第2次トランプ政権期の外交における今後の動向を予測する。

かたせ2号 投稿日:2025/03/07 09:02

第2次トランプ政権期の外交における今後の動向を予測する。

各位
かたせ2号です。
第2次トランプ政権期の外交の今後の動向について、以下の通り、予測を発表しておきます。

結論を一言でいうと
「1941年12月の真珠湾攻撃以来、現実的な外交の意思決定として効力を持ち得なかった、
『アイソレイショニズム(アメリカ国内問題優先主義)』が、約80年ぶりに『復活』する」。

1. ウクライナ
以下が実現します。ただし(1)(2)の順序の前後は、わからない。
(1) ウクライナとロシアとの戦争における停戦が実現する。
(2) ゼレンスキー大統領が退陣し、ウクライナで大統領選挙が実施される。
(3) (1)(2)は、欧州にとっては敗戦。この「敗戦処理」をフランスの大統領が主導する。

2. ドイツ、日本
ドイツ、日本に駐留する米軍の撤退が、本格的な交渉テーマとなっていく。
(ただし、米軍撤退の「完了」までが、第2次トランプ政権で実現できるかどうかは、わかりません。)
ちなみに、駐留する米軍兵士の数では、世界において、ドイツと日本が圧倒しています。知ってましたか?

3. 補足
日本人の一人として、私がずっと気にしていることがあります。
それは「統一教会」のこと。
2025年2月28日、トランプとバンスの挑発に乗せられたゼレンスキーが、
まんまと「交渉決裂」にもっていかれてしまった。
この「交渉決裂」でアタマを抱えたのは、ウクライナ政府関係者の他に、
「統一教会」もいたのではなかろうか?
「統一教会」なんてものは、戦後世界でのアメリカ・グローバリズムの隆盛に伴なって咲き誇った徒花(あだはな)にしか過ぎませんから。
グローバリズムの退潮に伴って、戦後の日本で半世紀近く咲き誇った毒花「統一教会」が、いよいよ「しおれるトキ」を迎えます。

さあ、日本人たちよ。
「熟田津(にきたつ)に船乗りせむと 月待てば 潮(しお)もかなひぬ 今は漕(こ)ぎ出でな」
(熱田津に船出をしようとして月ごろを待っていると、潮流もちょうどよくなった。今こそ漕ぎ出そう。) (額田王/ぬかたのおほきみ)

ここまで言語化ができれば、当分、思い残すことはありません。
2025年中の投稿は、これで本当におしまいとします。
しつこくてすみませんでした。
それではごきげんよう。

(補足)
トランプが見据える先がホの見える動画を以下に紹介しておきます。

トランプ氏が日米安保で「日本がアメリカを防衛する義務ない」に不公平との認識示す(2025年3月7日、本日)

トランプ氏が日米安保で「日本がアメリカを防衛する義務ない」に不公平との認識示す(2025年3月7日、本日)

(文字起こし開始)
アメリカのトランプ大統領は、日米安保条約では日本がアメリカを防衛する義務はないとして不公平だという認識を示しました。

トランプ大統領
「私は日本を愛しているし、日本とは素晴らしい関係を築いている。しかし、日本とは興味深い取り決めがあり、アメリカは日本を守らなければならないのに、日本がアメリカを守る義務はないのだ」

トランプ大統領は2025年3月6日、ホワイトハウスで記者団に対し、NATO(北大西洋条約機構)の加盟国が防衛費を十分に負担しない場合、アメリカはヨーロッパを守るつもりはないという認識を改めて示しました。
 そのうえで、「アメリカには日本を防衛する義務があるのに、日本はアメリカを防衛する義務はない」「誰がこんな取引を結んだのか尋ねた」と述べました。
日米安全保障条約はアメリカに日本の防衛義務を定める一方、日本はアメリカ軍に基地を提供することを定めています。
(文字起こし終わり)

かたせ2号です。
この場を借りて、日本人の一員である私が、トランプの質問に回答しておこう。
トランプ 「誰がこんな取引(日米安保条約)を結んだのか?」
私           「一番、有名なのが岸信介という首相だよ。トランプよ、おまえ、この答えをわかっているのに、わからないフリして、ワザとこの質問をしているだろ?  (大笑)」

以上