「参院選のあからさまな不正(3/3)」

投稿日:2010/07/17 07:06

「心に青雲」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010年07月17日 | 政治問題
「参院選のあからさまな不正(3/3)」

《3》
 あくまで日本はアメリカの属国であり、ユダヤ国際金融資本やイルミナティの手のひらに乗せられて好き勝手にされている。宗主国(ご主人)が決めたこと(郵貯350兆円をただで寄越せ)に属国(奴隷)は逆らってはいけないという鉄則が存在する。交渉することさえ許されていないのだ。

 そんななか、少しでも日本の独立をめざし、対米隷属を打破しようと心中深く期するもの(左派)と、そんなことはどうでも良く、自分さえよければいい、自分さえアメリカ様から飼ってもらえばいいというもの(右派)がいるのだ。
 みんなの党や自民党に投票した人たちは、意識的か無意識か知らぬが、右派をよしとしたのだ。
 奴隷根性というものは、絶対に抜けないものである。

 魯迅の『賢人とバカとドレイ』と言う寓話を本ブログで紹介したことがある。(「怒りの能力」08年10月7日 http://blog.goo.ne.jp/hienkouhou/e/9301a3581e19f828e201bd0cc8633c31 )

 「ドレイは、仕事が苦しいので、不平ばかりこぼしている。賢人がなぐさめてやる。『いまにきっと運が向いてくるよ。』しかしドレイの生活は苦しい。
 こんどはバカに不平をもらす。『私にあてがわれている部屋には窓さえありません。』『主人にいって、あけさせたらいいだろう』とバカがいう。『とんでもないことです』とドレイが答える。
 バカは、さっそくドレイの家へやってきて、壁をこわしにかかる。『何をなさるのです。』『お前に窓を開けてやるのさ。』ドレイがとめるが、バカはきかない。ドレイは大声で助けを呼ぶ。ドレイたちが出てきて、バカを追い払う。

 最後に出てきた主人に、ドレイが報告する。『泥棒が私の家の壁をこわしにかかりましたので、私がまっさきに見つけて、みんなで追い払いました。』『よくやった』と主人がほめる。賢人が主人の泥棒見舞にきたとき、ドレイが『さすがに先生のお目は高い。主人が私のことをほめてくれました。私に運が向いてきました。』と礼を言うと、賢人もうれしそうに『そうだろうね。』と応ずるという話である。

 私はこれを竹内好氏の論文「中国の近代と日本の近代」で読んだ。
 竹内好氏はこの魯迅の寓話を、「呼び醒された状態について書いているものと考えていいと私は思う。『夢からさめて行くべき道がない』『人生でいちばん苦痛な』状態について、逃れたい現実から逃れることのできぬ苦痛について、書いていると思う」と述べている。

 右派、もしくは右派をなんの考えもなしに支持して投票した人は、まさにこの魯迅が書いた寓話のドレイに相当する。「呼び醒まされたくない」人たちだ。ドレイたちは今、誇らしげにこう言っている、「みんなで泥棒(日本独立志向派)を追い出しました。これで郵貯350兆円もご主人に差し上げられるし、消費税もアップしてもらえます。悪い小沢も失脚しました。私たちにも運がむいてきました」と。

 逆に、左派の人と左派に共感する人は本当は「呼び醒された状態」であるべきなのだ。だが現実には森永卓郎氏がいうように「悩みが深い」低度だろうが。
 政治に関して言えば、「悪夢からさめたのに、支持する政党も政治家もみつからない」のだ。
 むろん、私とて「 支持する政党も政治家もみつからない」という、「呼び覚まされた苦痛」を味わっているが、ただし、そうした絶望のなかに一筋の光明は見出している。

 それは、これからの人類が、宗教や似非科学を使って人類を迷妄の中に押し込めているユダヤ勢力の手から解放し、本当の学問によって人類を導いていけるようになることである。

 岡目八目さんがコメントしてくださっているので、要点を紹介する。
 「人類は学問という人間的な弁証法的本能を獲得することによって真に人間としての主体性を確立して地球との真の相互浸透をはかれるようにするために、ゼロから出発するという非常に困難な道に乗りだしたのです。」

 「今の日本には、人類が長い間求めてえられなかった、真の導きの糸となる本物の学問があるのです。そこには学問的に説かれた“人間とは何か”が見事に解明されているのです。どうすれば一流の人生を歩めるのか!も見事に示されている。
必要なのは、本物の学問によって創られたアタマと本物の学問に導かれた上達論に基づく武道によって創られた主体性を持った強いココロです。」

 ここにこそ人類にとって、日本人にとっての光明が存在するのだから、民主党だの自民党だのがどう流れていっても、着実な日本再興への道を歩んでいくしかない。

 最後に一つご紹介。阿修羅掲示板の「菅直人は『政官財米マスコミ連合』から脅迫されていた? 無謀な消費税引き上げ公約の裏を読む」
http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/582.html
 全文をぜひ上記サイトでご覧いただきたいが、ここに、法曹界関連の役人の天下り先が紹介されているので以下に転載する。

      *      *      *
(警察官僚OB) セコム、大和證券、野村證券、三井住友銀行、三菱UFJ、東京ガス、東京電力、ソフトバンクモバイル、パナソニック、ライオン、日本マクドナルド、伊勢丹、JTB、博報堂、読売新聞、セブン&アイ・ホールディングス、日本生命、三井住友海上、他

(検察官僚OB) トヨタ自動車、住友商事、資生堂、セイコーホールディングス、三菱UFJ、大和証券、日本郵船、関西テレビ、阪急電鉄、小松製作所、積水ハウス、関西電力 、東京海上火災保険、大丸、ベネッセ、三井物産、日本テレビ、他

 公益法人、特殊法人など国の外郭団体へ天下った25,245人の他、こんなふうに民間への天下り役人が、3千人近い規模で存在しているわけですな。
 特別に目を引くのが、新聞社と系列テレビ局。クロスメディアも官僚の「出城状態」で、なんせ歴代検事総長が電通に天下りしてる始末です。
 説明するまでもなく、クロスメディア解体を掲げ、法務族をトップとする政官財マスコミの「利権連合」を鳩山と小沢は敵にまわしたわけですから、検察が国策捜査を行い、さらにメディアが狂乱パッシングで追い討ちをかけ、政権を簒奪する、つうのも当然といや当然の話です。

 (さらに宗主国アメリカの姦計とかも絡んでるんでしょうが、もう闇が深すぎて何がなんだか…….)薄々気がついている人も多いと思いますが、結局、エスタブリッシュメントは「実働部隊」を保持している、つまり、権益保持に目障りな輩の情報収集を緻密に行い、脅迫や恫喝、殺人までやってのける連中を飼ってる、ということです。証拠があるわけでもないですが、ちょっと考えると、色々思い当たりますよね。
      *      *      *

 こういう本当のことをマスゴミは決して明らかにしないのだ。
 だから、日本は言論の自由があり、曲がりなりにも議会制民主国家ではないかと誤解している人が大量に存在する。
 警察官僚OBや検察官僚OBが天下っている企業名をじっくり見てもらえば、そこから本当の日本の姿が見えてこよう。

(転載貼り付け終了)