「敗戦を終戦とごまかす日本:なぜ、独立記念日がないの?」

投稿日:2010/08/16 06:25

「新ベンチャー革命」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010年8月15日 No.174
「敗戦を終戦とごまかす日本:なぜ、独立記念日がないの?」

1.日本に終戦記念日があって、独立記念日がないのはなぜ?

 本日、2010年8月15日は、第65回の終戦記念日です。日本国民なら誰も知っています。実質的には、敗戦記念日ですが、敗戦といわず、終戦というのは、非常に、意味があります。GHQ(米の対日占領軍)の対日戦略のひとつ、War Guild Information Program(WGIP)(注1)によると思われます。要するに、日本人の反米感情を抑制する狙いがあります。

さて、日本には終戦記念日があるのに、独立記念日がありません。戦後、米国を含む連合国と平和条約が結ばれ、それが発効したのは、1952年4月28日です。平和条約上、この日は、日本が晴れて、米国の占領から解き放たれた独立記念日です。ところが、この日は日本国の独立記念日となっていません。まさに、日本をステルス支配してきたアメリカ様が許さなかったからではないでしょうか。筆者の持論、戦後日本は、今日に至るまで、65年間、米国にステルス支配されてきたという歴史をもっとも、雄弁に語る事実、それこそ、日本に独立記念日がないという事実です。

 この現実に何とも思わない人、あなたはすでに米国のWGIPで洗脳されています。

2.デビッドRFの老衰化:いよいよ、米国による対日ステルス支配が変わるのか

 戦後65年、上記、米国の対日ステルス支配に変化の起こる可能性がでてきました。それは95歳のデビッドRF(戦後日本をおのれの戦利品とみなしてきた人物)の健康悪化という未確認情報です。その根拠は唯一、今年6月のビルダーバーグ総会(スペイン)に欠席した事実のみに留まっていますが、95歳ですから、十分、あり得る話です。

 さて、来月9月の民主党党首選にて、ポスト菅総理に新たに、小沢総理の芽が出てきたことを、本ブログで指摘しました(注2)。その根拠は、これまで、小沢・鳩山コンビを目の仇にしてきた、デビッドRFの率いてきた米戦争屋(注3)と、そのロボット・悪徳ペンタゴン(注4)の風向きに変化がみられるからです。

 戦後65年も日本をステルス支配してきたD系米戦争屋がJ系に変われば(注3)、日本の政官財は大きく変化します。そして、その兆候が、徐々に、現れています(注2)。

 さて、これだけネット情報の発達してきた今、日本が真の独立国と思っている有権者は、よもやいないでしょうネ。だが待てよ、日本に独立記念日のないことに、まったく関心のない人、そのような人は、意外にも、日本は独立国と思っているかもしれません。

 そう言えば、先の7.11参院選の結果を分析すれば、日本が米国(D系戦争屋)からステルス支配されていると気付いていない人が過半数と見積もれます(注5)。もし気付いていたら、自民党やみんなの党が躍進したはずがありませんから、ただし、うわさされたような選挙不正がなかったという前提で。

3.米国戦争屋(D系)は国民過半数が対日ステルス支配の闇に気付くのを恐れた

 米国戦争屋ジャパンハンドラーは、上記、7.11参院選にて、過半数の国民が、米戦争屋による対日ステルス支配に気付いていないことに、ホッと胸をなでおろしたことでしょう。その一方、活性化するネット世論を分析して、一部の国民が、それに気付き始めていることもとっくにわかっており、そのことを非常に危惧していたはずです。

 日本のマスコミを支配して、日本国民を欺いてきた、D系戦争屋の数々の対日ステルス支配戦略の闇とは、たとえば、

罠に嵌められた日本海軍の真珠湾攻撃(日本はテロリスト国家となった)、人体実験だった日本への原爆投下、戦後、田中角栄筆頭に多くの愛国政治家の失脚や不審死、日航機墜落の疑惑、プラザ合意強制という日本経済弱体化、FRBによる日銀人事支配、日本経済のバブル崩壊誘導、えひめ丸撃沈疑惑、対米隷属首相・小泉ヒーロー化作戦、郵貯・簡保資産の合法的収奪計画、いっこうに解決しない北朝鮮拉致被害者問題の疑惑、核技術を北に渡したのは、なんと米国だったという事実、日本政府のもつ数100兆円規模の米国債未返済・利子未払い問題(事実上の踏み倒し)、米国のイラク戦争費のうち数10兆円を日本が負担した事実、日本の核武装化を絶対に阻止するための反永久的在日米軍の駐留、などなどです。

米戦争屋の、その危惧は、まず2009年9月の政権交代で現実のものになりました。この政権交代の実現は、多くの国民が、米国の対日搾取に、まだ明確に気付いてはいないものの、一生懸命がんばっているのに、なぜ日本国民が全体的に貧乏化するのか、それは政権を握る自民党のせいではないかと疑ったからです。しかし残念ながら、その背後で自民党を操るステルスD系戦争屋は見えていなかったのです。

 そして、政権交代後、アンチ自民、アンチD系戦争屋の小沢・鳩山政権が誕生し、戦後日本の脱・戦争屋化(D系)を目指し始めました。彼ら戦争屋は大慌て、早速、配下の悪徳ペンタゴン日本人を駆使し、また天安事件を起こして極東危機を煽り、2010年6月初め、遂に小沢・鳩山コンビを辞任に追い込むことに成功しました。それもこれも、小沢・鳩山政権が続けば、国民の過半数が、いよいよ、D系戦争屋の対日ステルス支配の闇に気付く恐れがでたからです。

