「国民の敵:悪徳ペンタゴンはどのように生まれたのか」
「新ベンチャー革命」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010年8月2日 No.164
「国民の敵:悪徳ペンタゴンはどのように生まれたのか」
1.日本を実質支配しているのは政治家ではなく、悪徳ペンタゴン
日本を実質的に支配しているのは、天皇でもなければ、総理大臣でもなく、悪徳ペンタゴン(注1)日本人であることが、2009年9月の政権交代以降、明らかになっています。彼らは、国民に気付かれないよう、日本国をステルス支配しています。日本の場合、始末の悪いことに、悪徳ペンタゴン日本人のバックに、米戦争屋(注2)ボス・デビッドRF一派が控えていることです。
悪徳ペンタゴン日本人は、自分たちの実質的権力を維持するために、オモテの権力である、ときの政権を操らなくてはなりません。
日本は建前上、民主主義国家ですから、民主主義ルール上は、国民から選ばれた政治家が、国民の代表として国家運営の権限を与えられています。
日本において政治家に真の権力を握られてもっとも困るのが官僚です。戦後の官僚がやったこと、それは政治家を自分たちの傀儡(かいらい)にすることでした。政治家を意のままに操るには、アメリカ様の威光を利用することです。
2.米戦争屋は戦後日本の官僚をエージェント化しようとした
さて、戦後日本を戦利品として手に入れた米戦争屋は、日本を彼らの属国としてステルス支配するのに、日本人エージェントを必要としました。戦争屋は、そのため、官僚を利用することを思いつき、戦前から続いた官僚体制を戦後も維持することを許したのです。そこで、戦後の官僚支配体制は、1940年体制と呼ばれています(注3)。
官僚にとって、米戦争屋を利用することによって、政治家をコントロールできるようになったのです。そして、米戦争屋のジャパンハンドラーと、親・戦争屋化した官僚との間に、いつしかWinWinの関係が生まれたのです。この関係がもっともうまく機能したのが、外務省です。ちなみに、彼ら外務省官僚、もとい米務省官僚は官邸機密費の予算を握って、歴代の首相を操ってきたのです。
このようなWinWinの関係は、外務省から、財務省、日銀、検察、防衛省、経産省、などに広がっています。そして、現代日本の中央官庁には親・戦争屋官僚が大量生産されています。
さらに親・戦争屋官僚は、米戦争屋に庇護されていますから、政治家にもなりやすく、自民党政権時代、官僚上がりの政治家が多数生まれ、自民党の親・戦争屋化の推進力となってきました。
3.米戦争屋はマスコミの親・戦争屋化に熱心だった
さて、米戦争屋が、戦後日本のステルス支配のために重視したのは、官僚支配と並び、マスコミ支配です。たとえば、読売・日テレは、CIA(=戦争屋の対外工作機関)の支援で生まれたことは公知の事実です。少なくともネットの政治ブロガーでこれを知らない人はモグリと言ってよいでしょう。知らなかった人は、グーグル検索で“読売”と“CIA”と入力してみてください。
米戦争屋ボス・デビッドRFは、ゲシュタルト心理学(注4)を応用したナチスの軍事プロパガンダ研究に熱心で、筆者の居たSRIインターナショナルなど全米の軍事研究シンクタンクには、戦後すぐ、米陸軍を通じて世論操作研究を委託していました。ちなみに、SRIの開発したVALS(注5)(企業のマーケティング戦略ツール)は、上記の軍事研究を企業のマーケティング戦略ツールに応用したものです。
米戦争屋ジャパンハンドラーは、CIA系の読売、産経を軸に、朝日、毎日へと親・戦争屋化工作を行い、今では、日本国民の愛読する大手新聞、そして日本国民が毎日、観る大手テレビ局の政治報道はことごとく、親・戦争屋化されてしまいました。NHKも、親・戦争屋の自民党政権に経営人事権を握られていたため、今では、親・戦争屋化しています。
4.悪徳ペンタゴンの狙いとは
悪徳ペンタゴンの黒幕・米戦争屋ボスにとって、日本は太らせて食う属国です。イラクやイランと違って、日本には天然資源はないのですが、勤勉な日本国民が、カネの成る木なのです。国民の虎の子・郵貯・簡保がまさにそれに該当します。
