「やっぱりスパイが鳩山懇親会に潜入、荒井聡国家戦略担当相」

投稿日:2010/08/20 06:12

「世相を斬る あいば達也」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010年08月20日
「やっぱりスパイが鳩山懇親会に潜入、荒井聡国家戦略担当相」

菅・仙谷の動きはチェックしたが、まさか挙党一致を常々口にしていた菅直人の側近中の側近・荒井聡国家戦略担当相が呼ばれもしないのにノコノコ顔を出したのである。(笑)一見挙党一致を常々口にして、菅グループに亀裂でも入っているような演出を画策するとは、なんとも情けない菅政権の所業である。

一年生議員に「内閣総理大臣・菅直人」の公的名前を使い、無理やり懇親会を設けるなど姑息の頂点である。しかも、小沢政治塾の研修日程にぶつけている、本当にあさましい人間だ。菅直人がやらないとすれば、仙谷のアイディアだろう。どちらにしても、議員としての民主党代表選出馬の踏み絵的懇談会に内閣総理大臣名は違法ではないが、脱法に近い所業である。まぁ彼らならやりそうな事でもある。(笑)

マスメディアも昨日の鳩山研修会で小沢一郎の出馬表明が出たら、ここぞとばかり「小沢出馬断固阻止」のネガキャンを用意していたようだが、幾分肩透かしに終わり、鳩山研修会及び懇親会を伝える論調は殊のほか大人しい。一番、ネガキャンに近い臭いをプンプンさせていたのが毎日新聞の記事だった。折角なので、最後に引用しておいたので、参考までに目を通すのも一興でしょう。

兎にも角にも、小沢の代表選出馬は後戻り出来ないところまで来ている。「皆さんが出ろと言うなら」が小沢一郎の過去の政治スタンスだったが、今回はそう云う我が儘も許されない状況な事は、小沢一郎が心底感じているに違いない。「100%と書きたい」と云う言を引っ込め「100%出る」と断言しておこう。

今回の民主党代表選は「挙党態勢」と「原点回帰」二つのキャッチフレーズがポイントだ。菅直人は挙党態勢を拒否した。おそらく、鳩山の挙党態勢の誘いを断ったに違いない。菅直人自身は鳩山の言う通りだと思ったかもしれない。

しかし、菅直人を支える仙谷・前原・枝野・野田・岡田らは、その考えが自分たちの粛清に直結している事を知っている。特に仙谷は政治生命を断たれ事間違いなしで、断固反対であったろう。菅直人の陰謀の幾つかをバラスくらいの恫喝まであったかもしれない。

仙谷の官房機密費のここ2カ月の支出先は朝日・毎日系のメディアと沖縄・名護市議選と沖縄県知事選に向けられた可能性が非常に高いことは、状況を観察して行けば辿りつく推論である。このような差配、いや陰謀が菅直人の政権維持に必要な金である以上、菅も共同正犯なのだ。今更、鳩山の挙党態勢の誘いに乗りようがないのである。

財務省官僚と抱き合う程密接な関係を築いて、政策遂行を「官僚主導」で試み始めた菅直人としては、今更「政治主導」の政治に舵を切る事も出来なくなっている。つまり、鳩山由紀夫や旧民社党、旧社会党系グループの主張する「挙党態勢」も「原点回帰」も飲む事が出来ないガケップチに立たされた訳である。

野田グループなどはレンホーの口を使って「代表が変わるようなら、解散総選挙!」などとブラフを掛けているが、このような断末魔の叫びも「菅内閣危うし」を予感したからこその発言である。お気の毒に・・・(笑)

ただ、そのような事態も想定する必要はあるだろう。民主党が分裂気味になるわけだ。そして、連動するように自民党も分裂する。ガラガラポンが起きる政局はゼロとは言えない状況だろう。それはそれで良い事かもしれない。詳細は省くが小沢・鳩山側に残る勢力の方が7割近くになる筈である。解散、やりたければやりなさい。

検察審査会が残っている!「政治とカネ」が残っている!菅・仙谷ラインの唯一の頼みはマスメディアの更なる「小沢ネガティブ・キャンペーン」である。法務官僚が事務局を仕切る検察審査会と朝日・毎日のメディア及びクロスオーナーシップのテレ朝とTBSである。