4.菅政権の誕生:民主の豹変にて、米戦争屋の対日戦略が変化

 民主党の親・戦争屋への豹変は、厳密には、鳩山政権末期に起きたのですが、菅政権になって、親・戦争屋ベース、親・悪徳ペンタゴンベースの菅政権運営が明確になりました。

 安心した戦争屋の対日戦略の変化、それは、自民を見限り、民主への鞍替えでした。悪徳ペンタゴン・マスコミの論調は、菅政権ヨイショにヌケヌケと転向され始めました。

 その自民から民主鞍替えのタイミングに合わせて、D系戦争屋ボスのデビッドRFの健康悪化の非公式情報、戦争屋覇権が、D系からJ系へ変わる可能性浮上、D系悪徳ペンタゴン日本人に今、激震が走っています。

 なぜなら、これまで、彼らが、さんざんぱら叩いてきた小沢氏は、日本で稀なるJ系の日本人政治家だったからです。

5.今の動きは小沢氏が2006年に描いたシナリオ通りに推移

 さて、多くの日本人は、小沢氏が反米政治家と思っているかも知れませんが、誤解です。小沢氏は、小泉元首相と同じく、“親米”です。ただし、小沢氏は、D系ではなく、J系の親米派なのです。Dは、Jの父の仇(かたき)ですから、水と油、小沢氏は、このことをよくわかっているでしょう。知らないのは、これまで親米派を気取ってきた、悪徳ペンタゴン日本人の方です。こちらは、D系親米が親米であると勘違いしてきた人たちです。

 筆者が、2006年、小沢氏が民主党党主に選ばれた当時に推察した、小沢氏の隠れミッション(注6)、すなわち、日本の政界から、反米派を一掃するミッションが、紆余曲折の後、いよいよ、実現しそうです。

 もし、この9月、小沢総理が誕生すれば、日本はJ系ジャパンハンドラー(マイケル・グリーンはD系からJ系に鞍替えしたといわれる)に支配されることになりますが、D系支配とは大きく異なる可能性があります。しかしながら、どのように変わるかはまだ不透明です。

注1:苫米地英人[2008]『洗脳支配』ビジネス社、p13

注2:本ブログNo.173『いよいよJ系戦争屋時代の到来:小沢総理の芽、復活か』2010年8月13日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/17473716.html

注3:米国戦争屋とは、

デビッドRFが実権を握るRF財閥を頂点に形成されてきた米国の軍産複合体を指し、米国の軍産政官学に広く分布する米国覇権主義者で構成される。戦後日本は、米国戦争屋によってもっぱらステルス支配されてきた。米国寡頭勢力を構成する米国覇権主義者には他に銀行屋がいて、彼らは国際金融資本や米国中央銀行FRBを支配しているが、戦争屋に比べて、日本支配への執着心が薄い。なお、戦争屋ボス・デビッドRFは、軍産複合体に加えて、金融機関も所有している。彼は元々、チェイス・マンハッタン銀行(現・JPモルガン・チェイス)頭取経歴の銀行家の顔ももっている。ところが2010年6月に、95歳を迎えて、デビッドRFの健康状態が悪化、米戦争屋覇権が、デビッドの甥・ジェイRFに移りつつあるとみられている。つまり、米戦争屋覇権は、D系からJ系に移る可能性が高まっている。

オバマ米民主党政権は、これまで米国主流であったデビッド率いるD系戦争屋(共和党系)というより、どちらかといえば米民主党上院議員・ジェイRF率いる銀行屋系に属しているが、D系戦争屋の謀略部隊から常時、監視を受けてきた。そのため、オバマ政権がD系戦争屋の意図に逆らうと、必ず何らかの妨害工作が行われ、その証拠はいくつも観察できる。しかしながら、米戦争屋覇権がD系からJ系に移れば、オバマ政権は実質的に、晴れて米国覇権全体を掌握できることになる。そうなれば、J系戦争屋の対日戦略は大きく変化する可能性が高い。

 なお、日本において、ジェイRFとの太いパイプをもつのは、小沢氏やトヨタなど、一部に限られる。

注4:悪徳ペンタゴンとは、

元・早稲田大教授・植草一秀氏の造語である。日本に蠢く一部の(1)政治家、(2)官僚、(3)マスコミ人、(4)財界人を指し、日本国民の利益より、米国寡頭勢力(主にD系米戦争屋)の利益を優先する(あるいは優先させられる)買弁家的日本人、および(5)米国ジャパンハンドラー(買弁日本人をコントロールする戦争屋系米国人)を指す。彼ら悪徳ペンタゴンは、アンチD系戦争屋の小沢・鳩山コンビや亀井・国民新党を目の仇にしている。

日刊ゲンダイを除く日本の大手マスコミはことごとく悪徳ペンタゴン化していることが、2009年9月の政権交代によってあらわになった。それは、以下の背景を知れば当然である。

すなわち、戦後、GHQ占領時代、自民党および読売・日テレは、D系戦争屋の対外工作機関CIAによってつくられたという過去をもつ。また、戦後日本の大手マスコミを仕切る電通も、読売・日テレ同様、CIAおよびGHQのテコ入れでつくられているので、日本のマスコミは親・D系戦争屋となっている。そしてD系戦争屋のつくった自民党に経営人事を握られてきたNHKも、今は親・D系戦争屋となっている。

注5:本ブログNo.150『参院選の国民反応に絶句:こんな日本に住みたくない!』2010年7月12日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/16245720.html

注6:ベンチャー革命No.190『小沢民主党新代表のミッションとは』2006年4月11日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr190.htm

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html

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