一方、政官財およびマスコミに巣食う悪徳ペンタゴン日本人にとっては、国民から税金を搾り取って、搾取することです。悪徳ペンタゴン日本人は、われわれ国民にとって、まさに内なる敵です。
ところで、ネットウヨと呼ばれる人たちは、悪徳ペンタゴンから搾取される被害者のはずですが、なんと、悪徳ペンタゴンを支持しています。なぜでしょうか、それは、彼らが、寄らば大樹の国民性、すなわち、ビロンガー(注6)の典型だからです。ネットウヨには、悪徳ペンタゴンが寄らば大樹にみえるわけです。悪徳ペンタゴンの大好きな言葉 “よらしむべし、知らしむべからず”に従って、悪徳ペンタゴンの毒牙に引っ掛かる人たちです。
ちなみに、官僚上がりを好んで政治家や知事に選ぶ有権者の人たちも、ネットウヨに近いビロンガーです。
5.悪徳ペンタゴン日本人の最大の問題、それは“木を見て、森を見ない”こと
部分最適と全体最適という言葉がありますが、悪徳ペンタゴン日本人の最大の問題点、それは、彼らが総じて、部分最適の追求者であるという点です。
米戦争屋に尻尾を振っていれば、悪徳ペンタゴン日本人はサラリーマン出世街道を無事に登れるのです。彼らは、自分の損得だけ考えて行動します。その結果、日本全体がガタガタになってしまうのです。悪徳ペンタゴン日本人が、米戦争屋の言いなりになるということは、われわれ国民の国富が収奪される結果をもたらすのですが、彼らは自分可愛さに、そのことについては、知らぬ振りをするのです。
全体最適思考に長けた米戦争屋は、部分最適追求型の悪徳ペンタゴン日本人の、その貧乏性を鋭く見抜いて、その貧乏性を徹底的に利用しています。
早く気付けよ、悪徳ペンタゴン日本人よ!
注1:悪徳ペンタゴンとは、
元・早稲田大教授・植草一秀氏の造語である。日本に蠢く一部の(1)政治家、(2)官僚、(3)マスコミ人、(4)財界人を指し、日本国民の利益より、米国寡頭勢力(主に米戦争屋)の利益を優先する(あるいは優先させられる)買弁家的日本人、および(5)米国ジャパンハンドラー(買弁日本人をコントロールする米国人)を指す。彼ら悪徳ペンタゴンは、アンチ戦争屋の小沢・鳩山コンビや亀井・国民新党を目の仇にしている。
日刊ゲンダイを除く日本の大手マスコミはことごとく悪徳ペンタゴン化していることが、2009年9月の政権交代によってあらわになった。
注2:米国戦争屋とは、
デビッドRF財閥を頂点に形成される米国の軍産複合体を指し、米国の軍産政官学に広く分布する米国覇権主義者で構成される。戦後日本は、米国戦争屋によってもっぱらステルス支配されてきた。米国寡頭勢力を構成する米国覇権主義者には他に銀行屋がいて、彼らは国際金融資本や米国中央銀行FRBを支配しているが、戦争屋に比べて、日本支配への執着心が薄い。なお、戦争屋ボス・デビッドRFは、軍産複合体に加えて、金融機関も所有している。彼は元々、チェイス・マンハッタン銀行(現・JPモルガン・チェイス)頭取経歴の銀行家の顔ももっている。
オバマ政権は米国主流の戦争屋系というより、どちらかといえば銀行屋系に属しているが、戦争屋の謀略部隊から常時、監視を受けている。そのため、オバマ政権が戦争屋の意図に逆らうと、必ず何らかの妨害工作が行われる。
注3:野口悠紀雄、ウィキペディア参照
注4:ゲシュタルト心理学、ウィキペディア参照
注5:VALS
http://en.wikipedia.org/wiki/VALS
注6:ビロンガー(Belonger、旧・VALSのタイポロジーのひとつであった)
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/bironger.html
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm
テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
(転載貼り付け終了)