「「小沢さんの敗北は直接民主制の祝砲」 by インナーマザー」

投稿日:2010/09/16 07:26

「日々坦々」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010/09/15(水) 12:38
「「小沢さんの敗北は直接民主制の祝砲」 by インナーマザー」

また、インナーマザー様のコメントを転載させていただきます。

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小沢さんの敗北は直接民主制の祝砲

10年前と比べて、思考する世論の階層が増えて来ました。小沢さんは代表戦で負けましたが、眠っていた国民を目覚めさせました。
私は小沢さんに感謝しています。討ち死にした小沢さんの理想を国民として引き継ぎます。
官報複合体との戦いは、代議制では限界があることを小沢さんは教えてくれたのです。
私は今、官僚機構の弱点を思索しています。そのヒントが「村木裁判」の村木厚子さんにあると思っています。
村木氏という官僚のおかげで、検察官という官僚の特信性が崩れました。
村木氏の冤罪が可視化したのですから、村木氏の希望通りに職場復帰出来ることを心から祈っています。
そして、職場復帰したらしっかりと部下の監督責任を取って欲しいと願っています。
部下の単独犯行だったのですから、村木氏の共犯関係はなくなりました。これで堂々と上司としての監督責任を取れるわけです。
役所で部下が証明書を偽造する犯罪を犯したら、上司の監督責任は重大です。これは冤罪とは別の問題です。
村木氏は冤罪被害を受けたのですから検察は償わねばなりませんし、村木氏が奪われた名誉と時間を回復させねばなりません。しかし不正を見逃した上司としての監督責任は別です。相殺される問題ではありません。ここに官僚機構のトリックがあるのです。
この視点から類比的に考えると、小沢さんの敗北責任と国民が引き継いだ責任は別です。
小沢さんは討ち死にすることで見事に責任を取ってくれました。小沢さんがアシストしたボールは思考する国民の心に届きました。次は国民の責任です。情報操作、恫喝、買収、スキャンダルリーク、閉ざされた夜中のサポーター開票作業、機密費の目的外使用などが横行する我が国の代議制には限界があることが分ったので、直接民主制に重心を移して国民は責任を取るステージに入ったということだと思います。
直接民主制とは国民が一人ひとり自分の領域で行動を起こすということです。
職場で、学校で、飲み屋で、家庭で、サークルで、街頭で、電車の中でさえ出来ることはあります。
人間が体が楽器です。表現は無限です。つながりは見えない世界に至ります。
いま、じっくり思索しています。

(転載貼り付け終了)