「マイケル・グリーンを米国代弁者のように扱う悪徳ペンタゴン・マスコミ」

投稿日:2010/07/24 06:36

「新ベンチャー革命」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010年7月23日 No.157
「マイケル・グリーンを米国代弁者のように扱う悪徳ペンタゴン・マスコミ」

1.小沢氏が手打ちした(?)相手:マイケル・グリーンとは

 2010年7月18日、小沢氏が八丈島を魚釣りの名目で訪問、米国戦争屋(注1)の元ジャパンハンドラー・マイケル・グリーンと密かに会談、手打ちが行われたという情報がネットに飛び交っています。ネットにはこのような真偽不明の情報があふれていますが、それをどのようにみるかは、ネット愛好者の自由にまかされています。ちなみに、筆者は、確たる証拠がない限り、この情報は信じません。

さてマイケル・グリーンは7月20日の日経新聞に投稿、米戦争屋の対日見解らしき内容を代弁しているようです。彼は、日本で有名なリチャード・アーミテージ(元・戦争屋ジャパンハンドラーの一人で、戦争屋=CIAの東南アジア麻薬密売シンジケートの総元締めだったといわれる)の元部下で、いわゆる日米安保マフィアの一人です。

 ブッシュ政権時代ならいざ知らず、オバマ政権下、彼はまったくの無役であり、現在の米国政府を代表してはいません。ただ、ブッシュ政権時代は、東アジア担当大統領補佐官であり、日本の悪徳ペンタゴン(注2)と交流があったにすぎません。

 オバマ政権の今、過去の人・マイケル・グリーンを有難がるのは、日経新聞など悪徳ペンタゴンに名を連ねる大手マスコミくらいのものです。

2.マイケル・グリーンの意見を米国全体の意見であるかのように、すりかえる悪徳ペンタゴン・マスコミ

 悪徳ペンタゴン日本人は過去、米戦争屋ジャパンハンドラーにハンドルされてきましたので、悪徳ペンタゴン一派・大手マスコミはそろって、マイケル・グリーンの個人意見が米国全体を代表する意見であるかのように、針小棒大に扱うくせがあります。上記、日経新聞もその例外ではありません。

 何も知らないお人好し国民は、大手マスコミの日米関係報道や日米関係に関する意見投稿を読んで、大きな誤解を積み重ねていくことになります。大手マスコミ人自身も、こうして対米観を狂わしているわけです。このような対米観の狂った大手マスコミ人の書く日米関係記事を読まされるお人好し日本人の対米観が狂うのは無理もありません。

 実際、ネットウヨ系ブロガーなどは、マイケル・グリーンの日経投稿記事に惑わされて、小沢・鳩山コンビは日米関係をおかしくした諸悪の根源であるかのように理解するわけです。ある意味、恐ろしい誤解の連鎖です。

3.アメリカという国家は一枚岩ではない

 日本の日米関係専門家の書く論文や投稿記事で、米国という国家を一体で把握している例がよくあります。このような人は決まって、日本という国家を一体でとらえており、米国も日本と同様、一体化した国家であると認識しているようです。米国という国家を日本という国家の延長でとらえる日本人の書く日米関係論を筆者は読まないことにしています。なぜなら、そのような人は、米国がわかっていないからです。ちなみに、悪徳ペンタゴン・大手マスコミ人も、だいたい米国を一体でとらえています。

 さてそれでは、筆者の認識する米国とは何でしょう、

米国という国家は、戦争屋および銀行屋で構成される寡頭勢力に実質的にステルス支配されている私有国家であり、偽装民主主義体制の連邦国家である。米国大統領政権、米国連邦政府は、その寡頭勢力の配下にある。戦争屋と銀行屋は米国覇権を競って対立している。その意味で、米国は一枚岩ではなく、双頭の鷲構造の国家であり、権力構造も二重化されており、大統領すら、闇の寡頭勢力の傀儡にすぎない。

このように、米国は日本と比べて、その国家体制がまるで異なるわけで、日本という国家イメージの延長線上で米国という国家をとらえると大きな誤解が生じる危険が大です。

4.マイケル・グリーンの意見を有難がる人は米国をわかってない人

 上記、マイケル・グリーン(小泉ジュニア留学中の元・世話役)は現在、米国で下野している戦争屋系勢力に属する人物で、過去、日米安保マフィアの一員として、アーミテージとともに、甘い汁を吸ってきた人物です。彼はオバマ政権下では、米国連邦政府内で影響力をまったく発揮できません。

 このような人物の意見を、米国を代表する意見であるかのように報道する日本の大手マスコミは、親・戦争屋に異常に偏向しているとみなせます。

 今の日本の悪徳ペンタゴンは、対米コネクションが、戦争屋ジャパンハンドラーに極端に偏っており、アンチ戦争屋系オバマ政権誕生後も、依然として、戦争屋ジャパンハンドラーを情報源に米国関連ニュースを日本国民に向けて流しています。その意味で、悪徳ペンタゴン・マスコミの日米関係ニュースを真に受けることは極めて危険です。

注1:米国戦争屋とは、

デビッドRF財閥を頂点に形成される米国の軍産複合体を指し、米国の軍産政官学に広く分布する米国覇権主義者で構成される。戦後日本は、米国戦争屋によってもっぱらステルス支配されてきた。米国寡頭勢力を構成する米国覇権主義者には他に銀行屋がいて、彼らは国際金融資本や米国中央銀行FRBを支配しているが、戦争屋に比べて、日本支配への執着心が薄い。オバマ政権は米国主流の戦争屋系というより、どちらかといえば銀行屋系に属しているが、戦争屋の謀略部隊から常時、監視を受けている。そのため、オバマ政権が戦争屋の意図に逆らうと、必ず何らかの妨害工作が行われる。

注2:悪徳ペンタゴンとは、

元・早稲田大教授・植草一秀氏の造語である。日本に蠢く一部の(1)政治家、(2)官僚、(3)マスコミ人、(4)財界人を指し、日本国民の利益より、米国寡頭勢力(主に米戦争屋)の利益を優先する(あるいは優先させられる)買弁家的日本人、および(5)米国ジャパンハンドラー(買弁日本人をコントロールする米国人)を指す。彼ら悪徳ペンタゴンは、アンチ戦争屋の小沢・鳩山コンビや亀井・国民新党を目の仇にしている。

日刊ゲンダイを除く日本の大手マスコミはことごとく悪徳ペンタゴン化していることが、2009年9月の政権交代によってあらわになった。

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html

(転載貼り付け終了)