「「日本一新運動」の原点(1)」

投稿日:2010/06/28 07:24

「平野貞夫の『永田町漂流記』」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010年6月27日 10:24
「「日本一新運動」の原点(1)」

 「日本一新の会」の発足を呼びかけたところ、想定を超える申し入れをいただいた。この感動を日本の政治に有効に活かしていきたい。

 これからのご協力とご叱正をお願いする。

■「日本一新運動」の原点(1)

 『日本改造計画』(小沢一郎著・1993年5月)を、改めて読んでみた。人間の「生き方」について重要な記述がある。

 「人類は、人間による自然支配という西洋的価値観から、人間は自然の一部であるという東洋的価値観への転換を迫られている。東洋的価値観、とくに古代日本の縄文時代においては、人間はまったく自然と共生していた。人間が自然を支配するのではなく、自然によって生かされていた。」

 この小沢氏の発想・感性が「日本一新運動」の原点である。日本の政治家で「共生」という言葉を使ったのは、私の知る限りではこれが初めてだと思う。1993年5月といえば、小沢氏は自民党幹事長を辞めて二年目、幹事長時代の苦悩の体験を生かすため、『日本改造計画』を世に出した。その思想の根っ子に、「個人の自立による真の民主主義の確立」と並んで「共生」という発想があった。

 小沢氏は2006年4月、民主党代表選で「小泉政治は自由と身勝手を混同した結果、弱肉強食の格差社会という妖怪を生み出してしまいました。本当の自由とは誰もが共に生きていける『共生』の理念が前提であり、それを保証する規律と責任を伴うものであります。その『共生』のルールが公正なのであります」と述べた。

 この理念は、自由党時代の『日本再興へのシナリオ』を起点に、『日本一新11基本法案』を発展させたものである。これが2007年7月の参議院選挙を勝利させた"国民の生活が第一"の真言となり、2009年8月の衆議院選挙で民主党が政権交代を実現した原点である。

 菅政権になったとたんに「国民の生活が第一」という真言は消えた。そして政策も政治手法も「小泉・竹中時代」を連想させ、歴史を逆流させる事態となった。政権交代を求めた国民の生活を漂流させないため、民主党は徹底した理念と基本政策の議論が必要である。

 日本一新運動は、現代情報化社会の時代性を加味して、日本一新基本政策を深化させる試みであり、皆さんもその隊列に加わって頂きたい。

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■日本一新の会事務局からのお礼とお願い

 「日本一新の会」に多数のお申し込みを頂き、心より御礼申し上げます。

 また、思いがけず多数の皆様からカンパを頂きました。当会運営の為の資金として大切に使わせて頂きます。

 現状は、皆様のご協力・拡散のお蔭もあり、事務局は新規登録に追われており、うれしい悲鳴をあげております。したがいまして、カンパを頂いた方々、拡散にご協力いただきました皆様お一人おひとりにお礼をもうしあげることが適いません。この場を借りて御礼申し上げます。

 当会は緊急的に立ち上げた為、専用システムもなく、セキュリティーも万全でないことから、お預かりした情報から、メールアドレス以外の個人情報(住所・氏名・電話番号等)は削除しておりますのでご安心ください。

 もちろん、皆様方からお預りしたコメントは平野貞夫が全て目を通します。

 今後とも、当会の発展の為に皆様のご助力を賜りたく、よろしくお願いいたします。

 「メルマガ・日本一新」配信の登録・解除は、 nipponissin@gmail.com までお願いいたします。

 お蔭様で上記アドレスは、入会依頼が殺到しております。

 ご意見等のアドレスは、後日別に設定いたしますので、暫くは配信登録に限らせて頂きますので、 何卒ご協力をお願いいたします。

(転載貼り付け終了)