「≪日本人は今も昔も「情報」を空気や水のようにタダ同然と思い込んでいる≫ by 板垣英憲氏」

投稿日:2010/08/06 17:17

「心に青雲」から貼り付けます。

(転載貼り付け開始)

2010/08/06(金) 08:47
「≪日本人は今も昔も「情報」を空気や水のようにタダ同然と思い込んでいる≫ by 板垣英憲氏」

板垣英憲氏のブログ「マスコミに出ない政治経済の裏話」が話題になっている。

小沢一郎・マイケルグリーン会談の記事より俄然、ネット上で話題になり、兜町でウワサになっていると日刊ゲンダイも記事にして、阿修羅掲示板でも取り上げられた。

以前本ブログ7/26エントリー≪板垣英憲氏のブログに書かれた衝撃的情報をどのように理解すべきなのか?≫で感性から判断した場合はありえる話である、と書いたがトンデモ話の一つであるようなニュアンスになっていた。

最新の板垣氏のブログ記事≪「米国の原爆」情報をガセネタ扱いして敗れたDNAを、いまの日本人の大半が引き継いでいる≫
を読んで多いに考えさせられた。

この中で板垣氏はご自身の身内や周りでの原爆体験を告白して、

≪私はこのごろ、こんな辛い話は、思い出したくない。まてや、戦争も知らない世代が、次の世代にいくら口で話しても、本当のことは伝えられない。≫

と、書いている。

また

≪日本人は、今も昔も、「情報」を空気や水のようにタダ同然と思い込んでいる。「安全保障」も然り。≫

確かに。

原爆の情報を大本営が聞いていたとして

≪アメリカが原爆を開発し、ネバダの砂漠で核実験を済ませて、それを日本の数箇所の都市に投下する計画を進めているという極秘情報をスペインの情報機関が、大本営に伝えてきていたのに、これを無視し、結局、多くの被爆者を出してしまった。≫

≪苦労して送ってきた機密情報を一瞥することもなく、ガセネタかゴミ扱いしたのである。まさに猫に小判であった。このどうしようもないDNAを、日本人の大半がいまも引き継いでいる体質を、今日の日本人の多くが引き継いでいるのであるから、如何ともし難い。≫

かなり耳が痛くなってきた。最後に

≪孫子・用間篇第13に曰く「明君賢将の動きて人に勝ち、成功、衆に出ずる所以のものは、先知なり」(立派なリーダーが、戦いに勝てるのは、敵に先んじて敵情をさぐり出すからである)「先知は、鬼神に取るべからず、事に象(かた)どるべからず、度に験(けみ)すべからず。必ず人に取りて敵の情を知るものなり」(「情報」は、人によって得るものであり、神仏に頼ったり、占いに頼ったりしてはならない)しかし、折角、重要情報に接していながら、我見にとらわれて、おまけに疑い深く、見れども見えず、聞けども聞こえずの輩は、度し難い。≫

自分自身が言われているような気がして、考えさせられ反省させられる点が多かった。

(転載貼り付け終了)