しかし、NHKが中立乃至は小沢・鳩山にシフトしたのは歴然であり、大越キャスターの政治関連報道が極端に減り、態度に落着きがなくなったのは気のせいだけではないだろう。

是非、鳩山由紀夫は小沢一郎にネット・メディアの情報キャッチアップを推奨すべきだ。我田引水ではないが、何処に阿る事もない市民ジャーナリスト達の情報発信にも耳を傾けるべきである。得意のツイッターまではお薦めにならなくて結構。(笑)

―朝日に勝るとも劣らぬ反小沢な毎日新聞の記事―

「小沢、求心力低下を憂慮?」(記事見出しとは別にこんな誘導見出し付き)
≪ 民主代表選:小沢氏来週にも最終判断 求心力維持へ 9月の民主党代表選を前に、鳩山由紀夫前首相のグループが19日、長野県軽井沢町で研修会を開き、小沢一郎前幹事長も出席した。小沢氏は党代表選 への出馬を検討する意向を自らに近い議員らに伝えており、来週にも最終判断するとみられる。出馬姿勢をちらつかせて菅直人首相に圧力をかける構えだ。検察審査会の議決も控えハードルは高いが、首相が「脱小沢」の看板を掲げたまま続投するのを阻止しなければ求心力を維持できないという危機感にも迫られている。
 研修会には鳩山氏や小沢氏のグループを中心に国会議員約160人が参加した。研修会は2部構成で、前半はホテルで有識者の講演会、後半は近くの鳩山氏の別荘の庭で懇親会を行った。
 小沢氏は懇親会から出席した。鳩山氏は冒頭のあいさつで「特に注目の人、小沢一郎先生までお出ましをいただいた。挙党態勢で一致団結をしなければならない」と持ち上げた。小沢氏の隣には輿石東参院議員会長、山岡賢次前国対委員長も並び、鳩山前政権が再現されたかのよう。小沢氏が最後に「鳩山総理 (前首相)のおかげで久しぶりに大勢の仲間と顔を合わせて楽しく過ごした。総理の言葉の通り、お互いに力を合わせて一生懸命頑張って、国民の期待に応えるようやりましょう」とあいさつすると会場は拍手に包まれた。
 懇親会の席上、小沢氏に近い川上義博参院議員が「ミコシを作るので乗ってほしい」と小沢氏に求めると「まあまあ」と上機嫌だったという。小沢氏が去る時には「代表選に出てがんばれ、小沢一郎」と声が飛んだ。松野頼久前官房副長官は記者団に「小沢氏に出馬してほしい」と語った。
 だが、小沢氏出馬へ向けた情勢は万全ではない。小沢氏に近い森裕子参院議員は「出馬の環境を作るために全力でがんばる」と語るが、小沢氏に近い党関係者は「小沢氏は各グループの動きを見ている」と指摘する。小沢氏のグループは今年6月の党代表選で独自候補擁立を巡って迷走した。今回も海江田万里衆院財務金融委員長が小沢氏のグループに出馬の意欲を伝えているが賛否両論がある。
 小沢氏は資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で検察審査会の議決を今秋に控え、世論の批判は厳しい。対抗馬が固まらないのも「小沢氏のかいらい」というレッテルを張られることを懸念しているためだ。旧社会党グループや旧民社党グループも様子見を決め込んでおり、小沢氏がこの局面で存在感を示さなければ自らのグループのまとまりも保てなくなる危険もあった。
 小沢氏は今月中旬、周辺が出馬の意向を打診したのに対し「(菅政権が終わるのを待っていては)政権のたらい回しになる。正々堂々とやるには9月しかない」と語ったという。一方で、藤井裕久元財務相は19日、東京都内で記者団に「私はずっと長い間(小沢氏と)一緒だったので、(出馬しないと)想像している」と指摘した。
 首相側は警戒を強めている。首相は19日夜、首相官邸で記者団に小沢氏の研修会出席について問われたが「きちんとした時点で言うので待ってほしい」と言及を避けた。枝野幸男幹事長も視察先の福井市で「どこの議員がどういう考えで参加しているのかまったく知らない」と不快感をにじませた。菅氏のグ ループの衆院議員は「もし小沢氏が出馬したら党の分裂含みになる」と動揺を隠さなかった。【朝日弘行、念佛明奈】(毎日新聞) ≫

(転載貼り付け終了)