる危険増大

 今、米ドルが崩壊過程に入ったとみられます。予想されたシナリオです。凶暴化しすぎた米国戦争屋を解体するために、いったん米国を経済的に崩壊させるしかないのでしょう。米国に巣食うお化けガンを除去するのに、麻酔をかけて大手術するのと同じです。

 このような米国有事の環境で、窮鼠・米戦争屋はラストリゾート日本に過剰介入しています。日本は彼らの引き起こす戦争に巻き込まれる危険が非常に高まっています。最近、パキスタンに派遣された自衛隊は“飛んで火に入る夏の虫”です。8月27日ジャパンタイムズによれば、戦争屋の“お敵さま”タリバンが、パキスタン洪水救援外人部隊の攻撃計画をもっているようです、案の定です(注4)。なんで派遣を止めないのか、日本政府は・・・。

 日本は今、有事の緊急事態にあります。大手マスコミはまったく報じませんが・・・。

 大手マスコミが国民にひた隠す闇の世界権力の動向、そして複雑な世界情勢のウラをもっとも深く読めている日本の政治家は、百戦錬磨の小沢氏をおいて他に居ません。

 大手マスコミ人よ、おのれの自己保身だけで、小沢氏の足を引っ張っている場合ではない、いい加減にしろ!恥ずかしくないのか。

注1:米国戦争屋(D系)とは、

デビッドRFが実権を握るRF財閥を頂点に形成されてきた米国の軍産複合体を指し、米国の軍産政官学に広く分布する米国覇権主義者で構成される。戦後日本は、米国戦争屋によってもっぱらステルス支配されてきた。米国寡頭勢力を構成する米国覇権主義者には他に銀行屋(欧州寡頭勢力含む)がいて、彼らは国際金融資本や米国中央銀行FRBを支配しているが、戦争屋に比べて、極東では中国に関心があって、日本支配への執着心が薄い。なお、戦争屋ボス・デビッドRFは、軍産複合体に加えて、金融機関も所有している。彼は元々、チェイス・マンハッタン銀行(現・JPモルガン・チェイス)頭取経歴の銀行家の顔ももっている。ところが2010年6月に、95歳を迎えて、デビッドRFの健康状態が悪化、米戦争屋覇権が、デビッドの甥・ジェイRF(銀行屋系)に移りつつあるとみられている。つまり、米戦争屋覇権は、D系からJ系に移る可能性が高まっている。なお、ジェイRF(RF4世)にとって、デビッドRFは亡き父(RF3世)の仇(かたき)である。

オバマ米民主党政権は、これまで米国主流であったデビッド率いるD系戦争屋(共和党系)というより、どちらかといえば米民主党上院議員・ジェイRF率いる銀行屋系に属しているが、D系戦争屋の謀略部隊から常時、監視を受けてきた。そのため、オバマ政権がD系戦争屋の意図に逆らうと、必ず何らかの妨害工作が行われ、その証拠はいくつも観察できる。しかしながら、米戦争屋覇権がD系からJ系に移れば、オバマ政権は実質的に、晴れて米国覇権全体を掌握できることになる。そうなれば、J系戦争屋の対日戦略は大きく変化する可能性が高い。

 なお、日本において、ジェイRFとの太いパイプをもつのは、小沢氏やトヨタなど、一部に限られる。

注2:悪徳ペンタゴンとは、

元・早稲田大教授・植草一秀氏の造語である。日本に蠢く一部の(1)政治家、(2)官僚、(3)マスコミ人、(4)財界人を指し、日本国民の利益より、米国寡頭勢力(主にD系米戦争屋)の利益を優先する(あるいは優先させられる)買弁家的日本人、および(5)米国ジャパンハンドラー(買弁日本人をコントロールする戦争屋系米国人)を指す。彼ら悪徳ペンタゴンは、アンチD系戦争屋の小沢・鳩山コンビや亀井・国民新党を目の仇にしている。

日刊ゲンダイを除く日本の大手マスコミはことごとく悪徳ペンタゴン化していることが、2009年9月の政権交代によってあらわになった。それは、以下の背景を知れば当然である。

すなわち、戦後、GHQ占領時代、自民党および読売・日テレは、D系戦争屋の対外工作機関CIAによってつくられたという過去をもつ。また、戦後日本の大手マスコミを仕切る電通も、読売・日テレ同様、CIAおよびGHQのテコ入れでつくられているので、日本のマスコミは親・D系戦争屋となっている。そしてD系戦争屋のつくった自民党に経営人事を握られてきたNHKも、今は親・D系戦争屋となっている。

注3:ベンチャー革命NO.248『命が惜しくなった?隠れ親米派、小沢氏』2007年11月6日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr248.htm

注4:本ブログNo.178『民主党菅政権の日本:四面楚歌に陥った米国戦争屋(D系)に抱きつかれ心中の運命か』2010年8月22日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/17794195.html

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html

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