<新刊>トランプは世界をどう変えるか? (朝日新書)

1094 投稿日:2016/12/26 04:32

<参考> 副島隆彦著作への 記述あり

トランプは世界をどう変えるか? 「デモクラシー」の逆襲
(朝日新書) – 2016/12/26
エマニュエル・トッド (著), 佐藤優 (著)
内容紹介
トランプ大統領誕生で世界は、日本はどう変わるか?
米・中・露の覇権は?
世界経済は好転するか、保護主義で恐慌に突入か?
日本は自主防衛できるか?
戦争のリスクは増大するか?
──反グローバリズムの奔流と新しい世界秩序を最強論客が読み解く!

【主な内容】
米大統領選開票結果

●民主主義がトランプを選んだ――エマニュエル・トッド
起きて当然のことが起きた
トランプ現象を恐れることはない
自由貿易への異議申し立て
現実を見ないでおこうとしたエリートたち
「プロレタリア」に選ばれたトランプ
白人のための民主主義
体制順応ではないエリートが必要
教育という大きな不平等
人々の不安や意思の表明はポピュリズムではない
米大統領は王様ではない

<資料>トランプ氏 共和党候補指名受諾演説

●「トランプ現象」の世界的影響、そして日本は――佐藤優
1.インテリジェンスで見る「トランプ当選」の実相
「もう外務省の説明は聞きたくない」
判断を誤らせた理由
キッシンジャーとの面談
かつてない「異変」が起きていた
マルクスの呪縛からの自由
ウォール街の金融資本、大手マスメディア、大手IT企業
下層白人の利益を最大化
情報空間の二重バイアス
「トランプはとんでもない人間だ」
過激な発言の骨格
トランプが60代男性に送ったアドバイス
江戸時代の石田梅岩、二宮尊徳

2.「トランプ以後」のアメリカを見極める三つのポイント
孤立主義からの転換とニーバーの思想
グローバリズムにおける自由と平等
デモクラシー社会の脆弱性
個人と社会の矛盾は解消できるか
「光の子」と「闇の子」
ナチズムの勃興
自己と他者との摩擦
「蛇のように賢く、鳩のように素直に」
デモクラシーのための戦争
トランプから見えるアメリカの精神風景
オバマとトランプの連続性
安倍首相の会談と日米同盟
FBIとメール問題
再考機密の極秘扱い
想定外の捜査妨害
4千人のポストが入れ替わる
北方領土交渉が進む可能性
日米同盟の見直し――尖閣諸島と沖縄
マッカーシズムとポピュリズム
その名は、ロイ・コーン
トランプの公私にわたるメンター
ホラがホラではなくなる
「不安」が生み出すアメリカの敵
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登録情報
新書: 173ページ
出版社: 朝日新聞出版 (2016/12/26)
言語: 日本語
ISBN-10: 4022736992
ISBN-13: 978-4022736994
発売日: 2016/12/26