「今回の代表選は『日本改造計画』以上のインパクトを与えた。もう小沢一郎の改革は止まらない!」
「日々坦々」から貼り付けます。
(転載貼り付け開始)
2010/09/14(火) 07:57
「今回の代表選は『日本改造計画』以上のインパクトを与えた。もう小沢一郎の改革は止まらない!」
今回の代表戦は、将来の日本に大きな影響を与えていくだろう。
小沢一郎という一人の政治家が、なぜ20年以上も日本の政治の中心に君臨し続けてきたのか、ネガティブな情報ばかりだが、いったい小沢一郎は何を考え、何をしようとしているのか、その人と思想の一端を多くの国民が垣間見ることができたのではないかと思う。
今までマスコミ情報を鵜のみにして悪いイメージが先行していた人も、その斬新とも思える政策に接し、「何か変えてくれるのではないか」「少しでも前に進めるのではないか」と、知らず知らずのうちに期待していた、という人もいるかもしれない。
17年前に書かれた『日本改造計画』は、各界に波紋が広がり、「政策の小沢一郎」を定着させ、今日に至っても、それは全く衰えることなく、より強固にすらなっている。
今の小沢支持者の核となっている人達の中には、当時、この本を読まれた方が少なくはないだろう。
この2週間足らずの間で、小沢さんの政策は全国にとどろき、心ある国民の多くが耳を傾けるチャンスを与えられた。
どんなにマスメディアが妨害しようとも、どんなに相手が政策論争を避け、愚行愚策を仕掛けてこようとも、真正面から政策を前面に打ち出して戦った姿は、意識せずとも人々の心の奥底に潜行し、その思想と共に焼き付いて離れなくなるだろう。
それはまさに『日本改造計画』で今日の根強い小沢支持者ができたように、今後それ以上の広がりをみせ、この知れ渡った改革の炎は消されることなく、やらざるを得なくなってくるだろう。
この改革はもう止まらない。
もう、多くの国民が知ってしまったからだ。
万が一にでもカンさんが勝とうが、自民党が政権を再び奪取しようが、いったん人々に植え付けられた改革の芽は、もう誰にも摘み取ることはできない。
臨死体験者が語っているが、よく昔から人が死ぬ時に自分の人生で体験してきたことが事細かに、走馬燈のように映像として流れる、と聞く。
この2週間の戦いの中で、様々な象徴的な出来事が起きた。
それはまるで日本の旧民主主義か、それとも旧国家権力か、いずれにせよ国家規模の臨死体験とも言えるものだったのではないか。
まず、村木裁判の過程で露呈した、検察の杜撰な捜査と取り調べが国民の知るところとなり、鈴木議員の上告棄却で、最後の砦、最高裁までもが政治介入とも言える暴挙にでたことだ。
これは国家権力とは何かを考えさせられた。
次に、日本の旧型政治屋の象徴、菅直人のあまりの見苦しさが際立った。
政策・理念は口実だとばかりに権力に固執した姿には、毎度、ヘドが出るほど嫌悪感に苛まれた。
菅陣営の中でも特出した人達もいて、カンさん以上、自民党顔負けの策師も潜んでいる。
次にはマスメディアの異常なまでの小沢バッシング報道である。
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先日、小沢さんが築地に出かけられた時に、必ず移転問題についてコメントするだろうとツイートした。
『小沢氏が築地に行ったら都民の関心は唯一つ「移転問題だ」。≪「絶対反対という地元の意見もある・・・(築地を)リフォームしてきちっとすれば、今後も対応できる」と述べ、移転の必要はないとの認識を示した≫これを伝えたのは時事のみ。他のマスメディアはNHKも含め一切無視。』
それをいうために行ったということもできる。
●築地市場移転は不要=小沢氏 (時事ドットコム 2010/09/11-19:01)
≪民主党の小沢一郎前幹事長は11日午後、築地市場(東京都中央区)の移転問題について「絶対反対という地元の意見もあるし、移転先があまりにもいろんな問題を含んでいる。(築地を)リフォームしてきちっとすれば、今後も対応できる」と述べ、移転の必要はないとの認識を示した。築地市場を視察後、都内で記者団の質問に答えた。≫(参照)
NHKを含めて一切無視して意図的に報道することを避けていた。
移転先の豊洲の土壌汚染のデータ改竄など、都民にとっては一番“旬”な話題である。
次期総理になるかもしれない人の築地移転問題に関する考え方を伝えるのは、マスメディアの当然の責務であり、都民がこれだけ関心を持っていて都議会でも紛糾している問題に対しては、両陣営に積極的に取材することがむしろ自然である。
今回無視したということは、意図的だといわざるを得ない。
メディアとしての役割でさえも完全に放棄している。
特にNHKは多くの都民に視聴料をもらっておきながら、都民が知りたい、知るべき内容を報じていない。
この肝心な部分を一切無視して、ただ築地を訪問したとのみ伝えていた。
その義務をも放棄していると、声を大にして言いたい。
また、普天間基地移設問題に関連した日米関係である。
米軍普天間飛行場の移設先の辺野古がある名護市議会議員選挙が行われ、移設反対を掲げる稲嶺進市長の支持派が16議席(27議席中)を獲得し、圧勝した。
これは純然たる民意が示されたと言えるわけで、住民の合意が得られない以上、日米合意ががただの紙切れ上での合意とならざるをえず、強行などしたなら全国規模での在日米軍基地反対の機運に火に油を注ぐことになりかねない。
このように別の側面から見て一つの現象と捉えるならば“産みの苦しみ”のようにもいえなくもないが、その事象の背後に人為的な意図(良いも悪いも)が見え隠れしていることを考え合わせるならば、それは臨死体験で過去の悪行の数々を見せられている、と考えたほうが腑に落ちる。
いよいよ本日、民主党議員による投票で実質的には総理が決まる。
いずれにしろ、まだ半年は荒れるだろうし、それこそ“産みの苦しみ”を味わうことになる。
まだまだ気の抜けない日々が続きそうだ。
(転載貼り付け終了)